JPH02152962A - ジイミドジカルボン酸 - Google Patents

ジイミドジカルボン酸

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JPH02152962A
JPH02152962A JP63306823A JP30682388A JPH02152962A JP H02152962 A JPH02152962 A JP H02152962A JP 63306823 A JP63306823 A JP 63306823A JP 30682388 A JP30682388 A JP 30682388A JP H02152962 A JPH02152962 A JP H02152962A
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bis
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acid
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JP63306823A
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Hirotaka Yasaka
谷酒 廣香
Tsukasa Toki
土岐 司
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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    • C07D209/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with one carbocyclic ring
    • C07D209/44Iso-indoles; Hydrogenated iso-indoles
    • C07D209/48Iso-indoles; Hydrogenated iso-indoles with oxygen atoms in positions 1 and 3, e.g. phthalimide
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08G73/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
    • C08G73/06Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
    • C08G73/10Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
    • C08G73/14Polyamide-imides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はトリメリット酸無水物と少なくとも酸素結合を
2個含む第1級ジアミン類とからなる、耐熱性に優れた
ジイミドジカルボン酸に関する。
ジイミドジカルボン酸は、ポリアミドイミド、ポリエス
テルイミドなどの耐熱性に優れたポリマーのジカルボン
酸成分として工業的に重要視されているが、本発明のジ
イミドジカルボン酸は、さらに優れた耐熱性を有するポ
リマーを提供するものである。
〔従来の技術〕
ジイミドジカルボン酸はポリカルボン酸無水物またはそ
の開環付加体と第1級アミノ基を含有するジアミン類と
から合成され一般的に次の構造式%式% (但しR1、R2、R3は芳香族あるいは脂肪族環式炭
化水素) これらジイミドジカルボン酸をポリマー原料のジカルボ
ン酸成分として用いる例としては特公昭38−2150
0号、米国特許3697471号、米国特許39297
14号があげられる。またジイミドジカルボン酸につい
ては米国特許4145351号、ドイツ国特許1795
596号に開示されている。 一方、特公昭61−21
956号にはジイミドポリカルボン酸を経由するアリル
エステル類が開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
特公昭38−21500号、米国特許3697471.
3929714゜4145351号、ドイツ国特許17
95596号に見られるジイミドジカルボン酸原料のポ
リカルボン酸成分はトリメリット酸無水物であり、また
第1級ジアミン類としてはジアミノジフェニルメタン、
ジアミノジフェニルエーテル、ジアミノジフェニルスル
フォン、バラフェニレンジアミンである。
特公昭61−21956号において製造されるジイミド
ポリカルボン酸の原料であるポリカルボン酸無水物また
はその開環付加体としては多岐にわたっているがジアミ
ン類としては前述と同様である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、新規な耐熱性ポリマー原料としてのジイ
ミドジカルボン酸を開発すべく鋭意研究した結果、ジア
ミン類に2個以上のエーテル基を含有する第1級ジアミ
ンとトリメリット酸無水物とから耐熱性に優れた新規な
ジイミドジカルボン酸が高収率かつ高純度で得られるこ
とを知り本発明に到達した。
すなわち、本発明は (A>下記式 (但し、R,SR,は炭素数6の環式炭化水素であり、
R3は炭素数6〜15のエーテル基、カルボニル基、ス
ルフォニル基、イソプロピリデン基1ヘキサフロロイソ
プロピリデン基で中断されてもよい環式炭化水素である
)で表されるジイミドジカルボン酸である。
本発明のジイミドジカルボン酸はトリメリット酸無水物
と分子内に2個以上の酸素結合を持つ第1級ジアミンと
から容易に得られる。
本発明において使用される分子内に2個以上の酸素原子
を持つ第1級ジアミンとしては例えば以下のものがあげ
られる。
1.3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベン′ゼン1.
4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベン′ゼン、2,2
−ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フェニル)プロ
パン、2,2−ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フ
ェニル)へキサフロロプロパン、4. 4’ −ビス(
4−アミノフェノキシ)ジフェニルスルフォン、4. 
