JPH02155019A - アイコンメニュー選択方式 - Google Patents

アイコンメニュー選択方式

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JPH02155019A
JPH02155019A JP63308712A JP30871288A JPH02155019A JP H02155019 A JPH02155019 A JP H02155019A JP 63308712 A JP63308712 A JP 63308712A JP 30871288 A JP30871288 A JP 30871288A JP H02155019 A JPH02155019 A JP H02155019A
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JP
Japan
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icon
input pen
frequency
signal
tuning
Prior art date
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Application number
JP63308712A
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English (en)
Inventor
Azuma Murakami
東 村上
Kazuo Aoki
一男 青木
Ryuichi Yamane
龍一 山根
Yoichi Tsuchida
土田 洋一
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Wacom Co Ltd
Original Assignee
Wacom Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、表示画面上に表示されたアイコンメニュー選
択領域を入力ペンで指示することにより、指示したアイ
コンの選択動作やメニューの選択動作を実行するアイコ
ンメニュー選択方式に関するものである。
(従来の技術) 従来、同調周波数が変化する同調回路を有する入力ペン
により指示したタブレット上の位置を検出すると共に、
前記入力ペンの同調回路における同調周波数の変化を検
出する座標検出部と、該座標検出部からの情報に基づく
前記入力ペンによる指示位置及びアイコンやメニューの
表示データを出力する制御部と、前記制御部からの表示
データに基づいて表示を行う表示部とを組合せて、表示
部の表示画面上に描いた手書き文字や図形等を表示画面
に表示している。また、表示画面上のアイコンメニュー
選択領域を入力ペンで指示することにより、指示したア
イコンの動作やメニューの動作を実行するアイコンメニ
ュー選択方式をか知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来のアイコンメニュー選択方式では、
表示画面上の手書き文字入力領域に入力ペンを用いて文
字、図形等を描いているときに、誤って入力ペンをアイ
コンメニュー選択領域に走らせてしまい、意に反して他
のアイコンまたはメニューの選択動作が実行されてしま
うという問題点があった。
また、表示画面の最上層はガラス等のすべりやすい部材
により構成されているため、複数の項目が隣接したメニ
ューの一の項目を選択するときに誤って入力ペンをすべ
らせてしまい、意に反した項目を選択してしまうことが
あるという問題点があった。
本発明の目的は上記問題点に鑑み、入力ペンでアイコン
メニュー選択領域を指示することにより、指示したアイ
コンまたはメニューの選択動作が実行され、しかも、誤
って入力ペンをアイコンメニュー選択領域に走らせたと
きには、そのアイコンまたはメニューの選択動作が実行
されないアイコンメニュー選択方式を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するために請求項(1)では
、同調周波数が変化する同調回路を有する入力ペンによ
り指示したタブレット上の位置を検出すると共に、前記
入力ペンの同調回路における同調周波数の変化を検出す
る座標検出部と、該座標検出部からの情報に基づく前記
入力ペンによる指示位置及びアイコンやメニューの表示
データを出力する制御部と、前記制御部からの表示デー
タに基づいて表示を行う表示部とを有し、前記入力ペン
で前記表示部に表示されるアイコンやメニューに対応し
た前記タブレット上のアイコンメニュー選択領域を指示
