JPH02164624A - パワーシートの制御装置 - Google Patents

パワーシートの制御装置

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JPH02164624A
JPH02164624A JP31839288A JP31839288A JPH02164624A JP H02164624 A JPH02164624 A JP H02164624A JP 31839288 A JP31839288 A JP 31839288A JP 31839288 A JP31839288 A JP 31839288A JP H02164624 A JPH02164624 A JP H02164624A
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seat
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Nobuhiro Yuki
結城 信広
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小野 優人
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車輌のパワーシートの制御装置に関する。
(従来の技術及び解決すべき課題) 車輌のシート、特に運転席のシートは、運転者の体格、
好み等に応じて最適な姿勢を確保出来るように或いは狭
い駐車場等において乗降し易いように、前、後に移動可
能なスライドアジャスタが装備されている。このスライ
ダアジャスタは一般に手動操作により行われるように構
成されている。
また、駆動用モータにより歯車系を介して当該シートを
前後に移動させる駆動装置と、シートの位置を設定する
位置決め機構とを備え、スイッチ操作によりシートを自
動的に予設定位置に移動させるようにしたパワーシート
がある。
ところで、上記パワーシートにおいて、スイッチ操作に
よりシートを自動的に前後に移動させる場合、制御装置
は車輌の運転状態、乗員の着座状態等により、スイッチ
を操作しても常に安全側に作動することが必要である。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、シートを、
所定の条件が満足された状態の時にのみ自動的に移動こ
せることが可能なパワーシートの制御装置を提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明によれば、ロアレール
上を滑動するアッパレール上に配設されたシートを、メ
インスイッチの操作により駆動装置を作動させて、当該
シートの最後方への後退位置とシートの位置決め装置に
より設定した予設定位置の範囲の所望の位置に移動させ
る車輌のパワーシートの制御装置において、シートベル
トの装着・解除を検出する第1のスイッチと、ハンドブ
レーキの作動・解除を検出する第2のスイッチとを備え
、当該車輌のエンジンスイッチからの信号を取り込み、
シートベルトが解除され、エンジンが運転状態にあり、
且つハンドブレーキが作動状態にある時、及びシートベ
ルトが解除され、エンジンが停止状態にある時にのみ前
記メインスイッチを投入した側に自己保持させる制御回
路とを備えた構成としたものである。
(作用) 駆動装置は、車輌の運転状態に拘らずメインスイッチを
手動操作することにより駆動されてシート1を移動させ
る。また、制御回路は、シートベルトが解除され、エン
ジンが運転状態にあり、且つハンドブレーキが作動状態
にある時、及びシートベルトが解除され、エンジンが停
止状態にある時にのみ前記メインスイッチを投入した側
に自己保持させる。そして、駆動装置は、上記運転状態
にある時にのみシートを自動的に移動させる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
第1図及び第2図において、シート1を保持するシート
フレーム2は、当該車輌の床面3に前後方向に沿って、
且つ平行に配設固定された2本のロアレール4.4上に
滑動可能に配設されたアッパレール5.5上に配設され
ており、両側後端部はアッパレール5.5の後端に突設
されたブラケット6(第2図に一例のみ図示)に回動可
能に軸支され、前部はスイングアーム7により支持され
ている。
このスイングアーム7は図示のように上部シャフト8と
、略U字状をなす下部シャフト9とにより構成されてい
る。下部シャフト9の両側部9a、9bの各端面は上部
シャフト8に溶着固定されており、中央部9cは当該上
部シャフト8と平行になっている。そして、上部シャフ
ト8は、シート1の前部をその幅方向に回動可能に貫通
し、両端がシートフレーム2の両側部に回動可能に軸支
されている。また、下部シャフト9の中央部9Cは床面
3の所定位置にブラケット10を介して回動可能に軸支
