JPH02159544A - 生化学分析校正方法および生化学分析装置 - Google Patents

生化学分析校正方法および生化学分析装置

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JPH02159544A
JPH02159544A JP31459088A JP31459088A JPH02159544A JP H02159544 A JPH02159544 A JP H02159544A JP 31459088 A JP31459088 A JP 31459088A JP 31459088 A JP31459088 A JP 31459088A JP H02159544 A JPH02159544 A JP H02159544A
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JP
Japan
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calibration
calibration curve
light
test
density
Prior art date
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Pending
Application number
JP31459088A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Ishizaka
石坂 英男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH02159544A publication Critical patent/JPH02159544A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/25Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands
    • G01N21/27Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands using photo-electric detection ; circuits for computing concentration
    • G01N21/274Calibration, base line adjustment, drift correction

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、血液、尿等の被検査液に含まれる所定の生化
学物質との化学反応により光学的濃度変化を生じる試薬
を含有する検査体に上記被検査液を点着して該検査体の
光学的反射濃度をn1定することにより、被検査液中の
所定の生化学物質の物質濃度を求める生化学分析方法に
おいて検査体のロット間の特性差による測定値の変動を
校正する方法、および該方法を実施することのできる生
化学分析装置に関するものである。
(従来の技術) 被検査液の中の特定の化学成分を定性的もしくは定量的
に分析することは様々な産業分野において一般的に行な
われている操作である。特に血液や尿等、生物体液中の
化学成分または有形成分を定量分析することは臨床生化
学分野において極めて重要である。
近年、被検査液の小滴を点着供給するだけでこの被検査
液中に含まれている特定の化学成分または有形成分を定
量分析ケ乙;′との??きるドライ6rイブの化学分析
スライドや長尺テストフイルムが開発され(特公昭53
−21 G 77号、特開昭55−1OA356号、米
国特許第3.526.480す、特願昭62−1785
83号、特願昭62〜x7ese4トJ゛、特願昭ff
2−1.765851等)、実用化されている。これら
の化学分析スライドや長尺テストフィルム等を用いると
、従来の湿式分析法に比1.7て簡単目−つ迅速に被検
査液の分析イ。
行なうことができるため、その使用は特に数多くの被検
査液を分析IJ−る必要のある医療機関、研究所等にお
いC好ま1.いものである。
このような化学性)j1スライドや長尺テストフイルム
等の検h′体を用いて被検査液中の化−I成分等の定量
的な分析を行なうには、被検査液を化学分析スライド等
に点着さPた後、これをインキ、ベタ(恒温機)内で所
定時間恒温保持(インキコベーン」ン) l−5て呈色
反応(色素生成反応)させ、次いで被検査液中の所定の
生化学物質と検査体に含まれる試薬との組み合わせによ
り予め選定された波長を含む測定用照射光をこの検査体
に照射し2・Cその光学的反射濃度を測定1−1この光
学的反q・↑濃度を、あらかじめ求めておいた光学的反
射濃度、I−所定の生化学物質の物質l濃度との対応を
表わす検量線を用い−C該披検査液中の所定の生化学物
質の物質濃度を求めるように構成さねた生伍グ分(11
゛装置が用いられる。
該生化学分析装置を用いて物質濃度を求めるに(J、該
装置に8λら1また反射濃度z1でaPI定]た光学的
反射濃度と被検査液中の所定の生化学物質の物質aFM
′との関係を表わす検量線を求めておく必要がある。こ
の検量線を求めるに゛は、多数の被検査液中の所定の生
化学物質の物質濃度を、本生化学分析装置以外のこれま
でIJ確立されでいるシステムを用いて測定し、かつ本
生化学分析装置を用いてそわらの被検査液を化学分析ス
ライドまたは長尺テストフィルム等の検査体J二に点着
しイン午ユベートシて該検査体の光学的反射濃度を1l
PJ定1−5該光学的反射濃度と上記これまでに確立さ
れているジス・アムを用いて測定、された物質濃度とを
対応づけることにより求められる。
第1口図は、このよ、うにして求めた検量線の一例を表
わI7たグラフである。M軸は反射濃度計を用いて測定
I7た光学的反射濃度、横軸は被検査液中の所定の生化
学物質の物質濃度を示[、、、rいる。図に示す実線の
グラフが上記のように1.て求められた検量線を表わl
、τいる。物質濃度が0.Oであっても光学的反射濃度
が0.1)でないのは、化学分析スラ2イドや長尺テス
トフィルム等の検査体自身の光学的反射濃度がO70で
はないことを示している(これを以後「かぶり濃度」と
称する)。
と、−ろで上記のように11、て検量線を求めても、反
射濃度計で測定1.た光学的反射濃度を護検以線を用い
てただちに物質濃度に変換することができない場合があ
る。
J:記検鑓線は、正確に校正された生化学分析装置(以
下「標準生化学分析装置」と呼ぶ。)と標準の検査体(
以下rvA学検査体」と呼ぶ。)古を用いて求められた
検量線(以下「標準検量線」と呼ぶ。)である。この標
準検】線を用いてただちに物質濃度を求めることができ
ない場合の主な原因は検査体のロット間の特性差により
光学的反射濃度が異なることによる。そこでこわまでは
、測定精度のゆるやかなシステムにおいてはこの特性差
を許容り7、高精度を必要とするシステムにおいては、
たとλば以下の方法が採用されている。尚。
実際の測定に用いる生化学分析装置(J″λ下[2・1
象生化学分析装置」と呼ぶ。)の特性が上記4亭1化学
分析装置と異なることも考えられるが、通常この機差は
上記検査体のOブト間の特性差による測定誤差と比べ非
常に小さく、定期点It21整備や[1當的な点検等で
十分な場ρiがほとんどであるため1、−こごは考慮1
、ない。
物質濃度の低(L、)、中(M)9高(H)の3種類の
校正用標準液を僧備する。41.れらの校正用標準液を
−1−1記標塗生化学分析装置および標準検合体を用い
て測定1.た場合の光学的反射濃度は既に求めらtiτ
おり、第1O図に示すようにそれぞれDl、、+D□+
  Dllであり、したがって第10図に実線で示す検
量線(標準検量線)を用いて求めた物質濃度がそれぞ4
1.(:+、、 、  CM 、  Ch+であるとす
る。
尚、上記校正用標準液は、常に安定した成分を有するよ
うに調整された液であればよく、したがって上記のよう
にして求められた物質濃度CL、CM、C)lが正しい
物質濃度を示すものである必要はない。これらの校正用
標準液を対象検査体上に点着して対象生化学分析装置を
用いて測定したその光学的反射濃度がそれぞれDし 、
DMDH′であった場合、該濃度DL 、D。
DH′が物質濃度CL、CM、CHに変換されるように
校正検量線(第10図に破線で示す検量線)が求められ
る。
このようにして校正検量線が求められると、対象検査体
にこの校正検量線を付しておく。具体的には上記校正検
量線を求めることと等価な方法として校正前後の物質濃
度をそれぞれC′ Cとしたとき、対象検査体と標準検
量線を用いて求めた物質濃度CL ’ * c、  l
 CM′のそれぞれを2次式 %式%(11 のC′に代入して係数c、d、eを求め、この3つの係
数を対象検査体自体に記録し、または上記係数を紙に記
録して該対象検査体を箱詰めした際に該紙を同梱し、ま
たは該箱に直接上記係数を記録する等対象検査体と上記
係数c、d、eとを対応づけておく(これらを総称して
