JPH02149941A - 光検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば光学式ディスクの情報トラックによっ
て変調された光信号を電気信号に変換する光検出装置の
受光面の改良に関するものである。

従来の技術 近年、光検出装置は光学式ディスクのような光情報機器
分野への利用が特に進んできている。このような光学式
ディスクでは記録情報読取装置による情報の取出しおよ
び読取装置とディスクとの相対的な位置サーボのための
信号の取出しのために光検出装置が用いられている。そ
こで現在光検出装置の受光面の分割形態は、位相差法の
ような１ビーム光学サーボ方式では４分割方式が基本で
あり、３ビーム光学サーボ方式では６分割方式が基本と
なっている。

以下図面を参照しながら、上述した１ビーム光学サーボ
方式及び３ビーム光学サーボ方式に利用される光検出装
置の受光面の構成の一例について説明する。

第６図は１ビーム光学サーボ方式に使用されている光検
出装置の受光面を示すものであり、第６図はその動作説
明図である。また、第７図は従来の３ビーム光学サーボ
方式に使用されている光検出装置の受光面を示すもので
あり、第８図はその動作説明図である。

まず第６図において、１．２，３．４は４分割受光面の
各受光面である。第６図において６は実際の１ビーム光
学サーボ方式の光学情報装置による光デイスク再生時の
光スポットを表わす。

第７図において、６，７，８，９，１０．１１は６分割
受光面の各受光面である。第８図において、１２，１３
．１４は実際の３ビーム光学サーボ方式の光学情報装置
による光ディスクの再生時の光スポットを表わすもので
ある。

以上のように構成された光検出装置について、以下その
動作について説明する。

まず、１ビーム光学サーボ方式の光情報装置による光デ
イスク再生については、第６図のような４分割受光面で
構成される光検出装置が基本となり、第６図の１本の光
スポット６が４分割受光面に照射されることになり、光
情報装置に装備されたフォーカスレンズと光ディスクが
常に正しい位置関係になるように第６図の受光面１，２
，３゜４からなる４分割受光面と光スポット６によって
、光検出装量の出力信号を基に、フォーカス及びトラッ
キング制御が行なわれ、かつ光情報信号を得ることがで
きることとなる。

次に、３ビーム光学サーボ方式の光情報装置による光デ
イスク再生については、第７図のような６分割受光面で
構成される光検出装置が基本となり、第８図のメイン光
スポット１２とサブ光スポソ）１３．１４からなる３本
の光スポットが６分割受光面に照射されることになり、
光情報装置に装備されたフォーカスレンズと光ディスク
が常に正しい位置関係になるように第８図の受光面６゜
７．８，９，１０．１１からなる６分割受光面の受光面
６，７，８．９に受光されるメイン光スポット１２によ
り、その出力信号によってフォーカス制御が行なわれ、
かつ光情報信号を得ることができ、受光面１０．１１に
照射されるサブ光スポッ）　１３，１４の出力信号によ
りトラッキング制御を行なうことができることとなる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような光学サーボ方式は、１ビー
ム光学サーボ方式と３ビーム光学サーボ方式のいずれか
一方が用いられており、光情報装置に装備される光ピツ
クアップに使用されている光検出装置は光学サーボ方式
に応じてその受光面分割形態が異なり、それぞれ専用の
光検出装置を必要とし、共用することができなかった。

従がって、上記のような２種類の光学サーボ方式を有す
る光情報装置に対応して光検出装置を生産する場合は、
その量産性が悪く、コストが高くなるという問題点を有
していた。

本発明は上記問題点に鑑み、光検出装置の受光面の改良
によって、１ビーム光学サーボ方式及び３ビーム光学サ
ーボ方式のいずれの・光学サーボ方式においても使用が
可能な光検出装置を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の光検出装置は光学式
記録媒体上に記録された記録情報によりて記録情報読取
光が変調された光信号を受光して電気信号に変換する光
検出装置であって、１ビーム光学サーボ方式の光学情報
読取装置の光スポットまたは３ビーム光学サーボ方式の
光学情報読取装置のメイン光スポットが受光可能な受光
面が４分割で構成される第１の受光面と、１ビーム光学
サーボ方式の光学情報読取装置の記録媒体上の傷。

はこり等により発生する散乱光または３ビーム光学サー
ボ方式の光学情報読取装置の一対のサブ光スポットが受
光可能な前記第１の受光面の外周部に形成された２分割
の受光面からなる第２の受光面とから構成されたもので
ある。

作　　用 本発明は、上記した構成によって、３ビーム光学サーボ
方式に利用する場合、４分割で構成される第１の受光面
は、フォー力ヌエラー検出及び、光情報信号検出として
使用し、前記第１の受光面の外周部に設けた２分割で構
成される第２の受光面は、トラッキングエラー検出とし
て使用し、また、１ビーム光学サーボ方式に利用する場
合、４分割で構成される第１の受光面は、フォーカスエ
ラー検出、トラッキングエラー検出及び光情報信号検出
として使用し、第１の受光面の外周部に設けた２分割で
構成される第２の受光面は、光学式デイヌクの情報記録
面の傷、はこシ等の汚れによって、情報記録面に集光さ
れる光スポットの散乱光による光情報信号の低下を抑え
るため、この散乱光を受光するために使用するようにす
ることにより光検出装置は、１ビームと３ビーム光学サ
ーボ方式の光情報装置に共用できることとなる。

