JPH0513800B2 - - Google Patents
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- JPH0513800B2 JPH0513800B2 JP60140926A JP14092685A JPH0513800B2 JP H0513800 B2 JPH0513800 B2 JP H0513800B2 JP 60140926 A JP60140926 A JP 60140926A JP 14092685 A JP14092685 A JP 14092685A JP H0513800 B2 JPH0513800 B2 JP H0513800B2
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
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- 238000007373 indentation Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Cutting Devices (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は切断用刻印装置に係り、特に、ガラス
ロツドのごとき長尺のぜい性材料を切削工具を用
いることなく切断する手段において、その切断に
先立つてぜい性材料に圧痕を形成するための切断
用刻印装置に関する。
ロツドのごとき長尺のぜい性材料を切削工具を用
いることなく切断する手段において、その切断に
先立つてぜい性材料に圧痕を形成するための切断
用刻印装置に関する。
[従来の技術]
上記のこの種の切断用刻印装置としては、従
来、特開昭第54−43386号公報記載の技術がある。
かかる技術は、第8図にて示すごとく、工作物1
を囲む側圧伝達筒2と側圧伝達筒2の外周面を加
圧して工作物1の内部に引張応力を発生させる圧
力室3とを具えた側圧切断装置4の前部(図にお
いて左側)に、工作物1の外周面に切断位置を刻
設するための小刀、ドリル、ポンチ等よりなる刻
印装置5を配設して構成したものである。なお、
図において6で示すのは送り杆、7で示すのは送
りねじ、8で示すのは送りねじ7駆動用のパルス
モータである。
来、特開昭第54−43386号公報記載の技術がある。
かかる技術は、第8図にて示すごとく、工作物1
を囲む側圧伝達筒2と側圧伝達筒2の外周面を加
圧して工作物1の内部に引張応力を発生させる圧
力室3とを具えた側圧切断装置4の前部(図にお
いて左側)に、工作物1の外周面に切断位置を刻
設するための小刀、ドリル、ポンチ等よりなる刻
印装置5を配設して構成したものである。なお、
図において6で示すのは送り杆、7で示すのは送
りねじ、8で示すのは送りねじ7駆動用のパルス
モータである。
上記構成よりなる切断用刻印装置5によれば、
送り杆6を介して所定量送り込まれる工作物1の
所定位置にすじ9をつけることができるものであ
り、側圧切断装置4を介してこのすじ9部で工作
物1を切削工具を用いることなしに切断しうるも
のである。
送り杆6を介して所定量送り込まれる工作物1の
所定位置にすじ9をつけることができるものであ
り、側圧切断装置4を介してこのすじ9部で工作
物1を切削工具を用いることなしに切断しうるも
のである。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、上記従来技術においては次のよ
うな問題点があつた。即ち、上記従来の刻印装置
5においては、複数のロツド状長尺工作物1に刻
印(すじ)9をする場合、1本づつ手動で工作物
1を側圧切断装置4内に挿着して行なわなければ
ならず、作業性、作業効率が著しく低いものであ
つた。又、工作物1を1本づつ側圧切断装置4内
に挿着して刻印を行なう構成であるので、刻印作
業の自動化が極めて困難であるという問題点があ
つた。
うな問題点があつた。即ち、上記従来の刻印装置
5においては、複数のロツド状長尺工作物1に刻
印(すじ)9をする場合、1本づつ手動で工作物
1を側圧切断装置4内に挿着して行なわなければ
ならず、作業性、作業効率が著しく低いものであ
つた。又、工作物1を1本づつ側圧切断装置4内
に挿着して刻印を行なう構成であるので、刻印作
業の自動化が極めて困難であるという問題点があ
つた。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みなされ
たものであつて、複数の被刻印体(ロツド状の長
尺素材)に連続的に刻印を刻設しうるようにし
て、刻印の自動化を容易にした切断用刻印装置を
