JPH02148971A - 画像信号補正方法および装置 - Google Patents

画像信号補正方法および装置

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JPH02148971A
JPH02148971A JP63301559A JP30155988A JPH02148971A JP H02148971 A JPH02148971 A JP H02148971A JP 63301559 A JP63301559 A JP 63301559A JP 30155988 A JP30155988 A JP 30155988A JP H02148971 A JPH02148971 A JP H02148971A
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bit
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JP63301559A
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English (en)
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Hideaki Kimura
秀明 木村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は画像信号補正方法および装置に関し、−層詳細
には、複数の光電変換部を有するイメージセンサを用い
て画像情報の読み取りを行う際、前記イメージセンサを
構成する各光電変換部から出力される画像信号について
、効率的に作成された補正テーブルに基づいて補正する
ことにより光電変換特性の中、リニアリティの差異に起
因する歪を除去してむらのない高品質な画像を得ること
が出来ると共に前記補正テーブルのメモリ容量を大幅に
低減し得る画像信号補正方法および装置に関する。
[発明の背景コ 例えば、印刷、製版の分野において作業工程の合理化、
画像品質の向上等を目的として原稿に担持された画像情
報を電気的に処理しフィルム原版を作成する画像走査再
生システムが広範に用いられている。
この画像走査再生システムは画像読取装置と画像再生装
置とから基本的に構成されている。
すなわち、画像読取装置では画像読取部において副走査
搬送される原稿の画像情報がイメージセンサによって前
記副走査方向と略直交する方向へ主走査され電気信号に
変換される。次に、前記画像読取装置で光電変換された
画像情報は画像再生装置において製版条件に応じた階削
補正、エツジ強調等の演算処理が施された後、レーザ光
等の光信号に変換されフィルム等の感光材料からなる画
像記録担体上に再生される。な右、この画像記録担体は
所定の現像装置によって現像処理されフィルム原版とし
て印刷等に供されることになる。
ところで、前記画像読取装置において原稿を主走査して
その画像情報を読み取る場合、例えば、数千の光電変換
部を主走査方向に沿って一列に配列したイメージセンサ
が用いられている。
この場合、イメージセンサを構成する光電変換部のゲイ
ンおよびオフセット量は、一般に、光電変換部毎に相違
している。従って、これらを調整しない状態で使用した
場合、光電変換部に対応した画像上にすし状の明暗むら
が生じることになる。そこで、通常、イメージセンサに
光を入射させない状態でイメージセンサの暗時出力レベ
ルを測定し、さらに白色原稿等の基準濃度板をイメージ
センサによって読み取り、光電変換部毎にオフセット量
、ゲインの調整を行っている。
ところが、イメージセンサは光電変換特性のリニアリテ
ィが光電変換部毎に異なっているため、画像情報の濃度
レベルが異なると各光電変換部から出力される画像信号
間に差異が生じてしまう。従って、この差異に起因して
前記した再生画像上にすし状の明暗むらが惹起するとい
う不都合が回避されるには至っていない。なお、前記す
じ状の明暗むらは画像を拡大しエツジ強調した場合、特
に顕著に観測される。
そこで、このような光電変換部毎のりニアリティの差に
起因する画像信号の差異を補正するために、先ず、イメ
ージセンサから出力される画像信号について暗時出力レ
ベルの差異に起因するオフセラ)Iを補正し、次いで白