「対象検査体に記録する」という。)。対象生化学分析
装置にはあらかじめ上記標準検量線を記憶しておき、対
象検査体を用いる前に上記係数c、d、eを該対象生化
学分析装置に入力し、その後、測定の対象とする被検査
液を対象検査体上に点着して対象生化学分析装置を用い
て校正前の物質濃度C′を求め、上記(1)式に従って
校正後の物質濃度Cを求めることにより正しい測定が行
なわれる。
また、検査体のロフト間の特性差が小さい(ただし校正
が必要とする程度には大きい)場合は、以下に示す方法
が採用されている。第11図を用いてこの方法について
説明する。
第11図の横軸は、生化学分析装置以外の、これまでに
確立されているシステムを用いて測定した物質濃度C1
を表わし、縦軸は、本生化学分析装置を用いて測定した
物質濃度C2を表わしている。
図の実線は縦軸の物質濃度C2を求めるに際し、標準生
化学分析装置と標準検査体とを用いて得たグラフであり
、標準検量線が正確に求められている場合、C2−mC
tすなわち、原点を通り、傾きが1.0の直線となる。
図の破線は縦軸の物質濃度C2を求めるに際し、対象生
化学分析装置(前述したように機差は無視しているため
、標準生化学分析装置であってもよい)と対象検査体と
を用いて得たグラフであり、前述した検査体のロフト間
の特性差により、 C2=u −CI +v      −−(2)で表わ
される直線となる(厳密には、検査体のロフト間の変動
が小さいことを仮定しているため直線とみなす)。検査
体のロフト間の変動が小さい場合にはこれらの係数u、
vを前述の係数c、d、eに代えて対象検査体に記録し
ておくことにより対象生化学分析装置と対象検査体とを
用いて正しい測定が行なわれる。
(発明が解決しようとする課題) これまで、上記係数e、d、eまたは係数υ、Vを対象
生化学分析装置に入力するに際し、オペレーターがキー
ボード等から入力していたため、入力ミスが発生し、誤
った測定結果が得られ、しかもそれが誤ったA11J定
であることがわかりにくい場合もあり、大きな問題とな
っていた。また入力ミスがなくてもオペレータが手で入
力することが煩しいという問題もあった。
これを解決するために、たとえばバーコードを用いて上
記係数c、d、e又は係数U、Vを記録し、生化学分析
装置にバーコードリーダーを備え、自動的に装置に読み
取らせることが考られる。
しかしながら、検査体を特定するために必要な情報は上
記係数c、d、e又は係数u、vだけでなく、該検査体
が1llj定対象とする生化学物質の物質名等種々の情
報が必要である。一方、バーコード等は、そのバーコー
ド等を記録するスペース、記録の精度上の要請等からそ
こに記録できる情報量(たとえば数字の桁数)が限られ
、校正のための情報(上記係数c、d、e又は係数u、
v等)を極力少なくする必要がある。たとλば検査体の
ロット間の特性値の大きな変動に対処するために上記係
数e、d。
eを記録するには、−例と(−で各4桁×3個−12桁
の情報が必要となり、ロット間の変動が小さく上i(:
u、vを用いる場合であっても、−例と1.′C各2桁
×2個−4桁の情報が必要となり、バーコード等に記録
するにはこれを全体として2桁程度に押えることが望ま
れる。
本発明は、上記事情に鑑み、少ない情報量で精度の良い
校正データを得る生化学分析校正方法およびこの方法を
実施することのできる生化学分析装置を提供することを
目的とするものである。
また校正のためのデータ(上記係数e、d、e又は係数
u、V等)を正確に得るには多大な時間1手間。
費用を要するという問題点があった。たとえば20種類
の生化学物質の物質濃度を求めることのできる生化学分
析装置においては、−回の測定に要する時間を約2分と
しで、 2分x3 (L、 M、 H) X20 (種類)−1
20分の時間2手間、費用を要する。また、特に低濃度
(L)用の校正用標準液を用いた測定はその測定値にば
ら一つきが大きく、校正データを求めたにもかかイっず
特に低濃度側において誤差が大きいという問題点もあっ
た。
そこで、本発明は、簡単かつ精度の良い校正データを求
めることのできる生化学分析校正方法を提供することも
その目的のひとつとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の生化学分析校正方法は、 被検査液に含まれる所定の生化学物質との化学反応によ
り光学的濃度変化を生(二る試薬を含有する検査体に前
記被検査液を点着して前記検査体の光学的反射濃度を測
定することにより前記被検査液中の前記所定の生化学物
質の物質濃度を求める生化学分析方法において前記検査
体のロット間の特性差による1llll定値の変動を校
正する校正方法であって、 濃度変化前の前記検査体に光を照射して、該検査体に入
射する光の入射光量 R0と該検査体から反射した光の
反射光Mk S 0とをflPI定1−1、さらに濃度
変化後の前記検査体に光を照射し、て、該検査体に入射
する光の入射光量Rと該検査体から反射した光の反射光
量Sとを測定し、該検査体の光学的反射濃度りを、演算
式 %式%)] に従って求める光学的反射濃度測定方法を用いて、前記
所定の生化学物質の物質濃度が既知かつ該物質濃度が互
いに異なる多数の被検査液のそれぞれを所定の特性を有
する第一の検査体に点着して、該多数の被検査液に対応
する、前記光学的反射濃度測定方法による多数の光学的
反射濃度りを求めることにより、該光学的反射濃度りと
前記物質濃度との対応を表わす第一の検量線を求め、校
正用標準液を前記第一の検査体に点着して前記光学的反
射濃度測定方法による光学的反射濃度り、を求め、前記
校正用標準液を校正の対象である第二の検査体に点着I
7て前記光学的反射濃度測定方法による光学的反射濃度
D2を求め、これらの光学的反射濃度DI 、D2に基
づいて前記第一の検量線を校正するための特性値を求め
“C5該特性値を前記第二の検査体に記録1.ておき、 該第二の検査体を用いて前記所定の生化学物質の物質濃
度が未知の被検査液中の該物質濃度を求める際、該第二
の検査体に記録された前記特性値を読み取り、該特性値
に基づいて前記第一の検量線を校正して第二の検量線を
求め、該第二の検量線を用いて前記光学的反射濃度測定
力法により求められた光学的反射濃度りを前記物質濃度
に変換するようにし、たことを特徴とするものである。
ここで、J、紀[該特性値を前記第二の検査体に記録1
するとは、前述したように、該特性値または該特性値に
対応する符号、記号等を該第二の検査体自体、または該
第二の検査体の包装等を行なう際に同梱される説明書等
、または該第二の検査体の包装紙、包装箱等、該特性値
と該第二の検査体とが対応したものであることがわかる
ように記録しておく種々の態様の総称をいう。
また、上記本発明の生化学分析校正方法において、 前記特性値が、前記光学的反射濃度D1.D2の比率D
2/D、を表わす値であり、 前記第二の検量線が、前記第一の検量線の各物質濃度に
それぞれ対応する各光学的反射濃度りに該比率Dz/D
1を掛は算することにより求めるようにしてもよい。
また、本発明の生化学分析装置は、 被検査液に含まれる所定の生化学物質との化学反応によ
り光学的濃度変化を生じる試薬を含有する検査体に前記
被検査液を点着して前記検査体の光学的反射濃度を測定
することにより前記被検査液中の前記所定の生化学物質
の物質濃度を求める生化学分析装置において、 前記検査体に光を照射する光照射手段、該光照射手段か
ら前記検査体に入射する光の光量を測定する入射光量i
llj定手段、前記検査体から反射した光の光量を測定
する反射光量測定手段、 前記検査体の濃度変化前に、前記入射光量測定手段およ
び前記反射光量測定手段においてそれぞれ測定された入
射光ffi R0および反射光量S0と、前記検査体の
濃度変化後に、前記入射光量測定手段および前記反射光
ffi a111手段においてそれぞれΔp1定された
入射光量Rおよび反射光量Sとから、光学的反射濃度り
を、演算式 %式%)] に従って求める光学濃度演算手段、 所定の特性を有する第一の検査体を用いて求められた前
記光学的反射濃度りと前記物質濃度との対応を表わす第
一の検量線を記憶しておく検量線記憶手段、 第二の検査体に記録された、前記第一の検量線を該第二
の検査体に適合した第二の検量線に校゛正するための特
性値を読取る特性値読取手段、該特性値読取手段で読取
られた前記特性値に基づいて、前記第一の検量線を校正
して前記第二の検量線を求める検量線校正手段、および
該検量線校正手段で求められた前記第二の検量線を用い
て、前記光学的反射濃度りから前記物質濃度を求める物
質濃度演算手段を備えたことを特徴とするものである。
(作  用) ここで、先ず、従来の生化学分析に用いられてきた反射
濃度のall定原理と対比して、上記光学的反射濃度n
j定定法法有用性について説明する。
光学的濃度Dsは、検査体(化学分析スライド。
長尺テストフィルム等)に入射した光量loに対する透
過光量または反射光量Isの対数に負号を付したもの、
すなわち !S Ds−−log ・・・・・・(a ■0 と定義される。
