JPH02162350A - 熱現像転写装置 - Google Patents

熱現像転写装置

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JPH02162350A
JPH02162350A JP31652088A JP31652088A JPH02162350A JP H02162350 A JPH02162350 A JP H02162350A JP 31652088 A JP31652088 A JP 31652088A JP 31652088 A JP31652088 A JP 31652088A JP H02162350 A JPH02162350 A JP H02162350A
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JP
Japan
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image
photosensitive material
heating drum
contact
drum
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JP31652088A
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Atsushi Yamazaki
敦 山崎
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱現像感光材料と受像材料とを重ね合わせた
状態で加熱ドラムの外周へ巻き掛けて押圧し、加熱ドラ
ムを回転しながら熱現像感光材料を熱現像するとともに
受像材料へ画像を転写する熱現像転写装置に関する。
〔従来の技術〕
画像形成材料として、熱現像感光材料は公知であり熱現
像感光材料とそのプロセスについては、例えば写真工学
の基礎非銀塩写真線(1982年コロナ社発行)の24
2頁〜255頁、1978年4月発行映像情報40頁、
ネブレッツ ハンドブック オブ フォトグラフ・イー
(Neblett’ 5Handbook of Ph
otography and Reprogr、aph
y)第7版(7thEc1.)  ファン ノストラン
ド ラインホールド カンパ= −(Van No5t
rand ReinholdCompany)の32〜
33頁に記載されている。
また、熱現像で色画像(カラー画像)を得る方法につい
ては、多くの方法が提案されている。
加熱により画像状に可動性の色素を放出させ、この可動
性の色素を水などの溶媒によって媒染剤を有する色素固
定材料(受像材料)に転写する方法、高沸点有機溶剤に
より色素固定材料に転写する方法、色素固定材料に内蔵
させた親水性熱溶剤により色素固定材料に転写する方法
、可動性の色素が熱拡散性または昇華性であり、支持体
等の色素受容材料に転写する方法が提案されている。
この種の画像形成方法を実施するための装置として、例
えば、特開昭59−75247号公報に開示されている
ように、露光部で露光ヘッドを用いて熱現像感光材料へ
カラー画像を露光した後に、熱現像感光材料に例えば水
等の画像形成溶媒をロラにより塗布し、これを熱現像部
へと送り、熱現像後の熱現像感光材料に受像材料を密着
して転写部へと送り、転写部で受像材料へ画像を熱転写
する画像形成装置が提案されている。
また、熱現像感光材料と受像材料とを重ね合わせて、現
像と転写を同時に行う熱現像転写装置も提案されている
この種の熱現像転写装置には、加熱ドラムと、この加熱
ドラムの外周に圧着する無端圧着ベルトを備えたものが
ある。露光後の熱現像感光材料は受像材料と重ね合わせ
た状態のままで加熱ドラムと無端圧着ベルトとの間で挟
持搬送され、この際に加熱されて熱現像感光材料が現像
されるとともに、受像材料に画像が転写されるようにな
っている。
また、上記熱現像転写装置には、熱現像感光材料と受像
材料を重ね合わせるために、無端圧着ベルトの材料供給
側で加熱ドラムの周面に当接する貼り合わせローラが設
