JPH0732305A - Ncルータの吸着テーブル装置 - Google Patents

Ncルータの吸着テーブル装置

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Publication number
JPH0732305A
JPH0732305A JP19913893A JP19913893A JPH0732305A JP H0732305 A JPH0732305 A JP H0732305A JP 19913893 A JP19913893 A JP 19913893A JP 19913893 A JP19913893 A JP 19913893A JP H0732305 A JPH0732305 A JP H0732305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
suction
waste
exhaust device
suction table
Prior art date
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Pending
Application number
JP19913893A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinkichi Suzuki
伸吉 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heian Corp
Original Assignee
Heian Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Heian Corp filed Critical Heian Corp
Priority to JP19913893A priority Critical patent/JPH0732305A/ja
Publication of JPH0732305A publication Critical patent/JPH0732305A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 捨板を用いた加工板の吸着、位置決めを容易
にする。 【構成】 吸着テーブル16を分割し、捨板吸着室17
a、17bはそれぞれ電磁弁20及び21を介して捨板
用排気装置22に接続し、加工板吸着室18a〜18c
はそれぞれ電磁弁23、24、25を介して加工板用排
気装置26に接続する。 【効果】 捨板は捨板用排気装置で捨板のみが吸着され
るので、加工板を吸着するための吸着孔から排気が漏れ
ない。又、一方の排気装置が停止したときに、他方の排
気装置で吸着動作を補うことがき、又、加工板がずれて
空気が漏れたときでも捨板のずれる恐れがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸着テーブルに設けた
捨板吸着室と加工板吸着室に別の排気装置を接続したN
Cルータの吸着テーブル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は本発明を実施するNCルータの正
面図、図4は図3のNCルータの平面図、図5は図3の
NCルータの側面図で、支持台1にレール2が装着さ
れ、このレール2にヘッド構造体3が図3の左右に移動
するように支持されている。
【0003】又、ヘッド構造体3に複数のヘッド4(図
では4個)が装着され、これらのヘッド4にそれぞれモ
ータが装着され、又、モータの回転軸にはドリルやカッ
ター等の工具が装着されている。
【0004】又、ヘッド4の側部に工具交換装置5及び
工具マガジン6が装着され、この工具マガジン6に多数
の工具7が装着されている。
【0005】さらに、ヘッド4の下部の支持台1にレー
ル8が装着され、このレール8上を吸着テーブル9がヘ
ッド4の前後に移動するように装着されている。
【0006】又、ヘッド4の上部にダクト10が装着さ
れ、このダクト10にシリンダ11で開閉される弁(図
示せず)が設けられ、さらに、ダクト10にホース(図
示せず)が連結され、このホースの下端はヘッド4の下
部の近傍に設けられ、テーブル9上の切り屑やごみを吸
い取るように構成されている。
【0007】このように構成されたNCルータに置い
て、吸着テーブル9は、図6に示すように、内部は空洞
で、この吸着テーブル9の上部には多数の吸着孔12a
を設けた強化木板からなるコンプライト12が装着さ
れ、又、吸着テーブル9に接続された配管13に電磁弁
14が接続され、配管13は排気装置15に接続されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、吸着テーブル
1の上に捨板を載置し、さらに、捨板の上に加工板を載
置して加工板に加工を施すが、上記のように構成された
従来の吸着テーブル装置では、常に吸着テーブル9の大
きさの捨板を吸着テーブル9の上に載置しなければなら
ず、又、捨板には加工板を位置決め吸着するための吸着
孔が設けられているが、捨板を位置決めしている間にも
加工板の吸着孔から空気が吸われるため、吸着ロスが非
常に大きく、捨板を確実に吸着テーブル9上に固定でき
ないという問題があつた。
【0004】又、吸着テーブル9上で固定されている加
工板の加工が終了すると、電磁弁14を切って吸着を解
除し、加工された加工板を取り出すが、電磁弁14を切
ると、捨板の吸着も解除され、吸着テーブル9と捨板の
間に隙間が生じ、その隙間に切粉が入ったり、捨板が動
いたりして、均一な製品を得ることができないという問
題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヘッド構造体
にドリルやカッター等の工具を回転軸に装着した主軸モ
ータを設けた1つ又は複数のヘッドを装着し、前記ヘッ
ド構造体及び吸着テーブルをレール上で移動して、前記
吸着テーブル上に位置決めされた加工板を加工するよう
にしたNCルータにおいて、前記吸着テーブルの周囲に
1つ又は複数の捨板を吸着する捨板吸着室を設け、該捨
板吸着室に電磁弁を介して捨板用排気装置に接続すると
ともに、前記捨板吸着室の内側に1つ又は複数の加工板
吸着室を設け、該加工板吸着室に電磁弁を介して加工板
用排気装置を接続したものである。
【0006】
【作用】本発明では、捨板板が吸着テーブル上に載置さ
