JPH02152481A - パチンコ機における入賞装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、パチンコ機における入賞装置に関する。

（従来の技術） 従来、入賞装置本体のパチンコ球の入賞領域内に、入賞
球に応じて賞球を排出するように処理する一般入賞口と
、パチンコ球が入賞すると球を受け入れやすい状態をつ
くり、ひき続き入賞すると球を受け入れやすい状態を継
続するように処理する継続入賞口とを備えた入賞装置か
ある。

この入賞装置では一般入賞口と継続入賞口とか並設して
設けられ、継続入賞口に入賞しなかった入賞球は一般入
賞口に流れ処理されるようになっている。

そして、入賞装置の入賞領域内に一定数の入賞球が流入
すると、あるいは継続入賞口に入賞せず一定の時間か経
過してしまうと、球を受け入れやすい状態は終了するよ
うになっている。したかって、−旦、継続入賞口に入賞
せずに通過した入賞球は、牛に一般入賞口への入賞球と
して処理されるようになっていた。

（発明か解決しようとする課題） しかしながら、継続入官口へ入賞する機会は一般入賞口
に比べると非常に少ない。このため、球を受け久れやす
い状態になっても、ひき続き継続入賞口に入賞し、球を
受け入れやすい状態で継続させることなく終−ｒしてし
まうことも、しばしばある。

これでは、ゲームの面白さを半減させ、遊技者の興味を
強くひきつｉｆておくことかできない。

本発明は、このような！バ情に鑑みなされたものであり
、−旦、継続入賞口に入官せずに通過した入賞球てあっ
ても、再度継続入賞口への入賞にチャレンジできるよう
にし、遊技者の興味を強くひきつけることのできるパチ
ンコ機における入賞装置を提供しようとするものである
。

（課題を解決するための手段） すなわち、本発明に係る入賞装置は、「入賞装置本体の
パチンコ球の入賞領域内に、入賞球に応じて賞球を排出
するように処理する一般入賞口と、パチンコ球が入賞す
ると球を受け入れやすい状態をつくり、ひき続き入賞す
ると球を受け入れやすい状態を継続するように処理する
継続入賞口とを備えた入賞装置において、 ｍｌｌ大入賞口入賞せず通過した入賞球を同一又は別個
の継続入賞口に入賞し得る機会を与える処理手段を設け
た」ことを特徴としている。

（発明の作用） 本発明に係る入賞装置にあっては、−旦、１！４続入賞
口に入賞せずに通過した入賞球はそのまま一般入賞口に
流れて処理されるのでなく、処理−上段によって、再度
同じ継続入賞口あるいは別個に設けられた継続入官口に
入賞し得る機会か与えられるようになっている。

（実施例） 以下１図面に示す実施例にしたかって本発明を説明する
。

本発明に係る入賞装置の処理手段は、継続入賞口の下段
にさらに別個の継続入賞口を設け、上段から下段へとパ
チンコ球を流す構造であってもよく、＃Ｉ続大入賞口入
賞せず通過した球を溜めておき、一定数溜まったら、球
を継続入賞「１の上方に戻し、前記継続入官口に入賞し
得る機会を与える構造てあってもよい。

なお、上下二段の継続入官口を備えた構造にあっては、
パチンコ球を上段から下段へ流すときに球が順次流れる
ようにしてもよく、又、上段から流れた球を一旦溜めて
おき、一定時間後に一度に下段に流すようにしてもよい
。

また、継続入賞口は位置の固定されたものに限らず、入
賞装置の入賞領域内を移動するものであってもよい。

第１図は、本発明に係る入賞装置の一実施例を適用した
パチンコＪｌ！（：１０）の外観図である。（３１）は
遊技盤であり、遊技盤（３１）には各種の入賞口（３２
）か設けられており、又遊技！（３１）の中央には入賞
装置（１０）か設けられている。

入賞装置（ｌＯ）の上方両翼には入賞装置（１０）の入
賞領域内へのパチンコ球の流入を規制する開閉大片（１
３）か設けられている。前記開閉翼片（１３）は遊技盤
（：１１）に設けられた入賞口（３２）へのパチンコ球
の入賞によって１回又は２回の開閉動作を行ない、入賞
装置（１０）の入賞領域内へのパチンコ球の流入の機会
を与えるようになっている。この開閉式片（１３）の開
閉動作はソレノイドの駆動によって行なうことができる
。

入賞装置（ｌＯ）の入賞領域内には、第２図〜第４図に
示すように、ト下二段のパチンコ球の流通路（ｍ（１５
）が形成されており、これら流通路（１４）（１５）は
パチンコ球が流れるように傾斜して設けられている。、
上段の流通路（１４）の端には中央に継続人π口（１２
）か設けられ、その両端に流れたパチンコ球は下段の流
通路（１５）へと導かれるようになつている。下段の流
通路（１５）の端には、さらに別個の継続入賞口（１２
）か中央に設けられており、その両端に一般入賞口（１
１）か設けられている。

