JPS6144756Y2 - - Google Patents

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JPS6144756Y2
JPS6144756Y2 JP962783U JP962783U JPS6144756Y2 JP S6144756 Y2 JPS6144756 Y2 JP S6144756Y2 JP 962783 U JP962783 U JP 962783U JP 962783 U JP962783 U JP 962783U JP S6144756 Y2 JPS6144756 Y2 JP S6144756Y2
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JP
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air
main body
cleaning
air conduit
insertion hole
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JP962783U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は工作機械における工具挿入孔のエア清
掃装置に関する。
従来工作機械において複数系統のエアブローを
各清掃部位に供給する場合、エアブローの供給及
び停止作動を各系統ごとに独立して行なうため
に、各系統ごとに電磁切換弁を設けていた。従つ
てエアによる清掃装置の構造が複雑となり、また
電気的故障を避けられないものであつた。
本考案は上記の事情に鑑みなされたもので、そ
の目的は簡単な構造で確実に作動する故障の少な
い工作機械における工具挿入孔のエア清掃装置を
提供することにある。
以下本考案を実施例の図面に基づき説明をす
る。この実施例は本考案に係るエア清掃装置を五
面加工機の主軸ヘツドに適用したものである。第
1図は主軸ヘツドの縦断面図、第2図は主軸ヘツ
ドの各清掃部位に対するエア清掃の系統図であ
る。まず主軸ヘツドの構造について簡単に説明を
すると、主軸ヘツドの本体1をシリンダボデイと
する筒状のピストン2の端部にはプレート3を介
して旋回ヘツド4が固着される。該プレート3に
設けた歯部3aと、本体1の端部に固着されたプ
レート5の歯部5aとが噛合してヘツド4は本体
1に対して所定位置に割出しが可能な構造となつ
ている。6は本体1に取付けられてOリングを装
着した防塵カバーである。旋回ヘツド4及びプレ
ート3には立主軸7が回転自在に軸支され、図示
しない駆動源により歯車8,9,10を介して回
転駆動される。該立主軸7の工具挿入孔7aに
は、ATC(自動工具交換装置)により工具マガ
ジン内の任意の工具T、又は立主軸7の不使用時
の汚染防止用キヤツプが装着可能となつている。
また旋回ヘツド4には横主軸11が前記立主軸7
の軸心に直交する軸心まわりに回転自在に軸支さ
れ、駆動源により前記歯車8を介して回転駆動さ
れる。該横主軸11の工具挿入孔11aには、立
主軸7と同様に前記ATCにより工具T又は横主
軸11の不使用時の汚染防止用キヤツプを装着可
能にしてある。横主軸11は次の作動により立主
軸7に直交する面内で割出し可能である。次に本
体1に設けた浮上用ポート1aに作動油を供給し
て旋回ヘツド4を本体1に対し離隔移動せしめ、
歯部3aと歯部5aの噛合が解離した状態で、旋
回ヘツド4を立主軸7に直交する面内で旋回駆動
装置(図示省略)により所望角度回転せしめる。
次に本体1に設けた固定用ポート1bに作動油を
供給して旋回ヘツド4を本体1に対し接近移動せ
しめ、歯部3a,5aを噛合させると、横主軸1
1は所望角度に割出し固定される。立主軸7とこ
の様に割出された横主軸11とを所定の順に使用
してワークの五面加工を行なう。
以上に説明した構造に係る主軸ヘツドに於い
て、立主軸7の工具挿入孔7aと、横主軸11の
工具挿入孔11aと、歯車3a,5aとの3部位
が共通のエア供給源12から供給される清掃用エ
アのエアブローにより清掃される。各主軸7,1
1の工具挿入孔7a,11aは、ATCにより工
具交換される際、該工具挿入孔7a,11aから
工具Tが抜き出された時にエア清掃される。また
歯部3a,5aは、横主軸11の割出し作動の
際、旋回ヘツド4が本体1に対し離隔移動して歯
部3a,5aの噛合が解離した時にエア清掃され
る。立主軸7の工具交換と、横主軸11の工具交
換と、横主軸11の割出し作動は互いに同一時期
に行なわれることはないから、立主軸7の工具挿
入孔7aと、横主軸11の工具挿入孔11aと、
歯部3a,5aとは以下に説明する構造によりシ
ーケンシヤルなエア清掃が可能である。