することによりアイコン選択動作やメニュー選択動作を
行うアイコンメニュー選択方式において、前記入力ペン
により前記アイコンメニュー選択領域を指示するに際し
、前記入力ペンの同調回路の同調周波数を所定の周波数
にしたときにのみ、アイコン選択動作やメニュー選択動
作を行うアイコンメニュー選択方式を提案する。
また、請求項(2)では請求項(1)記載のアイコンメ
ニュー選択方式における入力ペンは、同調回路の同調周
波数が筆圧により所定の周波数領域内で可変できると共
に、複数の異なる周波数領域の中の一の周波数領域を選
択可能なスイッチを備え、該スイッチにより前記複数の
異なる周波数領域の中の特定の周波数領域を選択したと
きにメニュー選択動作を行うようにした。
(作 用) 請求項(1)によれば、入力ペンで手書き入力領域に文
字や図形等を描いているときは、入力ペンの同調回路の
同調周波数は手書き文字入力用の周波数領域内にあり、
誤って入力ペンをアイコンメニュー選択領域に走らせて
もそのアイコンまたはメニューの選択動作は実行されな
い。また、入力ペンの同調回路の同調周波数を所定の周
波数にしてアイコンメニュー選択領域を指示したときに
そのアイコンまたはメニューの選択動作が実行される。
また、請求項(2)によれば、入力ペンに加わる筆圧に
より同調回路の同調周波数が所定の周波数領域内で可変
され、前記入力ペンに備わるスイッチにより複数の異な
る周波数領域の中の一の周波数領域が選択される。また
、前記スイッチにより特定の周波数領域を選択したとき
にメニュー選択動作が行われる。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図である。図
において、10は入力ペン、20は座標検出部、21は
タブレット、50は主制御部で、座標検出部20からの
情報に基づいて、各種の演算処理を行うと共に、表示デ
ータを出力する。
60は表示制御部で、主制御部50からの表示データを
入力し、表示信号を出力する。70は表示部で、タブレ
ット21に重ねて配設され、表示制御部60からの表示
信号に基づいて表示を行う。
前記入力ベン10は第2図に示す同調回路19を備えて
いる。この同調回路19は、コイル14にコンデンサ1
7aが並列に接続されると共に、スイッチ18を介して
コンデンサ17bが接続され、コイル14のインダクタ
ンスがフェライトチップ12の移動により変化するよう
になっている。
第3図は入力ペン10の具体的な構造を示すもので、合
成樹脂等の非金属素材からなるペン軸11と、フェライ
トチップ12を備えた芯体13と、芯体13をその内部
に摺動自在に収容し得るコア巻きコイル14と、芯体1
3の後端を保持する芯ホルダ15と、芯ホルダ15をペ
ン軸11に対してわずかに変位可能に支持するバネ16
とコンデンサ17a、17bとペン軸11の側面に設け
られたスイッチ18とからなっている。これにより、入
力ペン10に加わる筆圧に応じてコイル14のインダク
タンスが変化し、同調周波数を可変できる。また、スイ
ッチ18を切換えることによっても同調周波数を変える
ことができる。また、スイッチ18をペン軸11の側面
に設けることによりスイッチ18の操作性を高めている
前記座標検出部20は、タブレット21上の入力ベン1
0の位置を検出すると共に、入力ペン10の同調回路1
9の同調周波数の変化を所定の基や周波数に対する位相
の変化として検出し、これらの情報を表示制御部30に
送出する。
第4図に座標検出部20の構成図を示す。図において、
21はタブレット、30は制御回路、31は信号発生回
路、32及び33はX方向及びX方向の選択回路、34
.35は送受切替回路、36はXY切替回路、37は受
信タイミング切替回路、38は帯域フィルタ(BPF)
 、39は検波器、40は低域フィルタ(L P F)
である。また、41.42は位相検波器(PSD) 、
43゜44は低域フィルタ(LPF) 、45.46は
駆動回路、47.48は増幅器である。
第5図はタブレット21を構成するX方向のループコイ
ル群22及びX方向のループコイル群23の詳細を示す
ものである。X方向のループコイル群22はX方向に沿
って互いに平行で且つ重なり合う如く配置された多数、
例えば48本のループコイル22−1.22−2.・・
・・・・22−48からなり、また、X方向のループコ
イル群23はX方向に沿って互いに平行で且つ重なり合
う如く配置された多数、同じく48本のループコイル2
3−1.23−2.  ・・・・・・23−48からな
り、該X方向のループコイル群22とX方向のループコ
イル群23とは互いに密接して重ね合わされ(但し、図