提供することを目的とする。
たものであつて、複数の被刻印体(ロツド状の長
尺素材)に連続的に刻印を刻設しうるようにし
て、刻印の自動化を容易にした切断用刻印装置を
提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段及び作用]
本発明は、ぜい性材料からなるロツド状の被刻
印体の外周面に刻印用圧子を押圧して順次に切断
用圧痕を形成する切断用刻印装置において、 前記被刻印体に接離する上下方向に移動自在で
回転しないように支承され、且つ前記被刻印体側
の下端部に先端が錐状の圧子を備えるとともに上
端部に加圧手段を備えた押圧杆と、この押圧杆を
上下方向に移動操作するように支持し、前記圧子
が被刻印体に接するときに支持を解除する駆動源
と、 前記押圧杆の圧子が被刻印体に刻印する刻印作
業位置を超えて移動したことを検知する検知手段
と、 複数の被刻印体を並列に収納して載置し、被刻
印体の長手方向および長手方向に対して直交する
方向に移動自在な被刻印体支承部と、 この被刻印体支承部を前記被刻印体の長手方向
に移動制御し且つ前記検知手段の検知信号により
前記被刻印体支承部を前記長手方向に対して直交
する方向に移動制御してかつ長手方向の移動方向
を逆転させることにより次順の被刻印体を前記圧
子に対向せしめると共に、この検知手段の検知信
号を2回続けて受けることにより被刻印体の有無
を判断し刻印作業を停止させる制御手段と、を備
えたことを特徴とする。
印体の外周面に刻印用圧子を押圧して順次に切断
用圧痕を形成する切断用刻印装置において、 前記被刻印体に接離する上下方向に移動自在で
回転しないように支承され、且つ前記被刻印体側
の下端部に先端が錐状の圧子を備えるとともに上
端部に加圧手段を備えた押圧杆と、この押圧杆を
上下方向に移動操作するように支持し、前記圧子
が被刻印体に接するときに支持を解除する駆動源
と、 前記押圧杆の圧子が被刻印体に刻印する刻印作
業位置を超えて移動したことを検知する検知手段
と、 複数の被刻印体を並列に収納して載置し、被刻
印体の長手方向および長手方向に対して直交する
方向に移動自在な被刻印体支承部と、 この被刻印体支承部を前記被刻印体の長手方向
に移動制御し且つ前記検知手段の検知信号により
前記被刻印体支承部を前記長手方向に対して直交
する方向に移動制御してかつ長手方向の移動方向
を逆転させることにより次順の被刻印体を前記圧
子に対向せしめると共に、この検知手段の検知信
号を2回続けて受けることにより被刻印体の有無
を判断し刻印作業を停止させる制御手段と、を備
えたことを特徴とする。
因て、本発明は前記構成の切断用刻印装置によ
つて、被刻印体の外周面に錐状の圧痕を形成する
際、複数の被刻印体のそれぞれに順次に圧痕を形
成でき、また自動的に終了できるので、作業性、
作業効率の向上、自動化の促進を計ることができ
る。
つて、被刻印体の外周面に錐状の圧痕を形成する
際、複数の被刻印体のそれぞれに順次に圧痕を形
成でき、また自動的に終了できるので、作業性、
作業効率の向上、自動化の促進を計ることができ
る。
[実施例]
以下、図面を用いて本発明の実施例について詳
細に説明する。
細に説明する。
第1実施例
第1図は、本発明に係る切断用刻印装置10の
第1実施例を示す側面図であり、説明の都合上一
部を断面にしてある。
第1実施例を示す側面図であり、説明の都合上一
部を断面にしてある。
図において11で示すなは、その先端部に刻印
用圧子部12を装備した押圧杆で、支持台13に
軸受14を介して軸線方向に移動自在に支承され
ている。押圧杆11には、支持台13上に固設さ
れたモータ15の駆動軸16に固定した偏心カム
17と係接するカムフオロア(追従子)18が支
軸19を介して固定されており、モータ15を回
転駆動することにより、押圧杆11を上下方向に
摺動操作しうるように設定構成されている。20
で示すのは、押圧杆11の上端に設けられた重り
で、荷重を安定的に付加するためのものである。
押圧杆11にはキー溝のごときガイド溝21が軸
方向に形設してあり、このガイド溝21は、支持
台13に固設されたガイド部材22と係合されて
いる。即ち、押圧杆11は、ガイド溝21とガイ
ド部材22との互の係合により、回転しないよう
に規制されるようになつている。ガイド部材22
の上面にはマイクロスイツチ23が固設してあ
り、このマイクロスイツチ23は、押圧杆11側
に固設された作動片(ドグ)24を介してON−
OFF操作されるように設定してある。作動片2
4とマイクロスイツチ23との位置関係は、圧子
部12が被刻印体であるガラスロツド(長尺のぜ