されている。そして、スイングアーム7は、下部シャフ
ト9の中央部9Cを支点として第2図に矢印A又はBで
示す前方又は後方に回動可能とされている。従って、ス
イングアーム7の矢印A又はB方向への回動に伴いシー
トフレーム2即ち、シート1がロアレール4.4上を前
方又は後方に移動可能となる。
シート1内には駆動用モータ11が収納され、シートフ
レーム2に固定されている。この駆動用モータ11の出
力軸には第3図に示すようにピニオン12が装着されて
いる。一方、スイングアーム7の下部シャフト9の一側
9aには扇形のラック13が固定されており、ピニオン
12と噛合している。この扇形のラック13はピニオン
12の回転により回動され、ピニオン12が矢印CC方
向に回転し、ラック13の一端がピニオン12と噛合し
た第3図に2点鎖線で示す位置に達したときに、スイン
グアーム7が矢印C方向即ち、前方に最大位置までシー
ト1を前進させる。また、反対にピニオン12が矢印C
方向に回転し、ラック13の他端がピニオン12と噛合
した実線で示す位置に達したときに、スイングアーム7
が矢印B方向部ち、後方に最大位置までシート1を後退
させる。
シートフレーム2(第1図)の−側にはシートの位置決
め装置20が配設されている。この位置決め装置20は
シート1の位置を設定するためのレバー21と、当該位
置を検出するためのリミットスイッチ22(第4図)と
を備えている。レバー21は、アッパレール5にシート
1の移動範囲内で摺動可能に配設されたスライダ(図示
せず)の上端に固定されており、当該スライダを任意の
位置に移動させてシートlの位置決めを行い得るように
なっている。また、リミットスイッチ22はロアレール
4の所定位置にブラケットを介して固定されており、前
記スライダに形成された突起により作動子を押圧可能と
されている。
このリミットスイッチ22は「前進」側の接点22aと
、「後退」側の接点22b(第4図)との2つの接点を
有し、「前進J側の接点22aはシート1の予設定位置
において前記スライダの突起により作動子が押圧される
と、オンからオフに切り替わり、シート1が当該予設定
位置から後退して前記スライダの突起が前記作動子から
離れるとオフからオンに切り替わる。また、「後退j側
の接点22bは常時オンとなっている。
更に、シートフレーム2の一側前部の上面にはシート1
を自動的に前進又は後退させるためのメインスイッチ2
3が配設されている。
また、第4図に示すようにシートベルトバックル(図示
せず)にはシートベルトの装着時にオフ、外した時にオ
ンとなるシートベルトスイッチ25が、ハンドブレーキ
(図示せず)には当該ハンドブレーキを引いた時にオン
となり、解除した時にオフとなるハンドブレーキスイッ
チ26が配設されている。そして、これらの駆動用モー
タ1工、リミットスイッチ22、メインスイッチ23、
シートベルトスイッチ25、ハンドブレーキスイッチ2
5は制御回路30に接続されている。
第4図において、リミットスイッチ22の接点22a、
22bは制御回路30の入力端子30a、30bに、接
点22cはフユーズF1を介して電源子Bに接続されて
いる。また、制御回路3oの入力端子30cは接地され
、入力端子30dはオールタネータのし端子及びダイオ
ードD、チャージランプ27、フユーズF2を介してエ
ンジンスイッチに接続されており、入力端子30eはブ
レーキレベルスイッチ2日を介して接地され、入力端子
30fはハンドブレーキスイッチ26を介して接地され
ている。
メインスイッチ23の「前進」側の接点23aは制御回
路30の入力端子30aに、「後退」側の接点23bは
入力端子30bに接続され、接点23c、23dは抵抗
Rを介して入力端子30cm・に接続され、コモン接点
23e、23fは当該制御回路30の出力端子30g、
30hに接続されている。また、接点23eは出力端子
30iにも接続されている。そして、駆動用モータII
の接続端子は制御回路30の出力端子30g、30hに
接続され、シートベルトスイッチ25の各接点25a、
25bは出力端子30i、30jに接続されている。
制御回路30の出力端子30jは、ダイオードDiSD
2を介してトランジスタTriのコレクタに接続される
と共に、抵抗R1を介して線31に接続され、当該トラ
ンジスタTriのエミッタは線32を介して入力端子3
0cに接続されている。トランジスタTriのベースは
抵抗R8を介して線31に接続されると共に比較器33
の出力端子に接続されている。トランジスタTr2のコ
レクタはトランジスタTriのベースに、エミッタは線
32に接続されている。また、ベースは、抵抗R12を
介して線32に接続されると共に、ダイオードD3、抵
抗RIO、ダイオードD4を介して当該制御回路3oの
入力端子30dと、ダイオードD5、D6を介して入力
端子30eとに接続されている。また、ダイオードD5
とD6との接続点は入力端子30fに接続されている。
