JPH02157711A - 光合分波器 - Google Patents
光合分波器Info
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- JPH02157711A JPH02157711A JP63310117A JP31011788A JPH02157711A JP H02157711 A JPH02157711 A JP H02157711A JP 63310117 A JP63310117 A JP 63310117A JP 31011788 A JP31011788 A JP 31011788A JP H02157711 A JPH02157711 A JP H02157711A
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Landscapes
- Optical Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分舒〉
本発明は、波長多重光通信等で用いられるマツ八・ツエ
ンダ光干渉計型の光合分波器に関する。
ンダ光干渉計型の光合分波器に関する。
〈従来の技術〉
光合分波器は、1本の光ファイバに複数波長の信号光を
同時に伝送させ且つ夫々の波長の信号光を独立に取り出
すための装置である。
同時に伝送させ且つ夫々の波長の信号光を独立に取り出
すための装置である。
光合分波器はその形態により、1)バルク型、2)ファ
イバ型、3)導波型、に大別することができる。バルク
型はマイクロレンズやプリズム、干渉膜フィルタ等を組
み合わせて構成するものであるが、組立調整に長時間を
要し、長期信頼度や価格の面で難がある。またファイバ
型は、光フアイバ自身を構成材料として研磨や融着・延
伸工程を経て構成されろものであるが、波長設定精度を
良好に保つことが難しい。これらに対して、導波型は、
フォトグラフィ工程により、平面基板上に一括大量形成
できる利点があり、将来型の光合分波器形態としてン上
目されている。
イバ型、3)導波型、に大別することができる。バルク
型はマイクロレンズやプリズム、干渉膜フィルタ等を組
み合わせて構成するものであるが、組立調整に長時間を
要し、長期信頼度や価格の面で難がある。またファイバ
型は、光フアイバ自身を構成材料として研磨や融着・延
伸工程を経て構成されろものであるが、波長設定精度を
良好に保つことが難しい。これらに対して、導波型は、
フォトグラフィ工程により、平面基板上に一括大量形成
できる利点があり、将来型の光合分波器形態としてン上
目されている。
第12図は、従来の代表的な導波型光合分波器である方
向性結合襞型光合分波襞の概略構成図である。同図に示
したように平面基板21上には略平行して2本の光導波
路21a。
向性結合襞型光合分波襞の概略構成図である。同図に示
したように平面基板21上には略平行して2本の光導波
路21a。
21bが形成されていると共に、夫々の光導波路21a
、21bの中間部は、互いに近接して形成され方向性結
合部21cを構成している。この方向性結合部21cは
、光導波路21aの入力ポート23aから同時に入射さ
れた2波長λ4.λ2(例えばλ、=1.3μmとλ2
=1.55μm)の信号光を、光導波路21轟の出力ポ
ート23bと光導波路21bの出力ポート24bとに完
全に分離して出力するように設計されている。この方向
性結合部21cのパワー結合比即ち方向性結合部21c
内にて光導波′ll121a側から光導波路21b側へ
と移される信号光の波長ごとの強度割合(以下単に結合
比と称する)が波長λ1に対して0%、波長λ2に対し
て100%に設定されている。
、21bの中間部は、互いに近接して形成され方向性結
合部21cを構成している。この方向性結合部21cは
、光導波路21aの入力ポート23aから同時に入射さ
れた2波長λ4.λ2(例えばλ、=1.3μmとλ2
=1.55μm)の信号光を、光導波路21轟の出力ポ
ート23bと光導波路21bの出力ポート24bとに完
全に分離して出力するように設計されている。この方向
性結合部21cのパワー結合比即ち方向性結合部21c
内にて光導波′ll121a側から光導波路21b側へ
と移される信号光の波長ごとの強度割合(以下単に結合
比と称する)が波長λ1に対して0%、波長λ2に対し
て100%に設定されている。
しかし、方向性結合部21cは、極めて構造敏感な光回
路要素であり、二つの波長で同時に希望の結合比(ここ
では、0%と100%)になるように構成するには、光
導波路コア部の寸法やコア・クラッド間の比屈折率差、
結合部の長さや間隔等の寸法精度を極めて厳格に維持し
つつ製造することが必要である。
路要素であり、二つの波長で同時に希望の結合比(ここ
では、0%と100%)になるように構成するには、光
導波路コア部の寸法やコア・クラッド間の比屈折率差、
結合部の長さや間隔等の寸法精度を極めて厳格に維持し
つつ製造することが必要である。
そこで前述した程には高寸法精度を要求されない別の導
