JPH0521999Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0521999Y2
JPH0521999Y2 JP1987074264U JP7426487U JPH0521999Y2 JP H0521999 Y2 JPH0521999 Y2 JP H0521999Y2 JP 1987074264 U JP1987074264 U JP 1987074264U JP 7426487 U JP7426487 U JP 7426487U JP H0521999 Y2 JPH0521999 Y2 JP H0521999Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
calculation
current
digital
sine value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987074264U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63182700U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987074264U priority Critical patent/JPH0521999Y2/ja
Publication of JPS63182700U publication Critical patent/JPS63182700U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0521999Y2 publication Critical patent/JPH0521999Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、多相交流電動機に供給される電流の
電流実効値を演算する電流実効値演算装置に関す
るものであり、特に電動機の制御に電流実効値を
利用する制御装置と共に用いられるのに好適な多
相句流電動機の電流実効値演算装置に関するもの
である。
[従来の技術] 第6図は、電流実効値IEと、電動機の速度を
検出した速度検出信号VENと速度指令信号
VCMD等とを用いて適切なトルク指令値と電流
指令値とを演算して、速度制御系の応答を改善す
る三相同期電動機の制御装置の一例を示してい
る。この装置では、エンコーダ1により三相同期
電動機2の回転速度をデジタル量で検出して、検
出した回転速度信号VENをデジタル制御回路3
に供給する。また電動機2に供給される三相交流
電流のうちの2つの相U,Vの瞬時電動値IAU,
IAVをそれぞれ電流検出器4,5を用いて検出
し、検出した値をそれぞれアナログーデジタル変
換器6,7でデジタル量の瞬時電流値IDU,IDV
に変換してデジタル制御回路3に供給する。尚デ
ジタル制御回路3は、瞬時電流値IDU,IDVから
W相の瞬時電流値IDWを得る機能を備えている。
そして従来は電流検出器4,5から得た2つの
アナログ量の瞬時電流値IAU,IAVを2相3相
変換回路10で3相に変換して、3相分を整流回
路11で整流し、整流値に増幅回路12で所定の
係数値を掛けアナログ量で電流実効値を得た後、
アナログ量の電流実効値をアナログーデジタル変
換回路13でデジタル量に変換して、電流実効値
IEを得ていた。
デジタル制御回路3は速度指令VCMDと回転
速度信号VENに基づいてトルク指令値を演算し、
またエンコーダ1から入力された回転速度信号か
らsinθsin(θ−2π/3)を演算して、これらの演
算値sinθ及びsin(θ−2π/3)とトルク指令値と
を乗算してU相とV相の電流指令値IU及びIVを
出力する。また電流指令値IU及びIVに基づいて
W相の電流指令値IWを演算して出力する。そし
てこれら各電流指令値IU,IV及びIWと瞬時電流
値IDU,IDV及びIDWとの偏差を求めて増幅し
た後、偏差をパルス幅変調処理してドライブ回路
8に供給し、ドライブ回路8は3相同期電動機2
の固定子巻線に所定の周波数の3相交流を供給す
る3相インバータ回路を駆動して電動機2を制御
する。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の実効値演算装置は、第6図の一点鎖線の
枠内にある回路10〜13によつて構成される。
しかしながら従来の実効値演算装置では、増幅回
路12の増幅率を調整することにより、整流回路
11の整流値に掛ける係数を定めて電流実効値を
得ているため、増幅回路の増幅率の調整が難しい
という問題があつた。また従来の装置では、瞬時
電流値IAU,IAVの波形の歪による演算誤差の
発生を考慮していなかつたため、例え増幅回路1
1の増幅率の調整を簡単にする工夫がなされたと
しても、検出精度を高めることができないという
問題があつた。
本考案の目的は、難しい調整を必要とすること
なく検出精度の高い多相交流電動機の電流実効値
