JPH02155503A

JPH02155503A - 連続圧延設備

Info

Publication number: JPH02155503A
Application number: JP31082488A
Authority: JP
Inventors: Ariteru Nomura; 野村　有輝; Shigekazu Nagashima; 長島　重和; Seiji Kawada; 川田　清二; Kazuo Kobayashi; 一雄小林
Original assignee: HESCO; Hitachi Ltd
Current assignee: HESCO; Hitachi Ltd
Priority date: 1988-12-08
Filing date: 1988-12-08
Publication date: 1990-06-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は連続圧延設備に係わり、特に連続鋳造から圧延
工程までを連続的に行うのに好適な連続圧延設備及びそ
の建屋構造、該連続圧延設備を用いて行う連続圧延方法
、並びに該連続圧延設備に使用する防塵装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の鉄Ｍ製造工程は、連続、ｉＰｌ造、熱間圧延、冷
間圧延の各工程が分離、独立されているため、特に被圧
延材の再加熱が必要となる熱間圧延工程でのエネルギ消
費が大きいという問題があった。

このため、連続鋳造工程と熱間圧延工程とを連続化し、
再加熱に要するエネルギを低減する直送圧延技術が開発
されている。直送圧延は、連続圧延設備と熱間圧延設備
とをローラーテーブルで直結し、被圧延材の温度低下を
低減するもので、搬送距離が長くなる場合は、搬送中加
熱を行い温度低下を防止している。なお、この種の設備
については、鉄と鋼、第７４号（１９８８）第７号、第
３１頁〜第５１頁において論じられている。

また、連続圧延における品質の確保の問題に関しては、
板表面の酸化を防止する微弱酸化熱間圧延方法が特開昭
５８−３２５０６に記載されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記従来の直送圧延技術には以下のよう
な問題があった。

（１）分離、独立している連続圧延設備と熱間圧延設備
とをローラーテーブルで直結する構造であるため、連続
鋳造設備と熱間圧延設備間の被圧延材の搬送距離か長く
なると、被圧延材の温度低下が著しくなり、その温度低
下を防止するための設備が必要となる。

（２）分離、独立している設備間にローラテーブルで被
圧延材を搬送する構造であるため、被圧延材の搬送に時
間がかかる。

（３）連続鋳造工程と熱間圧延工程の連続化は行われて
いるが、熱間圧延工程と冷間圧延工程の連続化を可能と
する構造になっていない。

また、連続鋳造から圧延工程までの連続化は、後述する
ごとく各種設備を同−建屋内に集約設置することにより
可能となるが、この場合には、連続鋳造設備や熱間圧延
設備で発生する酸化スケール等の塵挨により次の如き問
題が生じる。

（１）塵挨が被圧延材に付着し、圧延工程あるいはコイ
ル巻取り工程で被圧延材表面にキズを生じさせる。

（２）圧延設備、コイル巻取り設備への塵挨の侵入によ
り設備の故障を発生させる。

本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、連続
鋳造から圧延工程までを、被圧延材の著しい温度低下を
招くことなくかつ搬送に時間を要することなく、連続的
に行うことを可能にする連続圧延設備を提供することで
ある。

本発明の他の目的は、連続Ｓ造から圧延工程までを連続
的に行うことを可能にすると共に、表面性状の良好な鉄
鋼が製造できかつ設備の故障を生じにくい連続圧延設Ｏ
ｍを提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

上記第１の目的は、従来、分離、独立して設置されてい
た溶鋼を凝固し被圧延材を製造する連続圧延設備と、こ
の被圧延材を熱間圧延する熱間圧延設備と、この熱間圧
延された被圧延材を冷間圧延する冷間圧延設備と、この
冷間圧延された冷間圧延材をコイル状に巻き取る巻取り
設備を同一又は隣接建屋内に集約設置することにより達
成される。

また、上記第２の目的は、上記建屋に、前記連続鋳造設
備及び熱間圧延設備で発生しな塵挨を少なくとも熱間圧
延設備と冷間圧延設備との間で遮断する防塵手段、例え
ば、前記連続鋳造設備、熱間圧延設備及び冷間圧延設備
の上流側設備の雰囲気が下流側設備に流入することを阻
止する流入防止手段を設けることにより達成される。

