JPH02167952A - 軒樋 - Google Patents

軒樋

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JPH02167952A
JPH02167952A JP32399888A JP32399888A JPH02167952A JP H02167952 A JPH02167952 A JP H02167952A JP 32399888 A JP32399888 A JP 32399888A JP 32399888 A JP32399888 A JP 32399888A JP H02167952 A JPH02167952 A JP H02167952A
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JP
Japan
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plate
decorative board
eaves gutter
eaves
gutter
Prior art date
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Pending
Application number
JP32399888A
Other languages
English (en)
Inventor
Seigo Aizaki
相崎 清吾
Yukihiro Kato
幸弘 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、建物の軒先に取り付けられる軒樋に関する。
(従来の技術) 軒樋に飾り板を取り付けるにあたり、従来は、以下に示
すような構造が用いられていた。
第一の従来構造は、飾り板を軒樋の側壁に対し嵌合によ
り取り付けるといったもの(実開昭58−37330号
公報参照)で、第二の従来構造は1軒樋を建物に取り付
けるための取付具に対して取り付けたもの(実開昭57
−33837号公報参照)である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、第一の従来構造にあっては、飾り板の取
り付けが嵌合によるものであったために、取付強度の不
足が問題となっていた。即ち。
風や雪により飾り板に荷重が加わった場合や1軒樋が変
形した場合等に、飾り板が軒樋から外れる恐れがある。
また、後者の従来構造にあっては、取付具の形状が特殊
であると共に、全体的に大掛りな構造になるため、コス
ト的に不利であるという問題があった。
本発明は、簡単な構造で、しかも高い強度で確実に飾り
板を取り付けることができる軒樋を提供することを目的
としている。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成するために、本発明の軒樋は、槌部と
化粧板が合成樹脂を素材として一体成形されている軒樋
において、前記化粧板が厚肉に形成されているものであ
る。
(作 用) 本発明の軒樋は、化粧板が厚内に形成されているので、
化粧板の表面に飾り板を固定する際、ビスや釘を用いて
固定することができる。
ビスや釘を用いた固定は、接着剤による固定と比較して
、固定強度にバラツキが生じ難いため、化粧板に対して
飾り板を確実に固定することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
第1図〜第13図は、第1実施例を示す図面である。
まず、第1図に基づいて第1実施例の軒樋の構成を説明
する。
この軒樋lは1発泡塩化ビニル樹脂等の発泡合成樹脂を
素材とし、槌部2と化粧板3とが一体に押出成形された
もので、前記槌部2及び化粧板3は、肉厚に形成されて
いる。尚、肉厚は、2〜20mmにすることが望ましい
前記槌部2は、はぼフラットな底壁20と、該底壁20
の後縁から底壁20に対して直角に立設された後側壁2
1と、底壁20の前縁から底壁20に対して外向きに開
いて立設された前側壁22とで、溝形状に形成されてい
る。
前記化粧板3は、前記槌部2の前側壁22の上端部から
、−底壁20よりも下方位置までほぼ垂直に延設されて
いる。
そして、前記槌部2の前側壁22の上端部内面には吊金
具用の前体止満23が形成され、底壁20の後縁部には
吊金具用の後係止満24が形成されている。また、前側
壁22と化粧板3の間の空間部30に面した上隅部には
、受金具用の係止溝25が形成されている。更に、後側
壁21の上端部外面には、継手用の係止溝26が形成さ
れている。
尚、後側壁21の外面は、前記係止溝26が設けられて
いる以外は、フラット面に形成されている。
第2図は、化粧板3の表面に飾り板8が固定されている
状態を示している。
前記飾り板8は、化粧板3の前面に沿って設けられる前
板部81と、化粧板3の上縁及び下縁を覆って設けられ
る上板部82及び下板部83とで形成されており、前記
前板部81は1.凹凸面に加工されている。また、この
飾り板8は、前板部81において化粧板3に対しビス8
0により固定されている。
上述したように1本実施例の軒樋1は、化粧板3が厚内
に形成されているので、飾り板8を化粧板3に固定する
際に、ビスや釘を用いても高い固定強度を得ることがで
きる。また1軒樋lは発泡合成樹脂を素材としているの
で、硬度上、予め化粧板3に穴を設けておかなくても、
ビスをねじ込んだり、釘を打ち込んだりすることができ
る。
ビスや釘を用いた固定は、接着剤による固定と比較して
、固定強度にバラツキが生じ難いため。
