JP2736526B2 - カラーフィルム読取装置 - Google Patents
カラーフィルム読取装置Info
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Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、カラーフィルム読取装置に関する。
[従来の技術]
カラーフィルムをデジタル的に読取り、RGB濃度信号
を画素毎に出力し、レーザビームプリンタ等のカラープ
リンタに出力データを送る従来のカラーフィルム読取装
置は、銀塩のプリントシステム、または、大規模なもの
ではデジタルスキャナライター等が存在する。 [発明が解決しようとする問題点] 上記従来装置においては、撮影時の証明条件およびフ
ィルムの退色、現像条件による変色によって、カラーフ
ィルム上の画像バランスが大きく異なる。したがって、
適正なカラーバランスを持った出力画像を得るために必
要な補正条件を見つけ出すには、操作者の熟練や多大な
作業量が必要になるという問題がある。 本願発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであ
り、カラーフィルムに記録されている画像が、様々な撮
影条件下で撮影された画像であっても、また、様々なフ
ィルムの変色条件の影響を受けていても、その画像を、
適正なカラーバランスを有する画像に調整することがで
き、その調整が簡単であるカラーフィルム読取装置を提
供することを目的とするものである。 [問題点を解決するための手段] 本願発明は、カラーフィルムを読み取ることによって
カラー画像データを得るカラーフィルム読取手段と、複
数の光源の色温度とフィルムの変色条件とに応じた複数
の色補正データを記憶する色補正データ記憶手段と、上
記記憶されている複数の色補正データから所定の色補正
データを選択する色補正データ選択手段と、上記選択さ
れた色補正データを用いて、上記カラー画像データに対
してカラーバランス調整処理を行うカラーバランス調整
処理手段とを有するカラーフィルム読取装置である。 [実施例] 第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。 この実施例は、フィルムを照明する照明光源101と、
コンデンサレンズ102と、読取るべきカラーフィルム103
と、結像レンズ104と、RGB3色のフィルタを交互に配列
したインライン型のCCD105と、CCD105の出力をサンプル
ホールドしA/D変換しRGBのデジタルデータを出力するA/
D変換器106と、CCD105の1ラインの感度ムラ、照明光源
の光量ムラ、色温度を補正するシェーディング補正回路
107と、RGB信号をCMY濃度信号に変換する対数変換器108
と、周知の色補正処理を行なうUCR回路109と、マスキン
グ回路110、γ補正回路111と、レーザビームプリンタ等
のカラープリンタ112とを有する。 フィルム103は図示しない走査機構によって矢印方向
に所定速度で送られ、1走査線毎に、プリンタ112によ
って画像が出力される。また、フィルム103が固定であ
り、レンズ104、CCD105が走査されるようにしてもよ
い。シェーディング補正回路107は、たとえばフィルム1
03を取除いた状態でのCCD出力によって入力信号を規格
化する役割を持つものである。 次に、上記実施例の動作について説明する。 ここでは、フィルム103がカラーリバーサルフィルム
である場合を考える。カラーリバーサルフィルムの階調
記録特性(被写体光量Eと、これを記録したフィルムの
透過率Tとの関係)は、対数目盛によって一般に、第2
図に示すように表される。 2−R、2−G、2−Bの曲線は、それぞれ、R、
G、Bの透過率に対応するものである。つまり、GR、G
G、GBを所定の定数とし、2−R、2−G、2−Bの直
線部の傾きの絶対値をそれぞれγR、γG、γBとする
と、次の(1)式で表される。 −logTR=GR−γR・logER −logTG=GG−γG・logEG −logTB=GB−γB・logEB …(1)式 ここで、TR、TG、TBは、R、G、Bそれぞれのフィル
ムの透過率であり、第1図の中で、R、G、Bと記載し
てあるものである。また、ER、EG、EBはR、G、Bそれ
ぞれの被写体光量を示すものである。被写体濃度信号
C、M、Yを対数変換器108が出力するものとすると、 C=−logER M=−logEG Y=−logEB が出力されればよいのであるから、対数変換器108
