JPH02148972A - 画像信号補正方法および装置 - Google Patents
画像信号補正方法および装置Info
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- JPH02148972A JPH02148972A JP63301560A JP30156088A JPH02148972A JP H02148972 A JPH02148972 A JP H02148972A JP 63301560 A JP63301560 A JP 63301560A JP 30156088 A JP30156088 A JP 30156088A JP H02148972 A JPH02148972 A JP H02148972A
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- 238000003705 background correction Methods 0.000 abstract description 10
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- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は画像信号補正方法および装置に関し、−層詳細
には、光学的に直列接続した複数のラインセンサを用い
て画像情報の読み取りを行う際、複数の基準濃度レベル
に基づいて設定された補正テーブルにより前記ラインセ
ンサの接続部分にあける画像信号が一致するように補正
することでむらのない高品質な画像を得ることの出来る
画像信号補正方法および装置に関する。
には、光学的に直列接続した複数のラインセンサを用い
て画像情報の読み取りを行う際、複数の基準濃度レベル
に基づいて設定された補正テーブルにより前記ラインセ
ンサの接続部分にあける画像信号が一致するように補正
することでむらのない高品質な画像を得ることの出来る
画像信号補正方法および装置に関する。
[発明の背景]
例えば、印刷、製版の分野において作業工程の合理化、
画像品質の向上等を目的として原稿に担持された画像情
報を電気的に処理しフィルム原版を作成する画像走査再
生システムが広範に用いられている。
画像品質の向上等を目的として原稿に担持された画像情
報を電気的に処理しフィルム原版を作成する画像走査再
生システムが広範に用いられている。
この画像走査再生システムは画像読取装置と画像再生装
置とから基本的に構成されている。
置とから基本的に構成されている。
すなわち、画像読取装置では画像読取部において副走査
搬送される原稿の画像情報がイメージセンサによって前
記副走査方向と略直交する方向へ主走査され電気信号に
変換される。次に、前記画像読取装置で光電変換された
画像情報は画像再生装置において製版条件に応じた階調
補正、エツジ強調等の演算処理が施された後、レーザ光
等の光信号に変換されフィルム等の感光材料からなる画
像記録担体上に再生される。なお、この画像記録担体は
所定の現像装置によって現像処理されフィルム原版とし
て印刷等に供されることになる。
搬送される原稿の画像情報がイメージセンサによって前
記副走査方向と略直交する方向へ主走査され電気信号に
変換される。次に、前記画像読取装置で光電変換された
画像情報は画像再生装置において製版条件に応じた階調
補正、エツジ強調等の演算処理が施された後、レーザ光
等の光信号に変換されフィルム等の感光材料からなる画
像記録担体上に再生される。なお、この画像記録担体は
所定の現像装置によって現像処理されフィルム原版とし
て印刷等に供されることになる。
ところで、前記画像読取装置において原稿を主走査して
その画像情報を読み取る場合、例えば、数千の光電変換
部を主走査方向に沿って一列に配列したラインセンサで
あるCCDイメージセンサが用いられている。この場合
、前記画像読取装置では画像情報を高解像度で読み取る
ため、複数のCCDイメージセンサを直列に接続して使
用している。なお、各CCDイメージセンサによって光
