JPH02148393A - ホット商品自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コーヒー、紅茶などの中身飲料を缶に入れた
商品（以下「缶商品」と呼称する）を販売動作時に機内
で加熱し、ホット商品として販売に供するホット商品自
動販売機に関する。

〔従来の技術〕

頭記のホット商品自動販売機として、商品取出口に隣接
して筒形誘導加熱コイルとしてなる商品加熱装置を装備
しておき、常温ないし冷Ｗｌｉ温度状態で貯蔵されてい
る缶商品を、商品収納部より商品取出口へ向けて搬出す
る過程で、まず誘導加熱コイルに搬入して販売温度まで
加熱し、しかる後に缶商品を誘導加熱コイルから取出し
て商品取出口へ送り出すようにしたものが既に公知であ
る。

〔発明が解決しようとする１＄！闘） ところで、前記のように商品加熱装置を商品取出口に隣
接して配備した構成では、決起のような欠点がある。

（１）商品加熱装置が商品取出口の近傍に設置されてい
るために、商品取出口より手などを差し入れていたずら
され易く、また商品加熱装置の通電加熱時に手が触れる
と火傷、感電のおそれがあるなど、保安面での問題が残
る。

（２）商品加熱装置が商品取出口の近傍に配備されてい
るので商品収納部から商品加熱装置に至るまでの商品搬
出経路が長く、かつ筒形誘導加熱コイルで構成されてい
るために、このままでは商品収納部から払出された缶商
品が誘導加熱コイルへ到達する間に転勤姿勢が乱れて誘
導加熱コイル内にうまく投入されず、特別な商品姿勢制
御手段を講じる必要がある。

本発明は上記の点にかんがみなされたものであり、いた
ずら、並びに感電、火傷を防止して安全性を高めるとと
もに、商品加熱装置に対する缶商品の受は渡し、ｙ９出
動作が円滑に遂行できるようにしたホット商品自動販売
機を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段］ 上記課題を解決するために、本発明の自動販売機におい
ては、缶商品を受容して加熱する砂形誘導加熱コイルと
、該誘導加熱コイルを搭載して前端を商品取出口へ向け
商品収納部の下方に敷設した誘導加熱コイル移送用コン
ベアと、商品収納部より払い出した缶商品をコンベアの
後端に待機位置する誘導加熱コイルへ導くシュータとを
装備して構成するものとする。

〔作用） 上記の構成において、誘導加熱コンベア移送用コンベア
は、エンドレスのベルト、チェーンなどに誘導加熱コイ
ルを結合し、モータ駆動により誘導加熱コイルをコンベ
アの同上で巡回移送するものであり、かつ鞍形誘導加熱
コイルは待機値１で開放面を上に向けてコンベア上に保
持されている。

かかる構成で販売待機時には誘導加熱コイルは、商品取
出口より遠く離れたコンベアの後端部に待機位置してい
る。したがって、販売待機中に商品取出口より手などを
差し入れても誘導加熱コイルに触れることができず、い
たずらされたりするおそれはない。

ここで、販売指令が与えられて商品収納部より缶商品が
払い出されると、缶商品はシュータ上を転勤して鞍形誘
導加熱コイルへ落下受容される。

一方、誘導加熱コイルへの缶商品の受容が検知されると
、コンベアが始動し、これに並行して誘導加熱コイルへ
給電して缶商品を誘導加熱を開始する。この誘導加熱は
コンベア移送中の間続く、そして、誘導加熱コイルがコ
ンベアの前端に到達してコンベアに沿い下向きに姿勢を
反転すると、缶商品は自重で誘導加熱コイルより転がり
出て商品取出口へ落下搬出される。なお、これら一連の
動作は制御部からの指令で行われる。

しかも、上記のように誘導加熱コイルの移送と缶商品の
誘導加熱とを並行して行うことにより、ロスタイツ、な
しに販売動作を遂行できる。また、商品収納部に収納さ
れている缶商品の保存温度を検出し、この温度情報を基
にコンベアの移動速度を緩急制御して誘導加熱コイルが
待機位置から搬出位置へ到達するまでの時間、つまり誘
導加熱時間を！Ｊｌｌｔすることにより、商品取出口に
搬出された缶商品を常にホット飲料として適した温度（
約６０°Ｃ）に加熱して販売することもできる。

（実施例） 第１図は本発明実施例による自動販売機全体の構成図、
第２図は第１図における販売、加熱制御の説明図である
。

図において、１は自動販売機のキャビネット、２はその
前面扉、３は前面扉２に開口する商品取出口、４がキャ
ビネット１内に収設した複数コラムから成るサーペンタ
イン式の商品収納部、４ａは商品収納部４の搬出端に設
けたベンド機構、５は缶商品である。なお、缶商品５は
機内で低温、常温、ないし予熱された状態で貯蔵されて
いる。

かかる構成で、庫内における商品収納部４の下方には誘
導加熱コイル移送用のコンベア６が敷設され、かつこの
コンベア６に鞍形誘導加熱コイル７が搭載支持されおり
、さらに商品収納部４とコンベア６との間にはシュータ
８が設置されている。

