JPH02162402A - ロボット軌道制御のスムージング処理方法 - Google Patents

ロボット軌道制御のスムージング処理方法

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JPH02162402A
JPH02162402A JP31515688A JP31515688A JPH02162402A JP H02162402 A JPH02162402 A JP H02162402A JP 31515688 A JP31515688 A JP 31515688A JP 31515688 A JP31515688 A JP 31515688A JP H02162402 A JPH02162402 A JP H02162402A
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JP
Japan
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speed
target speed
point
deltaomega
smoothing process
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Pending
Application number
JP31515688A
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English (en)
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Matsuo Nose
松男 野瀬
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ロボット軌道制御において、軌道生成時のサ
ンプリング周期のあらさによる速度不連続のために起こ
る振動をおさえるためのスムージング処理方法に関する
ものである。
〔従来の技術〕
ロボットの軌道制御、例えば直線補間、円弧補間には、
一般にCP (Continuous Path)制御
方式が用いられる。このCP制御方式の機能を有するn
自由度ロボットの制御装置の一例を第6図に示す。
CP制御方式とは、まず手先目標軌道演算部1で直交座
標系での手先目標軌道1rを生成し、次に関節目標軌道
演算部2で1rから各軸目標軌道eを求める。ここまで
の演算量は膨大なため、低いサンプリング周期ΔTで演
算が行なわれる。
各軸目標軌道eを用いて各軸ごとのフィードバック制御
が可能であるが、ロボットの自由度が大きくなると飛躍
的にサンプリング周期ΔTも大きくなり、各軸の速度パ
ターンがアナログ的には本来スムーズなパターンである
のに、上記理由により、第7図に示すように、速度不連
続が著しいパターンとなり、振動の原因となる。
第7図でAはアナログ指令値を、またBは離散指示値を
示す。
そこで第6図に示すように、各軸目標軌道演算部2の後
にスムージング演算部3を追加する。
そしてこのスムージング演算部3の出力θ1d+θ2d
、・・・、θndを第1、第2、・・・第nの軸制御装
置41 + 42 + ・・・4nに入力し、この各軸
制御装置4 、+ 42.4 nからの制御値にてロボ
ット5の各軸の操作角θ1.θ2.・・・θnが制御さ
れるようになっている。一方上記ロボット5の各軸の操
作角θ1.θ2.・・・、θnは第1、第2、・・・第
nの軸検出器61+62+・・・6nにて検出されて、
それぞれの検出値が各軸の制御装置4 + + 42+
 ・・・4nに入力されてフィードバック制御されるよ
うになっている。
一般に各軸のフィードバック制御演算の演算量は少なく
、そのサンプリング周期Δtは目標軌道演算のサンプリ
ング周期ΔTと比べるとはるかに小さい(ΔT>>Δt
)。そこで、スムージング演算部3でなんらかの手法に
よりΔを毎の速度パターンを生成し、速度不連続を少な
くすることにより振動をおさえることができる。
すなわち、第8図に示すように、スムージング処理前の
サンプリング周期ΔTごとの離散指令値B′をΔtごと
に1次遅れパターンを作ることによりスムージングを行
なうことにより、Δtごとに変化するスムージング処理
後のパターンCを得る。このパターンCはスムージング
処理前の離散指令値B′と比べてスムーズな変化となり
、第7図に示すアナログ指令値Aに近づく。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記スムージング処理では、Δfごとの速度
パターンと、ΔTごとの速度パターンとのずれにより位
置誤差が生じ、軌道精度が低下するという問題があった
すなわち、第8図に示すようになスムージング処理を行
なうと、スムージング処理前の速度パターンの時間積分
とスムージング処理後の時間積分とは一致しないので、
スムージング処理の前と後の目標軌道に位置ずれが生じ
、本来の軌道に対する精度が低下してしまう。
本発明は上記のことにがんがみなされたもので、スムー
ジング処理の前と後の速度パターンの積分値が変わらず
、しかも簡単な演算で実行でき、これによりロボットの
振動が低減できると共に、スムージング処理の前後にお
ける目標軌道に位置ずれが生じるのが防止され、本来の
軌道に対する。誤差が生じることがないようにしたロボ
ット軌道制御のスムージング処理方法を提供することを
目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明に係るロボット軌道
制御のスムージング方法は、軌道生成時のサンプリング
周期のあらさによる速度不連続を、サーボ演算時にスム
ージング処理を行なうようにしたロボット軌道制御にお
いて、軌道生成の各サンプリング周期ΔTにおける離散
指令値のうち、現在時刻をにおける目標速度をωとした
ときに、先行演算でサンプリング周期ΔT後の速度ω+
、を求め、また現状時刻をにおける目標速度ωと前回の
スムージングによって得られた最終速度との速度の差Δ
ωと、上記現在時刻tの目標速度ωと次回の目標速度と
の差Δω+1との大小を比較し、Δω≧Δω+1のとき
には、離散指令値の中間点と1/2Δω+1の点を結ぶ