4’ −ビス(4−アミノフェノキシ)ジフェニルなど
が挙げられるがこれらに限定されるものではない。
本発明におけるシイAドジカルボン酸の合成は通常の有
機溶媒中で行われ7.〕が、カルボキシル基、酸無水物
基、あるいはアミノ基に対して不活性な溶媒が好ましく
、例えばクレゾール、ジメチルアセトアミド、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルフオキシド、N−メチルピ
ロリドンなど汎用の溶媒を用いることができる。さらに
反応におけるトリメリット酸無水物と第1級ジアミンの
好ましいモル比はトリメリット酸無水物2モルに対して
第1級ジアミンが1モルである。
反応温度については特に規定されないが20〜300℃
の範囲で選択することができる。 使用する溶媒の量は
一般に反応生成物すなわちジイミドジカルボン酸が90
〜10重量%の濃度で含有する割合で用いられる。
反応時間は副生する水がなくなるまで行われ、前記反応
温度の範囲では通常4〜7時間であり、反応温度により
適当な時間に調節が可能である。
ジイミドジカルボン酸の生成反応においてはトリメリッ
ト酸無水物と第1級ジアミンが反応し、まずアミド酸が
生成する。このアミド酸がイミド環へ閉環する際、水が
副生ずる。これら副生した水が反応系内に存在するとイ
ミド基の加水分解の原因となり好ましくない。副生ずる
水は通常、パーシャルコンデンサーなどを経由して系外
に取り除かれるが、キシレン、トルエン等の溶剤を系内
に添加して水と共沸により留去することにより、副生ず
る水を円滑に除去する方法なども可能である。
生成したジイミドジカルボン酸−はたいていの有機溶媒
に不溶かあるいは少量の溶解度を持つにすぎず、従って
副生ずる水が理論量留去し終わった時の反応液はスラリ
ー状態である。前記溶媒の内クレゾールは殆どジイミド
ジカルボン酸を溶解せず、ジメチルアセトアミド、ジメ
チルフォルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチル
スルフオキシドなどの非プロトン性有機溶媒は若干、溶
解する。
反応終了後はクレゾールのごときジイミドジカルボン酸
が不溶の溶媒を用いたときは、濾過、洗浄、乾燥等の通
常の操作によりジイミドジカルボン酸を得ることができ
る。他方、非プロトン性有機溶媒を用いるときは、反応
液を低級アルコール、水等のジイミドジカルボン酸が不
溶の溶剤に注ぎ、ジイミドジカルボン酸を溶解度量、析
出させ次いで、濾過、洗浄、乾燥等の操作で得ることが
できる。 このような方法で極めて高収率にジイミドジ
カルボン酸を得ることができる。またこのようにして得
たジイミドジカルボン酸は特別な精製操作を施さなくて
も極めて高純度である。
〔発明の効果〕
本発明のジイミドジカルボン酸は従来のジイミドシカ、
ルボン酸に比べ耐熱性が高いという利点を有する。そし
て、本発明のジイミドジカルボン酸をジカルボン酸成分
として用いたポリマーはイミド環およびエーテル基を含
有することにより耐熱性が高く、成型が容易である等の
効果が達成される。
〔実施例〕
次に、実施例により本発明を具体的に説明するが本発明
はこれらのものに限定されるものではない。
実施例1 パーシャルコンデンサー、温度計、窒素導入管を備えた
1リツトル四つロセバラブルフラスコにトリメリット酸
無水物96g (0,5モル)とクレゾール417gを
仕込み撹拌下、100℃で溶解させる。ついで1.3−
ビス(p−アミノフェノキシ)ベンゼン73g (0,
25モル)ヲ加よる。発熱反応によって10℃はど温度
の上昇が見られるが、ただちに150℃まで昇温し反応
を開始した。150℃になってから数分の後黄色の結晶
の析出がみられ、イミド化に伴う生成水の留出が始まる
。生成水はパーシャルコンデンサーを経由して系外に取
り除いた。反応を継続し、水の留出が見られなくなった
時点で反応を終了した。反応に要した時間は6時間であ
った。
反応終了後の反応液は黄色結晶の析出に伴いスラリー状
であった。この反応液を濾過し、エタノールで充分に洗
浄後、減圧乾燥し、155.95gの4. 4’ −(
1,3−ジフェノキシベンゼン)−ビス(N−トリメリ
ドイミド)の黄色結晶を得た。1,3−ビス(p−アミ
ノフェノキシ)ベンゼン基準の収率は97.5mo1%
であった。
この結晶の融点は 356℃であった。赤外線吸収スペ
クトルは2500〜3000 cm−’にカルボキシル
基ν。−□、1695cm−’にカルボキシル基ν。、
。、1780. 1720. 730 cm−1にイミ
ド基吸収を示した。このものの赤外吸収スペクトルを第
