JPH02149752A - シリンダヘッドの冷却装置 - Google Patents
シリンダヘッドの冷却装置Info
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- JPH02149752A JPH02149752A JP30338288A JP30338288A JPH02149752A JP H02149752 A JPH02149752 A JP H02149752A JP 30338288 A JP30338288 A JP 30338288A JP 30338288 A JP30338288 A JP 30338288A JP H02149752 A JPH02149752 A JP H02149752A
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- water passage
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- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims abstract description 103
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims abstract description 53
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 21
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 10
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 6
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F1/26—Cylinder heads having cooling means
- F02F1/36—Cylinder heads having cooling means for liquid cooling
- F02F1/40—Cylinder heads having cooling means for liquid cooling cylinder heads with means for directing, guiding, or distributing liquid stream
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P3/00—Liquid cooling
- F01P3/02—Arrangements for cooling cylinders or cylinder heads
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F2001/244—Arrangement of valve stems in cylinder heads
- F02F2001/245—Arrangement of valve stems in cylinder heads the valve stems being orientated at an angle with the cylinder axis
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、シリンダヘッドの冷却装置に関し、さらに詳
しくは、多気筒エンジンの各気筒における燃焼室の温度
分布を均一化して、エンジン性能を向上できるようにし
たシリンダヘッドの冷却装置に関するものである。
しくは、多気筒エンジンの各気筒における燃焼室の温度
分布を均一化して、エンジン性能を向上できるようにし
たシリンダヘッドの冷却装置に関するものである。
一般に、エンジンの燃焼室中心部は、燃焼ガスや点火プ
ラグからの熱負荷による影響を受けて最も高温となり、
燃焼室内の温度分布が不均一となることによりシリンダ
ヘッドにクラックの発生やバルブシートの異常摩耗をき
たし、エンジン不具合を招くことになる。
ラグからの熱負荷による影響を受けて最も高温となり、
燃焼室内の温度分布が不均一となることによりシリンダ
ヘッドにクラックの発生やバルブシートの異常摩耗をき
たし、エンジン不具合を招くことになる。
このために、シリンダヘッドの燃焼室周辺部に冷却水を
通す冷却水通路(ウォータジャケット)が形成され、シ
リンダブロックを冷却した冷却水がシリンダヘッドへ流
入する冷却水循環経路がある。
通す冷却水通路(ウォータジャケット)が形成され、シ