演算装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記問題点を解消するため、図面に
示した実施例に見られるように、多相交流電動機
に供給される相電流のうち少なくとも2相の相電
流の瞬時電流値を検出して各相についてデジタル
量のデジタル瞬時電流値IDを出力する瞬時電流
検出器4,5,6,7と、回転子の回転角度を検
出して相電流と同期した回転角度検出信号を出力
する回転角度検出器1′,14とを備えている。
そして本考案においては、相電流が極性反転する
前後の所定の角度範囲を除いた角度範囲内に位相
がある相を回転角度検出信号に基づいて選択する
演算相選択手段15と、演算相選択手段15によ
つて選択された相の相電流に対応する正弦値sinθ
をデジタル量で出力する正弦値発生手段16と、
演算相選択手段15によつて選択された相につい
てのデジタル瞬時電流値IDと正弦値sinθとを入力
として|ID/√2sinθ|の演算を実行して電流実
効値IEを出力するデジタル演算手段17とを備
えている。
[考案の作用] 本考案では、演算相選択手段15が回転角度検
出信号に基づいて位相が交流波形の歪みの影響が
少ない演算許容範囲内にある相、すなわち相電流
が極性反転する前後の所定の角度範囲を除いた角
度範囲内に位相がある相を適宜に選択する。そし
て、正弦値発生手段16は演算相選択手段15に
よつて選択された相の相電流に対応する正弦値
sinθをデジタル量で出力し、デジタル演算手段1
7は演算相選択手段15によつて選択された相に
ついてのデジタル瞬時電流値IDと正弦値sinθとを
入力として|ID/√2sinθ|の演算を実行するこ
とにより電流実効値IEを出力する。このように
本考案においては、演算相選択手段15が演算に
適切な相を選択し、交流波形の歪みの影響を極力
受けないようにしてデジタル回路で演算を行うの
で難しい調整を必要とすることなく、高い精度で
電流実効値を演算することができる。
[実施例] 以下図面を参照して、本考案の実施例を説明す
る。
第1図は、第6図の従来の装置と同様に本考案
の電流実効値演算装置を三相同期電動機の制御装
置に用いた場合の例を示している。尚第1図にお
いて第6図に示した従来の装置と同じ部分には、
第6図で付した符号と同じ符号を付してある。第
1図の実施例において、エンコーダ1′としては、
公知のエンコーダA信号,B信号及びC信号並び
にU,V,W信号を出力するフオトエンコーダが
用いられている。そして、このエンコーダ1′は
公知の手法によつてインバータ回路9から出力さ
れる相電流と同期が取られており、また回転角度
検出信号として利用されるU,V,W信号が相電
流と位相が一致するように調整されている。この
調整は当業者に公知の通り、例えば電動機2の回
転軸に対するエンコーダ1′の取付け位置を調整
することにより行われる。本実施例においては、
例えばU相の相電流の位相とエンコーダ1′のU
相出力との位相が一致するようになつている。な
おエンコーダ1′はラインL1を通してU,V,
W信号を出力し、ラインL2を通してA,B,C
信号を出力する。
14はエンコーダ1′から出力されたU,V,
W信号及びA,B,C信号に基づいて電動機2の
回転子の回転角度θを例えばU相の相電流に対応
した回転角度検出信号として出力する公知の角度
検出回路である。また15は角度検出回路14か
ら出力された回転角度検出信号に基づいて、位相
が演算許容範囲内にある相を適宜に選択する演算
相選択手段である。この演算許容範囲とは、相電
流の歪みによる影響が少ない範囲であり、具体的
には相電流が極性反転する前後の所定の角度範囲
を除いた角度範囲である。後に詳細に説明する
が、本実施例では例えば第4図に示されるよう
に、回転子の角度範囲が30°≦θ≦150°あるいは
210°≦θ≦330°の範囲にある場合には、この範囲
を演算誤差の少ない範囲(演算許容範囲)として
いる。またV相の相電流についての演算許容範囲
は150°<θ<210°,330°<θ≦360°、あるいは0°

θ<30°である。
本実施例の演算相選択手段15は、U相を基準
にしてU相が演算許容範囲にあるときにはU相を
選択し、U相の位相が演算許容範囲を脱したと
き、すなわち演算許容範囲外になつたときにV相
を選択するように構成されている。
16は演算相選択手段15によつて選択された
相の正弦値すなわちsinθを発生する正弦値発生手
段である。尚この正弦値発生手段16は、演算相
選択手段15によつて選択された相に応じてエン
コーダ1′によつて検出された回転角度θに対し
て所定角度(3相の場合には2π/3)ずつ遅れ
た又は進んだ正弦値を発生する。尚演算相選択手
段15は、相を選択すると同時に選択した相に応
じた回転角度を出力する場合には、正弦値発生回
路16は単純に正弦値を出力する構成のものでよ
い。
また同図において17は、アナログ・デジタル
変換器6又は7から出力されたデジタル瞬時電流
値ID(IDU又はIDV)と正弦値発生手段16から
出力された正弦値sinθとを入力として|ID/√2
sinθ|の演算を実行し、電流実効値IEを出力する
デジタル演算手段17である。
