JPH02163720A - 光ビーム走査用レンズ - Google Patents

光ビーム走査用レンズ

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JPH02163720A
JPH02163720A JP63319124A JP31912488A JPH02163720A JP H02163720 A JPH02163720 A JP H02163720A JP 63319124 A JP63319124 A JP 63319124A JP 31912488 A JP31912488 A JP 31912488A JP H02163720 A JPH02163720 A JP H02163720A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はレーザープリンター等の光ビーム走査装置にお
いて、複数のビームを走査するための走査用レンズに関
するものである。
〈従来の技術〉 光ビーム走査用レンズとしては、従来より例えば特開昭
59−195211号公報に開示されたもの(以下従来
例1という)、あるいは本出願人の提案に係る特開昭6
3−26791.0号公報に開示されたもの(以下従来
例2という)が知られている。
従来例1は第9図に示すように、入射瞳側前方に配置し
た前群レンズFLと、前群レンズFt、から比較的大き
な距離を隔てて像面側後方に配置した後方レンズRLと
から成り、前群レンズFI、が入射rlllEP側から
順に、いずれも入射側に凹面を向けて配置された負のパ
ワーを有するメニスカス第ルンズL 、と、正のパワー
を有するメニスカス第2レンズL2と、正のパワーを有
するメニスカス第3レンズL、を備え、後方レンズRL
が正のパワーを有する平凸レンズL 、で構成され、f
Oレンズとしての特性とともに、テレセントリックな特
性を備え、レンズ光軸外のすべての主光線が被走査面(
以下像面という)Pにほぼ垂直に入射するとともに、像
面P上でのビームスポットの移動速度が一定になるよう
に構成されている。 従って、像面が光軸方向に多少偏
位しても、主走査方向の像寸法は変化しない。
例えば、像面として円筒状のドラムを考えた場合、ドラ
ムの回転軸取付は精度によっては、ドラムの回転に伴う
像面の光軸方向の変動が起こりつるが、このような場合
でもテレセントリックな光学系であれば、記録画像の寸
法精度を比較的高精度に保つことができる。
このような理由から、特に高い寸法精度が要求される、
例えば写真製版用原板やプリント基板用原板の作成に使
用されるレーザープリンター等においては、上記テレセ
ントリックな特性を有するfθレンズが用いられている
一方、従来例2は第10図に示すように、偏向器1側か
ら順に負の焦点距離をもつ第1群レンズG、と、正の焦
点距離をもつ第2レンズ群G、を配置して成り、像面に
おけるビームスポットの光軸からの高さHが当該レンズ
2への入射角0の正弦(sine)に比例するレンズ、
即ちH= f −5inOなる特性を有するレンズ(以
下fsineレンズと称する)として構成されている。
このf sinθレンズ2は複数本の先ビームを並列的
に使用する場合において、一般のfθレンズが有する下
記のような欠点を解消する。
例えば第11図において、偏向器の回転軸(又は揺動軸
、以下同じ)Y上に直交座標系(X−Y・2)の原点0
をとり、fθレンズ2aの光軸をZ軸にとる。偏向器l
へX軸方向より入射する複数の入射光ビームB0〜Bn
はY軸方向に離間しており、原点0でしゅうれんし、偏
向する。そして偏向ビームb0〜b0は「θレンズ2a
によって縦列の像点i。・・・L+に変換され、この縦
列像点10・・・1゜が偏光器1の回転(又は揺動)に
伴って像面P上でX軸方向へ一定の早さで動き、所定幅
eの複数の走査線像Iを形成する。このとき一般のfO
レンズでは第12図に示すように、像面P上X軸から外
れる光ビームの走行軸跡は直線とならず、走査線像は湾
曲し、画像品質の向上を図る上で問題となる。これは偏
向ビームb。−b、、のうち、レンズ光軸2を含むX−
2平而(以下主走査面と称する)内にある光ビームb0
の走行軸跡のみが直線となり、主走査面に対して傾きα
をもつ光ビームbnの走行軌跡は直線とはならないこと
を意味する。
」二記従来例2は、かかる問題点を解消するものであり
、第13図に示すように各光ビームの走行軌跡がすべて