リンダブロックを冷却した冷却水がシリンダヘッドへ流
入する冷却水循環経路がある。
ところが、単気筒や2気筒の場合はそれほど気筒毎に冷
却効果の差異は生じないが、特に3気筒以上の複数気筒
を有する多気筒エンジンでは、シリンダブロックの一端
よりシリンダ列方向に冷却水が送給されるタイプの場合
、他端の気筒はど冷却水のよどみ部が生じ、これにより
冷却水の流れが悪くなったり、各気筒への冷却水の流量
が不均一となり、各気筒の温度が相違する。まして、エ
ンジンの高性能化、高出力化が進み、エンジンの回転数
が高くなってきているので、各気筒での出力のアンバラ
ンスを生じさせる原因となっている。
却効果の差異は生じないが、特に3気筒以上の複数気筒
を有する多気筒エンジンでは、シリンダブロックの一端
よりシリンダ列方向に冷却水が送給されるタイプの場合
、他端の気筒はど冷却水のよどみ部が生じ、これにより
冷却水の流れが悪くなったり、各気筒への冷却水の流量
が不均一となり、各気筒の温度が相違する。まして、エ
ンジンの高性能化、高出力化が進み、エンジンの回転数
が高くなってきているので、各気筒での出力のアンバラ
ンスを生じさせる原因となっている。
そこで従来、多気筒エンジンのシリンダヘッドを冷却す
るものとして、例えば特開昭61−175217号公報
および実開昭61−57124号公報に示すような先行
技術が知られている。
るものとして、例えば特開昭61−175217号公報
および実開昭61−57124号公報に示すような先行
技術が知られている。
ところで、上述し、た前者の先行技術では、多気筒エン
ジンにおけるシリンダヘッドの冷却効果を向上させるた
め、各気筒毎にシリンダブロックからシリンダヘッドへ
冷却水が流れる通路を開口し、気筒配列方向に延びる吸
・排気ポート間のみに冷却水を導びく冷却水通路と、そ
の通路を囲むように配置された冷却水通路とにより構成
されているが、第6図に示すように、冷却水の流れによ
どみ部分S(斜線部)が生じて、この部分の温度が高温
になり、ホットスポットの発生、ひいてはノッキングの
発生原因となる。また、シリンダヘッド内に形成された
冷却水通路りが長くなって通路抵抗が増大するので必要
な流量が得られなくなると共に、構造が複雑化するなど
の問題がある。
ジンにおけるシリンダヘッドの冷却効果を向上させるた
め、各気筒毎にシリンダブロックからシリンダヘッドへ
冷却水が流れる通路を開口し、気筒配列方向に延びる吸
・排気ポート間のみに冷却水を導びく冷却水通路と、そ
の通路を囲むように配置された冷却水通路とにより構成
されているが、第6図に示すように、冷却水の流れによ
どみ部分S(斜線部)が生じて、この部分の温度が高温
になり、ホットスポットの発生、ひいてはノッキングの
発生原因となる。また、シリンダヘッド内に形成された
冷却水通路りが長くなって通路抵抗が増大するので必要
な流量が得られなくなると共に、構造が複雑化するなど
の問題がある。
さらに、上述した後者の先行技術では、シリンダブロッ
ク側冷却水通路とシリンダヘッド側冷却水通路との二系
統冷却水通路構造として、上記シリンダヘッド側冷却水
通路を燃焼室の側周部を取囲むよう構成されているが、
冷却水の流れは、第5図に示すように、各気筒の燃焼室
側周部を横断するように流れるので、最も高温になる燃
焼室中心部の流量が得られず冷却効果が十分に得られな
いなどの問題がある。
ク側冷却水通路とシリンダヘッド側冷却水通路との二系
統冷却水通路構造として、上記シリンダヘッド側冷却水
通路を燃焼室の側周部を取囲むよう構成されているが、
冷却水の流れは、第5図に示すように、各気筒の燃焼室
側周部を横断するように流れるので、最も高温になる燃
焼室中心部の流量が得られず冷却効果が十分に得られな
いなどの問題がある。
本発明は、上述の問題点を課題として提案されたもので
、熱的に最も厳しい燃焼室中心部の冷却効果を向上して
、燃焼室内の温度分布を改渉するとともに、多気筒エン
ジンにおける各気筒毎の冷却能力を均等化して、ノッキ
ング現象の発生および燃焼室壁のクラックやバルブシー
トの異常摩耗を防止し、エンジンの性能を向上できるシ
リンダヘッドの冷却装置を提供することを目的とするも
のである。
、熱的に最も厳しい燃焼室中心部の冷却効果を向上して
、燃焼室内の温度分布を改渉するとともに、多気筒エン
ジンにおける各気筒毎の冷却能力を均等化して、ノッキ
ング現象の発生および燃焼室壁のクラックやバルブシー
トの異常摩耗を防止し、エンジンの性能を向上できるシ
リンダヘッドの冷却装置を提供することを目的とするも
のである。
この目的を達成するために、本発明のシリンダヘッドの
冷却装置は、複数気筒からなる多気筒エンジンにおける
シリンダブロックの一側端より、ウォータポンプを介し
