JPH02168055A - 摩擦式無段変速装置 - Google Patents

摩擦式無段変速装置

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Publication number
JPH02168055A
JPH02168055A JP32547688A JP32547688A JPH02168055A JP H02168055 A JPH02168055 A JP H02168055A JP 32547688 A JP32547688 A JP 32547688A JP 32547688 A JP32547688 A JP 32547688A JP H02168055 A JPH02168055 A JP H02168055A
Authority
JP
Japan
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rotary body
driven
drive
cone
taper
Prior art date
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Pending
Application number
JP32547688A
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English (en)
Inventor
Makoto Sagata
嵯峨田 信
Kazumi Shinkai
新海 和美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トラクタ等の作業車に用いられる変速装置に
係り、詳しくは、入力軸の周囲に、この入力軸で駆動回
転される複数のテーパーコーンを配置するとともに、こ
のテーパーコーンにわたって軸心方向にシフト可能な出
力用の従動回転体を外接もしくは内接させた摩擦式無段
変速装置に関する。
〔従来の技術] 従来では、例えば特開昭63−9768号公報で示され
るもののように、複数のテーパーコーンはギヤ駆動回転
されているとともに、各テーパーコーンごとに、これら
テーパーコーンをその小径端側に押圧付勢する機構が設
けられていた。
〔発明が解決しようとする課題] 前記従来技術によれば、テーパーコーンの回転軸自体を
ミッションケースに対して回転自在に支持してギヤ駆動
する必要があり、さらに、テーパーコーンをその小径端
側に押圧付勢する機構を各テーパーコーンごとに装備し
、かつ、各回転軸と一体回転するように構成しなければ
ならないので、構造が複雑化しているものであった。
本発明は、上記実情に鑑みて、テーパーコーンの駆動回
転、および押圧付勢に関する構成を工夫することによっ
て構造の簡素化を図ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、冒頭に記載した
摩擦式無段変速装置において、各テーパーコーンは、前
記入力軸に軸心方向にスライド可能、かつ、一体回転す
るように外嵌させた駆動回転体との接触によって夫々摩
擦駆動回転されるとともに、前記テーパーコーンをその
小径端側へ押圧作用するように前記駆動回転体を軸心方
向に付勢する付勢機構を設けてあるものである。
〔作 用〕
上記構成によれば、テーパーコーンを軸支する回転軸は
ミッションケースに固設できるとともに、前記テーパー
コーンを摩擦駆動回転する1個の駆動回転体のみに付勢
機構を設けるだけで、複数のテーパーコーン全部をそれ
らの小径端側へ押圧付勢する作用が生じるようにできる
〔発明の効果〕
従って、テーパーコーンの回転軸をミッションケースに
対して回転できるようにする部品が省けるとともに、テ
ーパーコーンを駆動するのに、駆動回転体とテーパーコ
ーンに各々形成した周面の接触を利用したので、従来で
は必要であった手間のかかるギヤ加工が不要になり、さ
らには、複数のテーパーコーン全てを1ケ所のみの付勢
機構で押圧付勢できるので、例えば、テーパコーンをそ
れぞれ付勢する場合に比べて、各テーパコーンの付勢力
のバラツキが無くなるので、コーンで駆動される従動回
転体がスムーズに回転でき、装置としての安定性が向上
すると共に、構造の簡素化を達成することができ、もっ
て、部品点数の削減による組付能率の向上、コストダウ
ンも可能となった。
〔実施例〕
次に本発明による摩擦式無段変速装置の実施例を図面に
基づいて説明する。
第1図に示すように、エンジン等の動力源からの動力を
受ける入力軸(2)、この入力軸(2)へ一体回転する
ように外嵌されており、付勢機構(A)で付勢される駆
動回転体(3)、この駆動回転体(3)により押圧付勢
力を受けながら摩擦駆動回転される複数のテーパーコー
ン(4)、および、これらテーパーコーン(4)にわた
って軸心方向にシフト可能な出力用の従動回転体(5)
を外接させること等により摩擦式無段変速装置(B)が
構成されている。
前記駆動回転体(3)は、入力軸(2)にスプライン外
嵌された断面略コ字状の回転部材(6) の筒袖部に、
軸心方向へスライド可能に外嵌されているとともに、回
転部材(6)のフランジ部に軸心方向へスライド可能に
内嵌され、前記回転部材(6) との間に油圧室(9)
を構成するピストン部(10)、前記フランジ部先端に
軸心方向へ形成されたギヤ状の駆動部(11)と咬合し
て駆動力を受けるギヤ状の受動部(12)、および、前
記ピストン部(10)と垂直面で接し、かつ、受動部(
12)と連結されるとともに、テーパーコーン(4)と
接触して前記回転部材(6)からの駆動回転をこのテー
パーコーン(4)に伝える摩擦リング部(14)から構
成されている。
前記油圧室(9) は、入力軸(2)内に設けられた圧
油路(15)、そして回転部材(6)の導油孔を通って
供給される圧油が充満して、この圧油の圧力によってピ
ストン部(10)を前記回転部材(6)と離間する軸心
方向へ押圧付勢する付勢機構(A)を構成する。またこ
の油圧室(9)内には圧縮力を受けた状態のスプリング
(17)が回転部材(6)とピストン部(10)間に介
在させてあり、ピストン部、すなわち駆動回転体(3)
を常に軽く押圧付勢するようにしである。前記受動部(
12)は軸心方向のスライドが可能なように、咬合する
ギヤ同志の接触面を軸心(Pυと平行に形成しである。
前記摩擦リング部(14)の、テーパーコーン(4)の
被摩擦駆動面(18)と接触する摩擦駆動面(19)の