直線となり、走査線像の歪みは生じない。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記従来例1はテレセントリックな特性をもっfOレン
ズであるから、記録画像の寸法精度を高精度に保つこと
ができるものの、上記のように主走査面から外れる光ビ
ームの走行軌跡が直線とならず、画像品質の一層の向上
を図る上で問題がある。
一方、従来例2はf 5ineレンズ特性を備え、主走
査面内にある光ビームb0はもとより、主走査面から外
れる光ビームbnの走行軌跡が全て直線になるため画像
品質の向上を図ることができるものの、テレセントリッ
クな特性を備えていないため、高精度が要求されるレー
ザプリンタ等に使用する場合には画像寸法精度上問題が
ある。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、上
記従来例1の問題点及び従来例2の問題点を同時に解消
し、記録画像の品質向上と、画像寸法精度の向上を図る
ことを技術課題とする。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は上記課題を解決する手段としてなされたもので
、テレセントリックな特性を有し、かつF no、が2
0種度の比較的明るいf sinθレンズを提供するも
のであり、以下のように構成される。
即ち、第1図に示すように入射瞳側前方に配置した前群
レンズF 、、と、前群レンズFt、から離間され、像
面側後方に配置した後方レンズRLとから成り、前群レ
ンズPLが入射瞳EP側から順にいずれも入射瞳側に凹
面を向けて配置された正のパワーを有するメニスカスの
第3レンズL、1と、負のパワーを有する第2レンズし
、と、正のパワーを有するメニスカスの第3レンズL、
と、正のパワーを有するメニスカスの第4レンズL4と
から成り、後方レンズRLが像面側に凸面を向けた正の
パワーを有する平凸の第5レンズL、から成り、下記条
件式(1)〜(3)を満足することを特徴とするもので
ある。
0.6<rt/rs≦2.1   −・(1)−0.4
3<ft/f<−0.21・・(2)1.3<fs/f
≦2,6    ・・ (3)但し、rtは第2レンズ
入射側の曲率半径r、は第2レンズ入射側の曲率半径 f、は第2レンズの焦点距離 f、は第5レンズの焦点距離 ■は全系の焦点距離 く作用〉 本発明に係る光ビーム走査用レンズは、上記のように第
ルンズL、〜第4レンズL、が前群レンズFLを構成し
、前群レンズFt、は主としてf 5inOレンズとし
ての光学系を形成するためのもので、後方レンズRLで
ある第5レンズL、はテレセントリックな光学系を形成
するためのものである。以下上記条件式(1)〜(3)
の意義について説明する。
条件式(1)は球面収差、歪曲収差、像面湾曲の補正に
関するもので、(1)式の下限を越えるとサジタル、メ
リディオナルとも像面が負側に倒れ、球面収差の補正も
アンダーとなる。また(1)式の上限を越える場合には
、球面収差の補正がオーバーとなり、メリディオナル像
面も正側に倒れて非点収差が増大する。さらにレンズの
f −5ine特性も低下する。
条件式(2)は像面湾曲に関係し、(2)式の下限を越
えると、サジタル像面の湾曲が増大する。
また上限を越えると、サジタル像面、メリディオナル像
面ともに負側へ倒れる。
条件式(3)はテレセントリック特性および像面湾曲に
関与し、(3)式の下限を越えるとメリディオナルの像
面が負側に倒れ、テレセントリック特性も低下する。ま
た上限を越える場合には、テレセントリック特性は良く
なるものの、サジタル像面の湾曲が増大し、良好な収差
状態を得られな(なる。 即ち、テレセントリック特性
及び正弦歪曲特性を有し、かっF no、 20種度の
比較的明るいレンズを得るためには上記の3つの条件を
全て満足する必要が有る。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例をレンズデータ表(表1〜表7)
とレンズ特性および諸収差を示すグラフ(第2図〜第8
図)とによって例示する。なお、レンズデータ表中の’
is drs rl+は第1図に示すレンズ構成図中の
各符号に対応する。即ち、r。
〜rl11はそれぞれ各レンズの前面および後面の曲率
半径、doは入射瞳から第1面までの光軸上の距離、d
、〜d、は各レンズの中心厚および光軸上のレンズ間隔
、n、〜n、は各レンズの屈折率を示している。またf
