JPH023393Y2 - - Google Patents

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JPH023393Y2
JPH023393Y2 JP1983122159U JP12215983U JPH023393Y2 JP H023393 Y2 JPH023393 Y2 JP H023393Y2 JP 1983122159 U JP1983122159 U JP 1983122159U JP 12215983 U JP12215983 U JP 12215983U JP H023393 Y2 JPH023393 Y2 JP H023393Y2
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cutting
lifting cylinder
lifting
piston rod
cylinder
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JP1983122159U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は切断機に係り、さらに詳細には、例え
ば丸棒のごときワークを切断する切断機に係るも
のである。
長尺の丸棒のごときワークから短い製品を多数
切断する切断機においては、例えば丸鋸刃のごと
き切削工具によつて行なわれている。
上記切削工具を備えたカツテイングヘツドの下
降速度(ワークに対する切削工具の切込速度)は
切削条件によつて設定されるが、切断終了後にお
けるカツテイングヘツドの上昇復帰は可能な限り
高速であることが望ましく、高速で行なわれてい
る。すなわち、従来においては、例えば実公昭53
−45339号公報(以下単に先行例と称す)に示さ
れるように、カツテイングヘツドを昇降せしめる
昇降用油圧シリンダ径を小さくし、油圧を高圧と
してカツテイングヘツドの上昇速度の高速化を図
つているものである。上記カツテイングヘツドの
上昇停止は、昇降用油圧シリンダへの圧油の切換
えを行なう4ポート3位置のソレノイドバルブの
切換え操作によつて行なわれるものであり、この
ソレノイドバルブは、カツテイングヘツドと一体
的に昇降するドグが予め位置設定したリミツトス
イツチを作動することによつて行なわれるもので
ある。
上記構成のごとき従来の装置においては、前記
リミツトスイツチが作動されてから、カツテイン
グヘツドが上昇を停止するまでの上昇距離は比較
的大きなもので、ワークから切削工具が離脱して
僅かに離れた位置においてカツテイングヘツドの
上昇を正確に停止することが中々困難であつた。
また、ソレノイドバルブの切換えによつて油圧回
路が急激に遮断されるため、カツテイングヘツド
の上昇停止時に大きな衝撃が発生するなどの問題
があつた。
本考案は上記のごとき従来の問題に鑑み創作し
たもので、その第1の目的は、前記先行例の改善
を図り、切削工具がワークから僅かに離れた位置
においてカツテイングヘツドの上昇停止及び下降
停止を静かに行ない得る切断機を提供することで
ある。
第2の目的は、カツテイングヘツドの上昇停止
を正確に行なうことのできる切断機を提供するこ
とである。
以下、図面を用いて本考案の一実施例について
詳細な説明を行なう。
切断機1は、箱状の基台3上に装着したバイス
装置5と、バイス装置5に押圧固定された丸棒な
どのごときワークWを切削する例えば丸鋸のごと
き切削工具7を備えたカツテイングヘツド9とよ
りなるものである。
前記バイス装置5は、基台3上に取付けたバイ
スベツド11の上面にV字形状の下バイスジヨー
13を備えており、この下バイスジヨー13の上
方にはワークWを押圧自在の上バイスジヨー15
が上下動自在に設けられている。上記上バイスジ
ヨー15は、バイスベツド11を上下動自在に貫
通した連結杆17の上端部に固定した梁部材19
に取付けてあるものであり、連結杆17は、バイ
スベツド11の下方に設けたバイスシリンダ21
(第2図参照)に連結してある。上記バイスシリ
ンダ21は、そのピストンロツド23をバイスベ
ツド11の下面あるいは基台3等の固定部に固定
してあり、シリンダ本体が上下動するものであ
る。上記構成により、バイスシリンダ21を作動
することによつて、ワークWの固定、解放が行な
われ得るものである。
前記カツテイングヘツド9は、枢軸25を介し
て前記基台3上に揺動自在に支承された揺動機体
27に前記切削工具7を回転自在に装着してなる
ものであり、切削工具7は揺動機体27に装着し
たモータ29によつて回転駆動されるものであ
る。上記モータ29は、前記枢軸25を間にして
切削工具7の反対側に装着してあり、揺動機体2
7が容易に揺動し易いように左右の重量の均衡を
保つてあるものである。上記構成により、切削工
具7を回転駆動した状態において、揺動機体27
を上下方向に揺動してワークWに切削工具7を切
込ませることにより、ワークWの切断が行なわれ
得るものである。
上記カツテイングヘツド9の上下方向への揺動
は、昇降用シリンダ31によつて行なわれるもの
である。昇降用シリンダ31の基部は、基台3の
下部に固定したブラケツト33にヒンジピン35
を介して枢支してあり、この昇降用シリンダ31
の上下動自在のピストンロツド37の先端部は、
