JPH0214952Y2 - - Google Patents

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JPH0214952Y2
JPH0214952Y2 JP6905485U JP6905485U JPH0214952Y2 JP H0214952 Y2 JPH0214952 Y2 JP H0214952Y2 JP 6905485 U JP6905485 U JP 6905485U JP 6905485 U JP6905485 U JP 6905485U JP H0214952 Y2 JPH0214952 Y2 JP H0214952Y2
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JP
Japan
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cutting
cut
cutting blade
driving means
lever
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JP6905485U
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  • Control Of Cutting Processes (AREA)
  • Details Of Cutting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、厚紙から成る型紙、市販のストリツ
プコートフイルム、又は、市販の看板フイルム等
の被切断物を、ハーフカツト又は、全カツト状態
で所定の方向に切断するための、裁断ヘツドにお
ける刃物昇降装置に関する。
〔従来の技術〕
紙器パツケージを自動切断機により作成するに
際し、第2図ロに示すように型紙2を切断刃4に
より完全に切断する全カツト作業と、第2図イに
示すように型紙2を完全に切断しないで、切断刃
4によつて溝6を付けるハーフカツト作業が存す
る。ハーフカツト作業によつて型紙に形成された
溝6には糊が挿入配置されるものである。また、
第3図に示す市販の看板フイルム8の輪郭を切断
するときは第3図ロに示すように、全カツト作業
を行い、所定のパターンに沿つて、ベースフイル
ム8a上のピールオフフイルム8bのみを切断し
たいときは、第3図イに示すようにハーフカツト
作業を行うものである。従来の自動切断機におい
ては、実開昭59−143694号公報に示すように、ハ
ーフカツト作業用の切断装置と、全カツト作業用
の切断装置を別個に設けている。
また、実開昭59−143694号公報及び特開昭59−
124600号公報に示される自動切断機は、切断刃の
周辺にストツパーを付けて、このストツパーの位
置を変えることによつて、全カツト作業とハーフ
カツト作業を行い得るように構成されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ハーフカツトと全カツト用の切断装置を別個に
設けた構成とすると、装置全体が大型化し、重量
が増大してしまう。
また、切断刃周辺のストツパーの位置を変える
ことによつてハーフカツトと全カツト作業の両方
を行い得るようにした場合には、ストツパーの位
置調整又は交換を、切断作業を変えるごとに行わ
なければならず、きわめて不便であつた。
本考案は上記欠陥を除去することを目的とする
ものである。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的を達成するため本考案はテーブル面に
対して相対的に移動可能な裁断ヘツド10の機枠
に、昇降軸20を昇降自在に支承し、該昇降軸2
0に切断刃24を固定し、前記昇降軸20に、前
記切断刃24を被切断物に対して所定のハーフカ
ツト位置まで下降制御するための第1の駆動手段
と、前記切断刃24を被切断物に対して所定の全
カツト位置まで下降制御するための第2の駆動手
段とに連係し、前記第1の駆動手段と第2の駆動
手段を切り換えて駆動し得るようにしたものであ
る。
〔作用〕
上記した構成においてハーフカツト作業を行う
ときは、コントローラによつて第1の駆動手段を
駆動する。これによつて該駆動手段に連係する切
断刃24は、所定のハーフカツト位置まで下降す
る。全カツト作業を行うときは、コントローラに
よつて第2の駆動手段を駆動する。これにより、
切断刃24は、所定の全カツト位置まで下降す
る。
〔実施例〕
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例を
参照して説明する。
10はヘツドであり、被切断物12を載置固定
するためのテーブル14上に、これに対して平行
な平面内で移動可能に支持されている。前記ヘツ
ド10は公知のX−Y数値制御機構によつて所定
の方向に駆動されるように構成されている。16
はヘツド10のハウジングに固設された機枠であ
り、これに外部管体18がボールベアリングを介
して回転自在に支承されている。20はガイド管
22を介して、前記外部管体18に昇降自在に嵌
挿配置された昇降軸であり、これに切断刃24が
高さ調整及び脱着可能に固定されている。26は
前記外部管体18に固設された歯車であり、該歯
車26は、公知の刃角度制御機構(図示省略)に
連係している。28は機枠16に固設された保持
管であり、これに、被切断物12を自重によつて
押圧して被切断物12の浮き上りを防止するため
の押え部材30が上下方向にスライド自在に嵌挿
されている。32は前記外部管体18にねじによ
り固定された筒体であり、これの内周面に管体3
4が固定されている。前記管体34には軸方向に
縦溝36が形成され、該縦溝36に前記昇降軸2
0に突設された突起38が上下方向にスライド自
在に嵌挿されている。40は前記昇降軸20にス
ライド自在に嵌挿された盤であり、復帰スプリン
グ42によつて上方向に付勢されている。43は
ヘツド10のハウジングに固設された上部機枠で
あり、これにハーフカツト用のソレノイド44が
固設されている。46はレバーであり、これの略
中間部が、前記機枠43に突設されたブラケツト
に回転自在に軸48支され、該レバー46の先端
の二又部46aは、前記昇降軸20に突設された
ピン50と前記盤40との中間に配置されてい
る。前記レバー46の後部の下面は前記ソレノイ
ド44の出力軸の先端に対接している。上記ソレ
ノイド44、レバー46及び後述のスプリング5
6は、切断刃24を被切断物12に対して所定の
