JPH02150569A - 手動変速機のセレクト荷重機構 - Google Patents

手動変速機のセレクト荷重機構

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JPH02150569A
JPH02150569A JP30095088A JP30095088A JPH02150569A JP H02150569 A JPH02150569 A JP H02150569A JP 30095088 A JP30095088 A JP 30095088A JP 30095088 A JP30095088 A JP 30095088A JP H02150569 A JPH02150569 A JP H02150569A
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JP
Japan
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shift lever
lever shaft
select
shift
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP30095088A
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English (en)
Inventor
Naomi Totsuka
尚己 戸塚
Shunichi Kawai
河合 俊一
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02150569A publication Critical patent/JPH02150569A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/24Providing feel, e.g. to enable selection
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H63/38Detents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は1手動歯車式変速機のセレクト荷重機構に関す
る。
〈従来の技術〉 従来2手動歯車式変速機のセレクト荷重機構として、第
5図に示されたものが知られている。このセレクト荷重
機構においては、ケーシング101の対向する部位に、
1対のレストリフトピン102がその球状閉鎖先端部1
02aを対向させて螺着されている。レストリフトピン
 102は、第6図に示されているように、6角ヘツド
103を有する中空ボルト 104と、該中空ボルト 
104に摺動自在に内装され、上記球状閉鎖先端部10
2 aが中空ボルト104の先端部から突出するプラン
ジャ 105と。
該プランジャ 105を付勢する圧縮スプリング10B
と、6角ヘツド103の、中空ボルト 104の先端部
105と反対側の端面に固定されたスプリングリテーナ
 107とから成る。上記レストリフトビン102の球
状閉鎖先端部102aは、シフトレバ−ハウジング10
8の外側面に常時当接している。
上記シフトレバ−ハウジング10gは、ケーシング10
1に固定されたシフトレバ−シャフト 109に組付け
られており、該シフトレバ−シャフト 109に対して
回動及び軸方向移動自在である。
上記ケーシング 101の上端部には、シフトレバ−1
10の球面軸受部111が内蔵されている。
シフトレバ−110の下端部を構成する球面軸端部11
2は、シフトレバ−ハウジング108内に挿入されてい
る。シフトレバ−110が第5図中、A方向に回動され
ることにより複数のシフトホークシヤント間のセレクト
が行われ、A方向に対して垂直な面内で回動されること
により同一シフトホークシャフトにおける各変速段への
シフトが行われる。
従って、セレクト時に、シフトレバ−ハウジング108
がシフトレバ−シャフト 109に対して、第5図中2
時計回り方向又は反時計回り方向に回動することにより
、シフトレバ−ハウジング108がその回動角に応じて
1対のレストリフトピン102のいずれか一方の圧縮ス
プリング106を圧縮し。
それによって2セレクト荷重が得られている。
〈発明が解決しようとする課題〉 上述した手動変速機のセレクト荷重機構によれば、以下
の問題点がある。
(i)第5図に示す中立位置からセレクト方向Aにおい
てシフトレバ−を一定角度回動した状態でのシフト時1
