JPH0344321Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0344321Y2 JPH0344321Y2 JP1984067343U JP6734384U JPH0344321Y2 JP H0344321 Y2 JPH0344321 Y2 JP H0344321Y2 JP 1984067343 U JP1984067343 U JP 1984067343U JP 6734384 U JP6734384 U JP 6734384U JP H0344321 Y2 JPH0344321 Y2 JP H0344321Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casting
- coiler
- thin
- rail
- thin plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims description 43
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 12
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 8
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 15
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000009749 continuous casting Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、薄板製造設備に関するものである。
金属薄板の製造方法として最も一般的であり且
つ現在も実施されている方法としては、スラブ連
続鋳造機により鋳造した厚いスラブを、別ライン
である圧延ラインで5〜10回以上圧延して薄く
し、更に仕上圧延を経て薄板を製造するためスラ
ブを加熱し一定温度に管理することが必要であ
り、多大の圧延エネルギーと共に加熱エネルギー
を要する。
つ現在も実施されている方法としては、スラブ連
続鋳造機により鋳造した厚いスラブを、別ライン
である圧延ラインで5〜10回以上圧延して薄く
し、更に仕上圧延を経て薄板を製造するためスラ
ブを加熱し一定温度に管理することが必要であ
り、多大の圧延エネルギーと共に加熱エネルギー
を要する。
このような背景の下に、近年、溶湯より直接金
属薄板を鋳造し得る双ロール式或いはキヤタピラ
式等の薄板連続鋳造機が開発されるに至つた。こ
の鋳造機にて鋳造された板材は、そのまま同一ラ
インにて連続圧延される場合と、一旦コイル状に
巻取つた後に圧延する場合が考えられるが、鋳造
から圧延までを連続して行う場合には、鋳造速度
と圧延速度を同期制御することが極めて難しく、
一方、一旦コイル状に巻取つた後に圧延する場合
には、一つの鋳造機にて薄物から厚物(薄板の中
の比較的厚物)までのニーズに応えるべく各鋳造
機に薄物コイラーと厚物コイラーとを夫々具備す
る必要があることから、設備費及び設備スペース
の面で問題がある。
属薄板を鋳造し得る双ロール式或いはキヤタピラ
式等の薄板連続鋳造機が開発されるに至つた。こ
の鋳造機にて鋳造された板材は、そのまま同一ラ
インにて連続圧延される場合と、一旦コイル状に
巻取つた後に圧延する場合が考えられるが、鋳造
から圧延までを連続して行う場合には、鋳造速度
と圧延速度を同期制御することが極めて難しく、
一方、一旦コイル状に巻取つた後に圧延する場合
には、一つの鋳造機にて薄物から厚物(薄板の中
の比較的厚物)までのニーズに応えるべく各鋳造
機に薄物コイラーと厚物コイラーとを夫々具備す
る必要があることから、設備費及び設備スペース
の面で問題がある。
本考案は、薄板連続鋳造機にて鋳造された板状
を、一旦コイル状に巻取つた後それを巻戻して圧
延するようにした薄板製造設備において、薄物コ
イラーと厚物コイラーとを2台の薄板連続鋳造機
にて兼用させ、設備費及び設備スペースを削減す
ることを目的としたものである。
を、一旦コイル状に巻取つた後それを巻戻して圧
延するようにした薄板製造設備において、薄物コ
イラーと厚物コイラーとを2台の薄板連続鋳造機
にて兼用させ、設備費及び設備スペースを削減す
ることを目的としたものである。
本考案の薄板製造設備は、2台の薄板連続鋳造
機を並設して、該2台の鋳造機の鋳造ライン下流
側位置に、両鋳造ライン間を連結する如く2組の
連絡軌条を所要間隔にて敷設し、該一方の連絡軌
条上に薄物コイラーを、又他方の連絡軌条上に厚
物コイラーを夫々配設し、且つ前記両鋳造ライン
間に、前記両連絡軌条と接続する運搬軌条を設け
て該軌条上にコイルカーを配設し、更に該運搬軌
条を、圧延機のライン上流に配したアンコイラー
部に導いた構成を有する。
機を並設して、該2台の鋳造機の鋳造ライン下流
側位置に、両鋳造ライン間を連結する如く2組の
連絡軌条を所要間隔にて敷設し、該一方の連絡軌
条上に薄物コイラーを、又他方の連絡軌条上に厚
物コイラーを夫々配設し、且つ前記両鋳造ライン
間に、前記両連絡軌条と接続する運搬軌条を設け
て該軌条上にコイルカーを配設し、更に該運搬軌
条を、圧延機のライン上流に配したアンコイラー
部に導いた構成を有する。
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
る。
薄板連続鋳造機1,2を並設すると共に、該鋳
造機1,2の鋳造ライン1a,2aの下流位置
に、両鋳造ライン1a,2a間を連結する如く連
絡軌条3,4を所要間隔にて敷設し、該連絡軌条
