JPH02164697A - 着陸装置の車輪操縦装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、航空機の機首着陸装置によって担持された車
輪列を操縦するための、すなわち着陸装置の軸線の周り
に車輪列を旋回させるための装置に関する。

［従来の技術］ 地上で走行する時、航空機は一般に前部又は機首着陸装
置に取付けられた車輪列によって操縦される。この車輪
列は着陸装置の入れ子弐の脚の端部に取イ１けられ操縦
はこの入れ子弐脚の端部ロットが回転されることを必要
とし、またこの端部ロッドはさらに、緩衝装置を含むそ
の他の装置を収容するストラット（支柱）に対し軸方向
に摺動する。

現在、この機首車輪列を操縦するため２つの主な型の方
式があるが、これらはその一部が着陸装置の構造様式に
よるものである。着陸装置は通常、航空機に蝶着された
構造部分でありかつ着陸装置を引っ込めまた下降させる
ためｉｑｔ斜されさらに全駆動部材、プレース（方づえ
）及びこれに連結された着陸装置の固定部材を有する管
状支柱を含んでいる。車軸を担持する入れ予成ロッドが
この支柱から突出しこの支柱の内部に収容された緩衝装
置と共働する。

第１の型の操縦においては、支柱は力に耐える働きをす
るにすぎず、そしてこの場合はこの支柱は一触にアルミ
ニウムで作られている。車輪を操縦するために、この型
の着陸装置は支柱とロッドとの間にチューブを使用し、
このチューブは支柱の内側で回転するよう取付けられか
つこの支柱から突出する位置で支柱に対し軸方向に動く
のが阻止されるようになっている。このロッドはチュー
ブの内側で摺動しまたチューブの突出部分と車輪に接近
したロッドの部分との間に取付けられた外側はさみリン
ク機構によってチューブに対して回転させられるように
なっている。支柱の内側の回転チューブの部分は、この
チューブの軸線に対し直角に延出するランクと共働しか
つその長手方向の変位（例えばアクチエータのような油
圧手段によって得られるような）によりチューブが支柱
の内側でそれ自体の軸線の周りに回転させられるような
歯付き車に、固定される。この回転ははさみリンク機構
によってロッドに伝達される。

第２の型の操縦においては、支柱がさらにロッドの案内
と緩衝とに寄与Ｌ７ている。この場合、支柱は一般にス
チールで作られまたロッドはこの支柱の中で直接摺’Ｗ
Ｊする。ロッドをそれ自体の軸線の周りに回転させるた
めに、使用される機構は、車輪に接近したロッドの部分
と支柱上の外側溝の中で回転するよう取付けられたリン
グとの間に連結されたはさみリンク機構からなっている
。このリングは、そのシリンダが支柱上の横方向延長部
に蝶着されたアクチエータのロッドにそれぞれが連結さ
れた外側タブ（出っ張り）を含んでいる。

したがってこのアクチエータはリングを回転しこのリン
グの回転ははさみリンク機構によって着陸装置のロッド
に伝達される。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明は、簡単で安価な実施態様で上記２つの従来の！
を縦機構のそれぞれの利点を組合せること、すなわちア
ルミニウム合金で作られた支柱と容易に取りはずされる
独立のアクチエータとを用いる丘紺機構を得ようとする
ものである。

〔課題を解決するための手段〕

この目的のため本発明は、航空機の機首着陸装置の脚の
底端部に取付けられた車輪を操縦するための装置であっ
て、この車輪が前記脚の軸線の周りで操縦され、前記脚
が、航空機の構造体に蝶着された支柱と、この支柱の内
側で回転するよう取付けられか・つこの支柱の外側に突
出するチューブと、このチューブの内側に摺動自在に取
付けられかつその自由端で車輪を担持するロッドと、こ
のチューブとロッドとを共に回転させるはさみリンク機
構とを具備している、航空機着陸装置の車輪操縦装置を
提供する。本発明によれば、。この操縦装置はさらに、
脚の軸線に実質的に直角な平面上に配置された少なくと
も１つのアクチエータを具備し７、このアクチエータの
ロッドの端部がチューブを回転させるため側部突起に蝶
着されまたアクチエータのシリンダが脚の軸線に対し直
角に延在する２つの平行なプレートに蝶着され、これら
プレートの一方が支柱に固定され、また他方のプレート
がチューブの周りに回転自在に取付けられかつ支柱に固
定されたドグ（回し金）により支柱に対する回転が阻止
されるようになっている。この構造様式は、支柱の外側
で車輪アクチエータを用いることを可能とし、それによ
りこのアクチエータに容易に接近でき、またそれにもか
かわらずアルミニウム合金で作られた支柱と関連して軽
量と安価な製造の利点を保持することができる。