実施例 以下本発明の一実施例の光検出装置について、図面を参
照しながら説明する。

第１図及び第４図は本発明の光検出装置の受光面を示す
ものである。

第１図及び第４図において、３０は各受光面１５．１８
，１７．１８の４分割で構成される４分割受光面であり
、３１はその４分割受光面３０の外周部に設けた各受光
面１９．２０の２分割で構成された２分割受光面である
。

以上のように溝咬された光検出装置について、ここでは
第１図の実施例を使って以下第２図及び第３図を用いて
その動作を説明する。

第２図は、第１図の本発明の光検出装置の受光面を１ビ
ーム光学サーボ方式に利用した時の実際に光スポットが
照射される様子を示すものであり、２１は光デイスク再
生時の光スポットであす、２２は光デイヌクに傷、はこ
り等の汚れがある場合に散乱される光である。

そこで、受光面１５，１６．１７．１８からなる４分割
受光面３ｏによって得られる出力信号を光学サーボ制御
信号として利用し、その４分割受光面３０の外周部に設
けた受光面１９　、２０からなる２分割受光面３１と、
４分割受光面３ｏの全受光面によって得られる出力信号
を、光情報信号として利用することにより、光ディスク
の傷、はこυ等による散乱光２２を受光できるようにし
て、光情報信号の低下を抑えることができるようにする
。

第３図は、第１図の本発明の光検出装置の受光面を、３
ビーム光学サーボ方式に利用した時の実際に光スポット
が照射される様子を示すものであり、２３は光ディスク
の再生時のメイン光スポット、２４．２５はサブ光スポ
ットを表わす。そこで、受光面１ｓ、１６，１７．：ｓ
からなる４分割受光面３０によって得られる出力信号を
光学サーボ制御信号（フォーカスエラー検出）及び光情
報信号として利用し、その４分割受光面の外周部に設け
た受光面１９．２０からなる２分割受光面３１によって
サブ光スポッ）２４．２５を受光し、光学サーボ制御信
号（トラッキングエラー検出）を得るようにする。

以上のように４分割受光面３ｏの外周部に２分割受光面
３１を設けて、１ビーム光学サーボ方式に利用する場合
、この２分割受光面３１に光ディスクの傷、はこり等に
よって散乱される光を受光するようにして、光情報信号
の低下を抑えるようにし、３ビーム光学サーボ方式に利
用する場合、この２分割受光面３１にサブ光スポッ）２
４．２５を受光するようにして、トラッキングエラー検
出ができるようにし、本発明の光検出装置の受光面１６
．１６，１７．１Ｂ、１９．２０によって、１ビーム及
び３ビーム光学サーボ方式に共用することができること
となる。

このように第１図のような本発明の実施例は、受光面１
５，１６，１７．１８で構成される４分割受光面３０を
使ってフォーカス光学サーボ制御信号を得る場合、非へ
収差法等を利用するが、その他に、第４図のように受光
面１６，１６，１７゜１８で構成される４分割受光面３
０を利用してフォーカス検出として、例えばワーク法や
位相差法等を利用することができ、その実施例の説明及
び効果は、第１図の本発明の実施例とまったく同様であ
る。

発明の効果 以上のように本発明の光検出装置は、その受光面が４分
割で構成された第１の受光面と、その第１の受光面の外
周部に２分割の第２の受光面を設けることによシ、１ビ
ーム光学サーボ方式と３ビーム光学サーボ方式の両方に
利用することができることとなり、１ビーム、３ビーム
光学サーボ方式の光学情報装置に共用することができる
ため、光検出装置を生産する場合、量産性が向上し、コ
ストも低減できるという実用上の効果が大なるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における光検出装置の受光面
の構成を示す平面図、第２図、第３図は本発明の実施例
の動作を説明する平面図、第４図は従来の１ビーム光学
サーボ方式における光検出装置の受光面の構成を示す平
面図、第６図は第４図の動作を説明する平面、図、第６
図は従来の３ビーム光学サーボ方式における光検出装置
の受光面の平面図、第７図、第８図は第６図の動作を説
明する平面図である。 １５．１６，１７．１Ｂ、１９．２０・・・・・・光検
出装置の各受光面、２１．２３・・・・・・メイン光ス
ポット、２２・・・・・・散乱光、２４．２５・・・・
・・サブ光スポット、３ｏ・・・・・・４分割受光面（
第１の受光面）、３１・・・・・・２分割受光面（第２
の受光面）。 憾 Ｕ） 恢 ｑコ 城

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光学式記録媒体上に記録された記録情報によって記録情
   報読取光が変調された光信号を受光して電気信号に変換
   する光検出装置であって、１ビーム光学サーボ方式の光
   学情報読取装置の光スポットまたは３ビーム光学サーボ
   方式の光学情報読取装置のメイン光スポットが受光可能
   な受光面が４分割で構成される第１の受光面と、１ビー
   ム光学サーボ方式の光学情報読取装置の記録媒体上の傷
   、ほこり等により発生する散乱光または３ビーム光学サ
   ーボ方式の光学情報読取装置の一対のサブ光スポットが
   受光可能な前記第１の受光面の外周部に形成された２分
   割の受光面からなる第２の受光面とから構成されたこと
   を特徴とする光検出装置。