JPH02157723A - 電気光学装置 - Google Patents

電気光学装置

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JPH02157723A
JPH02157723A JP31127288A JP31127288A JPH02157723A JP H02157723 A JPH02157723 A JP H02157723A JP 31127288 A JP31127288 A JP 31127288A JP 31127288 A JP31127288 A JP 31127288A JP H02157723 A JPH02157723 A JP H02157723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monomer
substrate
electro
optical device
solvent
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Pending
Application number
JP31127288A
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Inventor
Hidekazu Kobayashi
英和 小林
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は強誘電性液晶を用いた電気光学装置に関する。
[従来の技術] 従来、強誘電性液晶を用いた電気光学装置の液晶配向法
として、有機高分子配向膜を電極基板上に形成しこの配
向膜を布で擦る方法(ラビング法)が知られている(F
erroelectrics。
1984、Vol、59.pp、137−144)。こ
の方法によれば、高分子配向膜を布でこする配向法に於
て、ナイロンを配向膜に用いた場合最も配向性が優れる
。しかしナイロンを用いた場合配向状態がツイスト状態
となり充分なコントラストを得ることができない(第3
図中点線で示した応答を参照)。第14回液晶討論会予
稿集3B117によればポリスチレン誘導体を配向膜に
用いればユニフォーム配向状態が得られる。その結果高
コントラスト高透過率の表示が可能となった(第3図中
実線参照)。
[発明が解決しようとする課題J しかしポリスチレン誘導体を用いる従来技術では、ポリ
スチレン誘導体自体が溶媒に非常に溶は易く基板に塗布
しやすい一方、液晶にも溶けてしまう欠点がある。ポリ
スチレン中に架橋剤を加えれば液晶に説けにくくなるが
、溶媒にも溶けにくくなり基板に塗布しにくくなる。
そこで本発明では、高コントラスト寓透過率表示が可能
なポリスチレン誘導体配向膜を用いた電気光学素子にお
いて信頼性の高いポリスチレン誘導体配向膜の作成法に
ついて記述する。
[!!IIIを解決するための手段] 本発明の電気光学装置は、 ■ 強誘電性液晶を用いた電気光学装置において、電極
基板に有機配向膜を形成しラビング法を組合わせる液晶
配向処理において、有機高分子モノマーあるいはその溶
液を電極基板に塗布し、その後紫外線あるいは可視光を
照射し光重合することにより有機配向膜を形成すること
を特徴とする。
■ 第1項において有機高分子モノマーがビニル基を有
する有機化合物であることを特徴とする。
■ 第1項において有機高分子モノマーが1成分ではな
く多成分を含むことを特徴とする。
■ 第1項において有機高分子モノマーがスチレン、ニ
トロスチレン、  クロロスチレン、ヒドロキシスチレ
ン、などのスチレン系化合物であることを特徴とする。
■ 第1項において有機高分子モノマーが架橋剤を含む
ことを特徴とする。
■ 第5項において架橋剤がビニル基を複数含む化合物
からなることを特徴とする。
〔作用] 本発明の上記の構成によれば、基板に配向剤を塗布する
段階では配向剤はモノマーであり、従って溶媒に溶は容
易に塗布できる。またスチレンのような粘度の低い液体
の場合では溶媒を必要とせずそのまま塗布できる。配向
剤を塗布した後溶媒を用いた場合は溶媒を除去し、紫外
線あるいは可視光を照射する。するとモノマーは光重合
し架橋剤を高分子中に取り込んで3次元構造化して不溶
化する。これにより液晶に溶けない信頼性の高い配向膜
を形成することができるのである。また配向剤を塗布す
る際溶媒を必要としないモノマーを用いれば配向膜中に
溶媒が残留する恐れもなくなり液晶の寿命が長くなる。
第1図は本発明の実施例における基本構成を示す電気光
学装置の断面図である。ここでは、配向剤モノマーとし
てスチレン、架橋剤としてエチレングリコールジアクリ
レートを用いた実施例を水電極(ITOを使用したがこ
れに限らない)2と絶縁1I(Si02を使用したがこ
れに限らない)3を設けた基板1にエチレングリコール
ジアクリレートを5%含むスチレンモノマーをスピンコ
ーターにより塗布した。この基板に4ワット紫外線ラン
プ2本で紫外線を30分照射した。こうして得られた2
枚の基板を布でこすり、こすった方向が上下基板で反平
行となる様に組み合わせた。間隙幅は2μmとしたが1
μmから10μmの間であればよい。次に液晶を封入す
るが、ここで用いた液晶は大日本インキ(株)製のDO
FOOO4である。もちろん他の液晶でもよい。光学特
性を第3図(b)に示した。図中の破線は、有機高分子
配向膜を用いた場合の光学応答を示している。
本実施例におけるコントラストは20: 1、透過率8
0%(偏光子と検光子を平行にした場合を100%とし
て)であった。従来例で有機高分子配向膜を用いた場合
のコントラストは8:1、透過率15%であるから格段
に改善されている。
実施例2 ここでは、配向剤モノマーとしてニトロスチレン、架橋
剤としてジビニルベンゼンを用いた実施例を示す。
電極(ITOを使用したがこれに限らない)2と絶縁膜
(Si02を使用したがこれに限らない)3を設けた基
板1にニトロスチレンモノマーの10wt%キシレン溶
液にジビニルベンゼンIwt%加えスピンコーターによ
り塗布した。次にこの基板を120℃で30分乾燥する
。この基板に4ワット紫外線ランプ2本で紫外線を30
分照射した。こうして得られた2枚の基板を布でこすり
、こすった方向が上下基板で反平行となる様に組み合わ
せた。間隙幅は2μmとしたが1μmから10μmの間
であればよい。次に液晶を封入するが、ここで用いた液