電変換された画像情報は電気的に接続することで元の画
像情報に再生される。
その画像情報を読み取る場合、例えば、数千の光電変換
部を主走査方向に沿って一列に配列したラインセンサで
あるCCDイメージセンサが用いられている。この場合
、前記画像読取装置では画像情報を高解像度で読み取る
ため、複数のCCDイメージセンサを直列に接続して使
用している。なお、各CCDイメージセンサによって光
電変換された画像情報は電気的に接続することで元の画
像情報に再生される。
ここで、CCDイメージセンサを構成する光電変換部の
ゲインおよびオフセット量は、一般に、個体間で相違し
ている。従って、これらを調整しない状態で使用した場
合、特に、各CCDイメージセンサの接続部分に対応し
た画像上に顕著な段差が生じることになる。そこで、通
常、白色原稿等の基準濃度板をCCDイメージセンサに
よって読み取り、各CCDイメージセンサの接続部分に
おいて段差が生じないよう夫々のゲインの調整を行うと
共に、暗時状態としたCCDイメージセンサから暗電流
に基づきオフセット量の調整を行っている。
ゲインおよびオフセット量は、一般に、個体間で相違し
ている。従って、これらを調整しない状態で使用した場
合、特に、各CCDイメージセンサの接続部分に対応し
た画像上に顕著な段差が生じることになる。そこで、通
常、白色原稿等の基準濃度板をCCDイメージセンサに
よって読み取り、各CCDイメージセンサの接続部分に
おいて段差が生じないよう夫々のゲインの調整を行うと
共に、暗時状態としたCCDイメージセンサから暗電流
に基づきオフセット量の調整を行っている。
然しながら、このようなCCDイメージセンサは光電変
換特性のりニアリティが個々に異なっているため、画像
情報の濃度レベルが異なると各イメージセンサの接続部
分より出力される画像信号間に段差が生じてしまう。こ
の場合、再生画像上にも段差が惹起するという不都合が
指摘されている。なお、この段差はエツジ強調した場合
、特に顕著に観測される。
換特性のりニアリティが個々に異なっているため、画像
情報の濃度レベルが異なると各イメージセンサの接続部
分より出力される画像信号間に段差が生じてしまう。こ
の場合、再生画像上にも段差が惹起するという不都合が
指摘されている。なお、この段差はエツジ強調した場合
、特に顕著に観測される。
[発明の目的]
本発明は前記の不都合を克照するためになされたもので
あって、複数の基準濃度レベルに基づき各ラインセンサ
毎に濃度レベルに応じた画像信号補正テーブルを設定し
、前記補正テーブルを用いてラインセンサの接続部分に
おける画像信号が一致するように補正することによりラ
インセンサ間のりニアりティの相違を除去し、むらのな
い高品質な画像を得ることを可能とする画像信号補正方
法および装置を提供することを目的とする。
あって、複数の基準濃度レベルに基づき各ラインセンサ
毎に濃度レベルに応じた画像信号補正テーブルを設定し
、前記補正テーブルを用いてラインセンサの接続部分に
おける画像信号が一致するように補正することによりラ
インセンサ間のりニアりティの相違を除去し、むらのな
い高品質な画像を得ることを可能とする画像信号補正方
法および装置を提供することを目的とする。
[目的を達成するための手段]
前記の目的を達成するために、本発明は光学的に直列接
続された複数のラインセンサを用いて画像情報の読み取
りを行う際、白色濃度レベルと黒色濃度レベルとそれ以
外の少なくとも1つの基準濃度レベルに対する各ライン
センサからの出力信号を得、次いで、隣接するラインセ
ンサの前記各濃度レベルにおける出力信号が少なくとも
当該ラインセンサの接続部分において一致するように補
正した補正データを求めた後、所望の画像情報をライン
センサにより光電変換して得られる画像信号を前記補正
データを用いて補正することを特徴とする。
続された複数のラインセンサを用いて画像情報の読み取
りを行う際、白色濃度レベルと黒色濃度レベルとそれ以
外の少なくとも1つの基準濃度レベルに対する各ライン
センサからの出力信号を得、次いで、隣接するラインセ
ンサの前記各濃度レベルにおける出力信号が少なくとも
