JPH02156725A - 自励型発振回路用外部同期同路 - Google Patents
自励型発振回路用外部同期同路Info
- Publication number
- JPH02156725A JPH02156725A JP63310763A JP31076388A JPH02156725A JP H02156725 A JPH02156725 A JP H02156725A JP 63310763 A JP63310763 A JP 63310763A JP 31076388 A JP31076388 A JP 31076388A JP H02156725 A JPH02156725 A JP H02156725A
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- Japan
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- capacitor
- circuit
- voltage
- sawtooth wave
- external synchronization
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Links
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 title claims description 29
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 62
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 abstract description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はスイッチング電源などに内蔵されている自励型
発振回路の発振周期を強制的に制御して外部同期信号に
同期させるための外部同期回路に関する。
発振回路の発振周期を強制的に制御して外部同期信号に
同期させるための外部同期回路に関する。
(従来の技術)
第4図はスイッチング電源と従来例の外部同期回路との
回路図であって、SRは図示しない自助型発振回路を内
蔵したスイッチング電源、C1とRtはそれぞれスイッ
チング電源SRに外付けされて互いに自励型発振回路の
発振周波数を決める時定数回路を構成するコンデンサと
抵抗、CTOは従来例の外部同期回路である。
回路図であって、SRは図示しない自助型発振回路を内
蔵したスイッチング電源、C1とRtはそれぞれスイッ
チング電源SRに外付けされて互いに自励型発振回路の
発振周波数を決める時定数回路を構成するコンデンサと
抵抗、CTOは従来例の外部同期回路である。
ここで、スイッチング電源SRに内蔵された自励型発振
回路としての鋸歯状波発生回路は抵抗R1で定まる定電
流の充電電流をコンデンサCtに流すとともに、コンデ
ンサCtの充電電圧が基準電圧に到達するとコンデンサ
C【を急速放電させて出力波形をリセット(立ち下がる
こと)させるように構成されており、これにより、コン
デンサCtのa点側電圧波形、っまり鋸歯状波発生回路
の発振出力波形は鋸歯状波となる。
回路としての鋸歯状波発生回路は抵抗R1で定まる定電
流の充電電流をコンデンサCtに流すとともに、コンデ
ンサCtの充電電圧が基準電圧に到達するとコンデンサ
C【を急速放電させて出力波形をリセット(立ち下がる
こと)させるように構成されており、これにより、コン
デンサCtのa点側電圧波形、っまり鋸歯状波発生回路
の発振出力波形は鋸歯状波となる。
動作を説明する。まず、制御用電源子Bを投入すると、
抵抗R2とコンデンサC2とトランジスタQ3とからな
るスタート・トリガ回路においてその抵抗R2とコンデ
ンサC2とが持つ時定数で定まる時間だけ、トランジス
タQ3のエミッタ電圧がベース電圧よりも大であるから
その時間分だけトランジスタQ3が導通状態となる。ト
ランジスタQ3が導通すると、その導通電流が抵抗R1
を介してトランジスタQ!のベースに与えられるので、
このトランジスタQlが導通する。
抵抗R2とコンデンサC2とトランジスタQ3とからな
るスタート・トリガ回路においてその抵抗R2とコンデ
ンサC2とが持つ時定数で定まる時間だけ、トランジス
タQ3のエミッタ電圧がベース電圧よりも大であるから
その時間分だけトランジスタQ3が導通状態となる。ト
ランジスタQ3が導通すると、その導通電流が抵抗R1
を介してトランジスタQ!のベースに与えられるので、
このトランジスタQlが導通する。
