JPH02165862A - 保持炉からの給湯制御方法 - Google Patents

保持炉からの給湯制御方法

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JPH02165862A
JPH02165862A JP32176088A JP32176088A JPH02165862A JP H02165862 A JPH02165862 A JP H02165862A JP 32176088 A JP32176088 A JP 32176088A JP 32176088 A JP32176088 A JP 32176088A JP H02165862 A JPH02165862 A JP H02165862A
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JP
Japan
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holding furnace
molten metal
ladle
pouring
amount
Prior art date
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JP32176088A
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English (en)
Inventor
Makoto Yamada
信 山田
Noboru Udagawa
宇田川 昇
Hidekazu Yamada
英一 山田
Yukio Iijima
飯島 幸雄
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、保持溶湯量が少なくなるにつれて傾動量を大
にして一定容量の取鍋に給湯可能な保持炉からの給湯制
御方法に関する。
(2)従来の技術 従来、保持炉から取鍋に溶湯を給湯するにあたっては、
保持炉を水平姿勢から傾動させて取鍋に給湯し、その給
湯終了に応じて保持炉を元の水平姿勢に復帰させるのが
一般的である。
(3)発明が解決しようとする課題 ところで、保持炉は取鍋に比べて大きな容量を有するも
のであり、上記従来のように、給湯終了毎に保持炉を元
の水平姿勢まで復帰させるようにしていたのでは、保持
炉内の溶湯量が少なくなったときには、水平姿勢から保
持炉を傾動しても保持炉からの給湯が開始されるまでに
時間がかかつてしまい、給湯能率が劣ることになる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、保
持溶湯量に応じて保持炉の復帰位置を変化させて給湯開
始までの時間を短縮するようにした保持炉からの給湯制
御方法を提供することを目的とする。
B0発明の構成 (1)課題を解決するための手段 本発明によれば、保持炉がほぼ水平姿勢となる原位置と
、保持炉が最大限傾動した溶湯過少警報位置と、前記原
位置からわずかに傾動した予備原位置と、前記溶湯過少
警報位置よりも前記原位置側の溶湯過少予報位置との4
つの保持炉傾動位置を予め設定しておき、取鍋への一定
量の給湯終了前に溶湯過少警報位置に達したときには保
持炉を原位置まで復帰させ、取鍋への一定量の給湯終了
までに溶湯過少警報位置まで達しているときには給湯終
了時に保持炉を予備原位置まで復帰させ、取鍋への一定
量の給湯終了までに溶湯過少予報位置に達していないと
きには給湯終了時に保持炉を原位置まで復帰させる。
(2)作用 上記方法によれば、保持炉内の溶湯量が多いときには給
湯終了時に原位置まで保持炉を復帰させ、保持炉内の溶
湯量が少なくなれば給湯終了時に保持炉を予備原位置ま
で復帰させるので、溶湯量が少ないときに保持炉からの
給湯開始が遅くなることが回避され、また給湯時に保持
炉内の溶湯量が少なくなり過ぎた時には給湯が中止され
る。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第1図において、この給湯装置は、傾動可能であ
って図示しない溶解炉からの溶湯を保持可能な保持炉1
と、保持炉1からの溶湯を受ける樋2と、該樋2から流
出する溶湯を受ける取鍋3とを備え、取鍋3は、図示し
ない鋳型に自動注湯するための加圧式自動注湯装置4の
注湯炉5への給湯作動が可能である。
第2図を併せて参照して、保持炉1は、レール6上を走