1図に示す。
この結晶の酸価は174.5mgKOH/gであり、理
論値175mgKOH/gとよく一致した。さらにこの
結晶の元素分析はC67,20%、H3,35%、N4
.53%であり理論値(C67,5%、H3,15%、
N4.37%)とよく一致し、4. 4’ −(1,3
−ジフェノキシベンゼン)−ビス(N−)リメリトイミ
ド)であることがわかった。
また、この結晶の熱分解開始温度は402.3℃であっ
た。熱重量分析のチャートを第7図に示す。
実施例2 パーシャルコンデンサー、温度計、窒素導入管を備えた
1リツトル四つロセバラブルフラスコにトリメリット酸
無水物96g (0,5モル)とクレゾール417gを
仕込み撹拌下、100℃で溶解させる。ついで1.4−
ビス(p−アミノフェノキシ)ベンゼン73g (0,
25モル)を加える。発熱反応によって10℃はど温度
の上昇が見られるが、ただちに150℃まで昇温し反応
を開始した。150℃になってから数分の後黄色の結晶
の析出がみられ、イミド化に伴う生成水の留出が始まる
。生成水はパーシャルコンデンサーを経由して系外に取
り除いた。反応を継続し、水の留出が見られなくなった
時点で反応を終了した。反応に要した時間は6時間であ
った。
反応終了後の反応液は黄色結晶の析出に伴いスラリー状
であった。この反応液を濾過し、エタノールで充分に洗
浄後減圧乾燥し、155.95gの4. 4’  −(
1,4−ジフェノキシベンゼン)−ビス(N−トリメリ
ドイミド)の黄色結晶を得た。1.4−ビス(p−アミ
ノフェノキシ)ベンゼン基準の収率は97.5mo1%
であった。
この結晶の融点は408℃であった。赤外線吸収スペク
トルは2500〜3000 cm−’にカルボキシル基
ν。−□、1690 cm−’にカルボキシル基νC+
011780.1720.730cm−’にイミド基吸
収を示した。このものの赤外吸収スペクトルを第2図に
示す。
この結晶の酸価は176.5mgKOH/gであり、理
論値175rngKOH/gとよく一致した。さらにこ
の結晶の元素分析はC67,30%、H3,25%、H
4,50%であり理論値(C67,5%、83.15%
、H4,−:L7%)とよく一致し、4,4°−(1,
4−ジフェノキシベンゼン)−ビス(N−)リメリトイ
ミド)であることがわかった。
また、この結晶の熱分解開始温度は410.6℃であっ
た。熱重量分析のチャートを第8図に示す。
実施例3 パーシャルコンデンサー、温度計、窒素導入管を備えた
1リツトル四つロセバラブルフラスコにトリメリット酸
無水物76、 8g (0,4モル)とクレゾール50
0gを仕込み撹拌下、100℃で溶解させる。ついで2
.2−ビス(4−アミノフェノキシフェニル)プロパン
82g (0,2モル)を加える。発熱反応によって1
0℃はど温度の上昇が見られるが、ただちに155℃ま
で昇温し反応を開始した。155℃になってから数分の
後、黄色の結晶の析出がみられ、イミド化に伴う生成水
の留出が始まる。生成水はパーシャルコンデンサーを経
由して系外に取り除いた。反応を継続し、水の留出が見
られなくなった時点で反応を終了した。反応に要した時
間は5時間であった。
反応終了後の反応液は黄色結晶の析出に伴いスラリー状
であった。この反応液を濾過し、エタノールで充分に洗
浄後減圧乾燥し、144.15gの(ビス(4−ジフェ
ニルエーテル)−2,2−プロパン)−ビス(N−)リ
メリトイミド)の黄色結晶を得た。2.2−ビス(4−
アミノフェノキシフェニル)プロパン基準の収率は95
.8rno1%であった。
この結晶の融点は335℃であった。赤外線吸収スペク
トルは2500〜3000 am−’にカルボキシル基
ν。1.1710 cm−’にカルボキシル基νc−o
、1780.1720.730cm−’にイミド基吸収
を示した。このものの赤外吸収スペクトルを第3図に示
す。
この結晶の酸価は149.OrngKOH/gであり、
理論値148mgKOH/gとよく一致した。さらにこ
の結晶の元素分析はC70,62%、H4,02%、N
3.59%であり理論値(C71,23%、H4,00
%、N3.69%)とヨく一致シ、(ビス(4−ジフェ
ニルエーテル)−2,2−プロパン)−ビス(N−トリ
メリドイミド)であることがわかった。
また、この結晶の熱分解開始温度は407.4℃であっ
た。熱重量分析のチャートを第9図に示す。
実施例4 パーシャルコンデンサー、温度計、窒素導入管を備えた
1リツトル四つロセパラブルフラスコにトリメリット酸
無水物76.8g (0,4モル)とクレゾール500
gを仕込み撹拌下、100℃で溶解させる。ついで4.