ところが、反射濃度の場合には、検査体からの反射光量
Isは、該検査体の表面で吸収される光の真の吸収度合
のみならず、該検査体の表面の光沢や、表面における光
の散乱状態等の影響を受けており、このため、反射濃度
は一義的には定まらない。そこで、これまで用いられて
きた反射濃度測定においては、たとえば検査体を模擬し
た真白な濃度板を用意してこれを白の基準(以下、「白
基準」と呼ぶ)とし、この白基準を測定して得た濃度D
vをたとえば濃度0.0であると定義し、また検査体を
模擬した真黒な濃度板を用意してこれを黒の基準(以下
、「黒基準」と呼ぶ)として該黒基準を用いて迷光や測
定系による誤差を補正することにより、白基準と黒基準
との中間の濃度をもつ検査体の濃度を定めていた。
この測定方法の一例を式で表わすと、たとえば以下のよ
うに表現される。
入射光量をIO1検査体、白基準、および黒基準からの
反射光量をそれぞれIs、Iv、IB(これらの光量を
al定して得た各測定値をIs”lvm 、1811 
)とする。黒基準からの反射光量は極くわずかであるた
め、有効な反射光はない(Is−0)ものと仮定して、
この黒基準を測定して得た測定値1 a l=は迷光や
Dj定系の誤差等により生じたものであるとみなす。ま
た、白基準の濃度Dwを、ここでは濃度0.0であると
仮定する。
このとき、(3)式より、検査体の濃度Dsは、DS−
−1og t。
Iv s 謬−log N。
1w Iw        Il 5−−1o      −1og No        Iv となる。この(4)式に示されるように、検査体の反射
濃度Dsは、白基準の濃度Dvの値の決め方によって変
化する、いわば白基準の濃度Dvを基準とした相対的な
ものとして定義される。また、黒基準のapj定値1 
a *は、上式に示すように白基準のi’ffl定値1
 v *、検査体の測定値Is”の補正値として用いら
れており、1〜たがって黒基準の濃度が変化するとこの
補正値が変化して、検査体の濃度Dsに誤差を生ずる結
果となる。
ここでは白基準の濃度Dwを0.0と仮定しているため
、Dw =0.0を(4)式に代入して、Iv”−IB
” となる。すなわち、白基準から反射した光量の測定値X
v”と黒基準から反射し5た光量の測定値IB1とを求
めておき、検査体から反射した光量の測定値Is’″を
求めた際に、(5)式に従って、白基準2黒基準の測定
値1w’、■8″を考慮して、検査体の濃度Dsが求め
られる。尚、上記(5)式には入射光量Ioまたはその
測定値Io”は含まれていないが、これは入射光量lo
が常に一定であると仮定り、ているものであり、入射光
flIoが変化する場合は、該入射光fXtloを測定
し、その測定値1o”により(5)式を補正する必要が
あることはいうまでもない。また、上記(5)式の導出
の過程で明らかなように、白基準の濃度Dvを0,0と
ぜずにある所定の値、たとえばDシー0.3等とじても
よく、黒基準からの有効な反射光がないものと仮定せず
に、黒基準の濃度DBをたとえばD3=3.0等として
もよいが測定原理は(5)式と同様である。
これまでの生化学分析においては上記原理を採用した反
射濃度測定方法を用いて反射濃度のl!lJ定、演算を
行なっていたため、化学分析スライド、長尺テストフィ
ルム等の検査体については何ら変化がなくても、白基準
、黒基準の濃度が変化すると(5)式で求められる検査
体の濃度Dsが変化し2てしまい測定誤差となって【2
まう。このため、L記演算の原理に従って検査体の濃度
をallJ定する反射濃度計の測定精度を保持するため
には、白基準、黒基準の特性が変化1−2てL5まわな
いように細心の注意を払ってこれら白基準1黒基準の管
理を行なうみともに、反射濃度計の経時変化等による測
定誤差が生じないように、たとえば−1−1に一度、ま
たは測定のたびに白基準、黒基準から反射される光量の
測定を行なう必要があった。
このように、光学的反射濃度は、本来(3)式に示ずよ
うに絶対的な7a[と【2て定義されるが、実際の反射
a度計においては(4)式、(5)式に示すように白基
準を基準と1.た相対的なものであり、この白基準を厳
密に管理することにより、擬似的に絶対的な濃度と17
で取扱っている(以下この濃度を「擬似絶対濃度」と呼
ぶ)に過ぎないものである。
一方、生化学分析装置においては、反射濃度が測定され
る化学分析スライド、長尺テストフィルム等の検査体の
、たとえば呈色反応が生ずる前と後の濃度差、呈色反応
が時間的に徐々に進行していく場合の濃度の時間的変化
等、光学的反射濃度の変化を測定する必要はあるが、必
ずしも上記のような擬似的に絶対的な取扱いをする必要
はなく、実際の反射濃度測定に本質の相対的な取扱いを
するだけで十分である。
そこで、本発明では検査体自身の光学的反射濃度が変化
するものであることに着目して、光学的反射濃度りを、
演算式 %式%(3) に従って求めること1ごより、白基準、黒基準を全く不
要にしたものである。
(6)式を変形すると、 R。
となる。(7)式の第1項、第2項はそれぞれ濃度変化
後、濃度変化前の絶対的な意味における(即ち(3]式
の濃度の定義における)反射濃度を表わしている。
ところで従来の反射濃度計((4)式、(5)式に示す
原理を用いている)を用いて反射濃度を測定して(7)
式の演算を完成させることを考えると、反射濃度計で白
基準、黒基準の測定を行ない、その後、検査体の濃度変
化前の擬似絶対濃度をn1定し、濃度変化後に再度擬似
絶対濃度を測定してその差を求めることになる。
本発明で用いる光学的反射濃度測定方法は白基準は用い
ずに、まず被検査液を点着する前または点着直後の濃度
変化前の検査体の濃度(かぶり濃度)(擬似絶対濃度は
定まらない)を求め、呈色反応後の検査体の濃度(かぶ
り濃度と同様に擬似絶対濃度は定まらない)を求め、そ
の2つの濃度の差を求めるという(7)式に相当する演
算((6)式)を行なうことにより、かぶり濃度を基準
とした相対的な濃度(かぶり濃度を仮に0.0としたと
きの、濃度変化後の検査体の濃度)を正確に求めるよう
にしたものである。尚、従来の反射濃度計で用いていた
黒基準に対応する、測定系の誤差を補正する手段として
はたとえば黒基準に代えて光照射手段から光を発しない
ことをもってその補正値を得るようにすればよい。また
従来の反射濃度計において黒基準を用いること等により
補正していた迷光等の影響については、後述する実施例
で述べるように、上記(6)式を用いた演算によりその
影響を十分に低いレベルに押えることができる。さらに
、測定回路系の互換性(測定回路系に不良を生じて交換
又は調整したときの再現性)についても、後述する実施
例で述べるようにほぼ完全に維持することができる。
上記のようにして、(6)式を用いてかぶり1度を基準
とした相対的な濃度を求めるようにすることにより、 i) 白基準、黒基準という、元来厳密な定義ができず
、しかも変動する未知の濃度を基準とする必要がなくな
る。
ii)  白基準、黒基準を用いないため、その維持、
管理も当然不要となる。
1ii)  検査体は経時変化等によりそのかぶり濃度
が変化する場合があるが、測定毎に常にその経時変化等
が補正される。
N) 検査体に含まれる特定の化学物質の量によって呈
色反応後の該検査体の光学的反射濃度りが定まる系(い
わゆる終点法)において、第6図に示すように、検量線
がかならず原点(または原点に非常に近接した点)を通
ることになる。
また、時間変化に伴い化学反応が進んで検査体の光学的
反射濃度りが時間的に変化する系(いわゆる速度法)に
おいて、横軸を時刻t1縦軸を濃度りとしてプロットし
たカーブも第6図の場合と同様にそのカーブは必ず原点
を通る。したがって、上記カーブを用いて生化学分析を
行なう場合において、数学的取扱いが非常に楽になる。
■) 後述するように、迷光の影響も少なく高精度の4
1定を行なうことができ、またilll回定系の機差が
消去され厳密な調整が不要となる。
Vi)検査体の光学的反射濃度をDI定する際に使用す
る光の中心波長、スペクトル形状が装置毎にわずかに相
違していても、その相違によって生ずることがある機差
(装置間の特性の差)についても軽減される。
等、種々の大きな効果が得られる。
本発明は、上記(6)式を用いる光学的反射濃度測定方
法を用いることによる効果のうち、上記Mの点に着目し
てなされたものである。すなわち、上記光学的反射濃度
測定方法を用いて求めた検量線は第6図に示すように必
ず原点(光学的反射濃度D(縦軸)−0と物質濃度(横
軸)−〇との交点)を通る。(尚、点着直前(検査体が
乾いた状態)と点着直後(検査体が湿った状態)ではわ
ずかに濃度変化を生ずることがあるため、この場合には
厳密には原点を通らないこともあるがほとんど無視して
も差しつかえない。)したがって、校正検量線を求める
ために、一種類の校正用標準液を用意すれば足りる。す
なわち、本発明の生化学分析校正方法は、第一・の検L
1線(標準検量線)を求めるとともに、校正用標QIl
を第一の検査体(標準検査体)に点″ifgL、て、1
