JPH02166772A - 基板上に消去可能なepromセルとフラツシユepromセルを同時に製造する方法 - Google Patents

基板上に消去可能なepromセルとフラツシユepromセルを同時に製造する方法

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JPH02166772A
JPH02166772A JP1268306A JP26830689A JPH02166772A JP H02166772 A JPH02166772 A JP H02166772A JP 1268306 A JP1268306 A JP 1268306A JP 26830689 A JP26830689 A JP 26830689A JP H02166772 A JPH02166772 A JP H02166772A
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finger
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Simon M Tam
サイモン・エム・タム
Stefan K C Lai
ステフアン・ケイ・シイ・ライ
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    • H01L29/66075Multistep manufacturing processes of devices having semiconductor bodies comprising group 14 or group 13/15 materials
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    • H01L29/788Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate with floating gate
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    • H10B41/30Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the memory core region

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフィンガゲートメモリ装置、とくに金属−酸化
物一手導体技術で製造されるフィンガゲートメモリ装置
の分野に関するものである。
〔従来の技術〕
電気的にプログラム可能な読取シ専用メモリ(EPRO
M)を製造するために、金属−酸化物一半導体(MDS
)技術が長年にわたって用いられてきた。
それらのセルの多くは浮動ゲート、すなわち、絶縁体に
より完全に囲まれた全体としてポリシリコンの部材を用
いる。電子なだれ注入、チャネル注入、ファウラー=ノ
ルドハイム・トンネル効果、基板からのホットエレクト
ロン注入等のような各種のメカニズムによりミ荷が浮動
ゲート内へ移動させられる。浮動ゲート′を有する商用
EFROMは浮動ゲートを充電するために電子なだれ注
入を最初に用いた。第2世代のメモリ(および最新の浮
動ゲー)EFROMメモリ)においては、プログラミン
グのためにチャネル注入を用いている。それらのメモリ
は紫外線照射により消去される。
電気的にプログラム可能で、電気的に消去可能な商用メ
モリ(EEPROM)は、浮動ゲートとの間で電荷をト
ンネル効果で移動させるために、薄い酸化物領域を一般
に用いている。典型的なメモリにおいては、2個のトラ
ンジスタセルが用いられる。たとえば、そのセルについ
ては米国特許第4.203,158号を参照し、関連す
る回路については米国特許第4,266.283号を参
照されたい。それらのセルは、gFROMセルとは異っ
て、小型にすることは容易ではない。したがって、比較
的高密度のEPROMt−EPROM (たとえば25
6K)を現在利用できるが、64に以上の容量のEEP
ROMは広くは利用できない。