前記揺動機体27に固定したブラケツト39にヒ
ンジピン41を介して枢支連結してある。したが
つて、昇降用シリンダ31を適宜に作動すること
により、カツテイングヘツド9は上下方向に揺動
されるものである。
さらに詳細に説明すると、前記ピストンロツド
37の先端部には軸方向の螺子孔43が穿設して
あり、この螺子孔43には、ピストンロツド37
の先端部に位置調節固定自在なギアケース45に
回転のみ自在に支承された螺子杆47が螺合して
ある。上記ギアケース45は前記ヒンジピン41
を支承するもので、このギアケース45には一端
部にハンドル49を備えた回転軸51が回転自在
に支承されている。上記回転軸51の他端部には
ギア53が取付けてあり、このギア53は、前記
螺子杆47の端部に取付けたギア55と噛合して
ある。したがつてハンドル49を適宜に回転する
ことにより、ピストンロツド37に対して螺子杆
47が出入されることとなり、前記カツテイング
ヘツド9の下降限をワークWの大きさ等に応じて
調節できるものである。
なお、前記カツテイングヘツド9を下降限に停
止する際の衝撃を緩和する衝激緩和装置が前記昇
降用シリンダ31に設けてある。すなわち、前記
ピストンロツド37と一体的に設けたピストン5
7の下部には下シリンダキヤツプ59に設けた凹
部59aに係脱自在の突出部57aが形成してあ
る。そして、上記突出部57aが凹部59aに係
合したときに、ピストン57と下シリンダキヤツ
プ59の端面との間でピストン57における突出
部57aの周囲に形成される環状の室の圧油を前
記凹部59aに排出するバイパス孔61が下シリ
ンダキヤツプ59に形成してあり、このバイパス
孔61には絞り調節自在のニードル弁63が設け
られている。なお、上記凹部59aは第1ポート
65aに連通しており、この昇降用シリンダ31
の第2ポート65bは上シリンダキヤツプ67に
設けてある。
上記構成により、第1、第2のポート65a,
65bから圧油の供給、排出を適宜に行なうこと
により昇降用シリンダ31が作動されるものであ
り、ピストン57が下シリンダキヤツプ59に当
接する直前には、前述の環状の室の圧油がバイパ
ス孔61から排出されることにより、衝撃が緩和
されるものである。
前記昇降用シリンダ31における前記ピストン
ロツド37の適宜位置には、ピストンロツド37
と平行に延伸したドグプレート69が一体的に取
付けてあり、このドグプレート69には第1ドグ
71と第2ドグ73とが位置調節自在に固定して
ある。上記第1ドグ71は、昇降用シリンダ31
のピストンロツド37が上昇作動時に、上限を検
知する例えばリミツトスイツチのごとき上限検知
装置75を作動するものであり、第2ドグ73
は、ピストンロツド37の上昇速度を減速せしめ
る流量制御弁77におけるスプール77aを次第
に押込むべく作動するものである。
前記上限検知装置75は、第1ドグ71によつ
て作動されたときに、昇降用シリンダ31の制御
回路に配設したソレノイドバルブ(図示省略)を
切換えて、ピストンロツド37の上昇作動を停止
せしめるべく作用するものである。前記流量制御
弁77は、前記上限検知装置75が第1ドグ71
によつて作動される前に第2ドグ73によつて作
動されるもので、第2ドグ73によつてスプール
77aが次第に押されるに従つて流路を絞り、前
記ピストンロツド37の上昇速度を減速するもの
である。上限検知装置75および流量制御弁77
は、上下方向に揺動可能な昇降アーム79の自由
端付近に装着してあるものである。上記昇降アー
ム79の基部は基台3に枢支してあるもので、比
較的大きな摩擦により任意の位置に静止可能なも
のである。なお、図示を省略するが、前記昇降ア
ーム79は、前記バイスシリンダ21の僅かな上
下作動には連動しないが大きな上下作動に連動し
て上下動するよう構成してあるものであつて、ワ
ークWの大きさに応じて適宜の高さ位置に静止し
ているものである。
以上のごとき構成において、バイス装置5に固
定されたワークWを切断すべく、昇降用シリンダ
31を作動してカツテイングヘツド9を下方向に
回動し、切削工具7によるワークWの切断が終了
すると、昇降用シリンダ31におけるピストンロ
ツド37、ピストン57が最下降して下降を停止
する。この際、前述した衝撃緩和装置の作用によ
り、大きな衝撃を生じることなしに停止するもの
である。
次に、油圧回路のソレノイドバルブを操作する
ことによつてピストンロツド37、カツテイング
ヘツド9等は高速で上昇復帰される。そして、ピ
ストンロツド37と一体的な第2ドグ73が流量
制御弁77を作動すると、油圧回路(昇降用シリ
ンダ31からの排出路)が次第に絞られることと
なり、ピストンロツド37等の上昇速度は次第に
減速される。このように充分に減速された後に第
1ドグ71が上限検知装置75を作動することに
より油圧回路中のソレノイドバルブが切換えら
れ、ピストンロツド37等の上昇が停止される。
すなわち、ピストンロツド37等は減速された後
に停止されるものであるから、停止時に大きな衝
撃を生じるようなことがなく、かつ正確な位置に
停止することとなるものである。
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案の要旨は実用新案登録請求の
範囲に記載のとおりであるから、その記載より明