、配光学的反射濃度測定方法を用いて第一の検査体の光
学的反射濃度DI(第6図参照)を求め、前記校正用標
準液を第二の検査体(対象検査体)に点着し″C上記光
学的反射a度11111定方法を用いて光学的反射濃度
D2を求め、これらの光学的反射濃度Di 、D2に基
づいて上記第一の検量線(標亭検瓜線)を校正するため
の特性値を求めるようにし5たことにより、第二。
の検量線(校正検量線)もかならず原点を通ることが保
証されていること、一種類の校正用標準液を用いるだけ
で済むこと等から上記特性値としては情報量の少ないも
ので済むことになる。また、一種類の校正用標準液を用
いるだけで済むため、]二2特性値を求めるための時間
、手間2費用を大きく削減することができる。また一種
の校正用標準液を用いるだけで済むため、該〜種類の校
正用標’9t7(&とし′も高濃度側の校1■[用標亭
液を用いることができ、原点という安定した点に較べ測
定によるばらつきが影響をりえる低濃度側の測定点を用
いる必要がなく、正確な第二の検量線(校正検量線)を
求めるJ−とができる。
尚、上記41化学分析校正方法において、上記特性値と
11.て比率D2/D、を表わず値を用い、第ニーの検
量線(校正検量線)と1.2で、第一の検量線(標準検
量線)の各物質濃度にそれぞれ対応する各光学的反射濃
度りにL2比率D2/D、を掛は算して得るようにする
ことが、特性値の求め方および第二の検量線(標や検量
線)の求め方とし、て適切である。このようにし−〇求
めた比率D2/Dlは、前述した(2)式の係数L1と
ほぼ対応しくD2/ Dl ’=1/u ) 、かつ(
2)式の係数Vは零(v −0)となる。
本発明の生化学分析装置は、前述したj7′法により求
めた特性値がたとえばバーコードとして第二の検査体に
記録された、該第二の検査体を用いて、被検査液中の所
定の生化学物質の物質濃度を求めることのできる装置で
ある。すなわち、上記光照射手段、入射先口測定手段1
反射光葺測定手段および光学濃度演算手段により前述j
また(6)式に従って光学的濃度を求める反射濃度計が
構成され、」−記構量線記憶手段に第一の検量線(標準
検量線)を記憶(2゛Cおき、ΔP1定に先立ってたと
えばバーコードリーダーを備えた上記特性値読取手段に
より第二の検査体(対象検査体)にたとえばバーコード
として記録された特性値が読み取られ、上記検量線校正
手段により第二の検量線(校正検量線)が求められ、上
記物質濃度演算手段において該第二の検量線を用いて光
学的反射濃度りから物質濃度を求めるようにしたもので
ある。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例について説明する。
第7図は、本発明の生化学分析装置の−・実施例を示し
た斜視図である。
図iJ<の生化学分析装置IOには、透明なillが備
えらねでおり、このff1llを開けて以下に述べる彼
検査液、本発明の検査体の一例である、長尺テープ状の
長尺テストフィルム12等をこの装置1a内に収容j−
および取り出すようになっCいる。この装置10には、
たとえば血清、尿等の披検査液を円状に配列[、゛C収
容する被検査液収容手段13が備えられており、ここに
収容された披検査液は、後述するように点着手段14に
より取り出され点着される。
長尺テストフィルム12は、被検査液中の測定したい特
定の化学成分または台形成分毎にその成分のみと)!1
色反応を示す試薬を含有させる等、ff1ll定項目に
対応して複数種類の長尺テストフィルム12が用意され
ている。この長尺テストフィルム12の未使用の部分は
、フィルム供給カセット15内に巻かれており、上記測
定に使用した部分は、フィルム巻取カセット1c内に巻
かれている。またこれらのカセット15.16内のり−
ル15a、16aの中央部には、後述するように長尺テ
ストフィルム12を装置lo内に収容した後、このフィ
ルム12をフィルム供給カセット15から引き出すため
およびフィルム供給カセット15内に巻き戻すためのモ
ータの回転軸と係合する孔15b、IQbが設けられて
いる。
またフィルム巻取カセット16の一端には、バーコード
1(lcにより、この長尺テストフィルムI2のロフト
番号1佃別番号、測定項目、使用期限およびこの長尺テ
ストフィルム12の、標準のテストフィルムとの特性差
を校正して正しいA?I定値を得るための後述する特性
値が示されている。
長尺テストフィルム12はカセット15.113に巻か
れたまま、装置lc内に収容される。フィルム供給カセ
ット15とフィルム巻取カセット1Bとは、この図に示
すように分離されている。この装置IOを用いて同時に
複数項目の測定が行なえるようにテストフィルム収容手
段17には複数個の長尺テストフィルム12の未使用の
部分を並列させて収容できるよう構成されている。
点着手段14はその先端に点着用ノズル14aを有し、
レール18上に乗せられた移動手段19によりレール1
8が延びる方向に移動され、被検査液収容手段13から
被検査液を取り出し、テストフィルム収容手段17内か
ら後述するようにして引き出された長尺テストフィルム
12上に点着する。また、移動手段19は、点着手段1
4を上下方向にも移動するよう構成されており、この移
動手段19により点着手段14がレール18の延びる左
右方向に移動されるときは、この点着手段は上昇した位
置にあり、上記被検査液の取り出し、点着、および後述
する洗浄の際には、下降される。
点着用ノズル14aは、テストフィルム上に点着したあ
とテストフィルム収容手段17と被検査液収容手段13
の間に、この両者に近接して配置されたノズル洗浄部2
0で洗浄され、次の点着に再使用される。
点着されたテストフィルムは、後述するように、インキ
ュベータによりインキュベートされ測光部において光学
的反射濃度の測定が行なわれる。
装置IO全全体作動の制御、4Ilj定データの処理等
は、回路部21とこの回路部21に接続されたコンピュ
ータ22により行なわれる。回路部21の前面に設けら
れた操作・表示部23には、装置10の電源スィッチや
装置lOでの消費電流をモニタするための電流計等が備
えられている。コンピュータ22には装置IOに指示を
与えるキーボード24、指示のための補助情報や測定結
果等を表示するCRTデイスプレィ25、測定結果を印
字出力するプリンタ26、および装置lOに各種の指示
を与えるための命令や測定結果のデータ等を記憶保存し
ておくためのフロッピィディスクを収容するフロッピィ
ディスク装置27が備えられている。
第8図は、第7図に斜視図を示した生化学分析装置IO
の主要部の平面図である。
テストフィルム収容手段17は、この中から引き出され
た全てのテストフィルムの点着位置28が直線上に並ぶ
ように構成されており、さらにこの直線上にノズル洗浄
部20、および被検査液収容手段13内の被検査液取出
し位置13bが配列されるように構成されている。
被検査液収容手段13は、複数個の被検査液をほぼ円状
に配された収容部Haに収容するように構成されている
。また、この被検査液収容手段13は、はぼ円状に配さ
れた収容部13aが回転されるように構成されており、
この収容部13aに収容された被検査液のうち、次の測
定に用いる被検査液が取出し位置13bに位置するよう
に図示しない回転手段により自動的に回転される。収容
部13aに収容された被検査液の蒸発による変質を防ぐ
ために、取出し位置13b以外の収容部13aの上には
図示しない蓋がかぶせられる。
点着手段14aは、レール18上に乗った移動手段19
によりレールの延びる方向に移動され、取出し位置13
bから被検査液を取り出し長尺テストフィルム上の点着
位置28に点着する。
第9図は第8図のx−x’線に沿った断面の要部を示す
断面図である。
前記長尺テストフィルム12は、フィルム供給カセット
15に収納されて装置lc内に装填され、装置lc内で
使用されるにつれて、順次フィルム巻取カセット16に
巻取られる。フィルム供給カセット15は、内部が一例
として15℃に温調された保冷庫50に収容きれ、フ・
fルム巻取カセッ目6は巻取室51に収容される。
フ・イルム巻取カセット16の−・端には、前述j−5
だように、この長尺デスドフィ゛ルム12のロツl’ 
FA”(F 。
個別番号、測定項[1、使用期限および特性値の情報が
記録されたバー::J −ド18eが付されており、巻
取室51内のこの)・rルム在取カセット16が収容さ
れたときのバーコード16cに対応する位置鮮、二備え
られた、本発明の特性値読取1段の一例を購成するバー
コードリー、グー59により、バーコード16Cに記録
された情報が読ろ取られる。この読み取られた情報は、
例スば第“7図に示したフロッピfディスク装置27内
のフロッピィディスクに記憶され、用定項[]の管理、
フィルム1銭給カセット゛7内に残っている未使用フィ
ルムの残長の管理、および後述する、長7尺テスト−フ
ィルム12の[1ツト間の特性差による14tl定値の
誤差の抽圧等に用いられる。
1記保冷庫50は、断熱材からなる壁部50aにょ−)
