JPH02168859A - スイッチング装置およびインバータ - Google Patents

スイッチング装置およびインバータ

Info

Publication number
JPH02168859A
JPH02168859A JP1019954A JP1995489A JPH02168859A JP H02168859 A JPH02168859 A JP H02168859A JP 1019954 A JP1019954 A JP 1019954A JP 1995489 A JP1995489 A JP 1995489A JP H02168859 A JPH02168859 A JP H02168859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
resistor
current
turned
bipolar transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1019954A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2615965B2 (ja
Inventor
Tsutomu Kakiya
勉 垣谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Publication of JPH02168859A publication Critical patent/JPH02168859A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2615965B2 publication Critical patent/JP2615965B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はたどえば放電灯点灯装置に用いるスイッチング
装置およびインバータに関する。
(従来の技術) 従来の、この種のスイッチング装置としては、たとえば
特開昭60−2364.98号公報記載の構成が知られ
ている。
これは、バイポーラトランジスタおよび電界効果トラン
ジスタをカスコード接続してスイッチング素子とし、こ
れらスイッチング素子の駆動のために変流器を設け、そ
して、この変流器で駆動してバイポーラトランジスタお
よび電界効果トランジスタを同時にオン・オフして発振
制御を行なうものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、バイポーラトランジスタがオフする際に
コレクタおにびベースに過大な引き抜き電流が流れ、大
ぎなスイッチング・ロスとなる。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、スイッチ
ング・ロスの低減を図ることができるスイッチング装置
およびインバータを提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 請求項1の発明は、バイポーラトランジスタおよび電界
効果トランジスタがカスコード接続されたスイッチング
装置において、電界効果トランジスタのオフよりバイポ
ーラトランジスタのオフを早くするものである。
請求項2のインバータは、請求項1のスイッチング装置
を備えたものである。
(作用) 請求項1のスイッチング装置は、バイポーラトランジス
タおにび電界効果1−ランジスタをオフするときに、電
界効果トランジスタをオフするより前にバイポーラ1ヘ
ランジスタを特徴する請求項2のインバータは、請求項
1のスイッチング装置を用いて、直流を交流に変換する
ものである。
(実施例) 以下、本発明のスイッチング装置を用いた−6式インバ
ータによる放電灯点灯回路を図面を参照して説明する。
第1図において、1は商用交流電源で、この商用交流電
源1には整流回路2が接続され、この整流回路2の直流
出力端間には平滑用の]ンデンザ3が接続されている。
また、整流回路2の直流出力端にはバイアス抵抗4およ
びコンテン4ノ5が直列に接続され、このコンデンサ5
には並列にツェナダイオード6が接続されている。これ
らバイアス抵抗4、コンデンサ5およびツェナダイオー
ド6の接続点には、並列に接続された抵抗7おにびダイ
オード8のカソードが接続され、このダイオード9を介
して変流器10の一次巻線に接続され、この−次巻線の
両端にはトランジスタ11のコレクタおJ:び1ミツタ
がそれぞれ接続され、このコレクタは抵抗12を介して
整流回路2の負出力端に接続されでいる。
また、整流回路2と共通接地で直流電源13が接続され
ており、この直流電源13の正負極間にはそれぞれたと
えばテキサス・インスツルメンツ社製タイマIC,型式
TA 7555を用いた第1および第2の発振制御部1
4.15の電源端子が接続されて、lI3す、第1の発
振制御部14は電圧・周波数(V−F)変換機能を有し
、第2の発振制御部15は第1発振制御部14よりある
時間の遅れを持つて出力するようになっている。さらに
、第1の発振制御部14は第2の発振制御部15および
前記トランジスタ11のベースに接続されている。
