JPH02152891A - エレベーターの乗りかご - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエレベータ−の乗りかごに関するものである。

〔従来の技術〕

従来、エレベータ−の画板の前側の側板または側面の上
下に２分割された側板の左側または右側に、運転盤が取
付けられ、その反対側の側板には何も付かないか、ある
いは必要に応じてハンドレールが取付けられる。

ところでホームエレベータ−などドアオープニングに対
してかご内法間口が小さくて、前側の側板を設けない場
合が多く、この場合は上述のように運転盤は上下に２分
割された側面の側板間に取付けられる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は運転盤取付は部を上下に２分割した側面
の側板間に設ける必要があるが、取付は部の大きさは納
入先毎に階床数が変ったりするため、一定にはならず、
その都度変ることがある。

また、運転盤は上下に２分割された左側または右側の側
板間に付くため、夫々異なったものとならざるを得なか
った。そして運転盤の付く側板の反対側の側板間にはハ
ンドレールが付くことが多かった。従って側面の上下に
２分割された側板は左側のものと右側のものとは異なっ
たものとならざるを得ず、かつ運転盤の大きさも納入先
毎に異なることが多く、納入先毎の仕様に合わせて側板
の製作をしなければならず、コストも高くなってしまい
、作業性も極めて悪かった。

本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、右、左側
の側板作成の作業性を向上することを可能としたエレベ
ータ−の乗りかごを提供することを目的とするものであ
る。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、ハンドレール枠の高さ方向寸法を、運転盤
の高さ方向寸法と同一にすると共に、これらハンドレー
ル枠、運転盤を同じ中間部で上下に２分割した側板間に
設けることにより、達成される。

〔作用〕

ハンドレール枠の高さ方向寸法を運転盤の高さ方向寸法
と同一にすると共に、これらハンドレール枠、運転盤を
同じ中間部で上下に２分割した側板間に設けたので、右
、左側の上、下の側板はみな同じ大きさに作ればよくな
って、側板の作成が容易となり、右、左側の側板作成の
作業性を向上することができる。

〔実施例〕

以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する。第
１図から第３図には本発明の一実施例が示されている。

これらの図に示されているように、エレベータ−の乗り
かごは上下に夫々２分割された右、左側の側板１ａ・ｌ
ｂ、ｌｃ・１ｄ、これら右、左側の２分割された側板１
ａ・ｌｂ、ｌｃ・１ａ間に夫々設けられた運転盤２．ハ
ンドレール３を取付けたハンドレール枠４を備えている
。

このように構成されたエレベータ−の乗りかごで、本実
施例ではハンドレール枠４の高さ方向寸法ｆ（ｚａを、
運転盤２の高さ方向寸法Ｈｚｂと同一にすると共に、こ
れらハンドレール枠４．運転盤２を同じ中間部で上下に
２分割した側板１ａ・ｌｂ。

１ｃ・１６間に設けた。このようにすることにより右、
左側の側板１ａ・ｌｂ、ｌｃ・１ｄはみな同じ大きさに
作ればよくなって、側板１ａ・ｌｂ。

１ｃ・１ｄの作成が容易となり、右、左側の側板作成の
作業性を向上することを可能としたエレベータ−の乗り
かごを得ることができる。

すなわちかご室は中間部で上下に２分割した左側の側板
１ｃ・ｌｄ、右側の側板１ａ・ｌｂ、天井５．床６．側
板１ｃ・１ｄ、１ａ・１ｂ間に夫夫設けられる運転盤２
．ハンドレール３などがら構成される。かご室を支える
かご枠は上梁７．たて枠８．下梁９および柱１０などか
ら構成される（第１図参照）。

ハンドレール３は第３図に示されているように、ハンド
レール枠４を側板（木質側板）を中間部で上下に分割し
その中間部で上下に２分割した側板ｌａ、ｌｂ間に設け
、先端にねじを切った段付軸１１を適当個数ハンドレー
ル３と溶接などで一体に取付け、ナツト１２によりスプ
リングワッシャ１３を介してかご枠の柱１０およびたて
枠と固着される。側板は上下とも夫々かご枠に固着され
る。

同じように運転盤およびハンドレール枠もかご枠に固着
されるが、それは第２図に示されているように、右、左
側の側板１ａ・ｌｂ、ｌｃ・１ｄはその上下の高さが同
一の寸法Ｈ１となるように中間部で上下に２分割され、
この中間部で２分割された側板間にハンドレール枠４お
よび運転盤２を、ハンドレール枠４の高さ方向寸法Ｈｚ
ａを運転盤２の高さ方向寸法Ｈｚｂと同一にして取付け
られる。　このようにすることにより、側板は上述のよ
うに右、左側の上下ともみな同じ寸法Ｈｚで構成される
ようになって、側板１ａ・ｌｂ、ｌｃ・１ｄの作成が容
易となる。また、ハンドレール３は上述のようにかご枠
に固定したので、堅牢に固定されて変形が少ない、更に
、ハンドレール３は第３図に示されているように、側板
１ａ・１ｂの内法面と同一面に構成できるので、乗りか
ごの有効内法を大きくとることができる。

このように本実施例によれば運転盤やハンドレールの仕
様による側板の加工や変更がなくなり、常に一定の寸法
となって、製作の作業性が大幅に向上すると共に、現地
の据付作業性も向上し、安価でデザイン的にも優れたエ
レベータ−の乗りかごが得られる。

なお本実施例では側板を木質側板の場合について説明し
たが、これのみに限るものでなく木質以外の鋼板側板の
場合についても同様に実施でき、同様な作用効果を奏す
ることは云うまでもない。

〔発明の効果〕

上述のように本発明は右、左側の側板作成の作業性が向
上するようになって、右、左側の側板作成の作業性を向
上することを可能としたエレベータ−の乗りかごを得る
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のエレベータ−の乗りかごの一実施例の
斜視図、第２図は第１図のＡからみたかご室の正面図、
第３図は第１図のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。 ｌａ、ｌｂ・・・右側の側板、ｌｃ、ｌｄ・・・左側の
側板、２・・・運転盤、３・・・ハンドレール、４・・
・ハンドレール枠。 第１０ 第２図 Ｚ・・・運鼎４丑 第３図 ノθ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、上下に夫々２分割された右、左側の側板、これら右
   、左側の２分割された側板間に夫々設けられた運転盤、
   ハンドレールを取付けたハンドレール枠を備えたエレベ
   ーターの乗りかごにおいて、前記ハンドレール枠の高さ
   方向寸法を、前記運転盤の高さ方向寸法と同一にすると
   共に、これらハンドレール枠、運転盤を同じ中間部で上
   下に２分割した前記側板間に設けたことを特徴とするエ
   レベーターの乗りかご。 ２、前記側板、運転盤、ハンドレール枠が、前記乗りか
   ごのかご枠に固定されたものである特許請求の範囲第１
   項記載のエレベーターの乗りかご。 ３、前記ハンドレールが、前記側板より内側に出張らな
   いようにされたものである特許請求の範囲第１項記載の
   エレベーターの乗りかご。