は、次の(2)式の変換を行なう。 C=−(1/γR)・logTR M=−(1/γG)・logTG Y=−(1/γB)・logTB …(2)式 ここで、シェーディング補正回路107において、TR、T
G、TBがある透過率で規格化されているので、(1)式
におけるGR、GG、GBが(2)式から消えている。 次に、撮影時のRGBの光量バランス(ER、EG、EBの
比)が所定の条件からずれた場合を考える。すなわち、
晴天日中、戸外での太陽光のER、EG、EBの比が1:1:1で
あると規格化し、ある撮影条件下ではそれが、1:kG:kB
になったとする(つまり、ER→ER、EG→kG・EG、EB→kB
・EBになったとする)。この場合、上記(2)式を、次
の(3)式に変えなければならない。 C=−(1/γR)・logTR M=−(1/γG)・logTG+logkG Y=−(1/γB)・logTB+logkB …(3)式 つまり、対数変換されたM、Y信号にさらにそれぞれ
logkG、logkBのバイアス信号を与えなければならない。
UCR回路109が、上記バイアス信号を与える。次に示す
(4)式の変換によって、UCR回路109が入力C、M、Y
信号からC′、M′、Y′、K′を生成する。 K=min(Y、M、C) Y′=Y−αY(K−βY) M′=M−αM(K−βM) C′=C−αC(K−βC) K′=αK(K−βK) …(4)式 なお、K′は墨信号であり、α、βは、それぞれ、各
色について予め定められた定数である。 ここで、上記(4)式中のY′、M′に関する式を、
次に示す(5)式に変えることによって、(3)式を実
現できる。 Y′=Y−αY(K−βY)+logkB M′=M−αM(K−βM)+logkG …(5)式 上記(5)式は、実際には、回路構成上、次の(6)
式のように表わす。 Y′=Y−αY[K−{βY+(logkB)/αY}] M′=M−αM[K−{βM+(logkG)/αM}] …(6)式 (6)式の中かっこ内の値を、kB、kGの値によって、
複数種類、記憶し、外部から与える切換信号によって、
そのうちの1つを選択すればよい。 光源の色温度によるkG、kBの値を、参考のために、次
の第1表に示す。 上記切換信号は、フィルム画像をプリススキャンし、
画像の状態を読取り、自動的に発生させてもよいし、ま
た、作業者が手動によって発生するようにしてもよい。
上記第1表を使用すると、4通りのパターンに切換える
ことができる。 なお、上記(3)式の補正は、マスキング回路110に
よって、近似的に実現することができる。マスキング回
路110は、通常、入力Y、M、C信号に対して、次に示
す(7)式の演算を行ない、Y′、M′、C′信号を得
る。 Y′=a11Y+a12M+a13C M′=a21Y+a22M+a23C C′=a31Y+a32M+a33C …(7)式 aij(i,j=1、2、3)は、予め定められた定数であ
る。ここで、a11をa11{1+(logkB)/Y0}、a22をa22
{1+(logkG)/M0}に変えると、Y=Y0、M=M0のと
きに限って、(3)式が成立し、他の場合は(3)式の
近似式となる。したがって、Y0、M0を中間調濃度(たと
えば、255レベルのうちの128レベル)に設定しておけ
ば、Y、Mのほぼ全体にわたって良好な近似値を得るこ
とができる。 上記実施例と同様に、a11{1+(logkB)/Y0}、a22
{1+(logkG)/M0}を、kG、kBに応じて複数組の値を
記憶し、適宜切換え可能としておけばよい。 また、上記の変形例としては、γ補正回路111におい
ても、上記と同様の結果を得ることができる。γ補正回
路111において、たとえば、入力Y、M、C信号を、次
に示す(8)式によって、Y′、M′、C′信号に変換
する。 Y′=b1Y M′=b2M C′=b3C …(8)式 ここで、b1をb1{1+(logkB)/Y0}、b2をb2{1+
(logkG)/M0}と置変え、この値の組を複数、記憶して
おけば、上記と同様に近似的に(3)式を成立させるこ
とができる。ただし、この場合は、マスキング後のY、
M、Cに対して処理が行なわれるので、近似の精度は、
上記例よりも若干悪くなる。 上記のようにすれば、作業者が熟練をそれほど必要と
せずに、また簡単な回路構成によってカラーフィルムの
カラーバランスを補正することができ、色補正作業の定
型化、すなわち、操作性の向上を図ることができる。 また、上記実施例において、照明光源の色補正だけで
