JPH02165914A - 飽和結晶性ポリエステルの成形装置 - Google Patents

飽和結晶性ポリエステルの成形装置

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JPH02165914A
JPH02165914A JP63321163A JP32116388A JPH02165914A JP H02165914 A JPH02165914 A JP H02165914A JP 63321163 A JP63321163 A JP 63321163A JP 32116388 A JP32116388 A JP 32116388A JP H02165914 A JPH02165914 A JP H02165914A
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resin
crystalline polyester
hopper
molding machine
saturated crystalline
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Koji Niimi
新美 宏二
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/18Feeding the material into the injection moulding apparatus, i.e. feeding the non-plastified material into the injection unit
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、飽和結晶性ポリエステルの成形装置に関し、
さらに詳しくは、飽和結晶性ポリエステル樹脂から透明
性、耐熱性および形状安定性に優れた容器などの成形体
を製造することができるような飽和結晶性ポリエステル
の成形装置に関する。
発明の技術的背景ならびにその問題点 従来、調味料、油、ジュース、炭酸飲料、ビール、日本
酒、化粧品、洗剤などの容器用の素材としてはガラスが
広く使用されていた。しかし、ガラス容器は製造コスト
が高いので通常使用後の空容器を回収し、循環再使用す
る方法が採用されている。また、ガラス容器は重いので
運送経費がかさむことの他に、破損し易く、取り扱いに
不便であるなどの欠点があった。
ガラス容器のこれらの欠点を解消しようとして、ガラス
容器から種々のプラスチック容器への転換が最近急速に
進んでいる。その素材としては、充填内容物の種類およ
びその使用目的に応じて種々のプラスチックが採用され
ており、これらのプラスチック素材のうちでポリエチレ
ンテレフタレートなどの飽和結晶性ポリエステル樹脂は
機械的強度、耐熱性、透明性およびガスバリヤ−性に優
れているので、ジュース、清涼飲料、炭酸飲料、調味料
、洗剤、化粧品などの容器の素材として採用されている
。また、これらの用途のうちで、ジュース、清涼飲料、
炭酸飲料の充填用中空成形容器には、殺菌および高速充
填を行なうことが求められており、このため高温充填に
耐え得る耐熱性樹脂で該中空成形容器を形成することが
要求されており、またこれらの充填用中空成形容器には
いずれも透明性そして内容積にバラツキが小さいなどの
形状安定性に優れていることが要求されている。
ところがポリエチレンテレフタレートなどの飽和結晶性
ポリエステル樹脂は、これらの物性に優れたプラスチッ
クであるが、前述の透明性および高温充填性に耐え得る
耐熱性さらには形状安定性を同時に備えた飽和結晶性ポ
リエステル樹脂は従来知られていなかった。
特にポリエチレンテレフタレートなどの飽和結晶性ポリ
エステル樹脂を射出成形機械などの成形機に供給して中
空成形体用プリフォームを成形し、このプリフォームを
ブロー成形して中空成形容器を成形しようとすると、得
られた中空成形容器は白化して中空成形容器の透明性が
低下するという重大な問題点があった。このため透明性
が低下した中空成形容器は廃棄せざるを得ず、歩留りが
大きく低下していた。
またポリエチレンテレフタレートなどの飽和結晶性ポリ
エステル樹脂から耐熱性に優れた中空成形容器を成形す
る方法としては、ポリアリし・−トなどの耐熱性樹脂を
積層する方法(プラスチックス、vol 、3B(No
