JP2650375B2 - 露光間レンズ駆動可能なカメラ - Google Patents

露光間レンズ駆動可能なカメラ

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JP2650375B2
JP2650375B2 JP63309403A JP30940388A JP2650375B2 JP 2650375 B2 JP2650375 B2 JP 2650375B2 JP 63309403 A JP63309403 A JP 63309403A JP 30940388 A JP30940388 A JP 30940388A JP 2650375 B2 JP2650375 B2 JP 2650375B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、露光間レンズ駆動可能なカメラに関するも
のであり、例えば一眼レフカメラを用いて特殊撮影効果
を伴うファンタジックな写真を撮影する用途に適するも
のである。
[従来の技術] 従来、シャッターが開いている間にフォーカス用レン
ズをデフォーカスするように駆動することにより特殊撮
影効果を伴うファンタジックな写真が得られるようにし
たカメラが市販されている。このような露光間レンズ駆
動可能なカメラにより得られる表現効果には、錯乱円径
の増加によるソフトフォーカス効果と、焦点距離の変化
に伴う像の拡大縮小の効果の2つがあり、それぞれの寄
与する割合によって得られる画像は大きく変化する。錯
乱円径増加の寄与が非常に大きい場合には、ソフトフォ
ーカスレンズで撮影したような描写が得られ、像倍率変
化の寄与が非常に大きい場合には、露光間ズーム撮影を
行ったような描写が得られる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上述のような露光間レンズ駆動可能なカメ
ラにあっては、被写体の輝度を適切に設定しないと、露
光間レンズ駆動による特定の表現効果が得られないこと
がある。例えば、被写体の輝度が高過ぎる場合には、シ
ャッターの開いている時間が短くなり過ぎるので、レン
ズを駆動する時間が十分に取れなくなり、露光間レンズ
駆動により表現効果が十分に得られなくなるという問題
がある。また、被写体の輝度が低過ぎる場合には、シャ
ッターの開いている時間が長くなり過ぎるので、露光間
レンズ駆動中にレンズが終端に達して停止してしまい、
芯になる像が二重になった見苦しい写真が撮影されてし
まうという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、露光間レンズ駆動可能なカメ
ラにおいて、特定の効果を伴う写真を確実に撮影できる
ようにすることにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記の課題を解決するために、露光中に撮
影レンズの一部を駆動するレンズ駆動手段を備え、露光
間レンズ駆動により特殊撮影効果を得るカメラにおい
て、露光間レンズ駆動を行うための情報を出力する情報
出力手段と、上記情報出力手段の出力に基づいて露光間
レンズ駆動による特定の効果を得るための露出制御デー
タを決定する自動露出制御手段と、自動露出制御手段に
より決定された露出制御で前記特定の効果が得られるか
否かを判定する判定手段と、上記判定手段の結果に基づ
いて表示の制御を行う表示制御手段とを有している。
また、上記情報出力手段は、被写体の輝度に関する情
報を出力する。更に、判定手段によって、情報出力手段
からの出力が所定の範囲外であると判定されると露光を
禁止する手段を備えている。
[作用] 上記構成によると、情報出力手段は露光間レンズ駆動
を行うために必要となる情報を出力し、その出力に基づ
いて露出制御データが自動露出制御手段により決定され
る。この露出制御データで露光間レンズ駆動による特定
の効果が得られるか否かが判定手段により判定され、そ
の結果に応じて表示制御がなされる。
情報出力手段が被写体の輝度に関する情報を出力す
る。情報出力手段の出力が所定の範囲外である時は露光
禁止手段より露光が禁止される。
[実施例] 第2図は本発明の一実施例としてのカメラの回路構成
を示している。図中、μCはマイクロコンピューター
(以下「マイコン」と呼ぶ)であり、露出制御や自動焦
点調節のための演算やカメラ全体のシーケンス制御を行
う。BTは電源電池であり、マイコンμC及びその周辺回
路に電力を供給している。Xtalは発振子であり、マイコ
ンμCはこの発振子Xtalによって決まるクロック信号に
従って動作する。
マイコンμCは各種の周辺回路と接続されており、こ