は全系の焦点距離、FlIO,はレンズ系のFナンバー
、λは本実施例で使用されるレーザービームの波長、f
fは第2レンズの焦点距離、f、は第5レンズの焦点距
離をそれぞれ示している。
一方、レンズ特性を示すグラフは、各実施例につき球面
収差、非点収差、f−siyrc]特性を示す3種のグ
ラフを含んでいる。このうち非点収差を示すグラフ中の
S、Mはそれぞれサジタル像面、メリディオナル像面を
示しており、またf−sinθ特性は偏向角をe、像面
上のビームスポットの光軸からの高さをHとしたとき、
次式によって与えられる値である。
本実施例のレンズデータを表1に、レンズ特性を第2図
に示す。
表1 Fso、 ・20.00λ;632.8nm d 、〜
10.00r、    d、    n。
23.26  1.72  1.7786120.56
  7.61 17.10  5.0G   1.61655−185
.i)5  1.90 −105.55  7.92  1.77861−35
.28  0.12 −106.55  6.00  1.7786141.
31 122.10 ω  13.59  1.51462 H,17 3=1.202 f t/f =−0.309f 、/
f =1908実施例2 本実施例のレンズデータを表2に、レンズ特性を第3図
に示す。
表2 f :100.00  FNO,〜20.00  λ・
632.8n@ d 、〜11.0Or+      
 d+ 1、     −10.50     1.052  
   −10.85    14.593     −
17.90    1.004   −201゜87 
  1.275     −60.73    3.3
16     −30.68     0.107  
  −456.16    5.508     −3
5.92   106.999         ao
12.68 10    〜104.67 r t/r 、=0.606  f t/f =−OJ
19 1 s/f =2.0341.77861 1、77161 1.51462 1、7’1861 1.61655 χ旌泗3 本実施例のレンズデータを表3に、レンズ特性を第4図
に示す。
哀貴泗4 本実施例のレンズデータを表4に、レンズ特性を第5図
に示す。
表3 f 〜100.00  Fso、 〜20.00  λ
;632.8ng+  d o=10.10j    
    rI     drl       −48,
133,242−40.2310.45 3−19,161,00 4−367,821,74 5−42,176,94 6−32,790.10 7−277,625,56 8−34,20117,36 9C1514,00 10〜94.57 r  、/r  、=2.100  f  、/f  
=−OJ28  f  s/f  =1.83gn ム 1.77861 1.51462 1.77861 1.61655 1、771161 表4 1 ;100; 00  FNO,〜20.00  λ
=632.8nm  d o=10.00j     
   rt      d+       ntl  
    −36,401,551,778612−17
,70i、82 3     −14J2     5.004    
 −160.77     2.165    −51
16.93    5.116     −382.7
9     2.877    −:(85,169,
44 8−31,13121,82 9oo      13.40 10     −98.98 r z/r−=1.240  f t/ f ニー0.
211  f */f 1.9231.51462 1.77861 1.77861 大−15 本実施例のレンズデータを表5に、レンズ特性を第6図
に示す。
衷嶺習6 本実施例のレンズデータを表6に、レンズ特性を第7図
に示す。
表5 f =100.00 FNo、 =20.00λ=63
2.8n+* d o”IO,001rl    d+
    n+ 1   −20.74  3.38  1.77861
2   −20.90  10.83 3   −26.41  5.00  1.61655
4  5376.85  0.89 5  −120.05  6.91  2.77111
616   −49,76  0.10 7  −711.00  3.45  1.17861
8   −62.41   a’y、g29     
cX39.46  1.5146210   −87.