けである。この貼り合わせローラにより、熱現像感光材
料と受像材料とは、無端圧着ベルトと加熱ドラムとに挟
持搬送される前に確実に重ね合わせられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
熱現像感光材料に画像形成溶媒を塗布した後に加熱を行
う場合、上記構成の熱現像転写装置に熱現像感光材料が
供給されると、膨潤した熱現像感光材料貼り合わせロー
ラにより受像材料と重ね合わされたときに、熱現像感光
材料に塗布された画像形成溶媒の一部が貼り合わせロー
ラに絞り取られる。
そして、重ね合わされた熱現像感光材料と受像材料が、
貼り合わせローラと加熱ドラムの当接部を通過した後に
も、絞り取られた水がこの当接部に溜まって残ってしま
う。次いで供給される熱現像感光材料と受像材料が貼り
合わせローラと加熱ドラムとに挟持されると、当接部に
溜まっていた水が再度熱現像感光材料に塗布され、また
受像材料にも塗布される。したがって、熱現像感光材料
の膨潤量が不均一になり、また受像材料も部分的に膨潤
するので、良好な熱現像転写が行われず、均一な画像が
得られない。
そこで、本発明の目的は、上記問題を解消することにあ
り、貼り合わせローラと加熱ドラムとの当接部に余分な
画像形成溶媒が残留することのない熱現像転写装置を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段および作用〕本発明に係る
上記目的は、熱現像感光材料と受像材料とを、加熱ドラ
ム周面に当接する貼り合わせローラにより重ね合わせて
、押圧手段によって加熱ドラムの外周へ巻き掛けて押圧
し、加熱ドラムを回転しながら熱現像及び転写を行う熱
現像転写装置であって、前記貼り合わせローラにより熱
現像感光材料と受像材料とを重ね合わせ終わった後に、
加熱ドラムと貼り合わせローラとの当接を解除する当接
解除手段を備えた熱現像転写装置によって達成される。
すなわち、熱現像感光材料と受像材料とを重ね合わせた
後に、熱現像感光材料から一部絞り取られた画像形成溶
媒が貼り合わせローラと加熱ドラムとの当接部に溜まっ
ても、貼り合わせローラと加熱ドラムの当接を解除する
ことにより、溜まっていた画像形成溶媒は加熱ドラム及
び貼り合わせローラの外周面に広がって蒸発する。した
がって、次いで供給される熱現像感光材料及び受像材料
は乾いた状態の加熱ドラムと貼り合わせローラにより重
ね合わされるので、熱現像感光材料の膨潤量が変化せず
、また受像材料も一部膨潤せず、重ね合わせ後に良好な
熱現像転写が行われる。
加熱ドラムの外周面に広がった水分が画像形成溶媒は加
熱ドラムの熱により確実に蒸発して周面が乾燥するが、
貼り合わせローラの外周面の乾燥を確実にするためには
、貼り合わせローラの外周面に接する吸水性の織布を設
けると有効である。
本発明で用いる熱現像感光材料は、基本的には支持体上
に感光性ハロゲン化銀、バインダー、色素供与性化合物
、還元剤(色素供与性物質が還元剤を兼ねる場合もある
)を有するものであり、更に必要に応じて有機銀塩その
他の添加剤を含有させることができる。
上記の熱現像感光材料は露光に対しネガの画像を与える
ものでも、ポジの画像を与えるものでもよい。ポジの画
像を与える方式にはハロゲン化銀乳剤として直接ポジ乳
剤(造核剤を用いる方式、光かぶらせ方式の2種がある
)を用いる方式、ポジ状に拡散性の色素像を放出する色
素供与性化合物を用いる方式のいずれもが採用できる。
本発明ではこの拡散性の色素を色素固定層を有する受像
材料に転写するが、この転写は熱現像と同時に行ってい
る。
拡散性色素を転写する方式には種々あり、例えば水など
の画像形成溶媒により色素固定層に転写する方法、高沸
点有機溶剤により色素固定層に転写する方法、親水性熱
溶剤により色素固定層に転写する方法、拡散性の色素の
熱拡散性又は昇華性を利用して色素受容性のポリマーを
有する色素固定層に転写する方式が提案されており、本
発明はそのどれであってもよい。
本発明に使用できる感光材料及び受像材料は、具体的に
は、米国特許第4,463,079号、同第4,474