、9)、121(1985)など)、成形後にヒートセ
ットを施す方法(特公昭59−3301号公報、特開昭
55−12031号公報、特開昭58−75833号公
報、特開昭56−i3142号公報など)、成形後の容
器を溶媒処理することにより結晶化度を向上させる方法
(特公昭59−15807号公報など)が提案されてい
る。
このような方法は、いずれも本来耐熱性が不充分のポリ
エチレンテレフタレートなどの飽和結晶性ポリエステル
樹脂に成形手段または成形後の処理により耐熱性を付与
しようとするものであるが、いずれの方法で得られた中
空成形容器は透明性さらには形状安定性が充分に満足し
うるちのではなく、透明性さらには形状安定性に優れた
飽和結晶性ポリエステル樹脂からなる中空成形容器など
の成形体の出現が強く要望されている。
本発明者らは、飽和結晶性ポリエステル樹脂からなる透
明性および形状安定性に優れた中空成形体などの成形体
を得るべく鋭意研究したところ、飽和結晶性ポリエステ
ル樹脂からなる中空成形体が白化してその透明性が低下
し、さらには形状安定性が低下するのは、飽和結晶性ポ
リエステル樹脂から射出成形などによって中空成形用プ
リフォームを製造する過程において、飽和結晶性ポリエ
ステル樹脂は加熱溶融剪断処理され、飽和結晶性ポリエ
ステル樹脂の結晶化温度(Tc)が低下してしまうため
であり、この結晶化温度(Tc)の低下した飽和結晶性
ポリエステル樹脂からなる中空成形体用プリフォームか
ら得られる中空成形体が白化してしまうことを見出した
。本発明者らは、この知見に基づきさらに鋭意研究した
ところ、飽和結晶性ポリエステル樹脂を実質的に溶融状
態で成形機本体に供給しうるような成形装置を用いて成
形すれば、飽和結晶性ポリエステル樹脂の結晶化温度が
低下せず、透明性および形状安定性に優れた中空成形体
などの成形体が得られることを見出して本発明を完成す
るに至った。
発明の目的 本発明は、従来の成形装置から得られる飽和結晶性ポリ
エステル樹脂からなる中空成形容器が前述の状況にある
ことに鑑みて完成されたものであって、透明性および寸
法安定性に同時に優れた中空成形容器用などの成形体を
飽和結晶性ポリエステル樹脂から得ることができるよう
な飽和結晶性ポリエステル樹脂の成形装置を提供するこ
とを目的としている。
発明の概要 本発明に係る飽和結晶性ポリエステルの成形装置は、溶
融された原料飽和結晶性ポリエステル樹脂を所望形状に
成形するための成形機本体と、該本体に原料樹脂を供給
するための原料樹脂(供給部とからなる飽和結晶性ポリ
エステルの成形装置において、 前記原料樹脂供給部が、 原料樹脂を融点未満の温度に加熱して乾燥するための乾
燥ホッパーと、 該乾燥ホッパーで加熱乾燥された原料樹脂をさらに加熱
して溶融するための溶融ホラlで−と、該溶融ホッパー
で加熱溶融された原料樹脂を定量的に成形機本体に供給
するための、該溶融ホ・ソバ−内に出退自在に嵌装され
たプランジャとからなることを特徴としている。
本発明による成形装置により得られた飽和結晶性ポリエ
ステル成形体は、透明性および寸法安定性に優れており
、白化したり内容積がばらついたりすることがなく、し
かも耐熱性にも優れている。
発明の詳細な説明 以下、本発明に係る飽和結晶性ポリエステルの成形装置
について、第1図に基づいて具体的1こ説明する。
本発明で原料樹脂として用いられる飽和結晶性ポリエス
テルは、エチレングリコール、プロピレングリコール、
1.4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、ヘ
キサメチレングリコール等の脂肪族グリコール、シクロ
ヘキサンジメタツール等の脂環族グリコール、ビスフェ
ノール等の芳香族ジヒドロキシ化合物、あるいはこれら
2種以上から選ばれたジヒドロキシ化合物単位と、テレ
フタル酸、イソフタル酸、2.6−ナフタリンジカルl
fン酸等の芳香族ジカルボン酸、シュウ酸、コノ1り酸
、アジピン酸、セバシン酸、ウンデカジカルボン酸等の
脂肪族ジカルボン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸等の脂
環族ジカルボン酸、あるいはこれらの2種以上から選ば
れたジカルボン酸化合物単位とから形成されるポリエス
テルであって、少量のトリオールやトリカルボン酸など
の3価以上のポリヒドロキシ化合物やポリカルボン酸な
どで変性されていてもよい。