80 r t/r 、=0.791 f */f =−0.4
26f 、/(:1.706表6 f =100. Go FNO,=20i      
  rl 1     −19.75 2     −20.13 3     −25.84 4     550.00 5    −132.88 6     −50.21 ?     −190.57 8−51゜97 9         CK) 10      −68.45 r 、/r 、=0.779  f 、/f =−0.
399f a/f =1.33000  λ=632.
llIn*  d c;lo、oOd。
3.40 13.96 5、00 1、18 2.84 o、ic+ 3.50 46.55 11.26    1.5i462 1.61655 1.77861 1.77861 1.77881 亙貢劉7 本実施例のレンズデータを表7に、レンズ特性を第8図
に示す。
表7 f =I00.01 FL、、 =20.00 λ=6
3211nm d 、=10.001        
ri       d。
1     −29.65    3.732   −
19.96   1.63 3     −1102    5.004     
210.58    1.405    −174.8
3    6.026     −60.44    
8.267    9052.20    4.568
     −47.50   124.129    
   00    10.811Q     −133
,80 r 、/r 、=1.108 f 、/f =−0.2
67f s/f =2.6001.77861 1.61655 1.77861 1.77861 1.5目62 〈発明の効果〉 以上の説明で明らかなように、本発明では前群レンズが
第ルンズ〜第4レンズから成り、主としてf 5in8
特性を備える光学系として形成され、後方レンズRLが
主としてテレセントリックな光学系を形成するように配
置構成されており、複数の光ビームを偏向器の回転軸方
向に離間させて並列的に使用する場合において、以下の
効果を奏する。
イ、fsin(l特性を有することから、主走査面に対
して傾きをもつ光ビームでも像面上でその走行軌跡が直
線となり、従来例1のような走査線像が湾曲する問題は
解消し、画像品質を向上させることができる。
口、さらに、テレセントリックな特性を有することから
、従来例2のような問題は解消し、画像寸法精度を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光ビーム走査用レンズの配置構成
図、第2図〜第8図はそれぞれ実施例1〜実施例7によ
るレンズ特性を示すグラフ、第9図は従来例1の配置構
成図、第1O図は従来例2の概要図、第1I図はfeレ
ンズを用いた光ビーム走査装置の光路を示す模式図、第
12図はfOレンズによる走査軌跡を示す図、第13図
はrsin(3レンズによる走査軌跡を示す図である。 1・・・偏向器、  EP・・・入射瞳、 Ft、・・
前群レンズ、L、・・−第ルンズ、L、・−12レンズ
、L、・・・第3レンズ、L4・・・第4レンズ、RL
(LS)・・・後方レンズ(第5レンズ)P・・・被走
査面(像面)。 第3 第2図 第4図 珪lff111μ 1戸収差 r−sine’FK(’/e) 珪l−復 第5図 第6図 非忘収五 f−sinθM(”/a) 第10図 第7図 第8図 第13図 手続補正書(自発) 平成 瞼租 1年11月13日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、入射瞳側前方に配置した前群レンズF_Lと、前群
    レンズF_Lから離間され、像面側後方に配置した後方
    レンズR_Lとから成り、前群レンズF_Lが入射瞳E
    P側から順にいずれも入射瞳側に凹面を向けて配置され
    た正のパワーを有するメニスカスの第1レンズL_1と
    、負のパワーを有する第2レンズL_2と、正のパワー
    を有するメニスカスの第3レンズL_3と、正のパワー
    を有するメニスカスの第4レンズL_4とから成り、後
    方レンズR_Lが像面側に凸面を向けた正のパワーを有
    する平凸の第5レンズL_5から成り、下記条件式(1
    )〜(3)を満足することを特徴とする光ビーム走査用
    レンズ 0.6<r_2/r_3≦2.1・・(1) −0.43<f_2/f<−0.21・・(2) 1.3<f_5/f≦2.6・・(3) 但し、r_2は第1レンズ出射側の曲率半径 r_3は第2レンズ入射側の曲率半径 f_2は第2レンズの焦点距離 f_5は第5レンズの焦点距離 fは全系の焦点距離
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