JPH02153726A - 容器及びその製造方法 - Google Patents

容器及びその製造方法

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JPH02153726A
JPH02153726A JP63306998A JP30699888A JPH02153726A JP H02153726 A JPH02153726 A JP H02153726A JP 63306998 A JP63306998 A JP 63306998A JP 30699888 A JP30699888 A JP 30699888A JP H02153726 A JPH02153726 A JP H02153726A
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JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
container body
main body
vessel main
film
Prior art date
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Application number
JP63306998A
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English (en)
Inventor
Yoshirou Arima
有馬 頼四郎
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YOOKEN SYST KK
Original Assignee
YOOKEN SYST KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、合成樹脂及びラミネートフィルムを使用し、
例えば食品等の保存に適した容器に関する。
[従来の技術] 従来、この種の容器として、アルミニウムと合成樹脂と
のラミネートフィルムを用い、底部にはシート平面を利
用し、該底部の周縁に所定間隔毎に折込み部を設けて周
壁を形成した容器本体と、その外面に融着された比較的
厚みのある有底の合成樹脂の補強筒体とからなるものが
知られている。
この容器は、軽く、丈夫であり、容器本体が継目のない
ラミネートフィルムの成形によりできているために、金
属容器と同様の優れたガスバリヤ−性を有し、しかも金
属容器よりも安価である。また、成形時に前記ラミネー
トフィルムは圧延されずに折込まれているだけなので、
前記フィルムの損傷や部分的な薄肉化が生じないという
優れた効果がある。しかしながら、この容器は、周一を
比較的厚みのある合成樹脂製の容器で覆われているため
に熱伝導率が悪く、このため容器内に内容物を収容し、
滅菌や殺菌のための加熱をすると、その熱処理は金属容
器よりも時間がかかる。また、この容器は、ラミネート
フィルムを折込んで容器本体を形成しているのでこの作
業に時間がかかり、このために、例えば1個の容器を生
産するためには約15秒を必要とする。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、加熱調理
時間が短くてすむばかりでなく、容器本体の成形にもそ
れほど時間を要さないで製造され得る容器並びにその製
造方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の容器は、周壁と底とが、内層にガスバリヤ−性
フィルム、外層に合成樹脂フィルムを使用した熱伝導性
の良いラミネートフィルムからなる容器本体と、該容器
本体の外周面と融着されて容器本体を補強し、周縁部を
残して底部が開口した形状を備えた合成樹脂製の補強筒
体とを具備する。
また、本発明の容器の製造方法は、内層がガスバリヤ−
性フィルム、外層が合成樹脂フィルムからなる熱伝導性
の良いラミネートフィルムを、雄型と、該雄型が挿入さ
れる前記第1の雌型とを用いて成形し、その後該第1の
雌型を外し、容器本体を形成する第1の工程と、 雄型と第2の雌型との間に前記容器本体を配置し、容器
゛本体の底部周縁及び容器本体と第2の雌型との間に設
けられた空隙部に合成樹脂を注入、固化して、該容器本
体の外周面に融着した合成樹脂製の補強筒体を形成する
第2の工程とを具備する。
また、前記第1の工程の後、前記容器本体を前記雄型に
装着させたまま、該雄型と前記第2の雌型とを組合わせ
、前記空隙部より合成樹脂を注入、固化することが好ま
しい。
本発明に用いるフィルムには、合成樹脂シート単独、ま
たは複数の合成樹脂シートの多層シート、または合成樹
脂シートと他の材質、例えば金属箔とをラミネートした
多層シートを用いることができる。前記多層シートはガ
スバリヤ−性の高い合成樹脂または金属箔を中間層とし
、ポリプロピレン(P P)もしくはポリエチレン(P
 E)を各々外層または内層としてラミネートしたガス
バリヤ−性多層シートが好ましい。さらに、ポリエチレ
ンテレフタレート(PET)、二軸延伸ナイロン(ON
) 、塩化ヒニリデン共重合体(PVDC)、エチレン
・ビニルアルコール共重合体(EVOH)もしくはアル
ミニウム(1! ’)を内層に用いた多層シートが好ま
しく、特にAfiを用いたものが好ましい。
また、本発明の方法は、少なくとも一つの雄型と、第1
及び第2の雌型とを利用して容器を製造する方法であっ
て、 また、本発明の容器の製造方法は、内層がガスバリヤ−
性フィルム、外層が合成樹脂フィルムからなる熱伝導性
の良いラミネートフィルムを、該雄型と、該雄型が挿入
される前記第1の雌型とを用いて成形し、その後該第1
の雌型を外し、容器本体を形成する第1の工程と、 雄型と第2の雌型との間に前記容器本体を配置し、容器
本体の底部周縁及び容器本体と第2の雌型との間に合成
樹脂を注入、固化して、該容器本体の外周面に融着した
合成樹脂製の補強筒体を形成する第2の工程とを具備す
る。
さらに、前記第1の工程の後、前記容器本体を前記雄型
に装着させたまま、該雄型と前記第2の雌型とを組合わ
せ、前記注入口より合成樹脂を注入、固化することが好
ましい。