本発明とその利点及び第２の特徴とは以下の実施態様の
記載からさらに良く理解されるであろう。

〔実施例〕

図面は機首着陸装置の端部を示し７、その底部分は通常
、図示しないこれに取付けられた枚数の車輪を有してい
る。

この着陸装置は、底部分だけが見える頂部支柱２を本質
的に具備する脚１を含んでいる。支柱２の頂端部分は航
空機の構造体（図には見えない）に蝶着されている。着
陸装置はさらに、航空機と支柱２の底部分との間でこの
目的のために設けられたフォーク３に蝶着されている１
−グル作動型の部材によって構成されたプレース（方づ
え）を含んでいる。

支柱２の内側に、チューブ４がその頂端で回転するよう
取付けられ、そしてこのチューブ４は支柱２の下側にチ
ューブの底部分４ａが突出するような位置を占めるよう
図示しない手段によって軸方向に動くのが阻止される。

このチューブ４はロッド５が支柱２に対し軸方向に慴動
することができるようにする案内支持表面を構成してい
る。チューブ４の外側のロッド５の底端部は機首着陸装
置の車輪を担持する。外側はさみリンク機構６はチュー
ブとロッドとの間に回転連結部をもたらしまたそれにも
かかわらずこれらが相互に関し軸方向に動くことができ
るようになっている。このリンク機構はチューブの底端
部とロッドの底部分との間に延在している。

これら従来技術の配置には本発明に特有の手段が次のよ
うに取付けられる。

支柱２の底部分には固定プレート７に固定するためのタ
ブ（出っ張り）２ａと２ｂとが設けられている。このプ
レートは着陸装置の脚の軸線に直Ｐｈに延在し、またア
クチエータ８ａ　又は８ｂへの蝶番連結のためのフォー
クの頂端分岐部をそれぞれが形成する２つの出っ張り７
ａと７ｂとを有している。１つの変形例（図示しない）
においては、ただ１つのアクチエータを用いることがで
きるが、アクチエータの寸法上の理由で、着陸装置の脚
の軸線に実質的に直角に延在する平面と同一平面、、！
＝にある２つの収れんするアクチエータであってこれら
アクチエータが航空機の長手方向軸線上に位置するよう
操縦される車輪と一致する位置にある時前記軸線を含む
１つの平面の両側に対称的に配置されるような２つのア
クチエーク杏用いるのが好ましい。

デユープ４の部分４ａは、回転自在に取（＝ｆけられか
つ同様に着陸装置の軸線に直角に延在する第２のプレー
）−１０を受け入れる溝９を含んでいる。

この第２のプレート１０は、ポル１−１１によって組立
てられて溝９の中の所定位置に置かれるようにしている
２つの部分１０ａと１０ｂとから構成される。部分１０
．ａは３・つの突起１２ａ、！２ｂ及び１３を有してい
る。突起！２ａと１２ｂは第１のブＬ−一一ト７の突起
７ａと７ｂの下側に延在し、各突起１２ａ。

１２ｂは対応アクチエータ８ａ又は８ｂのための蝶番連
結部の他の分岐部を形成し７ている。突起１３は回し金
１４の底端部１４ａを受け入れるための開口１３ａを有
し第２のプレート１０が支社２と共に回転するようにな
っている。これら突起の反対側で、部分１０ａは他の半
円形の締結部分１０ｂと共働して溝９内でチューブ４を
取巻くようにする半円形の締結具として形づくられる。

回し金１４は、着陸装置の脚のプレース（方づえ）に連
結するためフォーク３の出っ張り３ａと３ｂを介して支
柱２に固定された突出接合部を構成している。この目的
のため、回し金１４は、外側と下方との両方に延出する
フォークの出っ張りと共にフォーク３に対し軸線１５の
周りで蝶着される。この固定は任意の他の適当な手段に
よって得ることができる。この場合回し金が、持ちこた
えるようにされた連結具上に配設された平らなレバーに
より構成されることがわかる。

アクチエータ８ａと８ｂはそのシリンダ端部が蝶着され
、アクチエータ８ａはプレート７と１０の突起７ａと１
２ａの間で蝶着され、またアクチエータ８ｂは同じプレ
ートの突起７ｂと１２ｂとの間で蝶着されている。アク
チエータのロッド１６ａと１６ｂは、支柱の端部と溝９
との間でチューブによって担持された各対の平行な側部
出っ張り１７ａと１７ｂに蝶着される。チューブ４に対
するアクチエータの位置は、航空機にとって必要な回転
円の緊密性と矛盾しない角度にわたってチューブが回転
できるように決定される。第３図は車輪が航空機の長手
方向軸線上に位置する時の本発明の手段の幾何学的形状
を示している。

