JPH0216674B2 - - Google Patents

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JPH0216674B2
JPH0216674B2 JP56158087A JP15808781A JPH0216674B2 JP H0216674 B2 JPH0216674 B2 JP H0216674B2 JP 56158087 A JP56158087 A JP 56158087A JP 15808781 A JP15808781 A JP 15808781A JP H0216674 B2 JPH0216674 B2 JP H0216674B2
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JP
Japan
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circuit
signal
brushless motor
voltage
inverter
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JP56158087A
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Yasuyuki Sugiura
Shigeki Morinaga
Kunio Myashita
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Priority to US06/404,646 priority patent/US4511827A/en
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Publication of JPH0216674B2 publication Critical patent/JPH0216674B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/10Arrangements for controlling torque ripple, e.g. providing reduced torque ripple

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ブラシレスモータのトルクリツプル
抑制装置に係り、特にパルス幅変調方式のインバ
ータを備えたブラシレスモータのトルクリツプ抑
制装置に関するものである。
まず、従来のパルス幅変調方式のインバータを
備えた120度通電形のブラシレスモータ回路につ
いて、第1図ないし第3図により説明する。
すなわち、第1図は、従来のブラシレスモータ
用パルス幅変調方式インバータによるブラシレス
モータの回路構成図、第2図は、そのタイムチヤ
ート図、第3図は、そのブラシレスモータの電流
波形図である。
まず、第1図において、1は交流電源、2は整
流回路、3は平滑コンデンサ、4は、インバータ
に係る逆変換回路、5は、ブラシレスモータに係
る3相同期電動機(以下、電動機と略称。)であ
る。
そして、6は、電動機5の回転子、71〜73
は、回転子6の位置を検出する位置検出器、8
は、位置検出器71〜73の信号を基に、逆変換
回路4のトランジスタ41〜46へ信号を送る制
御回路である。
すなわち、第1図の構成に係るものは、交流電
源1と、前記交流電源1に接続されて直流電源を
作る整流回路2と、インバータ接続された偶数の
トランジスタ41〜46からなり前記整流回路2
の出力側に接続された逆変換回路4と、前記逆変
換回路4のそれぞれのトランジスタ41〜46の
中間点に接続されたブラシレスモータに係る電動
機5と、前記ブラシレスモータに係る電動機5の
回転子6の回転位置を検出する複数の位置検出器
71〜73と、これらの位置検出器から得られた
位置検出信号に基づいて、前記逆変換回路4の複
数のトランジスタ41〜46を選択的に導通あせ
るとともに、パルス幅変調信号をそれらのトラン
ジスタ41〜46に付与する制御回路8とを具備
せしめた120度通電形のブラシレスモータ回路で
ある。
このような構成において、その信号の様子を示
したタイムチヤート図が第2図である。
同図において、AのU,V,Wは、上記位置検
出器71〜73の位置検出信号であり、電気角で
互に120度の間隔を有する方形波である。
そして、位置検出信号U〜Wは、その立上り
が、電動機5の誘起電圧のU相、V相、W相の位
相0度に一致させた位置信号である。この位置検
出信号U〜Wの立上りと立下りから、電気角で60
度毎に同期化パルスSPを得るものである。
ついで、パルス幅変調信号に係る変調信号m