トランジスタQlが導通すると、トランジスタQ2も導
通するのであるが、トランジスタQ1およびQ2は一旦
導通してしまうと、そののちトランジスタQ3のベース
電圧がエミッタ電圧よりも上昇してこのトランジスタQ
3が非導通になってもトランジスタQl、Q2の導通は
維持される。
通するのであるが、トランジスタQ1およびQ2は一旦
導通してしまうと、そののちトランジスタQ3のベース
電圧がエミッタ電圧よりも上昇してこのトランジスタQ
3が非導通になってもトランジスタQl、Q2の導通は
維持される。
したがって、コンデンサCtはそのコンデンサCtと抵
抗Rtとによって決まる時定数でもってスイッチング電
源SRに内蔵の回路の働きで充電されていくのであるが
、この場合、コンデンサC1には定電流が流れるように
構成されているのでこのトランジスタQlが導通してい
る間は、コンデンサCtはその定電流で充電されていく
ことでa点側の電圧波形は鋸歯状波的に立ち上がってい
く。
抗Rtとによって決まる時定数でもってスイッチング電
源SRに内蔵の回路の働きで充電されていくのであるが
、この場合、コンデンサC1には定電流が流れるように
構成されているのでこのトランジスタQlが導通してい
る間は、コンデンサCtはその定電流で充電されていく
ことでa点側の電圧波形は鋸歯状波的に立ち上がってい
く。
そして、鋸歯状波発生回路はコンデンサCtの両端間電
圧が基檗電圧に到達すると、コンデンサCtを急速に放
電させ、そのため、コンデンサCIと抵抗R2とからな
る微分回路からは負の微分パルスが出力され、その結果
、トランジスタQ+が非導通にされ、これによりトラン
ジスタQ2も非導通となるため、トランジスタQ1は非
導通状態に保持される。そのため、電源投入後に外部か
ら外部同期信号が印加されないと、鋸歯状波発生回路は
発振を停止する(この場合、この発振停止からつぎの発
振開始までの時間をデッドタイムという)のであるが、
印加端子TからトランジスタQ1を導通させる外部同期
信号が与えられると、ふたたびトランジスタQlが導通
してコンデンサCtに定電流が供給されるのでa点側に
はふたたび鋸歯状波出力かあられれる。そして、それ以
降は発振の停止、外部同期信号の印加による発振の開始
を繰り返す。
圧が基檗電圧に到達すると、コンデンサCtを急速に放
電させ、そのため、コンデンサCIと抵抗R2とからな
る微分回路からは負の微分パルスが出力され、その結果
、トランジスタQ+が非導通にされ、これによりトラン
ジスタQ2も非導通となるため、トランジスタQ1は非
導通状態に保持される。そのため、電源投入後に外部か
ら外部同期信号が印加されないと、鋸歯状波発生回路は
発振を停止する(この場合、この発振停止からつぎの発
振開始までの時間をデッドタイムという)のであるが、
印加端子TからトランジスタQ1を導通させる外部同期
信号が与えられると、ふたたびトランジスタQlが導通
してコンデンサCtに定電流が供給されるのでa点側に
はふたたび鋸歯状波出力かあられれる。そして、それ以
降は発振の停止、外部同期信号の印加による発振の開始
を繰り返す。
(発明が解決しようとする課題)
上記構成を有する従来例の外部同期回路CTOにあって
は、■電源の投入時には抵抗R2とコンデンサC2とト
ランジスタQ3とからなるスタート・トリガ回路が必要
な構成となっていること、■多数の部品で構成されてい
ることから、回路構成が複雑化してコスト的に高くつく
ものとなっている。特に制御用電源十Bが必要なことも
コスト的に不利であること、■外部同期信号の印加タイ
ミングが調整されていないと、発振出力波形かリセット
されて立ち下がってから、つぎに立ち上がるまでの時間
、つまり前記デッドタイムが長(なって、スイッチング
電源SRの電源変換効率が悪化するが、そのデッドタイ
ムを短くするための調整作業が繁雑であることなど多く
の問題があった。
は、■電源の投入時には抵抗R2とコンデンサC2とト
ランジスタQ3とからなるスタート・トリガ回路が必要
な構成となっていること、■多数の部品で構成されてい
ることから、回路構成が複雑化してコスト的に高くつく
ものとなっている。特に制御用電源十Bが必要なことも
コスト的に不利であること、■外部同期信号の印加タイ
ミングが調整されていないと、発振出力波形かリセット
されて立ち下がってから、つぎに立ち上がるまでの時間
、つまり前記デッドタイムが長(なって、スイッチング
電源SRの電源変換効率が悪化するが、そのデッドタイ
ムを短くするための調整作業が繁雑であることなど多く
の問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、回
