JPH02154234A - 露光間レンズ駆動可能なカメラ - Google Patents

露光間レンズ駆動可能なカメラ

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JPH02154234A
JPH02154234A JP30940588A JP30940588A JPH02154234A JP H02154234 A JPH02154234 A JP H02154234A JP 30940588 A JP30940588 A JP 30940588A JP 30940588 A JP30940588 A JP 30940588A JP H02154234 A JPH02154234 A JP H02154234A
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JP
Japan
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lens
driving
magnification
photographic
during exposure
Prior art date
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Pending
Application number
JP30940588A
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English (en)
Inventor
Atsushi Mizuguchi
淳 水口
Naohiro Kageyama
直浩 景山
Masayasu Hirano
平野 雅康
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02154234A publication Critical patent/JPH02154234A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、露光間レンズ駆動可能なカメラに関するもの
であり、例えば−眼レフカメラを用いて特殊撮影効果を
伴うファンタジックな写真を撮影する用途に適するもの
である。
し従来の技術] 従来、シャッターが開いている間にフォーカス用レンズ
をデフォーカスするように駆動することにより特殊撮影
効果を伴うファンタジ・1りな写真が得られるようにし
たカメラが市販されて4sる。
このような露光間レンズ駆動可能なカメラにより得られ
る表現効果には、錯乱円径の増加によるソフトフォーカ
ス効果と、焦点距離の変化に伴う像の拡大縮小の効果の
2つがあり、それぞれの寄与する割合によって得られる
画像は大きく変化する。
錯乱円径増加の寄与が非常に大きい場合には、ソフトフ
ォーカスレンズで撮影したような描写が得られ、像倍率
変化の寄与が非常に大きい場合には、露光間ズーム撮影
を行ったような描写が得られる。
[発明が解決しようとする課題] 上述のような露光間レンズ駆動の可能なカメラにあって
は、レンズの駆動方向を適切に決定しないと、露光間レ
ンズ駆動中にレンズが終端(最大縁り出し位置又は最大
縁り込み位置)に達して停止し、芯になる像が二重に形
成されて著しく見苦しい画像が形成されることになる。
また、駆動量が少ないときは上記の特殊撮影効果が全く
得られないこともある。そこで、レンズの現在位置が中
間位置よりも最大繰り込み位置に近い場合には繰り出し
方向に、レンズの現在位置が中間位置よりも最大繰り出
し位置に近い場合には繰り込み方向に、駆動方向を決定
することが考えられる。ところが、露光間レンズ駆動に
よりソフトフォーカス効果を得ようとする場合には、レ
ンズ駆動方向を成るべく近方向(前ビン側)にデフォー
カスさせる方向(つまり繰り出し方向)とする方がより
好ましい結果が得られる。このため、レンズの駆動方向
を切り換えるに際しては、レンズの現在位置から繰り出
し方向と繰り込み方向への駆動量が相等しくなる中間位
置で駆動方向を切り換えるのではなく、端出たりしない
範囲内で成るべく繰り出し方向への駆動が選択されるよ
うに駆動方向を切り換えることが好ましい。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、露光間レンズ駆動可能なカメラ
において、成るべく繰り出し方向へのレンズ駆動を優先
的に選択できるようにすることにある。
[、i1題を解決するための手段] 本発明にあっては、上記の課題を解決するために、第1
図に示すように、露光中に撮影レンズ1の一部(フォー
カス用レンズla)を駆動するレンズ駆動手段2を備え
、露光間レンズ駆動により特殊撮影効果を得るカメラに
おいて、主被写体の撮影倍率βを出力する撮影倍率出力
手段3と、撮影倍率βと所定値とを比較す!−1t、較
手段4と、比較手段4により撮影倍率βが所定値以上で
あると判定されたときにのみレンズ駆動方向を繰り込み
方向とし、撮影倍率βが所定値未満であると判定された