最近、フラッシュEPROMを開発する技術が知られる
ようになってきた。それらのメモリは、全体の構造がE
PROMセルにより類似するセルを用いる。ある場合に
は、浮動ゲートからゲート酸化物層を通じてチャネル領
域へ電荷をトンネル効果により移動させることにより、
消去を行うことができる。フラッシュEPROMセルお
よびそれの製造方法が、1986年8月4日に出願され
、本願の出願人へ醸渡された未決の米国特許出願用89
2゜446号明細書に開示されている。
この米国特許に開示されているフラッシュEPROMセ
ルは、セル当り僅かに1個の装置があるから、非常に高
密度で製造できる。それらのセルでは消去がブロックで
行われる、すなわち、たとえば、アレイ中の全てのセル
が同時に消去される。
これとは対照的に、米国特許第4,203,158号に
開示されているEEFROMセルは、個々のセルまたは
小さいセル群を別々に消去できることが利点である。(
両方のメモリにおいては、各セルまたは小さいセル群を
別々にプログラムできる。)しかし、それらのセルはセ
ル当り2個の装置を用い、したがって、前記米国特許出
願に開示されているフラッシュlPROMセルのように
高い密度では製造できない。
ある場合には、同じ基板上に7ラツシユEFROMセル
と個々に消去可能なgEPROMEPROMセルとが望
ましい。たとえば、マイクロプロセッサにおいては、プ
ログラムをフラッシュEPROMセルに格納できる。定
期的に変更する必要がある定数のようなある種のデータ
がある。この種のデータに対しては個々に消去可能なE
EPROMセルが理想的である。(個々に消去可能々E
EPROMEPROMセル、デジタル語を格納する8個
のセルのような、−緒に消去されるそのよう々セルの小
さい群を含むことも意味する。)一般に、必要とする個
々に消去可能なEEPROMセルの数はフラッシュEP
ROMセルの数よシ少いから、フラッシュEPROMに
プログラムが格納され、かつ個々に消去可能なEEFR
OMセルの数が最少に保たれるならば、基板面積が大幅
に節約される。
〔発明の概要〕
本発明は、米国特許第4,203,158号に開示され
ているような個々に消去可能なEEPROMセルと、前
記米国特許出願に開示されているフラッシュEPROM
を同時に製造できるようにする方法を提供するものであ
る。個々に消去可能なEgpuoMを同時に製造するた
めに、フラッシュEPROMセルを製造するために用い
られる工程以外の付加マスキング工程またはその他の工
程は用いられない。
本発明は、ポリシリコン部材の下側に領域を形成するた
めに、基板内の横方向拡散を用いる。横方向拡散は従来
の技術において周知で1+、ある従来の方法が有利であ
る。たとえば、埋込まれた酸化物領域を形成するための
酸素イオンの横方向拡散が、1985年12月11日付
のヨーロッパ特許公報第0164281号に記載されて
いる。しかし、本IjXBAME書に記載されているよ
うな、トンネル効果による電荷の移動のための領域を形
成するために横方向拡散を用いている従来技術を本願発
明者は知らない。
シリコン基板上にブロック消去可能かつ電気的にプログ
ラム可能な読取シ専用メモリセル(ン2ツシュEPRO
Mセルー第1のセル)を製造−i ル方法において、個
々に電気的に消去可能かつ電気的にプログラム可能な読
取シ専用メモリセル(第2のセル)を基板上に製造する
改良した方法について説明する。第1のセルのための絶
縁領域(ゲート絶縁)の形成と同時に、第2のセルから
の電荷をトンネル効果により移動させるために前記基板
上に第2の絶縁領域を形成する。第2のセルのため絶縁
領域の上に薄いポリシリコン部材(フィンガ)をポリシ
リコン層から形成し、かつ第1のセルと第2のセルのた
めの浮動ゲートをそのポリシリコン層から形成する。第
1のセルと第2のセルとのためのソース領域とドレイン
領域が形成されると、ポリシリコンフィンガに隣接する
基板がドープされる。次の駆動工程の間に、ドーパント
がポリシリコンフィンガの下側を拡散して、基板中に狭
い間隔で隔てられたドープされた領域を形成する。第2