直線に沿って補間し、△ωくΔω+1のときには離散指
令値の中間点と1/2Δωの点を結ぶ直線にそって補間
する。
〔作 用〕
各離散指令値間のスムージングがその処理前と後の速度
パターンの積分値が変らないスムージング処理がなされ
る。
〔実 施 例〕
本発明の実施例をtB1図から第5図に基づいて説明す
る。
第1図、第2図において、現在時刻がtlこのときの目
標速度がωとしたときに、先行演算でΔT後の速度ω+
1を求めておく。次に前回のスムージングにおけける最
終速度を示すA′点と今回の目標速度ωとの差Δωと、
次回の目標速度ω+1と今回の目標速度ωとの差△ω+
1との大小比較をし、第3図で示すアルゴリズムで直線
補間する。第1図はΔωくΔω+1の場合、第2図はΔ
ω≧Δω+1の場合を示す。また、この両図は加速の場
合を示したが、減速の場合も同様である。なお、この両
図において、0点は現在時刻tとt+八への中間であり
、またAA’−1/2Δω、BB’  −1/2Δω+
1である。
すなわち、第1図に示すように、ΔωくΔω1の場合に
は、(1)−(1+ΔT)の中間点0と1/2Δωの点
Aを結ぶ線OAで直線補間し、また第2図に示すように
、Δω≧△ω+、の場合には、上記中間点0と1/2Δ
ωヤ、の点Bを結ぶ線OBで直線補間する。
第1図、第2図ではスムージング処理を連続時間系で説
明しているが、実際はスムージング処理も離散時間で行
われ、第4図に示すようになる。
こり第4図において、Δtごとの速度スムージングパタ
ーンは以下のようにして求める。
Δω −ω−ω^ Δω+1″ ω+ドω 、°、ωl−ω、−8+Δω′・・・(i−1〜β)た
だし、i−1のとき、 +1) となる。なお上記式中において、 ω;時時刻での目標速度 ω+1=時刻t+ΔTでの目標速度 ω八′ :前回スムージングパターンの最終速度 β:ΔT/△t(整数) ωL:速Wスムージングパターン である。
上記説明において、幅Δωの中間点A1または幅△ω+
、の中間点Bと0点を結ぶ線分で補間することにより、
単にある時刻tからt+ΔT間のスムージングだけでな
く、前後のへT区間とのスムージングも考慮することが
できる。
第5図は本発明方法のフローチャートを示すもので、ス
テップ(1)の手先目標軌道演算で手先位置姿勢ベクト
ルlr+1が演算され、ステップ(2)の各軸目標軌道
演算で上記F+1より各軸位置ベクトルe+1が演算さ
れ、ステップ(3)にて各軸目標速度ω+1が演算され
、ステップ(4)では上記1ω+1より、Δゆ、Δか+
1が演算され、ステップ(5)にて上記ΔωとΔω+1
とが比較され、△廟≧Δω+1の場合にはステップ(6
)でΔゆ′−Δゆや、/βが、またΔゆくΔゆ。1の場
合にはステップ(6)でΔ1ω′−Δゆ/βの演算が行
なわれ、これらの結果からステップ(7)にてw i 
−+ωし、+Δ1ωが演算され、その結果からi≧βが
ステップ(8)にて比較され、iくβではステップ7.
8が繰返され、i≧βではΔTとなってステップ(1)
へ戻る。なお、9Sm等のベクトル表示は軸数分を表わ
している。
なお上記各説明での速度は角速度と置きかえてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、スムージング処理の前と後の速度パタ
ーンの積分値が変わらず、しかも簡単な演算で実行でき
、これによりロボットの振動が低減できると共に、スム
ージング処理の前後における目標軌道に位置ずれが生じ
るのが防止され、本来の軌道に対する誤差が生じること
がない。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は本発明の実施例を示すもので、第1
図はΔωくΔω+1の場合、第2図はΔω≧Δω+、の
場合のスムージング処理を示す線図、第3図は補間のア
ルゴリズム図、第4図は上記スムージング処理が離散時
間で示される線図、第5図はフローチャートであり、第
6図から第8図は従来例を示すもので、第6図は従来の
CP制御方式を示すブロック図、第7図、第8図はスム
ージング処理を示す線図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 軌道生成時のサンプリング周期のあらさによる速度不連
    続を、サーボ演算時にスムージング処理を行なうように
    したロボット軌道制御において、軌道生成の各サンプリ
    ング周期ΔTにおける離散指令値のうち、現在時刻tに
    おける目標速度をωとしたときに、先行演算でサンプリ
    ング周期ΔT後の速度ω_+_1を求め、また現在時刻
    をにおける目標速度ωと前回のスムージングによって得
    られた最終速度との速度の差Δωと、上記現在時刻tの
    目標速度ωと次回の目標速度との差ω_+_1との大小
    を比較し、Δω≧Δω_+_1のときには、離散指令値
    の中間点と1/2Δω_+_1の点を結ぶ直線に沿って
    補間し、Δω<Δω_+_1のときには離散指令値の中
    間点と1/2Δωの点を結ぶ直線にそって補間するよう
    にしたことを特徴とするロボット軌道制御のスムージン
    グ処理方法。
JP31515688A 1988-12-15 1988-12-15 ロボット軌道制御のスムージング処理方法 Pending JPH02162402A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11149306A (ja) * 1997-11-14 1999-06-02 Fanuc Ltd 加工機の制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11149306A (ja) * 1997-11-14 1999-06-02 Fanuc Ltd 加工機の制御装置
US6401006B1 (en) 1997-11-14 2002-06-04 Fanuc Ltd. Machine controller with primary and secondary interpolation

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