,867号、同第4,478,927号、同第4,50
7.380号、同第4,500.626号、同第4,4
83,9.14号、特開昭58−149046号、同5
8−149047号、同59−152440号、同59
−154445号、同59−165054号、同59−
180548号、同59−168439号、同5917
4832号、同59−174833号、同59−174
834号、同59−174835号、同61−2324
5号、同62−65038号、欧州特許公開210,6
60A2号、同220゜746A2号などに開示されて
いる。
また、上記画像形成溶媒としては、例えば水があり、こ
の水は、いわゆる純水に限らず、広く慣習的に使われる
意味での水を含む。また、純水とメタノール、DMF、
アセトン、ジイソブチルケトンなどの低沸点溶媒との混
合溶媒でもよい。さらに、画像形成促進剤、カブリ防止
剤、現像停止剤、親水性熱溶剤等を含有させた溶液でも
よい。
〔実施態様〕
以下、本発明に係る熱現像転写装置について好適な実施
態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
第1図は、本発明装置の実施態様が適用された画像形成
装置の概略構成図である。
画像形成装置を構成するハウジング12内には、感光材
料Aを収納した感光材料供給部13、原稿Sに担持され
た画像情報を読み取る画像読取部15、感光材料Aに対
して潜像を形成する露光部16、感光材料Aに対して水
を塗布する水塗布部17、受像紙Cを収納した受像紙供
給部41、感光材科人に対して受像紙Cを重ね合わせる
重ね合わせ部19、感光材料A及び受像紙Cに対して加
熱処理を行う加熱現像転写部21、感光材科人から受像
紙Cを剥離する剥離部23がそれぞれ設けられる。
ハウジング12の上面部には原稿Sを載置する透明な原
稿支持ガラス板14が配置され、この原稿支持ガラス板
14の下方には前記画像読取部15が配置される。すな
わち、画像読取部15は原稿支持ガラス板14の全面を
一体で走査する光源18、ミラー20a、および結像レ
ンズ・フィルタユニットの組立体30、さらに上記光源
18等の走査距離のZだけ同一方向に移動するミラー2
0b、2Qcおよび固定ミラー20d、20e。
2Ofとを含み、これらは隔壁22によって囲繞され、
他の部分と光学的に遮断される。但し、この場合、隔壁
22には、固定ミラー2Ofによって反射された画像読
取部15の光軸32が通過する部分に前記感光材料Aの
露光部16に係る露光用開口部34が画成され、当該露
光用開口部34にはシャッター装置35およびシャッタ
ー制御装置36が配置される。
また、原稿支持ガラス板14の近傍には、光源18に露
光され得るように標準白色板302が備えられている。
一方、前記感光材料供給部13はハウジング12内の左
側部に設けられ光密に保持される。この感光材料供給部
13には感光材科人を巻き取って収納した取り外し自在
の感材マガジン54が装填される。
感光材料Aは、支持体上に感光性ハロゲン化銀、バイン
ダー、色素供与性物質、還元剤を有するものである。
感光材料供給部13は感光材料Aをマガジン54から前
記露光部16まで搬送するローラ対56a〜56dを有
する。この場合、ローラ対56a56b間には感光材料
Aを所定長毎に切断するカッター58が配設される。ま
た、ローラ対56c56d間に配設される露光台60は
画像読取部15を囲繞する隔壁22の底面部に画成した
前記露光用開口部34に臨む。
露光部16の前方(以下、前方とは感光材料等の進行方
向に関して下流側を示すものとする。)には、ローラ対
56e及びガイド板からなる搬送路が設けられている。
前記露光部16は、感光材料Aに像様露光を行い潜像を
形成し、潜像が形成された感光材料Aは前記搬送路を介
して水塗布部17へ搬送される。
水塗布部17は、感光材料Aに形成された潜像の転写を
容易にするためのものであり、ローラ対56f1スクイ
ズローラ対176、ガイド板172及び水槽174から
なる。そして、水槽174内に水を満たし、該水中に感
光材料Aを浸漬しつつ搬送する。
水が塗布された感光材料Aは、スクイズローラ対176
