JPH02153655A - 保守試験方法 - Google Patents

保守試験方法

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JPH02153655A
JPH02153655A JP63307568A JP30756888A JPH02153655A JP H02153655 A JPH02153655 A JP H02153655A JP 63307568 A JP63307568 A JP 63307568A JP 30756888 A JP30756888 A JP 30756888A JP H02153655 A JPH02153655 A JP H02153655A
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Akira Takayama
明 高山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」 この発明は通信制御集積回路およびこれを含む通信シス
テムの保守試験方法に関する。 「従来の技術」 端末装置、交換機等を通信回線を介して接続してなる通
信システムにおいて、システムを構成する各部の保守試
験が実施される。 第6図および第7図は従来の通信システムの保守試験を
示したもので、CCITT(国際電信電話諮問委員会)
勧告に基づくループバック試験(折り返し試験)の実施
態様が例示されている。第6図および第7図において、
1は端末装置12(TE;Tertainal  Eq
uipa+ent)であり、内蔵された通信制御集積回
路の制御により外部との通信を行う。この端末装置lは
、通信回線2を介して網終端装置(NT;Networ
k  Tera+1nation)3と接続される。 そして、さらに網終端装置3は通信回線を介して交換機
へ接続される。 第6図および第7図の通信システムは、時分割多重通信
システムであり、各通信ユニット(端末装置l、網終端
装置3等)は所定時間(フレーム)単位で同期化されて
おり、!フレーム250μS内を構成する48個のタイ
ムスロットの中の空いているタイムスロットを利用して
他の通信ユニットとの通信を行う。 保守試験か開始されると、端末装置1は、内部の信号経
路が切り換えられ、第6図に示すようにループバック動
作を行う。すなわち、交換機側から下り回線2aを介し
て信号B1、B、およびDが送られ受信端1aに入力さ
れると、これらの信号はそのまま送信端1bから出力さ
れ、上り回線2bを介して交換機側に折り返し送信され
る。ここで、信号B1、B、およびDの各名称は、これ
らの信号が上記フレーム内において占有するタイムスロ
ット位置(チャネル)に対応して付けたものである。 そして、交換機側では、端末装置lから送り返されて来
る信号が検出され、交換機側から端末装置lに至る通信
経路の障害の有無が判定される。 また、第7図は、折り返し試験中、入力された信号B1
、B1、Dに対して、通常モード時に行う信号処理Ll
aを実施し、その結果を確認するものであり、この試験
により信号処理Llaに係る回路の障害の有無が判定さ
れる。 「発明が解決しようとする課題」 ところで、従来は、通信システムにおいて、交換機側か
ら端末装置■に至るまでの通信経路の保守試験あるいは
端末装置1に信号が入力されるか否かの保守試験は行わ
れていたが、端末装置l内部の障害の有無を判定する保
守試験は行われていなかった。このため、端末装置l内
部に障害が発生した場合に、その障害箇所を明確に診断
することができないという問題があった。 この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、端末
装置内部をも含めて通信システムの障害箇所を明確に診
断することが可能な保守試験方法を提供することを目的
としている。 「課題を解決するための手段」 上記課題を解決するため、第1の発明は、通信回線を介
して外部との通信を行う通信ユニットであって、通常モ
ード時は、通信回線からの受信信号を処理すると共に、
該受信信号に対する応答信号あるいは外部への送信信号
を通信回線へ出力す。 る通信制御集積回路および該集積回路を含む通信システ
ムの保守試験方法において、 保守試験モード時、 前記受信信号が前記集積回路内部で処理されるのを阻止
