JPH0214912Y2 - - Google Patents

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JPH0214912Y2
JPH0214912Y2 JP19032384U JP19032384U JPH0214912Y2 JP H0214912 Y2 JPH0214912 Y2 JP H0214912Y2 JP 19032384 U JP19032384 U JP 19032384U JP 19032384 U JP19032384 U JP 19032384U JP H0214912 Y2 JPH0214912 Y2 JP H0214912Y2
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JP
Japan
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workpiece
chuck body
grasping
pressure medium
gripping device
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JP19032384U
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JPS61105532U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、マシニングセンタのパレツトチエ
ンジヤやボール盤或はフライス盤等の作業台に取
付け、ワークを把握しながらこのワークを加工す
る為に用いるワーク把握装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のワーク把握装置は、実開昭59−39142号
に開示される如く、チヤツク本体の取付面がベー
ス板と接合する面の1箇所のみであり、しかもこ
れに対応する圧力媒体供給口も一方向のみからし
か供給できないものであつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、多数のチヤツク本体を立体的に配設
して多連に取付ける場合、チヤツク本体後部など
の接合面をベース板形状に合せてその都度製作し
直すのではなく、複雑な組合せが容易に得られる
よう工夫し、従来にない立体的なワーク形状のも
のまでもが確実に把握できるようになすにある。
〔問題点を解決する為の手段〕
本考案は、チヤツク本体の取付面を該チヤツク
本体周辺の2箇所以上に設けると共に夫々の取付
面に対応させて穿設した圧力媒体供給口を複数備
えていることに特徴があり、該供給口のいずれか
をチヤツク本体の取付状態により、選択的に選ん
で圧力媒体の供給を行うものであるから、単体及
び多数を多連となして使用するに対しても簡単に
対処できる汎用性に富んだ優れたものである。
(第1実施例) 第1図は、ワーク把握装置の概念を示す模型で
ある。図において、チヤツク本体11の内部空洞
には、圧力媒体の働きで矢印ア,イ方向に往復動
するピストン12が内蔵されており、このピスト
ン12の往復動が、チヤツク本体11の図示しな
い案内溝に案内されて移動する爪13を矢印ウ,
エ方向へ往復させる機構に構成されている。
この模型は、周知の旋盤用パワーチヤツクと基
本的に同じ構造になされているが、両者の違い
は、チヤツク本体11ワークを把握した状態で回
転するか否かにある。
なお、ワーク把握装置は、係る構造に限定され
るものではなく、例えば爪13の往復動に代え俯
仰動するものであつてもよく、ようするにワーク
の把握を目的とする爪13の作動機能が具備され
ていればよいのである。
次にピストン12を作動させるための圧力媒体
供給について詳述すれば、室14への供給(室1
4からの排出)は、外部口a,b,cのいずれか
から供給(排出)されるのであり、室15からの
排出(室15への供給)は、外部口e,f,gの
いずれかから排出(供給)されるのである。この
際、使用されない外部口は、一時的に盲栓などで
閉塞しておくのである。例えば、外部口aから通
路イを介して室14へ供給する時は、室15から
通路ホ(又はヘ或はト)を介して外部口e(又は
f或はg)に排出され、ピストン12はアの方向
へ移動するのである。
第2図A,Bは、ワーク把握装置21,22,
23,24の4台を立体的に配設した具体例であ
り、A図は平面図をB図は一部を切断した正面図
を示す。
図において、円盤の中心に軸部を有し、外周の
一部に脚部をもつワーク25の把握に用いるワー
ク把握装置の夫々は、ベース板26に対し各々高
低差を設けて、且つチヤツク本体11との接合部
を異にして配設されている。詳細に説明すれば、
ワーク把握装置21は、チヤツク本体11のフラ
ンジ部上面21aとベース板26の座グリ部座面
26aとが接触する接合になされており、ワーク
把握装置22と23は、チヤツク本体11の外筒
面22b,23bとベース板26の筒穴側壁26
bとが接触する接合になされており、ワーク把握
装置24は、チヤツク本体11のフランジ部下面
24cとベース板26の上面26cとが接触する
接合になされているのである。
そして、ブロツク27,28を介して外部から
の圧力媒体の供給を受け、図示しないベース板内
の各通路を通して夫々のワーク把握装置の各室1
4に圧力媒体を供給するのであるが、この際、外
部口は次のように使用される。先ず、ワーク把握
装置21は、外部口bから供給を受けて外部口f
より排出するのであり、ワーク把握装置22と2
3は、外部口aから供給を受けて外部口eより排
出するのであり、ワーク把握装置24は、外部口
cから供給を受けて外部口gより排出するのであ
る。
第3図は、本実施例装置の配管系統図であり、
ロツクバルブ機構31を内蔵するブロツク27に
はワーク把握装置21が、ロツクバルブ機構32
を内蔵するブロツク28にはワーク把握装置2
2,23,24が夫々連通されている。従つて、
ワーク25の装着手順は、次のようになされるの
である。先ず、ワーク25の軸部をワーク把握装