本実施例において、交流電動機2の相電流の瞬
時電流値IA(IAU又はIAV)を検出してデジタル
量のデジタル瞬時電流値IDを出力する瞬時電流
検出器は、変流器からなる電流検出器4及び5と
アナログ・デジタル変換器6又は7とから構成さ
れる。
第2図は瞬時電流値と正弦値とを用いて実効値
を演算する場合の原理を説明するための波形図で
ある。今U相のみを用いて演算を行うとすれば、
エンコーダ1′によつて検出した回転子の回転角
度θUが60°であるとすると、U相の電流ピーク値
IPは、次のようにして得られる。
IP=IDU(sin90°/sin60°) =IDU(2/√3) そして、このときのU相の電流実効値IEは、
次のようにして得られる。
IE=|IP/√2|=√23|IDU| 尚、回転角度をV相との関係で表せばθV=θU−
2π/3と表すことができる。原理的には、1相
だけで実効値を演算することができるが、インバ
ータ回路9又は制御電源から出力される交流波形
は全体的に歪んでいるため、演算する場合に波形
の歪みによる影響を避けられない。特に歪みによ
る影響は、相電流の極性が変化する前後で顕著に
現れることが実験により判つた。本実施例のよう
にU相を基準にした場合には、U相の相電流の位
相が0°,180°及び360°の前後で電流実効値の演算
誤差が大きくなる。そこで本実施例においては演
算誤差の大きくなる範囲として、0°,180°及び
360°の前後±30°の範囲を定め、U相の相電流の
位相がこの範囲にあるときには、演算許容範囲に
あるV相の相電流に基づいて実効値の演算を行う
ようにした。
第3図は、第1図の基本構成を用いた本考案の
具体的な実施例の構成を示すブロツク図である。
第3図の実施例では第4図の波形に実線で示した
ようにU相を基準として見た場合に、回転子の角
度範囲が30°≦θU≦150°あるいは210°≦θU≦330°
の範囲にある場合には、この範囲を演算誤差の少
ない範囲(演算許容範囲)として、U相を基準に
して電流実効値を演算する。一方角度が330°<
θU<30°あるいは150°<θU<330°の範囲にある場
合には、V相を用いて電流実効値を演算する。す
なわち許容範囲外においては、IE=|IDV/√
2sinθV|によつて実効値を求める。但しθV=
θU−2π/3である。
第3図の実施例で、15aは角度検出回路14
(第1図)から出力される回転角度検出信号に基
づいて回転角度が予め設定した演算許容範囲にあ
る場合には回転角度検出信号を第1の正弦値発生
回路16aに供給し、回転角度が演算許容範囲外
にある場合には回転角度検出信号を第2の正弦値
発生回路16bに供給する角度範囲検出回路であ
る。なお演算許容範囲の決定は、角度範囲設定回
路によつて行われる。本実施例においては角度範
囲検出回路15aと角度範囲設定回路15bとに
よつて演算相選択手段15が構成されている。
第1の正弦値発生回路16aは、入力信号に応
じてメモリに内蔵したデータからsinθUの値を読
みだして出力する。また第2の正弦値発生回路1
6bは入力信号に応じてメモリに内蔵したデータ
からsinθVすなわちsin(θU−2π/3)の値を読み
出して出力する。また角度範囲検出回路15aの
出力は選択回路17cに供給され、選択回路17
cは角度範囲検出回路15aがU相を選択して第
1の正弦値発生回路16aに信号を出力したこと
を検出してデジタル瞬時電流値IDUを選択出力す
る。また選択回路17cは、角度範囲検出回路1
5aがV相を選択して第2の正弦値発生回路16
bに信号を出力したことを検出してデジタル瞬時
電流値IDVを選択出力する。
17aは、第1又は第2の正弦値発生回路16
a又は16bの出力sinθで1/√2の値を割算し
て1/√2sinθを実行する割算回路である。17
bは割算回路17aの出力と選択回路17cで選
択したデジタル瞬時電流値IDとを乗算する乗算
回路でありID(1/√2sinθ)の演算を行う。そ
して17dは乗算回路17cの出力の絶対値を取
る絶対値演算回路である。尚既存のデジタル制御
回路3内にもsinθを演算する回路があるため、本
実施例を実施する場合に既存の回路の一部を利用
すれば構成を簡単にすることができる利点があ
る。尚本実施例においては第1及び第2の正弦値
発生回路16a及び16bによつて正弦値発生手
段が構成され、割算回路17a,乗算回路17
b,選択回路17c及び絶対値演算回路17dに
よつてデジタル演算手段17が構成される。
本実施例のように2相の相電流を用い、演算相
選択手段15で演算誤差の発生の少ない方の相を
選択して演算を行えば、簡単な構成で精度の高い
演算結果を得ることができる。
尚上記実施例では、演算相選択手段15は適切
な相を選択してそのときの回転角度をそのまま第
1又は第2の正弦値発生回路に出力する構成のも
のを用い、第2の正弦値発生回路としてsin(θU
−2π/3)の信号を発生するものを用いたが、
演算相選択手段15をV相が選択された場合に
は、θU−2π/3を表す信号を出力するように構
成すれば、1つの正弦波発生回路で正弦値発生手