〔作用〕

本発明は以上のように構成したので、各種設備を同一又
は隣接建屋内に集約設置することにより、隣接設備間で
の搬送距離は短縮され、被圧延材の温度低下の防止、搬
送時間の短縮、及び連続鋳造工程から冷間圧延工程、更
には巻取り工程までの連続化が可能となる。

また、−射的に、塵挨の発生の量及びその粒子の大きさ
は、熱間圧延設備よりもその上流の連続鋳造設備の方が
顕著に大きく、また、熱間圧延設備の下流の冷間圧延工
程においては塵挨はほとんど発生しない、従って、連続
鋳造設備及び熱間圧延設備で発生した塵挨を少なくとも
熱間圧延設備と冷間圧延設備との間で遮断する防塵手段
、例えば、連続鋳造設備、熱間圧延設備及び冷間圧延設
備の上流側設備の雰囲気が下流ｆｆ！！Ｉ設備に流入す
ることを阻止する流入防止手段を設けることにより、１
流側設備で発生する塵挨が下流側設備へ侵入することが
阻止され、表面性状の良好な鋼材が製造でき、かつ設備
の故障も低減できる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。

第１図において、本実施例の連続圧延設備は、連続鋳造
設（Ａ１、熱間圧延設備２、冷間圧延設備３、コイル巻
取り設備４からなり、これら設備は同一の建屋５内に設
置されている。建屋５は連続鋳造室６、熱間圧延室７、
冷間圧延室８の３つの室に区切られ、連続鋳造室６に連
続鋳造設備１が、熱間圧延室７に熱間圧延設備２がそれ
ぞれ配置され、冷間圧延室８には冷却、酸洗、洗浄等の
ためのタンク９、冷間圧延設（ＩＩ＋＋３及びコイル巻
取り設備４が配置されている。

連続鋳造設備１のし一ドルからタンデイツシュに注入さ
れた溶鋼は、モールドで鋳片シート１０とされ、ピンチ
ロールにより熱間圧延室７に導入される。熱間圧延室７
は連続鋳造室６より気圧が高く保持されている。従って
、連続鋳造室６から熱間圧延室７への空気の流入はなく
、連続鋳造室６で発生する塵挨の熱間圧延室７への侵入
はない。

また、連続鋳造室６と熱間圧延室７は同じＮｌ屋５内に
あるので搬送距離は短くなり、鋳片シート１０の温度低
下は低減される。

熱間圧延室７に導入された鋳片シート１０は熱間圧延設
［２により熱間圧延され、熱間圧延鋼板となり、冷間圧
延室８に導入される。冷間圧延室８も熱間圧延室７より
やや気圧が高く保持されている。このため、熱間圧延室
７から冷間圧延室８への空気の流入はなく、熱間圧延室
７で発生する塵挨の冷間圧延室８への侵入は防止される
。また、熱間圧延設備２と冷間圧延設ｖａ３は同じ建屋
５内にあり、熱間圧延設備２と冷間圧延設［３を直結し
、工程の連続化を可能としている。

冷間圧延室８に導入された熱間圧延鋼板はタンク９を通
された後、冷間圧延設（ＩＩ　３により冷間圧延され、
冷間圧延鋼板となり、コイル巻取り設備４によってコイ
ル状に巻取られる。

以上のように本実施例においては、連続ｎ遣設備１、熱
間圧延設備２、冷間圧延設備３及びコイル巻取設備４が
同一の建屋５内に設置されているので、各設備間での搬
送距離は短縮され、搬送時間の短縮が可能となる。また
、連続鋳造室６と熱間圧延室７間については、搬送距離
が短くなることにより鋳片シート１０の温度低下が低減
される。

更に、熱間圧延設備２と冷間圧延設備３も同じ建屋５内
に設置したことにより、熱間圧延設備２と冷間圧延設Ｏ
Ｉ３が直結され、連続鋳造工程から冷間圧延工程、更に
は巻取り工程までの連続化が可能となる。

また、本実施例においては、熱間圧延室７は連続鋳造室
６より気圧を高く保持し、冷間圧延室８は熱間圧延室７
よりも気圧を高く保持し、連続鋳造室６から熱間圧延室
７への空気の流入及び熱間圧延室７から冷間圧延室８へ
の空気の流入を阻止するようにしている。このように構
成することの理由を以下に説明する。