で囲まれたカセット収容部50e内に上記フィルム供給
カセット15を収容するものであり、上記壁部511a
 l:は、該カセット収容部50eの内部を上記所定の
温度に冷却する冷却装置5Bが取り付りられており、該
収容部5()c内は略均−な温度に保たれる。カセソI
・収容部50cが」−記のように低温に保持されること
にまりカセット収容部5o(2内のフィルム供給カセッ
ト15の温度も上記低温に保持されろ。またフィルム供
給カセット15内には図示しない乾燥剤か収納されてお
り、カセッ!・内部は乾燥状態に保t、−れτいる。カ
セット15のフィルム取出り、 [’E l 5i1か
ら引き出された長尺テストフ・イルム12は、前記壁部
50aのフィルム引出し口511bを経て、M、後はフ
ィルム巻取カセット1Gに巻き取られる。
上記フィルム巻取カセット1G内のり−ル18a (D
中東部に設置〕られた孔1B+)には、この巻取室5N
、’:設置ノられた長尺チーストフィルム12の搬送手
段である巻取用モ〜り53の回転軸が係合17、このモ
ータ53の回転に従−)τ長尺テストフィルム12がフ
ィルム供給カセット15から保冷庫5oの前記フィルノ
弓出し口50bを経由して間欠的に引き出され、フィル
ム巻取カセット16に跳き取られる。
フィルム供給力セラI・15とフィルム在地カセット1
Gの間の長尺テストフィルム12が露出した部分1、ユ
は、このフィルムを一−−1内部に保持し、た後順次通
過さぜるイン4::Jベー=夕55が配さflており、
このインキュベータ55内には長尺テストフィルム12
と被検査液きのν色反応による光学濃度を測定するだめ
の測光部60が設jNさイ゛)ている。
上述したように長尺テストフ・イルム12は王−・夕5
3の回転により保冷庫50から間欠的に引き出され5、
図中左方向に間欠的1.送られる。フィルム12が送ら
れる際にはインキュベータ55の上蓋55;1が矢印A
方向に14昇【7ている。長尺テストフィルム12が移
動すると、」蓋5(爾が矢印BJ向に下降して長Jくテ
ストフィルム!2を押す。次いで十M55aのノズル挿
入孔55bを塞いでいたシャッタ54が図中6方向に移
!JU L、続いてノズル14aが図示のように下降1
.て上記ノズル挿入孔55bを通じて長尺テストフィル
ム12上に被検査液が点着される。さらにその後シャッ
タ54が左方向に移動してノズル挿入孔55bをふさぎ
、インキュベータ55内と外部との空気の出入りを防い
でインキュベータ内部が所定の温度(例λば37℃)に
保たれる。被検査液が点r′fされ展開さイまた彼Al
1j定部12aは、このインキュベータ55内において
所定時間(−・例、としc4分間)恒温保持される。こ
のインキュベーシヨンの開始前、終r後、またはその途
中において前記測光部60により、長尺テストフィルム
12の上記点着をijなった披Aμm定部12aの光学
的反射濃度が測定される。この反射濃度測定は、後述す
るように、光照射−1段旧から発せられたfめ選定さt
iた波長を含む光をフィルム12に照射し、フィルム1
2への入射光、該フィルム12からの反射光をそれぞれ
光検出器G2,63により険用することにより行なわれ
る。
このように1つの被検査液についての点着、インキュベ
ーション、測定が終了すると、次の被検査液の点るがi
iJ能となる。長尺テストフ・イルム12は測定終了後
もそのJ、まインキュベータ内に留まtつ、次の分析の
ための点着が行なわれる直前に再度移送される。
第1図は、上記生化学分析装置のΔPJ光部6oを表わ
した断面図である。
測光部60は、上面に長尺テストフィルム12の被測定
部12aを載置する支持部64とこの支持部64に一体
的に取り付けられたブロック部65との内部に配置され
る。また後述する信号処理における回路等69〜75は
、本実施例においては、第7図に示す回路部21に組込
まれ、またはコンピュータ22がその役割を担っている
本実施例においては、支持部64には測定用開口64a
が設けられており、ここには後述する理由によりガラス
板等は配置されていない。したがって被測定部12aの
下面である被測定面12bは測光部60に向かって露出
している。
ここで、光照射手段81から被測定面12bに光66が
照射される。光照射手段61は、1N!1光部60の外
部に配された光?R81aと、該光源61aに一端が接
続された光ファイバ61bと、該光ファイバ61bの他
端と接続された、ファイバ61bの該他端から射出され
る光を平行光にするレンズ系61cと、光6Bを被測定
面12b上で所定のビーム径に集光するためのレンズG
ldから構成されている。光源61aには、本実施例で
は、閃光発光を行なうxeランプが用いられている。
光照射手段61から発せられた光66の一部は、被Δ−
1定面12bへの入射光量をモニタするために透明なガ
ラス板B7によって反射され、光検出器62に入射され
る。光検出器62から出力された信号は信号処理回路6
9に入力される。光照射手段61からは閃光が発光され
るため、信号処理回路69では、光検出器62から出力
された瞬時光量に対応する信号を積分して閃光発光時間
内のトータルの光量が求められ、さらに増幅される。本
実施例においては、ガラス板67、光検出器62および
信号処理回路69により、本発明おける入射光量 1j
ll定手段が構成されている。ガラス板67を透過した
光は被測定面12bに照射され、該被測定面12bの反
射濃度の情報を担持する反射光66bが集光レンズ68
を経由して光検出器63に入射する。これにより光検出
器63において反射光68bの光量が検出され、信号処
理回路69と同様の構成を有す信号処理回路70に入力
される。本実施例においては、集光レンズ68、光検出
器63、および信号処理回路70により本発明における
反射光量測定手段が構成されている。
支持部64の光導路の内壁面64bには、光の反射を防
止するための表面加工が施されている。
光照、射手段61から閃光発光され各検出器62.83
で検出された、閃光時間内の各トータル光量を表わすア
ナログ信号sl、szは本発明の光学濃度演算手段を構
成する光学濃度演算回路71に入力される。
被測定面12bの光学的反射濃度測定および演算は、以
下のようにして行なわれる。
まず、光照射手段61から光が発光されていない状態に
おいて、信号s1.S2が光学濃度演算回路71に入力
され、A/D変換された後記憶される。
次に、長尺テストフィルム12の被測定部12aに被検
査液が点着される直前に、光照射手段61から閃光が発
光され、その発光時点における信号S1゜S2が光学濃
度演算回路71に入力され、A/D変換されて記憶され
る。この時点における被in+定面12bの反射濃度を
、ここではかぶり濃度と呼ぶ。
さらに、点着後所定時間を経過後において光照射手段6
1から再度閃光が発光され、この時点における信号s1
.s2が光学濃度演算回路71に入力され、A/D変換
されて記憶される。このようにして上記各信号が光学濃
度演算回路71に入力され記憶された後、該光学濃度演
算回路71では、上記各信号に基づいて、かぶり濃度7
1113定時における被測定面12bへの入射光量をR
0および反射光量をSOとし、所定時間を経過後におけ
る被測定面12bへの入射光量をRおよび反射光量をS
としたとき、被aFJ定面12bのかぶり濃度を基準と
した光学的反射濃度りが、演算式 %式%(8) に従って求められ、この濃度りに対応する信号S3が該
光学濃度演算回路71から出力される。
この信号S3は本発明の物質濃度演算手段の一例である
物質濃度演算回路72に入力される。該物質濃度演算手
段72では、信号S3が表わす光学的反射濃度りを物質
濃度Cに変換する。
ここで、上記(8)式に従って光学的反射濃度りを求め
ることにより、白基準、黒基準を用いなくても、かぶり
濃度に対する相対的な濃度を正確に求めることができる
ものであることが以下における迷光の影響による誤差の
考察により確認される。
以下の各記号を、 R:検出器62に入射する真の光量 R” :検出器82で検出される信号値を、該検出器6
2に入射する光量に換算した量 S :被測定面12bから反射して検出器63に入射す
る真の光量 γ :検出器63に入射する迷光の光量(被検前面の汚
れ、ゴミ等により変動する。) Sl :検出器63で検出される信号値を、該検出器6
3に入射する光量に換算した量 と定義し、添字 d  :光照射手段61から先6Gを発していないとき
のダーク光量に対応する。
0 :彼i91定面12bの4度変化前であることを示
す。
と定義する。尚、*はいずれもflll定値に対応し、
添字0の付されていない記号は、被測定面12bのin
度変化後に対応する。
ここで、R,SとR’、S”とを区別して用いているの
は、光検出器82.63に入射する真の光量R,Sが完
全に0であっても、迷光γ、光検出器62.63のオフ
セット等により、その出力が全くOとなるとは限らない
からであり、この出力信号を各検出器62.63に入射
する光の光量に換算したものを、真の光QR,Sと区別
してR”、S”としているものである。