すると共に、前記通信回線へ外部通信要求無信号を送出
し、 通信テストデータを発生し、この通信テストデータに対
し、通常モード時に送信データの信号処理を行う回路に
よって信号処理を行い、この結果得られる送信テスト信
号を前記通話回線に出力する直前で折り返した後、通常
モード時に受信信号の信号処理を行う回路によって信号
処理を行い、この結果得られる受信データと該通信テス
トデータとの比較試験を行い、さらに、 前記信号処理に係る回路以外かつ試験に係る回路に対し
て、前記試験実行前に、テストデータを入力し、該テス
トデータ1こ対する出力応答を一貫して試験することを
特徴としている。 また、第2の発明は、通信回線を介して外部との通信を
行う通信ユニットに搭載され、該通信ユニットにおける
処理の各階層に対応した階層構造を有する集積回路であ
って、通常モード時は、通信回線から前記各階層の処理
に対応した受信信号を受信し、該受信信号を処理すると
共に、該受信信号に対する応答信号あるいは外部への送
信信号を通信回線へ出力する通信制御集積回路および該
集積回路を含む通信システムの保守試験方法において、 保守試験モード時、 前記受信信号が前記集積回路内部で処理されるのを阻止
すると共に、前記通信回線へ外部通信要求無信号を送出
し、 前記各階層毎に、通信テストデータを発生し、これら各
階層の通信テストデータに対し、通常モード時に当該階
層の送信データの信号処理を行う回路によって信号処理
を行い、この結果得られる送信テスト信号を該階層に対
応して設けられた回路内の所定の節点で折り返した後、
通常モード時に当該階層の受信信号の信号処理を行う回
路によって信号処理を行い、この結果得られる受信デー
タと該通信テストデータとの比較試験を行い、さらに、 前記信号処理に係る回路以外かつ試験に係る回路に対し
て、前記試験前に、テストデータを入力し、該テストデ
ータに対する出力応答を一貫して試験することを特徴と
している。 また、第3の発明は、通信回線を介して外部との通信を
行う通信ユニットに搭載され、該通信ユニットにおける
処理の各階層に対応した階層構造を有する集積回路であ
って、通常モード時は、通信回線から前記各階層の処理
に対応した受信信号を受信し、該受信信号を処理すると
共に、該受信信号に対する応答信号あるいは外部への送
信信号を通信回線へ出力する通信制御集積回路および該
集積回路を含む通信システムの保守試験方法において、 第1の保守試験モード時、 前記集積回路の受信信号をそのまま前記通信回線へ折り
返し送信し、 第2の保守試験モード時、 前記各階層の中の特定の階層については、前記受信信号
の中の該階層と対応する信号を当該回路によって信号処
理して前記通信回線へ折り返し送信し、また、他の処理
階層については、前記通常モード時と同様の処理を行う
ことを特徴としている。 また、第4の発明は、通信回線を介して外部との通信を
行う通信ユニットに搭載され、該通信ユニットにおける
処理の各階層に対応した階層構造を有する集積回路であ
って、通常モード時は、通信回線から前記各階層の処理
に対応した受信信号を受信し、該受信信号を処理すると
共に、該受信信号に対する応答信号あるいは外部への送
信信号を通信回線へ出力する通信制御集積回路および該
集積回路を含む通信システムの保守試験方法において、 第1の保守試験モード時、 前記各階層の中の特定の階層については、前記受信信号
の中の該階層と対応する信号を当該回路によって信号処
理して前記通信回線へ折り返し送信し、また、他の処理
階層については、前記通常モード時と同様の処理を行い
、 第2の保守試験モード時は、第1の発明と同等の試験を
行うことを特徴としている。 また、第5の発明は、通信回線を介して外部との通信を
行う通信ユニットに搭載され、該通信ユニットにおける
処理の各階層に対応した階層構造を有する集積回路であ
って、通常モード時は、通信回線から前記各階層の処理
に対応した受信信号を受信し、該受信信号を処理すると
共に、該受信信号に対する応答信号あるいは外部への送
信信号を通信回線へ出力する通信制御集積回路および該
集積回路を含む通信システムの保守試験方法において、 第1の保守試験モード時、 前記各階層の中の特定の階層については、前記受信信号
の中の該階層と対応する信号を当該回路によって信号処