3上に薄物コイラー5(又は厚物コイラー6)
を、又連絡軌条4上に厚物コイラー6(又は薄物
コイラー5)を夫々配設し、且つ前記鋳造ライン
1a,2a間に、前記両連絡軌条3,4と接続す
る運搬軌条8を設けて該軌条8上にコイルカー7
を配設し、更に該運搬軌条8を、圧延機9のライ
ン9a上流に配したアンコイラー10部に導く。
尚、11は各圧延機9にて圧延された板材を巻取
るためのダウンコイラーである。
造機1,2の鋳造ライン1a,2aの下流位置
に、両鋳造ライン1a,2a間を連結する如く連
絡軌条3,4を所要間隔にて敷設し、該連絡軌条
3上に薄物コイラー5(又は厚物コイラー6)
を、又連絡軌条4上に厚物コイラー6(又は薄物
コイラー5)を夫々配設し、且つ前記鋳造ライン
1a,2a間に、前記両連絡軌条3,4と接続す
る運搬軌条8を設けて該軌条8上にコイルカー7
を配設し、更に該運搬軌条8を、圧延機9のライ
ン9a上流に配したアンコイラー10部に導く。
尚、11は各圧延機9にて圧延された板材を巻取
るためのダウンコイラーである。
斯かる構成とした設備を操業する場合、鋳造機
1で薄物を鋳造する時には、それに対応させて薄
物コイラー5を鋳造ライン1a側に位置させてお
き、該薄物コイラー5にて鋳造機1から鋳出され
た板状をコイル状に巻取る。薄物コイラー5に巻
取られた板材はコイルカー7を軌条8,3に沿つ
て移動させることにより、アンコイラー10へ運
搬して圧延機9にて圧延し、ダウンコイラー11
で巻取る。又、同様に、鋳造機2にて厚物を鋳造
する時には、それに対応させて厚物コイラー6を
鋳造ライン2a側に位置させておく。
1で薄物を鋳造する時には、それに対応させて薄
物コイラー5を鋳造ライン1a側に位置させてお
き、該薄物コイラー5にて鋳造機1から鋳出され
た板状をコイル状に巻取る。薄物コイラー5に巻
取られた板材はコイルカー7を軌条8,3に沿つ
て移動させることにより、アンコイラー10へ運
搬して圧延機9にて圧延し、ダウンコイラー11
で巻取る。又、同様に、鋳造機2にて厚物を鋳造
する時には、それに対応させて厚物コイラー6を
鋳造ライン2a側に位置させておく。
一方、前記鋳造に引続いて、鋳造機1にて厚物
を、又鋳造機2にて薄物を鋳造するような場合に
は、薄物コイラー5及び厚物コイラー6を夫々軌
条3,4を利用して反対側の鋳造ライン2a,1
a側に移動させるようにすればよい。
を、又鋳造機2にて薄物を鋳造するような場合に
は、薄物コイラー5及び厚物コイラー6を夫々軌
条3,4を利用して反対側の鋳造ライン2a,1
a側に移動させるようにすればよい。
前記設備においては、一方の鋳造機1又は2を
運転している時には他方の鋳造機2又は1を休止
しておいてもよく、両鋳造機1,2を同時に運転
して、一方の鋳造機1又は2からの板材を圧延し
ている時に、他方の鋳造機2又は1からの板材を
コイル状のまま待機させておくようにしてもよ
い。
運転している時には他方の鋳造機2又は1を休止
しておいてもよく、両鋳造機1,2を同時に運転
して、一方の鋳造機1又は2からの板材を圧延し
ている時に、他方の鋳造機2又は1からの板材を
コイル状のまま待機させておくようにしてもよ
い。
尚、本考案は前記実施例にのみ限定されるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない限り種種変
更を加え得ることは勿論である。
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない限り種種変
更を加え得ることは勿論である。
以上説明したように、本考案の薄板製造設備に
よれば、2台の鋳造機に対し、薄物コイラー及び
厚物コイラー、更にこれらコイラーを運搬するコ
イルカーを兼用できるので、設備費及び設備スペ
ースを小さくすることができる、と言う優れた効
果を奏し得る。
よれば、2台の鋳造機に対し、薄物コイラー及び
厚物コイラー、更にこれらコイラーを運搬するコ
イルカーを兼用できるので、設備費及び設備スペ
ースを小さくすることができる、と言う優れた効
果を奏し得る。
図は本考案の薄板製造設備を示す概略平面図で
ある。 1,2は薄板連続鋳造機、1a,2aは鋳造ラ
イン、3,4は連絡軌条、5は薄物コイラー、6
は厚物コイラー、7はコイルカー、8は運搬軌
条、9は圧延機、9aは圧延機ラインを示す。
ある。 1,2は薄板連続鋳造機、1a,2aは鋳造ラ
イン、3,4は連絡軌条、5は薄物コイラー、6
は厚物コイラー、7はコイルカー、8は運搬軌
条、9は圧延機、9aは圧延機ラインを示す。
Claims (1)
- 2台の薄板連続鋳造機を並設して、該2台の鋳
造機の鋳造ライン下流側位置に、両鋳造ライン間
を連結する如く2組の連絡軌条を所要間隔にて敷
設し、該一方の連絡軌条上に薄物コイラーを、又
他方の連絡軌条上に厚物コイラーを夫々配設し、
且つ前記両鋳造ライン間に、前記両連絡軌条と接
続する運搬軌条を設けて該軌条上にコイルカーを
配設し、更に該運搬軌条を、圧延機のライン上流
に配したアンコイラー部に導いたことを特徴とす
る薄板製造設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6734384U JPS60181201U (ja) | 1984-05-09 | 1984-05-09 | 薄板製造設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6734384U JPS60181201U (ja) | 1984-05-09 | 1984-05-09 | 薄板製造設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60181201U JPS60181201U (ja) | 1985-12-02 |