なく、フィルムの退色、現像条件による変色等に対して
も、kG、kBの値を予め求めておけば、全て本発明を適用
できる。 [発明の効果] 本願発明によれば、カラーフィルムに記録されている
画像が、様々な撮影条件下で撮影された画像であって
も、また、様々なフィルムの変色条件の影響を受けてい
ても、その画像を、適正なカラーバランスを有する画像
に調整することができ、その調整が簡単であるという効
果を奏する。
を画素毎に出力し、レーザビームプリンタ等のカラープ
リンタに出力データを送る従来のカラーフィルム読取装
置は、銀塩のプリントシステム、または、大規模なもの
ではデジタルスキャナライター等が存在する。 [発明が解決しようとする問題点] 上記従来装置においては、撮影時の証明条件およびフ
ィルムの退色、現像条件による変色によって、カラーフ
ィルム上の画像バランスが大きく異なる。したがって、
適正なカラーバランスを持った出力画像を得るために必
要な補正条件を見つけ出すには、操作者の熟練や多大な
作業量が必要になるという問題がある。 本願発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであ
り、カラーフィルムに記録されている画像が、様々な撮
影条件下で撮影された画像であっても、また、様々なフ
ィルムの変色条件の影響を受けていても、その画像を、
適正なカラーバランスを有する画像に調整することがで
き、その調整が簡単であるカラーフィルム読取装置を提
供することを目的とするものである。 [問題点を解決するための手段] 本願発明は、カラーフィルムを読み取ることによって
カラー画像データを得るカラーフィルム読取手段と、複
数の光源の色温度とフィルムの変色条件とに応じた複数
の色補正データを記憶する色補正データ記憶手段と、上
記記憶されている複数の色補正データから所定の色補正
データを選択する色補正データ選択手段と、上記選択さ
れた色補正データを用いて、上記カラー画像データに対
してカラーバランス調整処理を行うカラーバランス調整
処理手段とを有するカラーフィルム読取装置である。 [実施例] 第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。 この実施例は、フィルムを照明する照明光源101と、
コンデンサレンズ102と、読取るべきカラーフィルム103
と、結像レンズ104と、RGB3色のフィルタを交互に配列
したインライン型のCCD105と、CCD105の出力をサンプル
ホールドしA/D変換しRGBのデジタルデータを出力するA/
D変換器106と、CCD105の1ラインの感度ムラ、照明光源
の光量ムラ、色温度を補正するシェーディング補正回路
107と、RGB信号をCMY濃度信号に変換する対数変換器108
と、周知の色補正処理を行なうUCR回路109と、マスキン
グ回路110、γ補正回路111と、レーザビームプリンタ等
のカラープリンタ112とを有する。 フィルム103は図示しない走査機構によって矢印方向
に所定速度で送られ、1走査線毎に、プリンタ112によ
って画像が出力される。また、フィルム103が固定であ
り、レンズ104、CCD105が走査されるようにしてもよ
い。シェーディング補正回路107は、たとえばフィルム1
03を取除いた状態でのCCD出力によって入力信号を規格
化する役割を持つものである。 次に、上記実施例の動作について説明する。 ここでは、フィルム103がカラーリバーサルフィルム
である場合を考える。カラーリバーサルフィルムの階調
記録特性(被写体光量Eと、これを記録したフィルムの
透過率Tとの関係)は、対数目盛によって一般に、第2
図に示すように表される。 2−R、2−G、2−Bの曲線は、それぞれ、R、
G、Bの透過率に対応するものである。つまり、GR、G
G、GBを所定の定数とし、2−R、2−G、2−Bの直
線部の傾きの絶対値をそれぞれγR、γG、γBとする
と、次の(1)式で表される。 −logTR=GR−γR・logER −logTG=GG−γG・logEG −logTB=GB−γB・logEB …(1)式 ここで、TR、TG、TBは、R、G、Bそれぞれのフィル
ムの透過率であり、第1図の中で、R、G、Bと記載し
てあるものである。また、ER、EG、EBはR、G、Bそれ
ぞれの被写体光量を示すものである。被写体濃度信号
C、M、Yを対数変換器108が出力するものとすると、 C=−logER M=−logEG Y=−logEB が出力されればよいのであるから、対数変換器108