い性材料)25の表面に刻印を刻設している状態
においては互に係接せず、ガラスロツド25が圧
子部12の下方位置に存在さず圧子部12が通常
の刻印作業位置よりも下降したときに、マイクロ
スイツチ23と作動片24とが係接して信号を発
するように設定してある。
用圧子部12を装備した押圧杆で、支持台13に
軸受14を介して軸線方向に移動自在に支承され
ている。押圧杆11には、支持台13上に固設さ
れたモータ15の駆動軸16に固定した偏心カム
17と係接するカムフオロア(追従子)18が支
軸19を介して固定されており、モータ15を回
転駆動することにより、押圧杆11を上下方向に
摺動操作しうるように設定構成されている。20
で示すのは、押圧杆11の上端に設けられた重り
で、荷重を安定的に付加するためのものである。
押圧杆11にはキー溝のごときガイド溝21が軸
方向に形設してあり、このガイド溝21は、支持
台13に固設されたガイド部材22と係合されて
いる。即ち、押圧杆11は、ガイド溝21とガイ
ド部材22との互の係合により、回転しないよう
に規制されるようになつている。ガイド部材22
の上面にはマイクロスイツチ23が固設してあ
り、このマイクロスイツチ23は、押圧杆11側
に固設された作動片(ドグ)24を介してON−
OFF操作されるように設定してある。作動片2
4とマイクロスイツチ23との位置関係は、圧子
部12が被刻印体であるガラスロツド(長尺のぜ
い性材料)25の表面に刻印を刻設している状態
においては互に係接せず、ガラスロツド25が圧
子部12の下方位置に存在さず圧子部12が通常
の刻印作業位置よりも下降したときに、マイクロ
スイツチ23と作動片24とが係接して信号を発
するように設定してある。
圧子部12は、ダイヤモンド等よりなる圧子2
6と圧子26を固設した圧子支持台27とより構
成してあり、圧子支持台27は固定ねじ28を介
して押圧杆11の下端部に固定してある。圧子2
6は、円錐状もしくは角錐状等に形設してあり、
その先端部(図において下端部)にてガラスロツ
ド25の表面に圧痕を刻設しうるように設定して
ある。
6と圧子26を固設した圧子支持台27とより構
成してあり、圧子支持台27は固定ねじ28を介
して押圧杆11の下端部に固定してある。圧子2
6は、円錐状もしくは角錐状等に形設してあり、
その先端部(図において下端部)にてガラスロツ
ド25の表面に圧痕を刻設しうるように設定して
ある。
押圧杆11の下方には支持台29が配設してあ
り、この支持台29上には2枚のテーブルよりな
るX−Yテーブル30,31が載置してある。X
−Yテーブル30,31上には、ガラスロツド2
5を支承する搬送箱32を設置支持する載置台3
3が設けてあり、この載置台33はX−Y方向の
スライド溝34,35及びX−Yテーブル30,
31との協働作用により、X軸方向(図において
左右方向)及びY軸方向(図において紙面に垂直
な方向)に移動自在の構成になつている。載置台
33には、搬送箱32の位置出し規制部36が突
設してあり、この規制部36に搬送箱32が当接
することにより、搬送箱32の位置決め、ひいて
は、搬送箱32内に支承される被刻印体であるガ
ラスロツド25の位置決めがなされるように設定
してある。
り、この支持台29上には2枚のテーブルよりな
るX−Yテーブル30,31が載置してある。X
−Yテーブル30,31上には、ガラスロツド2
5を支承する搬送箱32を設置支持する載置台3
3が設けてあり、この載置台33はX−Y方向の
スライド溝34,35及びX−Yテーブル30,
31との協働作用により、X軸方向(図において
左右方向)及びY軸方向(図において紙面に垂直
な方向)に移動自在の構成になつている。載置台
33には、搬送箱32の位置出し規制部36が突
設してあり、この規制部36に搬送箱32が当接
することにより、搬送箱32の位置決め、ひいて
は、搬送箱32内に支承される被刻印体であるガ
ラスロツド25の位置決めがなされるように設定
してある。
搬送箱32におけるガラスロツド25の支承面
(表面)には、第2図a,b,cにて示すごとく
複数本(2本以上)の溝37,37…が平行に形
設してあり、各溝37は、各種径寸法のガラスロ
ツド25を支承しうるよう断面V字形状に形設し
てある。搬送箱32における溝37方向の両端部
には、板部材32a,32bが固定ねじ38を介
して固定されており、各溝37上に支承されたガ
ラスロツド25の長手方向の一端面には、第1図
にて示すごとく一側の板部材32aの内面に当接
されるようになつている。ガラスロツド25の他
側の一端面は、板部材32bに貫挿されるととも
に圧縮コイルばねのごとき弾機39を介して付勢