面では理解し易いように両者を離して描いている。)、
さらに図示しない非金属素材からなるケースに収容され
ている。なお、ここでは各ループコイルを1ターンで構
成したが、必要に応じて複数ターンとなしても良い。
次に前記装置の動作をその構成とともに説明するが、ま
ず、タブレット21と入力ベン10との間で電波が送受
信されるようす並びにこの際、得られる信号について、
第6図に従って説明する。
前記制御回路30は周知のマイクロプロセッサ等より構
成され、信号発生回路31を制御するとともに、第7図
に示すフローチャートに従って選択回路32及び33を
介してタブレット21の各ループコイルの切替を制御し
、また、XY切替回路36及び受信タイミング回路37
に対して座標検出方向の切替を制御し、さらにまた、低
域フィルタ40,43.44からの出力値をアナログ・
ディジタル(A/D)変換し、演算処理を実行して入力
ベン10による入力座標を求め、さらに受信信号の位相
を検出し、これらを表示制御部60に送出する。
選択回路32は前記X方向のループコイル群22より一
のループコイルを順次選択するものであり、また、選択
回路33は前記X方向のループコイル群23より一のル
ープコイルを順次選択するものであり、それぞれ制御回
路30からの情報に従って動作する。
送受切替回路34は前記選択されたX方向の一のループ
コイルを駆動回路45並びに増幅器47に交互に接続す
るものであり、また、送受切替回路35は前記選択され
たX方向の一のループコイルを駆動回路46並びに増幅
器48に交互に接続するものであり、これらは後述する
送受切替信号に従って動作する。
信号発生回路31は所定の周波数fO1例えば500k
Hzの矩形波信号A1該矩形波信号Aの位相を90°遅
らせた信号B1所定の周波数fk。
例えば15.625k Hzの送受切替信号C及び受信
タイミング信号りを発生する。前記矩形波信号Aはその
まま位相検波器41に送出されるとともに、図示しない
低域フィルタにより正弦波信号Eに変換され、さらにX
Y切替回路36を介して駆動回路45又は46のいずれ
か一方に送出され、また、矩形波信号Bは位相検波器4
2に送出され、また、送受切替信号Cは送受切替回路3
4及び35に送出され、さらにまた、受信タイミング信
号りは受信タイミング切替回路37に送出される。
今、制御回路30よりX方向を選択する情報がXY切替
回路36及び受信タイミング切替回路37に入力されて
いるとすると、前記正弦波信号Eは駆動回路45に送出
され平衡信号に変換され、さらに送受切替回路34に送
出されるが、該送受切替回路34は送受切替信号Cに基
づいて駆動回路45又は増幅器47のいずれか一方を切
替接続するため、送受切替回路34より選択回路32に
出力される信号は時間T (−1/2 fk ) 、こ
こでは32μsec毎に500kHzの信号を出したり
出さなかったりする信号Fとなる。
前記信号Fは選択回路32を介してタブレット21のX
方向の一のループコイル22−i  (i−1,2,・
・・・・・48)に送出されるが、該ループコイル22
−1は前記信号Fに基づく電波を発生する。
この際、タブレット21上にて入力ベン10が略直立状
態、即ち使用状態に保持されていると、該電波は入力ペ
ン10のコイル14を励振し、その同調回路19に前記
信号Fに同期した誘導電圧Gを発生させる。
その後、信号Fにおいて信号無しの期間、即ち受信期間
に入るとともにループコイル22−1が増幅器47側に
切替えられると、該ループコイル22−1よりの電波は
直ちに消滅するが、前記誘導電圧Gは同調回路19内の
損失に応じて徐々に減衰する。
一方、前記誘導電圧Gに基づいて同調回路28を流れる
電流はコイル14より電波を発信させる。
該電波は増幅器47に接続されたループコイル22−1
を逆に励振するため、該ループコイル22−1にはコイ
ル14からの電波による誘導電圧が発生する。該誘導電
圧は受信期間の間のみ送受切替回路34より増幅器47
に送出され増幅されて受信信号Hとなり、さらに受信タ
イミング切替回路37に送出される。
受信タイミング切替回路37にはX方向又はX方向の選
択情報のいずれか一方、ここではX方向の選択情報と、
実質的に送受切替信号Cの反転信号である受信タイミン
グ信号りとが入力されており、該信号りがハイ(H)レ
ベルの期間は受信信号Hを出力し、ロー(L)レベルの
期間は何も出力しないため、その出力には信号I (実
質的に受信信号Hと同一)が得られる。
前記信号Iは帯域フィルタ38に送出されるが、該帯域
フィルタ38は周波数fOを固有の振動数とするセラミ
ックフィルタであり、前記信号1中の周波数fO酸成分
エネルギーに応じた振幅を有する信号J (厳密には、
数個の信号Iが帯域フィルタ38に入力され収束した状
態において)を検波器39及び位相検波器41.42に
送出する。
前記検波器39に入力された信号Jは検波・整流され、
信号にとされた後、遮断周波数の充分低い低域フィルタ
40にて前記振幅のほぼ1/2に対応する電圧値、例え
ばVxを有する直流信号りに変換され、制御回路30に
送出される。
前記信号りの電圧値VXは入力ベン10とループコイル
22−1との間の距離に依存した値、ここではほぼ距離
の4乗に反比例した値を示し、ループコイル22−1が
切替えられると変化するため、制御回路30において、
各ループコイル毎に得られる電圧値VXをディジタル値
に変換し、これらに演算処理を実行することにより、入
力ベン10によるX方向の入力座標が求められる。なお
、入力ベン]0によるY方向の入力座標についても同様
にして求められる。
一方、位相検波器41及び42には前記矩形波信号A及
びBが検波信号として入力されており、この時、信号J
の位相が矩形波信号Aの位相とほぼ一致しているとする
と、位相検波器41はちょうど信号Jを正側に反転した
信号Ml  (実質的に信号にと同一)を出力し、また
、位相検波器42は正側及び負側に対称な波形を有する
信号M2を出力する。
前記信号M1は前記同様の低域フィルタ43にて信号J
の振幅のほぼ1/2に対応する電圧値、即ちVXを有す
る直流信号Nl  (実質的に信号りと同一)に変換さ
れ制御回路30に送出され、また、信号M2は同様の低
域フィルタ44にて直流信号N2に変換され制御回路3
0に送出されるが、ここでは位相検波器42の信号M2
において正側及び負側の成分が同一であるため、低域フ
ィルタ44の出力の電圧値は0 [V]となる。
制御回路30では低域フィルタ43及び44の出力値、
ここでは信号N1及びN2をディジタル値に変換し、さ
らにこのディジタル値を用いて下記(1)式の演算処理
を行ない、位相検波器41及び42に加わった信号、こ
こではJと矩形波信号Aとの位相差θを求める。
θ−−tan −’ (VQ /VP )      
−1l)但し、vPは低域フィルタ43の出力に対応す
るディジタル値を、また、VQは低域フィルタ44の出
力に対応するディジタル値を示す。例えば、前述した信
号Jの場合、信号Nlの電圧値はVXであるが、信号N
2の電圧値はO[v]、即ちVQ−0であるから位相差
θ−0°となる。
ところで、前記信号Jの位相は入力ベン10の同調回路
1つにおける同調周波数に対応して変化する。即ち、同
調回路19における同調周波数が所定の周波数fOと一
致している場合、同調回路19には信号の送信期間及び
受信期間とも周波数fOの誘導電圧が発生し、また、こ
れに同期した誘導電流が流れるため、前記受信信号H(
又はI)の周波数及び位相は矩形波信号Aと一致するこ
とになり、前記信号Jの位相も矩形波信号Aと一致する
一方、同調回路19における同調周波数が所定の周波数
fOと一致していない、例えば周波数fOよりわずかに
低い周波数、例えばflの場合、信号の送信期間におい
て、同調回路1つには周波数fOの誘導電圧が発生する
が、その時、該同調回路19には位相遅れを伴う誘導電
流が流れ、また、信号の受信期間においてはほぼ周波数
f1の誘導電圧及びこれに同期した誘導電流が流れるた
め、前記受信信号H(又はI)の周波数は矩形波信号A
の周波数よりわずかに低く、また、その位相もやや遅れ
たものとなる。前述したように帯域フィルタ38は周波
数fOのみを振動数とするものであるから、その入力信
号の低い方への周波数のずれは位相遅れとして出力され
ることになり、従って、前記信号Jの位相は受信信号H
(又はI)よりさらに遅れたちのどなる。
また、逆に同調回路19における同調周波数が所定の周
波数fOよりわずかに高い周波数、例えばf2の場合、
信号の送信期間において、同調回路19には周波数fO
の誘導電圧が発生するが、その時、該同調回路19には
位相進みを伴う誘導電流が流れ、また、信号の受信期間
においてはほぼ周波数f2の誘導電圧及びこれに同期し
た誘導電流が流れるため、前記受信信号H(又はI)の
周波数は矩形波信号Aの周波数よりわずかに高く、また
、その位相もやや進んだものとなる。帯域フィルタ38
において、その入力信号の高い方への周波数のずれは、
前述した場合とは逆に位相進みとして出力されることに
なり、従って、前記信号Jの位相は受信信号H(又はI
)よりさらに進んだものとなる。
前述したように同調回路19の同調周波数は入力ペン1
0に加わる筆圧に応じて変化するため、前記(1)式に
より求められる位相差θも該筆圧に対応して変化する。