色原稿に対応する出力レベルの際を一定にするようゲイ
ン補正を行った後にA/D変換器を用いて量子化し所定
ビットのデジタルデータである画像データに符号化する
。次に、予め光電変換部毎に作成されたりニアリティの
補正テーブルにより前記画像データを補正して再生画像
上に発生するすし状の明暗むらを除去することが考えら
れる。
然しながら2、この場合、補正テーブルのメモリ容量は
(光電変換部数)×(量子化レベル数)×(補正データ
のビット数)となり、例えば、光電変換部数が4000
個、量子化レベル数(階調)が256レベル、補正デー
タのビット数が8ビツトの場合について考察すると、略
8Mビット(1Mバイト)のメモリ容量となってしまい
、製造コストが著しく上昇するという不都合が顕れる。
特に、前記画像読取装置で画像情報を高解像度で読み取
る目的のために複数のイメージセンサを光学的に接続し
て使用する場合にはりニアリティ補正テーブルのメモリ
容量が膨大なものとなり、製造コストの上昇がさらに大
きくなる。
[発明の目的コ 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、イメージセンサを構成する光電変換部のリニア
リティの差が比較的小さいことに着目して補正テーブル
を効率的に作成することにより、補正テーブルのメモリ
容量を大幅に低減することを可能とし、この補正テーブ
ルを用いて光電変換部毎のりニアリティの相違を除去し
、むらのない高品質な画像を得ることを可能とする画像
信号補正方法および装置を提供することを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明はイメージセンサ
を構成する複数の光電変換部から得られる画像信号をA
/D変換してnビットの画像データに変換した後、補正
テーブルに格納してある補正データにより補正して前記
複数の光電変換部の光電変換特性の相違による歪を除去
するための画像信号補正方法であって、前記補正テーブ
ルに格納すべき補正データは所定光量に対する目標とな
る光電変換値から所定光量に対する個々の光電変換部の
光電変換値を差し弓いた値に対応する補正データとし、
前記A/D変換されたnビットの画像データの中、上位
mビットの画像データを前記補正テーブルに入力するこ
とにより前記補正データを出力させ、当該補正データと
前記nビットの画像データとを加算することで補正後の
nビットの画像データを得るようにすることを特徴とす
る。
また、本発明はイメージセンサを構成する複数の光電変
換部から得られる画像信号をA/D変換してnビットの
画像データに変換した後、補正テーブルに格納してある
補正データにより補正して前記複数の光電変換部の光電
変換特性の相違による歪を除去するための画像信号補正
装置であって、補正テーブルと加算器とを備え、前記補
正テーブルは所定光量に対する目標となる光電変換値か
ら所定光量に対する個々の光電変換部の光電変換値を差
し引いた値に対応する補正データを格納すると共に、前
記A/D変換されたnビット画像データの中、当該補正
テーブルに入力される上位mビットの画像データに応じ
て前記補正データを出力して加算器の一方の入力端子に
導入するものであり、前記加算器は前記補正データと前
記nビット画像データを加算して補正後のnビットの画
像データを出力するよう構成することを特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係る画像信号補正方法および装置につい
て好適な実施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
第1図において、参照符号10は本実施態様に係る画像
信号補正方法および装置が適用される画像走査再生シス
テムを示す。このシステム10では原稿Sに担持された
画像情報が光源12からの照明光によって照明され、そ
の反射光り、が第1のミラー16および集光レンズ18
を介して光学的に直列接続されたラインセンサである3
個のCCDイメージセンサ20a乃至20cにより光電
的に読み取られる。
この場合、CCDイメージセンサ20a乃至20Cは数
十個の光電変換部NA、(a=1乃至n) 、N Ba
  (a = 1乃至n)、およびNC。
(a=1乃至n)で構成されており、CCDイメージセ