段16を構成することができる。
また上記実施例ではエンコーダ1′と角度変換
回路14とにより回転角度検出器を構成している
が、回転角度検出器の構成は上記実施例に限定さ
れるものではなく、回転角度をデジタル量で出力
できるものであればいかなる構成のものであつて
もよい。
上記実施例は、ハードロジツク回路で本考案を
実施する場合の例であるが、本考案はマイクロプ
ロセツサすなわちCPUを用いてソフトウエアに
よつても実施することがきる。第1図及び第2図
の実施例をCPUとソフトウエアを用いて実施す
る場合には、デジタル制御回路3と、演算相選択
15と,正弦値発生手段16とデジタル演算手段
17とがCPU内に形成されることになる。尚こ
の場合、演算相選択手段15に入力される回転角
度検出信号はデジタル量になつている必要があ
る。第5図はCPUを用いる場合に第3図の実施
例と同じ処理を実行する場合のソフトウエアのフ
ローチヤート図である。CPUを用いて本実施例
を実施する場合には、最も構成が簡単で且つ小形
の演算装置を得ることができる。
尚上記第3図の実施例のように2つの相の瞬時
電流値を用いて演算を行う場合に、各相が分担す
る範囲は上記実施例の範囲に限られるものではな
い。また上記実施例においては、2相の相電流を
用いているが、U,V,Wの3相を適宜に選択し
て演算を行うようにしてもよい。U,V,Wの3
相を用いて演算を行う場合には、2相の相電流を
用いる場合よりも演算誤差の発生を少なくするこ
とができる。尚3相の相電流を用いる場合には、
例えば第3図の実施例における角度範囲検出回路
15aを3相で分担する角度範囲を検出できるよ
うに構成し、正弦値発生手段16にW相の正弦値
も発生できるように第3図の正弦値発生回路を設
け、更に選択回路17cは角度範囲検出回路15
aの出力に応じて瞬時電流値IDU,IDV,又は
IDWを選択するように構成すればよい。
また本考案を実施する場合、演算相選択手段1
5、正弦値発生手段16及びデジタル演算手段1
7の構成は任意であつて、実施例の構成に限定さ
れるものではない。
また上記実施例では、電流フイードバツクルー
プがデジタルとなつているが、アナログのフイー
ドバツクループの場合にも、本考案を適用するこ
とができる。
また第1図の実施例において、デジタル制御回
路3に瞬時電流値IDU,IDVをフイードバツクし
ないで制御を行う場合にも、本考案を適用するこ
とができる。
更に瞬時電流値の検出を行う場合、アナログ−
デジタル変換回路6及び7の動作周期によつて決
まる瞬時電流値の検出周期をデジタル制御回路3
で行うパルス幅変調制御で用いるPWM信号と同
期させれば演算精度を更に向上させることができ
る。
尚上記各実施例は三相同期電動機の制御に本考
案を適用した場合を例にしているが、本考案の電
流実効値制御装置は三相同期電動機の制御に使用
する場合に限られず、他の多相電動機を制御する
場合にも用いることができるのは勿論である。
[考案の効果] 本考案によれば、演算に適切な相を選択して、
交流波形の歪みの影響を極力受けない角度範囲に
ある相を用いて電流実効値の演算をデジタル回路
で行うので、難しい調整を必要とせずに且つ高い
精度で電流実効値を演算することができる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の電流実効値演算装置を3相
同期電動機の制御装置に適用した場合の実施例を
示す概略構成図、第2図は1相の瞬時電流値で電
流実効値を演算する場合の説明に用いる波形図、
第3図は本考案の具体的な実施例の構成を示すブ
ロツク図、第4図は第3図の実施例の動作を説明
するための波形図、第5図は本考案をCPUを用
いてソフトウエアで実施する場合のフローチヤー
ト図及び第6図は従来の装置を示す概略構成図で
ある。 1,1′……エンコーダ、2……三相同期電動
機、3……デジタル制御回路、4,5……電流検
出器、6,7……アナログ−デジタル変換回路、
8……ドライブ回路、9……インバータ回路、1
4……角度検出回路、15……演算相選択手段、
16……正弦値発生手段、17……デジタル演算
手段、15a……角度範囲検出回路、15b……
角度範囲設定回路、17a……割算回路、17b
……乗算回路、17c……選択回路、17d……
絶対値演算回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 多相交流電動機に供給される相電流のうち少
    なくとも2相の相電流の瞬時電流値を検出して
    各相についてデジタル量のデジタル瞬時電流値
    IDを出力する瞬時電流検出器と、 回転子の回転角度を検出して前記相電流と同
    期した回転角度検出信号を出力する回転角度検
    出器と、 前記相電流が極性反転する前後の所定の角度
    範囲を除いた角度範囲内に相電流の位相がある
    相を前記回転角度検出信号に基づいて選択する
    演算相選択手段と、 前記演算相選択手段によつて選択された相の
    相電流に対応する正弦値sinθをデジタル量で出