したかって、開閉翼片（１３）の開閉動作によって入賞
装置（１０）の入賞領域内に流れ込んだパチンコ球は、
まず、上段の流通路（１４）をころかって上段の継続入
賞口（１２）に入賞する機会がかえられる。

上段の継続入賞口（１２）に入賞せず両端に流れたパチ
ンコ球は、下段の流通路（Ｉ５）へと導かれる。そして
、下段に設けられた継続入賞口（１２）への入賞の機会
を与えられるようになっている。

また、第３図に示すように、開閉翼片（１３）から上段
の流通路（１４）に至るパチンコ球の通路及び継続入賞
口（１２）内のパチンコ球の通路には、入賞装置（１０
）の入賞領域内に流入したパチンコ球の入賞球を検知す
る検知手段（２０）及び継続入賞口（１２）への入賞球
を検知する継続入賞検知手段（２２）か設けられている
。これら検知手段（２０）、継続入賞検知手段（２２）
は、込賞装置（ｌＯ）の入賞領域内あるいは継続入賞口
（１２）内にパチンコ球が入賞したことをすぐに検知し
得るように、それぞれ開閉大片（１３）下の近傍、及び
継続入賞口（１２）の開口に近い位置に設置される方か
よい。

このような入賞袋！（１０）にあっては、例えば。

継続入賞口（１２）に入賞したら、開閉大片（１３）の
開閉動作を一定回数くり返し、球を受け入れやすい状態
をつくるようになっている。また、開閉翼片（１３）！
７）開閉動作問に一定数の入賞球があったら、開閉翼片
（１３）の開閉動作を停止するようになっている。そし
て、この開閉動作の間に継続入賞口（１２）に再び入賞
したら、そこから、あらためて開閉翼片（１３）の開閉
動作を一定回数くり返すようになっている。

第５図〜第７図は入賞装置（ｌＯ）の別の実施例を示し
たものであり、この実施例では、入賞領域内にパチンコ
球が流れるように傾斜して設けられた流通路（１６）を
有し、その流通路（１６）の中間に継続入賞口（１２）
か設けられている。また、流通路（１６）の端からは流
通路（１６）をころがったパチンコ球を下方に導く通路
（１７）か設けられ、この通路（１７）のコーナ一部に
設けられた球受け部材（１８）に−ｌ溜まるようになっ
ている。コーナ一部に−ｌ溜められたパチンコ球は、球
受け部材（１８）のＬ昇によって一上方に送られ、流通
路（１６）、ｈ端の開ｎ（１９）より再び前記流通路（
１６）へころがらせるようになっている。

したがって、この例の場合は、開閉翼片（１：ｌ）の開
閉動作によって入賞装置（１０）の入賞領域内に流れ込
んだパチンコ球は、まず、ｆｉ連通路１６）をころがっ
て継続入賞口（１２）に入賞する機会が与えられ、継続
入賞口（１２）に入賞せず流れたパチンコ球は球受け部
材（１８）によって流通路（１６）へと導かれ、再度、
継続入賞口（１２）への入賞の機会な学えられるように
なっている。

また、この例の場合、再度流通路（１６）をころがって
通路（１７）に流れたパチンコ球は、コーナ一部て溜め
られることなく、−設入賞球として処理されるようにな
っている。

また、開閉大片（１３）と流通路（１６）の間のパチン
コ球の通路及び継続入賞口（１２）内のパチンコ球の通
路には、第２図に示す入賞装置（１０）と同様に、入賞
装置（１０）の入賞領域内に流入したパチンコ球の入賞
球を検知する検知手段（２０）及び継続入賞口（１２）
への入賞球を検知する継続入賞検知手段（２２）か設け
られている。

なお、第２図に示すように継続入賞口（１２）か複数設
けられた入賞装置　（１０）にあっては、パチンコ球が
上段の流通路（１４）から下段の流通路（１５）に順次
流れるように構成されているが、上段の＃Ｉ統大入賞口
１２）への入賞によフて球を受け入れやすい状！古か続
いている間は、上段と下段の流通路（１４）（１５）の
間てパチンコ球を１トめておき、上段の継続込賞口（１
２）への入賞による球を受け入れやすい状態の終了後に
、パチンコ球を下段の流通路（１５）にころがせる構成
にしてもよい。

また、第５図に示すように継続入賞口（１２）か１個の
入賞装置（１０）にあっては、継続入賞口（１２）への
入賞によって球を受け入れやすい状態か終了した後、球
受け部材（１８）を動作させるようになっているか、継
続入賞口（１２）への入賞によって球を受け入れやすい
状態か続いている間も球受け部材（１８）を動作させ、
継続入賞口（１２）への入賞の機会かグーえられるよう
に構成してもよい。

このような入賞装置として、例えば、第８図及び第９１
’ｌに示すように球受け部材（１８）を回転させる構造
でパチンコ球を常時−Ｌ方に搬送し、継続入賞口（１２
）への入賞の機会か与えられるように構成してもよい。