ンサ20bの両端部側に存在する光電変換部NB、とC
CDイメージセンサ20a、20Cの端部側に存在する
光電変換部NA、、NC。
とは第2のミラー22を介して光学的に接続される。な
お、前記原稿Sは図示しない搬送機構により矢印入方向
に副走査搬送されると共に、CCDイメージセンサ20
a乃至20cによって矢印B方向に主走査されることで
その全面の画像情報が読み取られる。
CCDイメージセンサ20a乃至20Cによって光電変
換された画像情報は暗時出力レベルに対応するオフセッ
ト量の補正がなされた後、画像信号Ga、cbおよびG
cとして本実施態様の画像信号補正装置を構成する信号
補正部24に導入された後、補正され画像信号G。とじ
て信号処理部26に導入される。信号処理部26は前記
画像信号G。に対し階調補正、エツジ強調等の画像処理
を施して網点画像信号発生部28に導入する。網点画像
信号発生部28では所定の網点信号に基づいて前記画像
信号G。を2鎖目号に変換し、当該2値信号をレーザ走
査部30に導入する。
そして、レーザ走査部30において、前記2鎖目号に基
づきレーザ光Lpがオン/オフ制御されると共に当該オ
ン/オフ制御されたレーザ光LPを光偏向器(図示せず
)によって偏向することでフィルムF上に網点画像が形
成される。
この場合、フィルムFは矢印C方向に副走査製送される
と共に、レーザ光LP によって当該副走査方向と略直
交する方向に主走査されることで画像情報が二次元的に
再生される。
ここで、信号補正部24は第2図に示すように構成され
る。すなわち、CCDイメージセンサ20a乃至20C
から出力される画像信号Ga乃至Gcはマルチプレクサ
32によって順次選択されシェーディング補正回路34
に導入される。シェーディング補正回路34は所定の基
準濃度レベルに対し前記画像信号G、乃至Gcのゲイン
調整を行うものであり、各CCDイメージセンサ20a
乃至20Cを構成する光電変換部NA、。
NB、およびNC,に対するゲイン調整用データを有す
る。シェーディング補正回路34によってゲイン調整さ
れた画像信号G1乃至G。はA/D変換器36によって
、例えば、量子化レベル数256、換言すれば、8ビツ
トのデジタル画像データQ2乃至Qcに変換された後、
本実施態様の画像信号補正装置の要部を構成する信号補
正回路38に導入される。
ここで、信号補正回路38は第3図に示すように構成さ
れている。すなわち、A/D変換器36から出力される
8ビツトの画像データQa乃至Qcの中、上位5ビツト
の画像データは本発明の要部に係る補正テーブル40に
導入される。この補正テーブル40は画素カウンタ42
からのカウントデータに基づいて前記上位5ビツトの画
像データに対応する4ビツトの補正データR6乃至Rc
を8ビツトの加算器44の一方の入力端子AO乃至A7
に出力する。この場合、入力端子AO乃至A7に導入さ
れる補正データR&乃至Rcは、正あるいは負のデータ
を導入することを可能とするために2の補数表現に係る
データとされている。ここで、補正テーブル40から出
力される補正データR1乃至Rcのビット数は符号ビッ
トを含めて4ビツトとなっており、−方、加算器44に
入力される当該補正データR。
乃至Reに対応する補正データのビット数は前記符号ビ
ットをその上位4ビツトのデータ入力端子A4乃至A7
に共通接続して導入するよう構成しているので8ビツト
になっている。
なお、前記4ビツトの補正データR,乃至RcはCP 
U3Oから補正テーブル40に設定される。
この補正データR,乃至R6は、後述するように、CC
Dイメージセンサ20a乃至20Gを構成する光電変換
部NA、 、 NB、およびNC,の光電変換特性が一
致するように設定されている。
前記加算器44の他方の入力端子BO乃至B7には補正
前の8ビツト画像データQ、乃至Q。
が入力されており、この補正前の画像データQ6乃至Q
0に前記補正データR1乃至Rcが加算された後、補正
された8ビツトの画像データWa乃至W。として出力端
子EO乃至Σ7から信号処理部26へ供給される。
なお、信号補正回路38において、CP U3Oは8ビ
ツトの画像データQ、乃至Qcをパスライン54を介し
て読み込み、この画像データQ、乃至Qcに基づき4ビ
ツトの補正データR8乃至R0を生成し、この補正デー
タR,乃至R6をパスライン54を介して補正テーブル