ときにはレンズ駆動方向を繰り出し方向とする駆動方向
決定手段5とを備えて成ることを特徴とするものである
なお、前記所定値は、繰り出し方向へのレンズ駆動が選
択されたときにレンズが最大繰り出し位置に達すること
を回避できる範囲内で高く設定することが好ましい。
[作用] 以下、本発明の作用を第1図により説明する。
レンズ駆動手段2は、露光中に撮影レンズ1の一部(フ
ォーカス用レンズla)を駆動する機能を有し、この露
光間レンズ駆動によりソフトフォーカス効果のような特
殊撮影効果を生じさせるものである。このレンズ駆動手
段2は、露光前のレンズ駆動により自動焦点調節を行う
ためのレンズ駆動手段と兼用することができる。上述の
ように、露光間レンズ駆動を行う場合には、露光中にレ
ンズ1aが終端に達して停止することを回避するために
、レンズ1aの駆動方向を切り換える必要がある0本発
明にあっては、レンズの駆動範囲内における撮影倍率が
一定の点を境として駆動方向を切換制御している。撮影
倍率出力手段3から主被写体の撮影倍率βを出力し、比
較手段4により撮影倍率βを所定値(例えば1/12)
と比較し、その比較結果に応じて駆動方向決定手段5に
より駆動方向を決定している。つまり、撮影倍率βが所
定値以上であると判定されたときにのみレンズ駆動方向
を繰り込み方向とし、撮影倍率βが所定値未満であると
判定されたときにはレンズ駆動方向を繰り出し方向とし
ている0通常の撮影レンズ群については、最大撮影可能
倍率がほぼ同じであるので、上述の所定値を適切に設定
すれば、成るべく繰り出し方向へのレンズ駆動を優先的
に選択できるように駆動方向を決定することができる。
なお、以上の制御を撮影倍率を用いずに実現しようとす
ると、撮影レンズ毎に異なるレンズの最大繰り出し量と
現在のレンズ繰り出し量に基づいて、駆動方向を切り換
えるレンズ位置を個別に演算しなければならない0本発
明は、通常の撮影レンズ群については最大撮影可能倍率
がほぼ同じであるという性質を有効に利用して、駆動方
向切換制御のための演算を簡略化したものである。
[実施例] 第2図は本発明の一実施例としてのカメラの回路構成を
示している0図中、μCはマイクロコンピユータ(以下
「マイコン」と呼ぶ)であり、露出制御や自動焦点調節
のための演算やカメラ全体のシーケンス制御を行う。B
Tは電源電池であり、マイコンμC及びその周辺回路に
電力を供給している。Xtalは発振子であり、マイコ
ンμCはこの発振子XLa1によって決まるクロック信
号に従って動作する。
マイコンノICは各種の周辺回路と接続されており、こ
れらの周辺回路と情報を交換することができる。
まず、DSPは表示回路であり、マイコンμCから表示
用データを受は取り、必要な表示を行う。
表示内容としては、例えばシャッター速度、絞り値、露
出モード(ノーマルモード又はファンタジーモード)、
高輝度警告表示、低輝度警告表示、フィルムカウンタ、
合焦表示、焦点検出不可表示などがある。
FLCはカメラボディに着脱自在に装着されるフラッシ
ュに内蔵されたフラッシュ回路である。
フラッシュにはフラッシュ発光スイッチFSWが設けら
れており、このフラッシュ発光スイッチFSWには、O
N/○FFの2つの状態が存在する。
フラッシュ回路FLCはカメラボディにフラッシュ発光
スイッチFSWの0N10FFに関する情報を伝達し、
カメラボディはそのデータに応じて露出制御を変化させ
る。フラッシュ発光スイッチFSWがO’Nされている
場合にはフラッシュは常に発光するように露出制御され
、フラッシュ発光スイッチFSWがOFFされている場
合にはフラッシュは常に不発光となるように露出制御さ
れる。
FCCはフラッシュ光量を制御するためのフラッシュ調
光回路であり、フィルム3度読取回路DXCからマイコ
ンμCを介してフィルム感度の情報を受は取り、その情
報に応じてレンズから入射してきたフラッシュ光量を測
定し、光量が所定量に達したら発光を停止させる。
DXCはフィルム感度読取回路であり、フィルムパトロ
ーネに記録されたフィルム感度の情報を読み取り、マイ
コンμCに伝達する。この情報はマイコンμCにおける
AE演算に使用される。
LMCは測光回路であり、第7図に示すように撮影画面
を複数の測光領域81〜S6に分割して測光しており、
マイコンμCに必要なデータを送る。マイコンμCは、
中央部の測光領域84〜S6における測光値の平均輝度
として、主被写体の輝度Byを算出して・必要なAE演
算を行い、fftllfj1絞り値や制御シャッター速
度を算出する。
AFCはAF制御回路であり、撮影レンズを通過した被
写体光を光電変換して合焦位置からの焦点ずれ量を示す
デフォーカスiDFを検出するTTL位相差検出方式の
焦点検出手段を含み、デフォーカス量DFに関する情報
をマイコンμCに伝達する0Mは撮影レンズのフォーカ
ス用レンズを駆動するためのモータであり、AFIII
御回路AFCに含まれるレンズ駆動回路の制御下にてレ
ンズの繰り出し及び繰り込みを行い5露光前のデフォー
カス量DFがゼロとなるように自動焦点調節する。