路構成を簡素化してコスト的に有利にし、かつ外部同期
信号の印加タイミングの調整作業を不要化する一方で、
スイッチング電源に用いた場合にその電源変換効率を向
上させることができる外部同期回路を提供することを目
的としている。
路構成を簡素化してコスト的に有利にし、かつ外部同期
信号の印加タイミングの調整作業を不要化する一方で、
スイッチング電源に用いた場合にその電源変換効率を向
上させることができる外部同期回路を提供することを目
的としている。
本発明は、外部同期回路CTlで発振周期か制御される
鋸歯状波発生回路を内蔵したスイッチング電源等におい
て、その出力電圧の変動に対応してパルス位置が変化す
る比較電圧を、そのパルス位置において発振出力の電圧
値と大小比較し、その比較の結果として形成される両型
圧の差電圧(これのパルス幅は比較電圧のパルス幅に対
応。)を用いて出力電圧の安定化を図るようになってい
る。
鋸歯状波発生回路を内蔵したスイッチング電源等におい
て、その出力電圧の変動に対応してパルス位置が変化す
る比較電圧を、そのパルス位置において発振出力の電圧
値と大小比較し、その比較の結果として形成される両型
圧の差電圧(これのパルス幅は比較電圧のパルス幅に対
応。)を用いて出力電圧の安定化を図るようになってい
る。
(課題を解決するための手段)
このような目的を達成するために、本発明の外部同期回
路においては、所定の時定数で充電されて両端間電圧が
変化するコンデンサを備え、前記コンデンサの両端間電
圧が基準電圧に到達すると該コンデンサを放電させて出
力波形をリセットする自励型発振回路に用いられるもの
であって、前記基準電圧よりも絶対値の大きな電圧を有
する外部同期信号が印加される印加端子と、前記印加端
子と前記コンデンサとの間に接続されて電流制限素子と
逆流阻止用回路素子とを含む直列回路とを具備したこと
を特徴としている。
路においては、所定の時定数で充電されて両端間電圧が
変化するコンデンサを備え、前記コンデンサの両端間電
圧が基準電圧に到達すると該コンデンサを放電させて出
力波形をリセットする自励型発振回路に用いられるもの
であって、前記基準電圧よりも絶対値の大きな電圧を有
する外部同期信号が印加される印加端子と、前記印加端
子と前記コンデンサとの間に接続されて電流制限素子と
逆流阻止用回路素子とを含む直列回路とを具備したこと
を特徴としている。
(作用)
上記構成における自励型発振回路において、コンデンサ
は所定の時定数で充電されてそれの両端間電圧が変化し
ていく。このコンデンサはその両端間電圧が基準電圧に
到達するまで充電されると放電されることで該自励型発
振回路の出力波形はリセットされる。そして、印加端子
に印加された前記基準電圧よりも絶対値の大きな電圧を
有する外部同期信号は電流制限素子と逆流阻止用回路素
子とを介してコンデンサに印加されるのであるが、その
とき、コンデンサは自励型発振回路からの充電電流に対
して外部同期信号の印加による充電電流または放電電流
の作用によりその充電速度が増大または減少の方向に変
化させられる。その結果、外部同期信号が充t4N流と
してコンデンサに与えられる場合はコンデンサの両端間
電圧が基準電圧に到達する速度が早まり、外部同期信号
が放電電流としてコンデンサに与えられる場合はコンデ
ンサの両端間電圧が基準電圧に到達する速度が遅くなる
。したがって、外部同期信号が充電電流または放電電流
としてコンデンサに与えられた場合は、コンデンサが充
電または放電して出力波形がリセットする周期が外部同
期信号に同期して自動的に調整されることになり、この
ことから、結局、自励型発振回路の発振周期は自動的に
制御される。
は所定の時定数で充電されてそれの両端間電圧が変化し
ていく。このコンデンサはその両端間電圧が基準電圧に
到達するまで充電されると放電されることで該自励型発
振回路の出力波形はリセットされる。そして、印加端子
に印加された前記基準電圧よりも絶対値の大きな電圧を
有する外部同期信号は電流制限素子と逆流阻止用回路素
子とを介してコンデンサに印加されるのであるが、その
とき、コンデンサは自励型発振回路からの充電電流に対
して外部同期信号の印加による充電電流または放電電流
の作用によりその充電速度が増大または減少の方向に変
化させられる。その結果、外部同期信号が充t4N流と
してコンデンサに与えられる場合はコンデンサの両端間
電圧が基準電圧に到達する速度が早まり、外部同期信号
が放電電流としてコンデンサに与えられる場合はコンデ
ンサの両端間電圧が基準電圧に到達する速度が遅くなる
。したがって、外部同期信号が充電電流または放電電流
としてコンデンサに与えられた場合は、コンデンサが充