波型光合分波器として、マツハ・ツエンダ光干渉計型光
合分波器が知られている。このマツハ・ツエンダ光干渉
計型光合分波器は、極めて接近した2波長(例えば、λ
、=1.549μm、λ、=1.551μm)の信号光
を合波あるいは分波するものである。
波型光合分波器として、マツハ・ツエンダ光干渉計型光
合分波器が知られている。このマツハ・ツエンダ光干渉
計型光合分波器は、極めて接近した2波長(例えば、λ
、=1.549μm、λ、=1.551μm)の信号光
を合波あるいは分波するものである。
第13図にその概略構成を表したように、平面基板21
上には略平行して2本の光導波路21a、21bが形成
されていると共に、夫夫の光導波路21a、21bは中
間部の2箇所で互いに近接して形成され、波長λ1.λ
2の信号光に対して略50%の結合比を有する方向性結
合部22a、22bを構成している。
上には略平行して2本の光導波路21a、21bが形成
されていると共に、夫夫の光導波路21a、21bは中
間部の2箇所で互いに近接して形成され、波長λ1.λ
2の信号光に対して略50%の結合比を有する方向性結
合部22a、22bを構成している。
この場合、波長λ、とλ2とは結合比の波長依存性を無
視できる程に極めて近接した値であるために、例えば波
長λ1とλ2との平均値の波長に対する結合比を50%
とする等によって、方向性結合部22a、22bの結合
比が決められていた。またこれらの方向性結合部22a
、22bを夫々形成した光導波1i@21a。
視できる程に極めて近接した値であるために、例えば波
長λ1とλ2との平均値の波長に対する結合比を50%
とする等によって、方向性結合部22a、22bの結合
比が決められていた。またこれらの方向性結合部22a
、22bを夫々形成した光導波1i@21a。
21b間の光路長差ΔLは、次の関係式で与えられる。
ΔL=λ1λ、/(2n・Δλ) ・=−+11n・
ΔL=λ ・N ・・・・・(2)n’ΔL=
λ、−(N+0.51 ・−・・−・(31ここで、
n:先導波路の実効屈折率 Δλ= λ −入 N:整数 である。例えば、光導波路が石英ガラス系光導波路の場
合、n=1.45であるから前記のλ、=1.549μ
m、λ、=1,551μmの場合には、ΔL=417μ
mとすれば前記の(1)〜(3)式が同時に成立する。
ΔL=λ ・N ・・・・・(2)n’ΔL=
λ、−(N+0.51 ・−・・−・(31ここで、
n:先導波路の実効屈折率 Δλ= λ −入 N:整数 である。例えば、光導波路が石英ガラス系光導波路の場
合、n=1.45であるから前記のλ、=1.549μ
m、λ、=1,551μmの場合には、ΔL=417μ
mとすれば前記の(1)〜(3)式が同時に成立する。
従ってこの場合公知の光干渉作用により、導波路21m
の入力ポート23aから入力された2波長の信号光λ1
.λ2のうちλ1は出力ポート23bから出力され、λ
2は対向側の導波路22bの出力ポート24bから分離
して取り出されるのである。
の入力ポート23aから入力された2波長の信号光λ1
.λ2のうちλ1は出力ポート23bから出力され、λ
2は対向側の導波路22bの出力ポート24bから分離
して取り出されるのである。
〈発明が解決しようとする課題〉
従来、マツハ・ツエンダ光干渉計型光合分波器は、方向
性結合部22 a、 22 bの結合比の波長依存性が
無視できる場合、即ち2つの信号光の波長λ1.λ2が
極めて近接する値を有していて夫々の波長λ1.λ2に
対する結合比が共に略50%と見なせる場合のみに有効
であると考えられてきた。つまり、信号光の波長λ、、
λ2の値に前記波長依存性を無視できなくなる程大きな
差がある場合では、出力ボート23b、24bの夫々に
波長λ4.λ2の信号光が混雑して出力されるいわゆる
り四ストークが発生して完全な合波、分波を行い得ない
という問題があった。
性結合部22 a、 22 bの結合比の波長依存性が
無視できる場合、即ち2つの信号光の波長λ1.λ2が
極めて近接する値を有していて夫々の波長λ1.λ2に
対する結合比が共に略50%と見なせる場合のみに有効
であると考えられてきた。つまり、信号光の波長λ、、
λ2の値に前記波長依存性を無視できなくなる程大きな
差がある場合では、出力ボート23b、24bの夫々に
波長λ4.λ2の信号光が混雑して出力されるいわゆる
り四ストークが発生して完全な合波、分波を行い得ない
という問題があった。
く課題を解決するための手段〉
本発明による光合分波器は、基板上に形成された2本の
光導波路と、前記光導波路の中間部の2箇所において前
記光導波路を相互に近接させることによト夫々形成され
異なる波長の2種類の光を合波或いは分波する方向性結
合部とを備え、夫々の前記方向性結合部の間の光路長差
と前記光導波路の屈折率との積が一方の前記光導波路か
ら他方の光導波路へと移される一方の前記光の波長の整
数倍且つ他方の前記光の波長の(整数上0,5)倍に設
定されると共に、前記方向性結合部のパワー結合比が前