て送給された冷却水が上記シリンダブロックの各気筒間
を連通ずるウォータジャケットよりシリンダヘッド側に
流通するように構成された冷却装置において、上記シリ
ンダヘッドの各燃焼室外壁上方に、シリンダ列方向に沿
って上記エンジンの各吸気ポートと排気ポートの間に第
1冷却水通路と第2冷却水通路とを区画する隔壁を形成
し、上記第1冷却水通路の冷却水流入側を、隣接する上
記燃焼室の外壁が連接される個所に穿設された冷却水通
孔によって、上記シリンダブロックのウォータジャケッ
トに連通し、上記第1冷却水通路の流出側を、上記隔壁
に上記各燃焼室の中央上部に対応して穿設された連通孔
によって、上記第2冷却水通路に連通してなることを特
徴とするものである。
冷却装置は、複数気筒からなる多気筒エンジンにおける
シリンダブロックの一側端より、ウォータポンプを介し
て送給された冷却水が上記シリンダブロックの各気筒間
を連通ずるウォータジャケットよりシリンダヘッド側に
流通するように構成された冷却装置において、上記シリ
ンダヘッドの各燃焼室外壁上方に、シリンダ列方向に沿
って上記エンジンの各吸気ポートと排気ポートの間に第
1冷却水通路と第2冷却水通路とを区画する隔壁を形成
し、上記第1冷却水通路の冷却水流入側を、隣接する上
記燃焼室の外壁が連接される個所に穿設された冷却水通
孔によって、上記シリンダブロックのウォータジャケッ
トに連通し、上記第1冷却水通路の流出側を、上記隔壁
に上記各燃焼室の中央上部に対応して穿設された連通孔
によって、上記第2冷却水通路に連通してなることを特
徴とするものである。
このような構成では、多気筒エンジンのシリンダヘッド
には、第1冷却水通路を流れる冷却水が、各気筒の燃焼
室周囲を流れ、各燃焼室上部中央の連通孔より第2冷却
水通路に流入集合してこれよりエンジン外部に設けたラ
ジェータ等に循環する冷却水循環経路が構成される。
には、第1冷却水通路を流れる冷却水が、各気筒の燃焼
室周囲を流れ、各燃焼室上部中央の連通孔より第2冷却
水通路に流入集合してこれよりエンジン外部に設けたラ
ジェータ等に循環する冷却水循環経路が構成される。
したがって、エンジンのシリンダブロック前端よりウォ
ータポンプを介して送給される冷却水は、各気筒毎に、
シリンダブロック側からシリンダヘッド側の第1冷却水
通路へ流入して各気筒毎の燃焼室周囲を冷却するととも
に、各燃焼室上部中央に集合して連通孔より第2冷却水
通路に流入するものであり、第1冷却水通路では冷却水
が各燃焼室上部中央に向って流れるにしたがって冷却水
流量が増加し、燃焼室外壁の高温部が十分に冷却される
。
ータポンプを介して送給される冷却水は、各気筒毎に、
シリンダブロック側からシリンダヘッド側の第1冷却水
通路へ流入して各気筒毎の燃焼室周囲を冷却するととも
に、各燃焼室上部中央に集合して連通孔より第2冷却水
通路に流入するものであり、第1冷却水通路では冷却水
が各燃焼室上部中央に向って流れるにしたがって冷却水
流量が増加し、燃焼室外壁の高温部が十分に冷却される
。
また、従来の先行技術などではシリンダ列方向に沿って
、後方の気筒はど冷却水温度が高くなり、燃焼室外壁温
度が不均一になる傾向があるが、本考案によれば、各気
筒毎の燃焼室外壁への冷却水流量がほぼ一定となり、し
かも、燃焼室外壁周辺部には冷却水のよどみ部がなくな
るため、燃焼室外壁への高温部分の発生が解消される。
、後方の気筒はど冷却水温度が高くなり、燃焼室外壁温
度が不均一になる傾向があるが、本考案によれば、各気
筒毎の燃焼室外壁への冷却水流量がほぼ一定となり、し
かも、燃焼室外壁周辺部には冷却水のよどみ部がなくな
るため、燃焼室外壁への高温部分の発生が解消される。
以下、本発明による一実施例を添付の図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は本発明の4気筒エンジンにおける冷却水循環経
路の概略構成図であり、図において、符号lはエンジン
本体、2はラジェータ、3はウォータポンプである。そ
して、上記エンジン本体1が運転状態になると、ウォー
タポンプ3が駆動され冷却水がエンジン本体1を通り、
サーモスタットバルブ4を介して循IQする。ここで、
冷却水温度がサーモスタットバルブ4の設定温度以下で
は、バイパス通路5aを通って再びエンジン本体1に循
環し、冷却水温度がサーモスタットバルブ4の設定温度
以上になると、エンジン本体Iより流出した冷却水はサ
ーモスタットバルブ4を介してラジェータ2に入り熱交
換され冷却水通路5bを経て再びエンジン本体1へと循
環する冷却水循環経路が構成されている。
路の概略構成図であり、図において、符号lはエンジン
本体、2はラジェータ、3はウォータポンプである。そ