行可能な走行台車7上に傾動可能に配設される。すなわ
ち走行台車7上には支柱8が立設されており、保持炉1
は、その流出口1a近傍で水平な支軸9を介して該支柱
8の上部に傾動可能に支承される。また走行台車7およ
び保持炉1間には傾動駆動手段としての一対のシリンダ
10゜10が設けられており、両シリンダ10.10お
よび前記支柱8は、三角形の各頂点位置となるように配
設される。而して両シリンダ10.10は同期作動する
ものであり、それらのシリンダ10゜lOの伸縮作動に
応じて、保持炉1はその流出口1a近傍を支点として傾
動する。
保持炉1の下部には、保持炉1内との間で溶湯を循環さ
せなから溶湯を加熱して保持炉1内の溶湯温度低下を回
避するためのインダクタ11が付設されており、該イン
ダクタ11は、両シリンダ10.10間で保持炉lの下
部から斜め下方に延設される。
走行台車7および保持炉1間には、保持炉1の傾き程度
をたとえば4段階で検出する傾き検出器12が設けられ
る。該傾き検出器12は、走行台車7上に立設される取
付は板13に上下に間隔をあけて取付けられる4つのリ
ミットスイッチLL。
L2  L3.L4と、保持炉1の傾動に応じて各リミ
ットスイッチL1〜L4により順次検出されるべく保持
炉1の底部に取付けられる検出棒14とから成る。
この傾き検出器12では、保持炉1の傾き程度を第3図
で示すように4段階で検出可能である。
すなわちリミットスイッチL1は第3図(a)で示すよ
うに保持炉1がほぼ水平な状態を検出するものであり、
またリミットスイッチL4は第3図(d)で示すように
保持炉1が最大限上方に傾動した状態を検出するもので
ある。またリミットスイッチL2は第3図〜)で示すよ
うに保持炉1がその水平姿勢からわずかに上方に傾動し
た状態を検出するものであり、リミットスイッチL3は
第3図(C)で示すように保持炉1が最大限上方まで傾
動する直前の状態を検出するものである。ここでリミッ
トスイッチL1で検出される保持炉1の位置を原位置、
リミットスイッチL2で検出される保持炉1の位置を予
備原位置、リミットスイッチL3で検出される保持炉1
の位置を溶湯過少予報位置、リミットスイッチL4で検
出される保持炉1の位置を溶湯過少警報位置とそれぞれ
呼ぶことにする。
再び第1図において、レール6は、図示しない溶解炉と
、固定位置にある自動注湯装置4との間で前記走行台車
7を走行させるべ(敷設されるものであり、樋2は、自
動注湯装置4に対応する位置で保持炉1の流出口1aか
ら排出される溶湯を受けるべく固定配置される。すなわ
ち床面に立設された架台15上に、保持炉1側を高くか
つ自動注湯装置4側を低くして傾斜した樋2が固定され
る。
また樋2に対応する位置に停止した状態にある保持炉1
における流出口1aの上方位置には、該流出口1aから
流出する溶湯を検出する溶湯検出センサ16が固定配置
されるとともに、流出口1aから樋2に流される溶湯中
に接種剤を添加するだめの接種装置17が固定配置され
る。
樋2からの溶湯を受ける取鍋3は、樋2の流出口下方位
置および自動注湯装置4間で往復移動可能であって自動
注湯装置4の注湯炉5に溶湯を給湯可能である。すなわ
ち樋2の流出口下方位置および自動注湯装置4間にわた
ってはレール19が付設されており、そのレール19に
沿って走行可能な搬送台車20上に、リフト機構21お
よび傾動機構22を介して取鍋3が配設される。而して
搬送台車20が第1図の実線で示すように樋2の流出口
下方にある状態でリフト機構21および傾動機構22は
、樋2から流出する溶湯を受けるべく取鍋3を下方位置
で水平姿勢を保つように作動しており、取鍋3内に所定
量の溶湯が流入した後に搬送台車20が自動注湯装置4
側に移動したときには、リフト機構21および傾動機構
22は、第1図の鎖線で示すように取鍋3を上昇させる
とともに傾動させて取鍋3内の溶湯を自動注湯装置4の
注湯炉5に給湯させる。
取鍋3内の溶湯量を検出すべく、樋2の流出口下方位置
にあるときに搬送台車20の重量を検出する重量検出器
としてのロードセル23がレール19の下方位置に配設
される。また樋2の流出口下方位置にある状態で取鍋3
内の溶湯上面を検出する溶湯検知棒24が上下に移動自
在にして固定位置に配設される。
自動注湯装置4は、支持架台25により注湯炉5が支持
されて成り、該支持架台25は重量検出器としてのロー
ドセル26を介して床面上に配設される。したがって注