記一方の前記光の波長に対してほぼ50%であることを
特徴とするものである。
光導波路と、前記光導波路の中間部の2箇所において前
記光導波路を相互に近接させることによト夫々形成され
異なる波長の2種類の光を合波或いは分波する方向性結
合部とを備え、夫々の前記方向性結合部の間の光路長差
と前記光導波路の屈折率との積が一方の前記光導波路か
ら他方の光導波路へと移される一方の前記光の波長の整
数倍且つ他方の前記光の波長の(整数上0,5)倍に設
定されると共に、前記方向性結合部のパワー結合比が前
記一方の前記光の波長に対してほぼ50%であることを
特徴とするものである。
く作 用〉
基板上に形成された2本の光導波路と、前記光導波路の
中間部の2箇所において前記光導波路を相互に近接させ
ることにより夫々形成され異なる波長の2種類の光を合
波或いは分波する方向性結合部とを備えた光合分波器に
おいて、一方の光導波路の一端側から導入された異なる
波長を有する211の光は、2本の光導波路の夫々の他
端側よ1各波長の光ごとに分離して取り出され、また逆
に2本の光導波路の夫々の他端側より各波長ごとに導入
された光は、一方の光導波路の一端側より合波されて取
り出されろ。この際、前記方向性結合部の結合比を、一
方の光波路から他方の光導波路へと移される光の波長に
対してほぼ50%となるように設定したことにより、こ
の光合分波器は波長差の大きい281iの光を精度よく
合波或いは分波する。
中間部の2箇所において前記光導波路を相互に近接させ
ることにより夫々形成され異なる波長の2種類の光を合
波或いは分波する方向性結合部とを備えた光合分波器に
おいて、一方の光導波路の一端側から導入された異なる
波長を有する211の光は、2本の光導波路の夫々の他
端側よ1各波長の光ごとに分離して取り出され、また逆
に2本の光導波路の夫々の他端側より各波長ごとに導入
された光は、一方の光導波路の一端側より合波されて取
り出されろ。この際、前記方向性結合部の結合比を、一
方の光波路から他方の光導波路へと移される光の波長に
対してほぼ50%となるように設定したことにより、こ
の光合分波器は波長差の大きい281iの光を精度よく
合波或いは分波する。
く実 施 例〉
以下、本発明による光合分波器の一実施例を図を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第1図はこの一実施例の概略構成を表す平面図であり、
第2図〜第4図は夫々第1図中77)A−A、 B−B
、 C−C矢視断面を表す拡大断面図である。これらの
図に表したようにシリコン基板11上には膜厚50μm
程度のS t O2系のガラス層15が形成され、且つ
このガラス層15内にはSiO−TiO系ガラスよりな
る8μm角程度の断面形状を有する2本の光導波S$l
la、llbが略平行するように設けられている。また
光導波R1111a、11bこは、夫々の中間部の2箇
所で互いに近接して形成され夫々の光導波路11a、、
llb内を進行してきた異なる波長の信号光を合波或い
は分波する方向性結合部12a、12bが形成されてい
る。つまり方向性結合部12a。
第2図〜第4図は夫々第1図中77)A−A、 B−B
、 C−C矢視断面を表す拡大断面図である。これらの
図に表したようにシリコン基板11上には膜厚50μm
程度のS t O2系のガラス層15が形成され、且つ
このガラス層15内にはSiO−TiO系ガラスよりな
る8μm角程度の断面形状を有する2本の光導波S$l
la、llbが略平行するように設けられている。また
光導波R1111a、11bこは、夫々の中間部の2箇
所で互いに近接して形成され夫々の光導波路11a、、
llb内を進行してきた異なる波長の信号光を合波或い
は分波する方向性結合部12a、12bが形成されてい
る。つまり方向性結合部12a。
12bは本実施例において、2本の光導波路11a、1
1b@間隔数μm程度に保ち且つ0.5關程度の距離に
亙って平行に配置することにより構成されている。また
2つの方向性結合部12 a、 12 bの間の一方の
光導波路11aの長さをLとすると、他方の光導波路1
1bの長さはL+ΔLと表わされこの光路長差ΔLt!
け光導波路11aより長く設定されている。ここで第1
図中下方に配設された光導波@ 11 aの左端を、異
なる波長λ8.λ2を有する2Mの光の共通の入力ボー
ト13aとして、同じく先導波路11aの図中右端を、
一方の波長λ、の光の出力ポート(以下スルーボートと
称する)13bとし、且つこのスルーボート13bの図
中上方に位置する光導波路14bの端部を分波された波
長λ2の光の出力ポート(以下クロスボートと称する)
14bと設定した場合を以下に説明する。
1b@間隔数μm程度に保ち且つ0.5關程度の距離に
亙って平行に配置することにより構成されている。また
2つの方向性結合部12 a、 12 bの間の一方の
光導波路11aの長さをLとすると、他方の光導波路1
1bの長さはL+ΔLと表わされこの光路長差ΔLt!