当該ラインセンサの接続部分において一致するように補
正した補正データを求めた後、所望の画像情報をライン
センサにより光電変換して得られる画像信号を前記補正
データを用いて補正することを特徴とする。
また、本発明は光学的に直列接続された複数のラインセ
ンサを用いて読み取った画像信号を補正する画像信号補
正装置であって、隣接するラインセンサの接続部分にお
ける画像信号を一致させるべく複数の濃度レベルに基づ
き各ラインセンサ毎に設定された補正データからなる補
正テーブルを備え、前記補正テーブルを用いて前記画像
信号を補正することを特徴とする。
ンサを用いて読み取った画像信号を補正する画像信号補
正装置であって、隣接するラインセンサの接続部分にお
ける画像信号を一致させるべく複数の濃度レベルに基づ
き各ラインセンサ毎に設定された補正データからなる補
正テーブルを備え、前記補正テーブルを用いて前記画像
信号を補正することを特徴とする。
[実施態様]
次に、本発明に係る画像信号補正方法および装置につい
て好適な実施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
て好適な実施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
第1図において、参照符号10は本実施態様に係る画像
信号補正方法および装置が適用される画像走査再生シス
テムを示す。このシステム10では原稿Sに担持された
画像情報が光源12からの照明光によって照明され、そ
の反射光り、が第1のミラー16および集光レンズ18
を介して光学的に直列接続されたラインセンサである3
個のCCDイメージセンサ20a乃至20Cにより光電
的に読み取られる。
信号補正方法および装置が適用される画像走査再生シス
テムを示す。このシステム10では原稿Sに担持された
画像情報が光源12からの照明光によって照明され、そ
の反射光り、が第1のミラー16および集光レンズ18
を介して光学的に直列接続されたラインセンサである3
個のCCDイメージセンサ20a乃至20Cにより光電
的に読み取られる。
この場合、CCDイメージセンサ20a乃至2DCは数
十個の光電変換部N、、 N、およびNcで構成されて
おり、CODイメージセンサ20bの両端部側に存在す
る光電変換部N、とCCDイメージセンサ20a、2Q
cの端部側に存在する光電変換部N、 、Noとは第2
のミラー22を介して光学的に接続される。なお、前記
原稿Sは図示しない搬送機構により矢印へ方向に副走査
搬送されると共に、CCDイメージセンサ20a乃至2
0Cによって矢印B方向に主走査されることでその全面
の画像情報が読み取られる。
十個の光電変換部N、、 N、およびNcで構成されて
おり、CODイメージセンサ20bの両端部側に存在す
る光電変換部N、とCCDイメージセンサ20a、2Q
cの端部側に存在する光電変換部N、 、Noとは第2
のミラー22を介して光学的に接続される。なお、前記
原稿Sは図示しない搬送機構により矢印へ方向に副走査
搬送されると共に、CCDイメージセンサ20a乃至2
0Cによって矢印B方向に主走査されることでその全面
の画像情報が読み取られる。
CCDイメージセンサ20a乃至20cによって光電変
換された画像情報は画像信号G−SGbおよびGCとし
て本実施態様の画像信号補正装置を構成する信号補正部
24に導入された後、補正され画像信号G。とじて信号
処理部26に導入される。信号処理部26は前記画像信
号G。に対し階調補正、エツジ強調等の画像処理を施し
て網点画像信号発生部28に導入する。網点画像信号発
生部28では所定の網点信号に基づいて前記画像信号G
oを2鎖目号に変換し、当該2値信号をレーザ走査部3
0に導入する。そして、レーザ走査部30において、前
記2鎖目号に基づきレーザ光り、がオン/オフ制御され
ると共に当該オン/オフ制御されたレーザ光Lpを光偏
向器(図示せず)によって偏向することでフィルムF上
に網点画像が形成される。この場合、フィルムFは矢印
C方向に副走査搬送されると共に、レーザ光り、によっ