電または放電して出力波形がリセットする周期が外部同
期信号に同期して自動的に調整されることになり、この
ことから、結局、自励型発振回路の発振周期は自動的に
制御される。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。本実施例では自励型発振回路として従来例と同様の鋸
歯状波発生回路に適用して説明される。第1図はその自
励型発振回路としての鋸歯状波発生回路と、本実施例に
係る外部同期回路との回路図であり、第2図はその動作
説明に供するタイミングチャートである。
。本実施例では自励型発振回路として従来例と同様の鋸
歯状波発生回路に適用して説明される。第1図はその自
励型発振回路としての鋸歯状波発生回路と、本実施例に
係る外部同期回路との回路図であり、第2図はその動作
説明に供するタイミングチャートである。
OCは鋸歯状波発生回路、R1およびCtはそれぞれ鋸
歯状波発生回路OCに外付けされた従来例と同様の抵抗
とコンデンサである。
歯状波発生回路OCに外付けされた従来例と同様の抵抗
とコンデンサである。
この鋸歯状波発生回路OCは、コンデンサCtに充電電
流として定電流を与え、かつこのコンデンサCtと抵抗
REとからなる所定の時定数でもって充電していく一方
、コンデンサCtの両端間電圧Vcが基準電圧Vr e
fに到達すると該コンデンサCtを放電させるように
構成されている。この場合のコンデンサCtの両端間電
圧Vc、つまり鋸歯状波発生回路OCの出力S1が第2
図(a)に示されている。
流として定電流を与え、かつこのコンデンサCtと抵抗
REとからなる所定の時定数でもって充電していく一方
、コンデンサCtの両端間電圧Vcが基準電圧Vr e
fに到達すると該コンデンサCtを放電させるように
構成されている。この場合のコンデンサCtの両端間電
圧Vc、つまり鋸歯状波発生回路OCの出力S1が第2
図(a)に示されている。
本実施例の外部同期回路CTIは、前記基準電圧Vre
rよりも絶対値の大きな電圧vgを有する外部同期信号
S2が印加される印加端子TIと、この印加端子TIと
コンデンサCtとの間に接続されて電流制限素子として
の電流制限抵抗R3と、逆流阻止用回路素子としてのダ
イオードDとからなる直列回路とを具備したことに特徴
を有している。
rよりも絶対値の大きな電圧vgを有する外部同期信号
S2が印加される印加端子TIと、この印加端子TIと
コンデンサCtとの間に接続されて電流制限素子として
の電流制限抵抗R3と、逆流阻止用回路素子としてのダ
イオードDとからなる直列回路とを具備したことに特徴
を有している。
つぎに、動作を説明すると、まず、印加端子Tlに外部
同期信号S2が印加されないときはコンデンサC【の両
端間電圧Vcは第2図(a)のように変化する。つまり
、鋸歯状波発生回路OCは第2図(a)のような鋸歯状
波の出力をフリーに発生出力している。
同期信号S2が印加されないときはコンデンサC【の両
端間電圧Vcは第2図(a)のように変化する。つまり
、鋸歯状波発生回路OCは第2図(a)のような鋸歯状
波の出力をフリーに発生出力している。
このような動作をしている鋸歯状波発生回路OCに対し
て、いま、時刻10でスタートして鋸歯状波発生回路O
Cからの一定の充電電流により、コンデンサCtは所定
の時定数で充電されてそれの両端間電圧Vcが変化して
いく。この両端間電圧Vcの変化は第2図(a)のよう
になる。そして、時刻tl−t2で印加端子T!に外部
同期信号S2がダイオードDと電流制限抵抗R3とを介
してコンデンサCtに印加されると、コンデンサCtは
鋸歯状波発生回路OCからの充電電流に加えて、外部同
期信号S2による充電電流で充電されることになり、そ
の充電速度が上昇してこのコンデンサCtの両端間電圧
VCは本来の充電速度に対応した出力波形を示す第2図
(a)の時刻t1−t2とは異なり、第2図(c)の時
刻tl〜t2に示すようにより大きな充電速度で充電さ
れる。
て、いま、時刻10でスタートして鋸歯状波発生回路O
Cからの一定の充電電流により、コンデンサCtは所定
の時定数で充電されてそれの両端間電圧Vcが変化して
いく。この両端間電圧Vcの変化は第2図(a)のよう
になる。そして、時刻tl−t2で印加端子T!に外部
同期信号S2がダイオードDと電流制限抵抗R3とを介
してコンデンサCtに印加されると、コンデンサCtは
鋸歯状波発生回路OCからの充電電流に加えて、外部同
期信号S2による充電電流で充電されることになり、そ
の充電速度が上昇してこのコンデンサCtの両端間電圧
VCは本来の充電速度に対応した出力波形を示す第2図
(a)の時刻t1−t2とは異なり、第2図(c)の時