前記第2の雌型とフィルムの間に注入される合成樹脂は
、ポリプロピレンもしくはポリエチレンが好ましい。ま
た、この合成樹脂とこれと融着されるフィルム外層の合
成樹脂とは同じものが好ましい。
以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
[実施例] 第1図は、本発明の一実施例に係る容器を示す図である
この第1図に示すように、本発明の容器は、外層が合成
樹脂製フィルム、内層がガスバリヤ−性のフィルムで構
成された熱伝導性の良いラミネートフィルムからなる例
えば円形カップ状の容器本体1と、これの外周面及び底
部の周縁に融着された合成樹脂製の補強筒体2とからな
っている。この容器本体1は、円形カップ状に限定する
ものでなく、三角形状、四角形状であってもよい。また
、この補強筒体2は、上面が開口し、また下面は周縁部
を残して開口している。この結果容器本体1の中央部が
露出している。このために容器の底部の熱伝導性は補強
筒体2にはほとんど影響されず、容器本体1の熱伝導性
により決定される。この補強筒体2はその底部に内方に
少し突出した環状のフランジ部2aを有する。該フラン
ジ部2aと接合するように、容器本体1の底部外面の周
縁には段部1aが設けられている。
前記ラミネートフィルムとしては、例えばポリプロピレ
ン/アルミニウム/ポリプロピレン層からなるラミネー
トフィルムが用いられる。このフィルムは非伸縮性であ
り、このために容器本体の周壁は、しわを寄せである程
度の厚さに押圧されている。前記フィルム1が、例えば
厚さ約120μmのとき、前記周壁1aは該フィルムの
約2.5ないし3倍の厚さを有する。
前記補強筒体2としては、前記容器本体1の外周面と融
着し得る合成樹脂好ましくは容器本体1の外周面と同じ
合成樹脂を用いる。本実施例ではポリプロピレンが好ま
しい。また、この補強筒体2の厚さは、衝撃、積載等に
耐え得る強度を有するように設定され、本実施例では0
.8ないし1 m+iである。さらに、強度を高める目
的で前記凸部2aが設けられている。
次に上記のような構成の容器の製造方法の一例を第2図
ならびに第3図を参照して説明する。
第2図は、本発明の方法にかかる第1の工程を示す模式
図を示す。
まず、第1の工程を次のように行う。第1の雌型10と
雄型11との間に前記ラミネートフィルムを配置し、こ
れを第2図に示すように組合わせてフィルムを押圧する
ことにより容器本体1を成形する。このとき第1の雌型
10を加熱しても良い。加熱温度は、例えば180〜2
30℃である。
その後、第1の雌型を外し、容器本体1を得る。
次に、第2の工程を以下のように行う。
得られた容器本体1を雄型に装着したまま、第2の雌型
を組合わせる。第3図に示すように、この第2の雌型1
2と容器本体外周面及び容器本体底部の凹部1aとの間
には、空隙部が設けられている。第2の雌型12に設け
られた注入口13より前記空隙部へ溶融した合成樹脂3
例えばポリプロピレンを注入し、固化させる。このよう
にして、容器本体1の外周面及び底部周縁の凹部1aと
融着された補強用筒体2を形成する。このとき、固化を
促進する目的で、第2の雌型12を例えば冷却水等を用
いて冷却してもよい。この冷却温度は約60℃が好まし
い。また、注入口13は、注入時にガス抜きを良くする
目的で、例えば2箇所以上に設けても良い。
その後、前記第2の雌型12及び雄型11を外し、不必
要なばりをカットして本発明にかかる容器が得られる。
本発明の方法を用いると、ラミネートフィルムを鋳型内
で押圧させるだけで該容器本体を形成し得、さらに、ラ
ミネートフィルムの成形と補強筒体の成形とを一連の工
程として行うことが可能なので、別々に成形するよりも
生産性が良い。この場合1個の容器を約0.5秒で製造
することができる。
[発明の効果] 本発明の容器を用いると、加熱調理時間が短くてすむ。
また、本発明の方法は、容器本体の成形に時間を要さず
、さらに容器本体成形工程と補強筒体成形工程とを一連
の工程として行うことができるため生産性が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す図、第2図は、本発
明製造方法の一実施例における第1の工程を表わす図、
第3図は、本発明の製造方法の一実施例における第2の
工程を表わす図である。 1・・・容器本体、2・・・補強筒体、10・・・第1
の雌型、11・・・雄型、12・・・第2の雄型出願人
代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)周壁と底とが、内層をガスバリヤー性フィルム、
    外層を合成樹脂フィルムで構成された熱伝導性の良いラ
    ミネートフィルムからなる容器本体と、該容器本体の外
    周面と周壁が融着されて容器本体を補強し、周縁部を残
    して底部が開口した合成樹脂製の補強筒体とを具備する
    容器。
  2. (2)内層がガスバリヤー性フィルム、外層が合成樹脂
    フィルムからなる熱伝導性の良いラミネートフィルムを
    、雄型と、該雄型が挿入される第1の雌型とを用いて成
    形し、その後該第1の雌型を外し、容器本体を形成する
    第1の工程と、 雄型と第2の雌型との間に前記容器本体を配置し、容器
    本体の底部周縁部及び周壁と第2の雌型との間の空隙部
    に合成樹脂を注入し、固化して、該容器本体の外周面及
    び底部周縁部に融着し、底部が周縁部を残して開口した
    合成樹脂製の補強筒体を形成する第2の工程とを具備す
    る容器の製造方法。
  3. (3)前記第1の工程の後、前記容器本体を前記雄型に
    装着させたまま、該雄型と前記第2の雌型とを組合わせ
    、前記空隙部に合成樹脂を注入、固化することを特徴と
    する請求項2に記載の容器の製造方法。
JP63306998A 1988-12-06 1988-12-06 容器及びその製造方法 Pending JPH02153726A (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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