JPH0455471Y2 - - Google Patents

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JPH0455471Y2
JPH0455471Y2 JP1735888U JP1735888U JPH0455471Y2 JP H0455471 Y2 JPH0455471 Y2 JP H0455471Y2 JP 1735888 U JP1735888 U JP 1735888U JP 1735888 U JP1735888 U JP 1735888U JP H0455471 Y2 JPH0455471 Y2 JP H0455471Y2
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JP
Japan
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cutter blade
blade
cutter
noise
present
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JP1735888U
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JPH01121322U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は芝刈機に於けるカツターブレードであ
つて、回転時の騒音を可能な限り低減化したカツ
ターブレードに関するものである。
〔従来の技術〕
一般に自走式の芝刈機等に用いられるカツター
ブレード7は、第4図aに示されるように、板状
のカツターブレード20の両側部に図中矢印で示
す回転方向の前縁に夫々刃部21が形成されてい
るとともに、回転方向の後縁には刈り取られた芝
を巻き上げるための立上り部22が夫々形成され
ているもので、これを芝刈機のエンジンの下方に
軸着してカツターブレードを回転させながら、芝
刈機を走行して芝を刈り取るようにしたものであ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕 従来に用いられているカツターブレード20は
前記した構造であるため、第4図bに示されるよ
うに、カツターブレード20の高速回転に伴つて
空気流はカツターブレード20の裏面やカツター
ブレード20後方の立上り部22の背面で空気渦
流及び剥離となり、特にカツターブレード20の
先端の背面で大きな渦流及び剥離が発生し易く刈
取作業時の騒音の発生原因となつており、芝刈機
の起こす騒音の大半がこのカツターブレードの回
転に伴う騒音で占められているのが実情である。
このため、作業者にとつて余分な疲労感や不快感
を与えて作業効率の低下の原因なるとともに、作
業区域の近隣地にも騒音が及んでしまう等の不都
合があつたものである。
〔考案の目的及び課題を解決するための手段〕
本考案は、従来の技術の有する問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところはカ
ツターブレードの回転に伴う空気渦流及び剥離の
発生を極力防止し、以て高速回転時のカツターブ
レードの騒音を可能な限り緩和し、作業者に余分
な疲労感や不快感を与えることもなく、芝刈機等
の作業効率に支障がないようにしたカツターブレ
ードを提供しようとするものであり、その構成と
して、長手方向の両側部における回転方向の前縁
に刃部を、回転方向の後縁に被刈取材を巻き上げ
る立上り部を夫々形成したブレードを、筒状のリ
ングの直径線上に取り付けて両者を一体化する。
〔作用〕
カツターブレードの回転に伴つてカツターブレ
ードにぶつかる空気流は、カツターブレードに取
り付けたリングによつて整流されてカツターブレ
ードの後方に空気渦流及び剥離の発生が少なくな
つて、騒音の発生を低減化する。
〔実施例〕
以下に、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図中、1は本考案に係るカツターブレード
を内装した自走式の芝刈機であり、この芝刈機1
の前方に設けたエンジン2を動力原としてハンド
ル3側に設けた走行クラツチレバー4を操作する
ことによつて芝刈機1が走行出来るようになつて
いる。
5は本考案に係るカツターブレードであり、ク
ラツチを介してエンジン2の下方に軸着されてい
る。このカツターブレード5はハンドル側に設け
たクラツチレバー6を操作することにより回転可
能となつており、芝刈機1の走行に伴つて芝を刈
り取るものである。7はエンジン2の下方に設け
た前記カツターブレード5を覆うカツターハウジ
ングである。図中、8は刈り取られた芝を収納す
るグラスボツクス、9はエンジン2のスロツトル
レバーを示すものである。
次に、本考案に係るカツターブレード5の構造
について第2図に基づいて説明する。
5aはブレードであり、このブレード5aの長
手方向の先端部寄りの両側部において図中矢印で
示すブレード5aの回転方向の前縁に刃部5bが
形成されているとともに、ブレード5の長手方向
の先端部寄りの両側部においてブレード5bの回
転方向を後縁を湾曲して延出することによつて、
刈り取られた芝を巻き上げる立上り部5cが設け
られている。
10は所望の高さを有する筒状のリングであ
り、このリング10の直径線に前記ブレード5a
を取り付けることによつてブレード5aとリング
10を一体化し、本考案に係るカツターブレード
5が構成される。
前記のように構成した本考案では、カツターブ
レード5の高速回転に伴い、空気流はブレード5
bに取り付けたリング10によつて整流されるの
で、特にカツターブレード5の両先端部において
空気渦流及び剥離の発生が抑制され、回転時のカ
ツターブレード5の騒音は低減化される。又、本
考案では第3に示されるように、カツターブレー
ドの回転軌跡に沿う空気流に流れをリング10に
よつて全体として整流することとなるので、カツ
ターハウジング7内において空気渦流及び剥離の
発生が抑制され騒音の発生の防止に効果的であ
る。
〔考案の効果〕
本考案は前記のように、長手方向の両側部にお
ける回転方向の前縁に刃部を、回転方向の後縁に
被刈取材を巻き上げる立上り部を夫々形成したブ
レードを、筒状のリングの直径線上に取り付けて
両者を一体化したので、空気流はカツターブレー
ドの両先端部においてリングに沿つて流れるため
にカツターブレードの先端部において空気渦流及
び剥離の発生が抑制され、カツターブレード後方
での空気渦流及び剥離の発生が少なくなるととも
に、カツターハウジング内での空気渦流及び剥離
の発生も抑制される。従つて、カツターブレード
の回転に伴う騒音は低減化され、低騒音のカツタ
ーブレードを提供できる効果を有する。
この騒音の低減化によつて作業者に徒に疲労感
や不快感を与えることなく、作業能率も向上し近
隣へ騒音が及ぶこともない等の優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は本考
案に係るカツターブレードを装備した芝刈機の斜
視図、第2図は本考案に係るカツターブレードの
斜視図、第3図は第1図のA−A線断面図、第4
図aは従来のカツターブレードの斜視図、同bは
従来のカツターブレードに対する空気流の流れを
示す説明図である。 1……芝刈機、2……エンジン、3……ハンド
ル、4……走行クラツチレバー、5……カツター
ブレード、5a……ブレード、5b……刃部、5
c……立上り部、6……クラツチレバー、7……
カツターハウジング、8……グラスボツクス、9
……スロツトルレバー、10……リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長手方向の両側部における回転方向の前縁に刃
    部を、回転方向の後縁に被刈取材を巻き上げる立
    上り部を夫々形成したブレードを、筒状のリング
    の直径線上に取り付けて両者を一体化したことを
    特徴とするカツターブレード。
JP1735888U 1988-02-12 1988-02-12 Expired JPH0455471Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1735888U JPH0455471Y2 (ja) 1988-02-12 1988-02-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1735888U JPH0455471Y2 (ja) 1988-02-12 1988-02-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01121322U JPH01121322U (ja) 1989-08-17
JPH0455471Y2 true JPH0455471Y2 (ja) 1992-12-25

Family

ID=31231068

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JP1735888U Expired JPH0455471Y2 (ja) 1988-02-12 1988-02-12

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JP (1) JPH0455471Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPH01121322U (ja) 1989-08-17

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