40に設定する。
本発明に係る画像信号補正方法および装置を実施するた
めのシステムは基本的には以上のように構成されるもの
であり、次にこのシステムを用いた補正方法について説
明する。
先ず、CCDイメージセンサ20a乃至20Cを遮光状
態とし、暗電流に基づくオフセット電圧を測定する。そ
して、このオフセット電圧に基づきCCDイメージセン
サ20a乃至20cの光電変換部NA、(a=1乃至n
)、NBa (a=1乃至n)およびNCa (a=1
乃至n)のオフセット調整を行う。
次に、白色基準板の濃度をCCDイメージセンサ20a
乃至20cによって読み取る。すなわち、前記白色基準
板からの光量I。の反射光り、は第1ミラー16、集光
レンズ18および第2ミラー22を介してCCDイメー
ジセンサ20a乃至20cに入射して光電変換され、次
いで、マルチプレクサ32およびシェーディング補正回
路34を介してA/D変換器36に供給され光電変換部
NAいNB、およびNC,に対応する8ビツトのデジタ
ルデータに変換される。この場合、CCDイメージセン
サ20a乃至20cを構成する光電変換部NA、 、N
B、およびNC,はゲイン調整を行っていないため、こ
のデジタルデータは光量I。に対して、例えば、i  
(1≦1≦n)番目の光電変換部NA、とj (1≦J
≦n)番目の光電変換部NA、で夫々異なるA/D値Q
Ai(to)、並びにQΔ*(lo)となっている(第
4図参照)。
そこで、A/D値QAi(to) 、QAj(Io)が
A/D値のフルスケール値である値255において一致
するように、シェーディング補正回路34に対してイメ
ージセンサ20aを構成する光電変換部NA1、NA」
に対応するゲイン調整データを設定する。第5図は前記
のように設定したゲイン調整データを用いてシェーディ
ング補正回路34でゲイン調整した場合の光量IとA/
D値との関係を示す。
次に、CCDイメージセンサ20a乃至20Cを構成す
る残りの光電変換部NA、 、NB、およびNC居こ対
しても同様に、A/D値QA、(10)、QB、(lo
)およびQC,(1G)がフルスケール値255に一致
するようにゲイン調整を行っておく(第6図参照)。
ここで、第5図および第6図から諒解されるように、C
CDイメージセンサ20a乃至20Cを構成する各光電
変換部NA、、NB、およびNC,の暗電流に対するオ
フセット電圧および白色基準板からの光@t、に対する
ゲインを調整した場合、光量Ik(1,≠0、Ik≠1
.)に対してリニアリティの相違により光電変換特性の
差が生じていることが諒解されよう。そして、この差を
補正しない場合、光電変換して得られる画像間に濃度む
らが生じる虞がある。
本実施態様ではこの差を補正テーブル40を用いて除去
している。
先ず、反射光り、の光量がIk (k=1.2.3、・
・・)である基準濃度板を各光電変換部NA、 SNB
、およびNC,毎に読み取りA/D値QAa(I)=)
、QB、(Ik)およびQC,(Ik)を求める。この
場合、A/D値QA、(Ik)、QB、(Ik)および
QC,(Ik)は光電変換部NA、 、NBtおよびN
 Crに対してNA、  :QA+(Il)、QA、(
I□)、・・・NB、  ;QB、(Il)、QBI(
I2)、・・N Cl; Q A+(1+)、Q A 
l (I 2)、・・・が得られ、光電変換部NA、乃
至NA、およびNB2乃至NB、、並びにNC2乃至N
C,に対して が得られる。
次に、夫々の光量L(k=1.2.3、・・・)におい
て光電変換値であるA/D値QA−(L)、QB、(1
,)およびQC,(Ik)を一致すべ(目標となる光電
変換値である目標A/D値W(I5)を求める。この目
標A/D値W(I、)はは、例えば、以下の式に示すよ
うに、所定の光量Ik  (k=1.2.3、・・・)
毎に前記A/D値Q、(Ik)を相加平均した値とすれ
ばよい(第6図参照)。
W(1,)= (QA、(1,)+QA2(1,)+・
・・+QA、(1,)+QBl(11)+QB2(11
)+・・・+QB、(+、)+QC1(II)+QC2
(II)+・・・+QC,(11))÷3n W(12)= (QA、(I2)十QA2(12)十・
・・十〇A、、(12)+QB+(12)+QB2(1
2)+・・・+〇Bl、(+2>+QC1(12) +