比較器33の(+)入力端子は線31と32との間に接
続された分圧抵抗R5とR6との接続点に接続され、(
−)入力端子は抵抗R4を介して比較器34の出力端子
に接続されると共にコンデンサCを介して線32に接続
されている。比較器33の(+)入力端子と出力端子間
には抵抗R7が接続されており、線3■と比較器34の
出力端子との間には抵抗R3が接続されている。
比較器34の(+)入力端子はメインスイッチ23の接
点23dと抵抗Rとの接続点に接続され、(−)入力端
子は線31と32との間に接続された分圧抵抗R2とR
aとの接続点に接続されている。そして、線31と32
との間にはツヱナーダイオードZDが分圧抵抗R2とR
3とに並列に接続されている。
また、前記メインスイッチ23の自己保持用の保持コイ
ル23sの一端はトランジスタTriのコレクタに、他
端は抵抗R9を介して抵抗RIOとダイオードD4との
接続点に接続され、当該保持コイルの他端は更にダイオ
ードDIのアノード側に接続されている。
そして、制御回路30は第1表に示すような作動モード
即ち、シートベルトの装着(ON)または解除(OFF
)、エンジンスイッチのONまたはOFF、ハンドブレ
ーキの作動(ON)または解除(OFF)の各状態に応
じた作動モード1〜8に従って駆動用モータ11を駆動
し、シート1を前進又は後退させる。
第1表においてパワーシートの「マニアル」、「オート
Jは夫々「手動操作」、「自動操作」を示し、記号「O
」は操作可能を、記号「×」は!桑作不能を示している
。そして、手動操作は全てのモードに対して操作可能で
あり、自動操作は安全な状態にあるモード5.7及び8
のみ操作可能である。
即ち、モード5は例えば、配送、回収等のように運転者
がエンジンを切らずに降車するような場合で、エンジン
スイッチをオン状態にしたまま、ハンドブレーキを作動
(ON)させ、シートベルトを解除(外した)(OFF
)場合である。モード7は駐車状態即ち、エンジンスイ
ッチをOFFにし、ハンドブレーキを作動(ON)させ
て、シートベルトを解除(OFF)した場合であり、モ
ーシト8は停車状態即ち、エンジンスイッチをオフにし
、ハンドブレーキを解除(OFF、勿論、フートブレー
キは作動している状態にある)してシートベルトを解除
(OFF)の状態にした場合である。
以下に作用を説明する。
先ず、第1表の作動モード1の場合例えば、当該車輌が
「信号待ち」等により一時停止している場合には、エン
ジンスイッチはオンであり、ハンドブレーキを作動(O
N)させ、シートベルトを装着(ON)Uている状態に
ある。従って、第4図において、シートベルトスイッチ
25はオフ、ハンドブレーキスイッチ26はオンとなっ
ている。
また、シート1(第1図)の位置は位置決め装置20に
より例えば、移動範囲内の略中央位置に設定されている
とする。シート1がこの設定された位置にある時には位
置決め装置20のリミットスイッチ22は、第4図に示
すように「前進」側の接点22aがオフとなる。尚、「
後退」側の接点22bはオンになっている。
この状態においてシート1を後退させるべくメインスイ
ッチ23を「後退」側に押圧操作すると、接点23e、
23fが夫々接点23c、23bに接続され、電源子B
からリミットスイッチ22の接点22c→22b→メイ
ンスイツチ23の接点23b−$23f→駆動用モータ
11→接点23e→接点23c→アースの点線の矢印で
示す経路で駆動電流が流れ、駆動用モータ11が逆回転
する。
これによりスイングアーム7が後方に回動してシート1
が後退する。
シート1が最後方位置まで後退した時にメインスイッチ
23の押圧を解除すると、接点23e、23fが接点2
3c、23bから離れてスイッチオフとなり、駆動用モ
ータ11が停止する。これにより、シート1を最後方の
位置まで後退させることができる。また、シートの位置
決め装置20のリミットスイッチ22は、当該シート1
が前記設定された位置から後退すると「前進」側の接点
22aがオンとなる。
次に、シートlが後退した位置においてメインスイッチ
23を「前進」側に押圧操作すると、接点23e、23
fが接点23a、23dに接続されるこの結果、駆動′
r!1流が電源子Bからリミットスイッチ22の接点2
2a→メインスイツチ23の接点23a→駆動用モ一タ
11→接点23d→アースの実線の矢印で示す経路で流
れ、駆動用モータ11が正回転する。これによりスイン
グアーム7(第1図)が前方に回動してシート1が前進
する。
シート1が前進して前記予設定位置に達すると、リミッ
トスイッチ22の作動子がシートの位置決め装置20の
スライダにより押圧されてスイッチオフとなる。これに
よりシート1が当該予設定位置に停止する。勿論、当該
予設定位置に達する前にメインスイッチ22の押圧力を
解除すると接点23eが接点23aから離れてスイッチ
オフとなり、当該位置にシートlが停止する。従って、
