JPH0214868Y2 - - Google Patents

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JPH0214868Y2
JPH0214868Y2 JP7735783U JP7735783U JPH0214868Y2 JP H0214868 Y2 JPH0214868 Y2 JP H0214868Y2 JP 7735783 U JP7735783 U JP 7735783U JP 7735783 U JP7735783 U JP 7735783U JP H0214868 Y2 JPH0214868 Y2 JP H0214868Y2
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foot lever
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timer
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JP7735783U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は足踏式スポツト溶接機用警報装置に
関する。
周知のようにこの種溶接機は、足踏みレバーを
踏みこむことによつて、電極チツプをして被溶接
物を加圧し、この状態で通電することにより所要
のスポツト溶接を行うようにしている。ところ
が、足踏みレバーを充分踏みこまないで通電した
とすると、被溶接物の加圧力に不足が生じ、溶接
個所に孔があいたりすることがある。
この考案は足踏みレバーの踏みこみ不足のまま
溶接が進行しないように、かつその旨を警報する
ようにすることを目的とする。
この考案は溶接に際し、足踏みレバーが、予め
定めた下死点位置まで所定の時間内に到達しない
ときは、通電されないようにするとともに、その
旨を警報することにより、踏みこみに不足がある
ことを知らせるように構成したことを特徴とす
る。
この考案の実施例を図により説明する。第1図
において、1は溶接機本体、2は本体1の上面に
設置された可動アームで、軸3を中心として揺動
自在とされてあり、その一端に電極チツプ4を支
持している。5は電極チツプ4と対をなす電極チ
ツプで、これは固定アーム6に支持されている。
両電極チツプ4,5間に被溶接物が挿入され、溶
接される。7は足踏みレバーで、軸8を支点とし
て揺動自在とされており、9はその足踏部、10
は戻しバネである。足踏みレバー7の先端に加圧
ロツド11が連結されてあり、足踏みレバー7が
踏みこまれたとき上昇し、可動アーム2を回動さ
せる。この回動によつて両電極チツプ4,5はそ
の間に挿入された被溶接物を加圧する。
これらの構成は通常のこの種溶接機と特に相違
するところはない。この考案では足踏みレバー7
の踏みこみ位置を検出するために足踏みレバー7
が踏みこまれた、上死点から離れたときに動作す
る第1のスイツチLS1と、足踏みレバー7がその
あと下死点まで踏みこまれたときに動作する第2
のスイツチLS2を設ける。スイツチLS1は常に定
位置(上死点)に設置されているが、スイツチ
LS2は、足踏みレバー7がその位置まで踏みこま
れたときに、電極チツプ4が所定の加圧力によつ
て被溶接物を加圧するに足る位置に設置される。
したがつて加圧力を変更するとき或いは被溶接物
の厚み等により、その位置は適宜上下方向に調整
される。
第2図において、Tは溶接電源の端子、Mgは
電磁開閉器、Mgaはその接点、ATは溶接変圧
器、S1,S2はスイツチ、R1〜R5はリレー、TM
はタイマ、BZは警報器で、たとえばブザーと表
示灯の一方又は両方であつてもよい。CTはサイ
クルカウンタで、トランスTSから与えられる溶
接電圧の半波電圧毎にオンとされるトランジスタ
Trを介して入力が与えられる。R1a〜R1cはリレ
ーR1の接点、R2a〜R2cおよびR2a′はリレーR2
接点、R3a,R3bはリレーR3の接点、R4a,R5aは
リレーR4,R5の接点、TMaはタイマTMの接点
で、限時動作が終了してタイムアツプしたときに
動作する。CT1はサイクルカウンタCTが予め定
められた数だけ入力数をカウントしたときに動作
する接点である。
以上の構成において、通常はスイツチLS1はオ
フしているものとし、スイツチS1,S2がいずれも
オン状態にあるとし、今足踏みレバー7を踏み込
んだとする。
するとまずスイツチLS1がオンとされる。この
オンに基づいてリレーR1が動作し、その接点
R1a,R1cがオンとされ、接点R1bはオフとされ
る。接点R1bのオフによりサイクルカウンタCT
のリセツトは解除され、接点R1cのオンにより、
タイマTMが動作を開始する。
タイマTMは予め設定されてあるタイマ時間を
終了すると、その接点TMaがオンとされるので
あるが、タイマ時間を終了する以前に、足踏みレ
バー7が所定の下死点まで到達すれば、スイツチ
LS2がオンとなり、リレーR2が動作して、その接
点R2aまで自己保持されるとともに、接点R2bの
オンにより、電磁開閉器Mgが動作し、その接点
Mgaがオンとされ、溶接が開始される。
一方接点R2cのオフ(又はスイツチLS2のb接
点LS2′のオフ)により、タイマTMへの通電は解
除されて、その限時動作が停止される。すなわち
タイマ時間の終了前にタイマTMの動作は停止し
てしまう。
スイツチLS1の動作によつてサイクルカウンタ
CTが動作を開始する。すなわち前記のようにリ
レーR1が動作すると、接点R1bがオフされる。こ
れによつてサイクルカウントCTのリセツトは解
除され、パルス入力の受付が可となる。同時に接
点R1aはオンとなつている。
足踏みペダルが更に踏み込まれて、スイツチ
LS2がオンとされると、リレーR2とトランスTS
の1次コイルが励磁される。リレーR2の励磁に
より、接点R2aがオンとなり、リレーR2は自己保
持される。
一方トランスTSの1次コイルが励磁されると、
その2次コイルに誘導電圧が発生され、ダイオー
ドによる半波整流、抵抗によるトランジスター
Trの入力電圧調整(電圧降下作用)により、ト
ランジスターTrのベース電圧として、調圧され