理して前記通信回線へ折り返し送信し、また、他の処理
階層については、前記通常モード時と同様の処理を行い
、 第2の保守試験モード時は、第2の発明と同等の試験を
行うことを特徴としている。 また、第6の発明は、第1の発明と同等の保守試験およ
び第3の発明と同等の保守試験を共に実施することを特
徴としている。 また、第7の発明は、第2の発明と同等の保守試験およ
び第3の発明と同等の保守試験を共に実施することを特
徴としている。 「作用」 第1の発明の保守試験方法によれば、通信制御集積回路
における受信信号の処理が正常に行われるか否かが判定
されると共に、その他の回路各部の機能が判定される。 また、第12の発明の保守試験方法によれば、各階層毎
に信号処理機能が正常か否かが判定されると共に、その
池の回路各部の機能が判定される。 また、第3の発明の保守試験方法によれば、第1の保守
試験モードにおいて、外部から通信制御集積回路に至る
通信経路の障害の有無が、この通信経路に接続された外
部の通信ユニットによって判定される。また、第2の保
守試験モードにおいて、特定の階層の受信信号のみ信号
処理されて外部へ折り返される。従って、この通信制御
集積回路の特定の処理階層に係る信号処理の機能および
この通信制御集積回路に至るまでの通信経路か、外部の
通信ユニットによって判定される。また、他の階層の受
信信号については、通常モード時と同じ処理が行われる
。 また、第4の発明の保守試験方法によれば、第1の保守
試験モードによって、外部から通信制御集積回路に至る
通信経路の障害の有無が判定される。また、第2の保守
試験モードによって、通信制御集積回路における受信信
号の処理が正常に行われるか否かが判定されると共に、
その他の回路各部の機能が判定される。 また、第5の発明の保守試験方法によれば、第1の試験
モードによって、外部から通信制御集積回路に至る通信
経路の障害の有無が判定され、第2の保守試験モードに
よって、通信制御集積回路における受信信号の処理が正
常に行われるか否かが各階層毎に判定されると共に、そ
の他の回路各部の機能が判定される。 また、第6の発明によれば、第1の発明による障害判定
および第3の発明による障害判定を共に行うことができ
る。 また、第7の発明によれば、第2の発明による障害判定
および第3の発明による障害判定を共に行うことができ
る。 「実施例」 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
【実施例1】 第1図はこの発明の第1の実施例による保守試験方法を
示す図である。この図において、10は端末装置1(第
6図および′;57図)に搭載された通信制御集積回路
を示す。以下、本実施例による集積回路10の試験方法
を第2図のフローヂャートを参照して説明する。 この集積回路10に対して上位の処理を司る制御ユニッ
トによって試験モードが起動されると、集積回路lO内
の信号経路が切り換えられ、下り回線2aを介して信号
B1.13.、Dが受信端1aに入力されてもこれらの
信号を処理しないようにされる。また、上り回線2bへ
は、集積回路IOから外部通信要求111(信号E(1
Nが送出される。これにより、集積回路10は通信回線
2に接続された他の通信ユニットとの通信か断たれる(
ステップS1)。 そして、集積回路lO内ではステップ82〜87に示す
手順で内部RAM(ランダムアクセスメモリ)の試験が
行われる。まず、ステップS2では、内部IIA Mに
対してテストデータを書き込む。 そして、ステップS3で内部I’tAMからデータを読
み出し、ステップS4でステップS2における書込デー
タとステップS3における続出データとを比較する。そ
して、この比較の結果、両者が一致している場合はステ
ップS5に進み、不一致の場合はステップS7に進む。 ステップS5では、内部RAMの全アドレスの試験が終
わったか否かを判断する。そして、判断結果がrNOj
の場合は新たなアドレスを設定してステップS2に戻り
、rYEsJの場合はステップS6に進む。そして、ス
テップS6に進むと、内部RAMの機能が正常であると
判定する。一方、ステップS7に進んだ場合は、内部R
AMのいずれかのアドレスに異常があると判定する。 次にステップS8〜S14に示す手順で内部ROM(リ
ードオンリメモリ)の試験を行う。ステップS8では、
