JP2552261Y2 - Ncルータの集塵装置 - Google Patents

Ncルータの集塵装置

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JP2552261Y2
JP2552261Y2 JP1992064020U JP6402092U JP2552261Y2 JP 2552261 Y2 JP2552261 Y2 JP 2552261Y2 JP 1992064020 U JP1992064020 U JP 1992064020U JP 6402092 U JP6402092 U JP 6402092U JP 2552261 Y2 JP2552261 Y2 JP 2552261Y2
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JP
Japan
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suction table
suction
dust
router
plate
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JP1992064020U
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JPH0744309U (ja
Inventor
伸吉 鈴木
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株式会社平安コーポレーション
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、吸着テーブルに載置さ
れた木材加工板の加工時に散在する吸着テーブル又は捨
板上の切粉を吸着除去するようにしたNCルータの集塵
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】NCルータで木材加工板を加工する場合
は、まず、捨板を吸着テーブル上に載置して位置決めし
た後、この捨板の上に木材加工板を位置決めして本材加
工板を加工する。
【0003】この木材加工板を加工する時、吸着テーブ
ル又は捨板上に切粉が散在するが、この切粉はヘッドに
設けた集塵装置で集塵するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、切粉は
ヘッド近傍にだけ散在するものではなく、広くテーブル
上に散在するため、次の捨板吸着テーブル上に位置決め
する場合や、木材加工板を捨板上に位置決めする場合
に、切粉がテーブルや捨板の吸着孔に詰まり、木材加工
板の位置決めができないことがあり、又、切粉によって
テーブルと捨板又は捨板と木材加工板の間に隙間がで
き、捨板及び木材加工板の位置決めができない場合があ
るという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、支持台に装着
したレールに沿って移動されるヘッド構造体にドリルや
カッター等の工具を回転軸に装着した主軸モータを設け
た1つ又は複数のヘッドを装着し、前記支持台に前記レ
ールと直交方向に装着したレール上を吸着テーブルを移
動して、前記吸着テーブル上の捨板上に位置決めされた
木材加工板を加工するようにしたNCルータにおいて、
前記ヘッド構造体の近傍において、記支持台に下端部
が固着され、かつ前記吸着テーブルを跨ぐように構成し
た支持枠と、該支持枠に支持されたシリンダと、集塵装
置に連結され、かつ前記シリンダによって支持された
塵ダクトと、該集塵ダクトの下端部に装着され、かつ前
記吸着テーブル上で前記吸着テーブルを横切る方向に全
面に装着された吸い込み口とを設けてなり、前記シリン
ダを駆動して、前記吸着テーブル上、前記捨板上又は前
記木材加工板上に前記集塵ダクトの吸着口を下げ、前記
吸着テーブルを移動して集塵するものである。
【0006】
【作用】本考案では、捨板又は木材加工板が吸着テーブ
ル上に載置される前に吸着テーブルが移動して、テーブ
ル上を集塵装置の吸着口が通過し、テーブル上のごみを
集塵する。
【0007】そして、吸着テーブル上に捨板が載せら
れ、さらに捨板の上に木材加工板が位置決めされ、木材
加工板が加工され、そして、加工が終了すると、吸着テ
ーブルが移動し、集塵装置が作動して、加工により散在
した切粉を集塵ダクトの吸い込み口より吸い込んで、切
粉を除去する。
【0008】集塵が終了すると、加工された木材加工板
は搬出されている間に、吸着テーブルが移動して捨板上
の切粉をさらよ除去し、終了すると、木材加工板が捨板
の上に位置決めされて、次の加工が順次行われる。
【0009】
【実施例】図1、図2及び図3は本考案の実施例のNC
ルータの正面図、平面図及び側面図で、支持台1にレー
ル2が装着され、このレール2にヘッド構造体3が図1
の左右に移動するように支持されている。
【0010】又、ヘッド構造体3にヘッド4が装着さ
れ、このヘッド4にそれぞれモータが装着され、又、モ
ータの回転軸にはドリルやカッター等の工具が装着され
るように構成されている。
【0011】又、ヘッド4の側部に工具交換装置5及び
工具マガジン6が装着され、この工具マガジン6に多数
の工具7が装着され、ヘッド4の両側に安全フェンス1
0が装着されている。
【0012】さらに、ヘッド4の下部の支持台1にレー
ル8が装着され、このレール8上を吸着テーブル9がヘ
ッド4の前後に移動するように装着されている。
【0013】又、吸着テーブル9の2隅に、吸着テーブ
ル9と離して支持台1に定規ストッパ11、12が装着
され、この定規ストッパ11、12によって、吸着テー
ブル9の上に載置された捨板13及び木材加工板14が
位置決めされる。
【0014】又、ヘッド4の上部にダクト15が装着さ
れ、このダクト15にシリンダ16で開閉される弁(図
示せず)が設けられ、さらに、ダクト15にホース(図
示せず)が連結され、このホースの下端はヘッド4の下
部の近傍に設けられ、吸着テーブル9上の切粉やごみを
吸い取るように構成されている。
【0015】又、図2、図3及び図4に示すように、ヘ
ッド4の前方にコ字状の支持枠17は吸着テーブル9を
跨ぐように構成されて、支持枠17の下端部が支持台1