れらの周辺回路と情報を交換することができる。
まず、DSPは表示回路であり、マイコンμCから表示
用データを受け取り、必要な表示を行う。表示内容とし
ては、例えばシャッター速度、絞り値、露出モード(ノ
ーマルモード又はファンタジックモード)、高輝度警告
表示、低輝度警告表示、フィルムカウンタ、合焦表示、
焦点検出不可表示などがある。
FLCはカメラボディに着脱自在に装着されるフラッシ
ュに内蔵されたフラッシュ回路である。フラッシュには
フラッシュ発光スイッチFSWが設けられており、このフ
ラッシュ発光スイッチFSWには、ON/OFFの2つの状態が
存在する。フラッシュFLCはカメラボディにフラッシュ
発光スイッチFSWのON/OFFに関する情報を伝達し、カメ
ラボディはそのデータに応じて露出制御を変化させる。
フラッシュ発光スイッチFSWがONされている場合にはフ
ラッシュは常に発光するように露出制御され、フラッシ
ュ発光スイッチFSWがOFFされている場合にはフラッシュ
は常に不発光となるように露出制御される。
FCCはフラッシュ光量を制御するためのフラッシュ調
光回路であり、フィルム感度読取回路DXCからマイコン
μCを介してフィルム感度の情報を受け取り、その情報
に応じてレンズから入射してきたフラッシュ光量を測定
し、光量が所定量に達したら発光を停止させる。
DXCはフィルム感度読取回路であり、フィルムパトロ
ーネに記録されたフィルム感度の情報を読み取り、マイ
コンμCに伝達する。この情報はマイコンμCにおける
AE演算に使用される。
LMCは測光回路であり、第7図に示すように撮影画面
を複数の測光領域S1〜S6に分割して測光しており、マイ
コンμCに必要なデータを送る。
マイコンμCは、中央部の測光領域S4〜S6における測
光値の平均輝度として、主被写体の輝度Bvを算出して必
要なAE演算を行い、制御絞り値や制御シャッター速度を
算出する。
AFCはAF制御回路であり、撮影レンズを通過した被写
体光を光電変換して合焦位置からの焦点ずれ量を示すデ
フォーカス量DFを検出するTTL位相差検出方式の焦点検
出手段を含み、デフォーカス量DFに関する情報をマイコ
ンμCに伝達する。Mは撮影レンズのフォーカス用レン
ズを駆動するためのモータであり、AF制御回路AFCに含
まれるレンズ駆動回路の制御下にてレンズの繰り出し及
び繰り込みを行い、露光前のデフォーカス量DFがゼロと
なるように自動焦点調節をする。また、このモータMは
露光中にフォーカス用レンズを駆動して、露光間レンズ
駆動を行うためにも使用される。
ENCはエンコーダでり、フォーカス用レンズ駆動用の
モータMが駆動されたときに、モータMの回転量を検出
し、モータMの所定の回転量に応じてマイコンμCにパ
ルスを送る。マイコンμCは、レンズを最も繰り込んだ
状態である無限遠位置からのレンズの繰り出し量を絶対
量として知るためのレンズ位置カウンタを内蔵してい
る。このレンズ位置カウンタの値は、パルスカウント数
Pとして表され、レンズが無限遠位置に繰り込まれたと
きに内部の命令によりP=0にリセットされ、レンズが
繰り出されているときには、内部の命令によりエンコー
ダENCからのパルスに応じてカウントアップされ、レン
ズが繰り込まれているときには、内部の命令によりエン
コーダENCからのパルスに応じてカウントダウンされ
る。レンズが最近接位置まで繰り出されたときには、レ
ンズ位置カウンタの値は、P=PMとなる。この最大繰り
出し量PMはレンズにより夫々異なり、レンズ回路LECか
らレンズ固有の情報としてマイコンμCに読み込まれ
る。合焦時においては、このレンズ位置カウンタによる
パルスカウント数Pから主被写体までの距離や撮影倍率
の情報を演算することができる。また、非合焦時におい
ては、レンズ位置カウンタによるパルスカウント数P
と、AF制御回路AFCで検出されたデフォーカス量DFとか
ら、主被写体までの距離や撮影倍率の情報を演算するこ
とができる(特願昭63−206697号出願参照)。
LECはカメラボディに交換自在に装着される撮影レン
ズに内蔵されたレンズ回路である。レンズ回路LECは撮
影レンズ毎に固有の情報を記憶しており、この情報をマ
イコンμCに伝達する。レンズ固有の情報としては、最
大繰り出し量PM、焦点距離f、最小絞り値(いわゆる開
放絞り値)AVO、最大絞り値AVM、変換係数K等がある。
ここで、変換係数KはAF制御回路AFCで得られたデフォ
ーカス量DFをレンズ駆動量ΔP(パルスカウント数Pの
変化分)に変換するための係数である。マイコンμCは
レンズ回路LECから伝達された情報に基づいて、自動露
出制御や自動焦点調節のための演算を行う。なお、カメ
ラボディに装着された撮影レンズがズームレンズである