ここで、コンベア６は前後のプーリ、スプロケ・メト間
に張架したエンドレスのベルト、チェーン６ａを駆動モ
ータ６ｂで駆動するものである。また、コンベア６の周
上に結合された誘導加熱コイル７は、断面円弧状の鞍形
コイル（この鞍形誘導加熱コイルは特願昭６３−１７０
１４９として同じ出願人より提案されている）であり、
販売待機状態ではコイルの開放端面を上に向けてコンベ
ア６の後端近傍に待機位置している。なお、図示されて
ないがコンベア６の上面側領域に沿ってその側方には給
電線が敷設されており、ここを移動する過程で誘導加熱
コイル６が高周波［源９より給を線を通じて給電を受け
るようになっている。さらに、シュータ８は商品収納部
４より払い出された缶商品５を待機位置の誘導加熱コイ
ル７へ導くためのものであり、誘導加熱コイル７の待機
位置に対向して下向きに傾斜したシュータの底部に出口
８ａが開口している。なお、図示実施例では、コンベア
６に対し、その同上には半周の位相差を与えて２基の誘
導加熱コイルが設置されている。また、図中で１０は商
品収納部４に収納されている缶商品５の保存温度を検出
する温度センサ、１１は制御部であってその制御機能は
第２図に表しである。

次に上記構成による缶商品５の加熱、ｖａ出動作につい
て説明する。まず、販売待機状態では、誘導加熱コイル
７が図示実線位！で示すようにコンベア６の後端部に待
機位置している。ここで販売指令が与えられると、制御
部１１からベンド信号が商品収納部４のベンド機構４８
に与えられて缶商品５が払い出される。また、商品収納
部４より払い出された缶商品５はシュータ８の上を転動
し、出口８ａより落下してその下方に待機している誘導
加熱コイル７に受容される。なお、この缶商品の受容状
態は図示されてない非接触式のセンサにより検知されて
制御部１１に入力される。

これにより制御部１１からコンベア６に対して搬送信号
が、同時に誘導加熱コイル７に加熱信号が出力され、こ
れを基にコンベア６が始動するとともに、誘導加熱コイ
ル７は高周波型Ｂ９より給電を受けて缶商品５の誘導加
熱を開始する。なお、誘導加熱の原理は周知でありここ
ではその説明を省く、この誘導加熱はコンベア６に沿っ
て搬送される間中継続し、そして誘導加熱コイル７がコ
ンベア６の前端に到達して下向きに方向反転するように
なると、缶商品５は自重で誘導加熱コイル７より転がり
出て落下し、商品取出口３に搬出される。同時に誘導加
熱コイル７への給電も停止するとともに、コンベア６は
誘導加熱コイル７の待機位置到達を検知して停止し、再
び販売待機状態に復帰する。

一方、制御部１１には缶商品５の庫内保存温度が温度セ
ンサ１０を介して与えられており、この保存温度情報を
基に制御部１１は、商品取出口３に搬出された缶商品５
が常にホット飲料として適した販売温度（６０°Ｃ程度
）となるように誘導加熱時間、つまりコンベア６の移動
速度を調節するようにしている。なお、コンベア移動速
度の調節はコンベア６の駆動モータ６ｂを回転数制御す
ることで実施できる。

〔発明の効果］ 本発明によるホット商品自動販売機は、以上説明したよ
うに構成されているので、決起の効果を奏する。

（１）ｌｆｉ導加熱加熱コイルンベアに搭載して商品取
出口より遠く離れた庫内に配備されており、したがって
機外から手などを差し入れても直接誘導加熱コイルに届
かず、いたずらを受けたり、加熱コイルに手を触れて火
傷、感電するおそれがなく安全である。

（２）誘導加熱コイルに受容した缶商品は、商品取出口
へ向けてコンベア移送過程で同時に誘導加熱でき、した
がって販売動作のロスタイムなしに販売時間の短縮化が
図れる他、誘導加熱コイルへの缶商品の受は渡し、商品
取出口への搬出動作も円滑に行える。加えてコンベアの
採用により、商品取出口への商品搬送を水平移動で実施
でき、躍られた庫内空間で商品搬出経路が大きなスペー
スを占有することがない利点も得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例によるホット商品自動販売機の全
体構成図、第２図は商品搬出５加熱制御の説明図である
０図において、 ｌ：自動販売機のキャビネット、３：商品取出口、４：
商品収納部、５：缶商品、６：コンベア、７：誘導加熱
コイル、８：シュータ、１１：制御部。 ゛−゛、＼

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）機内の商品搬出経路途上に商品加熱装置を配備し、
   販売指令により商品収納部より払い出した缶商品を商品
   加熱装置に導いて加熱し、しかる後に商品取出口へ搬出
   するようにしたホット商品自動販売機において、缶商品
   を受容して加熱する鞍形誘導加熱コイルと、該誘導加熱
   コイルを搭載して前端を商品取出口へ向け商品収納部の
   下方に敷設した誘導加熱コイル移送用コンベアと、商品
   収納部より払い出した缶商品をコンベアの後端に待機位
   置する誘導加熱コイルへ導くシュータとを装備したこと
   を特徴とするホット商品自動販売機。