により重ね合わせ部19に搬送される。
一方、ハウジング12の右側部には受像紙Cを供給する
受像紙供給部41が設けられている。該受像紙供給部4
1は、巻回した受像紙Cを収納した受像紙マガジン43
が装填される。
受像紙Cの画像形成面には媒染剤を有する色素固定材料
が塗布されている。
マガジン43内の受像紙Cはローラ対56hにより繰り
出され、該ローラ対56hの前方に配置されたカッター
44により所定長に切断される。
切断された受像紙Cは、ローラ対561により前記重ね
合わせ部19に搬送される。
重ね合わせ部19の前方には、重ね合わせた感光材料A
及び受像紙Cを加熱し、感光材料A上の潜像を現像して
受像紙C上に転写する加熱現像転写部21が設けられる
加熱現像転写部21は、断熱性の隔壁62によって囲繞
されており、ハロゲンランプ72を内包する中空円筒状
の加熱ドラム74と、この加熱ドラム74の外周面に約
270°の角度で巻き掛けられ(巻き掛は長240m+
n)、4つのベルト支持ローラ76.77.78.80
によって支持される押圧手段としてのエンドレスベルト
84と、加熱ドラム74の周面に当接し、加熱現像転写
部21へ搬送されて来る感光材料Aと受像紙Cとを加熱
前に貼り合わせる貼り合わせローラ85とを含み、感光
材料A及び受像紙Cを重ね合わせた状態で加熱する。こ
の加熱により、感光材料A上の潜像が現像されるととも
に受像紙C上に転写されて発色する。
加熱ドラム74の表面にはテフロンコーティングが施さ
れており、更にハロゲンランプ72によって約90℃に
加熱されている。
またエンドレスベルト84は、芳香族ポリアミド繊維(
例えば、ケブラーあるいはノーメックス:いずれもデュ
ポン社の登録商標)等の耐熱性の材料にカーボンを含有
したシリコンゴムで被覆した構成となっており、導電性
を有している。このような構成により、加熱ドラム74
とエンドレスベルト84あるいは感光材料Aとの摩擦に
よる静電気の発生が防止される。
感光材料Aは熱現像転写部21 (加熱ドラム74とエ
ンドレスベルト84との間)において受像紙Cと重ね合
わせた状態で加熱されると、可動性の色素を放出し、同
時にこの色素が受像紙Cの色素固定層に転写され画像が
得られるようになっている。
隔壁62内には剥離部23が設けられ、該剥離部23は
、感光材料Aを受像紙Cから剥離するための第1剥離爪
232と、受像紙Cを加熱ドラム74から剥離するため
の第2剥離爪234と、受像紙Cを隔壁62外に排出す
るローラ56jとからなる。
加熱現像転写部21の一方の前方には、剥離爪232に
より受像紙Cから剥離された加熱後の感光材料Aを廃棄
する廃棄トレイ118及び該廃棄トレイ118内に感光
材料供給部するローラ対56kが設けられる。該廃棄ト
レイ118は加熱現像転写部21の下方に設けられる。
また、加熱現像転写部21の他方の前方には、加熱後の
受像紙Cを収容する取り出しトレイ120及び該取り出
しトレイ120に搬送するローラ対56β、56m、5
6nが設けられ、画像を転写された受像紙Cは該取り出
しトレイ120に導出される。
さらに、ローラ対56m、56n間には受像紙Cの画像
の色濃度を検出する色濃度検出ユニット124が配置さ
れる。当該色濃度検出ユニット124は受像紙Cの画像
面を照明する照明装置126と、この照明による受像紙
Cからの反射光を受光するカラーフォトセンサ128と
からなる。
本装置には、さらに、前記結像レンズ・フィルタユニッ
トの組立体30とフォトセンサ128に接続されてハウ
ジング12内の適所に配置された色濃度制御ユニット1
50と、当該色濃度制御ユニット150、感光材料供給
部13、画像読取部15、画像読取部15の駆動系(図
示せず)、受像紙供給部41、カッター44.58、シ
ャッタ制御装置36、水塗布部17、加熱現像転写部2
1、剥離部23に接続されて装置全体を制御するシステ
ム制御装置(図示せず)が備えられている。
第2図は本発明実施態様の熱現像転写部21内の斜視図
である。
一つのベルト支持ローラ78には歯車310が同軸に固
着されており、この歯車310はモータ312の駆動軸