.シフトレバ−ハウジング10Bがレストリフトピン 
L(12のばね荷重を受けたままレストリフトピンLO
2に対しずれてこじれるような仕方で移動するため、摺
動抵抗が大であり余分な力を要し、シフト操作が重く感
じられそのフィーリングが悪い。
(ij)変速段を多段化(例えば26段化等)しようと
すれば、該多段化用のシフトホークシャフトをセレクト
するためレストリフトピン 102のばね荷重が更に大
きくなる形でシフトレバ−110を更に大きく回動させ
る構成としなければならず、変速操作に必要な力がさら
に増大しその結果フィーリングが極端に悪くなる等の困
難が生じる。
(jii)荷重源のレストリフトピン 102が比較的
高価である。
従って2本発明の目的は2従来技術の欠点を解消して、
変速操作の(セレクト及びシフト操作)に機構上の無理
がなく、かつ、変速操作のフィリングが良く、変速段の
多段化に対しても構造上容易に対応でき、しかも、レス
トリフトピンを使用するよりも安価な手動変速機のセレ
クト荷重機構を提供することである。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するための本発明は、ケーシングに対し
てセレクト方向中立位置及びセレクト位置間で軸方向移
動自在及びシフト位置間で軸回動自在に支持され、一部
に中立位置を規定する最小径部を備えたテーパ部を有す
る円柱状シフトレバ−シャフトと、シフトレバ−により
シフトレバ−シャフトと一体に移動され、任意のシフト
ホークシャフトを操作可能なシフトレバ−インナと、シ
フトレバ−シャフトの軸方向定位置において上記テーパ
部にシフトレバ−シャフトの軸に対して対称的に押付け
られるようにケーシングに配置された荷重部材と、該荷
重部材をシフトレバ−シャフトに押付ける方向にシフト
レバ−シャフトの軸に対して対称的に付勢するばねとか
ら成ることを特徴とする特 変速段が多くなる場合には、上記テーパ部は。
前記最小径部に連なる一対のテーパ部を含み、該テーパ
部の少くとも一方に所定角度をもって接続する第3のテ
ーパ部を有することが望ましい。
また、上記目的を達成するため、他の発明は。
ケーシングに対してセレクト方向中立位置及びセレクト
位置間で軸方向移動自在及びシフト位置間で軸回動自在
に支持されたシフトレバ−シャフトと、シフトレバ−に
よりシフトレバ−シャフトを操作可能なシフトレバーイ
ンナと、シフトレバ−シャフトをセレクト方向中立位置
へ軸方向に付勢するバネ等の弾性手段を有する付勢手段
と、ケーシングとシフトレバ−シャフトとの間に設けら
れ、シフトレバ−シャフトをセレクト方向中立位置に係
止するディテント機構とから成ることを特徴とする。
なお、このディテント機構は、中立位置に加え、さらに
所定セレクト位置にも設けることが好ましい。
〈作用〉 変速用歯車をシフトさせるいずれか1つのシフトホーク
シャフトをセレクトする際、シフトレバ−をセレクト方
向中立位置からセレクト方向の一方に移動するとシフト
レバーインナと共にシフトレバ−シャフトが軸方向に移
動し、それに応じて荷重部材が中立位置から離れてシフ
トレバ−シャフトのテーパ部又は円柱部と当接し、それ
に応じてセレクト操作中、漸次増大するばね荷重がシフ
トレバ−シャフトに加わり、荷重部材がテーパ部の最大
径部に乗り上げる時極大となる荷重がシフトレバ−シャ
フトに加わる。これにより、ドライバは、セレクト操作
に応じたセレクト荷重が得られる。シフト操作は、ばね
荷重が相殺された状態でシフトレバ−シャフトの回転に
より行われる。
また、請求項3の発明によれば、シフトレバ−シャフト
が中立位置からセレクト方向に移動される間、バネ等の
付勢手段により移動量に応じて増大するセレクト荷重が
得られる。他方、該付勢手段によりシフトレバ−シャフ
トは、常時中立位置へ付勢される。
〈実施例〉 以下2本発明の好適な実施例を第1図〜第4図に基づい
て詳細に説明する。第1図に示されているように、ケー
シング6の上端部6aから中央部6bに向って、シフト
レバ−1が延びており。
シフトレバ−1の球面軸受部1aが球面ブツシュ1bを
介してシフトレバ−1の上端部6a内に支持されている
。シフトレバ−1の下端部を構成する球状軸端部1bは
、ケーシング6の中央部6bに位置するシフトレバ−ハ
ウジング2に対して回動自在な形で、該シフトレバ−ハ
ウジング2に結合されている。
上記シフトレバ−ハウジング2は、シフトレバ−インナ
7と一体に形成され2円柱状シフトレバ−シャフト3に
外嵌挿されている。また。
シフトレバ−ハウジング2は、ピン8によりシフトレバ