場合には、レンズ回路LECはズームリングに連動するズ
ームエンコーダを含み、焦点距離fや交換係数Kの情報
を変化させて、マイコンμCに伝達する。
マイコンμCの各入力ポートIP1〜IP4は内部抵抗によ
り“High"レベルにプルアップされており、それぞれ別
のスイッチを介してアースレベルに接続されている。い
ずれかのスイッチがONされると、対応する入力ポートは
“Low"レベルとなり、各スイッチのON/OFFをマイコンμ
Cにより判定することができる。以下、各スイッチにつ
いて説明する。
S1はレリーズボタンの1段目の押し下げでONされる撮
影準備スイッチであり、このスイッチがONされると、測
光・露出演算・自動焦点調節の各動作が開始される。
S2はレリーズボタンの2段目の押し下げでONされるレ
リーズスイッチであり、このスイッチがONされると、露
出制御動作が開始される。
SMDはモード切換スイッチであり、このスイッチSMD
ONであるときにはファンタジーモードが選択され、OFF
であるときには通常モードが選択される。通常モードで
は通常のプログラム線ズームに従って絞り値AVとシャッ
ター速度TVの組み合わせが決定されるが、ファンタジー
モードでは露光間レンズ駆動による特定の表現効果が得
られるように、特別なプログラム線図(第5図の説明に
おいて後述する)に従って絞り値AVとシャッター速度TV
の組み合わせが決定される。
SAFはオート/マニュアルスイッチであり、このスイ
ッチSAFがONであるときには、焦点検出結果に基づいて
合焦位置にレンズを駆動するオートフォーカスモードが
選択され、スイッチSAFがOFFであるときには焦点検出結
果に基づいて合焦又は非合焦の表示のみを行い、レンズ
駆動は行わないマニュアルフォーカスモードが選択され
る。
次に、上記カメラの全体的な動作を第3図のフローチ
ャートを参照しながら説明する。
まず、#10では撮影準備スイッチS1がONであるか否か
を判定する。#10での撮影準備スイッチS1がONでなけれ
ば、#10の判定動作を繰り返し、その他の動作は全く行
わない。#10で撮影準備スイッチS1がONならば、#20以
下の動作を行う。
#20では、レンズ回路LECからその撮影レンズに固有
のレンズデータを入力する。このレンズデータには、上
述のように、最小絞り値AVO、最大絞り値AVM、焦点距離
f、デフォーカス量DFから繰り出しパルス数ΔPへの変
換係数K、最大繰り出しパルス数PMなどが含まれる。
#30では、フラッシュ回路FLCからフラッシュデータ
を入力する。フラッシュデータには、フラッシュ発光ス
イッチFSWのON/OFF状態に関する情報が含まれており、
これによりカメラボディの側でフラッシュ発光スイッチ
FSWのON/OFF状態を知ることができる。
#40では、AF制御回路AFCからデフォーカス量DFの情
報を受け取り、この情報に従ってフォーカス用レンズを
合焦位置に駆動するのに必要な駆動量ΔPと駆動方向を
計算してAF制御回路AFCに送る。
#50では、測光回路LMCに測光指令を与えて、測光領
域S1〜S6の輝度を測光し、マイコンμCはそのデータを
受け取って、中央部の測光領域S4〜S6から主被写体の輝
度BVを演算する。この主被写体の輝度BVはその後のAE演
算に使用される。
#60では、モードスイッチSMDのON/OFF状態を判定す
ることにより、露出モードが通常モードであるかファン
タジーモードであるかの判定を行う。#60でファンタジ
ーモードであると判定された場合には、#61に移行して
ファンタジーモードのAE演算を行う。ファンタジーモー
ドは、特殊な撮影効果を得るための露出モードであり、
その詳しい内容については第4図及び第5図の説明にお
いて後述する。#60で通常モードであると判定された場
合には、#62に移行して通常モードのAE演算を行う。こ
の演算は周知のものであり、例えば被写体輝度に応じて
絞り値AVとシャッター速度TVを制御可能な範囲において
1:1に変化させるように行われるもので、本発明の内容
とは直接関係が無いので、その詳細な説明は省略する。
#61又は#62から#70に移行し、レリーズスイッチS2
のON/OFF状態を判定する。#70でレリーズスイッチS2
ONでなければ、#10に戻って同じ動作を繰り返す。#70
でレリーズスイッチS2がONであれば、#80でレリーズ動
作を行い、処理を終了する。
ここで、ファンタジーモードが選択されている場合に
は、#80のレリーズ動作において、シャッターが開いて
いる間にデフォーカスするようにフォーカス用のレンズ
を駆動することによって独特の表現効果を生じさせるも
のである。この効果には、錯乱円径の増加による効果