け光導波路11aより長く設定されている。ここで第1
図中下方に配設された光導波@ 11 aの左端を、異
なる波長λ8.λ2を有する2Mの光の共通の入力ボー
ト13aとして、同じく先導波路11aの図中右端を、
一方の波長λ、の光の出力ポート(以下スルーボートと
称する)13bとし、且つこのスルーボート13bの図
中上方に位置する光導波路14bの端部を分波された波
長λ2の光の出力ポート(以下クロスボートと称する)
14bと設定した場合を以下に説明する。
この場合前述した光路長差ΔLは従来技術と同様に次の
3式によって決められる。
3式によって決められる。
ΔL=λ、λ2/(2n・Δλ)曲・・(11n・ΔL
=λ・N ・・・・・・(2)n’ΔL=^、
−(N+0.5) ・・曲(3)n:先導波路の実効
屈折率 Δλ= λ −λ N:整数 これらの式(1)〜(3)を満たすΔLは異なるNに対
して複数決まり得るがここではそのうちの最小値を選ぶ
。このように、ΔLとして最小*−e選定するのは、第
7図の光透過強度・波長依存性曲線において、λ、とλ
2の位置が曲線の隣接した山と谷に位置するよう考慮し
てのことである。上記の「最小」の条件をはずすと、λ
、とλ2の間に別の山や谷が現れ、光合分波−としての
いわゆる通過帯域幅や阻止帯域幅の減少を招き、一般的
に望ましくないのである。
=λ・N ・・・・・・(2)n’ΔL=^、
−(N+0.5) ・・曲(3)n:先導波路の実効
屈折率 Δλ= λ −λ N:整数 これらの式(1)〜(3)を満たすΔLは異なるNに対
して複数決まり得るがここではそのうちの最小値を選ぶ
。このように、ΔLとして最小*−e選定するのは、第
7図の光透過強度・波長依存性曲線において、λ、とλ
2の位置が曲線の隣接した山と谷に位置するよう考慮し
てのことである。上記の「最小」の条件をはずすと、λ
、とλ2の間に別の山や谷が現れ、光合分波−としての
いわゆる通過帯域幅や阻止帯域幅の減少を招き、一般的
に望ましくないのである。
なお、式(1)〜(3)を厳密に解くと、Nは必ずしも
正確な整数値とはならないが、整数値からの誤差が±0
.1程度の範囲にあれば、R”llりの11数値に設定
しても実用上差し支えない。
正確な整数値とはならないが、整数値からの誤差が±0
.1程度の範囲にあれば、R”llりの11数値に設定
しても実用上差し支えない。
光合分波器に分波器としての動作を行わせろか、合波器
としての動作(t&述)を行わせるかで事情は異なるが
、整数値からの誤差が上記の範囲を越えるとクロストー
クや損失値が増大して望ましくないので、別のN値解を
求めるべきである。
としての動作(t&述)を行わせるかで事情は異なるが
、整数値からの誤差が上記の範囲を越えるとクロストー
クや損失値が増大して望ましくないので、別のN値解を
求めるべきである。
こうして本発明の光合分波器においては、光路長差ΔL
及び波長λ1.λ2が前述した式(1)〜(3)を満た
すことに加えて、方向性結合部12 a、 12 b
の結合比を波長λ2に対してのみほぼ50%と設定すれ
ばよいという点が要件であり、その結果、極めて接近し
た値の波長λ、、λ2の信号光の合波或いは分波だけに
しか適用できなかった従来のマツハ・ツエンダ光干渉計
型光合分波器の欠点を解消できるのである。
及び波長λ1.λ2が前述した式(1)〜(3)を満た
すことに加えて、方向性結合部12 a、 12 b
の結合比を波長λ2に対してのみほぼ50%と設定すれ
ばよいという点が要件であり、その結果、極めて接近し
た値の波長λ、、λ2の信号光の合波或いは分波だけに
しか適用できなかった従来のマツハ・ツエンダ光干渉計
型光合分波器の欠点を解消できるのである。
即ち前述したような本実施例の光合分波器において、方
向性結合部12 a、 12 b夫々単独の結合比の波
長特性を表した図が第5図であり、またこれらの方向性
結合部12a。
向性結合部12 a、 12 b夫々単独の結合比の波
長特性を表した図が第5図であり、またこれらの方向性
結合部12a。
12bを連結して構成した回路のスルーポート13b側
及びクロスポート14b側の夫々から出力される光の透
過強度の波長特性を夫夫表しな図が第6図及び第7図で
ある。これらの図かられかるように、スルーポート13
b側から出力される光の透過強度の波長特性は、マツハ
・ツエンダ光干渉計に特有の周期的な分布を示している
が、光の透過強度が1即ち最大となる波長はλ1は、n
・ΔL=(N+0.5)・λ。
及びクロスポート14b側の夫々から出力される光の透
過強度の波長特性を夫夫表しな図が第6図及び第7図で
ある。これらの図かられかるように、スルーポート13
b側から出力される光の透過強度の波長特性は、マツハ
・ツエンダ光干渉計に特有の周期的な分布を示している
が、光の透過強度が1即ち最大となる波長はλ1は、n
・ΔL=(N+0.5)・λ。
という条件の下にF、[依存性し、且つこの場合の夫々
の波長λ、に対応する結合比は50%とはならないので
ある。これに対しクロスポート14bから出力される光
の透過強度の波長を見ると、この透過強度が1即ち最大
となる波長λ2は、n・ΔL=N・λ2という条件の下
に単独で存在し、且つこの場合の波長λ2に対応する結
合比は50%なのである。
の波長λ、に対応する結合比は50%とはならないので
ある。これに対しクロスポート14bから出力される光
の透過強度の波長を見ると、この透過強度が1即ち最大
となる波長λ2は、n・ΔL=N・λ2という条件の下
に単独で存在し、且つこの場合の波長λ2に対応する結
合比は50%なのである。
ところで、従来のマツハ・ツエンダ光干渉計型光合分波
器では、波長λ1.λ2の値の差が極めて小さく、従っ
て夫々の波長λ1.λ2に対する結合比の差が無視でき
る程であったために、例えば波長λ1とλ2との平均値
に対する結合比を有する方向性結合部12a、 12b