内部ROMからデータを1ワード読み出す。そして、ス
テップS9で、この続出データをワークレジスタに累積
加算する。次にステップSIOに進むと、ROM内のす
べての試験対象アドレスについて上記処理を実施したか
否かを判断する。そして、判断結果がrY E S J
の場合はステップS11に進み、「NO」の場合はステ
ップS8に戻る。ステップS11に進むと、ROM内の
最終アドレスからチエツク用データCheck S u
mを読み出ず。ここで、データCheck S usと
しては、ROM内の他のアドレスに格納されている全デ
ータの合計値が書き込まれている。そして、ステップS
12に進むと、このデータCheckSumと、ワーク
レジスタの記憶データとが比較される。 そして、比較の結果、両省が一致した場合は内部ROM
は正常であると判定しくステップS+3)、不一致の場
合はROM内のいずれかのアドレスに異常があると判定
する(ステップ514)。 次にステップS15〜S21に示す手順に従って、この
集積回路lOの受信時における信号処理機能Llaおよ
び送信時における信号処理機能しlb(共に第1図参照
)の障害判定を行うループバック試験を実施する。この
ループバック試験は、送信信号が上り回線2bに出力さ
れる手前で折り返し、受信信号処理Llaに入力するル
ープバックスイッチ機能を必要とする。 第3図はこのループバックスイッチ機能を実現する具体
的回路を示したものである。通常モード時、下り回線2
aを介して受信された受信信号BB3、Dは、波形変換
回路11によってAMI(ΔILernate Mar
k  I nversion)波形からNflZ(N。 n Return to Z ero)波形に変換され
た後、セレクタI2を介し、回路13に入力される。そ
して、信号処理Llaが行われ、データBla、B2a
およびDとして受理される。一方、送信データn、b。 B、bおよびDbは、信号処理回路14によって信号処
理Llbが行われ、ORゲート+5を介し、波形変換回
路16に入力される。そして、この波形変換回路16に
よって、NRZ波形からAM1波形へ変換され、送信信
号B1、B1、Dとして上り回線2bに送出される。 通常モードから試験モードになると、試験モード指定信
号T E S、Tが“1“となる。この結果、ORゲー
ト+7の出力が“l”となるので、ORゲート15の出
力が強制的に“l”とされる。これにより、以後、“l
”が時間的に連続した信号、すなわち、外部通信要求無
信号ECrtが波形変換回路16から上り回線2bに送
出される。このようにして、通信制御集積回路10は外
部との通信が断たれる(萌述ステップSl)。 ところで、この集積回路10は、外部との通信を行う場
合に、外部から処理開始信号rtUNが入力されること
によって初めて通常の処理が可能となるように構成され
ている。すなわち、処理開始信号RUNが入力されると
、検出信号RRUNが“l”となり、これにより通常の
処理に係る各コントローラがイネーブルされ、所定の動
作が得られるようになっている。ところが、試験が開始
されて外部に対して外部通信要求無信号ECRが送出さ
れると、外部から処理開始信号RUNが入力されること
がないので、通信機能がイネーブルされなくなってしま
う。そこで、この集積回路IOでは、テスト信号TES
Tが“l“となった場合は、Qllゲート18を介して
強制的にイネーブル信号(“1”)を各コントローラに
送出し、各コントローラが通常モードの場合と同様の動
作をするようにしている。 ステップSI5において、ループバック指定が行われる
と、通信テストデータが生成され、ループバック試験が
スタンバイされる。この通信テストデータに対して、回
路14によって信号処理しIbが行われる(ステップ8
16)。そして、遅延回路19によって遅延され、セレ
クタ12を介して回路!3に入力される。そして、回路
13によって信号処理Llaが行われ、受信データとし
て受理される(ステップ17)。 ここで、遅延回路!9は、通信テストデータに対して信
号処理Llbおよびし!aを行った場合に発生ずるビッ
ト位相のずれを補償するために設けられている。すなわ
ち、前述したCCITT勧告の通信プロトコルにおいて
、端末装置!(第6図および第7図)が下り回線2aを
介して信号を受信した場合、受信信号の位相よりも2ビ