4゛ −ビス(4−アミノフェノキシ)ジフェニルスル
フォン86. 5g(0,2モル)を加える。発熱反応
によって10℃はど温度の上昇が見られるが、ただちに
160℃まで昇温し反応を開始した。160℃になって
から約1時間の後、黄色の結晶の析出がみられ、イミド
化に伴う生成水の留出が始まる。生成水はパーシャルコ
ンデンサーを経由して系外に取り除いた。反応を継続し
、水の留出が見られなくなった時点で反応を終了した。
反応に要した時間は5時間であった。
反応終了後の反応液は黄色結晶の析出に伴いスラリー状
であった。この反応液を濾過し、エタノールで充分に洗
浄後減圧乾燥し、145.1gの(4,4’ −ビス(
4,4’−ジフェノキシ)ジフェニルスルフォン)−ビ
ス(N−)リメリトイミド)の薄黄色結晶を得た。4,
4゛−ビス(4−アミノフェノキシ)ジフェニルスルフ
ォン基準の収率は93.0mo1%であった。
この結晶の融点は348℃であった。赤外線吸収スペク
トルは2500〜3000 cm−’にカルボキシル基
ν。−a、1680cm−’にカルボキシル基ν+、o
、1780.1720.730cm−’にイミド基吸収
を示した。このものの赤外吸収スペクトルを第4図に示
す。
この結晶の酸価は143.3mgKOH/gであり、理
論値143.9mgKOH/gとよく一致した。さらに
この結晶の元素分析はC64,70%、H3,11%、
N3.57%であり理論値(C64,61%、H3,1
0%、N3.59%)とよく一致し、(4,4” −ビ
ス−(4,4’ジフエノキシ)ジフェニルスルフォン)
−ビス(N−)リメリトイミド)であることがわかった
また、この結晶の熱分解開始温度は403.0℃であっ
た。熱重量分析のチャートを第10図に示す。
実施例5 パーシャルコンデンサー、温度計、窒素導入管を備えた
1リツトル四つロセパラブルフラスコにトリメリット酸
無水物76.8g (0,4モル)とクレゾール500
gを仕込み撹拌下、100℃で溶解させる。ついで4.
4”−ビス(4−アミノフェノキシ)ジフェニル73.
 7g (0,2モル)を加える。発熱反応によって1
0℃はど温度の上昇が見られるが、ただちに160℃ま
で昇温し反応を開始した。ジアミンを添加後、直ちに黄
色の結晶の析出がみられ、イミド化に伴う生成水の留出
が始まる。生成水はパーシャルコンデンサーを経由して
系外に取り除いた。 反応を継続し、水の留出が見られ
な(なった時点で反応を終了した。反応に要した時間は
5時間であった。
反応終了後の反応液は黄色結晶の析出に伴いスラリー状
であった。この反応液を濾過し、エタノールで充分に洗
浄後減圧乾燥し、139.5gの(4,4’−ビス(4
,4”−ジフェノキシ)ジフェニル)−ビス(N−)リ
メリトイミド)の黄色結晶を得た。4,4′−ビス(4
−アミックエノキシ)ジフェニル基準の収率は97.3
mo1%であった。 この結晶の融点は416℃であっ
た。赤外線吸収スペクトルは2500〜3000am−
’にカルボキル基ν。4.1710 cm−’にカルボ
キシル基ν。−0,1780,1720,730cm−
’にイミド基吸収を示した。このものの赤外吸収スペク
トルを第5図に示す。
この結晶の酸価は157.0mgKOH/gであり、理
論値156.7mgKOH/gとよく一致した。さらに
この結晶の元素分析はC70,70%、H3,34%、
N3.86%であり理論値(C70,39%、H3,3
8%、N3.91%)とよく一致し、(4,4°−ビス
(4,4゜ジフェノキシ)ジフェニル)−ビス(N−)
IJメリトイミド)であることがわかった。
また、この結晶の熱分解開始温度は408.1℃であっ
た。熱重量分析のチャートを第11図に示す。
実施例6 パーシャルコンデンサー、温度計、窒素導入管を備えた
1リツトル四つロセパラブルフラスコにトリメリット酸
無水物71.4g (0,372モル)とクレゾール5
00gを仕込み撹拌下、100℃で溶解させる。ついで
2.2−ビス(4−アミノフェノキシフェニル)へキサ