を用いたとしても、スルーポート13b及びり四スポー
ト14b側に夫々波長λ2.λ2の信号光のほぼ最大の
透過強度を得ることができたのである。しかるに波長λ
とλの値の差が太き(なると波長λ2に対する結合比は
ほぼ50%に保持し得るものの波長久、に対する結合比
は50%から大きくずれて設定しなければならないので
ある。従って本発明の光合分波器のようにΔλ≧0.0
5μmという比較的大きな波長差を有する信号光にも適
用されるものにあっては、方向性結合部12a、12b
の夫々の結合比をクロスポート14b側へ出力される信
号光の波長λ2に対してのみほぼ50%(即ち50%±
5%程度)と設定しておけばよく、他に波長λ、に対す
る結合比のずれを考慮せずに極めて精密な合分波機能を
有する装置構成を得ることができる。
器では、波長λ1.λ2の値の差が極めて小さく、従っ
て夫々の波長λ1.λ2に対する結合比の差が無視でき
る程であったために、例えば波長λ1とλ2との平均値
に対する結合比を有する方向性結合部12a、 12b
を用いたとしても、スルーポート13b及びり四スポー
ト14b側に夫々波長λ2.λ2の信号光のほぼ最大の
透過強度を得ることができたのである。しかるに波長λ
とλの値の差が太き(なると波長λ2に対する結合比は
ほぼ50%に保持し得るものの波長久、に対する結合比
は50%から大きくずれて設定しなければならないので
ある。従って本発明の光合分波器のようにΔλ≧0.0
5μmという比較的大きな波長差を有する信号光にも適
用されるものにあっては、方向性結合部12a、12b
の夫々の結合比をクロスポート14b側へ出力される信
号光の波長λ2に対してのみほぼ50%(即ち50%±
5%程度)と設定しておけばよく、他に波長λ、に対す
る結合比のずれを考慮せずに極めて精密な合分波機能を
有する装置構成を得ることができる。
以下前述したような本実施例の光合分波器による実験例
を示す。まずその−例としてスルーポート(出力ポート
)13bから出力されるべき波長λ、=1.30μm、
またクロスポート(出カポ−)−)14bから出力され
るべき波長λ2=1.55μmとし、且つ石英系ガラス
製の光導波路12 a、 12 bの屈折率n=1.4
5として、これらの値を前述した式(1)〜(3)に代
入し整数N、光路長差ΔLを求めればN=3.ΔL=3
.2μmが得られる。第8図は、この値の光路長差ΔL
を有し且つ波長λ2に対する方向性結合部12a、12
bの夫々の結合比をほぼ50%としtこ本実施例による
光合分波器の実験結果を表している。つまりこの第8図
は、光導波路11aの入力ボート13aに入力する信号
光の波長を変化させていた際のスルーボート13bおよ
びりqスポート14bからのそれぞれ出力光の透過強度
波長依存性を記録した波長特性図である。波長λ、=1
.55μmでは、確かに出力光はり四スポート14bに
得られ、逆に波長λ、=1.30μmでは、出力光スル
ーポート13bに得られ、光合分波器としての動作が達
成されている。クロスポート14bに波長λ1光が漏れ
込む比率、およびスルーボート13bに波長λ2光が漏
れ込む比率、すなわちクロストーク量は、いずれも1%
以下、即ち一20dB以下と微少であった。
を示す。まずその−例としてスルーポート(出力ポート
)13bから出力されるべき波長λ、=1.30μm、
またクロスポート(出カポ−)−)14bから出力され
るべき波長λ2=1.55μmとし、且つ石英系ガラス
製の光導波路12 a、 12 bの屈折率n=1.4
5として、これらの値を前述した式(1)〜(3)に代
入し整数N、光路長差ΔLを求めればN=3.ΔL=3
.2μmが得られる。第8図は、この値の光路長差ΔL
を有し且つ波長λ2に対する方向性結合部12a、12
bの夫々の結合比をほぼ50%としtこ本実施例による
光合分波器の実験結果を表している。つまりこの第8図
は、光導波路11aの入力ボート13aに入力する信号
光の波長を変化させていた際のスルーボート13bおよ
びりqスポート14bからのそれぞれ出力光の透過強度
波長依存性を記録した波長特性図である。波長λ、=1
.55μmでは、確かに出力光はり四スポート14bに
得られ、逆に波長λ、=1.30μmでは、出力光スル
ーポート13bに得られ、光合分波器としての動作が達
成されている。クロスポート14bに波長λ1光が漏れ
込む比率、およびスルーボート13bに波長λ2光が漏
れ込む比率、すなわちクロストーク量は、いずれも1%
以下、即ち一20dB以下と微少であった。
第9図、第10図は比較のなめに、故意に本発明の主旨
とは異なる設定を方向性結合部12a、12bに施した
光合分波器の波長特性図である。第9図は、方向性結合
部12a。
とは異なる設定を方向性結合部12a、12bに施した
光合分波器の波長特性図である。第9図は、方向性結合
部12a。
12bの結合比が、スルーボート13bに取り出すべき
波長、すなわちλ=1.30μmで50%になるよう設
定してしまった場合の波長特性である。この場合、クロ
スポート14bには、本来出力されるべき波長λ2光に
加えて、波長λ1光が、数lO%も混在して取り出され
、光合分波器としての使用に耐えないことがわかった。
波長、すなわちλ=1.30μmで50%になるよう設
定してしまった場合の波長特性である。この場合、クロ
スポート14bには、本来出力されるべき波長λ2光に
加えて、波長λ1光が、数lO%も混在して取り出され
、光合分波器としての使用に耐えないことがわかった。
第10図は、方向性結合器の結合比が、λ、とλ2の中
間波長、すなわち1.43μmで50%になるような従
来と同様な設定を施した場合であるが、この場合には、
スルーボート13b1クロスポート14bのいずれにも
、本来取り出すべき波長光に加えて他波長光がlθ%程
度混在し、やはり光合分波器として不都合であることが