このような飽和結晶性ポリエステル樹脂としては、具体
的には、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレート、ポリエチレンイソフタレート・テレフタ
レート共重合体等が挙げられる。
これらの飽和結晶性ポリエステルの中でもエチレングリ
コールとテレフタル酸を主体とした飽和結晶性ポリエス
テルが延伸性および機械的強度、化学的性質に優れてい
るため好ましく、特にポリエチレンテレフタレートおよ
びその共重合体が成形し易く、剛性、機械的強度、経済
性に優れるため好ましい。
本発明に係る飽和結晶性ポリエステルの成形装置は、第
1図に示すように、原料飽和結晶性ポリエステル樹脂を
溶融して所望形状に成形するための成形機本体Aと、該
成形機本体へに溶融した原料樹脂を供給するための原料
樹脂供給部Bとからなっている。
成形機本体Aは、後述する原料樹脂供給部Bにおいて加
熱溶融された原料樹脂を所望形状たとえば中空成形体用
プリフォーム、シートなどの形状に成形しうるちのであ
ればどのような構成を有していてもよく、具体的には、
射出成形機、押出成形機、圧縮成形機あるいは中空成形
機などが用いられるが、これらに制限されるものではな
い。
このような成形機本体Aとして、射出成形機を例にとっ
て説明すると、この成形機本体Aは、内部にスクリュー
1が回転自在に設けられた加熱筒2と、内部に射出ラム
3が往復動自在に設けられたシリンダ4とが接続された
構成を有している。
前記スクリュー1の先端部には、溶融された原料樹脂を
金型(図示せず)に射出するだめのノズル5が設けられ
ている。スクリュー1は、通常後端部に設けられた原料
供給位置からノズル側にか1ノで供給部、圧縮部および
!−f1部とよばれる三つの部分に分れている。この供
給部は原料樹脂をスクリュ・−溝に食い込ませて圧縮部
に送り込む部分であり、圧縮部はスクリュー溝が次第に
浅くなった部分であり、この部分で溶融樹脂は圧縮され
て、均一に混練されて巻込まれて空気を除去しており、
また計量部は溶融樹脂を正確に定量して射出成形のため
に蓄積する部分である。
なお、射出ラム3は、油圧モータ6により前記シリンダ
4内を往復動するようになっている。
このような成形機本体Aの加熱筒2には、該本体Aに原
料樹脂を供給するための原料樹脂供給部Bが設けられて
いる。この原料樹脂供給部Bは、加熱筒2の射出ラム側
に設けられている。
本発明で用いられる成形装置は、この原料樹脂供給部B
の構成が従来の射出成形機と異なっている。すなわち、
本発明の成形装置では成形機本体Aに原料飽和結晶性ポ
リエステル樹脂を融点以上の温度に加熱して実質的に溶
融状態で供給するため、原料樹脂供給部Bは、原料樹脂
を融点以下の温度に加熱して乾燥するための乾燥ホッパ
ー10と、該乾燥ホッパー10で乾燥された原料樹脂を
融点以上に加熱して実質的に溶融状態とするための溶融
ホッパー11と、該溶融ホッパー11で加熱溶融状態と
された原料樹脂を成形機本体Aの内部に定量的に計量し
て供給するプランジャ部12とから構成されている。
乾燥ホッパー10には、前述した原料としての飽和結晶
性ポリエステル樹脂を通常ベレットの状態で所定量投入
するが、このベレットはストランド状、シート状、塊状
、粉状などの形態をとることができる。
このような原料としての飽和結晶性ポリエステル樹脂ベ
レットは、新たに調製したものであってよく、また飽和
結晶性ポリエステル樹脂ベレットから一旦バリソンある
いは容器などに成形した成形物を粉砕して得たものであ
ってもよく、さらにはこれらの混合物であってもよい。
溶融ホッパー11は、その外周面の所定箇所にヒータ(
図示せず)が配設され、乾燥ホッパー10で乾燥された
原料樹脂をその融点以上の温度に加熱して実質的に溶融
状態とし得る温度に調節できるようになっている。ただ
し熱劣化をふせぐべく、滞留時間は可能な限り短時間で
ある必要がある。
プランジャ12は、上記のような溶融ホッパー11内に
出退自在に嵌装されており、溶融ホッパー11内で融点
以上の温度に加熱され、実質的に溶融状態とされた原料
樹脂を前記成形機本体Aに供給できるようになっている
作   用 次にこのような構成を備えた本発明に係る飽和結晶性ポ
リエステルの成形装置の作用について説明する。
上記のような乾燥ホッパー10に原料飽和結晶性ポリエ
ステル樹脂ペレットを供給すると、このベレットは乾燥