そうして、これら電源および制御用の回路には、−6式
インバータによる放電灯点灯回路16が接続されている
。この放電灯点灯回路16は整流回路2の直流出力端間
に鉄心入りのコイル17、変流器10の二次巻線、逆流
防止用のダイオード18、バイポーラトランジスター9
のエミッタ・コレクタおよびMOS型の電界効果トラン
ジスタ2oのドレイン・ソースが接続され、ずなわちバ
イポーラトランジスタ19および電解効果トランジスタ
2oがカスコード接続されている。そして、バイポーラ
トランジスタ19のベースは、抵抗7、ダイオード8お
よびダイオード9の接続点に接続され、電界効果トラン
ジスタ20のゲートは第2の発振制御部15に接続され
ている。また、コイル17および整流回路2の正側の直
流出力端の接続部にはコンデンサ21の一端が接続され
、このコンデンサ21の他端はコイル17の中間部に接
続されている。このコイル17の両端は鉄心入りのりア
クドル22を介して、たどえば螢光灯などの放電灯23
のそれぞれのフィラメントが接続され、さらに、この放
電灯23の両フィラメン1−間にはコンデンサ24が接
続されている。
また、変流器10の二次巻線およびダイオード18の接
続点と整流回路2の負側の直流出力端との間には直列に
接続された帰還用のダイオード25および抵抗26が接
続され、ダイオード25ど抵抗26の接続点は第1の発
振制御部14に接続されている。
次に上記実施例の動作について説明づる。
まず、バイポーラトランジスター9おにび電界効果トラ
ンジスタ20をオンにするに際しては、最初に第1の発
振制御部14にハイレベル出力させ、トランジスタ11
のベース電流を停止し、このトランジスタ11をオフし
、一定時開運れて第2の発振制御部15にハイレベル出
力させ電界効果トランジスタ20のゲートに電圧を印加
することにより、バイポーラトランジスタ19d3よび
電界効果]・ランジスタ20をオンする。なお、バイポ
ーラトランジスタ19はバイアス抵抗4を介してバイア
スされているが、ベース電流が不足であるとともに、電
界効果トランジスタ20のオフ時にはコレクタ電流が流
れないので、電界効果1ヘランジスタ20がオンするま
で、バイポーラトランジスタ19はオンしない。
バイポーラトランジスタ19および電界効果トランジス
タ20がオンすると、整流回路2から、コイル11およ
びコンデンサ21、変流器10、ダイオード18、バイ
ポーラトランジスタ19および電界効果トランジスタ2
0の経路で電流が流れる。このとぎ、変流器10の一次
巻線に誘起される電流がバイポーラトランジスタ19の
ベース電流として流れ、バイボラトランジスタ19のコ
レクタ電流が対応した適正なベース電流が供給される。
次に、バイポーラトランジスタ19および電界効果l・
ランジスタ20をオフするときは、まず、第1の発振制
御部14の出力をローレベルとしてトランジスタ11に
ベース電流を与え、1−ランジスタ11をオンして、バ
イポーラトランジスタ19のベース電流をバイパスする
ことにJ:リバイボーラトランジスタ19をオフする。
次に、第2の発振制御部15の出力がローレベルになる
ことにより電界効果トランジスタ20がオフされる。そ
して、これらバイポーラトランジスタ19および電界効
果トランジスタ20がオフすることにより、コンデンサ
24およびリアクトル22等が共振する。
このように、バイポーラトランジスタ19および電界効
果トランジスタ20のオン・オフを繰り返すことにより
発振し、交流波形を形成し、放電灯23を点灯する。
また、抵抗26にて帰還用のダイオードに流れる電流を
電圧値どして検出し、この検出された電圧値に応じて、
第1の発振制御部14の出力周波数を制御し、インバー
タの出力を一定に保つ。
上記実施例によれば、第2図に示すように、本発明(2
)は従来例(ハ)に比較し、コレクタ・エミッタ間に同
じ電圧(Vo−を印加した場合でもコレクタ電流(Ic
)およびベース電流(IB>の弓ぎ抜ぎ電流(α) (
β)を抑制できるので、スイッチング・ロスを少なくす
ることができる。ざらに、高耐圧のバイポーラトランジ
スタ19おJ:び低耐圧の電界効果トランジスタ20を
使用することにより、高耐圧のMOS型の電界効果トラ
ンジスタを1つ使用する場合にりもスイッチング素子に
よる損失を少なくすることができる。
また、上記実施例では、発振制御部14.15等と電源
として直流電源13を用いたが、直流電源13に代えて
インバータの入力電圧を印加することができる。
次に他の実施例を第3図を参照して説明する。
なお、第1図に示す実施例と対応する部分には同一符号
を付して説明する。
この回路は、交流電源1の両端間に、整流回路2の交流
入力端が接続され、直流出力端には、平滑用の電解コン
デンサ3が接続され、さらに、整流回路2および電解コ
ンデンサ3の負側と負極を共通電位とした直流電源13
.13が接続され、これら直流電源13.13には、そ
れぞれ第1の発振制御部14および第2の発振制御部1
5が接続されている。
第1の発振制御部14は、直流電源13の両端間に可変
抵抗31、抵抗32およびコンデンサ33が直列に接続
されるとともに、抵抗34、抵抗35および抵抗36が
直列に接続され、また、直流電源13の正側の出力端が