のセルの浮動ゲートからの電荷がとのドープされた領域
の中へ、およびそのドープされた領域から、トンネル効
果により移動でき、かつフィンガから、およびフィンガ
へ、トンネル効果により移動でき、それにより第2のセ
ルの浮動ゲートが充電されること、および放電されるこ
とを許す。重要なことは、狭い間隔で隔てられている領
域のために非常に小さい消去電流が流れることでおる。
これにより消去電位と/プログラミング電流をチップ上
で発生することができる。
この明細書においては、フラッシュEPROMセルと、
個々に消去可能なgEPROMセルを同時に製造するこ
とができるようにする方法について説明する。本発明を
完全に理解できるようにするために、以下の説明におい
ては、特定の酸化物の厚さ、ドーパント等のような特定
の事項の詳細について数多く述べである。しかし、その
ような特定の詳細事項なしに本発明を実施できることが
当業者には明らかであろう。その他の場合には、本発明
を不必要に詳しく説明して本発明をあいまいにしないよ
うにする丸めに、周知の処理工程は説明しない。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
以下の説明のために、第2B図、第3B図、第4B図、
第5図、第6図、第7図、第8図、第9図に全体的に示
されているEEPROMセルを、以下に説明するフラッ
シュE I) ROMセルで起るヨウな比較的大きいセ
ルブロックを消去することなしにセルを消去できる(浮
動ゲートから負電荷を除去する)ことを示すために、「
個々に消去できる」gEPROMセルと呼ぶととKする
。しかし、メモリアレイ、とくに「8による」または「
16による」構成のメモリアレイにおいては、個々に消
去できるセルを8個または16個同時に消去できる。こ
の種の構成が米国特許第4,266.283号に示され
ている。フラッシュEPROMセルの例と以下に述べる
個々に消去可能なEgPROMの例と1つの違いは、後
者が、消去のためにセルを分離できるようにする「選択
回路」(第9図に示すように、選択するために2個のト
ランジスタが用いられる)を含む。
本発明を、同じ基板上にフラッシュEFROMと個々に
消去可能なEEPROMセルを含むメモリアレイの形成
に関連して説明することになる。後でわかるように、両
方のセルを同時に製造するためには付加マスキング工程
は不要である。それらのセルとともに基板上に形成され
、たとえば、アドレス信号の復号、外部回路とアレイの
間のインターフェイス等のために用いられる周辺回路の
同時形成についても説明する。ここで説明する実施例に
おいては、周辺回路を含めたメモリ全体が、金属−酸化
物一半導体(MOS)技術、およびj!に具体的には相
補MO8(CMO8)技術を用いて形成される。本発明
を実施するために数多くの周知の方法を使用できる。
以下の説明においては、フラッシュEPROMの製造と
同時に個々に消去可能なgEFROMを製造するために
必要な工程のいくつかについて説明する。フラッシュE
FROMセル製造のためのそれらの工程が第2A図、第
3A図、第4A図および第5A図に示されている。フラ
ッシュEFROMの製造法が1986年8月4日付に出
願され、本願出願へ譲渡された未決の米国特許出願第8
92,446号に詳しく説明されている。個々に消去可
能なEEFROMが米国特許第4,203,158号に
詳しく説明されている。それらのセルを同時に製造する
工程が第2B図、第3B図、第4B図、第5B図、第6
戸、第7図、第8図に示されている。
第2A図と第2B図はフラッシュEPROMセルと個々
に消去可能なEEPROMセルの製造における同じ工程
中に起ることをそれぞれ示すものである。工程の流れの
理解を助けるためにそれらの図は横に並べられている。
第3A図と第3B図、第4A図止第4B図、第5A図と
第5B図も同様である。
米国特許第4,203,158号の第11図には、基板
中に形成されたフィンガ領域γ3が示されている。この
ドープされた領域はトンネル酸化物領域の下側に配置さ
れる。電荷が領域γ3との間および浮動ゲートの間でト