された固定杆(固定棒)40の内端面と当接され
るように設定してあり、各溝37上のガラスロツ
ド25は、各固定杆40を介して板部材32aの
内面に押圧されて位置決めされるようになつてい
る。第2図b,Cで41を示すのは、板部材32
b固定用ねじ孔、42で示すのは逃げ溝である。
(表面)には、第2図a,b,cにて示すごとく
複数本(2本以上)の溝37,37…が平行に形
設してあり、各溝37は、各種径寸法のガラスロ
ツド25を支承しうるよう断面V字形状に形設し
てある。搬送箱32における溝37方向の両端部
には、板部材32a,32bが固定ねじ38を介
して固定されており、各溝37上に支承されたガ
ラスロツド25の長手方向の一端面には、第1図
にて示すごとく一側の板部材32aの内面に当接
されるようになつている。ガラスロツド25の他
側の一端面は、板部材32bに貫挿されるととも
に圧縮コイルばねのごとき弾機39を介して付勢
された固定杆(固定棒)40の内端面と当接され
るように設定してあり、各溝37上のガラスロツ
ド25は、各固定杆40を介して板部材32aの
内面に押圧されて位置決めされるようになつてい
る。第2図b,Cで41を示すのは、板部材32
b固定用ねじ孔、42で示すのは逃げ溝である。
圧子部12における圧子26は、第3図a,b
にて示すごとく刃先角αを90°に設定してあり、
その形状寸法は、支持台27との接触部の寸法を
例えば幅1mm×長さ1mmに設定してある。なお、
刃先角αは適宜角度に設定しうることは勿論であ
る。圧子26は、接着又はカシメ等にて支持台2
7にう一体的に固着してあり、圧子部12は、係
止溝42に対して係合自在の固定ねじ28(第1
図参照)を介して押圧杆11に対して着脱自在の
構成となつている。第3図bは、圧子部12によ
りガラスロツド25の表面(被刻印面)25aに
圧痕43を刻設した状態を示すものである。44
で示すのはクラツクである。
にて示すごとく刃先角αを90°に設定してあり、
その形状寸法は、支持台27との接触部の寸法を
例えば幅1mm×長さ1mmに設定してある。なお、
刃先角αは適宜角度に設定しうることは勿論であ
る。圧子26は、接着又はカシメ等にて支持台2
7にう一体的に固着してあり、圧子部12は、係
止溝42に対して係合自在の固定ねじ28(第1
図参照)を介して押圧杆11に対して着脱自在の
構成となつている。第3図bは、圧子部12によ
りガラスロツド25の表面(被刻印面)25aに
圧痕43を刻設した状態を示すものである。44
で示すのはクラツクである。
押圧杆11の上下動操作やX−Yテーブル3
0,31の移動制御機構の構成を第4図に示す。
図において45で示すのは、モータ15、偏心カ
ム17、カムフオロア18等よりなる押圧杆11
の摺動装置、46で示すのはX−Yテーブル3
0,31の駆動装置、47で示すのはCPUであ
る。第5図は、カムフオロア18の回転角θと圧
子26の上下動量hとの関係を表わすグラフ図で
ある。図に示すごとく、圧子26がガラスロツド
25のガラス面に接する近傍(約0.5mmだけガラ
スロツド25に喰い込む)においては、圧子26
の下降速度を他の速度よりも遅くしてあり、圧痕
刻設時に発生し易いクラツク44(第3図b参
照)を最小限ものとしうるように制御構成してあ
る。偏心カム17とカムフオロア18との構成に
おいても、圧子26がガラスロツド25表面に接
した際には、重り20と押圧杆11の自重が圧子
26に作用するが、この際には偏心カム17とカ
ムフオロア18とは互に離れるように偏心カム1
7の形状が形設されている。
0,31の移動制御機構の構成を第4図に示す。
図において45で示すのは、モータ15、偏心カ
ム17、カムフオロア18等よりなる押圧杆11
の摺動装置、46で示すのはX−Yテーブル3
0,31の駆動装置、47で示すのはCPUであ
る。第5図は、カムフオロア18の回転角θと圧
子26の上下動量hとの関係を表わすグラフ図で
ある。図に示すごとく、圧子26がガラスロツド
25のガラス面に接する近傍(約0.5mmだけガラ
スロツド25に喰い込む)においては、圧子26
の下降速度を他の速度よりも遅くしてあり、圧痕
刻設時に発生し易いクラツク44(第3図b参
照)を最小限ものとしうるように制御構成してあ
る。偏心カム17とカムフオロア18との構成に
おいても、圧子26がガラスロツド25表面に接
した際には、重り20と押圧杆11の自重が圧子
26に作用するが、この際には偏心カム17とカ
ムフオロア18とは互に離れるように偏心カム1
7の形状が形設されている。
重り20や押圧杆11の自重等の各重量は、ガ
ラスロツド25の硬さ等その材質に応じて設定す