、フリップフロップ回路37の反転回路を有する入力端
子に接続されている。そして、このノリツブフロップ回
路37のリセット端子にはオペアンプ38の出力端が接
続され、このオペアンプ38の一方の入力端子は抵抗3
2どコンデンサ−33との接続点に、反転回路を有する
使方の入力端子が抵抗34と抵抗35との接続点に接続
され、また、フリップフロップ回路37のレット端子に
はオペアンプ39の出力端子が接続され、このオペアン
プ39の一方の入力端子は抵抗35と抵抗36の接続点
に接続され、さらに、フリップフロップ37の反転側の
出力端子はオペアンプ40の反転回路を有する入力端子
に接続される。また、抵抗32の接続点と直流電源13
の負極との間には、トランジスタ41の]レクタ・エミ
ッタが接続されている。なa3、これら抵抗34、抵抗
35、抵抗36、フリップフロップ37、オペアンプ3
8、オペアンプ39およびAペアンプ40は、たとえば
テキサス・インスツルメンツ社製のタイマIC42、型
式TA7555にて形成されている、。
また、このタイマIC42にはコンデンサ43が接続さ
れ、オペアンプ40の出力端はベース・コレクタ間に抵
抗44が接続されたトランジスタ45が接続され、この
トランジスタ45のコレクタは直流電源13の負極に接
続されている。さらに、直流電源13の正極は抵抗46
を介して、ベース・]コレクタにバイアス抵抗47を有
するトランジスタ48のコレクタが接続されている。
また、第2の発振制御部15は、直流電源13の両端間
に、直列に接続された抵抗51、抵抗52および抵抗5
3と、直列に接続された抵抗54および抵抗55とが並
列に接続されている。そして、抵抗52J3よび抵抗5
3の接続点にトランジスタ56のベースが接続され、こ
のトランジスタ56のコレクタはベース・]コレクタが
短絡されたトランジスタ57のコレクタ・エミッタを介
して直流電源13の正極に、エミッタは抵抗58を介し
て、直流電源13の負極に接続されている。また、抵抗
54および抵抗55の接続点にはトランジスタ59のベ
ースが接続され、このトランジスタ59のコレクタは直
流電源13の正極に、エミッタは、抵抗58おにびトラ
ンジスタのエミッタの接続点に接続されている。さらに
、トランジスタ57のベースにトランジスタ60のベー
スが接続され、このトランジスタ60のエミッタは直流
電源13の正極に、コレクタは直列に接続されたダイオ
ード61およびコンデンサ62を介して直流電源13の
負極に接続され、ダイオード61には、直列に接続され
た抵抗63および可変抵抗64が接続されている。また
、可変抵抗64およびダイオード61の接続点には、2
つのダイオー−ドロ5.66を介してトランジスタ67
のエミッタが接続され、このトランジスタロ7のベース
は抵抗68を介して直流電源13の正極に、コレクタは
抵抗69を介して1ヘランジスタ70のベースに接続さ
れ、このトランジスタ70の]レクタは抵抗71を介し
てトランジスタ67のベースに接続されている。さらに
、直流電源13の両端間には抵抗72、抵抗73および
抵抗74が直列に接続され抵抗72および抵抗73の接
続点にオペアンプ75の反転回路を有する一方の入力端
子が接続され、このオペアンプ75の他方の入力端子は
ダイオード61およびコンデンサ62の接続点に接続さ
れ、また、抵抗13および抵抗74の接続点には、オペ
アンプ76の一方の入力端子が接続され、このオペアン
プ76の反転回路を有する他方の入力端子はダイオード
61およびコンデンサ62の接続点に接続されている。
そして、オペアンプ15の出力端子はフリップフロップ
回路77のリセット端子に、オペアンプ76の出力端子
はフリップフロップ回路77のセット端子に接続され、
このフリップフロップ回路77の反転出力端子は、オペ
アンプ18の反転回路を有づる入力端子に接続されると
ともに、直流電源13の負極に接続されており、トラン
ジスタ60の」レクタおにびダイオード61の接続点と
直流電源13の負極との間にはトランジスタ79のコレ
クタ・エミッタが接続されている。また、オペアンプ7
6の他方の入力端子は、オペアンプ75の他方の入力端
子に接続されている。なお、抵抗72、抵抗73、抵抗
74、オペアンプ15、オペアンプ76、フリップフロ
ップ回路77、オペアンプ78おJ:びトランジスタ7
9は、たとえばテキ勺ス・インスツルメンツ社製のタイ
マIC80、型式T△7555にて形成されている。
さらに、整流回路2の直流用ツノ端間には、コンデンサ
21、ダイオード18、バイポーラトランジスタ19の
コレクタ・エミッタ、電界効果トランジスタ20のドレ
イン・ソースが接続され、すなわちバイポーラトランジ
スタ19および電解効果トランジスタ20がカスコード
接続されている。ぞして、トランジスタ19のベースに
は、トランジスタ48のエミッタに接続されたダイオー
ド9が接続されるとともに、整流回路2の負極に直列に
接続された抵抗7おにびツェナダイオード6が接続され
、抵抗7はダイオード8を並列に有し、ツェナダイオー
ド6はコンデンサ5を並列に有している。また、電界効
果i〜ランジスタ20のゲートは抵抗81を介してオペ