また、このモータMは露光中にフォーカス用レンズを駆
動して、露光問レンズ駆動を行うためにも使用される。
ESCはエンコーダであり、フォーカス用レンズ駆動用
のモータMが駆動されたときに、モータMの回転量を検
出し、モータMの所定の回転量に応じてマイコンμCに
パルスを送る。マイコンμCは、レンズを最も繰り込ん
だ状態である無限遠位置からのレンズの繰り出し量を絶
対量として知るためのレンズ位置カウンタを内蔵してい
る。このレンズ位置カウンタの値は、パルスカウント数
Pとして表され、レンズが無限遠位置に繰り込まれたと
きに内部の命令によりP=0にリセットされ、レンズが
繰り出されているときには、内部の命令によりエンコー
ダENCからのパルスに応じてカウントアツプされ、レ
ンズが繰り込まれているときには、内部の命令によりエ
ンコーダENCからのパルスに応じてカウントダウンさ
れる。レンズが最近接位置まで繰り出されたときには、
レンズ位置カウンタの値は、P=PMとなる。この最大
繰り出゛し量PMはレンズにより夫々異なり、レンズ回
路LECからレンズ固有の情報としてマイコンμCに読
み込まれる8合焦時においては、このレンズ位置カウン
タによるパルスカウント数Pから主被写体までの距離や
撮影倍率の情報を演算することができる。また、非合焦
時においては、レンズ位置カウンタによるパルスカウン
ト数Pと、AF制御回路AFCで検出されたデフォーカ
ス量DFとから、主被写体までの距離や撮影倍率の情報
を演算することができる(特願昭63−206697号
出P7j9照)。
LECはカメラボディに交換自在に装着される撮影レン
ズに内蔵されたレンズ回路である。レンズ回路LF、C
は撮影レンズ毎に固有の情報を記憶しており、この情報
をマイコンμCに伝達する。
レンズ固有の情報としては、最大縁り出しN P s、
焦点距f#、 R小絞り値(いわゆる開放絞り値)AV
o、fi大絞り値AVM、変換係数に等がある。ここで
、変換係数にはAP制御回路AFCで得られたデフォー
カス量DFをレンズ駆動量ΔP(パルスカウント数Pの
変化分)に変換するための係数である。マイコンμCは
レンズ回路LECから伝達された情報に基づいて、自動
露出制御や自動焦点調節のための演算を行う。なお、カ
メラボディに装着された撮影レンズがズームレンズであ
る場合には、レンズ回路LECはズームリングに連動す
るズームエンコーダを含み、焦点距離「や変換係数■く
の情報を変化させて、マイコンμCに伝達する。
マイコンμCの各人カポ−)IP、〜I P +は内部
抵抗により°“High”レベルにプルアップされてお
り、それぞれ別のスイッチを介してアースレベルに接続
されている。いずれかのスイッチがONされると、対応
する入力ボートはL am’レベルとなり、各スイッチ
の0N10.FFをマイコンμCにより判定することが
できる。以下、各スイッチについて説明する。
Slはレリーズボタンの1段目の押し下げでONされる
撮影準備スイッチであり、このスイッチがONされると
、測光・露出演算・自動焦点調節の各動作が開始される
S2はレリーズボタンの2段目の押し下げでONされる
レリーズスイッチであり、このスイッチがONされると
、露出制御動作が開始される。
SMDはモード切換スイッチであり、このスイッチSM
DがONであるときにはファンタジーモードが選択され
、OFFであるときには通常モードが選択される0通常
モードでは通常のプログラム線図に1足って絞り値AV
とシャッター速度TVの組み合わせが決定されるが、フ
ァンタジーモードでは露光間レンズ駆動(こよる特定の
表現効果が得られるように、特別なプログラム線図(第
5図の説明において後述する)に従って絞り値AVとシ
ャッター速度TVの組み合わせが決定される。
SAFはオート/マニュアルスイッチであり、このスイ
ッチSAFがONであるときには、焦点検出結果に基づ
いて合焦位置にレンズを駆動するオートフォーカスモー
ドが選択され、スイッチSAFがOFFであるときには
焦点検出結果に基づいて合焦又は非合焦の表示のみを行
い、レンズ駆動は行わないマニュアルフォーカスモード
が選択される。
次に、上記カメラの全体的な動作を第3図のフローチャ
ートを参照しながら説明する。
まず、#10では撮影準備スイッチS、がONであるか
否かを判定する。#10で撮影準備スイッチSlがON
でなければ、#10の判定動作を繰り返し、その他の動
作は全く行わない、#10で撮影準備スイッチS1がO
Nならば、#20以下の動作を行う。
#20では、レンズ回路LECからその撮影レンズに固
有のレンズデータを入力する。このレンズデータには、
上述のように、最小絞り値AVO1最大絞り値AVM、
焦点距雛r、デフォーカスJIDFから繰り出しパルス
数ΔPへの変換係数に、最大繰り出しパルス数PMなど
が含まれる。
#30では、フラッシュ回路FLCからフラッシュデー
タを入力する。フラッシュデータには、フラッシュ発光
スイッチFSWのON10 F F状態に関する情報が
含まれており、これによりカメラボディの側でフラッシ
