JPH021644B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH021644B2
JPH021644B2 JP61126165A JP12616586A JPH021644B2 JP H021644 B2 JPH021644 B2 JP H021644B2 JP 61126165 A JP61126165 A JP 61126165A JP 12616586 A JP12616586 A JP 12616586A JP H021644 B2 JPH021644 B2 JP H021644B2
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JP
Japan
Prior art keywords
mold
forming
main body
molding
branched
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61126165A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS621514A (ja
Inventor
Masahiro Tokumaru
Kenji Misoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd, Okayama Sekisui Industry Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP61126165A priority Critical patent/JPS621514A/ja
Publication of JPS621514A publication Critical patent/JPS621514A/ja
Publication of JPH021644B2 publication Critical patent/JPH021644B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は強化プラスチツク材料からなるT字
形、Y字形又は十字形の管継手のような分岐部を
有する管継手の成形用芯型の製造方法に関するも
のである。
(従来の技術) 従来、強化プラスチツク製分岐管継手の成形用
芯型として例えば特開昭50−16772号公報におい
て射出成形法で分岐部も一に成形された熱可塑性
樹脂製芯型が開示されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながらこの場合、分岐部も一体に成形さ
れているので成形材料層を硬化後芯型を加熱軟化
して脱型するのに手間がかかり、又無理に芯型を
引き抜く際に成形材料層の内面が損傷される等の
欠点があつた。更にその製造方法も射出成形法に
よるものであるので金型構造が複雑になり設備費
が高くつくという欠点もあつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は叙上の欠点を解消した分岐部を有する
管継手の成形用芯型の製造方法を提供するもので
あつて、 その要旨は、 円筒状膨出部賦形用金型部材とその両端面に着
脱自在に取着された2つの接続口成形部賦形用金
型部材とからなり、それぞれの金型部材が管軸方
向に沿つて2分割されてなる割型を用いて熱可塑
性樹脂よりなる前記本体型をブロー成形する工程
と、 前記割型からその中間部位に置する前記円筒状
膨出部賦形用金型部材を取り外し、前記した2つ
の接続口成形部賦形用金型部材のみからなる割型
を用いて両端に接続口成形部を有した熱可塑性樹
脂よりなる管状成形体をブロー成形する工程と、 前記管状成形体を中央にて切断することにより
得られた前記分岐型を前記本体型に形成された円
筒状膨出部に該分岐型の一端部が嵌合するように
接続する工程と、 を包含する分岐部を有する管継手の成形用芯型の
製造方法 に存する。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は本発明の製造方法の一工程の一実施
例を示す断面図である。
1は本体型3を成形するための管軸方向に沿つ
て2分割されてなる割型であり、図において上下
に開閉可能な一対の金型片1A,1Bより構成さ
れ、該金型片1A,1Bは管軸に垂直な面にて
各々3個に分割された金型部材11A,12A,
13A,11B,12B及び13Bより各々が着
脱自在に連結されている。
即ち、中央部の金型部材13A,13Bは少く
とも一方が円筒状膨出部を賦形するものであり、
その両部材が合体して円筒状膨出部賦形用金型部
材を構成している。
前記円筒状膨出部賦形用金型部材13の一端面
には、金型部材11A,11Bで構成される接続
口成形部賦形用金型部材11が着脱自在に取着さ
れ、他端面には金型部材12A,12Bで構成さ
れる接続口成形部賦形用金型部材12が着脱自在
に取着さている。円筒状膨出部賦形用金型部材1
3と接続口成形部賦形用金型部材11,12との
接続構造としては、何ら特別な機構を用いる必要
はなく、一般的な金型の合わせ構造を採用すれば
よい。
例えば、第1図に図示するように、接続口成形
部賦形用金型部材12の端面に突設された突部1
21が円筒状膨出部賦形用金型部材13の一端面
に設けられた凹部131に嵌合され、他端面に突
設された突部132が接続口成形部賦形用金型部
材11の端面に設けられた凹部111に嵌合され
ている。
上下に開かれた金型片1A,1B内に押圧しダ
イ2より加熱軟化されたポリオレフイン系樹脂、
好ましくは低温で熱変形を生じ、離型性にも優れ
た低密度ポリエチレン樹脂を円筒状に押圧す。型
締め後円筒状に押出されたホツトパリソンの内部
にエアーを注入して拡径させ、割型内に沿わせて
所定の形状を賦形し、冷却脱型後に両端部をカツ
トする。
このようにして形成された本体型3の形状を第
3図及び第4図を参照して説明する。
本体型3はその両端が接続口成形部(この場合
拡径受口部)31,31となされ、該拡径受口部
31,31の外周にパツキン溝形成用の突条31
1,311が設けられている。
32は円筒状膨出部であり、本体型3の管軸方
向のほぼ中央部外周に1個設けられている。膨出
部32の先端は円筒部321となされ、該円筒部
321の奥部に環状段部322が設けられてい
る。323,323は曲面状の傾斜部であり(第
4図参照)、膨出部32の外周面と本体型3の外
周面とのなす角度がより鈍角となつて接続するよ