湯炉5内の溶湯量をロードセル26により検出可能であ
る。
第4回において、保持炉1を傾動駆動するためのシリン
ダ10.10の作動は、コンピュータから成る制御手段
27により制御されるものであり、この制御手段27に
は、傾き検出器12、溶湯検出センサ1.6、溶湯検知
棒24およびロードセル23.26の検出値が入力され
る。
両シリンダ10.10は、油圧供給時に伸長作動して保
持炉1を傾動駆動するものであり、油圧解放時には保持
炉lの重量により両シリンダ10゜10が収縮して保持
炉1はその自重により原位置側に戻ることになる。而し
て両シリンダ10,10の油圧室10a、10aには油
路30の下流端が並列に接続される。この油路30には
、その上流側から順に、パイロット式逆止弁31、油圧
供給用可変絞り弁32および油圧解放用可変絞り弁33
が備えられており、油圧供給用可変絞り弁32にはシリ
ンダ10.10からの作動油の流れのみを許容する逆止
弁34が並列に接続され、また油圧解放用可変絞り弁3
3にはシリンダ10.lOに向けての作動油の流通のみ
を許容する逆止弁35が並列に接続される。パイロット
式逆止弁31は、パイロット油路36の油圧が低い状態
では両シリンダ10.10に向けての作動油の流れのみ
を許容するが、パイロット油路36の油圧が高いときに
は両シリンダ10.10からの作動油の流れをも許容す
るものである。また油圧供給用可変絞り弁32はアクチ
エエータ37により駆動されて絞り量を変化するもので
あり、この油圧供給用可変絞り弁32と並列に逆止弁3
4が接続されているので両シリンダ10.10に供給さ
れる作動油の量が該油圧供給用可変絞り弁32により調
整される。さらに油圧解放用可変絞り弁33はアクチュ
エータ38により駆動されて絞り量を変化するものであ
り、この油圧解放用可変絞り弁33と並列に逆止弁35
が接続されているので両シリンダ10.10から流出す
る作動油の量が該油圧解放用可変絞り弁33により調整
されることになる。
油圧ポンプ39の吐出口には供給油路40が接続されて
おり、油タンク41には解放油路42が接続される。而
して供給油路40および解放油路42と、前記油路30
およびパイロット油路36との間には切換制御弁43が
介設される。この切換制御弁43は、供給油路40を油
路30に連通させるとともに解放油路42をパイロット
油路36に連通させる左位置と、油路30およびパイロ
ット油路36を解放油路42に連通させる中立位置と、
油路30を解放油路42に連通させるとともにパイロッ
ト油路36を供給油路40に連通させる右位置とを、ソ
レノイド43a、43bの励磁および消磁により切換可
能であり、前記左位置では油圧室10aに作動油がそれ
ぞれ供給されてシリンダ10.10が伸長作動し、前記
中立位置ではパイロット油路36の油圧解放に応じてパ
イロット式逆止弁31により作動油流出が阻止されるの
でシリンダ10.10はその作動状態が保持され、さら
に前記右位置ではパイロット油路36の油圧が高くなる
のに応じてパイロット式逆止弁31により作動油流出が
許容されるのでシリンダ10.10は収縮作動する。
制御手段27は、傾き検出器12、溶湯検出センサ16
、溶湯検知棒24およびロードセル23゜26の検出値
に応じてアクチュエータ37.38および切換制御弁4
3におけるソレノイド43a。
43bを制御するものであり、それによりシリンダ10
.10の作動量および作動速度すなわち保持炉1の傾動
量および傾動速度が制御されることになる。
ところで制御手段27では、第5図で示すような制御手
順が予め設定されている。すなわち第1ステツプS1に
おいて、注湯炉5の受湯指令が出ているかどうかを確認
する。これはロードセル26により検出される注湯炉5
内の溶湯量が一定値以下であるかどうかを確認するもの
であり、注湯炉5内の溶湯量が一定値以下であるときに
は第2ステツプS2に進む。この第2ステツプS2では
、搬送台車20が原位置にあるかどうか、すなわち取鍋
3が樋2の流出口下方に位置しているかどうかを、図示
しないリミットスイッチ等からの信号により確認する。
而して搬送台車20が原位置にあるときには第3ステツ
プS3に進み、原位置にないときには第1ステツプS1
に戻る。
第3ステツプS3では、保持炉1を高速傾動させる。す
なわち切換制御弁43を左位置にするとともに油圧供給
用可変絞り弁32の絞り度を小さくして比較的大量の作
動油をシリンダ10.10に供給し、該シリンダ10.