(ボケの効果)と焦点距離の変化に伴う倍率の変化(像
の拡大縮小)の効果の2つがあり、それぞれの寄与する
割合によって得られる画像は大きく変化する。錯乱円径
増加の寄与が非常に大きい場合には、ソフトフォーカス
レンズで撮影したような描写が得られ、像倍率変化の寄
与が非常に大きい場合には、露光間ズーム撮影を行った
ような描写が得られる。
ファンタジーモードでは、好ましいソフトフォーカス
効果を広い輝度範囲で実現するために、全露光時間(す
なわちシャッター速度)の1/4の間は合焦状態のシャー
プな像を露光し、残りの3/4の時間にデフォーカスを行
う。これにより、全体的にはフレアーがかかっていて柔
らかい雰囲気を与え、且つ被写体の細部が必要十分に描
写された画像が得られる。
第6図はデフォーカスされた点像の強度分布を示し、
同図(a)はピンボケの点像強度分布、同図(b)は好
ましいソフトフォーカス像となる点像強度分布である。
上述のファンタジーモードの露出制御を行うことによ
り、同図(b)の点像強度分布が得られる。この点像強
度分布は、同図(a)に示す単なるピンボケ像の場合と
は異なり、核となる中心部分に強度が集中していること
が特徴である。合焦像を露光する時間の割合が大きくな
るほど像はよりシャープになるが、デフォーカスの時間
が短くなるため同一のシャッター速度で得られるソフト
フォーカス効果が少なくなる。したがって、実用範囲を
狭くすることになる。
第5図は#61のファンタジーモードのAE演算に用いら
れるプログラム線図である。このプログラム線図は、主
観評価テストの結果から求めた最も好ましいソフトフォ
ーカス効果の度合をできるだけ広い範囲の輝度で実現す
るように設計されている。以下に、このプログラム線図
の説明を行う。
まず、始めにソフトフォーカス効果とシャッター速
度、絞り値の関係について説明する。ソフトフォーカス
効果の度合は点像のデフォーカスによる広がりの大き
さ、すなわち錯乱円径により評価する。幾何光学的に近
似した場合、デフォーカス量をDF、レンズのFナンバー
をFとすると、錯乱円径はδは次式で表される。
δ=DF/F … この式から、錯乱円径δはレンズのFナンバーに反比
例することが分かる。一方、シャッター速度について
は、レンズを駆動する時間がこれによって決まるため、
デフォーカス量がシャッター速度によって決まることに
なる。この関係は、以下のようになる。シャッターが開
いている時間をtoとすると、実際にレンズを駆動する時
間tは上述のようにシャッターが開いている時間toの3/
4となり、次式で表される。
t=(3/4)to … このレンズを駆動する時間tに対して、レンズの駆動
軸に取り付けたエンコーダENCは、第8図(a)に示す
パルス数ΔPを発生する。発生するパルス数ΔPとデフ
ォーカス量DFの関係はレンズによって異なり、その変換
係数Kはレンズ回路LECからカメラボディに読み込まれ
る情報に含まれている。パルス数ΔP、変換係数K、デ
フォーカス量DFの関係は次式で表される。
ΔP=K・DF … ∴DF=ΔP/K … 第8図(a)に示すパルス数ΔPをレンズ駆動時間t
の関数f(t)で表すと、 DF=f(t)/K … 第8図(a)に示すように、パルス数ΔPは一定時間
経過後はレンズ駆動時間tに比例すると考えて良く、こ
の場合、関数f(t)は次式で表せる。
f(t)=a・t+b … ∴DF=(a・t+b)/K … ここで、a,bは定数である。
式を式に代入することによって次式を得る。
δ=(a・t+b)/(K・F) … すなわち、錯乱円径δはシャッターが開いている時間
to=(4/3)tに比例し、Fナンバーに反比例すること
になる。
露出制御を行う場合、露出量をn倍するためには、シ
ャッターが開いている時間はn倍の変化となるのに対
し、Fナンバーは の変化となるため、APEX値を用いて絞り値AVをシャッタ
ー速度TVの関数として表したプログラム線図上では、傾
きが−2の直線上で錯乱円径δの値が等しくなる。第5
図に示すプログラム線図において、区間c〜dにおける
傾きを−2としているのはこのためであり、この区間で
は、主観評価で得られた錯乱円形δの最適値である1500
μmを与える絞り値AVとシャッター速度TVの組み合わせ
で露出制御される。露出値EVが小さくなると、この線に
沿って絞り値AVとシャッター速度TVは共に小さな値とな
るが、レンズの最小絞り値AVOにまで達すると、これよ
りも小さな絞り値を取ることはできないため、絞り値AV
を最小絞り値AVOに保ったまま、シャッター速度TVのみ
を小さくする。第5図における区間a〜cがこの制御に
対応し、この区間では、錯乱円径δは最適値よりも大き
な値となる。反対に露出値EVが大きくなると、最大絞り