ュ発光スイッチFSWのON10 F F状態を知るこ
とができる。
#40では、AFit+11filIlilU路AFC
からデフォーカスIDFの情報を受は取り、この情報に
従ってフォーカス用レンズを合焦位置に駆動するのに必
要な駆動量ΔPと駆動方向を計算してAP制御回路AF
Cに送る。
#50では、測光回路LMCに測光指令を与えて、測光
領域Sl〜S6の輝度を測光し、マイコンμCはそのデ
ータを受は取って、中央部の測光領域84〜S6から主
被写体の輝度Byを演算する。この主被写体の輝度Bν
はその後のAE演算に使用される。
#60では、モードスイッチSMDのON10 FF状
態を判定することにより、露出モードが通常モードであ
るかファンタジーモードであるかの判定を行う、#60
でファンタジーモードであると判定された場合には、#
61に移行してファンタジーモードのAE演算を行う、
ファンタジーモードは、特殊な撮影効果を得るための露
出モードであり、その詳しい内容については第4図及び
第5図の説明において後述する。#60で通常モードで
あると判定された場合には、#62に移行して通常モー
ドのAE演算を行う、この演算は周知のものであり、例
えば被写体輝度に応じて絞り値Ayとシャッター速度T
Vを制御可能な範囲において1:1に変化させるように
行われるもので、本発明の内容とは直接関係が無いので
、その詳細な説明は省略する。
#61又は#62から#70に移行し、レリーズスイッ
チS2のON10 F F状態を判定する。
#70でレリーズスイッチS2がONでなければ、#1
0に戻って同じ動作を繰り返す。#70でレリーズスイ
ッチS2がONであれば、#80でレリーズ動作を行い
、処理を終了する。
ここで、ファンタジーモーFJ(選択されている場合に
は、#80のレリーズ動作において、シャッターが開い
ている間にデフォーカスするようにフォーカス用のレン
ズを駆動することによって独特の表現効果を生じさせる
ものである。この効果には、錯乱円径の増加による効果
(ボケの効果)と焦点距離の変化に伴う倍率の変化(像
の拡大縮小)の効果の2つがあり、それぞれの寄与する
割合によって°得られる画像は大きく変化する。錯乱円
径増加の寄与が非常に大きい場合には、ソフトフォーカ
スレンズで撮影したような描写が得られ、像倍率変化の
寄与が非常に大きい場合には、露光間ズーム撮影を行っ
たような描写が得られる。
ファンタジーモードでは、好ましいソフトフォーカス効
果を広い輝度範囲で実現するために、全露光時間(すな
わちシャッター速度)の1./4の間は合焦状態のシャ
ープな像を露光し、残りの3/4の時間にデフォーカス
を行う、これにより、全体的にはフレアーがかかってい
て柔らかい雰囲気を与え、且つ被写体の細部が必要十分
に描写された画像が得られる。
第6図はデフォーカスされた点像の強度分布を示し、同
図(a)はピンボケの点像強度分布、同図(b)は好ま
しいソフトフォーカス像となる点像強度分布である。上
述のファンタジーモードの露出制御を行うことにより、
同図(b)の点像強度分布が得られる。この点像強度分
布は、同図(a)に示す単なるビンボケ像の場合とは異
なり、核となる中心部分に強度が集中していることが特
徴である0合焦像を露光する時間の割合が大きくなるほ
ど像はよりシャープになるが、デフォーカスの時間が短
くなるなめ同一のシャッター速度で得られるソフトフォ
ーカス効果が少なくなる。したがって、実用範囲を狭く
することになる。
第5図は#61のファンタジーモードのAE演算に用い
られるプログラム線図である。このプログラム線図は、
主観評価テストの結果から求めた最も好ましいソフトフ
ォーカス効果の度合をできるだけ広い範囲の輝度で実現
するように設計されている。以下に、このプログラム線
図の説明を行つゆ まず、始めにソフトフォーカス効果とシャ・ンター速度
、絞り値の関係について説明する。ソフトフォーカス効
果の度合は点像のデフォーカスによる広がりの大きさ、
すなわち錯乱円径により評価する。幾何光学的に近似し
た場合、デフォーカス量をDF、レンズのFナンバーを
Fとすると、錯乱円径δは次式で表される。
δ=DF/F          ・・・■この式から
、錯乱円径δはレンズのFナンバーに反比例することが
分かる。一方、シャッター速度については、レンズを駆
動する時間がこれによって決まるため、デフォーカス量
がシャッター速度によって決まることになる。この関係
は、以下のようになる。シャッターが開いている時間を
し。とすると、実際にレンズを駆動する時間tは上述の
ようにシャッターが開いている時間し。の3/4となり
、次式で表される。
t−(3/4)to         ・・・■このレ
ンズを駆動する時間りに対して、レンズの駆動軸に取り
付けたエンコーダENCは、第8図(a)に示すパルス
数ΔPを発生する0発生するパルス数ΔPとデフォーカ
ス量DFの関係はレンズによって異なり、その変換係数
にはレンズ回路LECからカメラボディに読み込まれる
情報に含まれている。パルス数ΔP、変換係数K、デフ
ォーカスiDFの関係は次式で表される。