ツト相当の時間位相を遅らせて上り回線2bに信号を送
出するように取り決められており、この通信制御集積回
路IOもそれに準拠した構成となっている。従って、通
信テストデータを信号処理LlbおよびLlaを介した
後、元のデータと比較すると、処理が正常であるにら拘
わらず2ビツトの位相ずれが生じてしまう。そこで、こ
の集積回路lOでは、ループバック試験時は遅延回路1
9によって通信テストデータを遅延させ、信号処理の前
後でデータの対応が取れるようにしている。 次にステップ518に進むと、ステップS+6において
送信した通信テストデータB、b、B、bおよびDbと
ステップS17において受信したデータBlax B 
taおよびDaとの比較を行う。そして、比較の結果、
両者が一致した場合はステップS19に進み、不一致の
場合はステップS2+に進む。 次にステップS19に進むと、通信テストデータの全て
について上記試験を実施したか否かを判断し、判断結果
がrNOJの場合はステップ816に戻り、判断結果が
rY ES Jの場合はステップS20に進む。そして
、ステップS20に進むと、信号処理機能Llbおよび
Llaが正常であると判断する。一方、ステップS21
に進んだ場合は、信号処理機能LlbおよびLlaのい
ずれかに障害があると判定する。
【実施例2】 第4図はこの発明の第2の実施例による保守試験方法を
示すものである。通常モードにおいて、通信回線2によ
って通信される信号B8、B、お上びDには、集積回路
lOの下位階層の処理に対応する信号と上位階層の処理
に対応する信号とが含まれる。第4図において、処理L
laおよびLlbは集積回路IOが行う処理の内、下位
階層の処理に属し、処理L2cおよびL2dは上位階層
の処理に属する。本実施例では上位/下位各々の信号処
理について回路内に折り返し点を設け、上位の信号処理
機能と下位の信号処理機能とを各々試験するものである
。すなわち、本実施例では、第4図に示すように、Dチ
ャネル信号処理については、通信テストデータDdに対
して信号処理L2dを行った時点で折り返し、信号処理
L2cを行って応答Dcを得て元のデータを比較する。 なお、このループバック試験の具体的実施方法としは前
述した第1実施例と同様の方法を用いる。また、本実施
例では、第1実施例と同様、内部RAMおよび内部RO
Mの試験を行う。
【実施例3】 次に、この発明の第3の実施例を説明する。本実施例で
は、第1の保守試験モード時、第6図に示すように、下
り回線2aを介して入力された信号をそのまま上り回線
に折り返し送出する。これにより、交換機側において、
端末装置1に至るまでの通信経路の障害の有無が判定さ
れる。そして、第2の保守試験モードでは、第5図に示
すように、受信信号に対して信号処理Llaを行うこと
によって信号[3,aSBtalDaが得られると、信
号B+a、l3taについては、信号処理Llbを行っ
て上り回線2bに折り返す。これにより、交換機側によ
って、集積回路10における信号処理機能Llaおよび
Llbの障害診断が行われる。一方、信号Daについて
は通常モード時と同様に処理され、その結果得られる信
号Dbに対して信号処理Llbが行われ、上り回線2b
に送出される。従って、本試験モードでは、信号りによ
る通信は通常モード時と同様に支障なく行われる。
【実施例4] 次に本発明の第4実施例を説明する。本実施例では、第
1の保守試験モード時、前述の第3実施例における第5
図に示すループバック試験が行われ、集積回路10の送
受信機能あるいは集積回路10に至るまでの通信経路に
障害があった場合にそれが検出される。また、第2の保
守試験モード時は前述の第1実施例と同等の試験が行わ
れ、集積回路lO内の信号処理機能の障害が診断される
と共に、RAM、 ROM等のその他の回路の障害が診
断される。 【実施例5】 次に本発明の第5実施例を説明する。本実施例では、第
1の保守試験モード時、前述の第3実施例における第5
図に示すループバック試験が行われ、集積回路!0の送
受信機能あるいは集積回路IOに至るまでの通信経路に
障害があった場合にそれが検出される。また、第2の保
守試験モード時は前述の第2実施例と同等の試験が行わ
れ、集積回路!θ内の信号処理機能の障害が処理の階層
別に診断されると共に、RAM、ROM等のその他の回
路の障害が診断される。