ホッパー10で融点未満、通常は140〜240℃の温
度で1〜10時間好ましくは150〜200℃で1〜5
時間程度加熱される。
このようにして乾燥されたベレットは、次いで、溶融ホ
ッパー11に流路13を介して導かれる。
この溶融ホッパー11で原料樹脂はさらに加熱され、樹
脂ペレットは実質的に溶融される。
この溶融ホッパー11の加熱温度は、通常原料樹脂の融
点よりも10〜30℃高いことが好ましく、この溶融ホ
ッパー11内は、原料樹脂の酸化劣化を防止するため不
活性ガスで満たされているかあるいは真空減圧されてい
ることが好ましい。
このようにして溶融ホッパー11内で加熱され、実質的
に溶融された原料樹脂は、該溶融ホッパー内に出退自在
に嵌装されたプラン、ジャ12によって、流路14を介
して前記成形機本体Aに供給され。なお、このプランジ
ャ12は、溶融された原料樹脂を成形機本体Aに定量的
に供給しうるようにされていることが好ましい。
成形機本体Aに供給された加熱溶融樹脂は、前述のよう
に供給部、圧縮部、計量部の三つの部分から成るスクリ
ュー1によって均一に混練されて巻込まれ、かつ正確に
定量されてノズル先端部に導かれ、次いで射出ラム3に
よって金型(図示せず)に射出されて、所望形状に成形
される。
上記のような成形機本体Aおよび原料樹脂供給部Bを倶
えた成形装置を用いて、飽和結晶性ポリエステル樹脂を
所望形状に成形すると、原料樹脂は供給部Bて融点以上
の温度に加熱され、実質的に溶融状態で成形機本体Aに
供給されるため、スクリユー1の圧縮部には粘度の小さ
い状態で送られてくるため、この圧縮部で飽和結晶性ポ
リエステル樹脂が受ける機械的剪断は小さい。したがっ
て飽和結晶性ポリエステル樹脂は所望形状に成形されて
も、その結晶化温度TC2は原料飽和結晶性ポリエステ
ル樹脂の結晶化温度TC1と比較してほとんど低下しな
い。このため上記のようにして得られた成形体は、透明
性に優れるとともに、寸法安定性に優れ、白化したり内
容積がばらついたりすることがなく、その上耐熱性にも
優れている。
これに対して従来の飽和結晶性ポリエステル樹脂の成形
装置は、原料樹脂供給部では原料飽和結晶性ポリエステ
ル樹脂は通常乾燥が行なわれる温度程度までしか加熱さ
れておらず、このような状態で成形機に供給する構成と
なっていた。そのため、原料飽和結晶性ポリエステル樹
脂は成形機の圧縮部に到達する前に充分には加熱されて
いないため粘度が高く、成形機の圧縮部で大きな機械的
剪断を受けてしまい、得られる成形体の結晶化温度(T
c2)は原料飽和結晶性ポリエステル樹脂の結晶化温度
Tc1よりも大きく低下してしまう。
もし成形体の結晶化温度が原料飽和結晶性ポリエステル
樹脂の結晶化温度よりも大きく低下していると、この成
形体あるいはこの成形体をさらに成形して得られる成形
体は、透明性および寸法安定性が低下し、しかも耐熱性
も低下してしまう。このように従来例における成形装置
によるこれらの問題点を、本発明に係る成形装置によっ
て解決することができた。
なお、本発明で用いられる飽和結晶性ポリエステル樹脂
には、必要に応じて、従来から公知の核剤、無機充填材
、滑剤、スリップ剤、アンチブロッキング剤、安定剤、
帯電防止剤、防曇剤、顔料などの各種の添加剤が適宜配
合されていてもよい。また、本発明で用いられる飽和結
晶性ポリエステル樹脂には、さらに必要に応じて、従来
から公知のガスバリヤ−性を有する樹脂などポリエチレ
ンテレフタレート以外の樹脂を配合することもでき、そ
の配合割合は適宜の範囲である。
本発明の成形装置で得られる成形体は、ボトル状など種
々の形状をとることができる。また本発明で得られる成
形体は、中空成形体用プリフォームであってもよい。
発明の効果 以上詳述したように本発明によれば、溶融された原料飽
和結晶性ポリエステル樹脂を所望形状に成形するための
成形機本体と、該本体に原料樹脂を供給するための原料
樹脂供給部とからなる飽和結晶性ポリエステルの成形装
置において、前記原料樹脂供給部が、原料樹脂を融点未
満の温度に加熱するだめの乾燥ホッパーと、該乾燥ホッ
パーで加熱乾燥された原料樹脂をさらに加熱して溶融す
るためのトービーrを備える溶融部と、該溶融部で加熱
溶融された原料樹脂を定量的に成形機本体に供給するた
めのプランジャ部とからなる飽和結晶性ポリエステルの
成形装置が提供されるので、本発明による成形装置によ