して、上記エンジン本体1が運転状態になると、ウォー
タポンプ3が駆動され冷却水がエンジン本体1を通り、
サーモスタットバルブ4を介して循IQする。ここで、
冷却水温度がサーモスタットバルブ4の設定温度以下で
は、バイパス通路5aを通って再びエンジン本体1に循
環し、冷却水温度がサーモスタットバルブ4の設定温度
以上になると、エンジン本体Iより流出した冷却水はサ
ーモスタットバルブ4を介してラジェータ2に入り熱交
換され冷却水通路5bを経て再びエンジン本体1へと循
環する冷却水循環経路が構成されている。
上記エンジン本体1は、直列に並設される4気筒を形成
したシリンダブロック7と、各気筒6の上部に対応する
燃焼室8aを形成したシリンダヘッド8とからなり、上
記シリンダヘッド8の各燃焼室6aには第4図に示すよ
うに、それそ′れ吸気ポート9および排気ポートlOが
形成されている。
したシリンダブロック7と、各気筒6の上部に対応する
燃焼室8aを形成したシリンダヘッド8とからなり、上
記シリンダヘッド8の各燃焼室6aには第4図に示すよ
うに、それそ′れ吸気ポート9および排気ポートlOが
形成されている。
また、上記シリンダブロック7に形成した各気筒6の周
囲には、ウォータポンプ3より導入された冷却水が流れ
るウォータジャケット7aが形成されており、この冷却
水は、上記ウォータジャケラ)7a内を矢印Fで示す各
気筒6の並びに沿って流れるようになっている。
囲には、ウォータポンプ3より導入された冷却水が流れ
るウォータジャケット7aが形成されており、この冷却
水は、上記ウォータジャケラ)7a内を矢印Fで示す各
気筒6の並びに沿って流れるようになっている。
さらに、」1記シリンダヘッド8の各燃焼室6aの上方
には第2図に示すようにシリンダ列方向に沿って、各吸
気ポート9と排気ポートIOとの間に位置する上下2段
構造の第1冷却水通路11と第2冷却水通路12が形成
されており、上記第1冷却水通路Uの下方は、各燃焼室
6aの外壁6b間に穿設された冷却水通孔8aを介して
シリンダブロック7のウォータジャケット7aに連通さ
れていると共に、上記第1冷却水通路itと第2冷却水
通路12の隔壁13には、各燃焼室6aの中央上部に対
応する連通孔13aが穿設されている。
には第2図に示すようにシリンダ列方向に沿って、各吸
気ポート9と排気ポートIOとの間に位置する上下2段
構造の第1冷却水通路11と第2冷却水通路12が形成
されており、上記第1冷却水通路Uの下方は、各燃焼室
6aの外壁6b間に穿設された冷却水通孔8aを介して
シリンダブロック7のウォータジャケット7aに連通さ
れていると共に、上記第1冷却水通路itと第2冷却水
通路12の隔壁13には、各燃焼室6aの中央上部に対
応する連通孔13aが穿設されている。
そして、上記シリンダブロックのウォータジャケット7
a内にウォータポンプ3より吐出された冷却水は、各気
筒6の周囲を冷却すると共に、上記シリンダヘッド8の
冷却水通孔8aから第1冷却水通路11内へ流入されて
、各燃焼室6aの外壁6bの周囲を冷却する。また上記
シリンダヘッド8の第1冷却水通路11内を流通する冷
却水は、各燃焼室6aの外壁6b中央上部に対応する連
通孔13aより第2冷却水通路12内に流入し、第2冷
却水通路12の冷却水出口12aからサモスタット4を
介してラジェータ2またはバイパス通路5aから冷却水
通路5bへ、そしてウォータポンプ3へと循環するよう
連通されている。
a内にウォータポンプ3より吐出された冷却水は、各気
筒6の周囲を冷却すると共に、上記シリンダヘッド8の
冷却水通孔8aから第1冷却水通路11内へ流入されて
、各燃焼室6aの外壁6bの周囲を冷却する。また上記
シリンダヘッド8の第1冷却水通路11内を流通する冷
却水は、各燃焼室6aの外壁6b中央上部に対応する連
通孔13aより第2冷却水通路12内に流入し、第2冷
却水通路12の冷却水出口12aからサモスタット4を
介してラジェータ2またはバイパス通路5aから冷却水
通路5bへ、そしてウォータポンプ3へと循環するよう
連通されている。
なお、上記各燃焼室6aの外壁6b中央上部に対応して
隔壁13に形成された連通孔13aの断面積を自由に設
定することにより、各燃焼室6aの外壁6b−\供給す
る冷却水量を均等に制御することができる。
隔壁13に形成された連通孔13aの断面積を自由に設
定することにより、各燃焼室6aの外壁6b−\供給す
る冷却水量を均等に制御することができる。
以上のように構成された実施例では、エンジンのシリン
ダブロック7の一端よりウォータポンプ3を介して吐出
される冷却水は、各気筒6の周囲からシリンダヘッド8
の各燃焼室6aの外壁6b間に穿設した冷却水通孔8a