て当該副走査方向と略直交する方向に主走査されること
で画像情報が二次元的に再生される。
換された画像情報は画像信号G−SGbおよびGCとし
て本実施態様の画像信号補正装置を構成する信号補正部
24に導入された後、補正され画像信号G。とじて信号
処理部26に導入される。信号処理部26は前記画像信
号G。に対し階調補正、エツジ強調等の画像処理を施し
て網点画像信号発生部28に導入する。網点画像信号発
生部28では所定の網点信号に基づいて前記画像信号G
oを2鎖目号に変換し、当該2値信号をレーザ走査部3
0に導入する。そして、レーザ走査部30において、前
記2鎖目号に基づきレーザ光り、がオン/オフ制御され
ると共に当該オン/オフ制御されたレーザ光Lpを光偏
向器(図示せず)によって偏向することでフィルムF上
に網点画像が形成される。この場合、フィルムFは矢印
C方向に副走査搬送されると共に、レーザ光り、によっ
て当該副走査方向と略直交する方向に主走査されること
で画像情報が二次元的に再生される。
ここで、信号補正部24は第2図に示すように構成され
る。すなわち、CCDイメージセンサ20a乃至20c
から出力される画像信号G、乃至Gcはマルチプレクサ
32によって順次選択されシェーディング補正回路34
に導入される。シェーディング補正回路34は所定の基
準濃度レベルに対し前記画像信号G、乃至GCのゲイン
調整を行うものであり、各CCDイメージセンサ20a
乃至20Cを構成する光電変換部N。乃至Ncに対する
ゲイン調整用データを有する。シェーディング補正回路
34によってゲイン調整された画像信号G、乃至G。は
A/D変換器36によってデジタル信号に変換された後
、補正テーブル38に導入される。
る。すなわち、CCDイメージセンサ20a乃至20c
から出力される画像信号G、乃至Gcはマルチプレクサ
32によって順次選択されシェーディング補正回路34
に導入される。シェーディング補正回路34は所定の基
準濃度レベルに対し前記画像信号G、乃至GCのゲイン
調整を行うものであり、各CCDイメージセンサ20a
乃至20Cを構成する光電変換部N。乃至Ncに対する
ゲイン調整用データを有する。シェーディング補正回路
34によってゲイン調整された画像信号G、乃至G。は
A/D変換器36によってデジタル信号に変換された後
、補正テーブル38に導入される。
補正テーブル38は画像信号G、乃至Gcの階調に応じ
各CCDイメージセンサ20 a 乃至20c毎に設定
された補正データを有する。この補正データは、後述す
るように、CPU40によりCCDイメージセンサ20
a乃至20Cの接続部分において画像信号G、乃至Gc
が滑らかに接続されるように設定される。なお、前記補
正データは画像信号G6乃至Gcに対応して選択され、
カウンタ42からのカウント信号に基づいて補正テーブ
ル38より補正された画像信号G0として信号処理部2
6へ供給される。
各CCDイメージセンサ20 a 乃至20c毎に設定
された補正データを有する。この補正データは、後述す
るように、CPU40によりCCDイメージセンサ20
a乃至20Cの接続部分において画像信号G、乃至Gc
が滑らかに接続されるように設定される。なお、前記補
正データは画像信号G6乃至Gcに対応して選択され、
カウンタ42からのカウント信号に基づいて補正テーブ
ル38より補正された画像信号G0として信号処理部2
6へ供給される。
本発明に係る画像信号補正方法および装置を実施するた
めのシステムは基本的には以上のように構成されるもの
であり、次にこのシステムを用いた補正方法について説
明する。
めのシステムは基本的には以上のように構成されるもの
であり、次にこのシステムを用いた補正方法について説
明する。
先ず、各CCDイメージセンサ20a乃至20cを遮光
状態とし、暗電流に基づくオフセット電圧を測定する。
状態とし、暗電流に基づくオフセット電圧を測定する。
そして、このオフセット電圧に基づき各CCDイメージ
センサ20a乃至20Gの光電変換都連乃至N0からの
出力信号が黒色濃度レベルにおいて一致するようにオフ