り得られた飽和結晶性ポリエステル樹脂は、透明性およ
び寸法安定性に優れており、白化したり内容積がばらつ
いたりすることがなく、シかも耐熱性にも優れていると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る飽和結晶性ポリエステルの成形装
置の断面図である。 1・・・スクリコー 3・・・射出ラム 5・・・ノズル ]0・・・乾燥ホッパー 12・・・プランジャ A・・・成形機本体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)溶融された原料飽和結晶性ポリエステル樹脂を所望
    形状に成形するための成形機本体と、該本体に原料樹脂
    を供給するための原料樹脂供給部とからなる飽和結晶性
    ポリエステルの成形装置において、 前記原料樹脂供給部が、 原料樹脂を融点未満の温度に加熱して乾燥するための乾
    燥ホッパーと、 該乾燥ホッパーで加熱乾燥された原料樹脂をさらに加熱
    して溶融するための溶融ホッパーと、該溶融ホッパーで
    加熱溶融された原料樹脂を成形機本体に供給するための
    、該溶融ホッパー内に出退自在に嵌装されたプランジャ
    とからなることを特徴とする飽和結晶性ポリエステルの
    成形装置。
JP63321163A 1988-12-20 1988-12-20 飽和結晶性ポリエステルの成形装置 Pending JPH02165914A (ja)

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CA002005995A CA2005995C (en) 1988-12-20 1989-12-19 Method for molding saturated crystalline polyesters and molding equipment therefor
SG1996000382A SG42317A1 (en) 1988-12-20 1989-12-20 Method for molding saturated crystalline polyesters and molding equipment therefor
AT89313385T ATE134558T1 (de) 1988-12-20 1989-12-20 Verfahren und vorrichtung zum formen von gesättigten kristallinen polyestern
EP89313385A EP0375405B1 (en) 1988-12-20 1989-12-20 Method for molding saturated crystalline polyesters and molding equipment therefor
KR1019890018985A KR920010136B1 (ko) 1988-12-20 1989-12-20 포화 결정성 폴리에스테르의 성형방법 및 성형장치
DE68925804T DE68925804T2 (de) 1988-12-20 1989-12-20 Verfahren und Vorrichtung zum Formen von gesättigten kristallinen Polyestern
ES89313385T ES2086321T3 (es) 1988-12-20 1989-12-20 Metodo para moldear poliesteres cristalinos saturados y equipo de moldeo para el mismo.
US07/996,491 US5286187A (en) 1988-12-20 1992-12-23 Method for molding saturated crystalline polyesters and molding equipment therefor
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021084420A (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 大日本印刷株式会社 樹脂製品製造装置および樹脂製品の製造方法

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