10を高速で伸長作動させる。次いで第4ステツプS4
では、保持炉1からの出湯が開始されたことを確認する
。すなわち溶湯検出センサ16からの信号により保持炉
lの流出口1aから溶湯が流出していることを確認する
とともにロードセル23により取鍋3内にf4 ’/M
が入ったことを確認する。
この第4ステツプS4での確認後、第5ステツプS5で
は切換制御弁43を中立位置として保持炉1の傾動動作
を停止し、たとえば10秒間その停止状態を保持する。
次いで保持炉1の微速傾動を開始する。すなわち切換制
御弁43を左位置にするとともに油圧供給用可変絞り弁
32の絞り度を大とし、供給作動油量を絞ってシリンダ
10゜10を緩やかに伸長作動させる。この保持炉1の
微速傾動時に、保持炉1内の溶湯量が過少とならないか
どうかを、次の第7ステツプS7で確認する。すなわち
傾き検出器12におけるリミットスイッチL4が検出棒
14を検出しないかどうかを第7ステツプS7で確認す
る。而して保持炉1内の溶湯量が所定値を超えるときに
は第8ステツプS8に進み、所定値以下であるときには
第14スチツプS14に進む。
第8ステツプS8では、溶湯検知棒24により取鍋3か
ら溶湯がオーバーフローしそうであるかどうかを確認す
る。オーバーフローしそうでないときには第12ステツ
プ11に進むが、オーバーフローしそうであるときには
第9ステツプS9に進む。第9ステツプS9では切換制
御弁43を右位置としてシリンダ10.10の油圧室1
0a。
10aを解放し、保持炉1を自重により復動させ、保持
炉1から取鍋3への出湯を停止する。さらに第10ステ
ツプSIOで保持炉1が原位置まで復動したことを傾き
検出器12のリミットスイッチL1で確認したときに切
換制御弁43を中立位置として保持炉1の復動を停止し
、さらに搬送台車20の走行を第11ステツプ311で
停止させる。
第12ステツプ312では保持炉1の微速傾動を一旦停
止し、次の第13ステツプ313で取鍋3内に充分な量
の溶湯が入ったかどうかをロードセル23で検知する。
まだ充分な量の溶湯が取消3内に入っていないときには
第6ステツプS6に戻り、取鍋2内に充分な量の溶湯が
入ったときには第14ステツプS14に進む。
第14ステツプ514では保持炉1の復動を開始し、さ
らに第15ステツプS15では傾き検出器12における
リミットスイッチL3で検出棒14が検出されるかどう
か、すなわち保持炉1が溶湯過少予報位置となったかど
うかを確認する。第15ステツプ315で溶湯過少予報
状態を検出しなかったときには第16ステツプ316で
保持炉1の復動を原位置で停止した後、第17ステツプ
SITで搬送台車20の移動を開始し、取鍋3を自動注
湯装置4側に移動させて該取鍋3内の溶湯を注湯炉5に
給湯させる。
また第15ステツプS15で溶湯過少予報状態を検出し
たときには第18ステツプ518で保持炉1の復動を予
備原位置で停止し、さらに第19ステツプ319で第1
7ステツプS17と同様に取鍋3内の溶湯の注湯炉5へ
の給湯を開始させる。
さらに第20ステツプ320では、第7ステツプS7で
保持炉1内の溶湯量が過少であることを検出したかどう
かを確認し、溶湯量が過少でなかったときには自動運転
を継続し、過少であったときには第21ステツプS21
で自動運転の1サイクルが停止される。
次にこの実施例の作用について説明すると、溶解炉から
受湯した溶湯を保持した保持炉1から注湯炉5に給湯す
るにあたっては、先ず取鍋3が樋2の流出口下方位置に
あることを確認した後、保持炉1を傾動して、流出口1
aから樋2を介して取鍋3に溶湯を注湯する。しかも保
持炉1からの出湯が確認されるまでは時間短縮のために
保持炉1は高速傾動される。
保持炉1からの溶湯の出湯が確認されたときには、保持
炉1はその傾動作動をたとえば10秒程度停止し、その
後、保持炉1は微速傾動と停止とを繰り返すインチング
傾動状態となる。すなわち保持炉1からの溶湯が取11
i43からオーバーフローすることがないように監視し
ながら保持炉1から取鍋3に溶湯が注湯されることにな
る。この間、接種装置17から溶湯中に接種剤が添加さ
れる。
取鍋3内に所定量の溶湯が注湯されたときには、保持炉
1は、流出口1aからの出湯を停止すべく復動を開始し
、また取鍋3は注湯炉5への注湯作動を開始する。而し
て取鍋3への注湯時に保持炉lが溶湯過少予報位置まで
傾動していなかった場合には保持炉1は原位置まで戻り