置21が把握してワーク25の芯を出し、続いて
円盤外周の一部をワーク把握装置24が、また円
盤外周の脚部をワーク把握装置22と23の夫々
が各同時に把握し、ワークを確実に保持するので
ある。ワークの離脱手順は、上述の逆操作をす
る。
なお、ロツクバルブ機構31,32を備えてい
れば、圧力媒体の逆流が防止できることから、把
握力を保持した状態のままでも、外部圧力源から
の配管とロツクバルブ機構31,32との接続部
の取付け、取外しが自由となり、ワーク把握装置
の選択的な利用にも非常に便利である。ここで、
パレツトチエンジヤなどに用いるときは、圧力媒
体の温度変化による体積変化に対応させるため、
必要に応じて圧力調整手段をさらに備えると、チ
ヤツク本体の破損防止や把握力の増減変化防止に
著効を奏するのである。
ところで、図示を省いたが、ワーク把握装置1
個であつても、同様なロツクバルブ機構や圧力調
整手段を、且つチヤツク本体に直接設けることも
ある。
(第2実施例) 第4図A,Bは、矩形板に軸部をもつワーク4
1を把握する場合のワーク把握装置42,43の
配設状態を示し、A図は平面図、B図は、一部を
切断した正面図である。
図において、ワーク把握装置42は、矩形板の
軸部を3個の爪で把握し、ワーク把握装置43
は、板部の片端部を2個の爪で挾持して把握する
のであり、ベース板44への配設は、ワーク把握
装置42が前例のワーク把握装置21の如く、ま
たワーク把握装置43が前例のワーク把握装置2
4の如くなした接触状態で各々接合されるのであ
り、更に外部からの圧力媒体の供給についても前
例と全く同様である。
(第3実施例) 第5図A,Bは、矩形板のワーク51を把握す
る場合のワーク把握装置52,53の配設状態を
示し、A図は平面図、B図は正面図である。
図において、ワーク51は、1個の爪からなる
ワーク把握装置52と53との夫々の間に挟ま
れ、両者の押圧力によつて挾持把握されるのであ
るが、図示しない俯仰動する爪を用いてワーク5
1の夫々の片端部を各々挾むようになしてもよ
い。
なお、ベース板54への配設及び外部からの圧
力媒体の供給は、第1実施例のワーク把握装置2
4と全く同様に実施されるのである。
第6図は、第2実施例及び第3実施例装置の配
管系統図であり、両実施例の配管系統は全く同じ
である。
図において、ロツクバルブ機構61を内蔵する
ブロツク63にはワーク把握装置42又は52
が、ロツクバルブ機構62を内蔵するブロツク6
4にはワーク把握装置43又は53が夫々接続さ
れている。
なお、第3実施例は、ブロツク63のみに構成
して、ワーク把握装置52と53を個別に操作せ
ず、同時に操作することでワークの着脱作業を行
うようになしてもよい。
以上の実施例において、その詳細説明を省いた
が、ワーク把握装置へ供給する外部からの圧力媒
体は、配管を介してブロツクよりチヤツク本体へ
供給するものであつても、またはベース板に通路
を形成せしめ、該通路を介して供給するものであ
つてもよいのであり、工作上の都合で決めればよ
い。
〔考案の効果〕
この考案は、ワーク把握装置を単体で使用する
ことも、多数を組合せて使用することも自在にで
きることから、ワークが複数な形状であつても適
宜組合せて対応できる点で優れており、且つ圧力
媒体供給のための外部口が、チヤツク本体の複雑
箇所に穿設されていて、記の適宜組合せをさらに
容易とする著効を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ワーク把握装置の模型であり、第2
図と第4図及び第5図は、該ワーク把握装置の複
数を適宜組合せて使用する場合の実施例である。
第3図と第6図は、圧力媒体の配管系統図であ
る。 11……チヤツク本体、12……ピストン、1
3……爪、14,15……室、25,41,51
……ワーク、26,44,54……ベース板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チヤツク本体にピストンを内蔵し、該ピストン
    の作動による爪の移動でワークを把握する装置に
    おいて、チヤツク本体外部周辺を利用して、取付
    面を2箇所以上設けると共に、夫々の取付面に対
    応させて穿設した圧力媒体供給のための外部口の
    複数を備えてなり、且つ該外部口をチヤツク本体
    の取付方により選択的に選んで取付基台に配設す
    るように構成されるワーク把握装置。
JP19032384U 1984-12-15 1984-12-15 Expired JPH0214912Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19032384U JPH0214912Y2 (ja) 1984-12-15 1984-12-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19032384U JPH0214912Y2 (ja) 1984-12-15 1984-12-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61105532U JPS61105532U (ja) 1986-07-04
JPH0214912Y2 true JPH0214912Y2 (ja) 1990-04-23

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ID=30747776

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JP19032384U Expired JPH0214912Y2 (ja) 1984-12-15 1984-12-15

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JPS61105532U (ja) 1986-07-04

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