は、次の(2)式の変換を行なう。 C=−(1/γR)・logTR M=−(1/γG)・logTG Y=−(1/γB)・logTB …(2)式 ここで、シェーディング補正回路107において、TR、T
G、TBがある透過率で規格化されているので、(1)式
におけるGR、GG、GBが(2)式から消えている。 次に、撮影時のRGBの光量バランス(ER、EG、EBの
比)が所定の条件からずれた場合を考える。すなわち、
晴天日中、戸外での太陽光のER、EG、EBの比が1:1:1で
あると規格化し、ある撮影条件下ではそれが、1:kG:kB
になったとする(つまり、ER→ER、EG→kG・EG、EB→kB
・EBになったとする)。この場合、上記(2)式を、次
の(3)式に変えなければならない。 C=−(1/γR)・logTR M=−(1/γG)・logTG+logkG Y=−(1/γB)・logTB+logkB …(3)式 つまり、対数変換されたM、Y信号にさらにそれぞれ
logkG、logkBのバイアス信号を与えなければならない。
UCR回路109が、上記バイアス信号を与える。次に示す
(4)式の変換によって、UCR回路109が入力C、M、Y
信号からC′、M′、Y′、K′を生成する。 K=min(Y、M、C) Y′=Y−αY(K−βY) M′=M−αM(K−βM) C′=C−αC(K−βC) K′=αK(K−βK) …(4)式 なお、K′は墨信号であり、α、βは、それぞれ、各
色について予め定められた定数である。 ここで、上記(4)式中のY′、M′に関する式を、
次に示す(5)式に変えることによって、(3)式を実
現できる。 Y′=Y−αY(K−βY)+logkB M′=M−αM(K−βM)+logkG …(5)式 上記(5)式は、実際には、回路構成上、次の(6)
式のように表わす。 Y′=Y−αY[K−{βY+(logkB)/αY}] M′=M−αM[K−{βM+(logkG)/αM}] …(6)式 (6)式の中かっこ内の値を、kB、kGの値によって、
複数種類、記憶し、外部から与える切換信号によって、
そのうちの1つを選択すればよい。 光源の色温度によるkG、kBの値を、参考のために、次
の第1表に示す。 上記切換信号は、フィルム画像をプリススキャンし、
画像の状態を読取り、自動的に発生させてもよいし、ま
た、作業者が手動によって発生するようにしてもよい。
上記第1表を使用すると、4通りのパターンに切換える
ことができる。 なお、上記(3)式の補正は、マスキング回路110に
よって、近似的に実現することができる。マスキング回
路110は、通常、入力Y、M、C信号に対して、次に示
す(7)式の演算を行ない、Y′、M′、C′信号を得
る。 Y′=a11Y+a12M+a13C M′=a21Y+a22M+a23C C′=a31Y+a32M+a33C …(7)式 aij(i,j=1、2、3)は、予め定められた定数であ
る。ここで、a11をa11{1+(logkB)/Y0}、a22をa22
{1+(logkG)/M0}に変えると、Y=Y0、M=M0のと
きに限って、(3)式が成立し、他の場合は(3)式の
近似式となる。したがって、Y0、M0を中間調濃度(たと
えば、255レベルのうちの128レベル)に設定しておけ
ば、Y、Mのほぼ全体にわたって良好な近似値を得るこ
とができる。 上記実施例と同様に、a11{1+(logkB)/Y0}、a22
{1+(logkG)/M0}を、kG、kBに応じて複数組の値を
記憶し、適宜切換え可能としておけばよい。 また、上記の変形例としては、γ補正回路111におい
ても、上記と同様の結果を得ることができる。γ補正回
路111において、たとえば、入力Y、M、C信号を、次
に示す(8)式によって、Y′、M′、C′信号に変換
する。 Y′=b1Y M′=b2M C′=b3C …(8)式 ここで、b1をb1{1+(logkB)/Y0}、b2をb2{1+
(logkG)/M0}と置変え、この値の組を複数、記憶して
おけば、上記と同様に近似的に(3)式を成立させるこ
とができる。ただし、この場合は、マスキング後のY、
M、Cに対して処理が行なわれるので、近似の精度は、
上記例よりも若干悪くなる。 上記のようにすれば、作業者が熟練をそれほど必要と
せずに、また簡単な回路構成によってカラーフィルムの
カラーバランスを補正することができ、色補正作業の定
型化、すなわち、操作性の向上を図ることができる。 また、上記実施例において、照明光源の色補正だけで
