JPH02157356A - 年輪を有する化粧材とその製造方法 - Google Patents

年輪を有する化粧材とその製造方法

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JPH02157356A
JPH02157356A JP30864688A JP30864688A JPH02157356A JP H02157356 A JPH02157356 A JP H02157356A JP 30864688 A JP30864688 A JP 30864688A JP 30864688 A JP30864688 A JP 30864688A JP H02157356 A JPH02157356 A JP H02157356A
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JP
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decorative
wood
timber
cutting
block
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JP30864688A
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Hideo Miyazawa
秀雄 宮澤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は床、壁、天井等の建築物、船舶、車両等の内装
用建材あるいは机、テーブル等の家具類の天板材等に使
用される年輪を有する化粧材とその製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、木質材料を基材とした内装用建材としては、基材
に化粧紙を貼着し上塗り塗料を塗布したラミネートプリ
ント板材、基板に口止塗料、下塗り塗料を塗布した後、
模様印刷し上塗り塗料を塗布したダイレクトプリント板
材、基材に天然銘木単板を貼着し上塗り塗料を塗布した
天然銘木単板オーバーレイ板材、基板に樹脂含浸紙を貼
着した樹脂含浸紙オーバーレイ板材、あるいは基板に合
成樹脂フィルムを貼着した樹脂フィルムオーバーレイ板
材等種々あるが、いずれも基材上面に合成樹脂層が形成
されており、この合成樹脂層により基材の木質材料が本
来持っている湿度調節機能が阻害されているとともに、
木材の外観が得られない、このようなものとして、実公
昭56−38085号公報が知られている。
これは紙パルプ製品または半製品の廃棄物をセメント質
100重量部に対し1〜15重量部均一分散したセメン
ト質マトリックス中に、集中処理を施したガラス単繊維
集合束をこのガラス単繊維集合束の繊維長方向が建築板
の縦横の二次元平面と実質的に平行な面に広がるように
二次元的に分散配合させ、これによって繊維模様が外側
に現れるようにしたものである。しかし、これは廃棄物
をガラス繊維強化処理した加工板であって、湿度調節機
能が阻害されているとともに近年の本物趣向に則さない
という難点があった。
そこで、本物の年輪の様に表すようにした年輪パネルが
実公昭61−187112号公報で提案されている。こ
れは合成樹脂に無機物を調合して形成した混合層、合成
樹脂単独で形成した合成樹脂層、無機物単独で形成した
無機物層のうち、いずれかの層単独で、あるいは上記各
層の複数の組合せで強化層を形成し、この強化層に年輪
材をその断面がみえるように埋め込み配設すると共に、
その表面を非吸湿性の透明層で被覆することにより、年
輪を外側に表すようにしたものである。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来技術においては、年輪材を混合層、合成樹脂層
あるいは強化層と組み合わせて、埋め込み配置している
のであるため、加工処理材としての外観を呈し、湿度調
節機能が阻害されるとともに本物趣向に則さない上に、
年輪材の埋め込み加工が面倒でコスト高になるという問
題があった。
そこで、本発明は湿度調節機能を有するとともに木材の
木口切断面の年輪を美麗に表すことのできる年輪を有す
る化粧材とその製造方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は木材をその軸方向に対し斜めに横切断してなる
木口面の年輪を化粧面とした年輪を有する化粧材である
また、本発明は木材をその軸方向に対し斜めに横切断し
てなる年輪を有する化粧材の製造方法である。
(作 用) 本発明は木材の軸方向に対し斜めに横切断された木口面
に円輪が租の状悪で太く表れて美的であり、適宜厚さに
斜め横切断されたブロック自体で十分な強度が得られる
(実施例) 以下、本発明の一実施例と添付図面を参照して説明する
第3(A)図に示すように、十分に乾燥した木材を丸鋸
、プレーナ等で仕上げて角材形の木材製材1を形成し、
この木材製材lをその軸線2に対し角度αの斜め方向か
ら二点鎖線のように一定の厚さLによって横切断するこ
とによって、第1(A)図に示す化粧ブロック3を形成
する。この化粧ブロック3は表裏の木口面4.4Aに円
輪5が部分的に表れる。この場合、円輪5の木目間隔C
は第3(A)(B)(C)図に示すように軸線2に対す
る斜め横切断の角度をαくα′くα″と順次大きくする
ことによって第1 (A)(B)(C)図に示すように
c<c’ <c″と順次大きくなって表れるとともに、
強度を増す。
したがって、軸線2に対し直角に横切断しな木口面の円
輪より大きな木目間隔で表される。
また、化粧ブロック3の厚さは第2(A)図。
第3(B)(C)図のようにL<L’<L”のように任
意に選定できとともに、その平面形状も第2(B)図の
ような円形状あるいは第2(C)図のような三角形など
任意に選定することができる。また第1図では木材製材
1を斜め横切断するようにしたが製材前の木材を一定の
厚さで斜め横切断した後に任意の平面形状に仕上げるよ
うにしてもよい。化粧ブロック3の厚さは強度面を考慮
して5mm〜100mm程度が好ましく、幅は作業面、
経済性を考慮して40mm〜300mm程度が好ましい
、また傾斜角度は5°〜45°程度が好ましい。
このようにして得られた同一厚さおよび大きさを有する
化粧ブロック3群を第4(A)図に示すようにその木口
面4を表面にして順次並列配置して棒状の取付は材6に
接着する。
この場合化粧ブロック3の側面7を傾斜面とし、この傾
斜状側面7同志を突き合わせて並列配置している。第4
(B)図では化粧ブロック3群を千鳥状に並列配置して
取付は材6に接着している。第4(C)図では同一の厚
さで大きさが異なる化粧ブロック3群をその木口面4を
表面にして組み合わせながら順次並列配設し平板状の取
付は材8に接着して化粧板を形成している。
第5 (A>(B)(C)図は化粧ブロック3を取付は
材8を用いないで一体化したものであり、化粧ブロック
Cの左右下部に凹部9と凸部10とを接着剤により嵌合
接者するとともに、前後上部に凹部9と凸部10とを嵌
合接着して一体化したものである。
上記のように本実施例においては、木材を斜め横切断し
てなる木口面4の円輪5を表面とした化粧材であるため
、木材を直角に横切断したものに比べ円輪5の間隔が大
きく、かつ太く表れ、美的な化粧材となる。また木材の
年輪に対し斜めに切断され、かつ化粧ブロック3の側面
に表れる柾目11が木口面4に加わる力に対し十分な強
度が得られる。さらに木口面4は木材の軸線2に対して
斜めに横切断されるため、この横切断方向に沿って円輪
5の傾斜方向に逆らうことなく鉋による仕上げ加工を容
易にすることができる。また、木材を斜め横切断するも
のであるため、木材の廃材から化粧ブロックを得ること
ができ経済的であるとともに、湿度調節機能を有し、素
人でも化粧ブロックを好みの模様に応じて容易に配置し
て接着できる。
ヒバ材を丸鋸又はブレーナで仕上げて長さ1m幅100
mmの角材形の木材製材を形成し、この木材製材を4身
の帯鋸を用いて厚さ10mmの間隔で軸線に対し10”
の角度で斜め横切断して多数の化粧ブロックを形成し、
これをその木口面を表面として木質材料の基材に顔次並
列しながら接着剤により接着した。
第6図は木材製材1の軸線2に対し直角に横切断して第
7図に示す化粧ブロック12にを形成し、この木口面1
3の円輪14を表面として用いるようにしたものであり
、この例においても湿度調節機能を有し、本物趣向に則
した化粧材を得ることができる。
なお本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の範囲内において稽々の変形実施が可能である0例
えば取付は材と化粧ブロックの接着は粘着テープ等を用
いてもよく、また化粧ブロック群の配置状態等は適宜選
定すればよい、また化粧ブロックの木口面には透明な被
膜層を塗装により形成してもよい。
(発明の効果) 本発明は木材をその軸方向に対し斜めに横切断してなり
、その木口面の年輪を化粧面とすることにより、湿度調
節機能を有するとともに木材の木口切断面の年輪を美麗
に表すことのできる年輪を有する化粧材とその製造方法
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1 (A)(B)(C)図及び第2(A)(B)(C
)図は化粧ブロックの斜視図、第3 (A)(B)(C
)図は木材の斜め横切断状態を示す概略説明図、第4 
(A)(B)(C)図は化粧ブロックを取付は材に固定
した状態を示す斜視図、第5 (A)(B)(C)図は
化粧ブロック群を一体化した状態を示し。 第5(A)図は正面図、第5(B)図は第5(A)図の
A−A線断面図、第5(C)図は第5(A)図のB−B
線断面図、第6図、第7図は本発明の他の実施例を示し
、第6図は概略説明図、第7図は化粧ブロックの斜視図
である。 1・・・木材製材(木材) 2・・・軸線 4 4A・・・木口面 5・・・円輪(年輪) 手続補正書 自 発 5、補正の対象 明 細 書 平成元年1月20日 6、補正の内容 明細書中第8頁第1行目 「側面に表れる柾 目11が」 とあるを r@面に斜めに表れる柾目 ■ 事件の表示 11が1 に補正します。 昭和63年特許願第308646号 発明の名称 年輪を有する化粧材とその製造方法 3、補正をする者

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)木材をその軸方向に対し斜めに横切断してなる木
    口面の年輪を化粧面として形成したことを特徴とする年
    輪を有する化粧材。
  2. (2)木材をその軸方向に対し斜めに横切断してなる年
    輪を有する化粧材の製造方法。
JP30864688A 1988-12-06 1988-12-06 年輪を有する化粧材とその製造方法 Pending JPH02157356A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30864688A JPH02157356A (ja) 1988-12-06 1988-12-06 年輪を有する化粧材とその製造方法

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JP30864688A JPH02157356A (ja) 1988-12-06 1988-12-06 年輪を有する化粧材とその製造方法

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JPH02157356A true JPH02157356A (ja) 1990-06-18

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ID=17983571

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JP30864688A Pending JPH02157356A (ja) 1988-12-06 1988-12-06 年輪を有する化粧材とその製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0566139U (ja) * 1992-02-17 1993-08-31 秀雄 宮澤 木目を有する化粧材

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52154504A (en) * 1976-06-17 1977-12-22 Masahisa Takahashi Method of producing decorating building material
JPS62154504A (ja) * 1985-12-27 1987-07-09 田中貴金属工業株式会社 電気信号伝送用遮蔽型フラツトケ−ブル

Patent Citations (2)

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