JPH0216589Y2 - - Google Patents

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JPH0216589Y2
JPH0216589Y2 JP297587U JP297587U JPH0216589Y2 JP H0216589 Y2 JPH0216589 Y2 JP H0216589Y2 JP 297587 U JP297587 U JP 297587U JP 297587 U JP297587 U JP 297587U JP H0216589 Y2 JPH0216589 Y2 JP H0216589Y2
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JP
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engine
vertical shaft
exhaust gas
backpack
muffler
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JP297587U
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JPS63112428U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、排気ガスを下方側後方に排出案内で
きるようにした背負型刈払機のエンジン排気装置
に関する。
〔従来の技術〕
従来は、実公昭57−32265号公報に見られるよ
うに、先端側に刈刃を装備する操作杆にフレキシ
ブルシヤフトを介して伝動連結したエンジンを背
負枠に垂直軸中心に回動できるよう架設して構成
した背負形刈払機において、マフラはエンジンの
一部としてエンジンとともに垂直軸中心に回動で
きる構造になつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
そのような従来技術は、マフラからの排気ガス
の排出方向が常に規制されるといつた構造になつ
ていないので、背負枠を背負う作業者に高温の排
気ガスやこの排気ガスとともに排出される水滴、
油滴がひつかかつたり排気ガスの騒音が大きいま
まであるため作業能率を低下させるといつた問題
点を有していた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、その問題点を解決し、排気ガスやそ
の騒音が作業者に悪影響を及ぼさないようにして
後方側に良好に排出できるようにしたものであ
り、そのため、エンジンの下方に軸架する垂直軸
を下方が開放するパイプ状に形成し、エンジンの
マフラから延出するテールパイプを垂直軸内で下
向きに開口するよう延設するとともに、垂直軸の
下方には排気ガスを後方側に案内できる案内板を
取り付けて構成したものである。
〔作用〕
したがつて、背負枠を背負つて作業する際に、
エンジンが垂直軸中心に回動しても、常に、排気
ガスは垂直軸内を通して案内板に案内されながら
作業者の後方側下方に排出されることになり、水
滴や油滴も作業者にかかることなく、しかも排気
ガスによる騒音も低下する状態となる。
〔実施例〕 次に、図面に示す実施例について説明する。
第2図は背負型刈払機全体の側面図を示し、中
空管11を側面L状に屈折して形成した背負枠1
0の後方下部の上方には、燃料タンク31、エア
クリーナ32、気化器33、マフラ34、エンジ
ンケーシング35、フアンカバー36、点火栓3
7、リコイルスタータ38等を装備するエンジン
30を架設し、背当て板14を張設した背負枠1
0の前部の上下には支持アーム12と支持金具1
3をそれぞれ固設し、肩当て部21を有する背負
いバンド20の上下端を前記支持アーム12と支
持金具13にそれぞれ連繋し、操作杆部71の後
部にグリツプ72,73、スロツトルレバー74
を配備して形成した操作杆70の後端部には前記
エンジン30の側部から延出するフレキシブルシ
ヤフト60を伝動連結し、操作杆70の先端部に
連設したギヤケース80の下部には安全カバー1
00を被着した刈刃90を軸架して従来型構造同
様に構成する。
また、前記背負枠10より離れるエンジン30
の後方下部にはマフラ34を連通連設するが、該
マフラ34は、エンジン30の排気孔35aに連
通するようにマフラ部34aをボルト34cによ
り固定し、マフラ部34aの外周には各ねじ34
eにより止着するマフラカバー34dを被着し、
マフラ部34aに基部を固定して連通連設したテ
ールパイプ34bをエンジン30の中央下方に延
出するとともにその先端を下向きに屈曲形成して
構成する。
前記背負枠10の後方下部で水平となる両側の
中空管11,11部間には広面の支持板15を水
平にして架着し、該支持板15の横幅方向中央の
上面には、ほぼ截頭円錐形で横断面非円形外周を
有する硬質ゴム体43を設け、該硬質ゴム体43
を嵌装した横断面非円形内周を有する支持金具4
5の下部を4個のボルトナツト46により固定し
て立設し、硬質ゴム体43の上面および支持板1
5の下面にスペーサ47,48をそれぞれ接合す
るようにして支持部40を構成する。
前記エンジン30のケーシング35下部に各ボ
ルト44により固定するとともに前記スペーサ4
7上に接合する固定板41には上下が開放する円
筒形の垂直軸42の上端部を溶接により固設し、
下向きに屈曲したテールパイプ34bの先端部が
垂直軸42の上部内方に嵌入する状態にして該垂
直軸42をスペーサ47、硬質ゴム体43、支持
板15、スペーサ48に嵌挿し、垂直軸42の下