ΔP=に−DF         ・・・■’、 D 
F−ΔP / K         ・・・■第8図(
a)に示すパルス数ΔPをレンズ駆動時間tの関数r(
t)で表すと、 D F = f(t)/ K         ・・・
■第8図(a)に示すように、パルス数ΔPは一定時間
経過後はレンズ駆動時間tに比例すると考えて良く、こ
の場合、関数r(t)は次式で表せる。
f(t)=a −t+b         ・・・■’
、 D F = (a −j+b)/ K      
−−−■ここで、a、bは定数である。
■式を0式に代入することによって次式を得る。
δ= (a −t+b)/ (K −F )    ・
・・■すなわち、錯乱円径δは−シ、ギ、〜ツタ−が開
いている時間LO=(4/3)tに比例し、Fナンバー
に反比例することになる。
露出制御を行う場合、露出量を1倍するためには、シャ
ッターが開いている時間は1倍の変化となるのに対し、
Fナンバーは115倍の変化となるため、APEX値を
用いて絞り値AVをシャッター速度TVの関数として表
したプログラム線図上では、傾きが−2の直線上で錯乱
円径δの値が等しくなる。第5図に示すプログラム線図
において、区間C〜dにおける傾きを−2としているの
はこのためであり、この区間では、主観評価で得られた
錯乱円径δの最適値である1500μ鋼を与える絞り値
AVとシャッター速度Tvの組み合わせで露出制御され
る。露出値EVが小さくなると、この線に沿って絞り値
AVとシャッター速度TVは共に小さな値となるが、レ
ンズの最小絞り値AVOにまで達すると、これよりも小
さな絞り値を取ることはできないため、絞り値AVを最
小絞り値AVOに保ったまま、シャッター速度TVのみ
を小さくする。第5図における区間a〜Cがこの制御に
対応し、この区間では、錯乱円径δは最適値よりも大き
な値となる9反対に露出値EVが大きくなると、最大絞
り値AVMを越える値を取ることはできないため、絞り
値AVを最大絞り値AvMに保ったままシャッター速度
TVのみを大きくする。第5図における区間e〜fがこ
の制御に対応し、この区間では錯乱円径δは最適値より
も小さな値となる。
一方、シャッター速度TVについては、露光中のレンズ
駆動量が確保できる限界、すなわちレンズの最近接撮影
距離側と無限遠撮影距離側のどちらかの終端(駆動方向
で決まる)までの駆動量が確保できる限界のシャッター
速度TVL未溝にならないように制御する。第5図の区
間d〜eがこの制御に対応する。この制御を行わない場
合、露光中にレンズが終端に達し、停止した状態で残り
の時間の露光が続けられるため、始めの合焦状態で露光
されたシャープな像と合わせて二重になった像を形成し
てしまい、非常に見苦しくなる。ただし、第5図におけ
る区間a〜bのように、シャッター速度がTVL未溝に
なる場合であっても錯乱円径δが十分に大きければ(主
観評価の結果3000μ論以上であれば)、はっきりと
した二重像を形成しないため、錯乱円径δが3000μ
輸以上ある場合にのみシャッター速度TVをTVし未満
の値に設定する。なお、シャッター速度TVはカメラの
持つ最高シャッター速度TvMと、最低シャッター速度
Tvoの範囲内で制御される。
次に、ファンタジーモードにおけるAE演算(#61)
の内容を、第4図に示すフローチャートに従って説明す
る。まず、#100ではフラッシュ発光スイッチFSW
の0N10FF状態を判定する。#100でフラッシュ
発光スイッチPSWが01” Fであると判定されたと
きには、#110に移行して主被写体の輝度Bvとフィ
ルム感度値Svとからカメラを制御する露出値EVを次
式で算出する。
Ev−Bv+Sv          −■#100で
フラッシュ発光スイッチFSWがONであると判定され
た場合には、#120に移行して、カメラを制御する露
出値EVを次式で算出する。
E v −B v + S v + l       
 、、、■すなわち、フラッシュ発光時には、フラッシ
ュ光と定常光の光量比を1:1に制御するために、定常
光に対する露出値がIEvアンダーになるような値に設
定する。これは、フラッシュ光のみでは本来の撮影意図
であるソフトフォーカス効果が得られないので、定常光
によりソフトフォーカス効果を得ようとするものである
。フラッシュ光は発光時間が極めて短時間であり、フォ
ーカルブレーンシャッターの先幕が走行を完了した時点
で発光を開始するため、レンズ駆動を開始する前に発光
を開始し、レンズ駆動を開始したときには、既に発光を
停止している。したがって、露出量に対してフラッシュ
光が大部分を占める場合には、デフォーカスされた像が
露光されないため、ソフトフォーカス効果が得られない
、主被写体に対して、フラッシュ光と定常光の光量比を
1:1とすれば、このフラッシュ光の持つデフォーカス
効果を消す働きをむしろ積極的に利用して、フラッシュ
光の寄与する主被写体に対しては、定常光で撮影される
場合よりもソフトフォーカス効果を少なくし、フラッシ
ュ光の寄与しない背景部分には定常光で撮影される場合