なく、フィルムの退色、現像条件による変色等に対して
も、kG、kBの値を予め求めておけば、全て本発明を適用
できる。 [発明の効果] 本願発明によれば、カラーフィルムに記録されている
画像が、様々な撮影条件下で撮影された画像であって
も、また、様々なフィルムの変色条件の影響を受けてい
ても、その画像を、適正なカラーバランスを有する画像
に調整することができ、その調整が簡単であるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。
第2図は、カラーリバーサルフィルムの階調記録特性を
示す図である。 103……入力対象フィルム、 107……シェーディング補正回路、 108……対数変換器、 109……UCR回路、 110……マスキング回路、 111……γ補正回路。
示す図である。 103……入力対象フィルム、 107……シェーディング補正回路、 108……対数変換器、 109……UCR回路、 110……マスキング回路、 111……γ補正回路。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.カラーフィルムを読み取ることによってカラー画像
データを得るカラーフィルム読取手段と; 複数の光源の色温度とフィルムの変色条件とに応じた複
数の色補正データを記憶する色補正データ記憶手段と; 上記記憶されている複数の色補正データから所定の色補
正データを選択する色補正データ選択手段と; 上記選択された色補正データを用いて、上記カラー画像
データに対してカラーバランス調整処理を行うカラーバ
ランス調整処理手段と; を有することを特徴とするカラーフィルム読取装置。 2.特許請求の範囲第1項において、 上記色補正データは、上記カラー画像データを構成する
所望の色成分を基準として、他の色成分の補正量を示す
係数であることを特徴とするカラーフィルム読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62293792A JP2736526B2 (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | カラーフィルム読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62293792A JP2736526B2 (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | カラーフィルム読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01135267A JPH01135267A (ja) | 1989-05-26 |
JP2736526B2 true JP2736526B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=17799224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62293792A Expired - Lifetime JP2736526B2 (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | カラーフィルム読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2736526B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59224861A (ja) * | 1983-06-06 | 1984-12-17 | Canon Inc | カラ−複写機 |
JPS61296858A (ja) * | 1985-06-25 | 1986-12-27 | Ricoh Co Ltd | カラ−画像処理装置 |
JP2746872B2 (ja) * | 1986-02-28 | 1998-05-06 | キヤノン株式会社 | 画像処理方法 |
-
1987
- 1987-11-20 JP JP62293792A patent/JP2736526B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01135267A (ja) | 1989-05-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |