JPH02156984A - ふとん用殺ダニ乾燥装置 - Google Patents

ふとん用殺ダニ乾燥装置

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JPH02156984A
JPH02156984A JP31262888A JP31262888A JPH02156984A JP H02156984 A JPH02156984 A JP H02156984A JP 31262888 A JP31262888 A JP 31262888A JP 31262888 A JP31262888 A JP 31262888A JP H02156984 A JPH02156984 A JP H02156984A
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JP
Japan
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concentration
time
acaricide
point
warm air
Prior art date
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Pending
Application number
JP31262888A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsushi Kawai
満嗣 河合
Toshihisa Hamada
浜田 利久
Tetsuya Masutani
哲也 桝谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Priority to JP31262888A priority Critical patent/JPH02156984A/ja
Publication of JPH02156984A publication Critical patent/JPH02156984A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はふとん中に寄生するダニを全滅すると同時にふ
とんを乾燥するふとん用殺ダニ乾燥装置に関する。
(従来の技術) ふとん中に寄生するダニを殺す方法としては、加熱して
温度上昇させるのが一般的であり、従来はふとんの丸あ
るい乾燥、天日による乾燥、ふとん乾燥機による熱風の
吹き付は等を行っている。
(発明が解決しようとする課題) 上述する従来の加熱による殺ダニ方法は、いずれもふと
ん内部を50℃以上に昇温させなければダニを全滅でき
ないので、時間が長くかかったり、冷めるのに時間を要
して再使用に当たって不便は免れ得ないものである。
また、高温の熱風を吹き付けるものは時間短縮が可能で
あるが、部屋の温度上昇など周囲に対する配慮が必要で
あって必ずしも便利では無く、しかも現状ではダニを効
率良く殺すための温度と時間の関係すら科学的に解明さ
れていないので、経験的に余裕を持った長い時間をかけ
て50℃以上の温風を吹き付けるようにしており、従っ
て無駄な点が非常に多かった。
このような問題点に対処して本発明は効率的かつ確実に
ダニを全滅させ得る方法について多くの実験を重ねた結
果、ここに発明するに至ったものであって、特に1発性
を有する殺ダニ剤と温風とを同時にダニを作用させるこ
とによって効率良く、かつ確実にダニの全滅を可能なら
しめ、もって衛生面の高揚を簡易な装置の使用によって
果たさせようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成せしめるために添付図面を参照
して明らかな如く、ふとん用殺ダニ乾燥装置として、ふ
とんαψを密封状態で収納し得るふとん袋などのふとん
収納器(1)、加熱装置(3)と送風機(4)とからな
る温風送給装置(2)、該温風送給装置(2)と前記ふ
とん収納器(1)とを接続する空気通路(5)、該空気
通路(5)中に殺ダニ剤を供給し温風中に蒸散せしめる
殺ダニ剤供給装置(6)、温風の温度及び送給時間なら
びに温風中の殺ダニ剤濃度(μl /cc)を制御する
制御系(8)を備えてなり、前記制御系(8)は、温風
温度を40℃に保持するとともに、殺ダニ剤濃度(μβ
/cc)をo、oos以上、送給時間を1時間以上で、
かつ、前記濃度の増減に対して送給時間を所定の関係で
短長制御せしめる如(形成してなることを特徴とする。
また、請求項2の発明については、前記殺ダニ剤がテル
ペン系精油及びテルペン系化合物から選ばれた1種であ
り、前記制御系(8)が、殺ダニ剤濃度(μl /cc
)を縦軸、送風時間(H)を横軸とじた座標上において
濃度0.05.時間1.0の点(() 、Fi度0.0
シ時間3.0の点(0)及び濃度0.005.時間6.
0の点(ハ)を結ぶ直線を基準として、該直線よりも上
方の領域の濃度1時間の関係を保持する如く制御する構
成としたものである。
一方、請求項3は殺ダニ剤をハツカ油又はLメントール
に特定したものである。
(作用) ふとんを乾燥させるための温風中に殺ダニ剤を揮散させ
ることによって乾燥と同時に殺ダニが可能であり、その
場合、温風温度は40℃であるので、自然冷却に長時間
を要さず、短時間で再使用が可能である。
さらに40℃に温度を特定したことによって殺ダニ剤の
消費が少なくて短時間でダニの全滅をはかることができ
、しかも時間と殺ダニ剤濃度との関係だけを制御するれ
ば良いので簡単なシステムで対応し得る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する
第1図は本発明の1例を略示していて、(1)はふとん
収納器で例えば立方形状をなすふとん袋等が挙げられ、
厚手で織目が細かく若干の通気性を持つ織布によって上
面にふとんα0)を出し入れするためのファスナーαυ
付開閉蓋を有する袋に形成している。
(2)は温風供給装置で電気ヒータからなる加熱装置(
3)と送風機(4)とを備えていて、送風機(4)の風
量と加熱装置(3)の加熱能力とを調節して40℃一定
の温風を送給し得るよう形成している。
この温風供給装置(2)の吹出口とふとん収納器(1)
の側面に設けた温風取入口とを可撓管等からなる空気通
路(5)によって接続せしめていて、温風供給装置(2
)から吹出す40℃の温風をふとん収納器0υ内に強制
送給し得るようになっている。
上記空気通路(5)に関連させて殺ダニ剤供給装置(6
)を付設せしめているが、この殺ダニ剤供給装置(6)
は例えば空気通路(5)の途中に横断させて配設したフ
ィルタ装置が用いられて、難燃紙からなるハニカムフィ
ルタ(7)を可撓管の側方から気密を保たせてシャッタ
ー状に挿脱し得るよう形成していて、このハニカムフィ
ルタ(7)にハツカ油、L−メントールなどのテルペン
系精油及びテルペン系化合物からなる殺ダニ剤を含浸せ
しめている。
なお、前記供給装置(6)としては液状の殺ダニ剤を空
気通路(5)内に噴霧させるノズル方式、殺ダニ剤をペ
レット状に加工して空気通路(5)中に挿入し揮散させ
る定置方式など種々の装置を適用し得る。
しかして前記温風供給装置(2)の運転を制御するため
に制御系(8)を備えているが、この制御系(8)は濃
度検知器、設定時間を調節し得るタイマ、運転リレーを
主要部材として備えており、ふとん収納器(1)内に配
設した濃度センサ(9)が検出した温風中の殺ダニ剤濃
度(μl /cc)に対応して濃度が高いときはタイマ
の設定時間を短く、逆に低いときは長く設定替えするよ
う作動し、この設定時間で送風機(4)を運転させるよ
うになっている。
この場合の濃度−時間の関係は第2図に示される通りで
あって、第2図はケナガコナダニの死滅確認試験の結果
にもとづく線図であって、殺ダニ剤として植物精油中の
ハツカ油を使用した場合、縦軸にハツカ油濃度(μl 
7cc)、横軸に経過時間(1))をそれぞれとって、
ハツカ油が含有された40℃の雰囲気中でダニが全滅す
る条件を表したものである。
すなわち、図の座標上において、濃度0.05.経過時
間1時間の点(イ)と、濃度0.01.経過時間3時間
の点(0)と、濃度0.005 、経過時間6時間の点
(ハ)との3点を順次結ぶ直線を基準として、この直線
よりも上の領域(A)における濃度、経過時間の関係が
成立するように濃度に対する時間の設定を行えば、40
℃の温風下でダニが全滅することが実験の結果判明した
のである。
かかる40℃死滅領域(A)における多くの条件のうち
、運転経済性の面では前記3点(イ)〜(ハ)を結ぶ直
線に近い条件となることは言うまでもない。
なお、比較実験として゛ハツカ油を一切使用せず40℃
の温度条件だけでダニの状態を調べたところ、6時間経
過しても全滅しない結果が得られ、また、ハツカ油を使
用し雰囲気温度を常温(20〜25°C)に設定して実
験したところ、第2図上で領域(B)に示す如く、ハツ
カ油の濃度が高く、かつ、経過時間が長くなり、実用に
問題がある結果が得られた。
上述の結果から明らかなように、ふとん収納器(1)内
の40℃雰囲気における殺ダニ剤濃度に応じて、制御系
(8)により送風機(4)の運転時間を設定することに
より、ダニを全滅させながら同時にふとんの乾燥を行っ
て、しかも効率的に処理することが可能である。
なお、経過時間(1))については第2図の図上から求
めてダニの全滅に必要な最小時間を選ぶことができるが
、ふとんの乾燥に要する時間を当然考慮しなければなら
ず、状況によってどちらか所要時間の長い方を基準に運
転せしめればよい。
(発明の効果) 本発明は以上の説明によって明らかなように、40℃の
比較的低温風の下で殺ダニ剤を温風中に揮散させること
により、確実にダニを全滅し得るものであって、併せて
ふとんの乾燥も行えるので大府便利であろう しかもふとん収納器(1)中の温風雰囲気にふとんQO
Iを収納してなることにより、温度むらが生じなく、ふ
とん(lOlの全領域においてダニの死滅が可能となり
、また、低温雰囲気での殺ダニ方法であるので、ふとん
αのの冷却に長時間を要しなく、早く使うことができて
便利であるばかりでなく、省エネルギーが果たされ、か
つ周囲の環境への配慮も省かれるので実用的効果は頗る
大である。
さらに、殺ダニ剤としてハツカ油又はL−メントールを
使用すれば温度に対して特性が安定しているとともに低
コストに納まるので実用価値が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の例に係る略示構造図、第2図はダニの
死滅に要する殺ダニ剤濃度と経過時間との関係線図であ
る。 (1)・・・ふとん収納器、 (2)・・・温風供給装
置、(3)・・・加熱装置、 (4)・・・送風機、(
5)・・・空気通路、 (6)・・・殺ダニ剤供給装置、 (8)・・・制御系、 α0)・・・ふとん。 第 図 経過時間(H「)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ふとん(10)を密封状態で収納し得るふとん袋な
    どのふとん収納器(1)、加熱装置(3)と送風機(4
    )とからなる温風送給装置(2)、該温風送給装置(2
    )と前記ふとん収納器(1)とを接続する空気通路(5
    )、該空気通路(5)中に殺ダニ剤を供給し温風中に蒸
    散せしめる殺ダニ剤供給装置(6)、温風の温度及び送
    給時間ならびに温風中の殺ダニ剤濃度(μl/cc)を
    制御する制御系(8)を備えてなり、前記制御系(8)
    は、温風温度を40℃に保持するとともに、殺ダニ剤濃
    度(μl/cc)を0.005以上、送給時間を1時間
    以上で、かつ、前記濃度の増減に対して送給時間を所定
    の関係で短長制御せしめる如く形成してなることを特徴
    とするふとん用殺ダニ乾燥装置。 2、殺ダニ剤がテルペン系精油及びテルペン系化合物か
    ら選ばれた1種であり、前記制御系(8)が、殺ダニ剤
    濃度(μl/cc)を縦軸、送風時間(H)を横軸とし
    た座標上において濃度0.05、時間1.0の点(イ)
    、濃度0.01、時間3.0の点(ロ)及び濃度0.0
    05、時間6.0の点(ハ)を結ぶ直線を基準として、
    該直線よりも上方の領域の濃度、時間の関係を保持する
    如く制御する請求項1記載のふとん用殺ダニ乾燥装置。 3、殺ダニ剤がハッカ油又はL−メントールである請求
    項2記載のふとん用殺ダニ乾燥装置。
JP31262888A 1988-12-10 1988-12-10 ふとん用殺ダニ乾燥装置 Pending JPH02156984A (ja)

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