と同じソフトフォーカス効果を与えることにより、主被
写体を背景から明瞭に分離させ、引き立たせる表現効果
が得られるものである。
#110又は#120から#200に移行し、オート/
マニュアルスイッチSAFのON10 F F状態を判
定することにより、オートフォーカスモードに設定され
ているか否かを判定する。スイッチSAFがオートフォ
ーカスモードに設定されていない場合には、レンズを駆
動してソフトフォーカス効果を得ることができないので
、#1200へ移行してレリーズ禁止の処理を行う、#
200でスイッチSAFがオートフォーカスモードに設
定されていると判定された場合には、#210に移行し
て主被写体の撮影倍率βを計算する。
その後、#300〜#350でレンズを駆動する方向を
決定する。まず、#300では変換係数にの値が0.7
以上であるか否かを判定する。に≧0.7であれば、ズ
ームレンズの短焦点域が使用されているということであ
り、#330に移行する。#300でに≧0.7でなけ
れば、#310で最大パルス数PMが3000以上であ
るが否かを判定する。PM≧3000であれば、マクロ
レンズが使用されているということであり、#330に
移行する。#300でに≧0,7でなく、且つ#310
でPM≧3000でもなければ、通常の撮影レンズが使
用されているということであり、#320に移行する。
#320では、主被写体の撮影倍率βが<1/1.2>
倍以上であるか否かを判定し、β<1/12であれば#
340に移行して、近方向にデフォーカスするようなレ
ンズの駆動方向(つまり繰り出し方向)を選択し、β≧
1/12であれば#350に移行して、遠方向にデフォ
ーカスするようなレンズの駆動方向くつまり繰り込み方
向)を選択する。通常の撮影レンズでは、撮影可能な最
大撮影倍率がほぼ一定の値であるため、このように一定
の撮影倍率を境にレンズの駆動方向を切り換えることに
より、レンズの駆動可能範囲のほぼ一定の割合の点を境
に駆動方向を切り換えることができる。Il影倍率βが
(1/12)倍という値は、駆動可能範囲の中間位置よ
りも更に繰り出し側の位置に対応しており、この位置よ
りもレンズが繰り出されている場合に限り、繰り込み方
向へ駆動し、その他の場合には全て繰り出し方向に駆動
するものである。これにより、ソフi・フォーカス効果
をより好ましく見せることができる。つまり、レンズを
成るべく繰り出し方向に駆動することにより、ボゲが被
写体に対して外側に広がるようになり、また背景に対し
てもピントが外れていく方向になるため画面全体がより
ソフトなイメージとなるものである。
一方、ズームレンズの短焦点域(広角側)が使用されて
いる場合には最大撮影倍率が通常の撮影レンズよりも小
さくなり、マクロレンズが使用されている場合には最大
撮影倍率が通常の撮影レンズよりも大きくなるので、最
大撮影倍率がほぼ一定であるという前提条件が満足され
なくなり、#320の判定ではレンズ駆動方向を適切に
決定することはできない、そこで、これらの場合には、
それぞれ#300又は#310から#330に移行して
、PN>PFか否かを判定する。ここで、PNは繰り出
し方向への駆動可能パルス数であり、P。
は繰り込み方向への駆動可能パルス数である。PNPF
は、レンズの現在位置(合焦位置)を示すパルスカウン
ト数Pと、レンズの最大駆動可能量を示すパルス数PM
と、レンズ位置カウンタのリセット時における最小パル
スカウント数Po(本実施例ではP。−〇)から次式に
より算出できる。
PN=PM−P         ・・・■Pr=P−
Po         ・・・@#330でPN>PF
であれば、繰り出し方向への駆動可能パルス数P、の方
が大きいということであるから、#340に移行して、
近方向にデフォーカスするようなレンズの駆動方向(つ
まり繰り出し方向)を選択し、反対にPN≦PFであれ
ば#350に移行して、遠方向にデフォーカスするよう
なレンズの駆動方向(つ、まっ、繰り込み方向)を選択
する。なお、ズームレンズの短焦点側では変換係数にの
値が比較的大きな値となるため、#300の判定ではに
≧0.7以上のときはズームレンズの短焦点域が使用さ
れていると判断している。
また、マクロレンズは最大繰り出し量が大きいレンズで
あり、最大駆動可能量を示すパルス数PMが大きな値と
なるため、#310の判定ではPM≧3000のときは
マクロレンズが使用されていると判断しているものであ
る。
#340又は#350から#400に移行し、第5図の
プログラム線図に示したレンズ駆動時間の限界となるシ
ャッター速度TVLの値を算出する。
#300〜#350で決定した駆動方向が繰り出し方向
の場合には0式、繰り込み方向のt%合には0式を用い
て可動パルス数を算出する。求めた可動パルス数から変
換テーブルを用いてレンズ駆動時間の限界となるシャッ
ター速度TvLの値を算出する。この変換テーブルは、
第8図(b)に示した関数における横軸(パルス数ΔP
)をアドレスとして、縦軸(シャッター速度TV)の値
を記憶しているROMテーブルよりなる。なお、第8図