アンプ78の出力端子に接続されている。ざらに、コン
デンサ21およびダイオード18の接続点からは直列に
接続されたダイオード25および抵抗26を介して整流
回路2の負側の直流出力端に接続され、ダイオード25
および抵抗26の接続点は、1ヘランジスタ70のエミ
ッタに接続されている。
また、整流回路2の直流出力端には、コイル17の一端
が接続され、このコイル11の一端とりアクドル22を
介した他端とにはそれぞれ放電灯23のフィラメントが
接続され、これらフイラメン]・の間にはコンデンサ2
4が接続され、さらに、コイル11の中間タップにはコ
ンデンサ21およびダイオード18の接続点に接続され
ている。
次に上記第3図に示す実施例の動作について説明する。
バイポーラトランジスタ19および電界効果トランジス
タ20をオンにりるに際しては、タイマIC42のオペ
アンプ40にハイレベル出力させ、トランジスタ45に
ベース電流を与えずトランジスタ45をオフし、トラン
ジスタ48にバイアス抵抗47を介してベース電流を供
給し、トランジスタ48のオン状態を保ち、最初に第1
の発振制御部14にハイレベル出力させ、トランジスタ
19にベース電流を供給し、一定時開運れてタイマIC
80のオペアンプ78にハイレベル出力させ第2の発振
制御部15にハイレベル出力させ電界効果トランジスタ
20のゲートに電圧を印加することにより、バイポーラ
トランジスタ19および電界効果トランジスタ20をオ
ンする。なお、バイポーラトランジスタ19は、電界効
果トランジスタ20のオフ時にはコレクタ電流が流れな
いので、電界効果トランジスタ20がオンするまで、バ
イポーラトランジスタ19はオンしない。
このように、バイポーラトランジスタ19および電界効
果トランジスタ20がオンすると、整流回路2から、コ
イル17および]ンデンザ21、ダイオード18、バイ
ポーラトランジスタ19および電界効果トランジスタ2
0の経路で電流が流れる。
次に、バイポーラトランジスタ19おにび電界効果トラ
ンジスタ20をオフするときは、まず、タイマIC42
のオペアンプ40にローレベル出力させ、トランジスタ
45にベース電流を与えてトランジスタ45をオンし、
トランジスタ48のベース電流をバイパスして、トラン
ジスタ48をオフし、第1の発振制御部14の出力をロ
ーレベルとして、バイボーラトランジスタ19のベース
電流をオフすることによりバイポーラトランジスタ19
をオフする。次に、タイマIC80のオペアンプ18の
出力をローレベルとして第2の発振制御部15の出力が
ローレベルにすることにより電界効果トランジスタ20
のゲート電圧が失われ、電界効果トランジスタ20がオ
フする。
このように、バイポーラトランジスタ19a3よび電界
効果トランジスタ20のオン・オフを繰り返すことによ
り発振し、交流波形を形成し、放電灯23を点灯する。
上記実施例によれば、バイポーラトランジスタ19およ
び電界効果トランジスタ20を駆動するl〔めの変流器
を設けていないので、装置全体の小型化が図れるととも
に、安価に形成でき、ざらに、高周波化を図ることがで
きる。
次に、第4図に示す回路は、第3図に示す回路の簡易回
路で、スイッチング・ロスについて考える。
この回路は、第1の発振制御部14のトランジスタ48
を、機械的スイッチ82に置き換え、第2の発振制御部
1!1を除去したものであり、バイポーラトランジスタ
19には、28C2535−0、電界効果トランジスタ
20には28に673を用いている。
そして、スイッチ82をオン・オフして、第5図に示す
にうに、バイポーラトランジスタ190ベースに供給す
る電流を制御する。したがって、バイポーラトランジス
タ190ベース電流を遮断Jるタイミングは任意に設定
できる。なお、τはバイポーラトランジスタ19のベー
ス電流の遮断のタイミングと、コレクタ電流の遮断のタ
イミング(電界効果トランジスタ20のグー1へ電圧が
Oとなるタイミング)どの差を表わす。
まず、バイポーラトランジスタ19のベース電流の遮断
のタイミングとコレクタ電流の遮断のタイミングが等し
いτ−〇の場合のスイッチング・ロスおよびバイポーラ
トランジスタ19の温度上昇について考える。
第6図は、エミッタ接地直流増幅率り1.の異なる3つ
のバイポーラトランジスタの、ベース電流を変化させた
場合のバイポーラトランジスタの湿度上昇を示すもので
ある。この場合、ベース電流が小さいと、ドライブ不足
が生じコレクタ・エミッタ間電圧V。Eが高くなり損失
が増加して、バイポーラトランジスタの温度が上昇する
。特に、エミッタ接地直流電流増幅率hFEが小ざくな
る程、顕著な傾向を示す。反対に、ベース電流を大きく
すると、ドライブ不足によるスイッチング・ロスは低減
するものの、第7図(ハ)に示ずように]レクタ電流I
Cのターン・オフ時のテール電流Itが第7図(9)に
示すベース電流が小ざいときに比べて大きくなり、ゾー
ル電流■tによる損失でバイボラトランジスタの温度上
昇が生ずる。
したがって、以上の結果より、ベース電流を0.21〜
0.24 AO−11の範囲に設定ずれば、エミッタ接
地直流電流増幅率hFIEのばらつき(h、E−15〜
30)を考慮しても、バイポーラトランジスタの温度上