ハーフカツト位置まで下降制御するための第1の
駆動手段を構成している。52は前記昇降軸20
に固定された筒状のストツパーであり、該ストツ
パー52の鍔部52aの下面は、機枠53に形成
されたストツパー面44aに対向している。54
は前記機枠53に形成されたねじ穴に螺合するカ
ツタ圧調整ねじであり、該ねじ54先端近傍の押
圧面と前記ストツパー52との間にはカツタ圧ス
プリング56が圧縮配置されている。58は後端
部が前記機枠43に突設されたブラケツトに回転
自在に軸60支されたレバーであり、これの先端
部は前記ストツパー52の鍔部52aの上面に対
接している。前記レバー58の上面には、機枠4
3に固定された全カツト用ソレノイド62の出力
軸の先端が対接している。前記ソレノイド62、
レバー58は、切断刃24を被切断物に対して所
定の全カツト位置まで下降制御するための第2の
駆動手段を構成している。前記ソレノイド62と
44はそれぞれコントローラ(図示省略)に接続
している。
次に本実施例の作用について説明する。
予じめ、カツタ圧調整ねじ54の突出量を、被
切断物12の種類に応じて調整し、スプリング5
6の弾発力によつて切断刃24が丁度、所定のハ
ーフカツト位置まで、被切断物24に突き刺さる
ようにスプリング56の弾発力を調整しておく。
ソレノイド44が非通電状態即ちOFFの状態に
おいて、レバー46の先端は復帰スプリング42
の弾丸によつて盤40を介して所定の最上昇位置
まで、押し上げられる。前記スプリング42の弾
発力は上記スプリング56の弾発力よりもかなり
強く設定されている。レバー46の先端が最上昇
位置にあるとき、ピン50を介してレバー46と
係合する昇降軸20は上昇し、切断刃24の先端
は、被切断物12の上面から所定の間隔を存して
対向する。
被切断物12をハーフカツトする場合には、コ
ントローラの指令によつてソレノイド44が通電
状態即ちONの状態となる。これにより、ソレノ
イド44の出力軸が突出し、レバー46は軸48
を中心として第1図中、反時計方向に揺動し、レ
バー46の先端は、スプリング42の弾発力に抗
して下降する。レバー46先端の下降によりピン
50は支えを失い、昇降軸20はスプリング56
の弾発力によつて下降し、切断刃24は、被切断
物12のハーフカツト位置まで突き刺さる。次
に、コントローラの指令により、ヘツド10をテ
ーブル14に対して所定の方向に移動する一方、
ヘツド10の移動方向に応じて、外部管体18を
刃角度制御機構によつて回転制御して切断刃24
の刃角度を制御して、被切断物12を所定の方向
にハーフカツトする。被切断物12を全カツトす
る場合には、コントローラの指令により、ソレノ
イド62をONと成す。これにより、レバー58
の先端がスプリング42の弾発力に抗して下降
し、昇降軸20は、ストツパー52がストツパー
面44aに係止されるまで下降し、切断刃24
は、ソレノイド62の励磁力によつて、全カツト
位置まで、被切断物24に突入する。ソレノイド
62をOFFとすると、昇降軸20は、復帰スプ
リング42の弾発力によつて、所定の最上昇位置
まで復帰する。尚、ソレノイド62,44のコン
トロールは、自動又は、手動切換スイツチ操作に
よつて行うことができる。
〔効果〕
本考案は上述の如く、1本の切断刃でハーフカ
ツトと全カツトを行うことができるので機構を簡
単にすることができ、装置の小形軽量化を図るこ
とができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は断面図、第2図は説明図、第3図は説
明図である。 2……型紙、4……切断刃、6……溝、8……
看板フイルム、10……ヘツド、12……被切断
物、14……テーブル、16……機枠、18……
外部管体、20……昇降軸、22……ガイド管、
24……切断刃、26……歯車、28……保持
管、30……押え部材、32……筒体、34……
管体、36……縦溝、38……突起、40……
盤、42……復帰スプリング、44……ソレノイ
ド、46……レバー、48……軸、50……ピ
ン、52a……ストツパー、52……鍔部、54
……調整ねじ、56……カツター圧スプリング、
58……レバー、60……軸、62……ソレノイ
ド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テーブル面に対して相対的に移動可能な裁断ヘ
    ツド10の機枠に、昇降軸20を昇降自在に支承
    し、該昇降軸20に切断刃24を固定し、前記昇
    降軸20に、前記切断刃24を被切断物に対して
    所定のハーフカツト位置まで下降制御するための
    第1の駆動手段と、前記切断刃24を被切断物に
    対して所定の全カツト位置まで下降制御するため
    の第2の駆動手段とに連係し、前記第1の駆動手
    段と第2の駆動手段を切り換えて前記切断刃24
    を同軸上で2段ストロークで駆動し得るようにし
    たことを特徴とする裁断ヘツドにおける刃物昇降
    装置。
JP6905485U 1985-05-10 1985-05-10 Expired JPH0214952Y2 (ja)

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JP6905485U JPH0214952Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

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JP6905485U JPH0214952Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

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JPS61184692U JPS61184692U (ja) 1986-11-18
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EP0956930A2 (en) * 1998-04-17 1999-11-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Device for adjusting the distance between a cutting blade and the surface of a sheet

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