セット調整を行う。
センサ20a乃至20Gの光電変換都連乃至N0からの
出力信号が黒色濃度レベルにおいて一致するようにオフ
セット調整を行う。
次に、白色基準板を用いて白色濃度レベルを各CCDイ
メージセンサ20a乃至20Cによって読み取る。すな
わち、前記白色基準板からの光量■。の反射光り、は第
1ミラー16、集光レンズ18および第2ミラー22を
介してCCDイメージセンサ20a乃至20Cに入射し
て光電変換され、次いで、マルチプレクサ32およびシ
ェーディング補正回路34を介してA/D変換器36に
供給されデジタル信号に変換される。この場合、各CC
Dイメージセンサ20a乃至20cはオフセット量の調
整は行っているがゲイン調整を行っていないため、前記
デジタル信号は光量Ioに対して各CCDイメージセン
サ20a乃至20C毎に夫々異なるA/D値R,、Rb
およびR8を示す(第3図参照)。
メージセンサ20a乃至20Cによって読み取る。すな
わち、前記白色基準板からの光量■。の反射光り、は第
1ミラー16、集光レンズ18および第2ミラー22を
介してCCDイメージセンサ20a乃至20Cに入射し
て光電変換され、次いで、マルチプレクサ32およびシ
ェーディング補正回路34を介してA/D変換器36に
供給されデジタル信号に変換される。この場合、各CC
Dイメージセンサ20a乃至20cはオフセット量の調
整は行っているがゲイン調整を行っていないため、前記
デジタル信号は光量Ioに対して各CCDイメージセン
サ20a乃至20C毎に夫々異なるA/D値R,、Rb
およびR8を示す(第3図参照)。
そこで、このA/D値R,SR,およびR8がA/D値
R5において一致するように、シェーディング補正回路
34に対して各イメージセンサ20a乃至20cを構成
する光電変換部N6乃至Ncに対応するゲイン調整デー
タを設定する。
R5において一致するように、シェーディング補正回路
34に対して各イメージセンサ20a乃至20cを構成
する光電変換部N6乃至Ncに対応するゲイン調整デー
タを設定する。
第4図は前記のように設定したゲイン調整データを用い
てシェーディング補正回路34でゲイン調整した場合の
光量■とA/D値との関係を示す。
てシェーディング補正回路34でゲイン調整した場合の
光量■とA/D値との関係を示す。
ここで、第4図に示すように、CCDイメージセンサ2
0a乃至20Cの暗電流に対するオフセット電圧および
白色基準板からの光量工。に対するゲインを調整した場
合、光11J (IJ ≠■o)に対してリニアリテ
ィの相違により各CCDセンサ20a乃至2Oc間に光
電変換特性の差が生じていることが諒解されよう。そし
て、この差を補正しない場合、各CCDイメージセンサ
20a乃至20Cによって光電変換して得られる画像間
にむらが生じ、特に、CCDイメージセンサの接続部分
に対応する画像上には段差が生じる虞がある。
0a乃至20Cの暗電流に対するオフセット電圧および
白色基準板からの光量工。に対するゲインを調整した場
合、光11J (IJ ≠■o)に対してリニアリテ
ィの相違により各CCDセンサ20a乃至2Oc間に光
電変換特性の差が生じていることが諒解されよう。そし
て、この差を補正しない場合、各CCDイメージセンサ
20a乃至20Cによって光電変換して得られる画像間
にむらが生じ、特に、CCDイメージセンサの接続部分
に対応する画像上には段差が生じる虞がある。
本実施態様ではこの差を補正テーブル38を用いて除去
している。
している。
先ず、反射光り、の光量がll(Ii、Io1J=1.
2.3・・・)である複数の基準濃度板を読み取り、各
CCDイメージセンサ20a乃至20cを構成する光電
変換部N。乃至N、毎のA/D値RJ、(iは各光電変
換部N1乃至Ncに付した連続番号であって、i=1.
2.3・・・、p)を求める(第5図参照)。この場合
、光量工。
2.3・・・)である複数の基準濃度板を読み取り、各
CCDイメージセンサ20a乃至20cを構成する光電
変換部N。乃至N、毎のA/D値RJ、(iは各光電変
換部N1乃至Ncに付した連続番号であって、i=1.