う設けられている。
次に分岐型の製造工程について説明する。
中間部に位置する円筒状膨出部賦形用金型部材
13を取り外し、一方の接続口成形部賦形用金型
部材11と他方の接続口成形部賦形用金型部材1
2とから割型を構成し、該割型を用いて前述した
方法と同様にして管状成形体9をブロー成形す
る。管状成形体9は第2図に示す通りの形状のも
のであり、該管状成形体9を中央にて切断するこ
とにより2個の分岐型4が得られる。第3図に示
す通り、分岐型4の一端は前記本体型3と同様に
拡径されて拡径受口部41となされ、該拡径受口
部41の外周にパツキング溝形成用の突条411
が設けられている。一方、他端は前記本体型3の
膨出部32の先端の円筒部321の外径にほぼ等
しい内径を有する小径部42となされている。
このように形成された分岐型4の小径部42を
前記本体型3の膨出部32の先端の円筒部321
に被嵌し、該小径部42の端面を膨出部32の環
状段部322に当接せしめることによりT字形管
継手の成形用芯型8が製造される。
第5図は本発明により製造される本体型3′の
変形例を示すものであり、膨出部32′,32″が
相対向する位置に2個設けられている。該本体型
3′は第1図に示す割型1の中間部の金型部材1
3Aを同部材13Bと同一形状のものにすること
により成形することができる。前記本体型3′の
膨出部32′,32″先端の円筒部321′,32
1″に分岐型4の小径部42を被嵌することによ
り十字形管継手の成形用芯型が形成される(図示
せず)。
尚、図示のように本体型の膨出部の外側に分岐
型を被嵌する代りに膨出部に凹陥部を設けこの凹
陥部内に分岐型を嵌入して接続してもよい。本発
明により製造された成形用芯型を用いて分岐部を
有する管継手を成形するには、例えば第3図にて
示す成形用芯型(低密度ポリエチレン製)8を第
6図に示すように中央に開口部を有する端板5,
5′,5″とねじが切られたボルト6,6′を利用
して組み立て適宜手段にて回動可能に固定し、成
形用芯型9の周りに強化プラスチツク成形材料7
(例えばポリエステル樹脂を含浸したガラスロー
ビング)を積層し、硬化させた後成形用芯型9を
加熱、変形させ、分離させて脱型すると分岐部を
有する管継手が得られる。又、本発明において、
円筒状膨出部32は本来型3の軸心と90゜以外の
適宜角度を有するもの、例えば、45゜の片Y字形
管継手とすることもできるし、本体型3を屈曲し
たものとしてY字型管継手とすることもできる。
(発明の効果) 本発明の分岐部を有する管継手の成形用芯型の
製造方法は以上の通りに構成されているので、構
造が単純で、しかも同一の割型を用いて大量かつ
安価に成形用芯型を製造することが可能となり、
このため従来より量産性に欠けるものであつた分
岐部を有する強化プラスチツク製管継手を短時間
で大量に製造することができる。また、本発明で
製造された芯型は、管継手の成形後の脱型作業性
に優れており、内面に損傷のない分岐部を有する
管継手を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一工程の実施例を示す横断面
図、第2図は分岐型の成形体を示す縦断面図、第
3図は本発明により製造された成形用芯型の一例
を示す縦断面図、第4図は第3図−線による
断面図、第5図は本体型の変形例を示す縦断面
図、第6図は本発明により製造された成形用芯型
の使用状態を示す縦断面図である。 1……割型、11,12……接続口成形部賦形
用金型部材、13……円筒状膨出部賦形用金型部
材、2……押出しダイ、3……本体型、32,3
2′,32″……円筒状膨出部、4……分岐型、8
……成形用芯型、9……管状成形体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 両端に接続口成形部を有する本体型と、該本
    体型から分岐した分岐部成形用の分岐型とからな
    り、前記本体型に形成された円筒状膨出部に分岐
    型の一端部が嵌合接続されてなる分岐部を有する
    管継手の成形用芯型の製造方法であつて、円筒状
    膨出部賦形用金型部材とその両端面に着脱自在に
    取着された2つの接続口成形部賦形用金型部材と
    からなり、それぞれの金型部材が管軸方向に沿つ
    て2分割されてなる割型を用いて熱可塑性樹脂よ
    りなる前記本体型をブロー成形する工程と、 前記割型からその中間部に位置する前記円筒状
    膨出部賦形用金型部材を取り外し、前記した2つ
    の接続口成形部賦形用金型部材のみからなる割型
    を用いて両端に接続口成形部を有した熱可塑性樹
    脂よりなる管状成形体をブロー成形する工程と、 前記管状成形体を中央にて切断することにより
    得られた前記分岐型を前記本体型に形成された円
    筒状膨出部に該分岐型の一端部が嵌合するように
    接続する工程と、 を包含する分岐部を有する管継手の成形用芯型の
    製造方法。
JP61126165A 1986-05-30 1986-05-30 分岐部を有する管継手の成形用芯型の製造方法 Granted JPS621514A (ja)

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JPS621514A JPS621514A (ja) 1987-01-07
JPH021644B2 true JPH021644B2 (ja) 1990-01-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2557496B2 (ja) * 1988-09-30 1996-11-27 積水化学工業株式会社 Frp管継手成形用内型
US5255889A (en) * 1991-11-15 1993-10-26 Continental Pet Technologies, Inc. Modular wold

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59102312U (ja) * 1982-12-27 1984-07-10 積水化学工業株式会社 分岐部を有する管継手の成形用芯型

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JPS621514A (ja) 1987-01-07

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