(b)に示す関数は第8図(a)に示す関数の逆関数を
APEX値で示したものである。
次に、#500〜#510では、#100〜#120で
算出された露出値EVが露出制御可能な範囲内にあるか
否かを判定する。まず、#500では、露出値Evがレ
ンズの最小絞り値AVOとカメラの最低シャッター速度
Tvoの81(A vo+ T vo)以上か否かを判
定し、E v< (A vo+ T vo)であれば低
譚度警告を行うべく#1100へ移行する。
次に、#510では、露出値EVがレンズの最大絞り値
AVMとカメラの最高シャッター速度TvMの和(A 
VM + T VM)以下か否かを判定し、E v> 
(A VM+TVM)であれば高輝度警告を行うべく#
1000へ移行する。これ以外の場合には、露出制御可
能な範囲内であるので、#600へ進む。
#600では、プログラム線図に示した0点に対応する
シャッター速度TvPの値を算出する。まず、最小絞り
値AVOから変換テーブルを用いて最小FナンバーFo
を求める0次に、■式のFの値としてFoを、錯乱円径
δの値として1500μ論を、それぞれ代入し変形して
得られる次式からδ=1500μ輪となるために必要な
デフォーカス−tDFPを求める。
DFp=1500XF。
そして、このデフォーカス量DFPを得るために必要な
レンズ駆動パルス数ΔPPを0式を変形した次式から求
める。
ΔPP−DFPxK 求めたレンズ駆動パルス数ΔPPから第8図(b)の関
数(#400で用いたものと同じROMテーブル)を用
いて0点に対応するシャッター速度T’vpが算出され
る。
次に、#700〜#780では、#100〜#120で
算出した露出値EVから第5図に示すプログラム線図に
従ってカメラを制御する絞り値AVとシャッター速度T
Vの組み合わせを決定する。
まず、#700では、’rvp≧TVLか否かを判定す
る。#700でT vp< T VLであれば、#71
0でTvP=TVLとし、#720へ移行する。また、
#700でT’vp≧T’vt、であれば、そのまま#
720へ移行する。これは、レンズを駆動できる限界ま
で駆動しても錯乱円径δが1500μ輪以上にはならな
い場合に、上述の二重像が形成されることを防ぐための
処理である。#720では、EV≦(A vo + T
 vp)か否かを判定する。#720でE■≦(A v
o+ T vp)であれば、#730で絞り値AVとシ
ャッター速度TVを次式により算出して、#900へ移
行する。この処理は第5図のプログラム線図における区
間a〜Cの制御に対応する。
Av=Av。
TV=EV−AV #720でEv≦(Avo+Tvp)でなければ#74
0に移行し、絞り値AVとシャッター速度TVを次式に
より算出する。
Av= 2 (Ev  Tvp)  Av。
TV=EV−AV この処理は、第5図のプログラム線図における区間C〜
dの制御に対応し、錯乱円径δが1500μ−となる絞
り値AVとシャッター速度TVの組み合わせを算出する
処理である。#750では、#740で算出したシャッ
ター速度TVがレンズ駆動時間の限界となるシャッター
速度TvL未満であるか否かを判定する。#750でT
 y< T v+−であれば、#760で絞り値、A 
Vとシャッター速度TVを次式により算出し直して、#
770に移行する。
この処理は第5図のプログラム線図における区間d〜e
のIIr mに対応する。
T V=TvL AV=Ev−TV #750でTV≧TVしであれば、#770に移行し、
#740又は#760で算出した絞り値AVが最大絞り
値AVMよりも大きいか否かを判定する。
#770でAV>AVMであれば、絞り値AVとシャッ
ター速度TVを次式により算出し直して#800に移行
する。この処理は、第5図のプログラム線図における区
間e〜fの制御に対応する。
AV−”AVM Tv−EV−AV #770でAV≦AVMであれば#800に移行し、フ
ラッシュ発光スイッチFSWの0N10FF状態を判定
する。#800でフラッシュ発光スイッチFSWがOF
Fであればそのまま#900に移行し、ONであればフ
ラッシュの露出量がIEvアンダーになるように調光レ
ベルを設定する。
これにより、#120で決定した定常光による露出量と
合わせて主被写体が適正露出となる。
#900〜#930では、ファンタジーモードによる特
殊撮影効果が得られるか否かを判定する。
まず、#900では、#700〜780の処理で決定さ
れた絞り値AVとシャッター速度TVから錯乱円径δを
算出する。錯乱円径δの値を算出するには、まず0式に
よってデフォーカス量D F = f(t)/1<を求
める0式中のパルス数を示ず関@、f(L)は、第8図
(a)に示すように、レンズ駆動時間りに対応したシャ
ッター速度し。をアドレスとしてパルス数ΔPを記憶し
たROMテーブルから求め、Fナンバーは絞り値AVを
アドレスとしてFナンバーを記憶したROMテーブルか
ら求める。算出されたデフォーカス量DFとFナンバー
から0式によってδ=DF/Fの値を算出する。
#910では錯乱円径δが500μm末溝であ6か否か