値AVMを越える値を取ることはできないため、絞り値AV
を最大絞り値AVMに保ったままシャッター速度TVのみを
大きくする。第5図における区間e〜fがこの制御に対
応し、この区間では錯乱円径δは最適値よりも小さな値
となる。
一方、シャッター速度TVについては、露光中のレンズ
駆動量が確保できる限界、すなわちレンズの最近接撮影
距離側と無限遠撮影距離側のどちらかの終端(駆動方向
で決まる)までの駆動量が確保できる限界のシャッター
速度TVL未満にならないように制御する。第5図の区間
d〜eがこの制御に対応する。この制御を行わない場
合、露光中にレンズが終端に達し、停止した状態で残り
の時間の露光が続けられるため、始めの合焦状態で露光
されたシャープな像と合わせて二重になった像を形成し
てしまい、非常に見苦しくなる。ただし、第5図におけ
る区間a〜bのように、シャッター速度がTVL未満にな
る場合であっても錯乱円径δが十分に大きければ(主観
評価の結果3000μm以上であれば)、はっきりとした二
重像を形成しないため、錯乱円径δが3000μm以上ある
場合にのみシャッター速度TVをTVL未満の値に設定す
る。なお、シャッター速度TVはカメラの持つ最高シャッ
ター速度TVMと、最低シャッター速度TVOの範囲内で制御
される。
次に、ファンタジーモードにおけるAE演算(#61)の
内容を、第4図に示すフローチャートに従って説明す
る。まず、#100ではフラッシュ発光スイッチFSWのON/O
FF状態を判定する。#100でフラッシュ発光スイッチFSW
がOFFであると判定されたときには、#110に移行して主
被写体の輝度BVとフィルム感度値SVとからカメラを制御
する露出値EVを次式で算出する。
EV=BV+SV … #100でフラッシュ発光スイッチFSWがONであると判定
された場合には、#120に移行して、カメラを制御する
露出値EVを次式で算出する。
EV=BV+SV+1 … すなわち、フラッシュ発光時には、フラッシュ光と定
常光の光量比を1:1に制御するために、定常光に対する
露出値が1EVアンダーになるような値に設定する。これ
は、フラッシュ光のみでは本来の撮影意図であるソフト
フォーカス効果が得られないので、定常光によりソフト
フォーカス効果を得ようとするものである。フラッシュ
光は発光時間が極めて短時間であり、フォーカルプレー
ンシャッターの先幕が走行を完了した時点で発光を開始
するため、レンズ駆動を開始する前に発光を開始し、レ
ンズ駆動を開始したときには、既に発光を停止してい
る。したがって、露出量に対してフラッシュ光が大部分
を占める場合には、デフォーカスされた像が露光されな
いため、ソフトフォーカス効果が得られない。主被写体
に対して、フラッシュ光と定常光の光量比を1:1とすれ
ば、このフラッシュ光の持つデフォーカス効果を消す働
きをむしろ積極的に利用して、フラッシュ光の寄与する
主被写体に対しては、定常光で撮影される場合よりもソ
フトフォーカス効果を少なくし、フラッシュ光の寄与し
ない背景部分には定常光で撮影される場合と同じソフト
フォーカス効果を与えることにより、主被写体を背景か
ら明瞭に分離させ、引き立たせる表現効果が得られるも
のである。
#110又は#120から#200に移行し、オート/マニュ
アルスイッチSAFのON/OFF状態を判定することにより、
オートフォーカスモードに設定されているか否かを判定
する。スイッチSAFがオートフォーカスモードに設定さ
れていない場合には、レンズを駆動してソフトフォーカ
ス効果を得ることができないので、#1200へ移行してレ
リーズ禁止の処理を行う。#200でスイッチSAFがオート
フォーカスモードに設定されていると判定された場合に
は、#210に移行して主被写体の撮影倍率βを計算す
る。
その後、#300〜#350でレンズを駆動する方向を決定
する。まず、#300では変換係数Kの値が0.7以上である
か否かを判定する。K≧0.7であれば、ズームレンズの
短焦点域が使用されているということであり、#330に
移行する。#300でK≧0.7でなければ、#310で最大パ
ルス数PMが3000以上であるか否かを判定する。PM≧3000
であれば、マクロレンズが使用されているということで
あり、#330に移行する。#300でK≧0.7でなく、且つ
#310でPM≧3000でもなければ、通常の撮影レンズが使
用されているということであり、#320に移行する。#3
20では、主被写体の撮影倍率βが(1/12)倍以上である
か否かを判定し、β<1/12であれば#430に移行して、
近方向にデフォーカスするようなレンズの駆動方向(つ
まり繰り出し方向)を選択し、β≧1/12であれば#350