端外周にはスナツプリング49を嵌装し抜け止め
して構成する。
また、前記垂直軸42の前方側となる支持板1
5の下面には幅広の案内板50の前部をスポツト
溶接51,51により固定し、案内板50の後部
52が中空管11より低くならないように下方側
に屈折するとともに前記垂直軸42の下端下方に
のぞむように延設して構成する。
したがつて、背負いバンド20を両肩にかけて
背負枠10を背側に背負い、エンジン30を垂直
軸42中心に回動させながら、操作杆70を操作
して刈払い作業を従来型同様に行なうことができ
るが、垂直軸42が回動しても、屈曲して下向き
となるテールパイプ34bの先端部は垂直軸42
内に常に嵌入した状態となり、テールパイプ34
bから排出される排気ガスやこの排気ガスととも
に排出される水滴、油滴は垂直軸42内を通して
下方側に排出されることになる。
その状態で、垂直軸42の上方から矢印Aで示
すように新気が吸気されることになつて、排気ガ
スは垂直軸42内でエアーと混合しながら冷却さ
れることになり、また、垂直軸42の下方に排出
される排気ガスや水滴、油滴は案内板50に案内
されて、前方の作業者にかからないよう排気音と
ともに後方へ排出されることになり、背負枠10
を地上に降ろしても、案内板50の案内により、
地上の枯草などに着火して火災が発生することを
防止できることになる。
第4図は他の実施例を示し、垂直軸42の中間
内周に絞り部42aを形成したものであり、その
絞り部42aで、矢印Aで示す吸気とともに排気
ガスが急激に絞られてから急激に拡散するデイフ
ユーザ効果で排気ガスの冷却がより効果的に行な
われることになる。
なお、前記絞り部42aは垂直軸42とは別の
部材にて着脱自在に構成することもできる。
第5図はさらに別の実施例を示し、前記実施例
と同様に形成した案内板50の後部52から、前
記垂直軸42の下端開口に対面できる広さの延出
部52aを延設して構成したものである。
〔考案の効果〕 このように本考案は、エンジン30が垂直軸4
2を中心として回動しても、テールパイプ34b
から排出される排気ガスや水滴、油滴は常に垂直
軸42内を通して案内板50により案内されなが
ら作業者の後方側に排出できることになり、背負
枠10を背負う作業者にひつかかつたり、騒音が
ひどくなるのを防止できることになつて作業能率
を上げることができることになり、また、背負枠
10を地上に降ろした場合に、地上の枯草などに
着火するのを案内板50により良好に防止できる
ことになり、簡単な構造にして好適に実施できる
特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である要部の断面図、
第2図は刈払機全体の側面図、第3図は第1図の
一部の底面図、第4図は垂直軸の他の例図、第5
図は案内板の他の例図を示す。 90……刈刃、70……操作杆、60……フレ
キシブルシヤフト、30……エンジン、10……
背負枠、42……垂直軸、34……マフラ、34
b……テールパイプ、50……案内板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端側に刈刃90を装備する操作杆70にフレ
    キシブルシヤフト60を介して伝動連結したエン
    ジン30を設け、該エンジン30を背負枠10に
    垂直軸42を中心として回動できるよう架設して
    構成した背負型刈払機において、前記エンジン3
    0の下方に軸架する前記垂直軸42を下方が開放
    するパイプ状に形成し、前記エンジン30のマフ
    ラ34から延出するテールパイプ34bを前記垂
    直軸42内で下向きに開口するよう延設するとと
    もに、前記垂直軸42の下方には排気ガスを後方
    側に案内できる案内板50を取り付けて構成した
    ことを特徴とするエンジン排気装置。
JP297587U 1987-01-14 1987-01-14 Expired JPH0216589Y2 (ja)

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JP297587U JPH0216589Y2 (ja) 1987-01-14 1987-01-14

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JP297587U JPH0216589Y2 (ja) 1987-01-14 1987-01-14

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Publication Number Publication Date
JPS63112428U JPS63112428U (ja) 1988-07-19
JPH0216589Y2 true JPH0216589Y2 (ja) 1990-05-08

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JP297587U Expired JPH0216589Y2 (ja) 1987-01-14 1987-01-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5819160B2 (ja) 2011-10-24 2015-11-18 株式会社やまびこ 背負い式作業機

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JPS63112428U (ja) 1988-07-19

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