また、このΔ―I光部60については、次の■)〜(1
2)式が成立する。またR1に含まれる迷光量はRと比
べ十分に小さいため無視する。
Ro      R 即ち、光照射手段81から発せられた光量Ro。
Rに対する迷光の光量γ0.7は、測定サイクル中は誤
差を生ずるほどの変化は認められない。
Ro=R・・・・・・・・・(10) 即ち、被測定面12bの濃度変化前の濃度測定(かぶり
濃度Δ−1定)時と濃度変化後の濃度測定時とで、被測
定面12bへの入射光の光量は、多少変動することもあ
るがほぼ等しい。
Rdo −Rd         ・−(11)即ち、
光照射手段61から光68を発していないときに光検出
器62に入射するダーク光量(光検出器62のオフセッ
ト等の誤差分を含む)は、少なくとも測定サイクル中は
ほとんど変化が認められない。
5do−5d        ・・・・・・・・・(1
2)即ち、(11)式と同様に、光照射手段61から光
6Gを発していないときに光検出器63に入射するダー
ク光量(光検出器63のオフセット等の誤差分を含む)
は、少なくとも測定サイクル中はほとんど変化が認めら
れない。
まず、かぶり濃度測定の段階で、 Ro ” −Ro +Rdo     −(13)So
 ’ m So + Sdo+ ro  −−−−−−
−= (I4)が成立する。
また、被ハ1定而12bの濃度変化後の測定において、 R”  −R+Rd          ・・・・・・
・・・ (15)S”  −5+Sd  +γ    
  ・・・・・・・・・ (1G)が成立する。
さらに、ダーク光量測定の段階で、 Rdo” −Rd。
これをRd’と定義する(即ち、Rdo” −Rd。
ヨRd’  ・・・・・・(17))。
Sdo”=Sd。
これをSd′″と定義する(即ち、Sdo” −3d。
ヨSd”  ・・・・・・(18) )。
(13)、  (15)、  (17)式より、R” 
−Ro ” −R−Ro   =−(19)(9) 、
  (13) 、  (17)式より、γomqRo−
q(Ro”−Rd”)−(20)(9)、  (11)
、  (15)、  (17)式より、γ−qR−q 
(R” −Rd ” )    ・・・(21)ここで
、kを第1図に示すΔp1光部60に固有の定数とした
とき、 So ξ (s” S。
一γyw −R,□ > R。
−k・ξ      ・・・・・・ (23)が成立し
、ξ/ξ0がΔp7光部6D等種々のΔIIJ定系に影
響されない(即ちkが含まれていない)普遍的な特性量
となるので、測定系に全く関係しない[かぶり濃度を基
準とする光学濃度」をξ D=−1Gg       ・・・・・・(24)ξO と定、めることかできる。この(24)式は、本願発明
の演算式である(8)式そのものである。
次にξ/ξOを測定量で表現する。
ξ       S/R ξo      So/R。
(11)〜(14)式を用いて変形すると、(18)、
(19)式を用いて整理すると、したがって ・・・・・・ (26) となる。
ここで、(2G)式には71Ilj定サイクル毎に変動
する可能性のあるql:9)式参照)が含まれるので、
この変動に対する誤差について検討する。
第1図に示した測光部60を用いて測定したところ、R
,” −100としたとき、その他の各位は大略以下の
程度であった。
R”−100±3 S、 ” −5 s、”−1 R,”−1 S”  −5〜1.2 γ。−0,003、したがってq−0,00003ここ
では迷光の影響を考察しているため、R1−100とし
てγ。−o、oo0とγ。−0,003について(26
)式を用いて濃度りを計算した。
第2図は、迷光による71−j定誤差のグラフである。
横軸は濃度D、縦軸は下方に濃度りの誤差ΔDを示しで
ある。
γ。−0,000については迷光による誤差は当然なが
ら0であり、γ。−0,003については、図示のよう
に濃度りが大きくなるにつれその誤差ΔDが大きくなっ
ている。しかしγ。−0,003であっても濃度D−1
,5のとき△D −−0,01未満(0,6%程度)で
あり、通常の濃度測定において全く問題とはならない程
度の誤差である。
また、本実施例においては測定用開口64a(第1図参
照)にガラス仮等を配置せず、被l−1定面12bを測
光部60に向かって露出させている。ここで、このこと
が、測光部60に堆積する埃やlりれ等の影響を大きく
減少させるものであることを示す。
第3A図、第3B図は測光部を模式的に示した説明図で
ある。第3A図は第1図に示すΔPj定用開0134a
に透明なガラス板73を配置したことに対応する。また
第3B図は第1図に示′#′東光レンズ68に相当する
ものどじて透明なガラス板74が描かれている。
長尺テストフィルム12がない場合に、図の11.力か
ら埃が降り積−6たことを想定しで、第3A図のガラス
板73の上に埃が堆積した場合と、第3B図のガラス板
74の上に埃が堆積した場合とを比較する。
第3A図において、第1図に示す光検出器63に入射す
る光は、被測定面12bから反射された真の反射光8Q
bの他にガラス板73の表面73aで反射(また光66
じゃガラス板73の裏面73bまたは埃75で反射され
た光136dが存在する。したがってこの測定系を用い
て被Ap1定而121)の光学的反射濃度の測定を行な
うと、光66e、6Gdの光量をそれぞれm、g。
その他の迷光量を2とすれば光検出器63で検出される
全迷光量γは、γ−m+g+(1,となり、光量m、g
の値が大きい場合には第2図の迷光による誤差の程度を
はるかに越えることになる。しだがって、ガラス板73
の上に堆積した埃や、ガラス板73の表面の汚れが測定
誤差の原因となる。
次に第3B図の測定系について上記と同様に考察する。
長尺テストフィルム12がないとき埃75はガラス板7
41−に堆積する。この場合には光66によって第3A
図の、’till定系において生じた迷光成分の原因と
なる光efie 、 Godは発生しない。したがって
被測定面12bから反射した光B6bの−・部が埃75
により遮ぎられ全体として透過率Gをffする状態が生
じただけと考えるこ7!:ができる。こねは(22)式
(23)式の両辺にGを乗じたことに他ならない。し7
たがって、ここでも(24)式が成立[25、新たな埃
75の影響(透過率Gの影響)を考慮する必要がないこ
とになる。
第4A図、第4B図は、それぞれ第3A図、第3B図に
対応し、埃の2と測定された濃度との対応を示すグラフ
である。
第4A図は、第1図に示す測光部60の測定用量Dfi
4a +、:披測定而1面bに接触するようにして透明
なガラス板を配置し、長尺テストフ・イルム12の代わ
りに各種濃度板を該ガラス上に置いて該各種濃度板の反
射濃度測定を行なったときの、該ガラス板上に堆積し埃
の命と測定値との対応を表わしており、第4B図は、透
明なガラス板を測定用開口64aから離して集光レンズ
68の上部に配置j−で、各種濃度板の反射濃度測定を
行なったときの、該ガラス板上に堆積し7た埃の量と測
定値の対応を表わしている。ここで測定した反射濃度D
′は、演算式 に基づくものであって(R″、S″については前述の定
義を参照)、シたがって縦軸は相対的な濃度しか表わし
ていない。
第4A図は反射濃度の低い濃度板(たとえば、図中Aの
グラフに対応する濃度板)は埃の堆積により濃度D′が
高く測定され、反射濃度の高い濃度板(たとえば図中日
のグラフに対応する濃度板)は埃の堆積によりa度が低
く測定されることを示している。これは、白い仮に埃が
付着するとその+−+CS板が黒ずんで見え、黒い板に
埃が付着するとその埃からの反射により白っぽく見える
ことに対応する。したがってたとえばグラフAに対応す
る濃度板が被測定面12+)  (第7図参照)のかぶ
り濃度に対応し、グラフBに対応する濃度板が点着後所
定時間を経過した後の被flPJ定面12bの濃度に対
応するものとすれば、埃の堆積により被Δ−1定面12
bのかぶり濃度を基阜とした反射濃度は小さな値(低い
濃度)として測定されることになる。このことは(26
)式にもあられれており、(2B)式においてqの値が
大きくなると低い濃度として測定される程度が増大する
第4B図は、濃度板の反射濃度にかかわらず、埃の量が
多くなるとほとんど平行し2て濃度D′が高< ap+
定される。しかしほとんど平行して高< i’jPI定
されるため、たとえばグラフA′に対応する濃度板が被
測定面12b  (第1図参照)のかぶり濃度に対応し
、グラフB′に対応する濃度板が点着後所定時間を経過
した後の被11111J定而12bの濃度に対応するも
のとすれば、埃が堆積しても、被測定面12bのかぶり
濃度を基準とした反射濃度はほとんど変化しない。この
ことは(2B)式においてqの値が小さい場合に相当す
る。
尚、第1図に示すaj光部60には、nj定用開ロ64
aにも集光ガラス68の上部にもガラス板は配置されて
おらず、したがって埃は集光レンズ68上に堆積するこ
とになるが、第1図に示すように集光レンズ68の入射
側は略球状に形成されており、このため、この集光レン
ズ68の上には埃は堆積しにくく、−層安定した測光部