このように本発明にあっては、処理手段によって継続入
賞口（１２）に再度入賞し得る機会を与えられるのは、
継続入賞口（１２）へ入賞しなかった入賞球の全部であ
ってもよいか、入賞球の−・部であってもよい。また、
入賞し得る機会を与えられるのは、同一の入賞球に対し
１回に限らず、複数回であってもよい。

また、入賞装置（ｌＯ）の流通路（１４）（１５）（１
６）にはパチンコ球の流れを不定方向に変える障害物を
設けてもよい。

次に第２図に示す入賞装置（１０）を例に具体的なパチ
ンコ機の動作状態について説明する。

遊技者は第１図に示すパチンコ機（３０）のハンドルを
操作することによりパチンコ球を遊技盤（３１）へと打
球する。打ち出されたパチンコ球が入賞口（３２）に入
賞すると、入賞装置（ｌｎ）の開閉翼片（１３）が１回
又は２回の開閉動作を行なうつこの開閉動作により入賞
装置ａｉ（１０）の入官領域内へパチンコ球の入賞の機
会が与えられる。

入賞領域内へパチンコ球が入賞し、たまたま継続入賞口
（１２）に入賞すれば、開閉式片（■３）か開閉動作を
１８回くり返し、入賞領域内へ球を受け入れやすい状態
をつくる。このとき、継続入賞検知下段（２２）か継続
入賞口（１２）に入賞かあったことを検知してｊｌ！ｌ
入続回数として１カウントする。

また、開閉翼片（１３）か開閉動作を１８回くり返す間
、検知手段（２０）によって入賞領域内への入賞球数を
カウントし、ｌＯカウントしたら開閉動作を停止する。

球を受け入れやすい状態て入賞領域内に入賞したパチン
コ球は、まず、上段の流通路（１４）をころかって上段
の継続入賞口（１２）に入賞する機会か与えられる。こ
のとき、継続入賞口（１２）に入賞すれば、継続入賞検
知手段（２２）により継続入賞回数か１カウント加算さ
れ、そこから、あらたに開閉翼片（１３）が開閉動作を
１８回くり返す。

］−段の継続入賞口（１２）に入賞せずに流れたパチン
コ球は、下段の流通路（１５）へと導かれる。そして、
下段に設けられた継続入賞口（１２）への入賞の機会を
与えられる。そして、継続入賞口（１２）に入賞すれば
、前記と同様に継続入賞検知手段（２２）により継続入
賞回数か１カウント加算され、そこから、開閉式片（１
３）か開閉動作を１８回くり返す。

こうして、上段の継続入賞口（１２）と下段の継続入賞
口（１２）との康統入賞回数の合計か８カウントされた
ら、そこから、開閉翼片（１３）の開閉動作か１８回く
り返され、その間、入賞領域内への入賞球数を１０カウ
ントした場合、又は１０カウントしない場合は開閉動作
を１８回くり返した後に開閉動作を停止トシ、継続入賞
口（１２）に入賞してもあらたに開閉動作をくり返すこ
となく、球を受け入れやすい状態は終了する。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明に係る入賞装置にあっては
、継続入賞口に入賞せず通過した入賞球を同一又は別個
の＃続入賞口に入賞し得る機会を与える処理手段を設け
たことにより、−旦、継続入賞口に入賞せず通過した入
賞球であっても、再度継続入賞口に入賞するかもしれな
いというゲームの面白さを加味させ、遊技者の興味を強
くひきつけておくことかできる。なお、処理手段として
ａｔ統大入賞口入賞せず通過した球を一旦溜めておいて
、−括して再度継続入賞「１に入賞し得る機会をかえる
構造等をとった場合には、ゲーム展開をより面白くした
種々のパチンコ機を提供することかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る入賞装置の一実施例を適用したパ
チンコ機の外観を示す正面図、第２図〜第４図は第１図
の入賞装置の庵要を示し、第２図はその斜視図、第３図
はＡ−Ａの断面図、第４図はＢ−Ｈの断面図、第５図〜
第７図は本発明に係る入賞装置の別の実施例を示し、第
５図はその斜視図、第６図及び第７図はその各断面図、
第８図及び第９図は本発明に係る入賞装置のさらに別の
実施例を示し、第８図はその正面図、第９図はその断面
図である。 符号の説明 １０・・・入賞装置、　　　　１１−・・一般入賞口、
１２・・・継続入賞口、　　　Ｐ・・・パチンコ球。 特許出願人　　株式会社　三洋物産 第８図 第４ス 第５図 第９　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 入賞装置本体のパチンコ球の入賞領域内に、入賞球に応
   じて賞球を排出するように処理する一般入賞口と、パチ
   ンコ球が入賞すると球を受け入れやすい状態をつくり、
   ひき続き入賞すると球を受け入れやすい状態を継続する
   ように処理する継続入賞口とを備えた入賞装置において
   、 継続入賞口に入賞せず通過した入賞球を同一又は別個の
   継続入賞口に入賞し得る機会を与える処理手段を設けた
   ことを特徴とするパチンコ機における入賞装置。