JPH02162816A - 遅延線用多連ボビン並びにその製造方法 - Google Patents

遅延線用多連ボビン並びにその製造方法

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JPH02162816A
JPH02162816A JP31704688A JP31704688A JPH02162816A JP H02162816 A JPH02162816 A JP H02162816A JP 31704688 A JP31704688 A JP 31704688A JP 31704688 A JP31704688 A JP 31704688A JP H02162816 A JPH02162816 A JP H02162816A
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JP
Japan
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terminal
bobbin
delay line
square
collar
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JP31704688A
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English (en)
Inventor
Toshiki Morozumi
両角 俊樹
Hiroaki Komoriya
小森谷 宏晃
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Delphi Co Ltd
Original Assignee
Delphi Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、遅延線用多連ボビンに関する。特に集中定数
型遅延線に採用した多連ボビンの構成並びにその製造方
法に関する。
(従来の技術) 第6図は、公知の集中定数型遅延線の回路図である0図
中L!〜L+oはインダクタンス、C1〜CIGはキャ
パシタンス、Rは特性インピーダンスとマツチングした
抵抗を示す、この種の集中定数型遅延線に適用する多連
ボビンは、従来例を示す第4図のような構成である。一
般的に多連ボビン30の巻き溝32は円柱形1巻き溝3
2によって分割されたボビン鍔部34はサイコロ状であ
る。
そのサイコロ状ボビン鍔部34の一辺のほぼ中央に鍵形
状ボビン端子36の一端部が挿入される。
前記鍵形状ボビン端子36は端子からげ部38と端子接
着部40とより形成される。端子からげ部3Bには線材
8がからげられて後、この線材ははんだ付は等によりボ
ビン端子36に電気的接続が施され、隣接する巻き溝3
2の中間引出し線を形成する。さらに端子接着部40は
第5図に示すように既存の基板に形成された電極42に
はんだ付は等の方法で電気的接続が施されることにより
、コンデンサの一方の電極に接続される。又コンデンサ
のもう一方の電極44は、遅延線の接地側端子46に接
続されて、第6図に示す遅延線回路を形成する。
尚ボビン端子36を鍵形状に形成する工程は、線材8の
からげ作業が終了した後に行う場合もあるが、この場合
には、折曲げの精度が悪く、線材が断線しやすいなどの
不具合が発生する。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来例の多連ボビンを使用して遅延線のインダクタ
ンスを形成する構成では、鍵形状ボビン端子36にから
げ部38が存在する為、第5図に示す如く多連ボビンと
電極42との間にギヤツブ見が生じるから、取りつけ実
装効率が悪くなるという欠点を有していた。
またボビン端子36を鍵形プレス加工により形成する場
合に、第5図に図示の5l−52のラインに沿ってボビ
ン鍔部34の面と端子接着部4゜の下面とが同一平面上
に位置するように配設することには作業上の困難性が存
在する。その結果ボビン端子接着部40が接着しようと
する電極42よりも高位置となり、電極42より浮いて
しまい、不完全導通を生じたり、或いは多連ボビンの分
割されたボビン鍔部34が既存基板より浮き上がって位
置する等の不具合を生じていた。
また鍵形状に形成されたポどン端子36の中の狭いから
げ部38に線材8をからげるのには熟練を要し、そのた