フロロプロパン96.5g (0,186モル)を加え
る。発熱反応によって10℃はど温度の上昇が見られる
が、ただちに160℃まで昇温し反応を開始した。16
0℃になってから数分の後黄色の結晶の析出がみられ、
イミド化に伴う生成水の留出が始まる。
生成水はパーシャルコンデンサーを経由して系外に取り
除いた。反応を継続し、水の留出が見られなくなった時
点で反応を終了した。反応に要した時間は5時間であっ
た。
反応終了後の反応液は黄色結晶の析出に伴いスラリー状
であった。この反応液を濾過し、エタノールで充分に洗
浄後減圧乾燥し、154.3gのくビス(4−ジフェニ
ルエーテル)−2,2−ヘキサフロロプロパン)−ビス
(N−)リメリトイミド)の黄色結晶を得た。2,2−
ビス(4−アミノフェノキシフェニル)へキサフロロプ
ロパン基準の収率は95.8mo1%であった。
この結晶の融点は341 ℃であった。赤外線吸収スペ
クトルは2500〜3000 cm−’にカルボキル基
ν。4.1680 cm−’にカルボキシル基νC,。
、1780.1720,720cm−’にイミド基吸収
を示した。このものの赤外吸収スペクトルを第6図に示
す。
この結晶の酸価は130.9mgKOH/gであり、理
論値129.6mgKOH/gとよく一致した。さらに
この結晶の元素分析はC62,60%、N2.81%、
N3.20%であり理論値(C62,36%、N2.7
9%、N3.23%)とよく一致し、(ビス(4−ジフ
ェニルエーテル)−2,2−へキサフロロプロパン)−
ビス(N−)リメリトイミド)であることがわかった。
また、この結晶の熱分解開始温度は402.3℃であっ
た。熱重量分析のチャートを第12図に示す。
参考例1 実施例1のジアミンを4.4゛ −ジアミノジフェニル
メタンに変えて実施例1と同様な方法で44′−ジフェ
ニルメタン−ビス(N−)リメリトイミド)の合成を行
った。4.4” −ジフェニルメタン−ビス(N−)リ
メリトイミド)の収率は96.8mo1%であった。こ
の結晶の熱分解開始温度は378.9℃であった。、熱
重量分析のチャートを第13図に示す。
参考例2 実施例1のジアミンを4.4”−ジアミノジフェニルエ
ーテルに変えて実施例1と同様な方法で4.4′−ジフ
ェニルエーテル−ビス(N−トリメリドイミド)の合成
を行った。4,4°−ジフェニルエーテル−ビス(N−
)リメリトイミド)の収率は96.6mo1%であった
。この結晶の熱分解開始温度は386.6℃であった。
熱重量分析のチャートを第14図に示す。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図は各々、実施例1〜6で得られたジイミドジ
カルボン酸の赤外吸収スペクトル図、第7〜12図は各
々、実施例1〜6で得られたジイミドジカルボン酸の熱
重量分析のチャート、第13〜14図は各々、参考例1
〜2で得られたジイミドジカルボン酸の熱重量分析のチ
ャートである。 特許出願人 三菱瓦斯化学株式会社 代理人  弁理士 小 堀 貞 文 勇10 海@((−C1ン tl、外’1142ス吋7トル n2の 泰7F口QIIλlご7)1し ≧ 恢嘴押ご り噴上り T6(%) τぐ(o/@) Tq(%) τぐ(%) 手続補正書(方式) 平成1年 4月19日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R_1、R_3は炭素数6の環式炭化水素であ
    り、R_2は炭素数6〜15のエーテル基、スルフォニ
    ル基、カルボニル基、イソプロピリデン基、ヘキサフロ
    ロイソプロピリデン基で中断されてもよい環式炭化水素
    である)で表されるジイミドジカルボン酸
JP63306823A 1988-12-06 1988-12-06 ジイミドジカルボン酸 Pending JPH02152962A (ja)

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