は、三角波S1と制御電圧VRとを比較して作られ
る。三角波S1は、同期化パルスSPによりリセツト
され、新たに零電圧から発振する。
次に、この変調信号mと位置検出信号U〜Wを
論理回路を組み合せることにより、同図Bに示す
所望のドライブ信号S41〜S46を得るもので
ある。
これらドライブ信号S41〜S46は、逆変換
回路4のトランジスタ41〜46のドライブ信号
である。ただし、第2図では、各ドライブ信号の
変調は、120度通電形インバータの120度のうち、
後半側の60度の期間のみ行なうものとしている。
このような信号により、電動機5の回転数を制
御するには、図示していないが、電動機の回転数
を回転センサで検出し、速度指令と回転センサの
偏差からデイジタルまたはアナログ方式で比例積
分演算を行ない、その制御量を制御電圧VRとし
て制御すれば、変調信号mの通流率D0は、D0
T0o/Tfとして制御できる。
この通流率D0を変えて、逆変換回路4の出力
電圧を制御することで、電動機5の回転制御を行
なうことができる。
このような各ドライブ信号によつて逆変換回路
4を動作させると、電動機5の電流は第3図に示
すようになる。
同図のIU〜IWは、電動機5のU〜W相巻線に流
れる相電流であり、またIdは、電流IU〜IWの和で
あり、電動機5への入力電流である。
そして、その電流の脈動成分は、さきの変調信
号mに基づく周波数の高い成分と、電動機5の巻
線電流の相の変換時に、電気角で60度に一度発生
する相の転流に追随する周波数の低い成分とがあ
る。
図示した、前者の周期Tは通常、一定であり2
msee以下の例が多い。
他方、同様図示の、後者の周期Tθは、当該電
動機の回転数により、大きく変化する。たとえば
極数4極の電動機が、10〜1000rpmまで変化した
とき、周期Tθは、0.5sec〜5msecまで変化する。
このとき、2Hz〜200Hzのトルクリツプルを生
じ、回転数が脈動する。
すなわち、第3図に示すように、ブラシレスモ
ータの60度毎の転流時に、電流が極端に減少し、
この電流の脈動がトルクリツプルを大きくしてい
る。
このブラシレスモータを工作機械などの数値制
御装置におけるサーボモータに使用すると、加工
物の品質が低下するという事態を招来する。
以上に述べたところにより、従来方式に係るも
のにおいては、そのブラシレスモータの転流時に
おけるトルクリツプルが大きいという欠点があつ
たものである。
本発明は、以上のような従来技術に係るものの
問題点、欠点に鑑み、それらを解消するもので、
ブラシレスモータの転流時におけるトルクリツプ
ルを低減し、回転数の脈動を小さくするようにし
たブラシレスモータのトルクリツプル抑制装置の
提供を、その目的とするものである。
本発明の要点は、ブラシレスモータの相の転流
時に、その当初のみ、すなわち転流時の信号であ
る同期化パルスSP後の初めの変調パルスまたは数
パルス間を、インバータに加わる直流電圧を、通
常の電圧より高い直流電源により加圧し、電流の
立上り時定数を小さくして、電流の脈動を小さく
し、トルクリツプルを低減させるようにしたもの
である。
本発明の、ブラシレスモータのトルクリツプル
抑制装置の構成は、交流電源と、前記交流電源に
接続されて直流電源を作る整流回路と、インバー
タ接続された偶数のトランジスタからなり前記整
流回路の出力側に接続された逆変換回路と、前記
逆変換回路のそれぞれのトランジスタの中間点に
接続されたブラシレスモータと、前記ブラシレス
モータの回転子の回転位置を検出する複数の位置
検出器と、これらの位置検出器から得られた位置
検出信号に基づいて、前記逆変換回路の複数のト
ランジスタを選択的に導通させるとともに、パル
ス幅変調信号をそれらのトランジスタに付与する
制御回路とを具備せしめた120度通電形のブラシ
レスモータ回路において、上記整流回路の出力側
と逆変換回路との間に、上記の直流電源よりも高
い電圧を発生する高圧直流回路を接続するととも
に、前記高圧直流回路を、上記位置検出器からの
位置検出信号の入力による上記制御回路からの制
御信号により、相切換え転流時から当該相電流導
通期間の当初のみ能動状態とし、高直流電圧を上
記逆変換回路に印加するように構成したものであ
る。
次に、本発明に係る実施例を、各図を参照して
説明する。しかして本実施例に係るものは、倍電
圧トルクリツプル抑制に係るものである。
ここで、第4図は、本発明の一実施例に係る、
ブラシレスモータ用パルス幅変調方式インバータ
によるブラシレスモータの回路構成図、第5図
は、その要部回路図、第6図は、そのタイムチヤ
ート図、第7図は、そのブラシレスモータにおけ
る電流関係波形図である。
まず、第4図において、第1図と同一符号は同
等部分を示し、8Aは制御回路、10は、高圧直