−シャフト3に固定されている。シフトレバ−インナ7
は、ケーシング6内において、シフトレバ−シャフト3
の下方に延び、先端に爪部7aを有する。爪部7aは2
図示されていないが、3−4連用シフトホークシャフト
、1−2速用シフトホークシャフト、後退用シフトホー
クシャフト及び5速用シフトホークシヤフトと係合し得
る。
上記シフトレバ−シャフト3の一端部3a及び他端部3
bは、ケーシング6の左右に設けられていた円筒状軸受
部6C及び6dに挿入され、セレクト方向中立位置及び
セレクト位置間で左右方向にスライド自在及びシフト位
置間で軸回動自在に支持されている。従って、シフトレ
バ−シャフト3は、セレクト時に、シフトレバ−ハウジ
ング2及びシフトレバ−インナ7と一体に左右方向に移
動し、同一シフトホークシャフトにおける各変速段への
シフト時に、シフトレバ−ハウジング2及びシフトレバ
−インナ7と一体に軸回動する。
上記シフトレバ−シャフト3の他端側3bにディテント
機構(セレクト荷重付与機構)■が設けられ、その詳細
が第2図に示されている。ディテント機構■は、シフト
レバ−シャフト3側に。
シフトレバ−シャフト3の他端部3b側の円柱端部12
に向って漸次細くなるように形成された第1テーパ部9
と、該第1テーパ部9の最小径部に連続しシフトレバ−
シャフト3の円柱端部12に向って第1テーパ部9より
も緩やかな勾配で漸次太くなるように形成された第2テ
ーパ部10と、該第2テーパ部10の最大径部に連続し
シフトレバ−シャフト3の円柱端部12に向って漸次太
くなるように形成され、第2テーパ部10よりもテーパ
が緩やかな第3テーパ部11と、該第3テーパ部11に
連続し円筒状軸受部6dの内壁面と摺動する円柱端部1
2とを有する。第1及び第2テーパ部9及び10の最小
径部及び最大径部に隣接する各テーパ部9及びlOの一
部分により係止面14が形成される。係止面14は、後
述のリストリフトボール4と係合することにより、シフ
トレバ−シャフト3をそのセレクト方向中立位置に保持
する。他方、ディテント機構■は、ケーシング6の円筒
状軸受部6d側に。
上記シフトレバ−シャフト3の各部分の周面に押付けら
れるように付勢された1対のりストリフトボール4と、
これら1対のリストリフトボール4をシフトレバ−シャ
フト3に押付ける方向に付勢する1対の圧縮スプリング
5と2円筒状軸受部6dの壁に螺着され、圧縮スプリン
グ5によるばね荷重を同一となるように調整する1対の
調整ネジ13とを有する。リストリフトボール4と、圧
縮スプリング5と、調整ネジ13とから成る各ディテン
ト機構■は、シフトレバ−シャフト3の断面円形の径方
向に荷重を及ぼすように設けられると共に、1対のディ
テント機構■は、シフトレノ<−シャフト3に互いに対
称的にばね荷重を及ぼす。
従って、各シフトホークシャフト間のセレクト時におけ
るシフトレバ−シャフト3の軸方向移動に対しては、各
圧縮スプリング5によるばね荷重は、荷重されて作用し
、同一シフトホークシャフト上の各変速段へのシフト時
におけるシフトレバ−シャフト3の軸回転に対しては、
各圧縮スプリング5によるばね荷重は、互いに相殺され
る。
また、第1.第2及び第3テーパ部9,10及び11、
リストリフトボール4及び圧縮スプリング5間の共働に
より、シフトレバ−シャフト3のセレクト方向中立位置
への戻りを付勢する。
また、シフトレバ−シャフト3の中央円柱部3d及び第
1テーパ部9間の連続部と、第1テパ部9及び第2テー
パ部10間の係止面14と、第2テーパ部10及び第3
テーパ部11間の連続部と、第3テーパ部11及び円柱
端部12間の連続部とは。
各連続関係が非連続的に変化するので、シフトレバ−シ
ャフト3のセレクト方向中立位置からのセレクト時に、
各連続部で圧縮スプリング5によるセレクト荷重が非連
続的に増大し、ドライバに対して明瞭なセレクト操作フ
ィーリングを与える。
以下、上述した本発明の手動変速機のセレクト荷重機構
の作用について説明する。
第1図に示されているように、シフトレバ−1がセレク
ト方向の中立位置にある場合には、リストリフトボール
4は、第1テーパ部9及び第2テーパ部10間の係止面
14に当接し、シフトレバーインナ7の爪部7aは、3
−4速用シフトホークシヤフトと係合可能な位置にある
上記シフトレバ−シャフト3が、第1図中、セレクト方
向の中立位置から時計回り方向に回動されたときには、
シフトレバ−シャフト3とシフトレバ−インナ7とが一
体となって第1図中左向きに移動する。この結果、リス