る。例えば、SFS01の場合には500g程度、SF8
の場合には1Kg程度で圧痕を形成でき、ガラスロ
ツド25の径が2φ〜200φ(又はそれ以上)の間で
変化した場合であつても、同程度の荷重を負荷す
ればよい(実験結果による)。又、ガラスロツド
25の断面形状は、円形のものに限定されず、他
の形状でも適用できる。又、溝37の大きさを
種々変えることにより、ガラスロツド25の大き
さが変つてもその表面を常に一定にしうるもので
ある。なお、溝37と対応させて圧子36高さを
変更させうる構成としてもよい。さらに、押圧杆
11の形状は、断面角状、円形状でもよいことは
勿論である。
ラスロツド25の硬さ等その材質に応じて設定す
る。例えば、SFS01の場合には500g程度、SF8
の場合には1Kg程度で圧痕を形成でき、ガラスロ
ツド25の径が2φ〜200φ(又はそれ以上)の間で
変化した場合であつても、同程度の荷重を負荷す
ればよい(実験結果による)。又、ガラスロツド
25の断面形状は、円形のものに限定されず、他
の形状でも適用できる。又、溝37の大きさを
種々変えることにより、ガラスロツド25の大き
さが変つてもその表面を常に一定にしうるもので
ある。なお、溝37と対応させて圧子36高さを
変更させうる構成としてもよい。さらに、押圧杆
11の形状は、断面角状、円形状でもよいことは
勿論である。
次に、上記構成の作用について説明する。搬送
箱32の各溝37上には被刻印体であるガラスロ
ツド25が支承されており、各ガラスロツド25
は固定杆40を介して固定保持されている。
箱32の各溝37上には被刻印体であるガラスロ
ツド25が支承されており、各ガラスロツド25
は固定杆40を介して固定保持されている。
X−Yテーブル30,31を介して、刻印を施
すガラスロツド25を圧子26の下方位置にセツ
トする。次に、X−Yテーブル30,31を介し
てガラスロツド25をX軸方向に移動し、所定刻
印位置にて停止する。そして、モータ15を駆動
して偏心カム17を回動せしめ、カムフオロア1
8を上方に例えば2mm移動させ、その後カムフオ
ロア18を下降せしめて圧子26をガラスロツド
25表面に重り20の重量と押圧杆11の自重と
により加圧し、ガラスロツド表面に圧痕43を刻
設する。ガラスロツド25の所定位置に圧痕43
を刻設した後は、圧子26を偏心カム17を介し
て上動せしめ、ガラスロツド25をX−Yテーブ
ル30,31を介して第1図の右方向に移動制御
し、所定刻印位置にて停止させる。そして、圧子
26を所定量上動せしめた後下動させれことによ
り、圧子26をガラスロツド25表面に加圧して
圧痕43を刻設する。このようにして、ガラスロ
ツド25の表面には次々に所定長間隔で圧痕43
が刻設される。
すガラスロツド25を圧子26の下方位置にセツ
トする。次に、X−Yテーブル30,31を介し
てガラスロツド25をX軸方向に移動し、所定刻
印位置にて停止する。そして、モータ15を駆動
して偏心カム17を回動せしめ、カムフオロア1
8を上方に例えば2mm移動させ、その後カムフオ
ロア18を下降せしめて圧子26をガラスロツド
25表面に重り20の重量と押圧杆11の自重と
により加圧し、ガラスロツド表面に圧痕43を刻
設する。ガラスロツド25の所定位置に圧痕43
を刻設した後は、圧子26を偏心カム17を介し
て上動せしめ、ガラスロツド25をX−Yテーブ
ル30,31を介して第1図の右方向に移動制御
し、所定刻印位置にて停止させる。そして、圧子
26を所定量上動せしめた後下動させれことによ
り、圧子26をガラスロツド25表面に加圧して
圧痕43を刻設する。このようにして、ガラスロ
ツド25の表面には次々に所定長間隔で圧痕43
が刻設される。
圧子26の下方位置にガラスロツド25がない
場合には、圧子26の下端はガラスロツド25表
面より下降し、この際に作動片24がマイクロス
イツチ23を作動する。このマイクロスイツチ2
3の信号により、CPU47を介して圧子26を
上昇させ、その状態でX−Yテーブル30,31
を移動制御して次のガラスロツド25の位置が圧
子26の下方位置となるように移動制御する。そ
して、第1回目に再度圧子26が下端がガラスロ
ツド表面位置よりも下降したときには空打ちとな
り、作業は停止する。
場合には、圧子26の下端はガラスロツド25表
面より下降し、この際に作動片24がマイクロス
イツチ23を作動する。このマイクロスイツチ2
3の信号により、CPU47を介して圧子26を
上昇させ、その状態でX−Yテーブル30,31
を移動制御して次のガラスロツド25の位置が圧
子26の下方位置となるように移動制御する。そ
して、第1回目に再度圧子26が下端がガラスロ