【実施例6】 次に本発明の第6実施例を説明する。本実施例では、第
1の保守試験モード時、前述の第3実施例で説明した第
6図に示すループバック試験が行われ、次いで第2の保
守試験モード時、第5図に示すループバック試験が行わ
れる。そして、各試験によって、集積回路10に至るま
での通信経路の障害診断および集積回路10の送受信機
能の障害診断が行われる。また、第3の保守試験モード
時は前述の第1実施例と同等の試験が行われ、集積回路
10内の信号処理機能の障害が診断されると共に、RA
M、ROM等のその他の回路の障害が診断される。
【実施例7】 次に本発明の第7実施例を説明する。本実施例では、第
1の保守試験モード時、前述の第3実施例で説明した第
6図に示すループバック試験が行われ、次いで第2の保
守試験モード時、第5図に示すループバック試験が行わ
れる。そして、各試験によって、集積回路!0に至るま
での通信経路の障害診断および集積回路IOの送受信機
能の障害診断が行われる。また、第3の保守試験モード
時は前述の第2実施例と同等の試験が行われ、集積回路
IO内の信号処理機能の障害が処理の階層別に診断され
ると共に、RAM、ROM等のその他の回路の障害が診
断される。 「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、通信制御集積
回路あるいはこの集積回路を含む通信システムにおいて
障害が発生した場合に、障害箇所およびその内容がより
明確に診断されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1および第4および第6の実施例
において用いられる保守試験方法を説明する図、第2図
は同実施例の実施手順を示すフローチャート、第3Ug
Jは同実施例におけるループバックスイッチ機能を実現
する具体的回路の回路図、第4図はこの発明の第2およ
び第5および第7の実施例において用いられる保守試験
方法を説明する図、第5図はこの発明の第3〜第7の実
施例において用いられる保守試験方法を説明する図、第
6図は従来から用いられている通信システムの保守試験
方法であり、かつ、本発明の第3および第6および第7
の実施例において用いられる保守試験方法を説明する図
、第7図は従来周知の通信システムの保守試験方法を説
明する図である。 2・・・・・・通信回線、10・・・・・・通信制御集
積回路、LlaおよびLlbならびにL2cおよびL2
d・・・・・・信号処理。 出斬人 ヤマハ株式会社 第 図 d 第3図 1り 第4図 1り 第5図 第6図 第7図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)通信回線を介して外部との通信を行う通信ユニッ
    トであって、通常モード時は、通信回線からの受信信号
    を処理すると共に、該受信信号に対する応答信号あるい
    は外部への送信信号を通信回線へ出力する通信制御集積
    回路および該集積回路を含む通信システムの保守試験方
    法において、保守試験モード時、 前記受信信号が前記集積回路内部で処理されるのを阻止
    すると共に、前記通信回線へ外部通信要求無信号を送出
    し、 通信テストデータを発生し、この通信テストデータに対
    し、通常モード時に送信データの信号処理を行う回路に
    よって信号処理を行い、この結果得られる送信テスト信
    号を前記通話回線に出力する直前で折り返した後、通常
    モード時に受信信号の信号処理を行う回路によって信号
    処理を行い、この結果得られる受信データと該通信テス
    トデータとの比較試験を行い、さらに、 前記信号処理に係る回路以外かつ試験に係る回路に対し
    て、前記試験実行前に、テストデータを入力し、該テス
    トデータに対する出力応答を一貫して試験すること を特徴とする保守試験方法。
  2. (2)通信回線を介して外部との通信を行う通信ユニッ
    トに搭載され、該通信ユニットにおける処理の各階層に
    対応した階層構造を有する集積回路であって、通常モー
    ド時は、通信回線から前記各階層の処理に対応した受信
    信号を受信し、該受信信号を処理すると共に、該受信信
    号に対する応答信号あるいは外部への送信信号を通信回
    線へ出力する通信制御集積回路および該集積回路を含む