この実施例において本考案は上記3部位のうち
横主軸11の工具挿入孔11aと、歯部3a,5
aに対するエア清掃に適用されているが、上記3
部位はエア供給源12を共通にし且つシーケンシ
ヤルにエア清掃されるから、3部位に対するエア
清掃のための構造について順次説明をするものと
する。
エア供給源12から導出されたエア管路13に
はリリーフ弁14及び切換弁15が介装される。
該エア管路13はエア管路16,17に分岐す
る。一方のエア管路16は、前記立主軸7に装着
した工具Tの緊締棒18を作動するシリンダのシ
リンダボデイ19と、ピストンロツド20と、該
緊締棒18に夫々設けたエア管路19a,20
a,18aを経て立主軸7の工具挿入孔7aに接
続される。該エア管路20aはピストンロツド2
0が前進移動をすることにより緊締棒18を皿ば
ね21の付勢力に抗し押し出して工具Tを解散す
るときにエア管路19a,18aと連通する。
前記エア管路17は本考案における清掃部位と
して歯部3a,5aと、横主軸11の工具挿入孔
11aを清掃するためのものである。而して主軸
ヘツドの本体1及びプレート5が本考案における
第1部材をなし、またピストン2、プレート3及
び旋回ヘツド4が第2部材をなす。前記本体1に
はエア管路17が接続された第1のエア管路1c
が設けられる。該エア管路1cの流出口1dはピ
ストン2に間隔をおいて対向する位置に開口す
る。該ピストン2にはエア管路1cの流出口1d
に対向する位置に孔2aが穿設され、該孔2aに
ゴム等弾性材製のエア管路22が固着される。該
エア管路22の先端は、旋回ヘツド4が本体1に
対し接近移動をした場合に於けるエア管路1cの
前記流出口1dとピストン2との間隔よりもやや
大きく、且つ旋回ヘツド4が本体1に対し離隔移
動をした場合に於けるエア管路1cの流出口1d
とピストン2との間隔よりも小さい寸法だけピス
トン2からエア管路1cの流出口1dに向けて突
出している。尚弾性のエア管路22は、旋回ヘツ
ド4の全ての割り出し位置に於いてエア管路1c
の流出口1dに対向する如くピストン2の円周上
に多数配設することができる。
各エア管路22に連通するように設けられたプ
レート3のエア管路3bは、旋回ヘツド4に設け
られたエア管路4aを経た後、立主軸7について
前記したものと同様の構造により第2図に示す如
く、横主軸11に装着した工具Tの緊締棒23を
作動するシリンダのシリンダボデイ24と、ピス
トンロツド25と、該緊締棒23に夫々設けたエ
ア管路24a,25a,23aを経て横主軸11
に工具挿入孔11aに接続される。該エア管路2
5aはピストンロツド25が前進移動として緊締
棒23を皿ばねの付勢力に抗して押し出し工具T
を解放するときにエア管路24a,23aと連通
する。これらエア管路3b,4a,24a,25
a,23aが本考案における第2のエア管路をな
す。
次にこの実施例に示したエア清掃装置の作用に
ついて説明する。五面加工機による加工作業中立
主軸7に於ける工具交換時には、ピストンロツド
20が前進移動をするのでエア管路20aがエア
管路19a及び18aと連通する。従つてエア供
給源12からエア管路13,16,19aに供給
されたエアはエア管路20a,18aを経て工具
挿入孔7aにエアブローとして吹き付けられ、工
具挿入孔7aが切屑やクーラント等に汚染される
ことを防止する。立主軸7において工具交換をし
ない場合はエア管路19aがエア管路20aとの
連通を遮断されるから、工具挿入孔7aにエアが
供給されない。
横主軸11の割出し時にはピストン2が本体1
から離隔移動をするので、エア管路1cの流出口
1dと弾性エア管路22とが離隔する。従つてエ
ア供給源12からエア管路13,17,1cに供
給されたエアはプレート3,5間の空隙を通つて
歯部3a,5aにエアブローとして吹き付けられ
る。このエアブローと前記防塵カバー6とが共同
して歯部3a,5aの汚染を防止する。横主軸1
1において割出し作業をしない場合はエア管路1
cの流出口1dが弾性エア管路22により被蓋さ
れるから、歯部3a,5aにエアが供給されな
い。この場合エア管路1c,22が相互に連通す
るから、エアがエア管路3b,4a,24aに供
給される。従つて横主軸11に於ける工具交換時
には立主軸7について上記に設明したのと同様の
作用により工具挿入孔11aにエアブローが吹き
付けられて該孔11aの汚染が防止され、工具交
換をしない場合は工具挿入孔11aにエアが供給
されない。
本考案は以上の説明から明らかなように共通の
エア供給源から複数系統のエアブローを1個の切
換弁でシーケンシヤルに供給することができる。
本考案における清掃部位としての歯部3a,5a
と、横主軸の工具挿入孔11aとのエアの切換え
は、本体1等に対し旋回ヘツド4等が接近又は離