ンネル効果により移動させられる。この領域は上側のポ
リシリコン部材の形成前にドープされる。その米国特許
に示されているセルについては、付加マスキング工程を
用いなければ、フラッシュEPROMセルの製造と同時
にフィンガ領域73は形成できない。後でわかるように
1本発明は、付加処理を行うことなしに、浮動ゲートと
の間で電荷を十シ取ルするためにドープされた基板領域
の形成ができるようにする。
本発明の方法の好適な実施例においては、p形ポリシリ
コン基板が用いられる。この基板の一部が第1図に示さ
れている。メモリアレイ(フラッシュEPROMセルと
個々に消去可能なEEFROMセル)がこのp影領域に
直接形成される。周辺回路に用いられるnチャネル装置
も基板中に直接形成される。周辺回路に用いられるpチ
ャネル装置のために、基板の周辺領域にN−井戸が形成
される。
「フロントエンド」処理は第1図のフィールド酸化物領
域11を含む。それらの領域は基板上の装置を分離する
ために用いられるものであって、周知の処理を用いて形
成される。典型的には、後で能動素子を含むことになる
領域を覆うために窒化シリコンマスキング部材が用いら
れ、基板の他の領域は露出されたままである。高温酸化
工程においては、フィールド酸化物領域11が成長させ
られる。その領域11は第1図に示されておシ、それら
の領域11の間にゲート酸化物層12が形成される。
ゲート酸化物層12は、高電圧周辺装置と、個々に消去
可能なEEFROMセル(それらのセルのチャネル領域
を浮動ゲートから分離するため)と、それらのセル内の
、第9図に示されている選択装置28.29のような選
択装置とのためのゲート酸化物として用いられる。(高
電圧nチャネル周辺トランジスタはプログラミング電位
を取扱う。
それらのトランジスタのゲートは第1のポリシリコン層
から形成される。) 第2A図に第1図に類似する基板10の断面図が示され
ている。その基板は2つのフィールド酸化物領域11m
の間に配置される領域を全体として有する。第2A図に
示されている後で説明する処理の前に、基板のその部分
は第1図の酸化物層12で覆われる。第2図において、
図示の基板の別の部分は、2つのフィールド酸化物領域
11B の間に配置される領域を再び含む。第2B図に
示す処理の前に、その基板部分を第1図の酸化物層12
により覆う。
フィールド酸化物領域11とゲート酸化物層12との形
成後に、基板をフォトレジスト層15により覆う。鼻板
のうちフラッシュEPROMセルとなる領域からフォト
レジストを除去する丸めに通常のマスキング工程を用い
る。また、個々に消去可能なEEPROMセルのために
トンネル酸化物を成長させる領域に、第2B図の開口部
16のような小さい開口部を設ける(しかし、この時に
は酸化物層12は開口部16から除去しない。)。この
時には、後で装置のチャネル領域と、第9図の装置28
と29等のためのホスト領域となる個々に消去可能なE
EFROMセルの領域もフォトレジスト層は覆う。また
、ゲート酸化物層12は周辺トランジスタのためのゲー
ト酸化物層として用いられるから、そのゲート酸化物層
12を保護するためにフォトレジスト層15は基板の周
辺領域を覆次に、基板にイオンを打込む。酸化物層12
のうちフォトレジスト層15により覆われていない領域
を通じてホウ素イオンを基板中に打ち込む。
このイオン打ち込みはフラッシュlPROMセルのプロ
グラミングを強めるために主として行う。
このイオン打ち込みの後で基板をエツチングし、フォト
レジスト層15により保護されていない酸化物層部分を
除去する。したがって、たとえば、基板の開口部16の
部分(第2B図の酸化物部材12bの間)と同様に、第
2A図の基板領域14が露出される。フォトレジストが
酸化物層12を覆う他の全ての領域においては、酸化物
層12は基板12に残る。
次に、基板に酸化工程を施して薄い酸化物層を成長させ
る。その酸化物層は二酸化シリコン層、または高い一体
性の複合層であって、その中でトンネル効果による電荷
の移動が起るような絶縁層である。この実施例において
は、乾燥酸素雰囲気中で約110オングストロームの熱