らかなように、本考案においては、昇降アームに
装着した流量制御弁を、ピストンロツドに装着し
たドグでもつて作動して、ピストンロツドの上昇
速度が減速された後に、上限検知装置がドグによ
つて作動され、昇降用シリンダの上昇作動が停止
されるものであり、停止時に衝撃を生じるような
ことがなく、カツテイングヘツドを正確な位置に
停止できるものである。したがつて、ワークの上
部から切削工具の下部迄の距離を常にほぼ一定に
維持でき、切断開始時のアイドルタイムが短くな
つて作業能率が向上するものである。
また、カツテイングヘツドを上下動する前記昇
降用シリンダには、ピストンロツドの下降端にお
ける衝撃の緩和を調節自在の衝撃緩和装置が設け
てあるので、切削工具がワークの切断を終了して
負荷が除かれて、カツテイングヘツドの下降速度
が急撃に上昇した場合であつても、大きな衝撃を
生じることなしに下降を停止できるものである。
なお、この考案は前述の実施例のみに限るもの
ではなく、適宜の変更を行なうことによりその他
の態様でも実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は切断装置の正面説明図、第2図は主要
な部分の断面説明図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、3……
基台、15……上バイスジヨー、7……切削工
具、9……カツテイングヘツド、31……昇降用
シリンダ、37……ピストンロツド、71,73
……ドグ、79……昇降アーム、75……上限検
知装置、77……流量制御弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台3上に載置されたワークWを上方向から押
    圧固定自在の上バイスジヨー15を上下動自在に
    設けると共にワークWを切削するための切削工具
    7を備えたカツテイングヘツド9を上下動自在に
    設けてなる切断機にして、上記カツテイングヘツ
    ド9を上下動する昇降用シリンダ31におけるピ
    ストンロツド37にドグ71,73を装着して設
    け、前記上バイスジヨー15の上下動に関連して
    上下位置を調節自在の昇降アーム79に、前記昇
    降用シリンダ31の上昇作動を制御する流量制御
    弁77を装着して設けると共に昇降用シリンダ3
    1の上昇作動を停止せしめる上限検知装置75を
    装着して設け、前記昇降用シリンダ31の上昇作
    動時に、前記ドグ71,73によつて流量制御弁
    77が作動されてピストンロツド37の上昇速度
    が減速された後に上限検知装置75が作動されて
    昇降用シリンダ31の上昇作動が停止されるよう
    装置してなり、前記昇降用シリンダ31における
    下シリンダキヤツプ59に、ピストンロツド37
    と一体のピストン57の下部に形成した突出部5
    7aが係脱自在の凹部59aを設けると共に、上
    記凹部59aに突出部57aが係合時にピストン
    57と下シリンダキヤツプ59との間に封入され
    る作動流体を排出するバイパス孔61およびバイ
    パス孔61を絞り調節自在の弁63を設けてなる
    衝撃緩和装置を昇降用シリンダ31に備えてなる
    ことを特徴とする切断機。
JP12215983U 1983-08-08 1983-08-08 切断機 Granted JPS6031923U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12215983U JPS6031923U (ja) 1983-08-08 1983-08-08 切断機

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JP12215983U JPS6031923U (ja) 1983-08-08 1983-08-08 切断機

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Publication Number Publication Date
JPS6031923U JPS6031923U (ja) 1985-03-04
JPH023393Y2 true JPH023393Y2 (ja) 1990-01-26

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JP12215983U Granted JPS6031923U (ja) 1983-08-08 1983-08-08 切断機

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5345339U (ja) * 1976-09-20 1978-04-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5345339U (ja) * 1976-09-20 1978-04-18

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JPS6031923U (ja) 1985-03-04

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