モード1においては、手動操作によりシート1を任意に
前進又は後退させることができる。
一方、このモード1においては、シートベルトスイッチ
25はオフとなっており、従うて、モータ11の駆動電
流は線31に供給されない、このためトランジスタTr
iがオフの状態になっており、メインスイッチ23の保
持ソレノイド23sが消勢されたままになっている。従
って、当8亥メインスイッチ23は「前進J又は「後退
j側の何れの側にも自己保持されることがなく、従って
、「前進」又は「後退」の何れの側に押圧していても、
当該押圧力を解除すると直ちにスイッチオフとなる。即
ち、シート1は自動的に移動されることはない。
また、エンジンスイッチ及び/又はハンドプレーキスイ
ンチ26がオンのときにはフ゛レーキインジケータ29
→ブレーキレベルスイッチ28→アースの経路及び/又
はブレーキインジケータ29→ダイオードD6→ハンド
ブレーキスイツチ26の経路で電流が流れ、ブレーキイ
ンジケータ29が点灯する。
同様に、作動モード2〜4即ち、シートベルトが装着さ
れてシートベルトスイッチ25がオフの状態にあり、走
行状態の作動モード2、駐車状態の作動モード3、停車
状態の作動モード4の場合もメインスイッチ23が自己
保持されず、シートlの自動移動は不可とされる。この
ようにシートベルトが装着され、エンジンスイッチがオ
ン又はオフの状態にある作動モード1〜4では、シート
1の自動移動は不可とされる。
次に、作動モード5の場合即ち、シートベルトが解除(
OFF)され、エンジンスイッチがオン状態にあり、ハ
ンドブレーキが作動(ON)状態にあり、ハイドブレー
キスイッチ26がオンになっており、エンジンを止めず
に降車する場合において、シー)1を前記予設定位置か
ら後退させるべくメインスイッチ23を「後退j側に押
圧すると、前述と同様にして電源子Bから点線の矢印で
示すように電流が流れて駆動用モータ11が逆回転し、
当該シート1を後退させる。
同時にモータ11の駆動電流の一部がシートペルトスイ
ンチ25→ダイオードD1を経て線31゜35に供給さ
れる。そして、線35の電流は、抵抗R9→RIO→ダ
イオードD5→ハンドブレーキスイッチ26→アースの
経路で流れ、トランジスタTr2はオフの状態に保持さ
れる。この結果、トランジスタTriのベース電位が「
ハイレベル」となり、当2亥トランジスタTriがオン
となリ、線35からメインスイッチ23の保持コイル2
3s→トランジスタTri→アースの経路で電流が流れ
、保持コイル23sが付勢され、当該メインスイッチ2
3が「後退J側に自己保持される。
これによりシート1はメインスイッチ23の押圧力を解
除しても自動的に後退される。
また、エンジンスイッチからブレーキインジケータ29
→ダイオードD6−+ハンドブレーキスイッチ26の経
路で電流が流れ、当該ブレーキインジケータが点灯する
シート1が最後部まで後退すると機械的に停止され、こ
れに伴い駆動用モータ11が強制的に停止される。この
結果、モータtiの駆動電流が増大し、比較器34の(
+)入力端子の入力電圧が(−)入力端子の基準電圧よ
りも高くなり、当該比較器34の出力が「ローレベル」
から「ハイレベル」に変化し、これに伴い比較器33の
(−)入力端子側の電圧が(+)入力端子側の基準電圧
よりも高くなり、当該比較器33の出力が「ハイレベル
」から「ローレベル」に変化する。
この結果、トランジスタTriがオフとなり、メインス
イッチ23の保持コイル23sに流れる電流が遮断され
て当該保持コイルが消勢され、当該メインスイッチ23
の自己保持が解除されてスイッチオフとなる。これによ
り駆動用モータ11への電流の供給が停止され、当該モ
ータ11が完全に停止する。
この後退位置からシート1を前記予設定位置まで前進さ
せるべくメインスイッチ23を「前進」側に押圧すると
、前述と同様に実線の矢印で示す経路で電流が流れて駆
動用モータ11が正回転し、シート1が前進する。同時
にシートヘルドスイッチ25、ダイオードD1の経路で
電流が流れ、前述と同様にしてメインスイッチ23の保
持コイル23sがイ寸勢されて、当該メインスイッチ2
3が自己保持される。これにより当8亥メインスイッチ
の押圧力を解除しても、当該メインスイッチ23)家「
前進」側に自己保持される。
シート11が前記予設定位置に達すると、リミットスイ
ッチ22が作動してオフとなり駆動用モータ11が停止
する。同時にトランジスタTriがオフとなり、保持コ
イル23sが消勢され、メインスイッチ23がオフとな
る。このようにして作動モード5においてシート1を自
動的に移動させることができる。
次に、作動モード6の場合即ち、シートベルトが装着さ
れており、エンジンスイッチがオフの状態にあり、ハン
ドブレーキが解除されてハンドブレーキスイッチ26が
オフとなって走行状態にある場合には、前述の作動モー
ド5に対してハンドブレーキスイッチ26がオフとなっ