め生産能率の低下を招いていた。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解決することを目的とするもので
、角状体(サイコロ形)ボビン鍔部内にインサート成型
したボビン端子を角状体の対角線方向それぞれに延長し
て角状体より突出せしめ、第2図に示すように上方の突
出部を下方に、下方の突出部を上方へそれぞれ456折
曲してなり、重犯上方突出部を端子からげ部に又前記下
方突出部を接地側接着部として、それぞれ使用すること
を可能とする構成を提供する。尚前記ボビン製造に当っ
て、上方突出部を45°折曲して端子からげ部を形成す
る工程は、線材を前記からげ部に巻回以前、又巻回後の
いずれの工程でもよい。
さらにインサート成型時において、インサート成型され
る端子の中央部には突出部を設け、この突出部の周りに
サイコ口形ボビン鍔部が成型されるから、端子はボビン
鍔部より容易に抜は落ちない、また端子フレームの端子
を形成する部分の両端部にV字状ノツチを設けて、この
ノツチ部を基準として端子の両端部を切断することによ
り一定長の端子を得ることができる。
(作 用) 本発明においては、端子からげ部と端子接着部とを区別
して配設したので線材のからげ工程が容易となる。また
第2図に示すように、端子からげ部を形成する上方突出
部を下方へ、接地側接着部を形成する下方突出部を上方
へそれぞれ45°折曲して1図示のs、−s2線に沿っ
て分割されたボビン鍔部の一辺の延長線上に端子接着部
を配置することが極めて容易となり、端子またはボビン
鍔部の接触面よりの浮きの現象に起因する変位を防止し
、信頼性の高い多連ボビンを得るものである。
また接着部に装着した電極とボビン鍔部との間のギャッ
プはほとんど存在せず、従って工作上の実装効率の向上
を計ることができる。またインサート成型時に端子両端
部に設けた7字ノツチを基準として所定の長さに端子を
切断できるから、多連ボビン端子の長さを一定にするこ
とができる。
(実施例) 以下添付図面を参照して、本発明に係る一実施例を説明
する。
第1図は本発明に係る一実施例を示したものである。多
連ボビン2は分割した筒状巻き溝4とサイコロ状ボビン
鍔部6とよりなる。サイコロ状ボビン鍔部6の対角線方
向つまり上下方向へ延長した端子lOの上端突出部を端
子からげ部12としてこれに線材8をからげて定に型回
路及び誘導M型回路における中間タップ引出し&114
を形成し、公知のはんだデイツプ等の方法を用いて、線
材の絶縁被覆をはいで、更に端子10へ電気的接続を行
う、また下方へ延長したもう一方の下端突出部を端子接
着部16となし、この接着部16はコンデンサの一方の
電極42に電気的接続され、またコンデンサのもう一方
の電極44は遅延線の接地側端子に接続されてなり、7
756図に示す如く遅延線等価回路を形成する。
さらにサイコロ状ボビン鍔部6の対角線方向へそれぞれ
延長され端子からげ部12と端子接着部16とはそれぞ
れ第2図に示す如く45°折曲げられて、サイコロ状ボ
ビン鍔部6の相対する平行面6a、6bとに対しそれぞ
れ同一平面を形成する。従って折曲された端子接着部1
6は前記面6bに設けたラインSl  −5z と一致
して配設され、サイコロ状ボビン鍔部6の一辺6bと端
子接着部16とは同一面上に形成される。また端子から
げ部12も同様に対向するサイコロ状ボビン鍔部6の一
辺6aの延長線に存在する。然して端子の折曲げ工程は
線材8を多連ボビン2に巻回以前または巻回した後に実
施してもどちらでも支障はない、そして折曲げられた端
子接着部16は遅延線のコンデンサ基板に設けられた電
極42にはんだ付は等により電気的接続が行われ、また
コンデンサのもう一方の電極44は遅延線の接地側端子
46に接続される。
次に本発明に係る多連ボビン2の製造方法について説明
する。
第3図に図示のように、予め複数の端子10を端子フレ
ーム18に内抜き等により形成する。端子10のほぼ中
央に突出部24を設ける。又前記突出部24を中心とし
て等間隔にV字状ノツチ22を前記端子10に形成する
次に前記端子フレーム18に樹脂等を用いたインサート
成型により複数の角状(サイコロ状)ボビン鍔部6と筒
状巻き溝4を連続的に形成して、いわゆる多連ボビン2
を製造する。
端子lOはサイコロ状ボビン鍔部6の対角線方向に埋め
込まれ、その上端部を端子からげ部12、その下端部を
端子接着部16となすようにv字状ノツチ22に沿って