化粧板3に対して飾り板8を確実に固定することができ
る。
尚、接着剤による固定は、接着状況によって固定強度に
バラツキが生じ易い。例えば、化粧板の表面にほこりや
水分が付着していたりすると接着剤がもつ本来の接着強
度が十分に発揮されないし、接着剤の使用量が作業者に
よって一定しないことも避けられない。また、化粧板の
表面に接着剤を塗布する際に接着剤が垂れ易いので、作
業中に十分な注意が必要であり、接着剤が垂れた場合に
はそれが汚れとなって見苦しい。ビスや釘を用いて固定
すると、これらの問題が解決される。
次に、第3図〜第1O図に基づいて、上記軒樋lを建物
に取り付ける際の施工について説明する。
第3図及び第4図は、軒樋lが建物の鼻隠し板6に取り
付けられている取付構造を示しており。
第3図は、取付具として吊金具4を用い、第4図は、取
付具として受金具5を用いた場合を示している。
次の第5図は、前記吊金具4を示しており、この吊金具
4は、基板40と固定板41とが、湾曲部42を介して
逆り字形に9連結されており、前記基板40の前端には
前係止片43が上向きに形成され、前記固定板41の下
端には後係止片44が上向きに折り返して形成されてい
る。更に、前記固定板41には、釘穴45が数箇所に形
成されている。
従って、この吊金具4で軒樋1を鼻隠し板6に取り付け
る際には、まず、吊金具4の固定板41を釘打ちにより
鼻隠し板6に固定し、次に基板40の前係止片43に前
側壁22の前係止溝23を係止させた後(第7図参照)
、固定板41の後係止片44に底壁20の後係止溝24
を係止させることになる(第8図参照)。
この場合、前記係止溝23は前側壁22の上端部内面に
形成されているので、基板40の前係止片43が軒Ml
の外面に表われることがなく、吊金具4の存在が目立た
ない。
また6軒樋1と鼻隠し板6の隙間を、吊金具4の固定板
41の肉厚のみとすることができる。
また、第6図は、UI記受金具5を示しており。
この受金具5は、槌部2の外面に沿った形状に形成され
ている。即ち、直線状の底部50の前端からは垂直部5
1が立設され、底部50の前端からは外向きに傾斜して
傾斜部52が形成されている。また、前記垂直部51の
上端には後係止片53が形成され、傾斜部52の上端に
は前係止片54が形成されている。更に、垂直部51に
は、釘穴55が数箇所に形成されている。
従って、この受金具5で軒樋lを鼻隠し板6に固定する
際には、まず受金具5の垂直部51を釘打ちにより鼻隠
し板6に固定し、次に、垂直部51の後係止片53に軒
樋lの後側壁21の上端を係止させた後(第9図参照)
、傾斜部52の前係止片54に軒樋lの係止溝25を係
止させることになる(第1O図参照)。
この場合、前記係止溝25は、前側壁22と化粧板3と
の間に形成されており、しかも、化粧板3は槌部2の底
壁20よりも下方位置まで延設されているので、化粧板
3により覆い隠されて受金具5の存在が目立たない。
また1軒FAIと鼻隠し板6の隙間を、受金具5の垂直
部51の肉厚のみとすることかできる。
第11図は、軒FAIを前記受金具5で鼻隠し板6に取
り付け、更に、軒天井7を軒樋lの化粧板3の裏面に当
接する位置まで前方に延長させた場合を示している。
従って、吊金具4や受金具5等の取付具と槌部2は、化
[板3と軒天井7とによって完全に多い隠され、軒先の
外観が更にスッキリして見栄えが向上する。
次に、第12図に基いて、前記軒樋lの接続構造の一例
を説明する。
図中9は継手で、この継手9は、槌部2の内面形状とほ
ぼ一致する形状に成形された薄肉の板状部材である。即
ち、フラットな底部90の前縁には前側部91が直角に
形成され、底部90の後縁には後側部92が外側に開い
て形成されている。
また、前記前測部91の上端には、前側壁22の係II
:満23に係合可能な前係止片93が形成され、後側部
の上端には、後側壁21の係止溝26に係合可能な後係
止片94が形成されている。
従って、軒樋1.1を接続する際には、まず、継手9の
外面に接着剤を塗布し、継手90両端をそれぞれ軒樋l
の端部内側に沿わせる。この時、前体出片93を、軒樋
lの前側壁22の係止溝23に係合させ、かつ、後係止
片94を後側壁21の係止溝26に係合させる。そして
1軒M1.1の端面同士を突き合わせ、その突き合せ部
分が継手9のほぼ中央に位置するように設置するもので
ある。
この接続状態では、軒樋1,1が端面同士を突き合せた
状態で接続され、しかも継手9が軒樋1の内面に沿って
接着されているので、継手9が外側に露出しないばかり
か1軒M1.1の接続部分下面を段差のない連続面にす
ることができ、美観的に優れている。
第13図は1軒樋lを積み重ねた状態を示している。こ
の図面で示すように、上下に積み重ねられた軒樋1.1
は、上側の軒樋lの前側壁22と化粧板3の間の空間部
30に、下側の軒樋lの前側壁22と化粧板3とが納ま
る。また、上側の軒樋と下側の軒樋とは後側壁が互いに
重なり合う。
従って、積み重ね状態が安定している。
以上説明したように1本実施例の軒樋lは、以下に示す
効果が得られる。
第一に、飾り板を化粧板に固定する際に、ビスや釘を用
いて確実に固定することができる。
第二に、建物への取付具として吊金具4と受金具5のい
ずれで6使用することができ、また、吊金具4及び受金
具5が目立たないように建物に対して取り付けることが
できる。即ち、美観的に優れた取り付けができる。
第三に、後側壁21が建物に取り付は可能なフラット面
に形成されているので、第2図及び第3図に示すように
、建物に対して隙間を殆ど設けずに一体感を得た取り付
けができる。