隔移動するのに伴ない、第1のエア管路1cが弾
性エア管路22に連通し又は解離するメカニカル
動作によるものであるから、簡単な構成で作動が
確実であり、故障が少なく、しかもこの切換えの
ための格別の操作乃至指令を必要としない。時に
本体1と旋回ヘツド4との離隔時に弾性エア管路
の先端部と第1のエア管路の流出口との間の離隔
移動は旋回ヘツド4の移動量よりも小さいから、
旋回ヘツド4が本体1に対して割出し動作で旋回
するときは弾性エア管路は本体に接触することは
ない。又、旋回ヘツド4の本体1に対する接近時
に第1のエア管路に衝接した弾性エア管路には、
上記離隔距離と旋回ヘツド4の移動量との差に相
当する圧縮代が作用する。従つて第1のエア管路
と弾性エア管路との連通が確実である。
なお本考案は実施例に示された構成に限定され
るものではなく、請求の範囲に記載された本考案
の技術思想を逸脱しない範囲内での変更は予期さ
れるところである。実施例において弾性エア管路
は第2のエア管路としてのエア管路3bの流入口
から第1のエア管路1cの流出口に向けて突設さ
れたものとして示したが、逆に弾性エア管路を第
1のエア管路1cの流出口に設けて、弾性エア管
路とエア管路3bの流入口との間に所定の間隔を
あけるようにすることも可能である。また弾性エ
ア管路としては図示のものに限らず、第1又は第
2のエア管路との連通時に第1又は第2のエア管
路に弾性的に衝接しながらエアを流通せしめる構
造であればよく、例えばベローズ構造をとること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を表わし、第1図は主軸
ヘツドの縦断面図、第2図は主軸ヘツドの各清掃
部位に対するエア清掃の系統図である。 1……本体、1c……第1のエア管路、1d…
…流出口、3a,5a……歯部、3b,4a,2
3a,24a,25a……エア管路、4……旋回
ヘツド、11a……工具挿入孔、12……エア供
給源、22……弾性エア管路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体と、該本体に対し離隔し且つ旋回割出し可
    能に設けられた旋回ヘツドと、該旋回ヘツドに設
    けられた先端に工具挿入口を形成した主軸と、前
    記本体と旋回ヘツドに夫々対向して設けられ該旋
    回ヘツドを割出し位置決めする位置決め部とを有
    し、前記本体と旋回ヘツドの離隔時に前記位置決
    め部を清掃すると共に主軸の工具挿入孔をエア清
    掃する装置において、エア供給源と、前記本体に
    設けられ前記エア供給源から清掃用エアを供給し
    且つ流出口が前記旋回ヘツドに対向する位置に開
    口する第1のエア管路と、前記旋回ヘツドに設け
    られ流入口が前記第1のエア管路の前記流出口に
    対向する位置に開口し清掃用エアを前記主軸の工
    具挿入孔に導く第2のエア管路と、第1のエア管
    路の前記流出口及び第2のエア管路の前記流入口
    のいずれか一方の口から他方の口に向けて突設さ
    れた弾性エア管路とからなり、前記本体と旋回ヘ
    ツドの離隔時に弾性エア管路の先端部と他方の口
    との間に形成される隙間から清掃エアを前記位置
    決め部に噴出し清掃することを特徴とする工作機
    械における工具挿入孔のエア清掃装置。
JP962783U 1983-01-26 1983-01-26 工作機械における工具插入孔のエア清掃装置 Granted JPS59116141U (ja)

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JPS59116141U JPS59116141U (ja) 1984-08-06
JPS6144756Y2 true JPS6144756Y2 (ja) 1986-12-16

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JP962783U Granted JPS59116141U (ja) 1983-01-26 1983-01-26 工作機械における工具插入孔のエア清掃装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62140737A (ja) * 1985-12-17 1987-06-24 Honda Motor Co Ltd 工作機械用工具ホルダ保持部の清掃装置

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JPS59116141U (ja) 1984-08-06

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