JPH0344321Y2 true JPH0344321Y2 (ja) | 1991-09-18 |
Family
ID=30601076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6734384U Granted JPS60181201U (ja) | 1984-05-09 | 1984-05-09 | 薄板製造設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60181201U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57121808A (en) * | 1981-01-22 | 1982-07-29 | Nippon Steel Corp | Method and installation for direct hot rolling of steel material |
JPS58100903A (ja) * | 1981-12-09 | 1983-06-15 | Kawasaki Steel Corp | 特殊連鋳機と熱間圧延配置列 |
-
1984
- 1984-05-09 JP JP6734384U patent/JPS60181201U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57121808A (en) * | 1981-01-22 | 1982-07-29 | Nippon Steel Corp | Method and installation for direct hot rolling of steel material |
JPS58100903A (ja) * | 1981-12-09 | 1983-06-15 | Kawasaki Steel Corp | 特殊連鋳機と熱間圧延配置列 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60181201U (ja) | 1985-12-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4698897A (en) | Making hot roller steel strip from continuously cast ingots | |
KR101230371B1 (ko) | 단일 순환 압연 라인을 위해 2개의 주조 라인을 구비한극박 핫 스틸 스트립을 위한 제조 라인 및 그 처리 | |
US5542165A (en) | Line to produce strip and/or sheet | |
US5414923A (en) | Method and apparatus for intermediate thickness slab caster and inline hot strip and plate line | |
WO2009003342A1 (fr) | Procédé à économie d'énergie et très efficace pour couler-laminer en continu des bandes d'acier | |
US5991991A (en) | High-speed thin-slabbing plant | |
TW570847B (en) | Method for producing steel belt, particularly special steel belt, and cast rolling device | |
IT1288863B1 (it) | Procedimento di laminazione in continuo per lamiere e/o nastri e relativa linea di laminazione in continuo | |
JP2012213807A (ja) | 効率的且省エネルギーな帯鋼連続鋳造及び連続圧延プロセス | |
CN208542737U (zh) | 一种低碳钢连铸连轧生产线 | |
TW309456B (ja) | ||
US5430930A (en) | Method of manufacturing hot strip | |
JPH044041B2 (ja) | ||
JPH0344321Y2 (ja) | ||
JPH059185B2 (ja) | ||
JP2004522588A (ja) | 鋳造圧延設備の運転方法 | |
JPS586701A (ja) | 連続鋳造−熱間圧延設備 | |
JPS598442B2 (ja) | ホツトストリツプ圧延設備列 | |
JPS6289502A (ja) | 薄鋳片連続鋳造による鋼板の製造法 | |
JPS6254501A (ja) | 連続鋳造ライン及び熱間圧延ラインのレイアウト | |
JP2932419B2 (ja) | 双ロール連続鋳造圧延設備及び双ロール連続鋳造圧延方法 | |
JPS6156705A (ja) | 圧延設備 | |
JPS60238002A (ja) | 薄板連続製造方法及び設備 | |
KR100286607B1 (ko) | 바이패스 압연이 가능한 엔드리스 압연용 코일 박스 장치 | |
RU2491140C2 (ru) | Способ горячей прокатки полос и комбинированный полунепрерывный стан для его осуществления |