ツド表面位置よりも下降したときには空打ちとな
り、作業は停止する。
以上のようにして、搬送箱32の溝37上に支
承された複数のガラスロツド25表面に、自動的
かつ連続的に次々と圧痕(刻印)を刻設すること
ができるのである。なお、本実施例においては、
CPU47を介してガラスロツド25のX−Y軸
方向の移動操作を自動的に行なつているが、手動
操作にて行ないうることは勿論である。
承された複数のガラスロツド25表面に、自動的
かつ連続的に次々と圧痕(刻印)を刻設すること
ができるのである。なお、本実施例においては、
CPU47を介してガラスロツド25のX−Y軸
方向の移動操作を自動的に行なつているが、手動
操作にて行ないうることは勿論である。
圧痕43を刻設されたガラスロツド25は、図
示を省略している側圧切断部に移送されてそれぞ
れ切断されるのである。
示を省略している側圧切断部に移送されてそれぞ
れ切断されるのである。
以上のように、本実施例によれば複数のガラス
ロツド25に自動的かつ連続して刻設しうるの
で、作業性、作業効率の向上が図れるものであ
る。又、圧痕43の刻設時には低速度にて加圧し
うるように設定したので、クラツクの発生を極力
防止して安定的に、即ち正確な寸法、安定した形
状にて圧痕43を刻設しうるものである。
ロツド25に自動的かつ連続して刻設しうるの
で、作業性、作業効率の向上が図れるものであ
る。又、圧痕43の刻設時には低速度にて加圧し
うるように設定したので、クラツクの発生を極力
防止して安定的に、即ち正確な寸法、安定した形
状にて圧痕43を刻設しうるものである。
第2実施例
第6図は、本発明の第2実施例を示す側断面図
である。本実施例は、パルスモータ50を介して
螺杆51を回転駆動自在に構成するとともに、螺
杆51に第1実施例の偏心カム17に相当する追
従子19の作動部材52を螺着させて構成したも
のである。53で示すのは、作動部材52の回動
を規制するとともに昇降ガイドするガイド溝であ
る。その他の構成は、第1図にて示したものと同
一であるので同一部材には同一符号を付してその
説明を省略する。
である。本実施例は、パルスモータ50を介して
螺杆51を回転駆動自在に構成するとともに、螺
杆51に第1実施例の偏心カム17に相当する追
従子19の作動部材52を螺着させて構成したも
のである。53で示すのは、作動部材52の回動
を規制するとともに昇降ガイドするガイド溝であ
る。その他の構成は、第1図にて示したものと同
一であるので同一部材には同一符号を付してその
説明を省略する。
上記構成においても、パルスモータ50を介し
て螺杆51を回転駆動させ、作動部材52を昇降
操作させることにより追従子18を介して押圧杆
11を上下動操作しうるものであり、従つて、第
1実施例と同様な作用効果を奏しうるものであ
る。
て螺杆51を回転駆動させ、作動部材52を昇降
操作させることにより追従子18を介して押圧杆
11を上下動操作しうるものであり、従つて、第
1実施例と同様な作用効果を奏しうるものであ
る。
第3実施例
第7図a〜dは、本発明の第3の実施例を示す
説明図である。本実施例は、ガラスロツド25を
押圧保持する固定杆40を第7図dにて示すごと
く横J字状に形設し、弾機39の付勢力と固定杆
40の短杆部40a端部にてガラスロツド25を
押圧保持しうるように構成したものである。
説明図である。本実施例は、ガラスロツド25を
押圧保持する固定杆40を第7図dにて示すごと
く横J字状に形設し、弾機39の付勢力と固定杆
40の短杆部40a端部にてガラスロツド25を
押圧保持しうるように構成したものである。
上記構成においても、第1実施例の作用、効果
と同一の作用、効果を奏しうるものである。
と同一の作用、効果を奏しうるものである。
[発明の効果]
以上のように、本発明によれば、複数の被刻印
体に連続的に刻印(圧痕)を刻設しうるものであ
り、作業性、作業効率の向上、自動化の促進が図
れるものである。
体に連続的に刻印(圧痕)を刻設しうるものであ
り、作業性、作業効率の向上、自動化の促進が図
れるものである。
第1図、第2図a,b,c、第3図a,b、第
4図、第5図は本発明の第1の実施例を示す説明
図、第6図は本発明の第2の実施例を示す説明
図、第7図a,b,c,dは本発明の第3の実施
例を示す説明図、第8図は従来技術の説明図であ
る。 11……押圧杆、15……モータ、18……追
従子、25……ガラスロツド、26……圧子、3
0,31……X−Yテーブル、32……搬送箱、
37……溝。
4図、第5図は本発明の第1の実施例を示す説明
図、第6図は本発明の第2の実施例を示す説明