成長層を形成する。この層は、第3B図の開口部14内
に層17典として、および開口部1B内に層17bとし
て示されている。トンネル酸化物層の形成前にフォトレ
ジスト層15を除去する。
このようにして、いまは基板全面に第1のポリシリコン
層が付着されている。フラッシュlPROMセルと個々
に消去可能なEEPROMセルのための浮動ゲートにな
るポリシリコン線を形成するために通常のマスキング工
程を用いる。それらのポリシリコン線の形成は知られて
いる。
周辺領域(ゲート部材として用いられる所は除く)から
第1のポリシリコン層を除去し、必要があれば、周辺装
置のしきい値電圧を調節するために、周辺領域において
しきい値調節注入を行う。
この時には、第1のポリシリコン層がメモリセルのチャ
ネル領域を覆い、したがってセルのチャネルがこのドー
パントのいずれも受けないことに注目されたい。
第2のポリシリコン層のための基板を用意するために、
基板上の通常のポリシリコン間誘電体を形成する。次に
第2のポリシリコン層を基板上に形成し、前記米国特許
出願に開示されているように、フラッシュEPROMセ
ル用の制御ゲートを形成するために通常のマスキング工
程とエツチング工程を用いる。従来技術に従って、個々
に消去可能なEEPROM装置用の制御ゲートを同時に
形成する。この第2のポリシリコン層もエツチングして
周辺回路用のトランジスタのためのゲートを形成する。
第2のポリシリコン層の一部が酸化物層17bの上を延
長する。酸化物層17bの上により狭いフィンガすなわ
ち部材19bを形成する。そのフィンガ部材の形成は、
制御ゲートの形成に用いたのと同じマスキング工程とエ
ツチング工程を用いる。フィンガすなわち部材18bを
第1のポリシリコン層の下側の部分からエツチングでき
るようにするために、フィンガ19bをマスクとして用
いる。フィンガ18bと19bはできるだけ細く形成す
る。たとえば、現在の技術ではそれらのフィンガを1ミ
クロンまたはそれ゛以下の幅にできる。フィンガ18b
はセルの浮動ゲートと一体である。この浮動ゲートの1
つの寸法は、従来技術において行われるように、上側の
制御ゲートをマスクとして用いることによっても形成さ
れる。フィンガ19bはセルの制御ゲートと一体である
このようKして製造したフラッシュlPROMセルの構
造を第4A図に示す。このセルは浮動ゲート18mと、
ポリシリコン間誘電体21mと、制御ゲ−)19&とを
含む。個々に消去可能なEEPROMセルの領域におい
ては、フィンガすなわちポリシリコン部材18bがポリ
シリコン間誘電体21bと、この誘電体21bの上を延
長するセルの制御ゲートの延長部で覆われる。制御ゲー
トと浮動ゲートが、従来技術と同様に、セルのチャネル
領域の上を延長する。(個々に消去可能なEEFROM
セルのためのチャネル領域は図示されていないととに注
目されたい。) このようにしてセルのソースおよびドレインと周辺装置
が形成される。n形ンース領域とn形ドレイン領域のた
めの全てのホスト領域は露出されたままKし、p形ソー
ス領斌とp形ドレイン領域のためのホスト領域は覆う。
nチャネル装置(セルを含む)のためのソース領域とド
レイン領域に整列してひ素イオンも打ちこむ(この方法
では、ひ素イオンの打ちこみ前に、通常のエツチング工
程により基板被覆誘電体を約400〜200オングスト
ロームに薄くする。これは酸化物を通じてイオンを打ち
こめるようにする丸めに行う。たとえば、層17&を約
200オングストロームまで薄くする。)。
フラッシュEPROMは、従来技術に従って、よシ段階
的にされたソース接合を得るために、ソース領域におい
て付加ドーピング工程を用いる。それらの装置のドレイ
ン領域と、他の装置のソース領域とドレイン領域のほと
んどとを覆って、フラッシュlPROMセルのソース領
域と、選択トランジスタのソース領域およびドレイン領
域とだけを露出させる。この時に露出される他の領域だ
けがフィンガ18bと19bに隣接する領域である。し
たがって、部材17b、18b、19bを含むサンドイ
ツチ構造に隣接する基板中にシんを打ちこむ。打ちこま