QC2(12)+−+QC,(12))÷3n 次いで、この目標A/D値W(L)と前記AZD値QA
、(L) 、QB、(Ik)およびqc、(1m)との
差ΔA、(Iv) 、ΔB、(1,)およびΔc、(I
t、)を光量Ik (k=1.2.3、・・・)毎に且
つ光電変換部NA、 、NA2・HA、、およびNB、
N B 2・・・NB、、並びにN C+ 、N C2
・・・NCh毎に求める。すなわち、光量■1について
3×n個の差データ ΔA+(1,)”W(II)  QAI(II)ΔA2
1=W(II>−QA2(It)ΔA、(11)=W(
II)−QAn(II)ΔB、(1,)=W(II)−
QBI(II)ΔB2([1)=W(1,)−QB2(
II)ΔB、、(II)=Vv’(11)−QB、(I
I>ΔC1(II)=W(+1)−QC,(1,)Δ 
C2(11)=W(It)    QC2(II)ΔC
,,(1,)=W(1,)−QCn(+、)が得られ、
以下、光量I2以降について3Xn個ずつの差データ ΔA、(12>=W(12)−QA、(+2)ΔA2(
+2) =W(+2) −QA2(+2)ΔA、(+2
) =W(+2) −QA、(12)ΔB+(12) 
=W(+2)  QBI(+2)ΔB、(L)=W(+
2)−QB2(+2)ΔB、(+2)=W(12)−Q
B、、(12)ΔC,(12)=W(12)−QC,(
12)ΔC,(1,)=W(12)−QC2(1,)Δ
G、(12)=W(+2)−QC,(12)が得られる
次に、このようにして求めた目aA/D値w(i、り 
と前記A/D値QA、(Ik) 、QB、(Ik)およ
びQC,(1,)との差ΔA、(1,) 、ΔB、(1
,)およびΔC,(1,)の中、差の最大値Δ(Ik)
、。
を求める(第6図参照)。この最大値Δ(+i、)、、
は、通常、AZD値のフルスケール値255に比較して
極めて小さな値であり、且つ光量変化に対して緩やかに
変化している。
そこで、発明者はこの目標A/D値W(lk>と前記A
/D値QA、(Ik) 、QB、(Ik)およびqc、
(1,、)との差ΔA、(Ik)、ΔB、(lb)およ
びΔc、(Im>を補正テーブル40に設定する補正デ
ータR2乃至R6とすることによって当該補正テーブル
40のメモリ容量を低減することに想到した。
すなわち、第3図の回路図に示すように、補正データR
1乃至Rcを補正テーブル40から出力させるために当
該補正テーブルに入力すべき必要な画像データは画像デ
ータQ−SQbおよびQcの中の所定の上位ビットに係
るデータとし、補正データR,乃至Reは符号ビットを
含めて前記最大値Δ、(Ik) 、、、を発生し得るビ
ット数を有するデータとして、前記画像データQ、 、
 Q、およびQc と補正データR,、R。
およびR6を加算するように構成すれば補正テーブル4
0のメモリ容量を低減出来る。
例えば、前記最大値Δ(I、)M、、の値が±(23−
1)であるならば補正データR−、RhおよびRcのビ
ット数は2の補数表現により符号ビットを含めて夫々4
ビツトとなる。また、補正テーブル40に入力する画像
データのビット数は、例えば、上位5ビツトのデータと
する(第3図参照)。
従って、補正テーブル40のメモリ容量は画像データQ
、 、 Q、およびQ。の中、下位3ビット分のデータ
を導入しないことにより、従来技術に係るメモリ容量の
1723に減少し、一方、補正データRa、 Rhおよ
びReとしては上位4ビット分のメモリを使用しないこ
とになるので、さらに4/8減少することになる。例え
ば、CCDイメージセンサ20a乃至20cを構成する
夫々の光電変換部の数が4000個である場合に必要な
メモリ容量は 4000 x (256x (1/ 2°))X4=5
12にビットとなり、前記した従来技術に係るメモリ容
量(1Mバイト)に比較して1716程度でよいことに
なる。
一般的に説明すれば、必要なメモリ容量がXビットから
なる画像データの中、補正テーブル40に入力しない下
位ビット数をyとし、補正テーブル40から出力するX
ビットの補正データの中、使用しない上位ビット数を2
とした場合、メモリ容量は1/2ソX(x−z)/xに
なる。
このようにして加算器44により画像データQ、乃至Q
。に対して補正データR6乃至R6を加算することによ
り目標A/D値W(1,)に−致した像データWa乃至
W。を得ることが出来る。なお、光重がI、(k=1.
