JPH02166592A - カード取扱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、カードを使用媒体とする各種情報処理装置に
係り、特に前記カードの屈曲や変形時における取扱いに
好適なカード取扱装置に関する。

（従来の技術） 近年、各種のカードを媒体として各種の情報処理を実施
する装置が普及すると共に、前記装置の休日稼動が増加
するに伴い装置内において大きく変形したカードはジャ
ムにより返却不可能となることが多い。また装置内でカ
ード側になんらかの障害が発生した場合も同様に返却不
能となることがある。従来、上記使用分野において、大
きく屈曲や変形したカードは、装置内でのジャム発生防
止の見地からカード搬送路内にゲートを設けて装置内に
取り込まないように配慮している。

（発明が解決しようどする課題） 上記従来技術は、カードの挿入両側の反対側端に屈曲や
変形が発生しているカードは、少なくとも挿入の際には
装置内への進入を阻止できないから、装置内に取り込ん
だ後にジャムを起こす可能性があり、ジャムを起こした
ときは装置の取扱いを中止しなければならないという問
題点があり対策が必要であった。本発明は従来技術の上
記課題を解決し、カードのジャム発生時若しくはカード
搬送路内でカードが返却不能な障害をおこした場合にも
取扱いを継続することが可能なカード取扱装置を提供す
ることを目的とするものである。

（課題を解決するための手段） 上記の目的は、搬送路内で返却不能障害を起こしたカー
ドを回収箱に回収する手段と、少なくとも前記回収カー
ドと同じデータならびに制限データを書き込んだ代替カ
ードを新規発行する手段を。

備えるカード取扱装置によって達成される。

（作用） 上記の構成により、カードが返却不能障害をおこした場
合にも取扱い停止の事態を招来することなく装置の稼動
を継続することができ、以後のカード取扱業務の実施に
も支障を来すことがない。

（実施例） 本発明の一実施例を図面と共に説明する。現金自動取引
装置１における本発明のカード取扱装置２および関連構
成部分のブロック図を第２図に示し、前記カード取扱装
置２内の通常カード取扱部３、振込カード取扱部４のカ
ード搬送路の構成を第１図に示す。第１図において、カ
ード５は受取口６からカード取扱装置２内に取り込まれ
カード取引部Ａに搬送される。Ｂはカード回収部、Ｃは
カード発行部で、カード発行部Ｃには、たとえば振込等
に使用するカード５を収容するホッパ１２、印字ヘッド
７が設けである。また取引部Ａと発行部Ｃの中間にある
カード回収部Ｂにはカード５の搬送方向を切り替えるゲ
ート８と回収箱９が設けられている。カード搬送路１３
は正逆回転可能に制御されるゴム製などのローラ１０．
１ｏをそれぞれの構成部Ａ、Ｂ、Ｃに最小限の組数を配
置し、ローラ１０．１０間にはカード５がジャムとなら
ないように複数組のガイド１１を配設して構成している
。本実施例のカード搬送路１３を備えたカード取扱装置
２においても、例えば第３図（ａ）、（ｂ）に示すよう
なカード５の端部が極端に折れ曲がった状態でカード５
を挿入した場合には、カード５の折れ曲がった部分がカ
ード５の逆送時にガイド１１に引掛ったり、受取口６の
テーパ部６ａに阻害されてカード５の返却が不可能にな
る状態が発生する。

上記のような現象発生時における本発明の動作を第１図
を参照しつつ第４．５図の動作フロー図を用いて説明す
る。受取口６から挿入されたカード５は取引部Ａまで搬
送され磁気ストライプ情報を読み取り（１０２）、読み
取り結果がが正常なものは取引処理される。その後カー
ド５は顧客へ返却されるが、この時、返却がジャム等の
発生により不可能となった場合には、カード５を回収箱
９に回収する（１０７）。回収時にはゲート８が回動し
てカード５を回収箱９に導くように構成されている。本
発明のカード回収手段とは、例えば回収部Ｂ（第１図）
を含む第４図に示す制御手段をいう。

次にカード５の回収後ホッパ１２から新規カード５にデ
ータの書込み（１０９）’、印字（１１０）を行なった
後、顧客に新規カード５を発行する。

新規カード５の発行に当っては、返却不能となったカー
ド５に対するデータの書込み印字は次のように行なう。

振込カード等が返却時にジャムとなった場合、代替カー
ドの磁気ストライプ情報は、既に読み取り終了したデー
タをそのままストライプ上およびカード表面に印字した
のち、ガイダンス表示などで再発行の誘導を行ない、顧
客に対してカード発行を行なう。

通常カード（銀行カード、クレジットカード等）がジャ
ムとなった場合の代替カードの発行手順は、カードの磁
気ストライプ情報に、取引が可能となる最小限の必要取
引データ（氏名１ロ座番号、支店番号等）と再発行カー
ドであることを証明する制限データ、例えば、識別番号
および使用期限、使用限度回数等を書き込む。また、カ
ード表面にはこのカードが再発行カードであることの表
示。

使用期限、使用限度回数等の制限データを印字し。

ガイダンスで本発行の使用法、注意事項等を告知した上
発行に至る。代替カードの処理手順を第５図によって説
明する。受取口６から挿入された（２０１）代替カード
の磁気ストライプ情報を読み取り（２０２）、暗証番号
も一致した場合、該カードの有効期限、使用回数をチエ
ツク（２０５゜２０６）して使用可能と判定されれば、
その旨のガイダンス表示（２０７）をし９通常の取引を
可能とする。使用限度回数が１回と指定された代替カー
ドに関しては信用取引としてインプリントはとらず、取
引終了後、カードを返却し、ガイダンスで代替カードを
カウンタまで持参するように誘導し、正規カードと交換
してもらう。（使用しないで代替カードをカウンタで交
換して貰ってもよい。）使用回数が複数回のときは、ス
トライプ上に書き込まれた回数を管理する方式若しくは
取引終了後、カードを光学式読取部でカード表面の文字
を読み取りデータをメモリに保存する（２１０）方式を
採用することもできる。次に使用回数を１回カウントダ
ウンしホストコンピュータへ送信する。これらの処理が
終了した後、代替カードを返却する。本発明の代替カー
ド発行手段とは、例えば発行部Ｃ（第１図）を含む第５
図に示す上記制御手段をいう。

本実施例によれば、返却不能となったカードに対して代
替のカードを発行することができるので、カード返却不
可に伴う取扱い中止の事態を回避することができる。

（発明の効果） 本発明の実施により、カードに起因する返却不能障害を
起こした場合にも装置の取扱い中止事態を回避すること
ができるので、装置の運用効率が向上すると共に、顧客
に対して代替カードを発行することにより、カード返却
に関するトラブルを未然に防止することができ、顧客サ
ービス向上への効果は大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のカード取扱装置の搬送路断
面図、第２図は本発明のカード取扱装置を組み込んだ現
金自動取引装置のブロック図、第３図は折れ曲がりや変
形したカードの斜視図、第ヅ ４．５は本発明の動作フロー図を示す。 １・・・現金自動取引装置　２・・・カード取扱装置５
・・・カード　　　　　　６・・・受取口１０・・・ロ
ーラ　　　　　１１・・・ガイドＡ・・・取引部　　　
　　　Ｂ・・・回収部Ｃ・・・発行部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、カードを使用する情報処理を行なったのち前記カー
   ドをカード受取口まで返却操作する際カード搬送路内で
   返却不能障害を起こした前記カードを回収する手段と、
   少なくとも前記回収カードと同じデータならびに制限デ
   ータを書き込んだ代替カードを発行する手段とを具有し
   ていることを特徴とするカード取扱装置。