本実施例では、スイッチ18がオフのときは、入力ペン
10に筆圧が全く加わらない状態で前記位相差θが一6
0°程度となり、最も筆圧が加わった状態で60″程度
となるよう予め設定されている。
また、入力ペン10のスイッチ18をオンにすると、コ
ンデンサ17aとコンデンサ17bが並列に接続される
。このとき、座標検出部20により検出される基準周波
数に対する位相差θが、180°変化するようにコンデ
ンサ17bの値が設定されている。すなわち、入力ペン
10のスイ・ソチ]8がオンのときは、座標検出部20
によって、基準周波数に対する位相差θが120≦θ≦
180’  −120°≧θ≧−180°の範囲で検出
されるようになっている。この位相差θの変化を第8図
に示す。
前記水められた位相差θは、X方向及びY方向の座標値
と共に主制御部50へ送出される。
前記表示部70はタブレット21と組合わせてあり、第
9図に示すような表示部70の表示画面に表示されたア
イコンメニュー選択領域80を入力ペン10で指示する
ことによりアイコンの選択動作またはメニューの選択動
作が行われるようになっている。また、表示画面上の手
書き文字入力領域90に入力ペン10で描いた文字や図
形等が即時表示されるようになっている。
次に、前述の構成における、入力ペン10による手書き
文字等の入力、及びアイコンメニュー選択のときの入力
ペン10の操作方法と、表示部70への表示及びアイコ
ンメニュー選択動作を第10図のフローチャートに基づ
いて説明する。
前記表示部70の表示画面上の手書き文字入力領域90
に文字、図形等を描くときは、入力ペン10のスイッチ
18をオフにしておく。また、アイコンの種類が多数存
在する場合にはその全てをアイコンメニュー選択領域8
0に表示することができない。このため、アイコンメニ
ュー選択領域80にアイコン表示変更領域81を設けて
、アイコン82〜85の表示を他の種類に変更できるよ
うになっている。アイコンメニュー選択領域80に表示
されているアイコン82〜85の表示を変更したいとき
にはアイコン表示変更領域81を、アイコン82〜85
のアイコンのメニューを表示させたいときにはアイコン
82〜85の領域を入力ペン10で押圧指示し、前記位
相差θを通常、文字や図形等を描くときの筆圧では発生
しない値、例えば50°〜60°にする。これにより通
常、文字等を描いているときに誤って入力ペンをアイコ
ンメニュー選択領域80に走らせてしまっても、意に反
してアイコン選択動作が行われることがない。更に、ア
イコン82〜85の一のアイコンのメニューを表゛示さ
せ、このメニューの複数の項目の−を選択するときは、
その項目を入力ペン10で指示しながらスイッチ18を
オンにする。これにより180°変化した位相が検出さ
れて、入力ペン10により指示した項目が選択される。
メニュー表示は複数の項目が隣接して表示されている。
このため、筆正によって位相差θを所定の値、例えば5
0°〜60°にしたときにメニュー選択動作を行うよう
にすると、表示画面を見やすいように傾斜させた場合に
、筆圧を大きくすると入力ペン10がすべって他のメニ
ュー項目を選択してしまうことがある。これを防止する
ために、メニューの項目を選択するときは、スイッチ1
8により位相差θを変えるようにしている。
前記主制御部50は、座標検出部20から入力する入力
ペン10のX座標値及びY座標値により、入力ペン10
の指示する位置が手書き文字入力領域90にあるか否か
を判定する(Sl)。この判定の結果、入力ペン10の
指示する位置が手書き文字入力領域90に存在しないと
きはS4の処理に移行し、手書き文字入力領域90に存
在するときは、位相差θが一60″≦θ≦60″である
か否かを判定する(S2)。この判定の結果、位相差θ
がθく一60°又は60°くθのときはSlの処理に移
行し、−60°≦θ≦60°のときは入力ベン10の指
示する位置に表示を行う(S3)前記S1の判定の結果
、入力ベン10の指示する位置が手書き文字入力領域9
0に存在しないときは、入力ベン10の指示する位置が
アイコンメニュー選択領域80に存在するか否かを判定
する(S4)。この判定の結果、入力ベン10の指示す
る位置がアイコンメニュー選択領域80に存在しないと
きはS】の処理に移行し、アイコンメニュー選択領域8
0に存在するときは、入力ベン10の指示する位置がア
イコン表示変更領域81に存在するか否かを判定する(
S5)。この判定の結果、アイコン表示変更領域81に
存在しないときはS8の処理に移行し、アイコン表示変
更領域81に存在するときは位相差θが50°≦θ≦6
0″であるか否かを判定する(S6)。この判定の結果