流回路に係る倍電圧回路である。
そして、倍電圧回路10は、まず、整流器10
1,102、トランジスタ103、コンデンサ1
04,105からなり、また106も整流器で、
電動機5からの逆電圧バイパス用であり、トラン
ジスタ103の保護用でもある。
しかして、上記のトランジスタ103は、相切
換え転流時に、次に説明する制御回路8Aからの
制御信号に係る信号C2により、当該相電流導通
期間の当初のみONして倍電圧回路10を能動状
態にし、さきのインバータに係る逆変換回路4へ
の直流電圧Edを昇圧させるものである。
すなわち、この倍電圧回路10は、図示のごと
く、整流回路2の出力側と逆変換回路4との間に
接続されたものである。
次に、第5図に係る回路は、前記のトランジス
タ103をONさせる、上述の制御信号に係る信
号C2(第4図)を、位置検出器71〜73から
の位置検出信号U,V,Wの入力によつて発生す
る回路、すなわち、第4図の制御回路8Aに係る
ものである。
この第5図において、81は波形整形回路で、
82は分配回路、83はトルクリツプル抑制回
路、84はU〜W相結線、85は三角波発振回
路、86は変調信号形成回路、87は変調回路で
あり、9はベースドライブ回路である。
詳細については後述するが、さきの第1図にお
ける回転子6の位置検出器71,72,73の出
力信号は、波形整形回路81に入力され、3相の
位置検出信号U,V,Wとなる。なお、図示のも
のにおいては、位置センサに係る位置検出器はホ
ール素子によつて構成したが、これは受光素子な
どでも可能なものである。
上記の波形整形回路81には、三角波発振回路
85、分配回路82が結線84により接続されて
いる。
また、三角波発振回路85には変調信号形成回
路86が接続されており、この変調信号形成回路
86には変調回路87が接続されている。
なお、トルクリツプル抑制回路83の接続につ
いては後述する。
しかして、変調回路87は、分配回路82と統
合し、さきの第4図の逆変換回路4の各トランジ
スタ41〜46にたいする信号を形成して、ベー
スドライブ回路9に入力する。
このベースドライブ回路9は、変調回路87か
らの出力によつて、さきの第1図における逆変換
回路4の各トランジスタのベースに電流を供給す
るものである。
次に、上記構成について、さらに詳しく説明す
る。
上記のホール素子に係る位置検出器71,7
2,73へ接続される波形整形回路81は、差動
増幅器817,818,819と抵抗811,8
12,813,814,815,816とから構
成され、ホール素子に係る位置検出器71,7
2,73からの出力を各差動増幅器817,81
8,819から、第6図aのU,V,Wに示すご
とく180度幅の矩形波を出力する。
また、分配回路82は、NOT回路821,8
22,823、AND回路824,825,82
6,827,828,829から構成されてい
る。
すなわち、波形整形回路81の差動増幅器81
7の出力Uには、AND回路824の一方の入力
端子が接続されており、このAND回路824の
他の入力端子には、差動増幅器818からの出力
信号〔第6図aのV〕がNOT回路822を介し
て、反転させて入力されるように構成されてい
る。
その結果、AND回路824の出力は、第6図
bのU+に示すように、U信号に同期し、かつ120
度の矩形波を得る。
また、差動増幅器817には、NOT回路82
1を介してAND回路825,828が接続され
る。
このAND回路825の他方の入力端子には、
差動増幅器818の出力端子が接続されている。
また、上記のAND回路828の他方の入力端
子には、差動増幅器819の出力端子が接続され
ている。
そして、差動増幅器818には、AND回路8
26が接続されており、このAND回路826の
他方の入力端子には、差動増幅器819からの出
力信号が、NOT回路823を介して入力される
ように構成されている。
このNOT回路823には、AND回路829が
接続されており、このAND回路829の他の入
力端子には、差動増幅器817が接続されてい
る。
また、差動増幅器819には、AND回路82
7が接続されており、このAND回路827の入
力端子には、差動増幅器818がNOT回路82
2を介して接続されている。
すなわち、AND回路825の一端の入力は、
U信号の反転信号を基準にするためNOT回路8
21を介して接続され、他の入力はV信号が接続
される。その結果、第6図bU-に示すように、U
の反転信号に同期し、かつ120度の矩形波を得る。
同様にして、V+信号は、AND回路826によ
り、V-信号は同827、W+信号は同828、
W-信号は同829で形成されるものである。
上述の分配回路82の出力は、第6図bに示