60となっている。
次に、7J−1定回路系の互換性、すなわち測定回路系
に不良を生じて交換したときや再調整したとき等におけ
る再現性は十分か否かについて検討する。
主として問題となるのはアナログ系であるので、ここで
は信号処理回路69.70の互換性について検討する。
第5図は本実施例におけるアナログ測定回路系を示した
ブロック図である。
本実施例においては、前述したように、光照射手段61
からは閃光が発光され、光検出器82.63で受光して
得た信号が信号処理回路89.70の積分器69a、7
0aに入力されて積分され、増幅器69b、70bを経
由して信号S、、S2が生成され、光学濃度演算回路7
1に入力される。
ここで、各記号を、 V8 ;増幅器89b、70bの出力電圧(信号SX、
S2の値) C:fSt分器69a、70a lニオItルm分ノ定
数G :増幅器69b、70bの増幅率 F :積分器69a、70aのオフセット電圧(増幅器
69b、70bのオフセットも考慮する場合は、増幅器
69b、70bのオフセットを該増幅器[i9b、70
bの入力側に換算したオフセット電圧も該Fに含まれる
。) とし、添字 R:光検出器62側(被tpj定面12bへの入射光側
)に対応 S:光検出器63側(被nj定面12bからの反射光側
)に対応 とし、添字d、oについては前述の定義をそのまま採用
する。
増幅器69b 、 70bの出力電圧は、前述した(1
3)弐〜(18)式とそれぞれ対応して、 VRO” −(GR/ CR) RO” +GR−FR
Vso” = (Gs /C5) S□ ” 十Gs 
−F5VR” −(GR/CR)R” +GRφFRV
s ” = (Gs /Cs )S” +Gs  ・F
s・・・・・・ (3■) VRa”−(GR/Ca)R,+”+GR−FIl・・
・・・・ (32) Vsa”= (Gs/C5)S、+Gs  ・Fs・・
・・・・ (33) S CR CR が導出される。
(26)式に、(34)〜(37)式を代入して整理す
ると、光学的反射濃度りは、 これらの(28)〜(33)式がら と表現される。
この(38)式において、qの値は前述17たように小
さく、 の値は1%以内で選択または調整することが十分可能で
あり、したがって312定回路系の互換性をほぼ完全に
維持することができる。
本発明において、allj光部BOの構成(第1図参照
)、測定回路系の構成(第5図参照)は、上記実施例に
示した構成に限られるものではなく、誤差の検討、互換
性の検討等は具体的な構成毎に行なっ必要があるが、上
記実施例について誤差を十分に低く押え得るこ々、およ
び測定回路系の互換性がほぼ完全に維持されることが示
されたことにより、本発明の生化学分析装置で用いられ
る反射濃度計が十分にa効なものであることが裏へ1け
られる。また、」二足実施例のように埃や汚れの影響を
ほとんど無視し得るように構成すると、装置の使用前の
〆n掃等に払うべき注意2手間がかなり緩和される。ま
た、本発明の生化学分析装置に用いられる濃度計は、第
1図に示した一例に限られるものではなく具体的には種
々に構成し得るものであることはもちろんである。
次に、検mn記憶手段73(第1図参照)に記憶される
検量線の求め方について説明する。
第6図は検量線の求め方、および求められた検量線の一
例を示した図である。
多数の被検査液A、  B、  C,・・・・・・を用
意し、これまでに既に確立された生化学分析方法等を用
いて、多数の被検査液A、  B、  C1・・・・・
・中にそれぞれに含まれる所定の生化学物質の物質濃度
Ca。
Cb、Cc、・・・・・・を求める。また同一の被検査
液A、  B、  C,・・・・・・を本生化学分析装
置lO(第7図参照)を用いて長尺テスj・フィルムに
12上に点着し、上記(6)式に従っ”C光学反射a度
Da、Db。
De、・・・・・・を求める。このようにして各被検査
液A、B、C1・・・・・・について物質濃度Cと光学
的反射濃度りを求めることにより、第6図の実線で示ず
検量線が求められる。このグラフは、物質濃度Cが大き
くなると、点着役所定時間を経過後の光学的反射濃度り
の値が大きくなることを示している。ここでは、かぶり
濃度を基準と12だ光学的反射濃度りを用い“Cいるた
め、図に示すように、検量線は原点(光学的反射濃度1
)(縦軸)−〇と物質濃度(横軸)−〔〕との交点)を
通ることになる。
尚、前述したように、点着直前(被測定部12aが乾い
た状態)と点着直後(被測定部12aが湿った状態)と
でわずかに濃度変化を生ずることがあるため、この場合
には厳密には原点を通らないこともあるがほとんど無視
し、でも差1.つかえない。
このようにして、多数の生化学物質のそれぞれについて
それぞれ対応する検量線が求められる。
求められた検量線は第1図に示す検量線記憶手段74に
記憶され、必要に応じて本発明の#tin線校正手段の
一例としての検量線校正回路73に送られる。
ところで、第1図の検量線記憶手段γ4に記憶される検
量線は、他の生化学分析装置で求められたものであって
もよい。たとえば同一種類の生化学分析装置10(第7
図参照)をメーカーとユーザーの双方に用意し、メーカ
ーにある生化学分析装置(標準生化学分析装置)と、メ
ーカーにある標準の特性を有するテストフィルム(標準
テストフィルム)とを用いて、メーカーにおいて検量線
(標準検量線)を求め、この標準検量線をユーザーに提
供してユーザーにある生化学分析装置10(対象生化学
分析装置)の検量線記憶手段74(第1図参照)に記憶
するようにしてもよい。
また、長尺テストフィルムのロフト間の特性差を補正し
て正1.い測定値を得るために次の方法が採用される。
尚、標準生化学分析装置と対象生化学分析装置との機差
は、上記ロット間の特性差に比較して十分に小さいため
無視する。
まず、その特性が常に一定で安定している、たとえば動
物の体液を基にしてその成分を調整した校正用標準液を
用意し、メーカーにおいて標準生化学分析装置と標準テ
ストフィルムとを用いて検量線(これを「標準検量線」
と呼ぶ)を求めた際に、該校正用標準液を標準テストフ
ィルムに点着して標準生化学分析装置による光学的反射
濃度D1を求めておく。
ここで、用意する校正用標準液は校正すべき各検量線毎
に一種類でよく、安定した校正を行なうことのできる高
濃度側のものが用いられる。
次に、上記標準テストフィルムとロットの異なる、対象
テストフィルムを製造した際に、上記校正用標準液を該
対象テスト、フィルムに点着して標準生化学分析装置に
よる光学的反射濃度D2を求め、これらの濃度DI r
 D2の比率D2/D!を特性値として、該対象テスト
フィルムのフィルム巻取カセット1B(第7図、第9図
参照)にバーコード18cとして記録した後、カセット
15.18に巻回された対象テストフィルムをユーザー
に提供する。尚、ここではテストフィルムの製造ロフト
毎に特性値を記録する例について説明しているが、同一
製造ロフト内においても特性が異なる場合があるときは
、同一もしくは類似の特性を有するテストフィルムのグ
ループ毎に上記のような測定を行ない、それぞれのグル
ープに対応した特性値を記録してもよいことは言うまで
もない。この場合、それぞれのグループがひとつのロッ
トとして観念される。
ユーザーでは該対象テストフィルムを対象生化学分析装
置にセットすることにより、フィルム巻取カセット1G
に付されたバーコードleaがバーコードリーダー59
(第9図参照)により読み取られ、上記特性値(比率D
z/D皇)が第1図に示す検量線校正回路73に入力さ
れる。検量線校正回路73では、この特性値に基づいて
、検量線記憶手段74から入力された標準検量線に特性
値(比率D2/Dz)を掛は算することにより校正検量
線が求められる。
第6図の実線のグラフは標準検量線を示しており、破線
のグラフは校正検量線を示している。校正用標準液につ
いて標準生化学分析装置および標準テストフィルムを用
いて測定したとき、光学的反射濃度がDl、したがって
標準検量線を用いて物質濃度に変換したとき該物質濃度
としてchという値が求められたとする。次にこの校正
用標準液について標準生化学分析装置および対象テスト
フィルムを用いて測定したとき、光学的反射濃度がD2
を示し、したがって標準検量線の各点についてD2/D
lを乗じることにより校正検量線(破線のグラフ)が求
められる。
上記特性値(比率D2 /I)l)を表わす情報として
は、必要な精度等を考慮すると、たとえばi、ooo±
0.200の範囲の数値を0.025を1ステツプとし
て表わす必要があり、したがって2桁の数値となる。こ
のように2桁の数値で済むため、フィルム巻取カセット
18に付すバーコードleeの記録およびバーコードリ
ーダー59の読取の桁数の精度は低くて済み、その分コ
ストを下げることができる。また、特性値の情報量が少
ないことにより校正の精度が低下することはない。
検量線校正回路73で求められた校正検m線は物質濃度
演算回路72に人力され、物質濃度演算回路72では校
正検量線に基づいて、信号S3が表わす光学的反射濃度