、θ<50’又は60”<θのときはSlの処理に移行
し、50@≦θ≦60″のときはアイコン82〜85の
表示内容を変更して(S7)、Slの処理に移行する。
前記S5の判定の結果、入力ベン10の指示位置がアイ
コン表示変更領域81に存在しないときは、指示位置が
アイコン82〜85の表示されている領域に存在するか
否かを判定する(S8)。
この判定の結果、アイコン82〜85の表示されている
領域に存在しないときはS11の処理に移行し、アイコ
ン82〜85の表示されている領域に存在するときは、
位相差θが50″≦θ≦60″であるか否かを判定する
(S9)。この判定の結果、θ<50’又は60’<θ
のときは、Slの処理に移行し、50″≦θ≦60″の
ときは該当するアイコンのメニューを表示する(310
)。この後、Slの処理に移行する。
第11図にアイコン82のメニュー87を表示したとき
の表示画面の一例を示す。これは入力ベン10によって
描きたい線の太さを選択するメニューであり、87a〜
87eの五つの項目からなる。
前記S8の判定の結果、入力ベン10の指示位置がアイ
コン82〜85の表示されている領域に存在しないとき
は、指示位置がメニューの表示されている領域に存在す
るか否かを判定する(Sll)。この判定の結果、指示
位置がメニューの表示されている領域に存在しないとき
はSlの処理に移行し、メニューの表示されている領域
に存在するときは、位相差θが一180°≦θ≦−12
0°又は120°≦θ≦1800であるか否かを判定す
る(S 12)  この判定の結果、−120ゝくθく
120°のときは、Slの処理に移行し、−180” 
≦θ≦−120’又は120°≦θ≦180°のときは
該当メニューの中の指示された項目を選択して実行しく
313)、Slの処理に移行する。
尚、本実施例では、入力ベン10の筆圧によって位相差
θを所定の値にしたときにアイコンの表示変向及びアイ
コン選択を行うようになし、スイッチ18を切換えて同
調回路19の同調周波数の可変領域を変更したときにメ
ニュー選択を行うようにしたが、これに限定されるもの
ではなく、その組合せはどのようにもできることは言う
までもないことである。
例えば、一方の同調周波数可変領域において筆圧によっ
て位相差θを所定の値にしたときに選択動作を行う方法
Aと、スイッチ18により他方の同調周波数可変領域に
切替えたときに選択動作を行う方法Bとの組合せは第1
2図に示すように4通り考えることができる。即ち、ア
イコン表示変更、アイコン選択及びメニュー選択の全て
を、方の同調周波数可変領域において筆圧によって位相
差θを所定の値にしたときに行う第1の組合せと、一方
の同調周波数可変領域において筆圧によって位相差θを
所定の値にしたときに、アイコン表示変更及びアイコン
選択動作を行い、スイッチ18により他方の同調周波数
可変領域に切替えたときにメニュー選択動作を行う第2
の組合せと、スイッチ18により他方の同調周波数可変
領域に切替えたときにアイコン表示変更及びアイコン選
択動作を行い、一方の同調周波数可変領域において筆正
によって位相差θを所定の値にしたときにメニュー選択
を行う第3の組合せと、スイッチ18により他方の同調
周波数可変領域に切替えたときにアイコン表示変更、ア
イコン選択及びメニュー選択動作を行う第4の組合せと
が考えられる。
また、本実施例では入力ペン10の同調回路1つの同調
周波数の可変領域を二つとし、この二つの周波数領域を
スイッチにて切換えられるようにしたが、二つ以上の周
波数領域をスイッチ等で切換え可能にし、用途に合わせ
て選択するようにしてもよい。
例えば、第13図に示すような同調回路を構成する。即
ち、前記同調回路はコイルLとコンデンサCI、C2,
C3と1回路3接点のスイッチSWとを備え、スイッチ
SWによってコイルしにコンデンサCI、C2,C3の
いずれかが直列に接続されるようになっている。もちろ
ん筆正によってコイルしのりアクタンスは変化するもの
とする。
さらに、コンデンサC1,C2,CBの容量値を異なる
ものとし、コイルLとコンデンサCI、C2、C3のそ
れぞれによって構成される同調回路の周波数可変領域が
第14図に示すように重ならないものとし、これらの周
波数可変領域毎に異なる機能を割り当てるようにしても
良い。
また、本実施例では表示部70をタブレット〕0に重ね
て配置したが、これに限定されることはなく、タブレッ
ト10と表示部70が別々に配置されているものでも同
様の効果を得ることができる。
(発明の効果) 以上説明したように請求項(1)によれば、入力ペンの
同調回路の同調周波数が所定の周波数になったときに、