    通信システムの保守試験方法において、 保守試験モード時、 前記受信信号が前記集積回路内部で処理されるのを阻止
    すると共に、前記通信回線へ外部通信要求無信号を送出
    し、 前記各階層毎に、通信テストデータを発生し、これら各
    階層の通信テストデータに対し、通常モード時に当該階
    層の送信データの信号処理を行う回路によって信号処理
    を行い、この結果得られる送信テスト信号を該階層に対
    応して設けられた回路内の所定の節点で折り返した後、
    通常モード時に当該階層の受信信号の信号処理を行う回
    路によって信号処理を行い、この結果得られる受信デー
    タと該通信テストデータとの比較試験を行い、さらに、 前記信号処理に係る回路以外かつ試験に係る回路に対し
    てテストデータを入力し、該テストデータに対する出力
    応答を一貫して試験することを特徴とする請求項第1記
    載の保守試験方法。
  3. (3)通信回線を介して外部との通信を行う通信ユニッ
    トに搭載され、該通信ユニットにおける処理の各階層に
    対応した階層構造を有する集積回路であって、通常モー
    ド時は、通信回線から前記各階層の処理に対応した受信
    信号を受信し、該受信信号を処理すると共に、該受信信
    号に対する応答信号あるいは外部への送信信号を通信回
    線へ出力する通信制御集積回路および該集積回路を含む
    通信システムの保守試験方法において、 第1の保守試験モード時、 前記集積回路の受信信号をそのまま前記通信回線へ折り
    返し送信し、 第2の保守試験モード時、 前記各階層の中の特定の階層については、前記受信信号
    の中の該階層と対応する信号を当該回路によって信号処
    理して前記通信回線へ折り返し送信し、 他の処理階層については、前記通常モード時と同様の処
    理を行うこと を特徴とする保守試験方法。
  4. (4)通信回線を介して外部との通信を行う通信ユニッ
    トに搭載され、該通信ユニットにおける処理の各階層に
    対応した階層構造を有する集積回路であつて、通常モー
    ド時は、通信回線から前記各階層の処理に対応した受信
    信号を受信し、該受信信号を処理すると共に、該受信信
    号に対する応答信号あるいは外部への送信信号を通信回
    線へ出力する通信制御集積回路および該集積回路を含む
    通信システムの保守試験方法において、 第1の保守試験モード時、 前記各階層の中の特定の階層については、前記受信信号
    の中の該階層と対応する信号を当該回路によって信号処
    理して前記通信回線へ折り返し送信し、また、他の処理
    階層については、前記通常モード時と同様の処理を行い
    、 第2の保守試験モード時は、 請求項第1記載の保守試験を行うこと を特徴とする請求項第1記載の保守試験方法。
  5. (5)通信回線を介して外部との通信を行う通信ユニッ
    トに搭載され、該通信ユニットにおける処理の各階層に
    対応した階層構造を有する集積回路であって、通常モー
    ド時は、通信回線から前記各階層の処理に対応した受信
    信号を受信し、該受信信号を処理すると共に、該受信信
    号に対する応答信号あるいは外部への送信信号を通信回
    線へ出力する通信制御集積回路および該集積回路を含む
    通信システムの保守試験方法において、 第1の保守試験モード時、 前記各階層の中の特定の階層については、前記受信信号
    の中の該階層と対応する信号を当該回路によって信号処
    理して前記通信回線へ折り返し送信し、また、他の処理
    階層については、前記通常モード時と同様の処理を行い
    、 第2の保守試験モード時は、 請求項第2記載の保守試験を行うこと を特徴とする請求項第2記載の保守試験方法。
  6. (6)前記請求項第1記載の保守試験および請求項第3
    記載の保守試験を共に実施すること を特徴とする保守試験方法。
  7. (7)前記請求項第2記載の保守試験および請求項第3
    記載の保守試験を共に実施すること を特徴とする保守試験方法。
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