2.3、・・・)となる基準格子板の数は、通常、量子
化レベル数(本実施態様では256)より少ないので、
先遣I。
間に対応する補正データR,SR,およびR6は補間に
より求めてもよいことは勿論である。
このようにして前記補正後の画像データWいW、および
WcのA/D値は前記目標A/D値w(xh)と等しい
値となり、CCDイメージセンサ20a乃至20Cを構
成する光電変換部NA、乃至NAr、、NB+乃至NB
、およびN Cr乃至NCI、の夫々についてオフセッ
ト値、ゲイン、リニアリティに係る光電変換特性を全て
一致させるこ止が出来、画像上の明暗むらを除去するこ
とが出来る。
なお、第6図において目標となる光電変換値であるA/
D値W(It=)は前記A/D値QA、(lb)、QB
、(Ik)、QC,(1,)の中央値あるいは相乗平均
した値またはA/D値QA、(L)、QB、(Ik)お
よびQsc(Ib)の中のいずれかのA/D値Q、(I
k)とする等、種々の値が考えられよう。
そこで、前記のようにして設定した補正テーブル40に
基づき画像信号G、乃至G。の補正を行う。すなわち、
原稿Sに担持された画像情報はCCDイメージセンサ2
0a乃至20cによって画像信号G、乃至Gcに変換さ
れた後、図示しない補正手段により暗電流に基づくオフ
セット量電圧の補正が行われる。次いで、マルチプレク
サ32によって画像信号G6乃至Gcが順次選択されシ
ェーディング補正回路34に導入される。
シェーディング補正回路34は前記画像信号G6乃至G
c に対しゲイン調整データを用いてゲイン調整を行い
A/D変換器36に出力する。この場合、A/D変換器
36は前記画像信号G、乃至G、を、第5図に例示する
ように、オフセット量およびゲインの調整された画像デ
ータQ、乃至Qcに変換して加算器44の入力端子BO
乃至B7に供給すると共に、補正テーブル40に当該画
像データQ、乃至Q。の中、上位5ビツトのデータを供
給する。一方、補正テーブル40は画素カウンタ42か
らのカウントデータに基づき4ビツトの補正データR,
乃至Rcを出力して加算器44の入力端子AO乃至A7
に供給する。従って、加算器44の出力画像データW1
乃至WcはCCDイメージセンサ20a乃至20c毎に
光量■工に対して同一のA/D値W(Ik)を有するデ
ータとなる(第7図参照)。この画像データWa乃至W
cは画像信号G。とじて信号処理部26に供給される。
信号処理部26は前記画像信号G。に対し階調補正、エ
ツジ強調等の画像処理を施し網点画像信号発生部28に
出力する。網点画像信号発生部28では導入された画像
信号Goに応じてパルス幅変調した2鎖目号を生成しレ
ーザ走査部30に導入する。そして、レーザ走査部30
は前記2鎖目号に応じてレーザ光Lpを制御しフィルム
F上に所望の画像を記録する。この場合、各CCDイメ
ージセンサ20a乃至20Cからの画像信号G1乃至G
cは補正テーブル40によって夫々の光電変換部NA、
乃至NC,毎の任意の光量工に対するリニアリティが一
致するように補正されているため、むらのない極めて高
品質な画像を得ることが出来る。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、イメージセンサを用い
て画像情報の読み取りを行う際、前記イメージセンサを
構成する光電変換部のりニアリティの差が比較的小さい
ことに着目して補正テーブルを作成し、前記補正テーブ
ルに基づき光電変換された画像信号の補正を行っている
従って、補正テーブルのメモリ容量を大幅に低減するこ
とが出来る効果を有すると共に、光電変換部毎のりニア
リティの相違を除去してむらのない高品質な画像が得ら
れるという利点を有する。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
例えば、所定のイメージセンサを構成する光電変換部間
のりニアリティの相違が無視出来る程に小さい場合には
イメージセンサ間の接続部近傍についてのみ補正テーブ
ルにより画像信号の補正を行うようにすることも可能で
ある等、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の
改良並びに設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像信号補正方法および装置が適