トリフトボール4は、第1テーパ部9とシフトレバ−シ
ャフト3の中央円柱部3dとの連続部に乗り上げる。こ
れにより、シフトレバ−インナ7は、後退用シフトホー
クシャフトと係合可能な位置にある。
上記シフトレバ−シャフト3が、第1図中、セレクト方
向の中立位置から反時計回り方向に回動されたときには
、シフトレバ−シャフト3とシフトレバ−インナ7とが
一体となって第1図中右向きに移動する。この結果、リ
ストリフトボール4は、第2テーパ部10及び第3テー
パ部11間の連続部に当接し、シフトレバ−インナ7の
爪部7aは、1−2速用シフトホークシヤフトと係合可
能な位置にある。
上記シフトレバ−シャフト3が、第1図中。
更に、セレクト方向の反時計回り方向に回動されたとき
には、シフトレバ−シャフト3とシフトレバ−インナ7
とが一体となって第1図中、更に。
右向きに移動する。この結果、リストリフトボール4は
、第3テーパ部11及び円柱端部12間の連続部に当接
し、シフトレバ−インナ7の爪部7aは、5速用シフト
ホークシヤフトと係合可能な位置にある。
このように、各シフトホークシャフトをセレクトする場
合には、各シフトホークシャフトに応じて異なるセレク
ト荷重が圧縮スプリング5により与えられる。
他方、同一シフトレバシャフトにおいて、各変速段ヘシ
フトする場合には、シフトレバ−シャフト3に対して対
称に作用する1対の圧縮スプリング5によるばね荷重は
、相殺される。
以下2本発明の他の実施例について説明する。
円柱状シフトレバ−シャフト23の端部23a及び2i
がケーシング6の円筒状軸受部6c及び6dに対してセ
レクト方向中立位置及びセレクト位置間で軸方向移動自
在及びシフト位置間で軸回動自在に支持されている。ケ
ーシング6の円筒状軸受部6dに支持されたシフトレバ
−シャフト23bには、シフトレバ−23の周方向に延
びた円弧状又は円環状の第1.第2及び第3溝29.3
0及び31が設けられている。他方、これらの第1.第
2及び第3溝29.30及び31と共働するディテント
機構は。
第1及び第2図の実施例で採用された1対のリストリフ
トボール4及び圧縮スプリング5の他に。
シフトレバ−シャフト23に対してその軸方向に作用す
る圧縮スプリング21及び22を有する。圧縮スプリン
グ21は、ケーシング6の円筒状軸受部6cに内装され
、シフトレバ−シャフト23を、第3図中、左向きに付
勢する。他方、圧縮スプリング22は、ケーシング6の
円筒状軸受部6dに内装され、シフトレバ−シャフト2
3を、第3図中、右向きに付勢する。これら圧縮スプリ
ング21及び22のばね力は、シフトレバ−シャフト2
8をセレクト方向の中立位置へ付勢し、リストリフトボ
ール4が第2溝30と係合しているとき、均衡している
。また、圧縮スプリング21及び22のばね力は、ケー
ジング6の円筒状軸受部6dの外端部に螺着された調整
ネジ24によって調整される。
第3図及び第4図に示されているように。
シフトレバ−1及びシフトレバ−シャフト23がセレク
ト方向の中立位置にあるときは、リストリフトボール4
は、第2溝30に係合しており、3−4速シフトホーク
シヤフトにおいていずれか一方の変速段へのシフトが可
能である。シフトレバシャフト23がシフトレバ−1に
より、セレクト方向中立位置から第3図中右方へ移動さ
れてリストリフトボール4が第2溝30から外れ、第3
溝31と係合するまで圧縮スプリング21のばね荷重が
増大し、リストリフトボール4が第3溝31に係合した
とき、1−2速シフトホークシヤフトがセレクトされる
。また、シフトレバ−シャフト23がシフトレバ−1に
よりセレクト方向中立位置から第3図中左方へ移動され
て、リストリフトボール4が第2溝30から外れ、第1
溝31と係合するまで圧縮スプリング22のばね荷重が
増大し、リストリフトボール4が第1溝31に係合した
とき、後退用シフトレバシャフトがセレクトされる。
上記の実施例では、荷重部材としてリストリフトボール
4が使用されているが、必ずしもボール形状に制限され
るものではなく2例えば、ロール形状等円柱状シフトレ
バ−シャフトの周面形状に対して追従性の良い形状の荷
重部材を使用することができる。
また、変速段の一層の多段化に対しては、第3テーパ部
の他にテーパ部を増加することにより対応できる。
また、上記の実施例においては、1対のディテント機構
が用いられているが、シフトレバ−シャフトに対して対
称的に設けられるのであれば、更にディテント機構の数
を増加してもよい。
〈発明の効果〉 請求項1の発明によれば、セレクト方向中立位置から出