昇を14℃以下に抑制することができる。
1 つ 次にバイポーラトランジスタのベース電流I8の遮断の
タイミングより、コレクタ電流1cの遮断のタイミング
を早クツ゛る場合について考える。
第8図ないし第11図は、それぞれ異なるベース電流1
Bの条件下で、エミッタ接地直流電流増幅率hFEの異
なるバイポーラトランジスタのベス電流1)3およびコ
レクタ電流1cの遮断のタイミングの差τと、温庇上R
との関係を表わすグラフである。そして、第8図はベー
ス電流IB=0.16 Ao−p 、第9図はベース電
流In = 0.21△0−p、第10図はベース電流
1rl= 0.211Ao−p、第11図はベース電流
Is = 0.30A o−pの場合である。第8図で
は、エミッタ接地直流電流増幅率h 11= 30では
、温度上昇を抑えることができるものの、エミッタ接地
直流電流増幅率り、1=15ではドライブ不足のためタ
イミング差τが大きくなるに従って急激に温度上昇値が
大きくなる。反対に、第11図に示づ゛ように、ベース
電流IBを大きく覆ると、コレクタ電流1cのゾール電
流Itによる損失で、温度上昇値が人ぎくなる。ところ
が、ベース電流IBを遮断するタイミングをコレクタ電
流1cを遮断するタイミングより早くすれば、バイポー
ラ1−ランジスタ19のベースに蓄積される過剰な電荷
が低減されるため、コレクタ電流lcのテール電流It
を小さくでき、損失による温度上昇を抑制できる。
たとえば、第10図に示すように、ベース電流Is =
 0.24 AO−pのときは、タイミング差τ−2〜
4Jisに設定すればいずれの場合もバイポーラトラン
ジスタ19の温度上昇を動作に悪影響を与えない12℃
以下にすることができる。
上述のタイミング差τで、電界効果トランジスタ20を
オフするよりバイポーラトランジスタ20のオフを早く
すれば、バイポーラトランジスタ19のエミッタ接地直
流増幅率hFEのばらつきにかかわらず、バイポーラト
ランジスタ19の損失による温度の増大を極力抑えるこ
とができる。
さらに、上記いずれの実施例でも一石式インバータに応
用した例を示したが、−6式インパー夕に限らず、バイ
ポーラトランジスタおよび電界効果トランジスタをカス
コード接続したものであれば、適用できる。
〔発明の効果] 本発明によれば、電界効果トランジスタをオフするより
も早く、バイポーラトランジスタをオフすることにより
、バイポーラトランジスタの弓ぎ扱き電流を小ざくでき
るので、スイッチング・ロスを少なくでき、(ffl頼
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図(ロ)
は本発明の第2図に)は従来例の波形図、第3図は他の
実施例を示す回路図、第4図は同上回路の簡易回路図、
第5図は第4図に示す回路の動作波形図、第6図はパイ
ボーラド・ランジスタのベース電流と温度上昇を示すグ
ラフ、第7図はバイポーラトランジスタのターン・オフ
時のベース電流のグラフ、第8図ないし第11図はタイ
ミング差と温度上昇のグラフである。 19・ ・バイポーラトランジスタ、 20・ ・電界 効果トランジスタ。 平成元年1月30日 発 明 者 垣 谷 勉

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バイポーラトランジスタおよび電界効果トランジ
    スタがカスコード接続されたスイッチング装置において
    、 電界効果トランジスタのオフよりバイポーラトランジス
    タのオフを早くすることを特徴とするスイッチング装置
  2. (2)請求項1記載のスイッチング装置を用いたことを
    特徴とするインバータ。
JP1019954A 1988-09-28 1989-01-30 スイッチング装置およびインバータ Expired - Lifetime JP2615965B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-243300 1988-09-28
JP24330088 1988-09-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02168859A true JPH02168859A (ja) 1990-06-28
JP2615965B2 JP2615965B2 (ja) 1997-06-04

Family

ID=17101784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1019954A Expired - Lifetime JP2615965B2 (ja) 1988-09-28 1989-01-30 スイッチング装置およびインバータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2615965B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0589360A2 (de) * 1992-09-22 1994-03-30 Siemens Nixdorf Informationssysteme Aktiengesellschaft Horizontalendstufe einer Ablenkschaltung für die Bildröhre eines Bildschirmgerätes