を通って第1冷却水通路11内に導入される。上記第1
冷却水通路11内の冷却水は各燃焼室6aの外壁6bの
周囲を冷却して熱負荷の最も高い燃焼室6a上部の外壁
6b中央に集合して連通孔13aより第2冷却水通路1
2に流通する循環経路が構成される。
ダブロック7の一端よりウォータポンプ3を介して吐出
される冷却水は、各気筒6の周囲からシリンダヘッド8
の各燃焼室6aの外壁6b間に穿設した冷却水通孔8a
を通って第1冷却水通路11内に導入される。上記第1
冷却水通路11内の冷却水は各燃焼室6aの外壁6bの
周囲を冷却して熱負荷の最も高い燃焼室6a上部の外壁
6b中央に集合して連通孔13aより第2冷却水通路1
2に流通する循環経路が構成される。
このために、各燃焼室6aの外壁6bの周囲を流れる冷
却水は、連通孔13aより速い流速で第2冷却水通路1
2内に流入するので、各燃焼室6aの外壁6bの周面の
境界層が薄くなり、冷却能力が増大する。
却水は、連通孔13aより速い流速で第2冷却水通路1
2内に流入するので、各燃焼室6aの外壁6bの周面の
境界層が薄くなり、冷却能力が増大する。
また、シリンダブロック7よりシリンダヘッド8側へ流
入した冷却水の流量は、各燃焼室6aの周囲で均等であ
り、しかも、燃焼室6aの中央上部に向うにつれて流量
か増大するようになるので、冷却水のよどみ部がなくな
り、燃焼室6aの外壁6b上部側高温部の冷却効果か向
上する。
入した冷却水の流量は、各燃焼室6aの周囲で均等であ
り、しかも、燃焼室6aの中央上部に向うにつれて流量
か増大するようになるので、冷却水のよどみ部がなくな
り、燃焼室6aの外壁6b上部側高温部の冷却効果か向
上する。
本発明によれば、以上に説明したように、多気筒エンジ
ンにおいて、エンジンのシリンダブロック一端側よりウ
ォータポンプを介して送給される冷却水は、各気筒の周
囲からシリンダヘッドの各燃焼室外壁間を通って、冬服
・排気ポート間でシリンダ列方向に沿って形成された第
1冷却水通路内に導入され、ここで各燃焼室の外壁周囲
を均等に冷却した後、上記各燃焼室外壁中央上部の連通
孔より第2冷却水通路に集合してエンジン外部に流出す
るようになっているので、多気筒エンジンの各燃焼室ま
わりは勿論のこと、熱負荷の最も高くなる燃焼室頂部が
均等に冷却されるため、ノッキング現象の発生、および
シリンダヘッドのクラックやバルブシートの異常摩耗が
防止されて、エンジン性能の向上を図ることができる。
ンにおいて、エンジンのシリンダブロック一端側よりウ
ォータポンプを介して送給される冷却水は、各気筒の周
囲からシリンダヘッドの各燃焼室外壁間を通って、冬服
・排気ポート間でシリンダ列方向に沿って形成された第
1冷却水通路内に導入され、ここで各燃焼室の外壁周囲
を均等に冷却した後、上記各燃焼室外壁中央上部の連通
孔より第2冷却水通路に集合してエンジン外部に流出す
るようになっているので、多気筒エンジンの各燃焼室ま
わりは勿論のこと、熱負荷の最も高くなる燃焼室頂部が
均等に冷却されるため、ノッキング現象の発生、および
シリンダヘッドのクラックやバルブシートの異常摩耗が
防止されて、エンジン性能の向上を図ることができる。
第1図は本発明の4気筒エンジンにおける冷却水循環経
路の概略構成図、第2図は第1図の■−■断面図、第3
図は第2図の■−■断面図、第4図は第3図の■−iv
断面図、第5図は従来のシリンダヘッドの要部を示す横
断面図、第6図は従来の実施例を示すシリンダヘッドの
縦断面図である。 ■・・・エンジン本体、3・・・ウォータポンプ、6・
・・気筒、6a・・・燃焼室、6b・・・外壁、7・・
・シリンダブロック、7a・・・ウォータジャケット、
8・・・シリンダヘッド、8a・・・冷却水通孔、9・
・・吸気ポート、10・・・排気ポート、11・・・第
1冷却水通路、12・・・第2冷却水通路、13・・・
隔壁、13a・・・連通孔。 第1図 第3図 b 第2図 3a
路の概略構成図、第2図は第1図の■−■断面図、第3
図は第2図の■−■断面図、第4図は第3図の■−iv
断面図、第5図は従来のシリンダヘッドの要部を示す横
断面図、第6図は従来の実施例を示すシリンダヘッドの
縦断面図である。 ■・・・エンジン本体、3・・・ウォータポンプ、6・
・・気筒、6a・・・燃焼室、6b・・・外壁、7・・
・シリンダブロック、7a・・・ウォータジャケット、
8・・・シリンダヘッド、8a・・・冷却水通孔、9・
・・吸気ポート、10・・・排気ポート、11・・・第
1冷却水通路、12・・・第2冷却水通路、13・・・
隔壁、13a・・・連通孔。 第1図 第3図 b 第2図 3a
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 複数気筒からなる多気筒エンジンにおけるシリンダブロ