りから物質濃度Cが求められる。
尚、上記実施例はユーザーとメーカーとに同一種類の生
化学分析装置を用意した場合について説明したが、これ
に限られるものではなく、検量線(標準検量線)を求め
た生化学分析装置自身で対象テストフィルムを用いて測
定を行なうようにしてもよいことはもちろんである。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明の生化学分析校正方
法および生化学分析装置は、濃度変化前後における検査
体への入射光、反射光の光量を測定して、光学的反射濃
度りを D−1og C(S/R) / (So /Ro ) 
]・・・・・・(39) に従って求めるようにしたことにより、白基準、黒基準
を全く不要にする。:2−ができ、白基準、黒基準の管
理も不要となる。本発明を実施1.j、−際の誤差を4
−分に小さく押えることがCき、測定回路系の互換性も
十分に確保される。また、検査体のかぶり濃度の経時変
化等も常に補正される。また、検量線が常に原点を通り
濃度測定により得たデ・−夕の処理が非常に筒中になる
また、本発明の上記のよう1ごかならず原点を通る検量
線を用いて検査体の11ット間の特性差を校正するため
の特性値、たとえば上記比率D2./D1を求めるよう
にしたため、該特性値の情報量を大幅に削減でき、しか
も校正の精度を維持することができ、その分コストダウ
ンを図ることができる。
また、一種類の校正用標準液を用いるだけで済むため、
J−記特性値を求めるための時間1手間2費用を大きく
削減することができ、このこともコストダウンにつなが
り、また低濃度側に生j″〕やす。
い校正誤差を避けて正確な第二の検量線(校正検量手段
)を求めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第7図−第9図に示す、本発明の一実施例の
生化学分析装置のインキュベータ内に組み込まれた、反
射濃度計の一例である測光部60を表わ1.た断面図、 第2図は、迷光による測定誤差のグラフ、第3A図、第
3B図は、11光部を模式的に示した説明図、 第4A図7第4B図は、それぞれ第3A図、第3B図に
対応し、埃の量と11定された濃度との対応を示すグラ
フ、 第5図は、アナログ測定回路系を示したブロック図、 第6図は、検量線の求め方、および求められた検量線の
一例を示1.た図、 第7図は、本発明の一実施例に係る生化学分析装置を示
(、た斜視図、 第8図は、第7図に示した生化学分析装置の主要部の平
面図、 第9図は、第8図のx−x’線に沿った断面の要部を示
す断面図、 第10図は、従来の生化学分析装置における検量線とそ
の検量線を校正した校正検回線とを示したグラフ、 第11図は、検査体のロット間の特性差が比較的小さい
場合の校正方法の一例を示したグラフである。 lO・・・生化学分析装置 12・・・長尺テストフィルム 12a・・・被測定部 13・・・被検査液収容手段 14a・・・点着ノズル 16e・・・バーコード 51・・・巻取室 55・・・インキュベータ 59・・・バ〜コ・−ドリーダ− 80・・・測光部 G2.63・・・光検出器 68・・・集光レンズ 89、70・・・信号処理回路 I21)・・・被測定部 14・・・点着手段 50・・・保冷庫 6I・・・光照射手段 67・・・ガラス板 71・・・光学濃度演算回路 72・・・物質濃度演算回路 73・・・検量線校正回路 74・・・検二線記憶手段 第 図 第3A図 第38図 第 図 第4A図 第4B図 フレ + イ タタ 壌 、1 すし 少 中 勿 携の( 第5図 第 図 第 図 第 図 1qv渠戊1しノ 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄および図17、補正
の内容 (1)明細書第56頁第1O行、第12行、および第1
4行rGJをrTJと訂正する。 (21第3B図を添付の第3B図と差し替える。 1゜ 2゜ 事件の表示 昭和63年 特許願 発明の名称 第314.590 3゜ 生化学分析校正方法および生化学分析装置補正をする者 事件との関係     特許出願人 任 所 神奈川県南足柄市中沼210番地名 称  (
520)冨士写真フィルム株式会社4、代理人 住 所 東京都港区六本木5−2−1 はうらいやビル7階 自発補正 第3日図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被検査液に含まれる所定の生化学物質との化学反
    応により光学的濃度変化を生じる試薬を含有する検査体
    に前記被検査液を点着して前記検査体の光学的反射濃度
    を測定することにより前記被検査液中の前記所定の生化
    学物質の物質濃度を求める生化学分析方法において前記
    検査体のロット間の特性差による測定値の変動を校正す
    る校正方法であって、 濃度変化前の前記検査体に光を照射して、該検査体に入
    射する光の入射光量R_0と該検査体から反射した光の
    反射光量S_0とを測定し、さらに濃度変化後の前記検
    査体に光を照射して、該検査体に入射する光の入射光量
    Rと該検査体から反射した光の反射光量Sとを測定し、
    該検査体の光学的反射濃度Dを、演算式 D=−log[(S/R)/(S_0/R_0)]に従
    って求める光学的反射濃度測定方法を用いて、前記所定
    の生化学物質の物質濃度が既知かつ該物質濃度が互いに
    異なる多数の被検査液のそれぞれを所定の特性を有する
    第一の検査体に点着して、該多数の被検査液に対応する
    、前記光学的反射濃度測定方法による多数の光学的反射
    濃度Dを求めることにより、該光学的反射濃度Dと前記
    物質濃度との対応を表わす第一の検量線を求め、校正用
    標準液を前記第一の検査体に点着して前記光学的反射濃
    度測定方法による光学的反射濃度D_1を求め、前記校
    正用標準液を校正の対象である第二の検査体に点着して
    前記光学的反射濃度測定方法による光学的反射濃度D_
    2を求め、これらの光学的反射濃度D_1、D_2に基
    づいて前記第一の検量線を校正するための特性値を求め
    て、該特性値を前記第二の検査体に記録しておき、 該第二の検査体を用いて前記所定の生化学物質の物質濃
    度が未知の被検査液中の該物質濃度を求める際、該第二
    の検査体に記録された前記特性値を読み取り、該特性値
    に基づいて前記第一の検量線を校正して第二の検量線を
    求め、該第二の検量線を用いて前記光学的反射濃度測定
    方法により求められた光学的反射濃度Dを前記物質濃度
    に変換するようにしたことを特徴とする生化学分析校正
    方法。
  2. (2)前記特性値が、前記光学的反射濃度D_1、D_
    2の比率D_2/D_1を表わす値であり、 前記第二の検量線が、前記第一の検量線の各物質濃度に
    それぞれ対応する各光学的反射濃度Dに該比率D_2/
    D_1を掛け算することにより求めたものであることを
    特徴とする請求項1記載の生化学分析校正方法。
  3. (3)被検査液に含まれる所定の生化学物質との化学反
    応により光学的濃度変化を生じる試薬を含有する検査体
    に前記被検査液を点着して前記検査体の光学的反射濃度
    を測定することにより前記被検査液中の前記所定の生化
    学物質の物質濃度を求める生化学分析装置において、 前記検査体に光を照射する光照射手段、 該光照射手段から前記検査体に入射する光の光量を測定
    する入射光量測定手段、 前記検査体から反射した光の光量を測定する反射光量測
    定手段、 前記検査体の濃度変化前に、前記入射光量測定手段およ
    び前記反射光量測定手段においてそれぞれ測定された入
    射光量R_0および反射光量S_0と、前記検査体の濃
    度変化後に、前記入射光量測定手段および前記反射光量
    測定手段においてそれぞれ測定された入射光量Rおよび
    反射光量Sとから、光学的反射濃度Dを、演算式 D=−log[(S/R)/(S_0/R_0)]に従
    って求める光学濃度演算手段、 所定の特性を有する第一の検査体を用いて求められた前
    記光学的反射濃度Dと前記物質濃度との対応を表わす第
    一の検量線を記憶しておく検量線記憶手段、 第二の検査体に記録された、前記第一の検量線を該第二
    の検査体に適合した第二の検量線に校正するための特性
    値を読取る特性値読取手段、該特性値読取手段で読取ら
    れた前記特性値に基づいて、前記第一の検量線を校正し
    て前記第二の検量線を求める検量線校正手段、および 該検量線校正手段で求められた前記第二の検量線を用い
    て、前記光学的反射濃度Dから前記物質濃度を求める物
    質濃度演算手段を備えたことを特徴とする生化学分析装
    置。
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