れたシんイオンは基板中に一層容易に拡散して、たとえ
ば、ゲート18風の下側に示され、重要なことに、フィ
ンガ18bの下側に領域24bを形成する(選択トラン
ジスタのソース領域とドレイン領域にシんを打ちこんで
高電圧に使用できるようにする。)。
周辺回路のpチャネルトランジスタのソース領域とドレ
イン領域の形成前に基板を再び酸化する。
九とえば、乾燥01雰囲気中で基板を920℃の温度に
4〜6時間さらす。これは典型的にはゲートの縁部を酸
化したがって保護するため、およびnチャネル装置のソ
ース領域とドレイン領域のために以前に打ちこまれたド
ーパントを活性化するために行う。この酸化はイオンの
打ちこみKよシ損傷を受けたシリコンの結晶構造も直す
この酸化工程中に、フィンガ18bに沿って付着され九
ドーパントがフィンガ18bの下側を横へ拡散する。こ
のことはシんドーパントの場合にとくにそうである。第
7図に示すように、ドープされた領域25bはフィンガ
18bの下側を伝わる。領域25bは比較的薄いトンネ
ル酸化物17bにょシ領域25bがフィンガ18bから
分離されることに注目されたい。このようKすると、電
子をフィンガ18bとの間でトンネル効果により容易に
移動させることができる。フィンガ18bは個々に消去
可能なKEFROMセルの浮動ゲートに隣接するから、
このセルはプログラムおよび消去できる。領域25bは
装置のドレイン領域に隣接する(米国特許第4.203
,158号に記載されているセルの対応する領域もドレ
イン領域に隣接する。)。しかし、従来の技術とは異な
シ、それらの領域は別々に形成されるのではなくて、全
てのセルのソース領域とドレイン領域を形成するために
用いられたのと同じ打ちこみ工程によ多形成される(第
8図においては、領域25bがフィンガ18bの下に現
われているから、領域25bは良く示されている。この
図はフィンガ18bの中心線からずらされている。)。
ある場合には、フィンガ18bの下側に連続したドープ
領域25bが存在するようにフィンガ18bを十分に細
くできる。すなわち、第7図に示す2つの領域25bが
一緒になる。しかし、これは必要ではない。セルは1.
6ミクロン幅のフィンガを用い、および約0.6ミクロ
ンの間隙を残して各側に0.5ミクロンの下側拡散を行
うことにより、セルは曳く機能する。2つの近い領域2
5bを近接させることにより基板内に空乏フィールドが
生じさせられる。その空乏フィールドは消去中の基板電
流を減少する。重ね合わされているゲート基板領域を用
いる従来のセルでは、ソースニドレイン領域を近接させ
ることができないから、電流が大きい。実際に、本発明
により、従来のセルと比較して基板電流を非常に大きく
減少されて(すなわち、1000分の1〜10000分
の1)、高電圧のためにオンチップ電荷ボンピングを使
用できるようにする。
周辺回路中のpチャネルトランジスタのためのソース領
域とドレイン領域を形成するために、マスキング工程の
後でホウ素その他のp形ドーパントを打ちこむことがで
きる。これに続いて、不働態層と金属層の形成のような
メモリの完成のために通常の「リヤエンド」ステップを
用いる。
第9図に示すように、セル32のような個々に消去可能
な各EEFROMセルは、酸化物と制御ゲート(ポリシ
リコン部材19bを含む第2のポリシリコン層から製造
される)により完全に囲まれている浮動ゲートを含む。
制御ゲートはれチャネルトランジスタ29を介して電位
源へ結合される。
セルのドレイン端子はれチャネルトランジスタ28を介
して電位源へ結合される。トランジスタ28と29のゲ
ートは図示のように線30へ結合される(現在はnチャ
ネルエンハンス型トランジスタが好ましいが、トランジ
スタ28.29はゼロしきい値トランジスタのような他
の種類のトランジスタとすることができる。)。
装置32の浮動ゲートをプログラムするために、プログ
ラミング電位vp、が線30と37へ加えられる。線3
8は接地され、線39は開かれる。それらの条件ではト
ランジスタ2Bと29は導通状態になる。電子がトンネ
ル効果により基板から浮動ゲートへ移動させられる。装
置を消去するために、プログラミング電位vppが線3