ックの一側端より、ウォータポンプを介して送給された
冷却水が上記シリンダブロックの各気筒間を連通するウ
ォータジャケットよりシリンダヘッド側に流通するよう
に構成された冷却装置において、 上記シリンダヘッドの各燃焼室外壁上方に、シリンダ列
方向に沿って上記エンジンの各吸気ポートと排気ポート
の間に第1冷却水通路と第2冷却水通路とを区画する隔
壁を形成し、 上記第1冷却水通路の冷却水流入側を、隣接する上記燃
焼室の外壁が連接される個所に穿設された冷却水通孔に
よって、上記シリンダブロックのウォータジャケットに
連通し、 上記第1冷却水通路の流出側を、上記隔壁に上記各燃焼
室の中央上部に対応して穿設された連通孔によって、上
記第2冷却水通路に連通してなることを特徴とするシリ
ンダヘッドの冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30338288A JPH02149752A (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | シリンダヘッドの冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30338288A JPH02149752A (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | シリンダヘッドの冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02149752A true JPH02149752A (ja) | 1990-06-08 |
Family
ID=17920343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30338288A Pending JPH02149752A (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | シリンダヘッドの冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02149752A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0599064A (ja) * | 1991-10-04 | 1993-04-20 | Kubota Corp | 空冷多気筒頭上弁エンジンのシリンダヘツド |
CN1076435C (zh) * | 1996-11-05 | 2001-12-19 | 上海柴油机股份有限公司 | 内燃机水冷却系统 |
JP2014114710A (ja) * | 2012-12-07 | 2014-06-26 | Nissan Motor Co Ltd | シリンダヘッドの冷却構造 |
JP2015190450A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | ダイハツ工業株式会社 | 内燃機関 |
JP2015190350A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-02 | ダイハツ工業株式会社 | 内燃機関のシリンダヘッド |
-
1988
- 1988-11-30 JP JP30338288A patent/JPH02149752A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0599064A (ja) * | 1991-10-04 | 1993-04-20 | Kubota Corp | 空冷多気筒頭上弁エンジンのシリンダヘツド |
CN1076435C (zh) * | 1996-11-05 | 2001-12-19 | 上海柴油机股份有限公司 | 内燃机水冷却系统 |
JP2014114710A (ja) * | 2012-12-07 | 2014-06-26 | Nissan Motor Co Ltd | シリンダヘッドの冷却構造 |
JP2015190350A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-02 | ダイハツ工業株式会社 | 内燃機関のシリンダヘッド |
JP2015190450A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | ダイハツ工業株式会社 | 内燃機関 |
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