2.3・・・、p)を求める(第5図参照)。この場合
、光量工。
の基準濃度板に対してCCDイメージセンサ20aと2
0bとの接続部分においてA/D値RJIにΔRJab
の段差が生じている。また、CCDイメージセンサ20
bと20Gとの接続部分にはΔRjbcの段差が生じて
いる。
0bとの接続部分においてA/D値RJIにΔRJab
の段差が生じている。また、CCDイメージセンサ20
bと20Gとの接続部分にはΔRjbcの段差が生じて
いる。
そこで、この段差ΔRjabおよびΔRjbcが0とな
るようにA/D値Rj1の補正を行う。すなわち、CC
Dイメージセンサ20a、20bの接続部分近傍におけ
るに番目とβ番目との間の光電変換部N−、Nbに対す
るA/D値RJ1をCPU40を用いて破線で示す補正
データTjt(k≦i≦1りに補正する。同様に、CC
Dイメージセンサ20b、20cの接続部近傍における
m番目とn番目との間の光電変換部Nb 、Noに対す
るA/D値R」1を補正データTj1(m≦l≦n)に
補正する。なお、1番目とに番目、1番めとm番目およ
びn番目とp番目間の光電変換部N4乃至Ncに対する
補正データTjlはその間のA/D値R,1に等しく設
定する。このようにしてA/D値Rjlを補正すること
により、CCDイメージセンサ20a乃至20cの接続
部分近傍において滑らかに接続される補正データTji
を得ることが出来る。
るようにA/D値Rj1の補正を行う。すなわち、CC
Dイメージセンサ20a、20bの接続部分近傍におけ
るに番目とβ番目との間の光電変換部N−、Nbに対す
るA/D値RJ1をCPU40を用いて破線で示す補正
データTjt(k≦i≦1りに補正する。同様に、CC
Dイメージセンサ20b、20cの接続部近傍における
m番目とn番目との間の光電変換部Nb 、Noに対す
るA/D値R」1を補正データTj1(m≦l≦n)に
補正する。なお、1番目とに番目、1番めとm番目およ
びn番目とp番目間の光電変換部N4乃至Ncに対する
補正データTjlはその間のA/D値R,1に等しく設
定する。このようにしてA/D値Rjlを補正すること
により、CCDイメージセンサ20a乃至20cの接続
部分近傍において滑らかに接続される補正データTji
を得ることが出来る。
なお、前記補正データTjiはCCDイメージセンサ2
0aおよび20cの全てのA/D値RjlをCCDイメ
ージセンサ20bのA/D値R,iに等しくなるように
オフセットして得ることも出来る。また、k番目の光電
変換部N、とβ番目の光電変換部N、との間およびm番
目の光電変換部N、とn番目の光電変換部Ncとの間を
直線で結ぶ代わりに、曲線で滑らかに結ぶようにして補
正データT、Iを求めれば段差の一層目立たない補正デ
ータT、tを得ることが出来る。
0aおよび20cの全てのA/D値RjlをCCDイメ
ージセンサ20bのA/D値R,iに等しくなるように
オフセットして得ることも出来る。また、k番目の光電
変換部N、とβ番目の光電変換部N、との間およびm番
目の光電変換部N、とn番目の光電変換部Ncとの間を
直線で結ぶ代わりに、曲線で滑らかに結ぶようにして補
正データT、Iを求めれば段差の一層目立たない補正デ
ータT、tを得ることが出来る。
次に、前記補正データT、1を各光量Ijに対して求め
た後、I 」< I < I J+1 となる光IIの
A/D値Rtに対する補正データT1を前記補正データ
Tj1を補間することで求める(第6図参照)。そして
、以上のようにして求めたA/D値R4,およびR1と
補正データT、lおよびT、との関係を補正テーブル3
8として設定する。
た後、I 」< I < I J+1 となる光IIの
A/D値Rtに対する補正データT1を前記補正データ
Tj1を補間することで求める(第6図参照)。そして
、以上のようにして求めたA/D値R4,およびR1と
補正データT、lおよびT、との関係を補正テーブル3
8として設定する。
なお、A/D値R1に対する補正データTiはA/D変
換された画像信号G、乃至G0の階調に必要な数だけ求
めるものとする。
換された画像信号G、乃至G0の階調に必要な数だけ求
めるものとする。
そこで、前記のようにして設定した補正テーブル38に
基づき画像信号G、乃至Gcの補正を行う。すなわち、
原稿Sに担持された画像情報はCCDイメージセンサ2
0a乃至20Cによって画像信号G、乃至Gcに変換さ
れた後、図示しない補正手段により暗電流に基づくオフ
セット量の補正が行われる。次いで、マルチプレクサ3
2によって画像信号G、乃至Gcが順次選択されシェー
ディング補正回路34に導入される。シェーディング補
正回路34は前記画像信号G、乃至Gcに対しゲイン調
整データを用いてゲイン調整を行いA/D変換器36に
出力する。この場合、A/D変換器36は前記画像信号
G6乃至Gcを、第4図に示すように、オフセラ)!お
よびゲインの調整されたA/D値R+またはRJlとし
て補正テーブル38に供給する。一方、補正テーブル3
8はカウンタ42からのカウント信号に基づきA/D値
RiまたはRjlを補正データT。
基づき画像信号G、乃至Gcの補正を行う。すなわち、
原稿Sに担持された画像情報はCCDイメージセンサ2
0a乃至20Cによって画像信号G、乃至Gcに変換さ
れた後、図示しない補正手段により暗電流に基づくオフ
セット量の補正が行われる。次いで、マルチプレクサ3