図、第7図a,b,c,dは本発明の第3の実施
例を示す説明図、第8図は従来技術の説明図であ
る。 11……押圧杆、15……モータ、18……追
従子、25……ガラスロツド、26……圧子、3
0,31……X−Yテーブル、32……搬送箱、
37……溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ぜい性材料からなるロツド状の被刻印体の外
周面に刻印用圧子を押圧して順次に切断用圧痕を
形成する切断用刻印装置において、 前記被刻印体に接離する上下方向に移動自在で
回転しないように支承され、且つ前記被刻印体側
の下端部に先端が錐状の圧子を備えるとともに上
端部に加圧手段を備えた押圧杆と、 この押圧杆を上下方向に移動操作するように支
持し、前記圧子が被刻印体に接するときに支持を
解除する駆動源と、 前記押圧杆の圧子が被刻印体に刻印する刻印作
業位置を超えて移動したことを検知する検知手段
と、 複数の被刻印体を並列に収納して載置し、被刻
印体の長手方向および長手方向に対して直交する
方向に移動自在な被刻印体支承部と、 この被刻印体支承部を前記被刻印体の長手方向
に移動制御し且つ前記検知手段の検知信号により
前記被刻印体支承部を前記長手方向に対して直交
する方向に移動制御してかつ長手方向の移動方向
を逆転させることにより次順の被刻印体を前記圧
子に対向せしめると共に、この検知手段の検知信
号を2回続けて受けることにより被刻印体の有無
を判断し刻印作業を停止させる制御手段と、を備
えたことを特徴とする切断用刻印装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14092685A JPS624593A (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 刻印装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14092685A JPS624593A (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 刻印装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS624593A JPS624593A (ja) | 1987-01-10 |
JPH0513800B2 true JPH0513800B2 (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=15280025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14092685A Granted JPS624593A (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 刻印装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS624593A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0716152Y2 (ja) * | 1989-06-09 | 1995-04-12 | 株式会社スイケンテクノロジー | 可動式管継手の継手構造 |
JP4873881B2 (ja) * | 2005-05-17 | 2012-02-08 | 株式会社湘南合成樹脂製作所 | 穿孔装置 |
JP2013092395A (ja) * | 2011-10-24 | 2013-05-16 | Mecc Co Ltd | 欠陥検査システム、及びマーキング方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6016377A (ja) * | 1983-07-07 | 1985-01-28 | 株式会社井上ジャパックス研究所 | マ−キング装置 |
-
1985
- 1985-06-27 JP JP14092685A patent/JPS624593A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6016377A (ja) * | 1983-07-07 | 1985-01-28 | 株式会社井上ジャパックス研究所 | マ−キング装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS624593A (ja) | 1987-01-10 |
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