0へ再び加えられ、トランジスタ28.29が導通する
。ソース端子は再び開かれる。線3Tはアース電位にあ
シ、線38はvpp電位にある。それらの条件の下にお
いては、電荷はトンネル効果により浮動ゲートからドレ
イン領域へ移動させられる。
セルの読出し中はセンス増幅器が線38へ接続される。
正常な動作電位vcc(5V)が線30へ接続されてト
ランジスタ28と29を導通される。
基準電位が線3Tと38へ加えられ、ソース領域が接地
される。それらの条件の下においては、浮動ゲートが負
に帯電させられると装置32は導通しない。一方、浮動
ゲートに電子が充電させられないと(または正に充電さ
れると)、装置32が導通する。
第9図のセルは、隣接するセルを妨害することなしに、
プログラムおよび消去できることに注目すべきである。
別の方法では、フィンガ19bは全く形成されない。第
1のポリシリコン層が最初にエツチングされた時にフィ
ンガ18bが形成される。シんの打ちこみの間に、フィ
ンガ18b(厚さが約0.15ミクロン)は、125K
aVよシ高いエネルギーが用いられる場合には、イオン
がシリコン基板に達することを阻止しない。これKよシ
、フィンガ18mの下側の全領域が埋込まれるから、消
去中の基板電流が更に減少させられる。制御ゲートは従
来の例におけるようにいぜんとして浮動ゲートの上に設
けられる。しかし、制御ゲートは浮動ゲートの上には延
びない。
【図面の簡単な説明】
第1図はフィールド酸化物(分離)領域の間に形成され
た典型的な基板領域を示す基板の横断面図、第2A図は
フィールド酸化物領域の間に形成された酸化物が除去さ
れた後の第1図に示されているような領域を示す横断面
図、第2B図はマスキング工程とエツチング工程が行わ
れて、フィールド酸化物領域の間に配置されている酸化
物の一部が除去された後の第1図に示されているような
領域を示す横断面図、第3A図は基板上にトンネル酸化
物領域が成長した後の第2A図に示されている基板を示
す横断面図、第3B図は基板の露出されている部分の上
にトンネル酸化物領域が成長させられた後の第2B図に
示されている基板を示す横断面図、第4A図は基板上の
トンネル酸化物領域の上にポリシリコン浮動ゲートと、
ポリシリコン間の誘電体と、第2のポリシリコン(制御
)ゲートが形成された後の第3A図に示されている基板
を示す横断面図、第4B図は基板上のトンネル酸化物領
域の上に第1のポリシリコン部材(フィンガ)と、ポリ
シリコン間の誘電体と、第2のポリシリコン部材が形成
された後の第3B図に示されている基板を示す横断面図
、第5A図はソース領域とドレイン領域がゲート部材に
整列して形成された後の第4A図に示されている基板を
示す横断面図、第5B図はドープされた領域がポリシリ
コンフィンガに整列して形成された後の第4B図に示さ
れている基板を示す横断面図、第6図は第4B図と第5
B図に関連するトンネル酸化物マスクとポリシリコンフ
ィンガを示す計画図、第7図は第6図の7−7線に沿う
、駆動工程の後の第5B図のポリシリコンサンドインチ
構造を示す横断面図、第8図は第6図の8−8線に沿う
横断面図、第9図は本発明の方法で製造された個々に消
去可能なgEPROMセルを示す電気回路図である。 1o・・・・基板、11,11a、11b・・・・フィ
ールド酸化物領域、12.12m、12b・・中・ゲー
ト酸化物層、158・・・フォトレジスト層、17m、
17b e * * 、酸化物層、j131e***浮
動ゲート、18b、19b・Φ・拳フィンガ、19a・
・・・制御ゲート、21&121b・11壷・ポリシリ
コン間誘電体。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上にブロック消去可能かつ電気的にプログラ
    ム可能な読取り専用メモリセル(第1のセル)を製造す
    る方法において、 前記基板上に前記第1のセルのための第1の絶縁領域を
    形成すると同時に、電気的に消去可能かつ電気的にプロ
    グラム可能な読取り専用メモリ(第2のセル)からの電