に固着され、図2に示すように支持枠17に支持部1
8、19が固着され、支持枠17の上部にシリンダ2
0、21を備えた集塵ダクト支持部23が固着され、こ
の集塵ダクト支持部23の両側の支持部18、19の間
に集塵ダクト24が支持され、この集塵ダクト24の下
端の吸い込み口にブラシ25が装着されている。
【0016】このように構成された本実施例の押え集塵
装置では、まず、集塵ダクト支持部23のシリンダ2
0、21が動作して、集塵ダクト24の集塵口を、吸着
テーブル9に対して高さが調節され、テーブル9が移動
して集塵ダクト24に連結された集塵装置が動作した
後、吸着テーブル9が元に戻り、捨板13を載せる前に
吸着テーブル9上のごみを除去する。
【0017】次に、図1に示すように、木材加工板14
の大きさに応じた吸着孔を持つ捨板13が吸着テーブル
9の上に載置されると定規ストッパ11、12に押し当
てて位置決めされ、吸着テーブル9に吸着される。
【0018】そして、捨板13が吸着された後、その上
に木材加工板14が載置され、定規ストッパ11、12
に押し当てて位置決めされ、捨板13の上に木材加工板
14を吸着させる。
【0019】このようにして捨板13が吸着テーブル9
上に載置され、さらに、捨板13の上に木材加工板14
が位置決めされた後、ヘッド4により木材加工板14が
加工される。
【0020】そして、木材加工板14の加工が終了する
と、集塵ダクト支持部23のシリンダ20、21が動作
して、集塵ダクト24の集塵口を下降し、吸着テーブル
9が移動して集塵装置が動作し、木材加工板14及び捨
板13の上のごみが除去され、吸着テーブル9が元に戻
る。
【0021】次に、木材加工板14が搬出されている間
に、吸着テーブル9が集塵ダクト24の吸い込み口のブ
ラシ25の部分を通過し、吸着テーブル9及び捨板13
上に散在している切粉を吸着した後、次の木材加工板1
4が捨板13の上に載せられて位置決めされ、加工され
る。
【0022】このように、木材加工板14を加工してい
る時に発生する切粉はヘッド4に設けた集塵ホースによ
り集塵するが、それ以外に吸着テーブル9上に広がった
切粉等は支持枠17に設けた集塵ダクト24により集塵
することができるので、木材加工板14の加工が終って
次の木材加工板に取り替えたとき、切粉が捨板13の吸
着孔に詰まったり、捨板13と木材加工板14の間に切
粉が挟まって吸着空気が漏れるようなことがないという
利点がある。
【0023】又、上記実施例の説明では、木材加工板1
4を加工するヘッド4を1つ設けた例を説明したが、複
数のヘッドを設けたNCルータでもよいし、さらに、捨
板13の上に木材加工板14を載置して木材加工板14
を加工する例を示したが、吸着テーブル9の上に直接木
材加工板14を載置するようにしてもよいし、又、集塵
ダクト24の吸い込み口にブラシ25を取り付けた例を
示したが、ブラシ25を取り付けなくても切粉を除去す
ることができる。
【0024】
【考案の効果】以上説明したように本考案のNCルータ
の押え集塵装置は、捨板や木材加工板に反りが入ってい
る場合に、それらの反りをなくしながら吸着テーブルに
吸着させることができるので、作業能率を向上させるこ
とができ、さらに、吸着テーブル、捨板及び木材加工板
に散っている切粉等を吸着テーブルを移動することによ
り集塵ダクトで集塵することができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例のNCルータの正面図であ
る。
【図2】図1のNCルータの平面図である。
【図3】図1のNCルータの側面図である。
【図4】押え集塵装置の平面図である。
【符号の説明】
9 吸着テーブル 11、12 定規ストッパ 13 捨板 14 木材加工板 17 コ字状の支持枠 18、19 支持部 20、21 シリンダ 23 集塵ダクト支持部 24 集塵ダクト 25 ブラシ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持台に装着したレールに沿って移動さ
    れるヘッド構造体にドリルやカッター等の工具を回転軸
    に装着した主軸モータを設けた1つ又は複数のヘッドを
    装着し、前記支持台に前記レールと直交方向に装着した
    レール上を吸着テーブルを移動して、前記吸着テーブル
    上の捨板上に位置決めされた木材加工板を加工するよう
    にしたNCルータにおいて、前記ヘッド構造体の近傍に
    おいて、記支持台に下端部が固着され、かつ前記吸着
    テーブルを跨ぐように構成した支持枠と、該支持枠に
    持されたシリンダと、集塵装置に連結され、かつ前記シ
    リンダによって支持された集塵ダクトと、該集塵ダクト
    の下端部に装着され、かつ前記吸着テーブル上で前記吸
    着テーブルを横切る方向に全面に装着された吸い込み口
    とを設けてなり、前記シリンダを駆動して、前記吸着テ
    ーブル上、前記捨板上又は前記木材加工板上に前記集塵
    ダクトの吸着口を下げ、前記吸着テーブルを移動して集
    塵することを特徴とするNCルータの集塵装置。
JP1992064020U 1992-08-20 1992-08-20 Ncルータの集塵装置 Expired - Lifetime JP2552261Y2 (ja)

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JPH0744309U JPH0744309U (ja) 1995-11-14
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58100266A (ja) * 1981-12-09 1983-06-14 Pioneer Electronic Corp デイスクロ−デイング装置
JPH03169501A (ja) * 1989-11-28 1991-07-23 Shinko Kogyo Co Ltd 数値制御ルータ機などの主軸ヘッド装置

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JPH0744309U (ja) 1995-11-14

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