に移行して、遠方向にデフォーカスするようなレンズの
駆動方向(つまり繰り込み方向)を選択する。通常の撮
影レンズでは、撮影可能な最大撮影倍率がほぼ一定の値
であるため、このように一定の撮影倍率を境にレンズの
駆動方向を切り換えることにより、レンズの駆動可能範
囲のほぼ一定の割合の点を境に駆動方向を切り換えるこ
とができる。撮影倍率βが(1/12)倍という値は、駆動
可能範囲の中間位置よりも更に繰り出し側の位置に対応
しており、この位置よりもレンズが繰り出されている場
合に限り、繰り込み方向へ駆動し、その他の場合には全
て繰り出し方向に駆動するものである。これにより、ソ
フトフォーカス効果をより好ましく見せることができ
る。つまり、レンズを成るべく繰り出し方向に駆動する
ことにより、ボケが被写体に対して外側に広がるように
なり、また背景に対してもピントが外れていく方向にな
るため画面全体がよりソフトなイメージとなるものであ
る。
一方、ズームレンズの短焦点域(広角側)が使用され
ている場合には最大撮影倍率が通常の撮影レンズよりも
小さくなり、マクロレンズが使用されている場合には最
大撮影倍率が通常の撮影レンズよりも大きくなるので、
最大撮影倍率がほぼ一定であるという前提条件が満足さ
れなくなり、#320の判定ではレンズ駆動光を適切に決
定することはできない。そこで、これらの場合には、そ
れぞれ#300又は#310から#330に移行して、PN>PF
否かを判定する。ここで、PNは繰り出し方向への駆動可
能パルス数であり、PFは繰り込み方向への駆動可能パル
ス数である。PN,PFは、レンズの現在位置(合焦位置)
を示すパルスカウント数Pと、レンズの最大駆動可能量
を示すパルス数PMと、レンズ位置カウンタのリセット時
における最小パルスカウント数PO(本実施例ではPO
0)から次式により算出できる。
PN=PM−P … PF=P−PO … #330でPN>PFであれば、繰り出し方向への駆動可能
パルス数PNの方が大きいということであるから、#340
に移行して、近方向にデフォーカスするようなレンズの
駆動方向(つまり繰り出し方向)を選択し、反対にPN
PFであれば#350に移行して、遠方向にデフォーカスす
るようなレンズの駆動方向(つまり繰り込み方向)を選
択する。なお、ズームレンズの短焦点側では変換係数K
の値が比較的大きな値となるため、#300の判定ではK
≧0.7以上のときはズームレンズの短焦点域が使用され
ていると判断している。また、マクロレンズは最大繰り
出し量が大きいレンズであり、最大駆動可能量を示すパ
ルス数PMが大きな値となるため、#310の判定ではPM≧3
000のときはマクロレンズが使用されていると判断して
いるものである。
#340又は#350から#400に移行し、第5図のプログ
ラム線図に示したレンズ駆動時間の限界となるシャッタ
ー速度TVLの値を算出する。#300〜#350で決定した駆
動方向が繰り出し方向の場合には式、繰り込み方向の
場合には式を用いて可動パルス数を算出する。求めた
可動パルス数から変換テーブルを用いてレンズ駆動時間
の限界となるシャッター速度TVLの値を算出する。この
変換テーブルは、第8図(b)に示した関数における横
軸(パルス数ΔP)をアドレスとして、縦軸(シャッタ
ー速度TV)の値を記憶しているROMテーブルよりなる。
なお、第8図(b)に示す関数は第8図(a)に示す関
数の逆関数をAPEX値で示したものである。
次に、#500〜#510では、#100〜#120で算出された
露出値EVが露出制御可能な範囲内にあるか否かを判定す
る。まず、#500では、露出値EVがレンズの最小絞り値A
VOとカメラ最低シャッター速度TVOの和(AVO+TVO)以
上か否かを判定し、EV<(AV0+TVO)であれば低輝度警
告を行うべく#1100へ移行する。次に、#510では、露
出値EVがレンズの最大絞り値AVMとカメラの最高シャッ
ター速度TVMの和(AVM+TVM)以下か否かを判定し、EV
<(AVM+TVM)であれば高輝度警告を行うべく#1000へ
移行する。これら以外の場合には、露出制御可能な範囲
内であるので、#600へ進む。
#600では、プログラム線図に示したc点に対応する
シャッター速度TVPの値を算出する。まず、最小絞り値A
VOから変換テーブルを用いて最小FナンバーFOを求め
る。次に、式のFの値としてFOを、錯乱円径δの値と
して1500μmを、それぞれ代入し変形して得られる次式
からδ=1500μmとなるために必要なデフォーカス量DF
Pを求める。
DFP=1500×FO そして、このデフォーカス量DFPを得るために必要な
レンズ駆動パルス数ΔPPを式を変形した次式から求め
る。