軸心(Pl)に対する角度(α)は、外接する従動回転
体(5)との接触面部が入力軸(2)の軸心(Pl)と
平行となるように、その軸心(P2)を傾けて軸支され
るテーパーコーン(4)を小径端側へ押圧するように設
定されている。すなわち、テーパーコーン(4)の軸心
(P2)が入力軸(2)軸心(Pl)となす角度(β)
がβ〉αとなるように設定して、油圧室(9)への圧油
供給による駆動回転体(3)の入力軸(2)軸心方向へ
の押圧付勢作用によって、各テーパーコーン(4)は小
径端側に押圧付勢されながら、前記駆動回転体(3)で
摩擦駆動回転される。
また、前記回転部材(6)のフランジ部には、油圧室(
9)からの圧油を外部へ取り出す小孔(21)が設けて
あり、油圧力及び回転に伴う遠心力によって小径(21
)から噴出した油はテーパーコーン(4)のコーン面の
潤滑、冷却作用を行うものである。
11図に示すように前記テーパーコーン(4)は、ミッ
ションケース(1)に立設された役付形状の軸体(23
)に、ベアリングを介して軸心(P2)回りで回転自在
に嵌め入れである。テーパーコーン(4)は、前述した
押圧付勢力によって、小径端側に押圧付勢されることに
よって、外接する従動回転体(5)との接触を確実なも
のとしている。そして、従動回転体(5)は、シフトフ
ォーク(図外)で、最小径端側から最大径端側(4わた
ってシフトされることによって、この従動回転体(5)
を支持するリングギヤ(26)の回転数を無段変速でき
るようにしてあり、このリングギヤ(26)の変速出力
は、減速機構(C)を介して以降に伝達される。
第1図に示すように、付勢機構(A)の油圧室(9)へ
供給する圧油は、油圧ポンプ(GP)から、ミッション
ケース(1)側壁(27)内の通路(28)、軸体(2
3)の環状溝(29)、ミッションケース(1)の通路
孔(30)、蓋体(31)の油孔(32)を通って、入
力軸軸)の圧油路(15)へ供給されるようになってい
る。
本実施例では付勢機構(A) は油圧を用いたものであ
るが、スプリングの弾性力を利用したものとしても良(
、また、第2図に示すように、テーパーコーン(4)の
軸心(P2)が入力軸(2)の軸心(Pl)となす角度
(β)が、Ii擦擦動動面19)が入力軸(2)の軸心
(P、)となす角度(α)よりも小であり、従動回転体
(5) をテーパーコーン(4)に内接するタイプの摩
擦式無段変速装置でも良いものであって、要するに、各
テーパーコーンは、前記入力軸に軸心方向にスライド可
能、かつ、一体回転するように外嵌させた駆動回転体と
の接触によって夫々摩擦駆動回転されると共に、前記テ
ーパーコーンをその小径端側へ押圧作用するように前記
駆動回転体を軸心方向に付勢する付勢機構を設けてある
ように構成すれば良いものである。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る摩擦式無段変速装置の実施例を示し
、第1図は縦断図、第2図は別実施例を表わす縦断面図
である。 (2)・・・・・・入力軸、(3)・・・・・・駆動回
転体、(4)・・・・・・テーパーコーン、(5)・・
・・・・従動回転体、(A)・・・・・・付勢機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 入力軸(2)の周囲に、この入力軸(2)で駆動回転さ
    れる複数のテーパーコーン(4)を配置するとともに、
    このテーパーコーン(4)にわたって軸心方向にシフト
    可能な出力用の従動回転体(5)を外接もしくは内接さ
    せた摩擦式無段変速装置であって、前記各テーパーコー
    ン(4)は、前記入力軸(2)に軸心方向にスライド可
    能、かつ、一体回転するように外嵌させた駆動回転体(
    3)との接触によって夫々摩擦駆動回転されるとともに
    、前記テーパーコーン(4)をその小径端側へ押圧作用
    するように前記駆動回転体(3)を軸心方向に付勢する
    付勢機構(A)を設けてある摩擦式無段変速装置。
JP32547688A 1988-12-22 1988-12-22 摩擦式無段変速装置 Pending JPH02168055A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32547688A JPH02168055A (ja) 1988-12-22 1988-12-22 摩擦式無段変速装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP32547688A JPH02168055A (ja) 1988-12-22 1988-12-22 摩擦式無段変速装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02168055A true JPH02168055A (ja) 1990-06-28

Family

ID=18177309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32547688A Pending JPH02168055A (ja) 1988-12-22 1988-12-22 摩擦式無段変速装置

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JP (1) JPH02168055A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4425710B4 (de) * 1993-07-20 2006-09-14 Ntn Corp. Stufenlos variierbares Getriebe vom Reibungstyp
JP2007309522A (ja) * 2006-05-18 2007-11-29 Getrag Ford Transmissions Gmbh 円錐リング変速機用の接触装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4425710B4 (de) * 1993-07-20 2006-09-14 Ntn Corp. Stufenlos variierbares Getriebe vom Reibungstyp
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