上述した本実施例の鋳片シートの温度低下の防止、搬送
時間の短縮、工程の連続化は、従来分離、独立した建屋
となっていた連続鋳造設備１、熱間圧延設ｍ２、冷間圧
延設備３、及びコイル巻取り設（ｉｉ４を第２図に示す
ように同一の建屋１１に設置するだけでも達成できる。

しかしながら、このように連続鋳造設備１、熱間圧延設
備２、冷間圧延設備３、コイル巻取り設置４を同一の建
屋１１内に設置しただけでは、連続Ｂ造設備１、熱間圧
延設備２から発生する酸化スケール等の塵挨１２が建屋
１１内に分散し、冷間圧延設備３、コイル巻取り設備４
の方まで広がって行く、そして、被圧延材１０に塵挨１
２が付着し、冷間圧延工程あるいはコイル巻取り工程で
被圧延材１０の表面にキズを生じさせるおそれがある。

また、塵挨の発生が少ない、冷間圧延、コイル巻取り工
程で使用される冷間圧延設備３、コイル巻取り設８４に
塵挨１２が侵入し、カジリや摩耗を発生、促進させ、設
備の故障を引き起こす可能性もある。そこで、連続鋳造
設置１ｉ１１１及び熱間圧延設備２から発生する塵挨１
２を少なくとも熱間圧延設（ｉｉ２と冷間圧延設備３と
の間で遮断する防塵手段を設けることにより、塵挨によ
る問題を解決できる。

ところで、−射的に、塵挨の発生の量及びその粒子の大
きさは、熱間圧延設備２よりもその上流の連続鋳造設備
１の方が顕著に大きく、また、熱間圧延設（１２の下流
の冷間圧延設（１！３においては塵挨はほとんど発生し
ない、従って、連続！Ｉ造設備１の最上流側設備、熱間
圧延設備２の中間設備、冷間圧延設備３の下流開設鴎に
対し雰囲気が上流側設備から下流側設備へ侵入すること
を防止することが重要である。

本実施例においては、前述したように、熱間圧延室７は
連続鋳造室６より気圧が高く保持され、連続鋳造室６か
ら熱間圧延室７への空気の流入はなく、連続鋳造室６で
発生する塵挨の熱間圧延室７への侵入はない、また、冷
間圧延室８も熱間圧延室７よりやや気圧が高く保持され
、熱間圧延室７から冷間圧延室８への空気の流入はなく
、熱間圧延室７で発生する塵挨の冷間圧延室８への侵入
は防止される０表面性状の良好な鋼材が製造でき、かつ
設備の故障ら低減できる。

本発明の他の実施例を第３図〜第６図により説明する。

上記実施例では、防塵手段を室内空気圧の差を利用して
構成していたが、第３図〜第６図は防塵手段の他の構成
例を示すものである。

即ち、第３図において、連続鋳造室６、熱間圧延室７、
冷間圧延室８の仕切りには、送風機１５が設けられ、空
気が噴出されている。各室内の大気は空気の噴出により
遮断され、池の室内への塵挨の侵入を防止している。

なお、連続鋳造室６と熱間圧延室７の間に設けられた送
風１１１５から空気を噴出することにより鋳片シート１
０の酸化が促進され、熱間圧延の障害になることが懸念
される場合は、無酸化性気体、微弱酸化性気体が噴出さ
れる。

また、本実施例では、送風機１５を上流側設備と下流側
設備の境界部である各室の仕切りの両側に設けたが、一
方の側のみに配置してもよい。

第４図においては、連続鋳造室６、熱間圧延室７、冷間
圧延室８の仕切りの被圧延材１０の通板目にピンチロー
ル１６が設けられ、各室内の雰囲気を遮断し、他の室内
への塵挨の侵入を防止している。ピンチロール１６はシ
ールロールも兼ねており、塵挨の侵入を確実に防止する
。なお、ピンチロール１６の代わりにラビリンス構造等
により各室間の雰囲気の混入を実害のない程度に少くす
ることも有効である。

第５図は上記実施例のように連続鋳造設置１、熱間圧延
設備２、冷間圧延設備３を仕切らず、塵挨の影響を防ぐ
方法である。連続鋳造設置１ｉ１、熱間圧延設備２、冷
間圧延設備３、コイル巻取り設備４が設けられている建
屋５の冷間圧延設ａｉ３側に送風機１７が設けられ、連
続ｎ造設ｖｒＡｌ側に排気装置１８が設けられている。