端子10の両端を切断する。この様にして形成された多
連ボビン2の端子10のからげ部12を下方へ、又端子
接着部16を上方へ各々約45°折曲する。端子10の
からげ部12は折曲しないでそのままの状態にしておい
てもよい。
前記端子接着部16の折曲部を遅延線のコンデンサ基板
である電極42にはんだ付は等により接続し、更にコン
デンサのもう一つの電極44を接地側端子46にm統す
る。
前記筒状巻き溝4に線材8を巻回すると共に前記端子か
らげ部12にも連続的に線材8を巻回して中間引出し線
14を形成する。
尚線材8を筒状巻き溝4.端子からげ部12に巻Hする
工程は、前述の端子からげ部12の45°下方への折曲
工程以前に実施してもよい。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように1本発明によれば端子からげ
部と端子接着部を別々に区画してボビン部の上下に設け
たことにより線材のからげ工程が容易になると同時に端
子接着部を約45°折曲して、サイコロ状ボビン鍔部の
一つの面と平行に設定したから端子接着部の浮き或いは
ボビン鍔部の浮き現象が起きにくくなり、信頼度の高い
電気的接続ひいては高性能の多連ボビンを提供できる。
またさらに従来例の鍵形端子と比較して接着する電極と
多連ボビンとの間のギャップをなくしであるから装着時
の実装効率の向上を計ることができる。
さらに端子フレームにおいては、端子からげ部及び端子
接着部のそれぞれの切断個所にV字形ノツチ部を設ける
ことにより、切断に際して正確な端子寸法どりを実施で
きると同時にボビン中央部のフレーム突出部はフレーム
切断後の端子移動ズレを防止する等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る多連ボビンの斜視図。 第2図はボビン鍔部と端子の拡大斜視図。 第3図は端子フレームにインサートモールデングを施し
た平面図。 第4図は従来例の多連ボビンの斜視図。 第5図は第4図のボビン鍔部と端子の斜視図。 第6図は集中定数型遅延線の等価回路図。 2・・・多連ボビン、4・・・筒状巻き溝、6・・・角
状(サイコロ状)ボビン鍔部、8・・・線材、10・・
・端子、12・・・端子からげ部、16・・・端子接着
部、18・・・端子フレーム、22・・・V字状ノツチ
、24・・・突出部(端子)。 出  願  人  株式会社デルファイ代理人 弁理士
  小  林    榮第 1 図 第3図 第2図 1B−珂EをフY−ム 22、−VづFえ(ノック 24・・情シ舒 第4図 16・・・、4樋4升 b

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.インダクタンス素子として多連ボビンを採用した遅
    延線において、線材の巻回される巻き溝とその内部対角
    線方向に端子を収納した角状ボビン鍔部とを具え前記角
    状ボビン鍔部内よりその対角線方向へ突出する端子の端
    部のいずれかを所望角度に折曲してなる遅延線用多連ボ
    ビン。
  2. 2.前記ボビン鍔部内より対角線方向へ突出する端子の
    両端部を上方又は下方へ約45゜折曲してなる請求項1
    記載の遅延線用多連ボビン。
  3. 3.角状ボビン鍔部内に収納された端子のほぼ中央に突
    起部を設けたことを特徴とする請求項1記載の遅延線用
    多連ボビン。
  4. 4.複数の端子を設けた端子フレームにインサート成型
    により巻き溝と角状ボビン鍔部を連続的に形成する工程
    と、角状ボビン鍔部の対角線方向に収納された端子の両
    端を切断して端子からげ部と端子接着部とを形成する工
    程と、前記端子からげ部と端子接着部の双方又はいずれ
    か一つを所定角度折曲する工程 と、前記巻き溝及びからげ部に連続的に線材を巻回する
    工程とよりなる遅延線用多連ボビンの製造方法。
  5. 5.角状ボビン鍔部に収納された端子の両端部を端子に
    設けたV字状ノッチにより切断して端子の所定寸法を維
    持する工程を有する請求項4記載の遅延線用多連ボビン
    の製造方法。
  6. 6.所定角度に折曲した端子接着部を基板に設けた電極
    に接続する工程を有する請求項4記載の遅延線用多連ボ
    ビンの製造方法。
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