JPH02159687A - レーザダイオード駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はレーザダイオード駆動装置に関し、特に対象物
の有無を検出して対象物のもつ情報を読取り処理するた
めのレーザダイオード駆動装置に間する。

〔従来の技術〕

従来、この種のレーザダイオード駆動装置は、常時、レ
ーザダイオードを発光させ、このレーザダイオードから
のレーザビームにより、対象物の有無の検出と対象物の
もつ情報の読取りを行う構成となっていた。

このため、対象物が無い場合にもレーザダイオードを発
光させていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のレーザダイオード駆動装置は、対象物が
無い場合でも常時発光させる構成となっているので、レ
ーザダイオードの寿命が短かくなるという欠点があった
。

本発明の目的は、レーザダイオードの寿命を伸ばすこと
ができるレーザダイオード駆動装置を提供することにあ
る。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のレーザダイオード駆動装置は、対象物に対して
光ビームを放射する発光源と、前記光ビームの前記対象
物からの反射ビームを検出する反射ビーム検出部と、こ
の反射ビーム検出部の出力信号が予め設定された所定の
条件を満足したとき制御信号を出力する判別回路と、前
記対象物のもつ情報を読取り処理するためのレーザビー
ムを発生するレーザダイオードを前記制御信号に従って
発光させる駆動回路とを有している。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の、第１の実施例を示すブロック図であ
る。

この実施例はバーコードリーダーへの適用例であり、光
学系２を介して対象物２０に対して光ビームＬ１を放射
する発光源のレーザダイオード１と、光ビームＬｌの対
象物からの反射ビームＬＲ１を検出する反射ビーム検出
部３と、この反射ビーム検出部３の出力信号により対象
物２０が所定の位置に有ると判断されたとき制御信号Ｓ
。を出力する判別回路４と、対象物のもつ情報を反射ビ
ーム検出部１１で読取り、この情報を処理部１２で処理
するためのレーザビームＬ２を放射するレーザダイオー
ド１０を、制御信号Ｓ。に従って発光させる駆動回路５
とを備えた構成となっている。

この実施例のレーザダイオード１．１０は、波長６７０
　ｎｍ前後の可視光レーザダイオードと波長７８０　ｎ
ｍ前後の短波長レーザダイオードとが使用されるが、読
取り能力においては可視光レーザダイオードが優れ、寿
命においては短波長レーザダイオードが１万時間を越え
るのに対し可視光レーザダイオードは数千時間とな′つ
ている。従って、レーザダイオード１には短波長レーザ
ダイオードを使用しレーザダイオード１０には可視光レ
ーザダイオードを使用する。

こうして、寿命の長い短波長レーザダイオード（１）に
より対象物２０の有無を検出し、対象物２０が所定の位
置に有るときのみ読取り能力の優れた可視光レーザダイ
オード（１０）を発光させるようにすることにより、可
視光レーザダイオード（１０）の寿命を大幅に伸ばすこ
とができる。

なお、この実施例において位置確認用の発光源をレーザ
ダイオード１としたが、発光ダイオードを使用してもよ
い。

第２図は本発明の第２の実施例を示すブロック図である
。

この実施例も第１の実施例と同様にバーコードリードへ
の適用例であり、またレーザダイオード１には短波長レ
ーザダイオードが、レーザダイオード１０には可視光レ
ーザダイオードが使用される。

この実施例は、まず駆動回路５Ａによりレーザダイオー
ド１を発光させ光ビームＬ、を対象物に放射する。

次に、対象物２０からの反射ビームＬ　Ｒ１を反射ビー
ム検出部３＾で検出し、この反射ビーム検出部３Ａの出
力信号により判別回路４＾で対象物２０が所定の位置に
有るか否かを判別すると共に、処理部１２＾で反射ビー
ム検出部３＾で読取られな対象物２０の情報を処理する
。

対象物２０が所定の位置にあり、かつ処理部１２Ａでバ
ーコードの“１”、０″のレベル比が低下してこれらの
識別が困難であると判断された時には、判別回路４Ａか
ら第１の制御信号Ｓｃ１が出力され、・この制御信号Ｓ
ＣＩに従って駆動回路５Ａ、５Ｂはレーザダイオード１
を消光状態としレーザダイオード１０を発光状態とする
。

そして、レーザダイオード１０からのレーザビームＬ２
により、反射ビーム検出部３ａ、処理部１２＾で対象物
２０の情報の読取り、処理が行なわれ、また、反射ビー
ム検出部３８１判別回路４Ｂで対象物２０の位置の確認
が行なわれる。

対象物２０が所定の位置から無くなると判別回路４Ｂか
ら第２の制御信号ＳＣ２が出力され、この制御信号ＳＣ
２に従って駆動回路５Ａ、５Ｂはレーザダイオード１を
発光状態としレーザダイオード１０を消光状態とする。

すなわち、この実施例は、通常はレーザダイオード１か
らの光ビームＬ１により対象物２０の位置の確認及び情
報の読取り、処理を行い、この光ビームＬ１による対象
物２０の情報の読取り、処理が困難となったときのみレ
ーザダイオード１０を発光させる構成となっているので
、第１の実施例より更にレーザダオード１０の負担が低
減され、更に長寿命化が実現できる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、従来設けられていたレー
ザダイオードのほかに別の発光源を設け、この発光源に
よる光ビームで対象物の位置の確認、更に対象物の情報
の読取りを行ない、前記レーザダイオードを発光させる
時間を短縮する構成とすることにより、このレーザダイ
オードの寿命を大幅に伸ばすことができる効果がある。

回路、５，５＾１５８・・・駆動回路、１０・・・レー
ザダイオード、１１・・・反射ビーム検出部、１２゜１
２＾・・・処理部、２０・・・対象物。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 対象物に対して光ビームを放射する発光源と、前記光ビ
   ームの前記対象物からの反射ビームを検出する反射ビー
   ム検出部と、この反射ビーム検出部の出力信号が予め設
   定された所定の条件を満足したとき制御信号を出力する
   判別回路と、前記対象物のもつ情報を読取り処理するた
   めのレーザビームを発生するレーザダイオードを前記制
   御信号に従って発光させる駆動回路とを有することを特
   徴とするレーザダイオード駆動装置。