用される画像走査再生システムの概略構成図、 第2図は第1図に示す画像走査再生システムにおける信
号補正部の構成ブロック図、第3図は第2図に示す信号
補正部における信号補正回路の回路図、 第4図はCCDイメージセンサにおけるシェーディング
補正前の光mとA/D値との関係図、第5図はCCDイ
メージセンサにおけるシェーディング補正後の光量とA
/D値との関係図、第6図はシェーディング補正後の出
力信号のA/D値とリニアリティ補正データに係る目標
A/D値との関係説明図、 第7図はCCDイメージセンサにおける光1とリニアリ
ティの相違を除去した補正後の値との関係図である。 10・・・画像走査再生システム 20a〜20C・・・CCDイメージセンサ26・・・
信号処理部 28・・・網点画像信号発生部 30・・・レーザ走査
部36・・・A/D変換器    38・・・信号補正
回路40・・・補正テーブル    44・・・加算器
F・・・フィルム NA、〜NC,・・・光電変換部 S・・・原稿 光量(I) 光量m 光量+1) 手 続 補 正 書 (自発)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)イメージセンサを構成する複数の光電変換部から
    得られる画像信号をA/D変換してnビットの画像デー
    タに変換した後、補正テーブルに格納してある補正デー
    タにより補正して前記複数の光電変換部の光電変換特性
    の相違による歪を除去するための画像信号補正方法であ
    って、前記補正テーブルに格納すべき補正データは所定
    光量に対する目標となる光電変換値から所定光量に対す
    る個々の光電変換部の光電変換値を差し引いた値に対応
    する補正データとし、前記A/D変換されたnビットの
    画像データの中、上位mビットの画像データを前記補正
    テーブルに入力することにより前記補正データを出力さ
    せ、当該補正データと前記nビットの画像データとを加
    算することで補正後のnビットの画像データを得るよう
    にすることを特徴とする画像信号補正方法。
  2. (2)イメージセンサを構成する複数の光電変換部から
    得られる画像信号をA/D変換してnビットの画像デー
    タに変換した後、補正テーブルに格納してある補正デー
    タにより補正して前記複数の光電変換部の光電変換特性
    の相違による歪を除去するための画像信号補正装置であ
    って、補正テーブルと加算器とを備え、前記補正テーブ
    ルは所定光量に対する目標となる光電変換値から所定光
    量に対する個々の光電変換部の光電変換値を差し引いた
    値に対応する補正データを格納すると共に、前記A/D
    変換されたnビット画像データの中、当該補正テーブル
    に入力される上位mビットの画像データに応じて前記補
    正データを出力して加算器の一方の入力端子に導入する
    ものであり、前記加算器は前記補正データと前記nビッ
    ト画像データを加算して補正後のnビットの画像データ
    を出力するよう構成することを特徴とする画像信号補正
    装置。
JP63301559A 1988-11-29 1988-11-29 画像信号補正方法および装置 Pending JPH02148971A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04371073A (ja) * 1991-06-20 1992-12-24 Mitsubishi Electric Corp 画像読取装置
JP2010199892A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Ricoh Co Ltd 画像読取り装置、画像読取り方法及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04371073A (ja) * 1991-06-20 1992-12-24 Mitsubishi Electric Corp 画像読取装置
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