発して円柱状シフトレバ−シャフトのテーパ部及びシフ
トレバ−シャフトの円柱部に加わる漸次増大するばね荷
重により、セレクト荷重を与えるようにしているので、
従来のレストリクトピンを使用するセレクト荷重機構に
比べて、シフトレバ−シャフトと荷重部材との間にこじ
れ等が発生せず、セレクト及びシフト操作を異常に重く
することがなく、変速操作のフィーリングが良い。また
、従来のセレクト荷重機構に比べて構成が簡単であり、
かつ、変速段の多段化に対しても変速操作に支障がない
と共に構成を複雑にすることなく対応できる。
また、同一シフトホークシャフトにおけるシフト操作に
おいては、ばね荷重が互いに相殺されるため、これらば
ね荷重がシフトレバ−シャフトの軸回動に対して荷重と
なることがなく、シフト操作が効率的に行われる。
また、請求項2の発明によれば、変速段の多段化に対し
てシフトレバ−シャフトのテーパ部の数を増加すること
により対応することができるので、セレクト荷重機構の
構成が簡単である。
また1M求項3の発明によれば、シフトレバ−シャフト
の中立位置への付勢構造が簡単であり。
シフトレバ−シャフトに特別の加工を必要としない。
また2本発明のセレクト荷重機構は、従来のレストリフ
トピンを使用したセレクト荷重機構に比べて安価に製造
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の一実施例にかかる手動変速機のセレ
クト荷重機構の縦断面図、第2図は、第1図における■
部の詳細図、第3図は1本発明の他の実施例にかかる手
動変速機のセレクト荷重機構の縦断面図、第4図は、第
3図における■部詳細図、第5図は、従来の手動変速機
のセレクト荷重機構の縦断面図、第6図は、第5図のセ
レクト荷重機構の一部を成すレストリフトピンの半裁断
面図である。 1・・・シフトレバ− 3・・・シフトレバ−シャフト。 3d・・・中央円柱部。 4・・・リストリフトボール(荷重部材)。 5・・・圧縮スプリング(ばね)。 6・・・ケーシング。 7・・・シフトレバ−インナ。 9・・・第1テーパ部、  10・・・第2テーパ部。 11・・・第3テーパ部、12・・・円柱端部。 21及び22・・・圧縮スプリング。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケーシングに対してセレクト方向中立位置及びセ
    レクト位置間で軸方向移動自在及びシフト位置間で軸回
    動自在に支持され、一部に中立位置を規定する最小径部
    を備えたテーパ部を有する円柱状シフトレバーシャフト
    と、シフトレバーによりシフトレバーシャフトと一体に
    移動され、任意のシフトホークシャフトを操作可能なシ
    フトレバーインナと、シフトレバーシャフトの軸方向定
    位置において上記テーパ部にシフトレバーシャフトの軸
    に対して対称的に押付けられるようにケーシングに配置
    された荷重部材と、該荷重部材をシフトレバーシャフト
    に押付ける方向にシフトレバーシャフトの軸に対して対
    称的に付勢するばねとから成る手動変速機のセレクト荷
    重機構。
  2. (2)上記テーパ部は、前記最小径部に連なる一対のテ
    ーパ部を含み、該テーパ部の少くとも一方に所定角度を
    もって接続する第3のテーパ部を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の手動変速機のセレクト荷重機構。
  3. (3)ケーシングに対してセレクト方向中立位置及びセ
    レクト位置間で軸方向移動自在及びシフト位置間で軸回
    動自在に支持されたシフトレバーシャフトと、シフトレ
    バーにより任意のシフトレバーシャフトを操作可能なシ
    フトレバーインナと、シフトレバーシャフトをセレクト
    方向中立位置へ軸方向に付勢するバネ等の弾性手段を有
    する付勢手段と、ケーシングとシフトレバーシャフトと
    の間に設けられ、シフトレバーシャフトをセレクト方向
    中立位置に係止するディテント機構とから成る手動変速
    機のセレクト荷重機構。
JP30095088A 1988-11-30 1988-11-30 手動変速機のセレクト荷重機構 Pending JPH02150569A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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