刻tl〜t2に示すようにより大きな充電速度で充電さ
れる。
そして、時刻t1〜t2でコンデンサCtの両端間電圧
Vcは第2図(c)に示すように大きくなってくるので
、外部同期信号S2が印加されなくなる時刻t2以降か
らそのコンデンサCtの両端間電圧Vcが基準電圧Vr
ef’に到達する時間が本来であれば第2図(a)の時
刻t4であるのに対して第2図(C)のようにそれより
も前の時刻であるt3となる。そうすると、コンデンサ
Ctの両端間電圧Vc、つまり、鋸歯状波発生回路OC
の出力がリセットする時刻がt 4−t 3だけ早まる
ことになってその出力周期が短くなる。つまり、これは
鋸歯状波発生回路OCの出力周期が外部同期信号S2の
印加周期に合うようになることを意味しており、その結
果、その鋸歯状波発生回路OCの出力周期は自動的に外
部同期信号S2に同期させられることになる。
Vcは第2図(c)に示すように大きくなってくるので
、外部同期信号S2が印加されなくなる時刻t2以降か
らそのコンデンサCtの両端間電圧Vcが基準電圧Vr
ef’に到達する時間が本来であれば第2図(a)の時
刻t4であるのに対して第2図(C)のようにそれより
も前の時刻であるt3となる。そうすると、コンデンサ
Ctの両端間電圧Vc、つまり、鋸歯状波発生回路OC
の出力がリセットする時刻がt 4−t 3だけ早まる
ことになってその出力周期が短くなる。つまり、これは
鋸歯状波発生回路OCの出力周期が外部同期信号S2の
印加周期に合うようになることを意味しており、その結
果、その鋸歯状波発生回路OCの出力周期は自動的に外
部同期信号S2に同期させられることになる。
なお、第1図の外部同期回路CTIの他に、第3図のよ
うに電流制限抵抗R3とトランジスタQ4との直列回路
からなる外部同期回路CT2でも同様の作用効果があり
、また、第1図のダイオードDの極性を逆向きにし、印
加端子T1には第1図の場合の外部同期信号S2とは逆
極性の外部同期信号を印加して外部同期信号の印加によ
りコンデンサCtから放電電流を流すようにしてそのコ
ンデンサCtの充電速度を遅くするようにしても結果と
しては第1図と同様にして鋸歯状波発生回路の出力周期
を外部同期信号に同期させることかできる。なお、外部
同期信号S2を第2図(b)のel、e2部分に示すよ
うな鋭い立ち上がりと立ち下がりの外部同期信号S2を
用いると第2図(c)のe3.e4の部分で鋸歯状波発
生回路OCから高周波ノイズを発生しやすくなるので、
その高周波ノイズの発生を抑制するために、そのel、
e2部分の波形を鈍らせてもよい。
うに電流制限抵抗R3とトランジスタQ4との直列回路
からなる外部同期回路CT2でも同様の作用効果があり
、また、第1図のダイオードDの極性を逆向きにし、印
加端子T1には第1図の場合の外部同期信号S2とは逆
極性の外部同期信号を印加して外部同期信号の印加によ
りコンデンサCtから放電電流を流すようにしてそのコ
ンデンサCtの充電速度を遅くするようにしても結果と
しては第1図と同様にして鋸歯状波発生回路の出力周期
を外部同期信号に同期させることかできる。なお、外部
同期信号S2を第2図(b)のel、e2部分に示すよ
うな鋭い立ち上がりと立ち下がりの外部同期信号S2を
用いると第2図(c)のe3.e4の部分で鋸歯状波発
生回路OCから高周波ノイズを発生しやすくなるので、
その高周波ノイズの発生を抑制するために、そのel、
e2部分の波形を鈍らせてもよい。
(発明の効果)
以上説明したことから明らかなように本発明によれば、
基準電圧よりも絶対値の大きな電圧を有する外部同期信
号が印加される印加端子と、この印加端子と前記コンデ
ンサとの間に接続されてかつ電流制限素子と逆流阻止用
回路素子とを含む直列回路回路とで構成したから、電源
の投入時に自励型発振回路をスタート・トリガする従来
例のようなスタート・トリガ回路が不要となる。また、
部品点数が少なくて回路構成が簡素化しているので、コ
スト的に安価なものとなる。特に従来例のような制御用
電源といったコスト的に不利なものを用いていないので
その点からも安価に構成できる。そして、外部同期信号
に自動的に発振出力が同期するので、従来例のようなそ
の外部同期信号の印加タイミングの調整作業が不要とな
るうえ、発振出力にデッドタイムがなくなることから、
スイッチング電源に適用した場合にその電源変換効率を
向上させることができる。
基準電圧よりも絶対値の大きな電圧を有する外部同期信
号が印加される印加端子と、この印加端子と前記コンデ
ンサとの間に接続されてかつ電流制限素子と逆流阻止用
回路素子とを含む直列回路回路とで構成したから、電源