す、U+,U-,V+,V-,W+,W-のごとき、さ
きの逆変換回路4の各相の120度通電の基本信号
となる。
一方、三角波発振回路85は、AND回路85
1,852,853、NOR回路854、NOT回
路855、Exclusive(エクスクルーシブ)NOR
回路856、ユニジヤンクシヨントランジスタ8
58、トランジスタ857,859、抵抗85R
1,85R2,85R3,85R4,85R5,
85R6、コンデンサ85C1,85C2、ダイ
オード85D1,85D2とから構成されている
ものである。
しかして、第5図に示すNOR回路854の出
力信号PUVWは、60度の同期化パルスSP(第6
図)を得るための120度のパルスである。
また、抵抗85R1、コンデンサ85C1、
NOT回路855、Exclusive NOR回路856
は、上記信号PUVWの立上り、立下りを検出す
る回路で、これにより同期化パルスSPを得るもの
である。
上述した、その三角波発振回路85からは、第
6図に示すS1のごとき三角波が発生し、変調信号
形成回路86に入力されるものである。
変調信号形成回路86は、コンパレータ86
1、抵抗86R1,86R2とから構成されてい
る。
そして、このコンパレータ861の負入力端子
には、さきの三角波発振回路85からの出力信号
(第5,6図のS1の三角波)が入力され、また正
入力端子には、第6図に示される設定電圧値に係
る制御電圧VRが入力されている。
このコンパレータ861からは、第5,6図の
mに示すごとき変調信号が出力され、変調回路8
7に入力されるものである。
また、さきの同期化パルスSPは、トルクリツプ
ル抑制回路83のワンシヨツトマルチバイブレー
タ831に入力されるものである。なおトルクリ
ツプル抑制装置83は、ワンシヨツトマルチバイ
ブレータ831、AND回路832よりなるもの
である。
この同期化パルスSPは、転流時の信号である。
しかして、この信号により、ワンシヨツトマルチ
バイブレータ831により、第6図cに示す、一
定時間TCなる信号C1を得るものである。
そして、AND回路832には、変調信号形成
回路86から変調信号mが入力されて、前記の信
号C1と変調信号mを論理和し、出力信号C2を
得るものである。
この信号C2は、さきの第4図における倍電圧
回路10のトランジスタ103のベース信号とな
るものであり、このC2信号のある時間T1だけ
インバータの直流電圧は、後述のごとく2Ed
なる。
前述の変調回路87は、OR回路871〜87
6、AND回路877〜882によつて構成され
ている。
このOR回路871〜876の第1の入力端子
には、分配回路82におけるAND回路824〜
829のそれぞれの出力端子が接続され、第2の
入力端子には、それぞれ共通に変調信号形成回路
86におけるコンパレータ861の出力端子(変
調信号m)が接続されている。
その結果、たとえばOR回路871の出力は、
U+と変調信号mの論理和になり、第6図dのU
+信号を得る。同様にして、第6図dに示すご
とく、U1-,V1+,V-,W1+,W1-信号を
得るものである。
また、さきの分配回路82におけるAND回路
824〜829の出力端子は、それぞれAND回
路877〜882の一方の入力端子に接続されて
おり、このAND回路877〜882の他方の入
力端子には、OR回路874,873,876,
875,872,871の出力端子が接続されて
おり、このAND回路877〜882の出力信号
に係るドライブ信号S41〜S46が、ベースド
ライブ回路9へ入力されるものである。
すなわち、AND回路877の一端の入力は、
AND回路824の出力U+が接続され、他の入力
は、OR回路874の出力V1-が接続される。
この結果、AND回路877の出力は、第6図
eのドライブ信号S41のように、位置検出信号
Uに同期し、前半の60度は矩形波に、後半の60度
は変調された120度の信号が得られる。
これをベースドライブ回路9で増幅し、さきの
第4図の逆変換回路4におけるトランジスタ41
のベースの信号として印加する。
同様にして、AND回路878〜882は、そ
れぞれ、ドライブ信号S42〜46の信号を得、
上記と同様に、トランジスタ42〜46の信号と
なるものである。
上記のような構成による、本実施例のトルクリ
ツプル抑制装置での各相の電流波形は、さきの第
2,3図に示すものと同態様で示すと、第7図の
ようになり、電動機5のU〜W相巻線に流れる相
電流は、同図のIU〜IWのようになる。
たとえば、IUに関して説明すると、転流時、t0
からT1の期間、第7図eに示すように、ドライ
ブ信号S41とS44に信号があるから、第4図
の逆変換回路4は、トランジスタ41と44とが
ONし、電動機5は、端子MuとMv(第4図)に