た半波整流電圧が印加される。
トランジスターTrはスイツチングトランジス
ターであり、半波整流電圧がある程度の高さにな
ると、コレクター、エミツター間が導通状態にな
る。これが半波整流電圧の波毎に行なわれる。
これによつてサイクルウカンタCTのコモン端
子から、入力端子へ電流が方形波パルス状に入力
され、サイクルカウンタCTはその数を計数する。
すなわち商用周波数電源によるスポツト溶接電流
の周波数が計数される。
以上のようにしてサイクルカウンタCTが予め
定めた入力数だけカウントしたとき、その接点
CT1がオンとされる。これによりリレーR3が動
作し、その接点R3aがオフすることにより、電磁
開閉器Mgは復帰し、これにより溶接は終了す
る。
このあと足踏みレバー7の足踏みを解除すれ
ば、戻しバネ10の弾力により上昇する。すると
スイツチLS2,LS1が復帰し、これにともなつて
リレーR1,リレーR2も復帰するので、サイクル
カウンタCTはリセツトされ、そのカウント値を
零にする。
以上によつて1回の溶接作業は終了する。
ところが、最初スイツチLS1が足踏みレバー7
により動作したあと、タイマTMに設定されてい
るタイマ時間を経過した時点で、スイツチLS2
いまだ足踏みレバー7により動作状態に入つてい
なかつたとする。このときはタイマTMのタイム
アツプの時点で、リレーR2は動作状態にないか
ら接点R2cはオンのままである。そして前記タイ
ムアツプにより接点TMaがオンとされるので、
警報器BZが動作してその旨を報知する。接点
TMaのオンにより、リレーR5が動作してその接
点R5aがオンとされる。接点R5aによりリレーR5
は自己保持され、警報器BZの動作を継続する。
一方このときスイツチLS2は動作状態にないか
ら、リレーR2は動作せず、したがつて電磁開閉
器Mgは動作状態に入らないから、溶接のための
通電は何ら開始されない。以上により、足踏みレ
バー7の足踏み不足、したがつて被溶接物への加
圧不足が報知されるし、又通電も開始されない。
なおこの時点で足踏みレバー7の踏みこみを解除
すれば、足踏みレバー7は上昇し、この過程でス
イツチLS1が動作するから、それまで動作状態に
あつたリレー・サイクルカウンタCTは復帰・リ
セツトされることは、前記したと同様である。な
お警報器BZのリセツトはスイツチS2又はS1をい
つたん開くか再度溶接すればよい。
以上詳述したようにこの考案によれば、足踏み
レバーを踏みこんでから所定の時間内に所定位置
まで踏みこまれなかつたときは、警報器が動作
し、踏込みの不足を報知するので、作業者は直ち
に踏込みの不足を知ることができ、以後の作業の
際には踏込みに不足が生じないように注意するよ
うになるし、又このような踏込みの不足時には被
溶接物に通電しないようにしているので、不都合
は溶接は生じないといつた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例による溶接機の概略
側面図、第2図は制御回路図である。 7…足踏みレバー、LS1…第1のスイツチ、
LS2…第2のスイツチ、TM…タイマ、TMa…タ
イマTMの接点、Mg…電磁開閉器、Mga…電磁
開閉器の接点、BZ…警報器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 足踏みレバーの踏込みが開始されてから予め定
    めた下死点まで踏込まれるまでの所定の位置を前
    記足踏みレバーが通過するとき動作する第1のス
    イツチと、前記足踏みレバーが下死点に到達した
    ときに動作する第2のスイツチと、前記第1のス
    イツチが動作したことによつて動作を開始し、前
    記第2のスイツチの動作によつて限時動作が停止
    されるタイマと、前記第2のスイツチの動作によ
    つて被溶接物に溶接電流を流すように動作する電
    磁開閉器と、前記タイマが前記第2のスイツチの
    不動作により限時動作が終了してタイムアツプし
    たときに動作する警報器とからなる足踏式スポツ
    ト溶接機用警報装置。
JP7735783U 1983-05-23 1983-05-23 足踏式スポツト溶接機用警報装置 Granted JPS59185084U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7735783U JPS59185084U (ja) 1983-05-23 1983-05-23 足踏式スポツト溶接機用警報装置

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JP7735783U JPS59185084U (ja) 1983-05-23 1983-05-23 足踏式スポツト溶接機用警報装置

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Publication Number Publication Date
JPS59185084U JPS59185084U (ja) 1984-12-08
JPH0214868Y2 true JPH0214868Y2 (ja) 1990-04-23

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ID=30207390

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JP7735783U Granted JPS59185084U (ja) 1983-05-23 1983-05-23 足踏式スポツト溶接機用警報装置

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JPH0349828Y2 (ja) * 1986-07-08 1991-10-24

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JPS59185084U (ja) 1984-12-08

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