2によって画像信号G、乃至Gcが順次選択されシェー
ディング補正回路34に導入される。シェーディング補
正回路34は前記画像信号G、乃至Gcに対しゲイン調
整データを用いてゲイン調整を行いA/D変換器36に
出力する。この場合、A/D変換器36は前記画像信号
G6乃至Gcを、第4図に示すように、オフセラ)!お
よびゲインの調整されたA/D値R+またはRJlとし
て補正テーブル38に供給する。一方、補正テーブル3
8はカウンタ42からのカウント信号に基づきA/D値
RiまたはRjlを補正データT。
またはTJiに変換し、この補正データT、またはT、
1を画像信号G。とじて信号処理部26に出力する。こ
の場合、前記画像信号G。は補正テーブル38によって
CCDイメージセンサ20a乃至2OC間の接続部分が
滑らかに接続された信号に補正されている。
1を画像信号G。とじて信号処理部26に出力する。こ
の場合、前記画像信号G。は補正テーブル38によって
CCDイメージセンサ20a乃至2OC間の接続部分が
滑らかに接続された信号に補正されている。
信号処理部26は前記画像信号G。に対し階調補正、エ
ツジ強調等の画像処理を施し網点画像信号発生部28に
出力する。網点画像信号発生部28では導入された画像
信号G0に応じてパルス幅変調した2鎖目号を生成しレ
ーザ走査部30に導入する。そして、レーザ走査部30
は前記2鎖目号に応じてレーザ光り、を制御しフィルム
F上に所望の画像を記録する。この場合、各CCDイメ
ージセンサ20a乃至20Cからの画像信号Ga乃至G
cは補正テーブル38によってその接続部分において任
意の光量Iに対しリニアリティが一致するように補正さ
れているため、その接続部分に対応する画像上に段差の
生じることがなく、むらのない極めて高品質な画像を得
ることが出来る。
ツジ強調等の画像処理を施し網点画像信号発生部28に
出力する。網点画像信号発生部28では導入された画像
信号G0に応じてパルス幅変調した2鎖目号を生成しレ
ーザ走査部30に導入する。そして、レーザ走査部30
は前記2鎖目号に応じてレーザ光り、を制御しフィルム
F上に所望の画像を記録する。この場合、各CCDイメ
ージセンサ20a乃至20Cからの画像信号Ga乃至G
cは補正テーブル38によってその接続部分において任
意の光量Iに対しリニアリティが一致するように補正さ
れているため、その接続部分に対応する画像上に段差の
生じることがなく、むらのない極めて高品質な画像を得
ることが出来る。
[発明の効果]
以上のように、本発明によれば、光学的に直列接続され
た複数のラインセンサを用いて画像情報の読み取りを行
う際、各ラインセンサのリニアリティの相違を複数の基
準濃度レベルに対して補正する補正テーブルを作成し、
前記補正テーブルに基づき光電変換された画像信号の補
正を行っている。この場合、各ラインセンサの接続部分
において画像信号が滑らかに接続されることになり、こ
の補正された画像信号に基づきむらのない高品質な画像
を得ることが出来る。
た複数のラインセンサを用いて画像情報の読み取りを行
う際、各ラインセンサのリニアリティの相違を複数の基
準濃度レベルに対して補正する補正テーブルを作成し、
前記補正テーブルに基づき光電変換された画像信号の補
正を行っている。この場合、各ラインセンサの接続部分
において画像信号が滑らかに接続されることになり、こ
の補正された画像信号に基づきむらのない高品質な画像
を得ることが出来る。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
第1図は本発明に係る画像信号補正方法および装置が適
用される画像走査再生システムの概略構成図、 第2図は第1図に示す画像走査再生システムにおける信
号補正部の構成ブロック図、第3図は各ラインセンサに
おけるシェーディング補正前の光量とA/D値との関係
図、第4図は各ラインセンサにおけるシェーディング補
正後の光量とA/D値との関係図、第5図は各光量変換
部からの出力信号のAZD値と補正データの説明図、 第6図は補正データの補間の説明図である。 IO・・・画像走査再生システム 20a〜20C・・・CCDイメージセンサ26・・・
信号処理部 28・・・網点画像信号発生部 3o・・・レーザ走査
部38・・・補正テーブル F・・・フィルムN
、〜Nc・・・光電変換部 S・・・原稿光11i食邪 A/D値 手 続 補 正 書 (自発)
用される画像走査再生システムの概略構成図、 第2図は第1図に示す画像走査再生システムにおける信
号補正部の構成ブロック図、第3図は各ラインセンサに
おけるシェーディング補正前の光量とA/D値との関係
図、第4図は各ラインセンサにおけるシェーディング補
正後の光量とA/D値との関係図、第5図は各光量変換
部からの出力信号のAZD値と補正データの説明図、 第6図は補正データの補間の説明図である。 IO・・・画像走査再生システム 20a〜20C・・・CCDイメージセンサ26・・・
信号処理部 28・・・網点画像信号発生部 3o・・・レーザ走査
部38・・・補正テーブル F・・・フィルムN
、〜Nc・・・光電変換部 S・・・原稿光11i食邪 A/D値 手 続 補 正 書 (自発)
Claims (4)
- (1)光学的に直列接続された複数のラインセンサを用
いて画像情報の読み取りを行う際、白色濃度レベルと黒
色濃度レベルとそれ以外の少なくとも1つの基準濃度レ