送風ｔ１１１７により送られる風は冷間圧設（ｉｉ３側
より、連続鋳造設備１側に気流１９を作り出す、熱間圧
延設備２で発生ずる塵挨２０は気流により冷間圧延設［
３の方向へは流れず、連続圧延設（ｉｉｔｉｌの方向へ
運ばれる。

連続鋳造設備１で発生する塵挨２０は熱間圧延設Ｏｉ２
で発生した塵挨２０と共に、排気装置１８より排出され
る。

第６図は、熱間圧延設（ｉｔｉ２と冷間圧延設備３の間
に一般的に設けられる冷却、酸洗、洗浄等のために用い
られるタンク９により雰囲気の遮断を行う例で、このよ
うに中間過程に設置される装置を応用して雰囲気を遮断
することも有効である。

本発明の更に他の実施例を第７図及び第８図により説明
する。上記実施例は、連続鋳造設備、熱間圧延設備及び
冷間圧延設備の３設備とコイル巻取り設備を備えたもの
に本発明を適用したが、第７図及び第８図は連続鋳造設
備、熱間圧延設備及び冷間圧延設備のうちの２股傭とコ
イル巻取り設備を備えたものに本発明を適用した実施例
を示すものである。

即ち、第７図において、この実施例は冷間圧延設備がな
く、連続鋳造設備１と熱間圧延設備２を主体設備とする
熱延鋼板を製造する設備の例で、ｗａｎ造室６と熱間圧
延室７との間の仕切りに、第３図の実施例と同様に、防
塵手段として送風機１５を設置したものである。このよ
うに熱延鋼板を製造する設備においても、本発明は熱延
鋼板の品質向上に有効である。

一方、第８図は連続鋳造設備がなく、加熱炉２２及び熱
間圧延設備２、冷間圧延設（Ｉ３を主体設備とする例で
、建屋５Ａ内の冷間圧延室８と熱間圧延室７の間の仕切
りに、送ｍ機１５を設置したものである。このような熱
延−冷延直結圧延設備においても、熱間圧延工程で生じ
る塵挨が冷間圧延工程に影響しないようにすることは冷
延鋼板の品質向上に有効である。

本発明の更に他の実施例を第９図により説明する９以上
の実施例は、全設備を同一の建屋５又は５Ａ内に集約設
置したが、一部を隣接建屋に設置してもよく、本実施例
はこの様な実施例を示すものである。

即ち、第９図において、連続鋳造設置ｉ１１と熱間圧延
設備２は建屋５Ｂに設置され、冷間圧延設備３はこれと
別の隣接建屋５Ｃに設置されている。

熱間圧延設備２と冷間圧延設備３との間では、被圧延材
１０は建屋５Ｂ、５Ｃ間の道路の干渉を避けつつ連続処
理するできるように、地下をブライドルローラ２３によ
って方向転換されつつ通板される。また、連続鋳造室６
と熱間圧延室７との間には防塵手段として送風１ｆｉ１
５が設けられ、熱間圧延室７と冷間圧延室８との間には
、雰囲気の遮断のためラビリンス２４が用いられている
０本実施例においても、第１図の実施例と同様の効果を
得ることができる。

なお、以上は圧延鋼板の実施例について説明したが、本
発明は形鋼および線材等の製造設備、更には非鉄金属の
製造設備についても適用することができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、次の如き効果がある。

（１）連＆！鋳造から冷間圧延まで一貫した連続圧延が
できる。

（２）連続圧延により生産性の向上ができる。

（３）分散している設備を集約することにより、建屋等
の付帯設備費を低減できる。

また本発明によれば、連続鋳造から冷間圧延まで一貫し
た連続圧延において、塵挨に起因する鋼板表面キズの発
生を低減し、表面性状の良好な鉄鋼が製造できると共に
、塵挨に起因する設備の故障を低減できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実繕例による連続圧延設備の概略構
成図であり、第２図は本発明の詳細な説明するための参
考図であり、第３図〜第６図はそれぞれ本発明の他の実
施例による連続圧延設備の概略構成図であり、第７図及
び第８図は本発明の更に他の実施例による連続圧延設備
の概略構成図であり、第９図は本発明のなお更に他の実
施例による連続圧延設備の概略構成図である。符号の説明１・・・連続鋳造設備２・・・熱間圧延設備３・・・冷間圧延設備４・・・コイル巻取り設備；５Ａ；５Ｂ、　　５Ｃ・・・建屋５・・・送風機（防塵手段又は流入防止手段）６・・・
ピンチロール（防塵手段又は流入防止手段）７・・・送
風Ｒ（防塵手段又は流入防止手段）８・・・排気装置出願人　　株式会社　日立製作所同　　　日立サービスエンジニアリング株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