    荷をトンネル効果により移動させるための第2の絶縁領
    域を形成する工程と、前記第2の絶縁領域の上にポリシ
    リコン層から狭いポリシリコン部材を形成すると同時に
    前記第1のセルのためのゲートを形成する工程と、前記
    ポリシリコン部材に隣接する前記基板にドーパントをド
    ーピングすると同時に前記第1のセルと前記第2のセル
    のためのソース領域とドレイン領域にドーピングする工
    程と、 前記ポリシリコン部材の下側の前記ドーパントを駆動し
    てドープされた領域を形成して、電荷を前記ポリシリコ
    ン部材との間で前記ドープされた領域を通じてトンネル
    効果により移動できるようにする工程と、 を備えることを特徴とする基板上にブロック消去可能か
    つ電気的にプログラム可能な読取り専用メモリセルと電
    気的に消去可能かつ電気的にプログラム可能な読取り専
    用メモリセルを同時に製造する方法。
  2. (2)基板上にブロック消去可能かつ電気的にプログラ
    ム可能な読取り専用メモリセル(第1のセル)を製造す
    る方法において、 前記第1のセルのための第1の絶縁領域を形成すると同
    時に、電気的に消去可能かつ電気的にプログラム可能な
    読取り専用メモリセル(第2のセル)からの電荷をトン
    ネル効果により移動させるために前記基板上に第2の絶
    縁領域を形成する工程と、 前記第2のセルの浮動ゲートから延長し、かつ前記第2
    の絶縁領域の上を延長する狭いポリシリコン部材をポリ
    シリコンの第1の層から形成し、かつ前記第1のセルの
    ためのゲートを形成する工程と、 前記ポリシリコン部材に隣接する前記基板にドーパント
    をドーピングすると同時に前記第1のセルと前記第2の
    セルのためのソース領域とドレイン領域にドーピングす
    る工程と、 前記ポリシリコン部材の下側の前記ドーパントを駆動し
    て前記部材の下側に少くとも1つのドープされた領域を
    形成して、電荷を前記ポリシリコン部材との間で前記ド
    ープされた領域を通じてトンネル効果により移動できる
    ようにする工程と、を備えることを特徴とする基板上に
    ブロック消去可能かつ電気的にプログラム可能な読取り
    専用メモリセルと電気的に消去可能かつ電気的にプログ
    ラム可能な読取り専用メモリセルを同時に製造する方法
  3. (3)トンネル酸化物領域の上を延長するフィンガを含
    む浮動ゲートと制御ゲートを有する電気的にプログラム
    可能かつ電気的に消去可能な読取り専用メモリセルを製
    造する方法において、 前記フィンガが前記トンネル酸化物領域の上に形成され
    た後で、前記基板に前記フィンガと整列してドーパント
    をドーピングする工程と、 前記フィンガの下側の前記ドーパントを駆動してドープ
    された領域を形成する工程と、 を備えることを特徴とする電気的にプログラム可能かつ
    電気的に消去可能な読取り専用メモリセルを製造する方
    法。
  4. (4)薄い酸化物領域の上に配置されたフィンガであつ
    て、そのフィンガから電荷が酸化物領域を通つて、基板
    中でフィンガの下側に形成されているドープされた領域
    内へトンネル効果により移動するような前記フィンガを
    有する、基板上に形成される電気的にプログラム可能か
    つ電気的に消去可能な読取り専用メモリセルを製造する
    方法において、 前記基板に前記フィンガに隣接少くとも1つのドーパン
    トをドーピングする工程と、 前記フィンガの下側のドーパントを駆動する工程と、 を備えることを特徴とするドープされた領域を製造する
    方法。
JP1268306A 1988-11-21 1989-10-17 基板上に消去可能なepromセルとフラツシユepromセルを同時に製造する方法 Pending JPH02166772A (ja)

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