を判定する。錯乱円径δが500μ希未溝になる条件で
は、ソフトフォーカス効果は得られないと判定し、#1
000へ進む、#910でδく500μ鴎でなければ、
#920でシャッター速度Tvがレンズ駆動時間の限界
となるシャッター速度TVし未満であるか否かを判定す
る。#920でTv≧TVLであれば、露光間レンズ駆
動中にレンズが終端に達することはなく、特殊撮影効果
が得られる条件であるので、そのままリターンする。
#920でT y< T vc、であれば、#930で
δ≧3000 ノ1tnであるか否かを判定する。#9
30で64300081口であれば、T y <T V
 Lであっても特殊撮影効果が得られる条件であるので
、そのままリターンする。#930でδ<3000μm
であれば、好ましくない二重1象が形成されると判定し
、#1100へ進む。
#1100では、輝度が低過ぎて好ましくない効果とな
ることを警告するべく、第9図(a)に示すように、“
Lo”の文字を表示する。この表示により何らかの方法
で被写体の輝度を高くすることを撮影者に促すことがで
き、例えば被写体を照明することにより撮影効果を得る
ようにすることができる。
#1000では、輝度が高過ぎてファンタジーモードに
よる特殊撮影効果が十分に得られないことを警告するべ
く、第9図(b)に示すように、“H■゛の文字を表示
する。この表示により何らかの方法で被写体の輝度を低
くすることを撮影者に促すことができ、例えば中性濃度
のフィルターを装着することにより撮影効果が得られる
ようにすることができる。
#1200では、#1000又は# 1 ]、 OOの
警告に示を行ったとき、又は#200でAPモードでな
いと判定されたときに、ファンタジーモードによる特殊
撮影効果が得られていない写真が撮影されることを避け
るために、レリーズ禁止の処理を行う、具体的にはレリ
ーズ禁止フラグをセットするものであり、これに上り#
80(第3図参照)の処理において、ファンタジーモー
ドでのレリーズは禁止される。
[発明の効果] 本発明にあっては、露光間レンズ駆動可能なカメラにお
いて、レンズの駆動範囲内における撮影倍率が一定の点
を境としてレンズの駆動方向を切り喚えているので、最
大撮影可能倍率がほぼ同じ通常の撮影レンズ群について
は、簡単な演算で駆動方向の切換制御を行うことができ
るという効果がある。
なお、レンズの駆動方向を切り換える撮影倍率を最大撮
影可能倍率に成るべく近い値に設定しておけば、成るべ
く操り出し方向へのレンズ駆動が優先的に選択されるこ
とになるので、好ましいソフトフォーカス効果が得られ
る確率が高くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成を示すブロック図、第2図は
本発明の一実施例としてのカメラのプロ・1り回′#1
図、第3図は同上の全体動作を説明するためのフローチ
ャート、第4図は同上のファンタジーモードでのAE演
算の内容を説明するためのフローチャート、第5図は同
上のファンタジーモードでのAEプログラムを示すプロ
グラム線図、第6図(a)はピンボケ像の点像強度分布
を示す図、第6図(b)はソフトフォーカス像の点像強
度分布を示す図、第7図は同上のカメラに用いる測光回
路の測光fI域を示す図、第8図(a)、(b)は露光
間レンズ駆動によるパルス数とシャッター速度の関係を
示す図、第9図(a) 、 (b)は同上のカメラに用
いる警告表示を例示する説明図である。 1は撮影レンズ、1aはフォーカス用レンズ、2はレン
ズ駆動手段、3は撮影倍率出力手段、4は比較手段、5
は駆動方向決定手段である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)露光中に撮影レンズの一部を駆動するレンズ駆動
    手段を備え、露光間レンズ駆動により特殊撮影効果を得
    るカメラにおいて、主被写体の撮影倍率を出力する撮影
    倍率出力手段と、撮影倍率と所定値とを比較する比較手
    段と、比較手段により撮影倍率が所定値以上であると判
    定されたときにのみレンズ駆動方向を繰り込み方向とし
    、撮影倍率が所定値未満であると判定されたときにはレ
    ンズ駆動方向を繰り出し方向とする駆動方向決定手段と
    を備えて成ることを特徴とする露光間レンズ駆動可能な
    カメラ。
JP30940588A 1988-12-07 1988-12-07 露光間レンズ駆動可能なカメラ Pending JPH02154234A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010210842A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010210842A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法

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