わかる。
間波長、すなわち1.43μmで50%になるような従
来と同様な設定を施した場合であるが、この場合には、
スルーボート13b1クロスポート14bのいずれにも
、本来取り出すべき波長光に加えて他波長光がlθ%程
度混在し、やはり光合分波器として不都合であることが
わかる。
次に前述した実験例とは逆にクロスポート14bに波長
λ、=1.30μmの光を、またスルポート13bにλ
2=1.55μmの光を取り出す場合の実験例を以下に
示す。この場合、方向性結合部12a、12bの夫々の
結合比がり四スボー1−14 bに出力されるべき光の
波長λ、=1.30μmに対してほぼ50%となるよう
に前記方向性結合部12 a、 12 bを形成すると
共に、以下の式を満たす光路長差ΔLを有する光合分波
器を用いればよいのである。
λ、=1.30μmの光を、またスルポート13bにλ
2=1.55μmの光を取り出す場合の実験例を以下に
示す。この場合、方向性結合部12a、12bの夫々の
結合比がり四スボー1−14 bに出力されるべき光の
波長λ、=1.30μmに対してほぼ50%となるよう
に前記方向性結合部12 a、 12 bを形成すると
共に、以下の式を満たす光路長差ΔLを有する光合分波
器を用いればよいのである。
ΔL=λ、λ2/(2n・△λ) ・・・・・(1)
n・ΔL=N・λ ・・・・・・(4)n・
ΔL= (N−0,5) /λ、 −・・−(5)こ
こで式+41. (51は式+2)、 (31において
λ1とλ2を入れ換え、さらにこの実験例においてはλ
くλ2であることを考慮してこれらの式が解を持つよう
に(5)式の(N+0.5)を(N−0,5)と書き換
えただけである。式(1)、 (41# (51はλ。
n・ΔL=N・λ ・・・・・・(4)n・
ΔL= (N−0,5) /λ、 −・・−(5)こ
こで式+41. (51は式+2)、 (31において
λ1とλ2を入れ換え、さらにこの実験例においてはλ
くλ2であることを考慮してこれらの式が解を持つよう
に(5)式の(N+0.5)を(N−0,5)と書き換
えただけである。式(1)、 (41# (51はλ。
=1.30μm、λ2= 1.55 μm、N=3゜Δ
L=2.7μmにおいてほぼ成立する。このような設定
条件の下に行った実験では、確かにクロスポート14b
から波長λ、の光が取り出されると共にスルーボート1
3bからは波長λ2の光が取り出され、夫々のクロスト
ーク量は1%以下、即ち一20dB以下であった。
L=2.7μmにおいてほぼ成立する。このような設定
条件の下に行った実験では、確かにクロスポート14b
から波長λ、の光が取り出されると共にスルーボート1
3bからは波長λ2の光が取り出され、夫々のクロスト
ーク量は1%以下、即ち一20dB以下であった。
またさらに波長λ、=1.50μm1波長λ2=1.5
5μmとして、クロスポー1−14 bから波長λの光
を取り出す実験の結果を表した図が第11図である。こ
の実験では、方向性結合部12 a、 12 bの夫々
の結合比を、クロスポート14bから出力されるべき、
波長λ2に対してほぼ50%となるようにし、且つ式f
tl 、 (21# (alより求めた光路長差ΔL=
15μm(このときN=141で光合分波器を構成すれ
ばよい。同図に示されたように、スルーボート13 b
からは波長λ、=1.50μmの光が、またクロスポー
ト14bからは波長λ、=1.55μmの光が取り出さ
れ、クロストーク量は1%以下、即ち一20dB以下で
あった。
5μmとして、クロスポー1−14 bから波長λの光
を取り出す実験の結果を表した図が第11図である。こ
の実験では、方向性結合部12 a、 12 bの夫々
の結合比を、クロスポート14bから出力されるべき、
波長λ2に対してほぼ50%となるようにし、且つ式f
tl 、 (21# (alより求めた光路長差ΔL=
15μm(このときN=141で光合分波器を構成すれ
ばよい。同図に示されたように、スルーボート13 b
からは波長λ、=1.50μmの光が、またクロスポー
ト14bからは波長λ、=1.55μmの光が取り出さ
れ、クロストーク量は1%以下、即ち一20dB以下で
あった。
以上の実施例或いは実験例では、いずれも共通ボートで
ある入力ボート13aから入力された2波長を出力ボー
ト13b、14bに夫々に分離して取外出す分波動作の
みを説明したが、逆方向に動作させれば合波動作が得ら
れることは当然である。また、入力ポート13aから1
4aに替えると、出力ボート13b。
ある入力ボート13aから入力された2波長を出力ボー
ト13b、14bに夫々に分離して取外出す分波動作の
みを説明したが、逆方向に動作させれば合波動作が得ら
れることは当然である。また、入力ポート13aから1
4aに替えると、出力ボート13b。
i4bの役割も入れ替わることになる。
ところで上記実1!!1例では、先導波路として、シリ
コン基板上の石英系単一モード光導波路を扱っrコが、
本発明はこれに限定されるものではなく、他材料系の先
導波路でも適用対象になる。例えば、多成分ガラス基板
やニオブ酸リチウム結晶基板上に金属イオン拡散技術に
より作製されるイオン拡散導波路にも本発明を適用でき
る。材料系の違いにより光導波路の屈折率nも異なるの
で、この点を考慮して式(1)、 +21. +31或
いは式(1) 、 (41、(5)等を扱う必要のある
ことは、もちろんである。また、上記実施例では、最も
一般的な導波型マツハ・ツエンダ光干渉計@略パターン
を基本としたが、本発明は、このパターンに限定される
ものではなく、多様な変形パターンを、それぞれの事情
に応じて採用できることができる。
コン基板上の石英系単一モード光導波路を扱っrコが、
本発明はこれに限定されるものではなく、他材料系の先
導波路でも適用対象になる。例えば、多成分ガラス基板