EP0605925A2 (en) 1993-01-04 1994-07-13 Koninklijke Philips Electronics N.V. Power supply circuit
EP0680135A1 (en) * 1994-04-26 1995-11-02 Whirlpool Europe B.V. Improved integrated magnetic buck converter
JP2007082351A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Toshiba Corp 電力変換装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0589360A2 (de) * 1992-09-22 1994-03-30 Siemens Nixdorf Informationssysteme Aktiengesellschaft Horizontalendstufe einer Ablenkschaltung für die Bildröhre eines Bildschirmgerätes
EP0589360A3 (de) * 1992-09-22 1995-01-04 Siemens Nixdorf Inf Syst Horizontalendstufe einer Ablenkschaltung für die Bildröhre eines Bildschirmgerätes.
EP0605925A2 (en) 1993-01-04 1994-07-13 Koninklijke Philips Electronics N.V. Power supply circuit
EP0605925A3 (en) * 1993-01-04 1995-02-01 Philips Electronics Nv Power supply circuit.
EP0680135A1 (en) * 1994-04-26 1995-11-02 Whirlpool Europe B.V. Improved integrated magnetic buck converter
JP2007082351A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Toshiba Corp 電力変換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2615965B2 (ja) 1997-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2964676A (en) Circuit arrangements for operating low pressure electric discharge lamps
JPS56145775A (en) Switching control type power source circuit
JPH02168859A (ja) スイッチング装置およびインバータ
JP2780177B2 (ja) 放電灯点灯装置
US5109328A (en) Push-pull inverter employing current feedback
US4928037A (en) Protected discharge lamp lighting system
JP3285161B2 (ja) インバータ装置
KR900001690B1 (ko) 형광등용 전자식냉방전 안정기
JP2893466B2 (ja) プッシュプルインバータ
JPH0270271A (ja) 自励インバータの起動回路
SU957368A1 (ru) Устройство дл управлени двухтактным транзисторным ключом
CA1104647A (en) Inverter with coupling transformers
JPH019120Y2 (ja)
KR850001963Y1 (ko) 초고속 순간점등 형광등
JP2893463B2 (ja) プッシュプルインバータ
JPS61273170A (ja) クロツク制御式dc−dcコンバ−タ
JP2000184702A (ja) 電源装置
JPS6330751B2 (ja)
SU565292A1 (ru) Ключевой стабилизатор напр жени посто нного тока
JPH055699Y2 (ja)
JP2706530B2 (ja) 放電灯点灯装置
SU945994A1 (ru) Автоматический выключатель
SU764060A1 (ru) Источник питани цепи накала мощных электровакуумных приборов
JPS627369A (ja) 自励発振式スイツチング高電圧電源装置
JPS58166698A (ja) けい光ランプ点灯装置