これらの車輪を操縦するため、アクチエータ８ａと８ｂ
は所望の方向に駆動され、例えばロッド１６ａが延出し
またロッド１６ｂが引っ込み、それにより上記かられか
るように車輪を時計方向に旋回させる。これらアクチエ
ータのシリンダは、プレート７と１０が支柱に固定され
すなわちプレート７が直接支柱に固定されまたプレート
１０が回し金１４によって固定されているのでこのプレ
ート７と１０との間でその固定された蝶着点の周りに回
動する。チューブ４が支柱内部で軸方向に動かないため
支柱に対し軸方向に動かないようそれ自体が保持される
溝９によ、て、プレート１０が軸方向に保持され、また
回し金１４によって回転が阻止されるので、プレート１
０はアクチエータ８ａと８ｂのシリンダの蝶着部のため
の固定支持体を構成する。これらシリンダが駆動された
時にこのシリンダが受ける力はしたがって、支柱に連結
された固定構造体によって平衡状態で受け取られる。ロ
ッド１６ａと１６ｂの端部については、これらが着陸装
置の軸線の周りに円弧を描き、これらが回転するにつれ
て、これらロッドが蝶着されている前記チューブの出っ
張り１７ａと１７ｂとによりチューブ４を回転させる。

この回転ははさみリンク機構６を介してロッド５に伝達
され、そして車輪はそれにより操縦される。

これらアクチエータの配置は簡単でありまたこれらアク
チエータは取り付け、取りはずし及び保守のための接近
が容易であることがわかる。本発明の有利な用途は大き
な輸送機に備えることにある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の装置（アクチエータがこの図から省略
されている）を含む着陸装置の一部を切り欠いた概略側
面図、 第２図は第１図の矢印Ａに沿った部分図、第３図は第１
図の矢印Ｂに沿って見た、本発明の装置に取付けられた
アクチエータを示し、しかも図面の混雑を避けるため着
陸装置の脚の部分を省略している部分平面図である。 １・・・脚、　　　２・・・支柱、　　　３・・・フォ
ーク、４・・・チューブ、　　　　５・・・ロッド、６
・・・はさみリンク機構、　　７・・・固定プレート、
８ａ、８ｂ・・・アクチエータ、　　９・・・溝、１０
・・・第２プレート、　Ｉ４・・・回し金、１６ａ、１
６ｂ・・・アクチエータロッド、１７ａ、　１７ｂ・・
・出っ張り。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、航空機の機首着陸装置の脚（１）の底端部に取付け
   られた車輪を操縦するための装置であって、前記車輪が
   前記脚の軸線の周りに操縦され、前記脚（１）が、航空
   機の構造体に蝶着された支柱（２）と、この支柱（２）
   の内部で回転するよう取付けられかつこの支柱の外側に
   突出するチューブ（４）と、このチューブ（４）の内側
   に摺動自在に取付けられかつその自由端に車輪を担持す
   るロッド（５）と、チューブ（４）とロッド（５）とを
   共に回転させるためのはさみリンク機構（６）とを具備
   する車輪操縦装置において、脚（１）の軸線に実質的に
   直角な平面上に位置する少なくとも１つのアクチエータ
   （８ａ，８ｂ）を具備し、アクチエータのロッド（１６
   ａ，１６ｂ）の端部がチューブ（４）を回転するため側
   部突起（１７ａ，１７ｂ）に蝶着され、またアクチエー
   タのシリンダが脚（１）の軸線に直角に延在する２つの
   平行なプレート（７，１０）に蝶着され、これらプレー
   トの一方のプレート（７）が支柱（２）に固定され、ま
   た他方のプレート（１０）がチューブ（４）の周りに回
   転自在に取付けられかつ支柱（２）に固定された回し金
   （１４）により支柱（２）に対する回転が阻止されるよ
   うにしていることを特徴とする車輪操縦装置。 ２、脚（１）の軸線を含む平面に関し相互に対称に配設
   された２つの同一平面のアクチエータ（８ａ，８ｂ）を
   含んでいることを特徴とする請求項１に記載の装置。 ３、第２の上記プレート（１０）が、共に連結されて回
   転チューブ（４）の溝（９）に回転自在に受け入れられ
   たカラーを形成する２つの部分（１０ａ，１０ｂ）によ
   って構成されていることを特徴とする請求項１又は２に
   記載の装置。 ４、上記回し金（１４）が蝶番フォーク（３）により支
   柱（２）に固定されていることを特徴とする前記各請求
   項中の１項に記載の装置。 ５、フォーク（３）の分岐部が、着陸装置の脚（１）の
   方づえのため蝶番フォーク（３）の出っ張りの延長部に
   よって形成されていることを特徴とする請求項４に記載
   の装置。