第四に、複数の軒樋lを、安定性を確保して積み重ねる
ことができる。
第五に、化粧板3が槌部2の下方位置まで延設されてい
るので、第10図に示すように、軒天井7を化粧板3の
裏面に当接するまで延長することにより1軒先の美観を
更に良くすることができる。
第六に、発泡合成樹脂を素材としているので、気温変化
に伴う熱伸縮が小さい(例えば、2.5倍発泡の発泡塩
化ビニル樹脂は、線膨張係数4×10−’)。
第七に、発泡合成樹脂を素材としているので、切断や穴
開けが容易である6 第八に1発泡合成樹脂を素材としているので。
外面に採石をまぶす等の後加工がし易い。
次に、第14図に基いて第2実施例の軒樋1aを説明す
る。
第2実廁例の軒樋1aは、槌部2aの内面形状と外面形
状とを異ならせた例で、底壁20aの内面が緩やかな谷
状に形成され、底壁20aの外面がフラットに形成され
ている。従って、底壁20aの両縁に厚肉部27.28
が形成されるので、中空リブを設けずに槌部2の角部を
補強することができる。即ち、中空リブな有する従来の
軒樋の問題(中空リブ内に浸入した水が凍結して体積膨
張することにより、中空リブが破損していた)を解決で
きる。
尚、23aは吊金具用の係止溝、25aは受金具用の係
止溝、26aは継手用の係止溝である。
但し前記係止溝26aは、吊金具用の係止溝としても使
用することができる。
以上1本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく1本発
明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発
明に含まれる。
例えば、実施例では、吊金具用の後係止溝を底部の後縁
に設けたが、後係止溝は後側壁に設けてもよいし、ある
いは設けなくてもよい。また、受具用の係止溝を、前側
壁あるいは化粧板の中程部に形成してもよい。
また、槌部及び化粧板の断面形状は実施例に限られず、
吊金具及び受金具の形状も槌部の形状に応じて変更して
もよい。
(発明の効果) 本発明は、上述のように構成されているので、ビスや釘
を用いて、化粧板に対して飾り板を簡単かつ確実に固定
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の軒樋を示す斜視図、第2図は飾
り板の固定構造を示す断面図、第3図は吊金具を用いた
軒樋の取付構造を示す断面図、第4図は受金具を用いた
軒樋の取付構造を示す断面図、第5図は前記吊金具の斜
視図、第6図は前記受金具の斜視図、第7図及び第8図
は吊金具に対する軒樋の取付手順を示す斜視図、第9図
及び第1O図は受金具に対する軒樋の取付手順を示す斜
視図、第11図は軒樋の他の取付構造を示す断面図、第
12図は軒樋の接続構造を示す斜視図、第13図は軒樋
の積み重ね状態を示す断面図、第14図は第2実施例の
軒樋を示す斜視図である。 l・・・軒樋 2・・・槌部 20・・・底壁 21・・・後側壁 22・・−前側壁 3・・・化粧板 8・・・飾り板 80・・・ビス 特 許 出 願 人 積水化学工業株式会社 代表者 廣田 馨 第1図 と 第2図 第7図 第9図 第12図 第8図 第1o図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)樋部と化粧板が合成樹脂を素材として一体成形され
    ている軒樋において、前記化粧板が厚肉に形成されてい
    ることを特徴とする軒樋。
JP32399888A 1988-12-21 1988-12-21 軒樋 Pending JPH02167952A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32399888A JPH02167952A (ja) 1988-12-21 1988-12-21 軒樋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32399888A JPH02167952A (ja) 1988-12-21 1988-12-21 軒樋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02167952A true JPH02167952A (ja) 1990-06-28

Family

ID=18160982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32399888A Pending JPH02167952A (ja) 1988-12-21 1988-12-21 軒樋

Country Status (1)

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JP (1) JPH02167952A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0719446U (ja) * 1993-01-26 1995-04-07 應寛 村松 木造住宅の軒、壁等に設けられる雨樋

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6032272U (ja) * 1983-08-08 1985-03-05 凸版印刷株式会社 開封容易な包装体
JPS6139781U (ja) * 1984-08-15 1986-03-13 新日軽株式会社 屋根構造

Patent Citations (2)

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