ΔPP=DFP×K 求めたレンズ駆動パルス数ΔPPから第8図(b)の関
数(#400で用いたものと同じROMテーブル)を用いてc
点に対応するシャッター速度TVPが算出される。
次に、#700〜#780では、#100〜#120で算出した露
出値EVから第5図に示すプログラム線図に従ってカメラ
を制御する絞り値AVとシャッター速度TVの組み合わせを
決定する。
まず、#700では、TVP≧TVLか否かを判定する。#700
でTVP<TVLであれば、#710でTVP=TVLとし、#720へ移
行する。また、#700でTVP≧TVLであれば、そのまま#7
20へ移行する。これは、レンズを駆動できる限界まで駆
動しても錯乱円径δが1500μm以上にはならない場合
に、上述の二重像が形成されることを防ぐための処理で
ある。#720では、EV≦(AVO+TVP)か否かを判定す
る。#720でEV≦(AVO+TVP)であれば、#730で絞り値
AVとシャッター速度TVを次式により算出して、#900へ
移行する。この処理は第5図のプログラム線図における
区間a〜cの制御に対応する。
AV=AVO TV=EV−AV #720でEV≦(AVO+TVP)でなければ#740に移行し、
絞り値AVとシャッター速度TVを次式により算出する。
AV=2(EV−TVP)AVO TV=EV−AV この処理は、第5図のプログラム線図における区間c
〜dの制御に対応し、錯乱円径δが1500μmとなる絞り
値AVとシャッター速度TVの組み合わせを算出する処理で
ある。#750では、#740で算出したシャッタ速度TVがレ
ンズ駆動時間の限界となるシャッター速度TVL未満であ
るか否かを判定する。#750でTV<TVLであれば、#760
で絞り値AVとシャッター速度TVを次式により算出し直し
て、#770に移行する。この処理は第5図のプログラム
線図における区間d〜eの制御に対応する。
TV=TVL AV=EV−TV #750でTV≧TVLであれば、#770に移行し、#740又は
#760で算出した絞り値AVが最大絞りAVMよりも大きいか
否かを判定する。#770でAV>AVMであれば、絞り値AV
シャッター速度TVを次式より算出し直して#800に移行
する。この処理は、第5図のプログラム線図における区
間e〜fの制御に対応する。
AV=AVM TV=EV−AV #770でAV≦AVMであれば#800に移行し、フラッシュ
発光スイッチFSWのON/OFF状態を判定する。#800でフラ
ッシュ発光スイッチFSWがOFFであればそのまま#900に
移行し、ONであればフラッシュの露出量が1EVアンダー
になるように調光レベルを設定する。これにより、#12
0で決定した定常光による露出量と合わせて主被写体が
適正露出となる。
#900〜#930では、ファンタジーモードによる特殊撮
影効果が得られるか否かを判定する。まず、#900で
は、#700〜780の処理で決定された絞り値AVとシャッタ
ー速度TVから錯乱円径δを算出する。錯乱円径δの値を
算出するには、まず式によってデフォーカス量DF=f
(t)/Kを求める。式中のパルス数を示す関数f(t)
は、第8図(a)に示すように、レンズ駆動時間tに対
応したシャッター速度toをアドレスとしてパルス数ΔP
を記憶したROMテーブルから求め、Fナンバーは絞り値A
VをアドレスとしてFナンバーを記憶したROMテーブルか
ら求める。算出されたデフォーカス量DFとFナンバーか
ら式によってδ=DF/Fの値を算出する。
#910では錯乱円径δが500μm未満であるか否かを判
定する。錯乱円径δが500μm未満になる条件では、ソ
フトフォーカス効果は得られないと判定し、#1000へ進
む。#910でδ<500μmでなければ、#920でシャッタ
ー速度TVがレンズ駆動時間の限界となるシャッター速度
TVL未満であるか否かを判定する。#920でTV≧TVLであ
れば、露光間レンズ駆動中にレンズが終端に達すること
はなく、特殊撮影効果が得られる条件であるので、その
ままリターンする。#920でTV<TVLであれば、#930で
δ≧3000μmであるか否かを判定する。#930でδ≧300
0μmであれば、TV<TVLであっても特殊撮影効果が得ら
れる条件であるので、そのままリターンする。#930で
δ<3000μmであれば、好ましくない二重像が形成され
ると判定し、#1100へ進む。
#1100では、輝度が低過ぎて好ましくない効果となる
ことを警告するべく、第9図(a)に示すように、“L
o"の文字を表示する。この表示により何らかの方法で被
写体の輝度を高くすることを撮影者に促すことができ、
例えば被写体を照射することにより撮影効果を得るよう
にすることができる。