れると、捨板の大きさに応じて捨板吸着室に接続された
電磁弁が開かれ、動作している捨板用排気装置に接続さ
れて捨板が吸着される。
【0007】そして、捨板の上に加工板が載置され、こ
の加工板が載置された加工板吸着室に接続された電磁弁
が開かれて動作している加工板用排気装置に接続される
と、捨板の上の加工板が吸着され、その後、NCルータ
で加工板が加工される。
【0008】
【実施例】
【0009】図1は本発明の実施例の吸着テーブル装置
の上面断面図、図2は図1の吸着テーブル装置の側面断
面図で、吸着テーブル16は周囲に捨板吸着室17a、
17bが設けられ、又、捨板吸着室17a、17bの内
側に加工板吸着室18a、18b、18cが設けられ、
捨板吸着室17a、17b及び加工板吸着室18a、1
8b、18cの上に強化板からなるコンプライト19が
機密に固着され、コンプライト19に吸着孔19aが多
数設けられている。
【0010】又、捨板吸着室17a、17bは電磁弁2
0、21を介して捨板用排気装置22に接続され、加工
板吸着室18a、18b、18cはそれぞれ電磁弁2
3、24、25を介して加工板用排気装置26に接続さ
れている。
【0011】このように構成された本実施例の吸着テー
ブル装置では、まず、加工板の大きさに応じた吸着孔を
持つ捨板が吸着テーブル16のコンプライト19の上に
載置されると、電磁弁20又は21のいずれか及び両方
が開き、作動している捨板用排気装置22に接続される
ことにより捨板がコンプライト19と接する面の吸着孔
19aによって吸着される。
【0012】この場合、加工板が小さければ、吸着テー
ブル16の半分の大きさの捨板を使用すれば、電磁弁2
0又は21のいずれかを開くことにより捨板は吸着テー
ブル16の半分の位置に載置されて吸着される。
【0013】又、捨板が吸着テーブル16の全体の大き
さがある場合、電磁弁20、21を開くことによって捨
板を吸着テーブル16のコンプライト19の上に位置決
めすることができる。
【0014】そして、捨板に開けられた吸着孔の位置に
よって、電磁弁23、24、25のいずれか又は全てが
開き、作動している加工板用排気装置26に接続するこ
とにより加工板吸着室18a〜18cのいずれか又は全
体の上の捨板上に加工板が載置されて吸着される。
【0018】本実施例では、このように吸着テーブル1
6を捨板を吸着する捨板吸着室17a、17bと加工板
が吸着される加工板吸着室18a〜18cとに分割する
ことにより、捨板が位置決めされている間に加工板を吸
着する吸着孔からの吸着ロスを無くすことができ、又、
捨板を吸着テーブル16上に位置決めした後、加工板を
捨板の上に確実に位置決めすることができる。
【0019】又、捨板用排気装置22と加工板用排気装
置26が同一の場合は、加工板が加工中にずれた場合、
加工板吸着室18a〜18cの空気が漏れると、加工板
吸着室18a〜18cに接続されている排気装置の空気
も漏れ、捨板吸着室17a、17bの空気が漏れて捨板
がずれてしまうが、本実施例では、排気装置を別にして
いるので、加工板がずれても捨板がずれることがない。
【0020】又、捨板吸着室17a、17bに捨板用排
気装置22を接続し、加工板吸着室18a〜18cに加
工板用排気装置26を接続することにより、NCルータ
で加工板を加工している時に捨板用排気装置22が停止
した場合は、加工板用排気装置26が動作しているの
で、加工板によって捨板も吸着され、NCルータの加工
で加工板がずれたりすることがなく、又、加工板用排気
装置22が停止した場合は、捨板はずれないので、加工
板だけ位置決めし直せばよい。
【0021】なお、上記実施例の説明では、捨板吸着室
を2つに分割し、加工板吸着室を3つに分割したが、吸
着テーブル16に捨板吸着室と加工板吸着室を1つ又は
それ以上設けることができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明のNCルータ
の吸着テーブル装置は、捨板を吸着する捨板吸着室と加
工板を吸着する加工板吸着室とを別に設け、捨板吸着室
と加工板吸着室をそれぞれ電磁弁を介して別の排気装置
に接続することにより、吸着テーブル上に捨板を確実に
位置決めし、捨板の上に加工板を確実に位置決めして、
加工板が加工中にずれて空気が漏れた場合、排気装置が
捨板用と別にしてあるので、捨板の機密も漏れず、捨板
がずれることがなく、排気装置が停止した場合にも、加
工に支障がないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の吸着テーブルの上面断面図
である。
【図2】図1の吸着テーブルの側面断面図である。
【図3】本発明を実施するNCルータの正面図である。
【図4】図3のNCルータの平面図である。
【図5】図3のNCルータの側面図である。
【図6】図3の吸着テーブルの側面断面図である。
【符号の説明】
16 吸着テーブル 17a、17b 捨板吸着室 18a〜18c 加工板吸着室 19 コンプライト 19a 吸着孔 20、21 電磁弁 22 捨板用排気装置 23〜25 電磁弁 26 加工板用排気装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド構造体にドリルやカッター等の工
    具を回転軸に装着した主軸モータを設けた1つ又は複数
    のヘッドを装着し、前記ヘッド構造体及び吸着テーブル
    をレール上で移動して、前記吸着テーブル上に位置決め
    された加工板を加工するようにしたNCルータにおい
    て、前記吸着テーブルの周囲に1つ又は複数の捨板を吸
    着する捨板吸着室を設け、該捨板吸着室に電磁弁を介し
    て捨板用排気装置に接続するとともに、前記捨板吸着室
    の内側に1つ又は複数の加工板吸着室を設け、該加工板
    吸着室に電磁弁を介して加工板用排気装置を接続したこ
    とを特徴とするNCルータの吸着テーブル装置。
JP19913893A 1993-07-16 1993-07-16 Ncルータの吸着テーブル装置 Pending JPH0732305A (ja)

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JPH0732305A true JPH0732305A (ja) 1995-02-03

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