やニオブ酸リチウム結晶基板上に金属イオン拡散技術に
より作製されるイオン拡散導波路にも本発明を適用でき
る。材料系の違いにより光導波路の屈折率nも異なるの
で、この点を考慮して式(1)、 +21. +31或
いは式(1) 、 (41、(5)等を扱う必要のある
ことは、もちろんである。また、上記実施例では、最も
一般的な導波型マツハ・ツエンダ光干渉計@略パターン
を基本としたが、本発明は、このパターンに限定される
ものではなく、多様な変形パターンを、それぞれの事情
に応じて採用できることができる。
さらに上記実施例では、基板上に個別の光合分波器が形
成されている例を扱ったが、同一基板上に多数個の光合
分波器がアレイ状に形成される場合や、基板上や基板端
部に受光・発光素子を直接搭載するハイブリッド光集積
回路の要素として本発明を適用できろことは、もちろん
であり、むしろそのような@種化の分身にこそ本発明の
光合分波器は真価を発揮すると言える。
成されている例を扱ったが、同一基板上に多数個の光合
分波器がアレイ状に形成される場合や、基板上や基板端
部に受光・発光素子を直接搭載するハイブリッド光集積
回路の要素として本発明を適用できろことは、もちろん
であり、むしろそのような@種化の分身にこそ本発明の
光合分波器は真価を発揮すると言える。
<5@明の効果〉
本発明の光合分波器によれば、マツハ・ツエンダ光干渉
計回路を用いて、異なる波長の2種の光を合波或いは分
波するtAli!構成において、2つの方向性結合器の
間の光路長差と前記光導波路の屈折率との積が一方の前
記光導波路から他方の先導波路へと移される一方の前記
光の波長のa数倍且つ他方の光の波長の(整数±0.5
)倍に設定すると共に、前記方向性結合器のパワー結合
比を前記一方の前記光の波長に対してほぼ50%とした
ことにより、従来不可能であった大きな波長差を有する
2種の光の合波或いは分波が実現できる。
計回路を用いて、異なる波長の2種の光を合波或いは分
波するtAli!構成において、2つの方向性結合器の
間の光路長差と前記光導波路の屈折率との積が一方の前
記光導波路から他方の先導波路へと移される一方の前記
光の波長のa数倍且つ他方の光の波長の(整数±0.5
)倍に設定すると共に、前記方向性結合器のパワー結合
比を前記一方の前記光の波長に対してほぼ50%とした
ことにより、従来不可能であった大きな波長差を有する
2種の光の合波或いは分波が実現できる。
また従来の光合分波器が2つの波長に対して同時に0%
及び100%の結合比を満足させるために、極めて高い
製作精度を要求していたのに対し、本発明の光合分波器
では一方の波長でほぼ50%の結合比を満すればよく、
その製作精度は1桁近く緩和されるため、作業の効率化
が計れ大幅なコスト低減が実現する。
及び100%の結合比を満足させるために、極めて高い
製作精度を要求していたのに対し、本発明の光合分波器
では一方の波長でほぼ50%の結合比を満すればよく、
その製作精度は1桁近く緩和されるため、作業の効率化
が計れ大幅なコスト低減が実現する。
第1図は本発明によろ光合分波器の一実施例を表す概略
構成平面図、第2図〜第4図は夫々第1図中のA−A矢
視、B−B矢視、C−C矢視の各概略構成断面図、第5
図は結合比の波長特性図、第6図はスルーボートから出
力されろ光の透過強度の波長特性図、第7図はクロスボ
ートから出力される光の透過強度の波長特性図、第8図
〜第11図は種々の設定条件1ζおいてスルーポート及
びクロスボー1・から出力される光の透過強度の波長特
性図、第12図は従来の導波型光合分波器の一例を表す
概略構成平面図、第13図は従来のマツハ・ツエンダ光
干渉計型光合分波器の一例を表す概略構成平面である。 図面中、11はシ’J :l :/基板、11 a、
1 l bは光導波路、12 a、 12 bは方向
性結合部、13a、14mは入力ポート、13bはスル
ーポート(出力ボート) 14bはクロスボート(出
力ボート) 15はガラス層である。
構成平面図、第2図〜第4図は夫々第1図中のA−A矢
視、B−B矢視、C−C矢視の各概略構成断面図、第5
図は結合比の波長特性図、第6図はスルーボートから出
力されろ光の透過強度の波長特性図、第7図はクロスボ
ートから出力される光の透過強度の波長特性図、第8図
〜第11図は種々の設定条件1ζおいてスルーポート及
びクロスボー1・から出力される光の透過強度の波長特
性図、第12図は従来の導波型光合分波器の一例を表す
概略構成平面図、第13図は従来のマツハ・ツエンダ光
干渉計型光合分波器の一例を表す概略構成平面である。 図面中、11はシ’J :l :/基板、11 a、
1 l bは光導波路、12 a、 12 bは方向
性結合部、13a、14mは入力ポート、13bはスル
ーポート(出力ボート) 14bはクロスボート(出
力ボート) 15はガラス層である。
Claims (1)
- 基板上に形成された2本の光導波路と、前記光導波路
の中間部の2箇所において前記光導波路を相互に近接さ
せることにより夫々形成され異なる波長の2種類の光を
合波或いは分波する方向性結合部とを備え、夫々の前記
方向性結合部の間の光路長差と前記光導波路の屈折率と
の積が一方の前記光導波路から他方の光導波路へと移さ
れる一方の前記光の波長の整数倍且つ他方の前記光の波
長の(整数±0.5)倍に設定されると共に、前記方向
性結合部のパワー結合比が前記一方の前記光の波長に対
してほぼ50%であることを特徴とする光合分波器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63310117A JP2557966B2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | 光合分波器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63310117A JP2557966B2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | 光合分波器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02157711A true JPH02157711A (ja) | 1990-06-18 |