#1000では、輝度が高過ぎてファンタジーモードによ
る特殊撮影効果が十分に得られないことを警告するべ
く、第9図(b)に示すように、“HI"の文字を表示す
る。この表示により何らかの方法で被写体の輝度を低く
することを撮影者に促すことができ、例えば中性濃度の
フィルターを装着することにより撮影効果が得られるよ
うにすることができる。
#1200では、#1000又は#1100の警告表示を行ったと
き、又は#200でAFモードでないと判定されたときに、
ファンタジーモードによる特殊撮影効果が得られていな
い写真が撮影されることを避けるために、レリーズ禁止
の処理を行う。具体的にはレリーズ禁止フラグをセット
するものであり、これにより#80(第3図参照)の処理
において、ファンタジーモードでのレリーズは禁止され
る。
[発明の効果] 本発明によれば、露光間レンズに駆動することによる
特定の効果が得られるか否かが判定され、判定結果に応
じた表示がなされるので、露光間レンズ駆動による特定
の効果を伴う写真を確実に撮影できるという効果があ
る。
また、特定の効果が得られなと判定された時は露光を
禁止する構成にすれば、露光間レンズ駆動による特定の
効果を伴わない写真が撮影されることを防止するという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成を示すブロック図、第2図は
本発明の一実施例としてのカメラのブロック回路図、第
3図は同上の全体動作を説明するためのフローチャー
ト、第4図は同上のファンタジーモードでのAE演算の内
容を説明するためのフローチャート、第5図は同上のフ
ァンタジーモードでのAEプログラムを示すプログラム線
図、第6図(a)はピンボケ像の点像強度分布を示す
図、第6図(b)はソフトフォーカス像の点像強度分布
を示す図、第7図は同上のカメラに用いる測光回路の測
光領域を示す図、第8図(a),(b)は露光間レンズ
駆動によるパルス数とシャッター速度の関係を示す図、
第9図(a),(b)は同上のカメラに用いる警告表示
を例示する説明図である。 1は撮影レンズ、1aはフォーカス用レンズ、2はレンズ
駆動手段、3は測光手段、4は自動露出制御手段、5は
判定手段、6は表示制御手段、7は表示手段、8は露光
禁止手段である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 雅康 大阪府大阪市東区安土町2丁目30番地 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社 内 (56)参考文献 特開 平2−46414(JP,A) 特開 平2−154236(JP,A) 特開 平2−154234(JP,A) 特開 平2−154235(JP,A) 特開 平2−118543(JP,A) 特開 平2−154202(JP,A) 特開 昭58−144820(JP,A) 特開 昭61−228426(JP,A) 特開 昭63−318531(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】露光中に撮影レンズの一部を駆動するレン
    ズ駆動手段を備え、露光間レンズ駆動により特殊撮影効
    果を得るカメラにおいて、 露光間レンズ駆動を行うための情報を出力する情報出力
    手段と、 上記情報出力手段の出力に基づいて露光間レンズ駆動に
    よる特定の効果を得るための露出制御データを決定する
    自動露出制御手段と、 自動露出制御手段により決定された露出制御で前記特定
    の効果が得られるか否かを判定する判定手段と、 上記判定手段の結果に基づいて表示の制御を行なう表示
    制御手段と を有することを特徴とする露光間レンズ駆動可能なカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】上記情報出力手段は、被写体の輝度に関す
    る情報を出力することを特徴とする請求項1記載の露光
    間レンズ駆動可能なカメラ。
  3. 【請求項3】露光間レンズ駆動による特定の効果はソフ
    トフォーカス効果であることを特徴とする請求項2記載
    の露光間レンズ駆動可能なカメラ。
  4. 【請求項4】上記判定手段は、情報出力手段からの出力
    に基づいて判定を行い、情報出力手段からの出力が所定
    の範囲外であると判定された時は、露光を禁止する露光
    禁止手段を更に備えていることを特徴とする請求項1又
    は2記載の露光間レンズ駆動可能なカメラ。
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