の投入時に自励型発振回路をスタート・トリガする従来
例のようなスタート・トリガ回路が不要となる。また、
部品点数が少なくて回路構成が簡素化しているので、コ
スト的に安価なものとなる。特に従来例のような制御用
電源といったコスト的に不利なものを用いていないので
その点からも安価に構成できる。そして、外部同期信号
に自動的に発振出力が同期するので、従来例のようなそ
の外部同期信号の印加タイミングの調整作業が不要とな
るうえ、発振出力にデッドタイムがなくなることから、
スイッチング電源に適用した場合にその電源変換効率を
向上させることができる。
第1図ないし第3図は本発明に係り、第1図は鋸歯状波
発生回路と、その一実施例の外部同期回路との回路図、
第2図は第1図の回路の動作説明に供するタイミングチ
ャート、第3図は他の実施例の回路図である。第4図は
従来例の回路図である。 OC・・・鋸歯状波発生回路、Rt・・・抵抗、Ct・
・・コンデンサ、CTI、Cr2・・・外部同期回路、
D・・・ダイオード(逆流阻止用回路素子)、R3・・
・電流制限抵抗(電流制限素子)。 出顎人 古野電気株式会社
発生回路と、その一実施例の外部同期回路との回路図、
第2図は第1図の回路の動作説明に供するタイミングチ
ャート、第3図は他の実施例の回路図である。第4図は
従来例の回路図である。 OC・・・鋸歯状波発生回路、Rt・・・抵抗、Ct・
・・コンデンサ、CTI、Cr2・・・外部同期回路、
D・・・ダイオード(逆流阻止用回路素子)、R3・・
・電流制限抵抗(電流制限素子)。 出顎人 古野電気株式会社
Claims (1)
- (1)所定の時定数で充電されて両端間電圧が変化する
コンデンサを備え、前記コンデンサの両端間電圧が基準
電圧に到達すると該コンデンサを放電させて出力波形を
リセットする自励型発振回路に用いられる発振周期制御
用外部同期回路であって、前記基準電圧よりも絶対値の
大きな電圧を有する外部同期信号が印加される印加端子
と、 前記印加端子と前記コンデンサとの間に接続されてかつ
電流制限素子と逆流阻止用回路素子とを含む直列回路 とを具備したことを特徴とする発振周期制御用外部同期
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63310763A JPH02156725A (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 自励型発振回路用外部同期同路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63310763A JPH02156725A (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 自励型発振回路用外部同期同路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02156725A true JPH02156725A (ja) | 1990-06-15 |
Family
ID=18009179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63310763A Pending JPH02156725A (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 自励型発振回路用外部同期同路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02156725A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4829361A (ja) * | 1971-08-19 | 1973-04-18 | ||
JPS5884540A (ja) * | 1981-11-16 | 1983-05-20 | Fujitsu Denso Ltd | 鋸歯状波発振器の並列同期運転回路 |
-
1988
- 1988-12-08 JP JP63310763A patent/JPH02156725A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4829361A (ja) * | 1971-08-19 | 1973-04-18 | ||
JPS5884540A (ja) * | 1981-11-16 | 1983-05-20 | Fujitsu Denso Ltd | 鋸歯状波発振器の並列同期運転回路 |
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