JP2557966B2 JP2557966B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=18001382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63310117A Expired - Lifetime JP2557966B2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | 光合分波器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2557966B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002228862A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-14 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 平面光導波路型マッハツェンダー回路および該平面光導波路型マッハツェンダー回路を用いた平面光導波回路ならびに光合分波器 |
EP1249718A2 (en) * | 2001-04-11 | 2002-10-16 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical multiplexer based on interferometer with couplers |
US6804430B2 (en) | 2001-05-30 | 2004-10-12 | The Furukawa Electric Co., Ltd | Optical multiplexer/demultiplexer |
JP2009211032A (ja) * | 2008-02-08 | 2009-09-17 | Oki Electric Ind Co Ltd | 光合分波素子 |
JP2010262314A (ja) * | 2010-08-11 | 2010-11-18 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 平面光導波回路およびそれを用いた光合分波器 |
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JPS62297723A (ja) * | 1986-06-17 | 1987-12-24 | Nec Corp | 波長多重分波素子 |
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JPS63148207A (ja) * | 1986-12-12 | 1988-06-21 | Nec Corp | 光多重分波素子 |
-
1988
- 1988-12-09 JP JP63310117A patent/JP2557966B2/ja not_active Expired - Lifetime
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EP1249718A2 (en) * | 2001-04-11 | 2002-10-16 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical multiplexer based on interferometer with couplers |
KR20020079577A (ko) * | 2001-04-11 | 2002-10-19 | 후루까와덴끼고오교 가부시끼가이샤 | 광합분파기 |
US6728447B2 (en) | 2001-04-11 | 2004-04-27 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical multiplexer/demultiplexer |
EP1249718A3 (en) * | 2001-04-11 | 2004-12-01 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical multiplexer based on interferometer with couplers |
US6804430B2 (en) | 2001-05-30 | 2004-10-12 | The Furukawa Electric Co., Ltd | Optical multiplexer/demultiplexer |
JP2009211032A (ja) * | 2008-02-08 | 2009-09-17 | Oki Electric Ind Co Ltd | 光合分波素子 |
JP2010262314A (ja) * | 2010-08-11 | 2010-11-18 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 平面光導波回路およびそれを用いた光合分波器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2557966B2 (ja) | 1996-11-27 |
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