、溶湯過少予報位置に達していたときには保持炉lは予
備原位置まで戻る。このようにすると、次のサイクルで
取鍋3への注湯を行なうときに、保持炉1からの注湯が
開始されるまでの時間を極力短縮することができる。す
なわち取w43への注湯時に溶湯過少予報位置まで傾動
するのは保持炉1内の溶湯量が少なくなったことを示し
ており5.そのように溶湯量が少なくなった状態で保持
炉1を原位置まで戻しておくと再び注湯を開始する際に
は原位置から注湯を開始する位置まで保持炉lが傾動す
る時間が長くなるので、溶湯量が少なくなったときには
保持炉1を予備原位置までしか戻さないようにしている
ところで、保持炉1から取鍋3への注湯時に、取鍋3内
の溶湯量が所定値に達する前に、保持炉1が′f4渇過
少警報位置に達することもある。この場合には、保持炉
1を原位置まで復動作動させるとともに取M43の注湯
炉5への注湯作動を開始させ、その後に自動運転が停止
される。すなわち取鍋3は、自動注湯装置4側への移動
、リフト機構21による上昇作動、傾動機構22による
傾動に応じた注湯炉5への給湯、給湯終了後の水平姿勢
への復帰、下降作動および樋2の流出口下方位置への復
帰から成る1サイクルの運転終了後に自動停止となる。
これによりインダクタll内の溶湯量が過少となること
によるインダクタ11の故障が防止される。
また保持炉1から取鍋3への注湯時に、取鍋3内の溶湯
量が多くなってオーバーフローしそうになることもある
。この場合には、保持炉1は出湯を停止すべく原位置ま
で復動し、取鍋3の作動も停止される。これは溶湯が取
鍋3からオーバーフローすることによる装置の焼損を防
止するためである。
C2発明の効果 以上のように本発明によれば、保持炉から取鍋への給湯
時に保持炉内の溶湯量に応じて保持炉の復帰位置を定め
、溶湯量が少なくても給湯開始までの時間を短縮するこ
とができ、しかも溶湯量が過少となったときには給湯を
中断して、溶湯過少による弊害を除去することができる
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は全
体側面図、第2図は第1図の■−■線から見た保持炉の
拡大正面図、第3図は保持炉の傾き状態を示す図、第4
図は傾動駆動手段を制御するための回路図、第5図は制
御手段の制御手順を示すフローチャートである。 ■・・・保持炉、3・・・取鍋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 保持溶湯量が少なくなるにつれて傾動量を大にして一定
    容量の取鍋に給湯可能な保持炉からの給湯制御方法にお
    いて、保持炉がほぼ水平姿勢となる原位置と、保持炉が
    最大限傾動した溶湯過少警報位置と、前記原位置からわ
    ずかに傾動した予備原位置と、前記溶湯過少警報位置よ
    りも前記原位置側の溶湯過少予報位置との4つの保持炉
    傾動位置を予め設定しておき、取鍋への一定量の給湯終
    了前に溶湯過少警報位置に達したときには保持炉を原位
    置まで復帰させ、取鍋への一定量の給湯終了までに溶湯
    過少警報位置まで達しているときには給湯終了時に保持
    炉を予備原位置まで復帰させ、取鍋への一定量の給湯終
    了までに溶湯過少予報位置に達していないときには給湯
    終了時に保持炉を原位置まで復帰させることを特徴とす
    る保持炉からの給湯制御方法。
JP32176088A 1988-12-20 1988-12-20 保持炉からの給湯制御方法 Pending JPH02165862A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100835884B1 (ko) * 2006-11-08 2008-06-09 엠팩트 주식회사 마그네슘 자동 재생 장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5834391U (ja) * 1981-08-31 1983-03-05 日産自動車株式会社 デイ−ゼルエンジン始動用点火プラグ
JPS6347062B2 (ja) * 1981-12-02 1988-09-20 Tokyo Denryoku Kk

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