314に固着された歯車316と噛み合い駆動力が伝え
られる。そして、ベルト支゛持ローラ78を駆動するこ
とにより、エンドレスベルト84、加熱ドラム74及び
貼り合わせローう85が回転駆動される。
貼り合わせローラ85は、軸318の両端をそれぞれば
ね320により約15kg/cutの圧力で加熱ドラム
74に対して付勢されている。また、貼り合わせローラ
85には、支持板322に備えた織布324(例えば、
ケンダール社製品番9246−RIIO)が接している
加熱ドラム74の周面の一部には、周面から半径方向に
わずかに張り出した当接解除部材326が設けである。
当接解除部材326は、貼り合わせローラ85を加熱ド
ラム74から離間して再度加熱ドラム74へ案内する傾
斜した案内面を有する。この当接解除部材326は、軸
方向両端の感光材料A及び受像紙Cと接しない部分に、
しかも好ましくはエンドレスベルト84と接しない部分
に設けである。そして、加熱ドラム74の1回転ごとに
、貼り合わせローラ85が当接解除部材326に乗り上
がり、加熱ドラム74と貼り合わせローラ85との当接
が解除される。
以下に当接解除部材326の作用を詳細に説明する。
感光材料A及び受像紙Cは当接解除部材326が貼り合
わせローラ85と接した後に、加熱ドラム74と貼り合
わせローラ85との当接部に供給される。第3図(a)
に示すように、重ね合わされた感光材料A及び受像紙C
は、加熱ドラム74とエンドレスベルト84とにより挟
持搬送されながら加熱される。そして、第3図ら)に示
すように、これらの後端が当接部を通過した後、当接解
除部材326が貼り合わせローラ85と接し、貼り合わ
せローラ85が当接解除部材326上に乗り上がり、加
熱ドラム74と貼り合わせローラ85との当接が解除さ
れる。ここで、加熱ドラム74と貼り合わせローラ85
との当接部に、感光材料Aから一部掻き取られた水が溜
まっていても、当接解除により水は加熱ドラム74の周
面及び貼り合わせローラ85の周面に広がって蒸発する
。また、貼り合わせローラ85の周面に広がった水は織
布324にも吸い取られる。次いで、第3図(C)に示
すように、加熱ドラム74の回転により当接解除部材3
26が貼り合わせローラ85から離れると、貼り合わせ
ローラ85は再び加熱ドラム74と当接し、後続の感光
材料A及び受像紙Cが当接部に供給される。後続の感光
材料A及び受像紙Cが加熱ドラム74と貼り合わせロー
ラ85との当接部に供給されたときは、加熱ドラム74
及び貼り合わせローラ85の周面に付着していた水は蒸
発もしくは織布に吸収されているので、感光材料A及び
受像紙Cは乾燥状態の加熱ドラム74と貼り合わせロー
ラ85とにより重ね合わされる。
第4図は加熱ドラム74の変形例の斜視図であり、当接
解除部材326を設けることなく同様の効果を奏するこ
とができる。
加熱ドラム74の周面の周方向の一部には、感光材料A
及び受像紙Cと接する軸方向の領域が切り欠いである。
そして、加熱ドラム74の1回転ごとに、切欠328が
貼り合わせローラ85と対向し、加熱ドラム74と貼り
合わせローラ85との当接は、感光材料A及び受像紙C
との軸方向の接触領域において解除される。
感光材料A及び受像紙Cは、切欠328が貼り合わせロ
ーラ85と対向した後に供給される。加熱される感光材
料A及び受像紙Cの後端が、加熱ドラム74と貼り合わ
せローラ85との当接部を通過した後、切欠328は再
び貼り合わせローラ85と対向する。したがって、当接
部に水が溜まっていても、当接解除により水は上記と同
様に加熱ドラム74及び貼り合わせローラ85の周面に
広がって蒸発する。
なお、上記実施態様は加熱ドラム74の周面に重ね合わ
せた一組の感光材料A及び受像紙Cを押圧する構成であ
るので、当接解除部材326を一対又は切欠328を一
つ設けた構成となっている。
加熱ドラム74の周面に複数組の感光材料A及び受像紙
Cを押圧する構成の場合は、それぞれの感光材料A及び
受像紙Cの間に対応する加熱ドラム74の領域に、複数
対の当接解除部材32Gあるいは切欠328を設ける構
成となる。