電流が流れる。
このとき、第7図で、図示の信号C2があるか
ら、第4図のトランジスタ103が導通し、イン
バータの直流電圧は、倍電圧回路10により、2
Edとなる。
そのため、第7図のモータの相電流IUの立上り
の傾きは、(An−A1)/T1、と大きくなる。
その理由は、直流電圧が2倍になるためであ
る。
その後は、信号C2がOFFするため、直流電
圧はEdになり、電流のリツプルは、図示で、(An
−A2)/T2、で行なわれる。
ここで、Anは、電流リツプルの最大値、A1
は、転流時における電流リツプルの最小値、A2
は、正常時における電流リツプルの最小値であ
る。
第7図のIdは、インバータに入力される直流の
入力電流で、各相の電流を加えた値である。
以上の結果、脈流電流の少ないブラシレスモー
タの制御ができるものである。
また、上記において、転流時の落ち込みが大き
く、リツプルがはげしいとき、すなわち一つの信
号C2では抑制できないときは、制御信号に係る
信号C1の時間幅TCを長くし、変調信号の数個
を倍電圧源である倍電圧回路10から加えること
により、さらに脈動電流を少なくすることも可能
なものである。
さらに、上記実施例においては、直流電源より
高圧の別な直流電源として、倍電圧に係るものを
用いているが、これは倍電圧に限らず、高圧の別
な直流電源であればよく、その使用を妨げるもの
ではない。
以上に述べたところをも総合して、本発明によ
るときは、ブラシレスモータの転流時におけるト
ルクリツプルを減少させることができて、その回
転数の脈動を小さくすることを所期しうるブラシ
レスモータのトルクリツプル抑制装置を提供する
ことができるもので、実用的効果にすぐれた発明
ということができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のブラシレスモータ用パルス幅
変調方式インバータによるブラシレスモータの回
路構成図、第2図は、そのタイムチヤート図、第
3図は、そのブラシレスモータの電流波形図、第
4図は、本発明の一実施例に係る、ブラシレスモ
ータ用パルス幅変調方式インバータによるブラシ
レスモータの回路構成図、第5図は、その要部回
路図、第6図は、そのタイムチヤート図、第7図
は、そのブラシレスモータにおける電流関係波形
図である。 1……交流電源、2……整流回路、3……平滑
コンデンサ、4……逆変換回路、5……電動機、
6……回転子、71〜73……位置検出器、8A
……制御回路、81……波形整形回路、82……
分配回路、83……トルクリツプル抑制回路、8
4……U〜W相結線、85……三角波発振回路、
86……変調信号形成回路、87……変調回路、
9……ベースドライブ回路、10……倍電圧回
路、IU〜IW……相電流、m……変調信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 交流電源と、前記交流電源に接続されて直流
    電源を作る整流回路と、インバータ接続された偶
    数のトランジスタからなり前記整流回路の出力側
    に接続された逆変換回路と、前記逆変換回路のそ
    れぞれのトランジスタの中間点に接続されたブラ
    シレスモータと、前記ブラシレスモータの回転子
    の回転位置を検出する複数の位置検出器と、これ
    らの位置検出器から得られた位置検出信号に基づ
    いて、前記逆変換回路の複数のトランジスタを選
    択的に導通させるとともに、パルス幅変調信号を
    それらのトランジスタに付与する制御回路とを具
    備せしめた120度通電形のブラシレスモータ回路
    において、上記整流回路の出力側と逆変換回路と
    の間に、上記の直流電源よりも高い電圧を発生す
    る高圧直流回路を接続するとともに、前記高圧直
    流回路を、上記位置検出器からの位置検出信号の
    入力による上記制御回路からの制御信号により、
    相切換え転流時から当該相電流導通期間の当初の
    み能動状態とし、高直流電圧を上記逆変換回路に
    印加するように構成したことを特徴とするブラシ
    レスモータのトルクリツプル抑制装置。
JP56158087A 1981-08-03 1981-10-06 ブラシレスモータのトルクリップル抑制装置 Granted JPS5863090A (ja)

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JPS6096192A (ja) * 1983-10-27 1985-05-29 Sanyo Electric Co Ltd ブラシレスモ−タ

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