ているために、シートベルトスイッチ25を経てダイオ
ードD1→抵抗R9→RIO→ダイオードD3の経路で
トランジスタTr2に電流が流れ、当該トランジスタT
r2がオンとなる。この結果、トランジスタTriのベ
ース電位が「ローレベル」となす、当該トランジスタT
riがオフの状態に保持され、保持コイル23sが消勢
状態に保持される。従って、メインスイッチ23は自己
保持されず、シート1の自動移動が不可とされる。Ni
ち、作動モード6の場合にはシート1を自動的に移動さ
せることは不可とされる。
次に、作動モード7の場合即ち、シートベルトが解除さ
れ、エンジンスイッチがオフの状態にあり、ハンドブレ
ーキが作動状態にある駐車状態にある場合には、前述し
た作動モード6の場合に対して、シートペルトスインチ
25からダイオードD1→抵抗R9→ダイオードD4→
オールタネータのL端子の経路で電流が流れる。この結
果、トランジスタTr2はオフの状態に保持され、トラ
ンジスタTriがオンとなる。これにより前記作動モー
ド5の場合と同様に、メインスイッチ23の保持コイル
23sが付勢されて当該メインスイッチ23が自己保持
され、シート1を自動的に移動させることが可とされる
また、作動モード8の場合即ち、シートベルトが解除さ
れ、エンジンスイッチがオフの状態にあり、ハンドブレ
ーキが解除されている停車状態にある場合には、前記作
動モード7の場合と同様にメインスイッチ23が自己保
持され、シート1を自動的に移動させることが可能とな
る。
斯くして、車輌が、シート1を移動させても安全な運転
状態にある時にのみ当該シート1を自動的に移動させる
ことが可能となる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、ロアレール上を滑
動するアッパレール上に配設されたシートを、メインス
イッチの操作により駆動装置を作動させて、当該シート
の最後方への後退位置とシートの位置決め装置により設
定した予設定位置の範囲の所望の位置に移動させる車輌
のパワーシートの制御装置において、シートベルトの装
着・解除を検出する第1のスイッチと、ハンドブレーキ
の作動・解除を検出する第2のスイッチとを備え、当該
車輌のエンジンスインチからの信号を取り込み、シート
ベルトが解除され、エンジンが運転状態にあり、且つハ
ンドブレーキが作動状態にある時、及びシートベルトが
解除され、エンジンが停止状態にある時にのみ前記メイ
ンスイッチを投入した側に自己保持させる制御回路とを
備えたので、車輌が、シートを移動させても安全な運転
状態にある時にのみ当該シートを自動的に移動させるこ
とができ、パワーシートの安全性の向上及び操作性をよ
り高めることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るパワーシートの制御装置を適用し
たパワーシートの一実施例を示す一部切欠斜視図、第2
図は第1図のシートの側面図、第3図は第1図のパワー
シートの駆動装置の歯車系の詳細を示す図、第4図は本
発明に係るパワーシートの制御装置における制御回路の
一実施例を示す詳細図である。 1・・・パワーシート、2・・・シートフレーム、3・
・・床面、4・・・ロアレール、5・・・アッパレール
、7・・・スイングアーム、11・・・駆動用モータ、
12・・・ビニオン、13・・・扇形ラック、20・・
・シートの位置決め装置、22・・・リミットスイッチ
、23・・・メインスイッチ、25・・・シートベルト
スイッチ、26・・・ハンドブレーキスイッチ、30・
・・制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ロアレール上を滑動するアッパレール上に配設されたシ
    ートを、メインスイッチの操作により駆動装置を作動さ
    せて、当該シートの最後方への後退位置とシートの位置
    決め装置により設定した予設定位置の範囲の所望の位置
    に移動させる車輌のパワーシートの制御装置において、
    シートベルトの装着・解除を検出する第1のスイッチと
    、ハンドブレーキの作動・解除を検出する第2のスイッ
    チとを備え、当該車輌のエンジンスイッチからの信号を
    取り込み、シートベルトが解除され、エンジンが運転状
    態にあり、且つハンドブレーキが作動状態にある時、及
    びシートベルトが解除され、エンジンが停止状態にある
    時にのみ前記メインスイッチを投入した側に自己保持さ
    せる制御回路とを備えたことを特徴とするパワーシート
    の制御装置。
JP63318392A 1988-12-19 1988-12-19 パワーシートの制御装置 Expired - Lifetime JPH0755638B2 (ja)

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