また、本発明における当接解除手段は上記実施態様に限
らず、例えば、貼り合わせローラ85の軸318に偏心
カムを当接させて、偏心カムを回転することにより、加
熱ドラム74と貼り合わせローラ85との当接を解除す
ることもできる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、貼り合わせローラにより熱現像感光材
料と受像材料とを貼り合わせたときに、加熱ドラムと貼
り合わせローラとの当接部に、熱現像感光材料から一部
絞り取られた画像形成溶媒が溜まっても、当接解除部材
により、加熱ドラムと貼り合わせローラとの当接を適宜
解除するので、当接部に溜まった画像形成溶媒は加熱ド
ラム及び貼り合わせローラの周面に広がり蒸発する。
また、貼り合わせローラに吸水性の織布を接して設ける
ことにより、貼り合わせローラ周面に広がった画像形成
溶媒は蒸発する一方で織布にも吸収される。
したがって、加熱ドラムと貼り合わせローラとの当接部
に後続の熱現像感光材料及び受像材料が供給されたとき
には、加熱ドラム及び貼り合わせローラの周面は乾燥し
ており、熱現像感光材料の膨潤量が変化したり受像材料
が一部膨潤することはなく、良好な熱現像転写が行われ
、良質な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は画像形成装置の概略構成図、 第2図は熱現像転写部の斜視図、 第3図(a)〜第3図(C)は感光材科人及び受像紙C
の供給工程図、 第4図は加熱ドラムの変形例の斜視図である。 図中符号 10 画像形成装置     12 ハウジンク′13
 感光材料供給部 14 原稿支持ガラス板   15 画像読取部17 
水塗布部       18 光源19 重ね合わせ部 21 加熱現像転写部    23 剥離部30 結像
レンズ・フィルタユニットの組立体32 光軸 36 シャッター制御装置 41 受像紙供給部 43 受像紙マガジン 44.58  カッター 54 感材マガジン 56a〜56n  ローラ対  60 露光台72 ハ
ロゲンランプ    74 加熱ドラム76.77.7
8,8(]  ベルト支持ローラ84 エンドレスベル
ト 85 貼り合わせローラ 118 廃棄トレイ 120 取り出しトレイ 124 色濃度検出ユニット 126 照明装置123
 カラーフォトセンサ 150 色濃度制御ユニット 172 ガイド板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱現像感光材料と受像材料とを、加熱ドラム周面
    に当接する貼り合わせローラにより重ね合わせて、押圧
    手段によって加熱ドラムの外周へ巻き掛けて押圧し、加
    熱ドラムを回転しながら熱現像及び転写を行う熱現像転
    写装置であって、前記貼り合わせローラにより熱現像感
    光材料と受像材料とを重ね合わせ終わった後に、加熱ド
    ラムと貼り合わせローラとの当接を解除する当接解除手
    段を備えた熱現像転写装置。
JP31652088A 1988-12-16 1988-12-16 熱現像転写装置 Pending JPH02162350A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5315355A (en) * 1992-10-05 1994-05-24 Eastman Kodak Company Transfer drum with shim member to reduce system velocity fluctuations

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5315355A (en) * 1992-10-05 1994-05-24 Eastman Kodak Company Transfer drum with shim member to reduce system velocity fluctuations

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