晶はチッソ(株)製のC81015である。もちろん他
の液晶でもよい。
本実施例におけるコントラストは15: 1、透過率7
0%であった。
実施例3 本実施例では、強誘電性液晶を用いた電気光学素子の構
造として第2図に示したような光書き込み形の素子に応
用した場合について示す。
第2図に示した素子の動作原理について説明する。電極
23および電wA30の間に電界を印加しておき、基板
31側からレーザー光を照射する。
するとアモルファスシリコン層29の抵抗が下がり液晶
層26に電界が印加される。これが動作の基本原理であ
る。まず初めにレーザー光が照射された時液晶分子が双
安定状態の第一の状態をとるように印加しておく。レー
ザー光を照射し素子全面を第一の状態とする。次にレー
ザー光が照射された時液晶分子が双安定状態の第二の状
態をとるように印加する。この状態でレーザー光をスキ
ャンすると画像を表示できるのである。
ここで問題となるのが配向Jl127の選定である。
すなわちアモルファスシリコン29を製膜する際、18
0°C付近で行なう為180℃以上で焼成する配向膜は
使えない。このため室温で製膜できる配向膜が有利とな
る。以下に実施例を述べる。
基板31に透明電極30を製膜し、更にアモルファスシ
リコン層29を製膜する。誘電体ミラー28を積層した
後ジビニルベンゼン5wt%含むスチレンをスピンコー
ドし紫外線を実施例1に従い照射した。こうして作成し
た基板の光の入/切に対するアモルファスシリコン層2
9の抵抗の変化率は10対1であり従来(5対1)に較
べ改善されている。
実施例4 本実施例では配向剤モノマーが複数成分から成る場合に
ついて述べる。配向剤モノマーとしてヒドロキシスチレ
ンおよびクロロスチレンを1=1で混合し、キシレンを
用い50wt%溶液とする。
これにジビニルベンゼンを5wt%加え基板に塗布する
。以下の処理は実施例1に同じである。用いた液晶はメ
ルク■ZLI−3489であるがこの限りではない。本
実施例におけるコントラストは15; 1、透過率は6
0%であった。
以上実施例を述べたが、配向剤モノヤーはここに述べた
ものに限らない。また、架橋剤についてもここに述べた
ものに限らない。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、架橋剤を含んだスチ
レン誘導体モノマーを基板に塗布した後紫外線で光重合
することにより、3次元構造を有する溶解しにくい配向
膜を製膜でき信頼性の高い高コントラスト高透過率の表
示素子を作成する事ができる。また光導電体を用いた光
書き込み型素子に於いては光導電体の特性を劣化させる
ことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の基本構成を表す電気光学装置の断面
図である。 1・・・基板 2・・・電極 3・・・絶縁層 4・・・配向層 5・・・液晶層 6・・・配向層 7・・・絶縁層 8・・・電極 9・・・基板 第2図は、実施例3に於ける光書き込み型電気光学装置
の断面図である。 21・・・偏光板 22・・・透明基板 23・・・透明電極 24・・・配向膜 25・・・スペーサー 26・・・液晶 27・・・配向膜 28・・・誘電体ミラー 29・・・アモルファスシリコン 30・・・透明電極 31・・・透明基板 第3図は、本発明の電気光学装置を評価する際に用いた
駆動波形と光学応答を示す図である。 第 図 (b) 第3因 書き込み光 第2図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)強誘電性液晶を用いた電気光学装置において、電
    極基板に有機配向膜を形成しラビング法を組合わせる液
    晶配向処理において、有機高分子モノマーあるいはその
    溶液を電極基板に塗布し、その後紫外線あるいは可視光
    を照射し光重合することにより有機配向膜を形成するこ
    とを特徴とする電気光学装置。
  2. (2)上記有機高分子モノマーがビニル基を有する有機
    化合物であることを特徴とする請求項1記載の電気光学
    装置。
  3. (3)上記有機高分子モノマーが1成分ではなく多成分
    を含むことを特徴とする請求項1記載の電気光学装置。
  4. (4)上記有機高分子モノマーがスチレン、ニトロスチ
    レン、クロロスチレン、ヒドロキシスチレン、などのス
    チレン系化合物であることを特徴とする請求項1記載の
    電気光学装置。
  5. (5)上記有機高分子モノマーが架橋剤を含むことを特
    徴とする請求項1記載の電気光学装置。
  6. (6)上記架橋剤がビニル基を複数含む化合物からなる
    ことを特徴とする請求項5記載の電気光学装置。
JP31127288A 1988-12-09 1988-12-09 電気光学装置 Pending JPH02157723A (ja)

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JP31127288A JPH02157723A (ja) 1988-12-09 1988-12-09 電気光学装置

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JPH02157723A true JPH02157723A (ja) 1990-06-18

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ID=18015141

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JP31127288A Pending JPH02157723A (ja) 1988-12-09 1988-12-09 電気光学装置

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JP (1) JPH02157723A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010047219A (ko) * 1999-11-18 2001-06-15 박기점 평면 발광램프 구조 및 제작방법

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