    力する正弦値発生手段と、 前記演算相選択手段によつて選択された相に
    ついての前記デジタル瞬時電流値と前記正弦値
    とを入力として|ID/√2sinθ|の演算を実行
    するデジタル演算手段とを具備してなる多相交
    流電動機の電流実効値演算装置。 (2) 前記多相交流電動機は3相交流電動機であ
    り、前記瞬時電流検出器は2つの相U,Vの相
    電流のデジタル瞬時電流値IDU,IDVを出力
    し、 前記演算相選択手段は、前記各相電流が極性
    反転する前後の所定の角度範囲を除いた角度範
    囲を各相についての演算許容範囲として、一方
    の相Uの相電流の位相が演算許容範囲を脱する
    と他方の相Vの相電流を選択するように構成さ
    れ、 前記正弦値発生手段は前記一方の相Uの相電
    流に対応する正弦値sinθUを発生する第1の正
    弦値発生回路と、前記他方の相Vが選択される
    と前記回転角度検出信号に基づいて前記他方の
    相Vの位相θVを算出して該相Vの相電流に対
    応する正弦値sinθVを出力する第2の正弦値発
    生回路とから構成されている実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載の多相交流電動機の電流実
    効演算装置。 (3) 前記演算相選択手段、前記正弦値発生手段及
    び前記デジタル演算手段は、マイクロプロセツ
    サによつて構成される実用新案登録請求の範囲
    第1項または第2項に記載の多相交流電動機の
    電流実効値装置。
JP1987074264U 1987-05-18 1987-05-18 Expired - Lifetime JPH0521999Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987074264U JPH0521999Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987074264U JPH0521999Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63182700U JPS63182700U (ja) 1988-11-24
JPH0521999Y2 true JPH0521999Y2 (ja) 1993-06-04

Family

ID=30919318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987074264U Expired - Lifetime JPH0521999Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0521999Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63182700U (ja) 1988-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4680526A (en) Method of controlling inverter-driven induction motor
US6462491B1 (en) Position sensorless motor control apparatus
US5206575A (en) Device for controlling an AC motor
JP4930085B2 (ja) 位相検出方法、位相検出装置、同期モータの制御方法、および同期モータの制御装置
US4547719A (en) Synchronous motor drive apparatus
JPWO2008139518A1 (ja) 電力変換装置
JPS5850119B2 (ja) 無整流子電動機の制御装置
EP0089208B1 (en) A.c. motor drive apparatus
US4628240A (en) Synchronous motor control system
JPH0521999Y2 (ja)
JPH06335277A (ja) 交流電動機の制御装置
JPH05300785A (ja) 同期電動機の制御装置
JP6756293B2 (ja) 回転機の制御装置および制御方法
JPS5989591A (ja) 誘導電動機の駆動制御装置
JP2644750B2 (ja) 電圧形インバータの制御方法
JP2653873B2 (ja) インバータ電流制御装置
JPH0447554B2 (ja)
JPH0632581B2 (ja) 誘導電動機制御装置
JP2708649B2 (ja) サイクロコンバータの制御装置
JP2914997B2 (ja) インバータ制御装置
JPS6330236Y2 (ja)
JP3148209B2 (ja) サイクロコンバータの制御装置
JP2549126B2 (ja) 電力変換装置
JPS6159073B2 (ja)
JPS5923195B2 (ja) サイリスタモ−タの制御装置