アイコンメニュー選択を行うようにしたため、誤って入
力ペンをアイコンメニュー選択領域に走らせても、その
アイコンメニューの選択動作は実行されない。また、ア
イコンメニュー選択を行うときも、入力ペンの簡単な操
作で行うことができるという利点がある。
また、請求項(2)によれば、上記効果に加えて、入力
ペンに加わる筆圧により同調回路の同調周波数が所定の
周波数領域内で可変され、前記入力ペンに備わるスイッ
チにより、複数の異なる周波数領域の中の一の周波数領
域が選択され、前記スイッチにより特定の周波数領域を
選択したときにメニュー選択が行われるので、狭い表示
面積を有する項目が隣接したようなメニュー選択領域を
入力ペンで指示してメニュー選択を行うときに、通常の
筆圧でメニュー選択領域を指示してスイッチ操作を行う
ことでメニューが選択されるため、誤った選択を行うこ
とがなくなるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第2図は
入力ペンの電気回路図、第3図は入力ペンの構造を示す
図、第4図は座標検出部の構成図、第5図はタブレット
の構成図、第6図は座標検出部の各部の信号波形図、第
7図は座標検出部の制御回路における処理のフローチャ
ート、第8図は位相差の変化領域を示す図、第9図は表
示画面の一例を示す図、第10図は表示動作及びアイコ
ンメニュー選択動作の処理フローチャート、第11図は
メニュー表示の一例を示す図、第12図は選択動作を行
う方法の組合せの一例を示す図、第13図は同調回路の
他の構成例を示す図、第14図は第13図に示す同調回
路の周波数可変領域を示す図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同調周波数が変化する同調回路を有する入力ペン
    により指示したタブレット上の位置を検出すると共に、
    前記入力ペンの同調回路における同調周波数の変化を検
    出する座標検出部と、該座標検出部からの情報に基づく
    前記入力ペンによる指示位置及びアイコンやメニューの
    表示データを出力する制御部と、前記制御部からの表示
    データに基づいて表示を行う表示部とを有し、前記入力
    ペンで前記表示部に表示されるアイコンやメニューに対
    応した前記タブレット上のアイコンメニュー選択領域を
    指示することによりアイコン選択動作やメニュー選択動
    作を行うアイコンメニュー選択方式において、 前記入力ペンにより前記アイコンメニュー選択領域を指
    示するに際し、前記入力ペンの同調回路の同調周波数を
    所定の周波数にしたときにのみ、アイコン選択動作やメ
    ニュー選択動作を行うことを特徴とするアイコンメニュ
    ー選択方式。
  2. (2)前記入力ペンは、同調回路の同調周波数が筆圧に
    より所定の周波数領域内で可変できると共に、複数の異
    なる周波数領域の中の一の周波数領域を選択可能なスイ
    ッチを備え、該スイッチにより前記複数の異なる周波数
    領域の中の特定の周波数領域を選択したときにメニュー
    選択動作を行うようにした請求項(1)記載のアイコン
    メニュー選択方式。
JP63308712A 1988-12-08 1988-12-08 アイコンメニュー選択方式 Pending JPH02155019A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5661269A (en) * 1994-02-03 1997-08-26 Wacom Co., Ltd. Position pointing device having resonant circuit with sequentially changed characteristics and combination thereof with position detecting device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5661269A (en) * 1994-02-03 1997-08-26 Wacom Co., Ltd. Position pointing device having resonant circuit with sequentially changed characteristics and combination thereof with position detecting device

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