ベルに対する各ラインセンサからの出力信号を得、次い
で、隣接するラインセンサの前記各濃度レベルにおける
出力信号が少なくとも当該ラインセンサの接続部分にお
いて一致するように補正した補正データを求めた後、所
望の画像情報をラインセンサにより光電変換して得られ
る画像信号を前記補正データを用いて補正することを特
徴とする画像信号補正方法。 - (2)請求項1記載の方法において、補正データはライ
ンセンサの接続部分近傍で一方のラインセンサから他方
のラインセンサにかけて出力信号が徐々に近接した後、
接続部分において一致するよう設定することを特徴とす
る画像信号補正方法。 - (3)請求項1記載の方法において、濃度レベル間の他
の濃度レベルに対する補正データは補間によって求める
ことを特徴とする画像信号補正方法。 - (4)光学的に直列接続された複数のラインセンサを用
いて読み取った画像信号を補正する画像信号補正装置で
あって、隣接するラインセンサの接続部分における画像
信号を一致させるべく複数の濃度レベルに基づき各ライ
ンセンサ毎に設定された補正データからなる補正テーブ
ルを備え、前記補正テーブルを用いて前記画像信号を補
正することを特徴とする画像信号補正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63301560A JPH02148972A (ja) | 1988-11-29 | 1988-11-29 | 画像信号補正方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63301560A JPH02148972A (ja) | 1988-11-29 | 1988-11-29 | 画像信号補正方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02148972A true JPH02148972A (ja) | 1990-06-07 |
Family
ID=17898407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63301560A Pending JPH02148972A (ja) | 1988-11-29 | 1988-11-29 | 画像信号補正方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02148972A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7053941B1 (en) | 1999-08-19 | 2006-05-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Image input apparatus |
JP2007267359A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-10-11 | Ricoh Co Ltd | 画像読み取り装置及び画像形成装置 |
US7324236B2 (en) | 2000-02-01 | 2008-01-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Discrepancy correction method and apparatus for correcting difference in levels of image signals obtained by an image sensor having a multiple output channels |
-
1988
- 1988-11-29 JP JP63301560A patent/JPH02148972A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7053941B1 (en) | 1999-08-19 | 2006-05-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Image input apparatus |
US7542081B2 (en) | 1999-08-19 | 2009-06-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Image input apparatus |
US7324236B2 (en) | 2000-02-01 | 2008-01-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Discrepancy correction method and apparatus for correcting difference in levels of image signals obtained by an image sensor having a multiple output channels |
JP2007267359A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-10-11 | Ricoh Co Ltd | 画像読み取り装置及び画像形成装置 |
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