（１）溶鋼を凝固し被圧延材を製造する連続圧延設備と
、前記被圧延材を熱間圧延する熱間圧延設備と、前記熱
間圧延された被圧延材を冷間圧延する冷間圧延設備と、
前記冷間圧延された冷間圧延材をコイル状に巻き取る巻
取り設備とからなる連続圧延設備において、前記連続圧延設備、熱間圧延設備、冷間圧延設備及び巻
取り設備を同一又は隣接建屋内に設置したことを特徴と
する連続圧延設備。
（２）溶鋼を凝固し被圧延材を製造する連続圧延設備と
、前記被圧延材を熱間圧延する熱間圧延設備と、前記熱
間圧延された被圧延材を冷間圧延する冷間圧延設備のう
ちの２つの設備と、前記圧延された圧延材をコイル状に
巻き取る巻取り設備とからなる連続圧延設備において、前記２つの設備と巻取り設備を同一又は隣接建屋内に設
置したことを特徴とする連続圧延設備。
（３）前記建屋に、前記連続鋳造設備及び熱間圧延設備
で発生した塵挨を少なくとも熱間圧延設備と冷間圧延設
置との間で遮断する防塵手段を設けたことを特徴とする
請求項１又は２記載の連続圧延設備。
（４）前記建屋に、前記連続鋳造設備、熱間圧延設備及
び冷間圧延設備の上流側設備の雰囲気が下流側設備に流
入することを阻止する流入防止手段を設けたことを特徴
とする請求項１又は２記載の連続圧延設備。
（５）溶鋼を凝固し被圧延材を製造する連続圧延設備と
、前記被圧延材を熱間圧延する熱間圧延設備と、前記熱
間圧延された被圧延材を冷間圧延する冷間圧延設備のう
ちの２つの設備と、前記圧延された圧延材をコイル状に
巻き取る巻取り設備とからなる連続圧延設備において、前記連続鋳造設備、熱間圧延設備及び冷間圧延設備の上
流側設備の雰囲気が下流側設備に流入することを阻止す
る流入防止手段を設けたことを特徴とする連続圧延設備
。
（６）前記流入防止手段は、上流側設備の室内の圧力よ
りも下流側設備の室内の圧力を高くすることを特徴とす
る請求項４又は５記載の連続圧延設備。
（７）前記防塵手段を上流側設備と下流側設備の境界部
において両設備の少なくとも一方に設けたことを特徴と
する請求項３記載の連続圧延設備。
（８）前記流入防止手段を上流側設備と下流側設備の境
界部において両設備の少なくとも一方に設けたことを特
徴とする請求項４又は５記載の連続圧延設備。
（９）請求項１記載の連続圧延設備を用いて、連続鋳造
、熱間圧延、冷間圧延及びコイル巻取りの各工程を一貫
して行うことを特徴とする連続圧延方法。
（１０）溶鋼を凝固し被圧延材を製造する連続圧延設備
と、前記被圧延材を熱間圧延する熱間圧延設備と、前記
熱間圧延された被圧延材を冷間圧延する冷間圧延設備と
、前記冷間圧延された冷間圧延材をコイル状に巻き取る
巻取り設備とからなる連続圧延設備の建屋構造において
、前記連続圧延設備、熱間圧延設備、冷間圧延設備及び巻
取り設備を同一又は隣接建屋内に集約配置したことを特
徴とする連続圧延設備の建屋構造。
（１１）請求項１又は２記載の連続圧延設備に使用する
防塵装置において、上流側設備と下流側設備の間に設置
され、上流側設備で発生する塵挨が下流側設備へ侵入す
ることを阻止するピンチローラからなることを特徴とす
る防塵装置。